鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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6月の鹿島:劇的な変化をもたらした大岩監督
6-7月日程
6月の試合の感想
大岩監督に交代してから明らかに鹿島のサッカーが変わり、6月は天皇杯も含めて4連勝スタートとなりました。
鈴木満強化部長も対戦カードを考えての、このタイミングでの監督交代だったのでしょう。
カテゴリーが下の岡崎をはじめ、リーグ戦の対戦相手も下位ばかりでしたが、それを差し引いても13得点1失点の全勝は素晴らしいです。
それもこれも、こーめいが前回の記事で監督解任の共通点として挙げた2列目の選手を入れ替えたことが大きかったですね。
広島戦から2列目は中村とレアンドロのコンビになりました。
この2人がいきなり結果を出して広島戦ではゴールを奪い、札幌戦ではアシストを決めましたね。
これまで石井前監督のときには、あまり使われず、起用されても活躍できていなかった2人でしたが、大岩監督の明確な戦術と的確なアドバイスでその真価を発揮し始めました。
それに対して、石井前監督はチーム全体の指示は出しても、選手個別の指示は出せなかったそうですから、昨年の永木や今季加入のレアンドロらがなかなかチームにフィットできなかったのも頷けます。
中村に関しては、セレーゾ時代からこーめいは土居ではなく、選手構成表のトップ下に彼を入れていましたから、ようやくかという感じです。
岡崎戦では、ターンオーバーを決行しながら5点を取っての快勝となりました。
天皇杯では下位カテゴリークラブにターンオーバーをして苦戦、ベストメンバーで臨んで敗戦ということも割とありますが、勝ったことはもちろん、しっかり若い選手が活躍したのも大きな成果でしたね。
これだけメンバーが代わっていいサッカーができているのは、やはり大岩監督のやりたいサッカーがしっかり描けており、指示が明確ということでしょう。
広島、札幌戦では後半失速、新潟戦ではおそらく練習で負荷をかけすぎて選手が走れなかったのだと思いますが、全体的に動きが悪かったですね。
その点は、これからの課題ではありますが、それを改善する選手も方法もあるので、6月のメンバーから多少入れ替えることで良くなって行くでしょう。
正直、結果はもちろん、内容も良くなっているので、特に書く事もないのですが、今回はその課題の改善点と鹿島の攻撃について書いておこうと思います。

分かっていても止められない攻撃へ昇華を
・2列目の選手のボールの収まり、ポジショニング
・追い抜く動き
・サイドチェンジ
・中央からの攻撃

大岩監督になってから、攻撃面で確実に変わっているのは上記の4点です。
広島戦や札幌戦など、前半にいい戦いができているのは、2列目の中村とレアンドロがボールを収めて、パスを出した後も走っているからですね。
これによって全線の4人の距離が近くなり、ボールが収まらずにダイレクトでしかパスをはたけない土居と足元が下手なPJでもテンポのいいパス交換ができています。
中村とレアンドロのポジションが真ん中に寄っていることもあって、サイド中心だった石井前監督のときと比べて中央からの攻撃も増えています。
守る側からすれば、当然ゴールが近い真ん中から攻められる方が怖いので、中央の守りを厚くして来ます。
しかし、鹿島のサッカーはサイドバックのオーバーラップもありますから、相手を中央に寄せてサイドからという攻撃も非常に得意としています。
というより、本来の鹿島のサイド攻撃はそういう形であり、その意識がサイドチェンジの増加にも繋がっていますね。
しかし、広島戦や札幌戦は後半に失速しています。
これは全体的に運動量が落ちて、選手間の距離が広がっていることが原因です。
そうなると当然、前線の選手がボールをキープして味方が走る時間を作らないといけないのですが、2列目の中村やレアンドロからいい形でトップにボールを送っても、土居とPJがロストしまくりなので、そこでボールを刈られて、その勢いのまま攻められてしまっていました。
PJはがんばってボールキープしようとはしていますし、大岩監督になって持ち味も結果も出せるようになって来ていますけどね。
この改善は選手を入れ替えるのがもっとも簡単です。
ところが今の鹿島には柳沢や大迫のようなタイプの選手がいません。
金崎もボールコントロールやパスがけっこう雑ですし、ポテンシャルはある鈴木もこのところ伸び悩んでいますからね。
もっともコンスタントに安定してボールを持てるのは現時点では金森だと思いますし、天皇杯で全得点に絡んだ安部も期待できます。
ただ、安部に関しては当面はチャンスがあれば途中交代で使って育てて行くのがいいでしょうね。
このトップでのボールの収まりを改善できれば、鹿島のサッカーの特徴である分かっていても止められない攻撃ができるようになると思います。
この分かっていても止められない攻撃っていうのは、文字通り脅威で、15シーズンに優勝した広島もそうでした。
もともと1トップ2シャドーでのフリックなどのコンビネーションによる中央からの崩し、ミキッチや柏によるサイドからの仕掛けと、広島の攻撃はやっかいなものでした。
しかし、その2つだとしっかりマークさえついてたら抑えることは可能でした。
15シーズンはそこにドウグラスという選手が加わって、ゴール前に高さが生まれました。
これによって、今まではミキッチや柏にドリブルでやられなければ守れていたのですが、ドリブルでマークを抜かなくても、アバウトでもクロスを上げてしまえば、ドウグラスが何とかしてくれていましたからね。
空中戦に競り勝つだけでなく、ペナルティエリア内でクロスを普通にトラップまでされたらDFはたまったものじゃありません。
この攻撃の威力はかなりのもので、戦力の乏しいチームだと抑えるのが大変で、どういう攻撃をしてくるか分かっていても止められないっていう状態でした。
鹿島のスタイルではやはり2列目の選手の能力、ポジショニングが重要ですね。
そこでボールを収めてゲームを作っていくわけですが、前線の選手が流動的に動くことで相手にとってはマークをしづらくなります。
中央の攻撃を抑えられても、今度はサイドバックがオーバーラップしてサイド攻撃。
そこでチャンスを作れなければサイドチェンジ、もしくはもう一度中央からと攻撃の目先を変えて行きます。
その度に、相手のDFは守備をシフトしながら、流動的に動く鹿島の選手を掴まえなければいけないので、必ずどこかにスペースが出来て、マークのズレが生じます。
広島の攻撃が中央、サイド、高さだったのに対して、過去の鹿島は中央、サイド、流動性を武器に分かっていても止められない攻撃を構築していました。
その分、ボールを奪われたあとの守備でも選手個人の高い判断力が求められるのですが、大岩監督のサッカーは、鹿島の本来のサッカーを取り戻そうという意識が見てとれますね。
守備については次回にでも書こうと思います。
懸念材料だった2列目は中村、レアンドロ、遠藤で回して行くでしょうし、トップとサイドバックの人選によっては、充分、分かっていても止められないサッカーを実現することは可能だと思います。

7月はアウェイ連戦
7月はアウェイ4連戦からのスタートです。
しかも、リーグ戦3試合の間隔は中2日、中3日の天皇杯は今季から下位カテゴリーのホームで試合をするレギュレーションに変わっています。
G大阪戦はACLの関係でこのタイミングになっているわけですが、ACLの試合がないのにこんな過密日程になっているというのは、早々に敗退してしまった鹿島にとって皮肉な感じも受けます。
ACLを優勝するために、今季はこれだけの選手を補強したわけですからね。
逆に言えば、こんな理不尽なアウェイ連戦を乗り切れるだけの戦力が揃っているとも言えます。
抗議の意味を含めて、G大阪戦は柏戦に帯同した選手は連れて行かないという手もありますが、3,4人のメンバーを入れ替えながらの総力戦を展開していくことになるでしょう。
6月の戦いは下位クラブばかりでしたから、この7月で大岩監督のサッカーの真価が問われると思います。
真価というには、やっぱりきつすぎる日程ですけどね。
しかし、試合内容は確実に良くなっていますし、大岩監督のマネージメント次第では充分4連勝も狙えます。
連戦のあとはセビージャとの試合があって、最後は甲府戦です。
3連戦をすべて勝つと首位になりますし、FC東京戦からはもうリーグ戦の折り返しです。
柏、G大阪、FC東京にきっちり勝ちきれるようなら、小笠原の口癖である「ぶっちぎりで優勝する」というのも、今度こそ実現可能なのではないかと思います。
そして、連戦が終わったあとは、6月のメンバーから2,3人のレギュラー変更が起きているかもしれないですね。
柏戦は植田が負傷でいきなりピンチではありますが、CBに入る三竿健に代わって久しぶりのリーグ先発となる永木の働きが鍵になりそうです。
そして、前線にもメンバー変更がありそうなので、代わって出場する選手に期待です。
首位の柏を破って、いい連戦スタートにしたいですね。

得点アシスト6月

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5月の鹿島:噛み合いだした歯車をぶち壊して解任へまっしぐら
鹿島5-6スケジュール
5月の試合の感想
4月の終わりにチーム状態が少し上がって来たと書きましたが、その通り浦和戦ではいい試合をして、接戦をものにしました。
ここから上昇気流に乗って行ければ良かったのですが、もう1つのある意味重要な試合、ACLのムアントン戦で石井監督は噛み合いだした歯車をぶち壊してしまいましたね。
グループリーグの最終戦、すでにラウンド16への進出は決まっていましたが、石井監督は勝ちに行く姿勢を見せていました。
それはいいのですが、あそこまでガチに勝ちに行く采配を行うとは、予想の斜め上を行っていましたね。
ムアントン戦のテーマとしては、遠藤、レオ、昌子ら、替えのきかない主軸を休ませる、もしくは、彼ら主軸に金森、レアンドロ、三竿、伊東らをからめて行く2つがありました。
あくまで勝ちに行くと言っても、ローテーションによって選手を休ませる、またはチーム力を高める方法をとりながら戦わないといけないですよね。
しかし、石井監督はこのどちらも選ばなかったわけで、これが最大の失策となってしまいました。
一応、浦和戦から永木、鈴木、三竿雄の3人は替えていましたが、永木と鈴木は主力で今さらチームにフィットさせるための起用ではないですからね。
山本が出られなくて右サイドは三竿雄を起用していたくらいですが、それも継続して使うつもりがないなら、チーム力の向上には繋がりません。
先発メンバーでそこらへんのチョイスが大きく間違っていましたし、選手交代がこれまた最悪でした。
レオ・シルバには明らかに立ち上がりから疲労が見てとれましたし、ボールに食いつきすぎてかわされるシーンが多かったですね。
失点にも絡んでいましたし、早めに交代させるべきでした。
リードを許す展開にもならず、60分には勝ち越しゴールを決めていたのに、交代カードを1枚しか切らなかったのも謎です。
その1枚も88分ですからね。
この試合の先発メンバー選び、交代カードの采配が完全に歯車を狂わせました。
連戦となる神戸戦で選手がよく走れて、球際で戦えていたなら問題なかったのですが、当然そんなことはなく、遠藤とレオが試合中の負傷で離脱してしまいます。
昨年もこのブログで書いたように、そして実際にそうだったように、遠藤がいないと鹿島は攻撃の組み立てはできないですからね。
レオも出場できないとなると尚更です。
ここですでに石井監督の解任は見えて来ていましたね。
そして、予想を裏切ってくれることなく、遠藤とレオの抜けた鹿島の攻撃はあまりにも酷く、神戸、川崎、広州戦で合計1得点しか取れずに3連敗を喫します。
ホームでのラウンド16第2戦こそ勝利はしますが、2戦トータルでは引き分け、アウェイゴールの差でACL敗退が決まってしまいました。
5月は3勝3敗とはいうものの、1試合は相手も鹿島も勝っても負けても良かったムアントン戦。
そして、1つはホームで無失点勝利という余裕のある広州に上手く戦われたラウンド16の第2戦です。
結果だけでなく内容も悪く、ケガ人が出たことで石井監督の采配も再び幅がなくなり、5月に差し込んだ一条の光もまったくなくなって真っ暗闇になってしまいました。
そこが改善されていたなら、もう少し延命もできたと思いますが、この状態では解任もやむなしです。
相変わらずリーグ戦はホームで勝てていませんし、散々な結果の5月でしたね。
しかし、監督が交代したことで、鹿島にとってタイトルを獲るための大きなターニングポイントになるかもしれません。

監督解任はすべて同じ理由
鹿島のフロントは監督を解任するときの理由に、成績はもちろん、選手との信頼関係がどうなっているのかを見ているそうですね。
今回、信頼関係は崩れていなかったとのことですが、石井監督は選手に個別に指示を出せなくて、それが理由で選手がピッチで好き勝手に自分の好むプレイばかりするようになっていました。
それは、試合を観ていれば分かりますし、そういう選手をはずせずに起用し続けていましたから、選手からはある意味舐められていた部分もあるのでしょう。
それも信頼関係が崩れているということになると、こーめいは思いますね。
しかし、それとは別に、監督が解任されるに至る共通の理由があります。
近年では、セレーゾ監督、石井監督が解任されましたが、成績が落ちて契約満了となったオリヴェイラ監督も含めて考えてみますと、やはり2列目の選手の起用方法が問題なんですよね。
オリヴェイラ監督が3冠をはじめ、数々のタイトルを獲得できたのは本山の存在が大きいです。
その証拠に本山がコンディションの問題から、出場できなくなると急激に弱くなって行きました。
11シーズンのナビスコ杯は、震災の影響でかなり有利な状況で獲得したものでしたからね。
オリヴェイラ監督は、本山が出場できなくなるとフェリペ・ガブリエルという鹿島史上、最悪の外国人を使い続けました。
ボールは持てず技術も低く、攻撃の組み立てができません。
それだけならまだしも、長期間出場機会を与えられてもまったく成長が見られない選手でした。
こーめいは早くからガブリエルではなく、遠藤を起用するように言っていました。
11シーズンはガブリエルの怪我もあって遠藤の出場機会も増えてはいましたが、オリヴェイラ監督は頑なにガブリエルを優先して使い続けたのでチームが弱体化、成績や試合内容を観れば、ネガティブな契約満了による退任は当然の結末でしたね。
むしろ、タイミング的には遅いくらいでした。
そして、12シーズンに就任したジョルジーニョ監督が、現在の主軸となっている遠藤をひとり立ちさせると言って積極起用するようになったんですね。
ジョルジーニョ監督は個人的な理由で1年での退任となりましたが、クラブは契約延長を申し出ていました。
リーグ戦の成績は初の二桁順位でしたが、あのシーズンは曽ケ端の凡ミスによる失点で勝ち点8は損してましたから、それがなければ普通に5位くらいにはいましたからね。
ジョルジーニョ監督時代は4-2-3-1で戦っていましたが、最初はドゥトラをトップ下で起用していました。
これまた、ボールを持てない、ゲームを作れないブラジル人でそこで攻撃が止まってしまうことが多かったです。
それから、2列目を左からドゥトラ、レナト、遠藤にすることでチームが機能したという経緯があります。
ボールの持てるレナトと遠藤が攻撃を作って、ボールを持てないドゥトラが左から中央に入って得点を獲るというパターンがはまっていました。
大迫の出場時間も、11シーズンから1000分近く増えました。
実は、大迫と遠藤が、それぞれFWとMFのポジションでファーストチョイスとなったのが、このシーズンです。
その次は、セレーゾ監督です。
セレーゾ監督も4-2-3-1を主として戦い、1年目の後半からはトップ下に土居を起用していました。
これがリンクマンとして機能はしていたのですが、トップの大迫と右の遠藤がボールを鬼キープしていたので、はっきり言って誰でもあのくらいの活躍はできて当然です。
それをセレーゾ監督が勘違いしてしまって、大迫のいなくなった2年目も起用し続けたので完全に攻撃が停滞していきます。
トップのダヴィがボールを持てないわけですから、トップ下はゲームを作る役割を担える選手を起用しないといけなかったですね。
それでも得点できていたのは、両サイドの遠藤とカイオの存在が大きかったからです。
しかし、タイトルを取れるようなチームになるとは思えない内容でしたから、解任されたのも仕方なかったです。
そして、石井監督が就任すると、まず土居をレギュラーからはずします。
その後、土居はケガで離脱。
鹿島のチーム状態は好転、ナビスコ杯を優勝します。
石井監督2年目は、土居をトップ起用していました。
2列目は遠藤とともにカイオ、シーズン終盤は柴崎を起用することで、ファーストステージ、チャンピオンシップ、天皇杯と優勝することができました。
鹿島は勝つためにスタイルにはこだわらないと言っても、戦力差からリーグ戦ではボールを支配して攻めることがどうしても多くなります。
そのため、2列目の選手がボールをキープしてゲームを作れないといけないわけです。
ガブリエルや土居のようなボールを持てない上に特別な武器があるわけでもない選手を、2列目で起用し続けるのは時間の無駄。
攻撃の組立ができなくなって、チームが停滞します。
しかも、致命的なのは出場時間をあれだけ与えられながら、まったく成長しないところです。
起用し続けて成長するならいいのですが、まったくプレイが変わらないと当然強くはなれないですし、そういった選手を起用しているということは、他の有能な選手が成長する機会を奪っているということですからね。
これは、常にタイトルを目指している鹿島にとって致命的ですし、こういう采配が続くと監督は解任、もしくはネガティブな退任になるのも致し方ないです。
だから、こーめいがこのブログでも何度も書いているように、主軸になれる選手となれない選手を見極めて起用しないといけないってことですね。
そして、ボールを持てる選手がいなくなったときは、そのポジションだけでなく、周りの選手も含めて一度選手構成を考えないといけません。
監督やコーチのようにプロとしてサッカーに関わる人でも、けっこうそういう見方ができてない場合って多いんですよね。
監督が解任されるには理由があるわけですし、それを分析すれば見えて来るものも必ずあります。
そういうところもしっかり学習して、同じ過ちを繰り返さないで欲しいですね。
鹿島のコーチとして長年携わって来て、実際にそれを観て来ている監督ならなおさらです。
大岩監督には、コーチ時代で得た経験をあますところなくフル活用して、チームをいい方向へ導いてほしいです。

6月の日程
前述しているように、後任は大岩コーチが昇格という形で監督となりました。
フォーメーションは4-2-2-2のままのようですが、いくつか石井監督のときとは変化を加えてくるようですね。
とりあえず、どんな采配、どんなチーム構成で戦っていこうとしているのか、6月の戦いを通して見ていきたいと思います。
もちろん、鹿島ですから優勝を狙うために勝っていかないといけません。
6月は代表の試合もあって、リーグ戦の試合は少ないです。
広島戦こそ準備期間があまりありませんが、プチ中断期間があるので大岩色も出して行きやすいのではないかと思います。
対戦相手も下位クラブばかりですし、結果を出しながらチームを立て直すというミッションもやりやすいタイミングでの就任だったと思います。
まずは、大岩監督の手腕に期待といったところでしょう。

得点アシスト5月

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4月の鹿島:迷走からの一筋の光明
4-5月日程
4月の試合の感想
4月はリーグ戦5試合、ACL2試合とハードなスケジュールでした。
そんな中、プチ中断からの再開戦だった大宮との試合はなんとか勝利しますが、次のセレッソ大阪戦では中盤のメンバーをごっそり交代して惨敗。
しかし、続くブリスベン戦ではほぼベストメンバーと言える布陣で同じように惨敗。
仙台戦では大勝するも磐田との試合ではなんと3点差もつけられて負けてしまいます。
このあたりはメンバーをほぼ固定していましたが、試合内容も悪く安定した戦い方ができていなかったですね。
蔚山戦に勝利してACLはグループリーグ突破を決めますが、ここまでだと4月の戦いはリーグ最下位のクラブに辛勝。
直近の試合で大量失点の守備崩壊2クラブに勝利しただけという散々なものでした。
最後の鳥栖戦も決して良くはなかったですし、鳥栖の守備も思ったほど良くなかったのはありましたが、逆転勝利。
石井監督の采配に少し変化も見られて、チーム状態も多少上向いてきたかなと感じさせるものでした。

失敗続きの石井監督采配
4月は石井監督の采配が迷走しましたね。
連戦だったためローテーションをしながら戦おうという意図があったと思ったのですが、このブログに書いたやってはいけないことを始めいくつものミスをおかしていました。
まず、セレッソ大阪戦では前述したように中盤の4選手をごろっと替えるミスをしました。
こーめいがここでローテーションとターンオーバーの違いについて書きましたが、チームを作る上でローテーションは様々な条件を考えて緻密に行わないといけません。
そんな中で大前提となるのはやはり選手の試合での連携面ですよね。
心配した通り、そこが合わなくてパスミスが多く選手たちは力を出し切れないまま負けてしまいました。
日本はメディアも監督もサポーターも選手を替えながら戦うことをターンオーバーとか大雑把な表現しかしてないですが、緻密に考えに考え抜いてメンバーを決めるという意識が低すぎる証拠ですね。
しかも、セレッソ大阪戦は連戦の初戦だったのでなおさら大幅にメンバーを変更する必要はありませんでした。
さらに、磐田戦では安部を先発に起用します。
思い切った采配は嫌いではないですし、このブログでも安部は期待できる選手と書きましたが、チーム状態が上手くいっていない中でのいきなりの先発起用は思い切り過ぎですよね。
途中出場から上手く使ってチームにフィットさせることが必要です。
しかもセレッソ大阪戦も磐田戦も思い切った采配をしておいて、早い段階で交代させていますからね。
もちろん、修正するために早めに手を打つことは必要ですが、その2枚交代のカードもお粗末ですし、こういう交代は繰り返したらいけないです。
余裕がなくなってからはほぼ固定メンバーで戦っていましたが、そこにチームをどうやって強くするかのテーマが見えなかったですね。
GKもスンテや曽ケ端を使ったり、レオをベンチにするなどボランチのメンバーも定まらなかったです。
強いて言うなら、昨年の戦い方を取り戻すことを目標にしていたと考えられますが、2列目に柴崎がいない時点でそれは大きな退化でしかありません。
テーマを持った選手起用ができていないのでチームは強くならないですし、安定もして来ません。
しかし、そこらへんに変化、ほんの少しの光明が見えたのが鳥栖戦でした。

練習から試合を重視へ
鳥栖戦では蔚山戦に続きスンテ先発、ボランチもレオと永木でした。
ここら辺を軸にしていくのだろうという意図が見えましたし、途中交代でレアンドロ、三竿を起用、さらにレオをトップ下にして4-2-3-1にしたのも石井監督の考えにちょっとした変化が生まれたのかなと感じましたね。
石井監督はボランチと言っても守備の選手だったので、はっきり言って攻撃の繊細な連携面や機微を正しく理解できていなかったと思います。
簡単に言えば、練習をしていれば連携が上がっていくと思っているフシがあります。
昨年、永木が鹿島にフィットするのに夏まで時間がかかったと思っている人も多いですが、それは基本的に柴崎と小笠原を起用していたことが多かったからです。
また、ファブリシオの起用にしてもリーグ終盤にコンスタントに途中出場させてようやく周りと合ってきたかなと思ってたら、12月に入ってからはオークランドシティ戦でしか使ってませんでした。
と思ったら、いきなりレアル・マドリー戦で途中出場させたのですが、その時には連携がリセットされてまた周りと合わなくなっていましたよね。
今季のセレッソ大阪戦のメンバー変更や安部の先発起用などを考えると、やはり石井監督は練習だけで連携が構築できるものと思ってるようです。
レオのようにいきなりフィットする選手もいれば、練習でフィットすれば試合でも力を発揮する選手もいるでしょうが、基本的に連携面なんて試合に出して行って構築されるものですからね。
なんのことはないパスでも少しズレただけで、前を向いてボールを持てるのか、DFを背負って持つハメになるのか違いが生まれますし、当然それは攻撃の精度や質、速度などに大きな違いとなって表れます。
実際の試合では刹那のタイミングで判断しますから当然、出し手と受け手のタイミングが合わないといけません。
さらにスペースでもらいたいのか、足元で受けたいのか、その判断の部分が違うとパスなんてまったく通らなくなりますからね。
タイミングと判断、この2つを合わせる難しさは素人が思っている以上ですし、上手くいかなくて迷いが生じて来ると余計に合わなくなって来ます。
そうなるとオフザボールの動きが少なくなって、選手間の距離が開いてますますパスが通りづらくなるという悪循環に陥ります。
試合後のコメントと選手起用を見ると、隙があれば現在の主力メンバーに交ぜて積極的に新加入選手を使っていってフィットさせようという考えに変わって来てるのかなと思います。
本来ならそれをキャンプの段階からやっていかないといけなかったんですけどね。
ようやく鳥栖戦からチーム作りがプラスに向いていくのかなと思います。

5月の試合日程
5月は浦和をはじめ、川崎や神戸などの手強い相手とのリーグ戦があります。
ただ、首位に立っていた神戸も今は中位まで落ちていますし、川崎も昨年までのチームに比べて好調かと言えばそれほどでもないと思います。
まずは浦和戦からスタートといきなり大一番を迎えますが、鹿島のチーム状態が上向いて来てるので内容も結果も酷かった4月よりはいい結果を残せるのではないかと思います。
本格的に暑くなる前に勝ち星を稼いでおきたいところです。
これに加えてまだ対戦相手は決まっていないですが、ACL決勝トーナメントが2試合ありますね。
川崎との3連戦か、広州や水原という可能性もあります。
グリープリーグの最終戦、ホームでのムアントン戦をどう戦うかもポイントとなって来ます。
勝ちに行くみたいですから、クラブとしては1位通過を狙うことになるのでしょうね。
こーめいとしてはメンバーを大幅に替えすぎるのも、まったく替えないのも下策。
ケガ人との兼ね合いもありますが金崎に代わって鈴木、あとは伊東やレアンドロは使っていってほしいですね。
交代カードの切り方も含めて、ここで上手なローテーションの仕方をシミュレートしておくのが得策でしょう。
5月はあまり勝てていないホームでの試合が多くなるので、ここできっちり勝ってホームでもアウェイでも勝てるようにしておきたいですね。

得点アシスト4月
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3月の鹿島:メンバーをある程度固めて4戦全勝
3,4月日程
3月の試合の感想
3月はリーグ戦3試合、ACL1試合と代表の活動期間があって少なかったですね。
結果は、前回の記事で書いたように2月に比べてある程度メンバーを固めて戦っていたので4戦全勝となりました。
それでも楽勝だったかというとそんなことはまったくなく、特にリーグ戦はどの試合も苦戦しましたね。
しかし、清水戦以外は無失点で得点も取れ出しているので守備は安定して来て、前線は鈴木、金崎、遠藤の存在によって得点も取れて来ていると言えます。
軸は定まって来ているのでいかにここに新しい戦力を融合させていくかが大事になって来ます。
P・Jはまだフィットしきれていませんが、出場時間が増えるごとに徐々に合って来ている部分も出て来ていますね。
真ん中で窮屈そうにプレイをしていますが、マルキーニョスや金崎のようにもっとサイドに流れてボールを受けていいと思います。
鹿島の前線は流動的なのでFWが起点になれば2列目の選手が中に入って行きますし、その方が相手もマークしづらいですからね。
FWは3人で回していますが、今のところは鈴木と金崎を軸にP・Jを混ぜて起用していく感じでいいと思います。

鹿島の前線に必要な素質
赤﨑がG大阪にレンタル移籍しましたね。
DFラインの裏を取るのが上手く柳沢にプレイスタイルが似ていると評されて、直接の指導も受けていましたが柳沢2世になることはできなかったです。
鹿島の前線は選手間の距離が開きがちになるのでどうしてもキープ力が必要とされます。
そのため、武器がDFラインへの裏抜けだけでは厳しいんですよね。
赤﨑も身体を張ってがんばってポストプレイをしようという気持ちは見えましたが、鹿島の前線でレギュラーを張るとなると下記に挙げた素質が必要となって来ます。
ポストプレイ・フィジカル・ボディバランス・空間認識力
ドリブル・パス

上段がボールをキープして前を向くための手段、下段がボールを持ってから有効な攻撃をするための手段になります。
各選手ごとにレベルの差はあるものの、これまでの主だった選手を例にとると下記のようになります。
柳沢:ポストプレイ・ボディバランス・空間認識力・パス
本山:ボディバランス・空間認識力・パス・ドリブル
遠藤:フィジカル・ボディバランス・ドリブル・パス
マルキーニョス:フィジカル・ボディバランス・ドリブル
ダヴィ:フィジカル

金崎、P・Jはマルキーニョスと同タイプ、鈴木はまだまだ発展途上なもののオールマイティって感じですね。
実はマルキーニョスもくさびのボールを受けるのは苦手でよくトラップが大きくなるなどミスしていましたが、運動量豊富でよく動いてボールを引き出し、前を向けばドリブルという武器がありましたから前線で起点になれていました。
本山はフィジカルはなかったものの、抜群の空間認識力で常にどこでボールをもらえれば相手のプレッシャーなく受けられるか、ファーストタッチでどこに持っていけば楽にボールをキープできるか、ドリブルでかわせるかをよく首を振って周囲の状況を確認することで成し遂げていました。
しかもドリブルの切れ味がすさまじかったので、プレスをかけられてもかわすことができました。
だから、本山は後ろからプレスをかけられて潰されてファウルをもらうより、相手に足を蹴られたりひっかけられてファウルをもらう事が多かったですね。
いずれにしてもボール際のボディバランス、つまり体の使い方が上手いかどうかっていうのは重要です。
これが上手ければ球際で4:6、3:7で不利な体勢、ポジションでもマイボールにすることができますから。
柳沢はオフザボールの動き出しだけでなく、ポストプレイができたのが非常に大きかったですね。
そのため、真ん中に当てて攻撃を作る、相手のDFを中央に引きつけてサイドから攻めるという攻撃の組立に貢献していました。
やはりボールを持つための手段、ボールを持ってからの手段の両方を持ち合わせていないと鹿島で活躍するのは難しいです。
そうでないと浦和や広島のように前線の選手の距離が近いシステムやスペースがたくさんある守ってカウンターのチームの方が合っていますね。
しかし、サッカーというのはチームスポーツですから前線の4人中3人が上記の条件にあてはまる選手ならもう1人はこれに当てはまらなくても大丈夫です。
その例として挙げられるのは野沢やドゥトラですね。
ただ、こういった選手もプレイスキックの精度が高い、FWなら決定率が高いなどの別の確固たる武器を持っていないと厳しいです。
遠藤は初出場した清水戦の短い時間でもその素質があることが見てとれましたし、鈴木もルーキーイヤーから球際の体の使い方の上手さは抜群でした。
今季入った安倍もそうですし、空間認識力も高そうなので楽しみな存在ですね。
前述したように赤﨑もポストプレイができるようになるためにがんばってはいたんですけど、やはり最初からできる選手とプロになってからそれを取得するのでは大きく違うってことですね。
ほとんどの場合がプレイスタイルは変わらないですし、努力してできるようになってもそのためには実際に試合でプレイするものを含めた時間が必要になって来ます。
鹿島は4-2-3-1なども使っている時期もありましたが、基本的に同じスタイルで戦っているわけですから必要とされる素質が大きく変わることはありません。
そのため、プロ入団時からしっかり選手の素質を見極めて誰を起用するか、育てていくかを決めないといけないですね。
特に先発で試合に出場し続けているのに成長しない選手を起用するのは時間の無駄になるだけでなく、チームの停滞や選手の不満増加に繋がりますから気をつけないといけません。

テーマを持った戦いが重要
4月は3連戦が2回、GWの試合を入れると後半は中3日の4連戦ということになりますね。
当然、メンバーを入れ替えながら戦っていくわけですが、3月で軸になる選手はある程度決まって来たので4月はテーマをもって戦うことが重要となって来ます。
例えば、ブリスベン・ロアー戦は永木とレオ・シルバの融合、さらに先発で出場してもおかしくない鈴木と曽ケ端をスターティングメンバーで起用していました。
こういうテーマがはっきりした選手起用はチームの成長に効果的ですし、いい結果につながりやすいですよね。
実際にその後の清水戦でも鈴木が先発してゴールしていますから。
そこでどんなテーマを持って臨むかですけど、今の鹿島で心配なのはスカウトが昌子の偵察に来るという話が上がっているCB陣と2列目ですよね。
CBはブエノを起用したくても外国人枠の関係もありますし、町田の場合はまだよく対戦相手の実力を見極めて使わないといけないって段階です。
そのため、おいそれと起用しづらいのもあって、まずは2列目の左のポジションを誰にするか競争を高めていく必要があるでしょう。
特に2列目は遠藤以外に計算できる選手がいないので、真っ先に手をつけなければいけないテーマとなっています。
候補としてはレアンドロ、中村、安倍あたりになって来ますね。
4月はレアンドロを遠藤と組ませて何試合か一緒に起用するのがいいと思います。
先発、途中出場を織り交ぜて継続的に使って周囲との連携を高めたいですね。
まだ起点になれるほどフィットはしてないですが、ゴール前でのプレイの精度は高いので右でチャンスを作れば左で決めるってことはできると思います。
最後にここまでの得点とアシスト数を掲載していますが、せっかく今季は選手層が厚いわけですから継続的に起用されて出場時間を与えてもらっているのに結果をろくに出せていない選手はどんどんはずして別の選手を起用してフィットさせることが必要ですね。
そうすることで競争意識が高まりますし、控え選手や新加入選手を使わないままでいては3月みたいに勝てたとしてもチームの総合力は上がらないですし、いつかは停滞してしまうことになります。
前回の記事でも書いたように3人ほどメンバーを入れ替えながら、そこにテーマを持った選手起用をしていくってことが大事ですね。
4月は試合が多いですが、それができれば3月と同じようにいい結果が残せると思います。

得点アシスト3月
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2月の鹿島:ローテーションの仕方を分かっておらず結果を出せず
2、3月スケジュール
2月の試合の感想
ゼロックススーパー杯は獲得、ACLもいいスタートはきったものの、その後はリーグ開幕戦とACL2戦目と2連敗。
正直、試合内容はどれもよくなかったですね。
前回のブログでシュート意識が低いと書きましたが、FC東京戦ではモロにそれが出てしまって怖い攻撃ができていなかったです。
まだ周囲との連携ができていないので思い切ったプレイを見せることができず、また合わせようという意識が強すぎますね。
レオは打てる場面でもボールを回していましたし、PJはもっと強引に行ってもいいと思います。
FC東京はキャンプから鹿島を意識してやって来たそうで、気合が入っていましたし、インテンシティの高い守備をしていましたからパスを回すだけでは崩せなかったです。
ああいうところで積極的にシュートを打ちにいかないと怖さが出ないですし、守備も崩れませんからね。
大型補強をした場合、この連携面というのは必ずついて来る問題で序盤なのでまだチームが出来ていないのは仕方ないですが、石井監督のチーム作りとローテーションのやり方に一貫性がないのも連携面の確立が遅れ、敗北を喫している原因となっています。

ローテーションとターンオーバーの違い
以前にもこのブログで書いたのですが、まずはローテーションとターンオーバーの違いについて明確にしておこうと思います。
と言っても、明確な基準は決まっておらず人によって異なるので、あくまでこーめいの考える基準ですけどね。
ターンオーバーとは目玉焼きをひっくり返すイメージ、ローテーションよりは大幅にメンバーを入れ替える印象を持ってる人が多いと思います。
サッカーはフィールドプレイヤーが半分入れ替わればそれはもう別チームと言っていいので、こーめいは5人以上入れ替えた場合はこのターンオーバーに当たると思っています。
それに対して、ローテーションは3人ほど、多くて4人を入れ替えながら戦うって感じですね。
それではっきりさせておきたいのでは、こーめいは常々ローテーションをしながら戦うことが大事だと言っており、ターンオーバーをするべきとは一言も言ったことはないってことです。
なぜならメンバーを入れ替えすぎるとチームの機能性が著しく落ち、FC東京戦やムアントン戦のように勝ち星を落としてしまうからです。
特に連携面ができていない序盤ならなおさらですね。
石井監督はメンバーを替えすぎ、今季は2チーム作れるという言葉通り、本当に2つのチームを作ろうとしているかのようです。
それでも機能させることはできますが、時間がかかりますし、仮にレアンドロと中村の2列目が機能するようになっても、今度は遠藤とレアンドロを組ませた時の連携構築にまた時間が必要となってきますから非常に非効率ですよね。
そこで勝ちながら効率的にチームを作っていくために、正しいローテーションのやり方を知っておくことが重要となります。

ローテーションのやり方
まずは軸となる選手、軸になれない選手、これから軸になりうる候補選手をしっかり把握します。
ボランチは鹿島のスタイルの特性上、ファーストボランチを軸にした方がいいですね。
レオは今のところ小笠原以上に動きすぎですが、守備はしっかりできるのでそこも調整していく必要があるでしょう。
間違ってはいけないのが土居や赤﨑のようなボールの収まらない選手は軸にはなれないってことですね。
これは野沢がいい例で、本山と組んでいた頃は活躍出来ていましたが、その太い軸がコンディション不良から出場できなくなるとチームはたちまち弱体化して行きました。
こーめいは早いうちから遠藤を起用するように言っていたのですが、オリヴェイラ監督が同じように軸になれないガブリエルと野沢を組ませていたことで攻撃が停滞、本当に時間を無駄にしましたからね。
その後、鹿島では遠藤が攻撃の軸になり、野沢はデータ上スルーパスの数が多いということで攻めの中心選手として期待されて神戸が獲得しましたが、やはり軸にはなれませんでした。
それも原因で神戸はそのシーズン降格してしまいましたからね。
降格の理由はそれだけではないですが、攻撃の軸を誰にするかを間違えてしまうと大問題になってしまうってことです。
FW:金崎(鈴木、PJ)
OH:遠藤(レアンドロ、中村)
DH:レオ、永木(三竿健)
CB:昌子(植田)

これは現在の鹿島における各ポジションの軸選手です。
カッコ内はこれから軸になりうる候補選手ですね。
基本、これらの選手は各ポジション1人は出場させます。
ただ、あまり連戦させるとコンディションが落ちるので、4試合に1試合は休ませる感じが理想(CBは対象外)です。
休ませるとしても順番に。
さらに休ませる時は別の軸になれる選手、いないなら軸候補の選手を出場させるべきです。
それに照らし合わせて考えると、ムアントン戦は金崎が出場できないなら、次候補の鈴木や2列目の軸である遠藤は先発させるべきでしたし、逆にどうしてレオだけゼロックスから4試合連続で先発させてるのか意味わかりません。
永木と三竿健のダブルボランチにしてカウンターを狙うって戦術もできるわけですからね。
はっきり言ってムアントンの攻撃はカウンターでトップのシスコが収めてから、後ろの選手が前を向いてプレイ出来たときしか怖さはなかったですし、鹿島がしっかりブロックを敷いて守っているところではほぼ何も出来ていませんでした。
そして、鹿島のチャンスもほぼカウンター。
前半終盤の2度の赤﨑とレアンドロの絡み、得点シーン、PK獲得場面と全部カウンターでしたから。
こーめいがスカウティングしていたら、ブロックを敷いて守ってカウンターを狙う戦術を進言していましたね。
30度以上のコンディション、金崎不在、さらに遠藤も休ませたいなら、しっかり守って連携があまり必要ないカウンターからチャンスを作っていくべきでした。
カウンターだったら当然スペースがあって誰でもボールを簡単にキープできるので、軸の選手が少なくても連携が未成熟でもまだやりやすいんですよね。
前線をあの4人で戦うならそれに合った戦術を取るべきですし、ムアントンの試合を見たら一発でそのくらい分かりそうなものですが、本当にきちんとスカウティングしているのかなって思う酷い内容でしたね。
ローテーションっていうのは自分たちの都合や日程だけを見てやるのではなく、相手のチーム力や戦い方を踏まえてやらないと意味ないですよ。
ローテーションというは2チーム作るためでも、選手に連戦をさせないためにやるわけではありません。
選手に疲労を蓄積させてコンディションを落とさせないようにするためにやるわけです。
そうすることで1シーズン、安定したチーム力を発揮してすべての試合に勝ちにいけるようにするわけです。
ですから、軸になる選手は連戦でもなるべく試合に出した方がいいんです。
その軸となる選手と一緒にプレイさせることで、軸候補の選手を新たな軸になるようにしてきます。
こうすることで、シーズンが進むにつれて軸が増えて行き、選手を入れ替える幅も広がりますし、チームの機能性も落ないっていう状態に持っていけるわけです。
もちろん、あくまでこれは基準というものであって、ケガ人も出ますし選手のコンディションを見ながら臨機応変に細かな調整は必要です。
天皇杯など下のカテゴリーのチームと戦う時はターンオーバーでもいいわけですから。
石井監督の起用を見てると何を基準に選手を入れ替えているのかっていうのがないですよね。
ただ単に戦力が揃っているから入れ替えてるだけって感じですし、負けるときはだいたい鈴木の投入が遅い、鈴木を2列目で起用、交代カードを余らせる、前線で軸になっている選手を下げてしまって逆に攻撃が停滞するってことをよくやっていますからそこも改善が必要です。
3月のスケジュールは甲府戦と横浜FM戦の間は少し空きますし、清水戦後はインターバルが入るのである程度メンバーは固定して3,4人の新加入選手を組み込んでチームが機能するように持っていくというのをチームづくりの軸とした方がいいでしょう。

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