鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ナビスコ杯第7節】若い選手を使っただけの消化試合…の大宮戦
結果
2016年06月05日(日)
大宮1-0鹿島(14:04/NACK5スタジアム/9,316人)
[得点者]
87分 :ネイツ・ペチュニク
[フォーメーション]
FW:赤﨑、垣田
MF:田中、鈴木
MF:三竿、久保田
DF:ソッコ、町田、青木、平戸
GK:櫛引

[選手交代]
59分:町田→植田
67分:久保田→西
82分:鈴木→土居


試合の感想
先発とフォーメーション
大宮は4-4-1-1の布陣ですね。
鹿島は4-2-2-2、ファン・ソッコがようやくケガから復帰。
この試合では左サイドバックに入りましたね。
消化試合ということでどちらもメンバーを大きく入れ替えて来ました。

一見互角も大宮の掌の上
鹿島はボールを持つ時間は磐田戦同様に長かったのですが、このメンバーですと攻撃を誰が作るのかはっきりせずに、ボールを奪われてカウンターを受ける形が多かったです。
19分には右サイドからマテウスに切り込まれてバー直接のシュートを打たれます。
それでも大宮のカウンターを最後はよく真ん中で跳ね返して得点を許しませんでした。
攻撃では26分、ようやく決定機を迎えます。
田中のクロスに鈴木が飛び込んでスルーする形になった遠いサイドで赤﨑がトラップからシュートに行きます。
しかし、これは上の大きくはずしてしまいましたね。
大宮の選手も3人がブロックに入ってシュートコースを塞いでいましたけど、赤﨑からはまだまだゴールの臭いが感じられません。
大宮はメンバーが代わっても守備がしっかりしていますし、特に攻守の切り替えは早かったですね。
31分にはロングスローからの流れの攻撃で江坂のミドル、これを櫛引がセーブ。
36分には田中のクロスから垣田がヘッドで狙いますがこれはGK正面でした。
田中、平戸あたりからいいクロスは上がっていましたが、大宮は割とサイドのマークはルーズでしたね。
特にマテウスは守備にあまり戻らないですし、その分真ん中で跳ね返して前線に残している選手に繋いでカウンターという形が効いていました。
鹿島はパスは繋ぐもののなかなか最後の大事なところでの仕事をする選手がいません。
42分には田中がいいドリブル突破を見せて、ペナルティエリアに切り込むも分厚い守備にあってシュートまで行けず。
前半は試合が動く事なく終了します。
ボールを持っている時間は鹿島の方が少し長くスタッツ的にも五分くらいでしたが、相手に脅威を与える攻撃が出来ていたのは大宮の方でしたね。
どちらも攻守に狙いを持ってプレイは出来てしましたが、それをより形に出来ていたのは大宮。
鹿島は攻撃の重要なピースが抜けて過ぎてそこが形にならなかったですね。

采配ミスで若い選手の奮闘台無し
後半最初にチャンスを作ったのは鹿島でした。
前線からのチェイシングで鈴木がボールを奪ってクロス、ファーサイドに入った垣田が合わせますが落とすのが精一杯でGKにクリアされます。
さらにはその流れから今度は久保田が高い位置でボールを奪うと中央へ折り返し。
再び垣田が絶好のチャンスを迎えますがシュートは当たり損ね。
フリーでしたし決めないといけない場面でした。
立ち上がりは前からのプレスを強めてチャンスを作った鹿島でしたが、12分にカウンターから決定的なピンチを迎えます。
平戸がボールを奪われて江坂にドリブルで運ばれると、町田が抜かれて真ん中を割られます。
最後は櫛引がよく詰めて足に当てて防ぎましたが、ここで町田に代えて植田を投入。
警告ももらっていましたし、この交代はいいタイミングだったと思いますね。
67分には久保田に代えて西を入れ、平戸をボランチに移します。
これは勝利より浦和戦に備えて西を出場させておきたいという考えでしょうね。
勝ちに行くなら得点を取らないとどうしようもないですから前線の選手を入れるべきですし、DFラインに交代を2枚使っていたら勝てないです。
そして何よりこのところの西の調子は悪いですよね。
ソッコのクロスに垣田がヘッドでニアを狙いますがGKにはじき出されてしまいます。
さらにソッコのクロスに鈴木が飛び込むも足にかすめたボールはポストに嫌われます。
この後鈴木に代えて土居を2列目に入れます。
この交代を観ても石井監督は勝ちを完全に諦めていた事が分かりますよね。
直後にはカウンターから大ピンチに陥ると青木が何とかブロックして難を逃れます。
41分にはこの試合最大のチャンス。
赤﨑のスルーパスに垣田が反応して左サイドを狙いますが松井の右足に防がれます。
シュートタイミングにコースも良かっただけに、ここはGKのファインセーブとしか言いようがないです。
チャンスは作ってはいましたが、最後のところでもう1つ足らなかったですし、交代選手がやっぱりぜんぜん絡めてないんですよね。
磐田戦ではストライカーがいなかった試合と言いましたが、結局この試合もそうでした。
3枚目の交代で杉本を入れて鈴木をトップに上げれば鹿島にも勝つチャンスは生まれましたが、石井監督の3枚目の交代で若い選手の頑張りを台無しにしてしまいましたね。
ここからはもう攻められるだけで42分には右サイドを泉澤に三竿がドリブルで突破されて、最後は中央でフリーになっていたペチュニクに決められてしまいました。
ロスタイムにも小島に決定機を作られますが、櫛引の守備でなんとか追加点は免れました。
結局ナビスコ杯は1勝1分4敗という最悪の結果で終了。
普段出場機会のない選手が頑張っていただけに勝利を得たかったですが、監督の采配ミスで台無しにしてしまいましたね。
ナビスコ杯ではメンバーを入れ替える中、選手起用のミスが非常に目立ちました。
守備の緩い相手には活躍できる選手、守備のしっかりした相手には消えてしまう選手というのをしっかり見極めて戦わないから上位陣には勝てないという結果に陥ってしまうわけですよ。
内容的には若い選手を使っただけの消化試合という感じでした。
継続して使わないとなかなか成長できないと思いますが、若い選手を起用出来たのは大きかったですし限られた出場機会の中でいいプレイ出来ていた選手が多かったのは良かったです。

次はいよいよ大一番
アウェイ浦和戦、ここでの結果でファーストステージ優勝の行く末が決まると言っても過言ではないかもしれません。
浦和はいつもの3-4-2-1の布陣から攻守に変則して戦うわけですが、今季は昨年にも増して守備意識は高くなっているようですね。
2試合少ないとはいえ失点6ですから。
鹿島は磐田戦で取り戻した鹿島らしいサッカーをするだけですね。
先発メンバーも中盤は確実にあの4人でしょうし、DFラインも元のメンバーに戻ると思います。
金崎の相方が誰になるかってところでしょうね。
勝てば鹿島と浦和の勝ち点差は6になり、得失点差も現時点で上回っていますから最悪でも並んだ状態と言えます。
ただ、浦和はACLの関係で5連戦の初戦となります。
そこで調子を崩してくれる可能性もありますけどね。
でも、やはり優勝を狙うには上位クラブである浦和にしっかり勝つくらいでないといけません。
なにしろ現時点で上位5位にいるクラブには勝ってないわけですから。
否が応でも盛り上がる1戦になりますし、今季一番の気合いの入ったプレイを見えてくれるでしょう。
それだけに審判に試合を壊されるような展開にならない事を願っております。

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【ナビスコ杯6節】若い選手が見せた鹿島らしさ…の磐田戦
結果
2016年05月25日(水)
鹿島1-1磐田(19:04/カシマサッカースタジアム/5,272人)
[得点者]
17分:藤田義明
58分:杉本太郎①
[フォーメーション]
FW:垣田、赤﨑
MF:杉本、鈴木
MF:平戸、大橋
DF:三竿、町田、青木、西
GK:川俣

[選手交代]
69分:赤﨑→カイオ
74分:西→伊東
88分:大橋→小笠原


試合の感想
先発とフォーメーション
磐田は3-4-2-1のフォーメーションです。
鹿島は4-2-2-2、消化試合なので予想通り若い選手を多く起用して来ましたね。

ワクワク感とヒヤヒヤ感
いきなり町田がドリブルで抜かれ、FKから川俣がファンブル、17分には三竿がマークをはずされてセットプレイから失点とヒヤヒヤ感もありましたが、次第に落ち着いて来て各選手が自分のいいところを出し始めましたね。
まずはトップに入った垣田ですが、鈴木同様にユースでは1トップを務めていた選手です。
攻守に置いて非常に身体の寄せ方が上手く、ボディバランスがいいので思った以上にボールを収められますよね。
タイプ的にもメンタルの強さも鈴木に似ているものを持っていますが、ゴール前にいるよりは広く動いてボールをもらうのが好きです。
ただ、ユースから見ていてシュートセンスや精度については課題だと思いますし、そういう部分は頭がある分鈴木の方がいいもの持っています。
20分には西のスルーパスを上手く受けてシュート、左ポスト直撃となりますがここもDFに当たってなかったら完全に枠の外でしたから。
足元の技術については鈴木同様に向上が必要ですね。
その鈴木は2列目の右サイドにプレイを限定されるとやはりなかなか良さを出せないですね。
身体は強く視野も広い方なんですが、利き足と同じサイドだと中に入って行けないですし、カイオのようなスピードがあるわけじゃないですから縦の突破も難しいです。
2列目右サイドで起用が続くみたいですから、ボールをもらってからじゃなくボールをもらう前にもっと中でいいポジショニングを取るようにしないといけないですね。
ゴール前ではそれが出来ていますから、中盤にいる時もそれができるよう戦術眼を磨かないといけないです。
もともとポジショニングが上手く4-2-2-2の左サイドで使われている杉本は、セレーゾ時代と違って水を得た魚のようにプレイが良くなっています。
この試合のチャンスの多くは杉本が中に入ってプレイしていた時でした。
28分には左サイドから中に切り込んで中央でフリーでいた赤﨑にパス。
赤﨑のミドルはバーに当たってしまい、相変わらずゴールが遠そうな感じでしたけどね。
29分にはGKの川俣が魅せます。
左サイドの中村が中に切り込んで右足でクロス、難しいボールを斎藤が右足でフリックする形でゴールに流し込もうとしますが、川俣が好セーブ。
予想しづらいシュートだったと思いますが、しっかり準備していたからこそ反応できましたね。
33分には青木のフィードから西が右サイドの裏を取ります。
クロスにファーサイドでフリーになっていた垣田が頭で合わせますが、ちょっと早く入り過ぎて打ちきれなかったです。
こういうところのセンスですよね。
マークが外れた瞬間に少し下がってポジションを取り直すとか出来たらもっとゴール出来ると思います。
43分にはレギュラー組顔負けの流れるようなパスワークからの攻撃。
大橋の大きなサイドチェンジを鈴木がワンタッチで西へ。
タッチライン際で再び鈴木が受けるとDF2人を引きつけて上手く西へリターンします。
赤﨑とのワンツーから中央の杉本に渡り、ダイレクトでループパス。
それを垣田が頭ですらせて裏に走っていた赤﨑がシュートしますが、角度がないところでGKに防がれます。
ただ、ストライカーなら角度が無くなる前の1バウンド目で少々強引にでも打ちに行かないといけないですね。
1点ビハインドとなりましたが、ボールは鹿島が支配してしっかりチャンスも作れていた前半でした。

久しぶりの鹿島らしいサッカー
後半は一層鹿島が有利に試合を進めます。
53分には鈴木と垣田で右サイドを崩すと折り返しのパスを赤﨑がスルー、フリーで杉本が打ちますがGKに防がれます。
ここも流れるようないい攻撃でしたし、決めないといけないところでしたけど杉本のシュートはGKの正面に行ってしまいましたね。
57分には大橋がボールを奪ってからのカウンター。
垣田がドリブルで運んで右サイドへ、ダイレクトで鈴木がいいクロスを上げたのですが赤﨑のヘッドは左をそれてしまいます。
ここも決めないといけないシーンでしたが、なかなか赤﨑にゴールの気配はしなさそうですね。
しかし、1分後に待望の同点ゴールが生まれます。
中央の平戸から垣田へくさびのパス、落としたボールを鈴木が右サイドの西へ出します。
ここのサイドバックの使い方は実に鹿島らしいですね。
中央で起点を作って磐田のDFもそっちに寄っていますから、サイドバックがこのタイミングで上がって来たら誰もつけませんよ。
フリーで上げた西のクロスをゴール前に入った平戸がヘッド、ここも後ろから入っているのでフリーになれているんですよね。
シュートはGKにはじかれますが、最後は杉本が押し込みました。
後半は平戸が存在感を出して来ましたね。
前半からセットプレイを蹴っていましたが、後半は前にポジションを取る回数が増えて何より縦パスが多くなりました。
三竿も慣れない、しかも左サイドでのプレイでやりづらそうでしたが読みのいい守備からインターセプトを多くしていましたね。
味方がプレスしてボールを奪いに行っている時も必ずいいポジションでフォローしていますし、磐田の速い攻撃の目も潰していました。
トップに思い切ってボールを当てて2列目も中でプレイ、流動的に前線の4人が絡んでそこに攻撃的なボランチやサイドバックが後ろから上がるというのが鹿島ならではの攻撃ですが、中央でボールを取られるとそれだけ相手のカウンターも喰らいやすくなるのは確かです。
そこを残っている守備的なボランチやサイドバックが奪う、潰す、遅らせる、その間に前の選手が守備に戻るっていうのも鹿島のサッカーなんですよね。
それがこの試合はものすごく出来ていました。
69分に1人目の選手交代。
赤﨑に代わってカイオがトップに入ります。
温存交代策かどうかは知らないですが、パフォーマンス的にも前線の中では赤﨑が代えられておかしくなかったですね。
直後にはクロスから斎藤にフリーでヘディングシュートされますが、これは川俣の正面で助かります。
2人目の交代は西に代わって伊東。
終盤は運動量が落ちて押し込まれる場面もありましたが、カイオが入ると周りの選手の動きが止まってしまうっていうのもありますね。
パス出るタイミングがやっぱり分からないですし、そもそもパス出していたら決定機というところでパスを出さない場面も多いですから前線の流動性が消えてしまいました。
その後は運動量の落ちたボランチの所に小笠原を入れます。
90分にはCKからの大南のヘッドを川俣がビッグセーブ。
18本ものシュートを放ちましたが同点で試合は終了。
しかし、試合内容は実に鹿島らしくておもしろかったですし流れるような攻撃から決定機も多く作っていました。
ストライカーがいなかっただけって試合でした。
大宮戦も楽しみですし、今度は内容に加えて勝ち点3も自信もゲットしたいですね。

連戦最後は甲府戦
連戦最後はホームで甲府戦になりますけど、もう終わりましたね。
前回のブログで少し触れましたが、甲府はケガ人が非常に多くなっていますし失点も続いているチームです。
あれだけ失点が続くという事は守備に問題があるのは絶対ですので、どこのクラブも得点しているわけですから鹿島なら尚更ゴールを奪えて当然です。
そういうわけで調子の悪いチームですし普通に勝って当たり前で、結果そうなりましたね。
ただ、試合内容はこの若い選手が奮戦して鹿島らしいサッカーが出来た磐田戦がいい影響を与えていたと思います。
思い切ってトップにくさびのボールを打ち込む回数が多かったですし、2列目も中でプレイ出来ていましたからね。
詳しい事は次回書こうと思います。


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【ナビスコ杯5節】ナビスコ杯終了のお知らせ…の湘南
結果
2016年05月18日(水)
鹿島2-3湘南(19:03/カシマサッカースタジアム/5,788人)
[得点者]
11分:永木亮太①
18分:大槻周平
26分土居聖真①
87分:長谷川アーリアジャスール
94分:端戸仁
[フォーメーション]
FW:土居、ジネイ
MF:鈴木、杉本
MF:小笠原、永木
DF:小池、昌子、ブエノ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
57分:小池→山本
59分:鈴木→カイオ
88分:杉本→柴崎


試合の感想
先発とフォーメーション
湘南は3-4-2-1です。
やはりリーグ戦での失敗は繰り返して来なかったですね。
鹿島は4-2-2-2と布陣は変わらないですが、メンバーは大きく代わりましたね。
ケガ人の多い前線は2トップが土居とジネイ、2列目には鈴木と杉本が入ります。
ボランチには永木、DFラインは植田が五輪代表で不在なのでブエノ。
さらには左サイドバックには特別指定選手流通経済大2年の小池が入っていました。
小笠原のケガは問題なかったようですが、金崎が練習参加できていないようですね。

ナビスコでは不安なDFライン
メンバーが大きく代わっている鹿島でしたが、前半は試合を優位に進めます。
その要因は3つ。
1つはジネイを中心に前線からよくプレスをかけられていましたし、高い位置でボールを奪う事も多かったですね。
2つ目もジネイの影響が大きいですが、湘南がプレスを掛けて来た場合後ろの選手はシンプルにロングボールを蹴っていました。
これをジネイがしっかり競り勝って鹿島ボールにしてくれていました。
もう1つは杉本のポジショニングですね。
フィジカルは弱く潰されるシーンもありますが、それだけに杉本は運動量が多いですしマメにポジションチェンジしています。
常にパスをもらえるところにポジションを取り、距離間もいいので周りの選手もパスをしやすく杉本がいるとよくボールが回るようになりますね。
11分には永木がプレスをかけて高い位置でボールを奪うとそのままシュート。
ゴールの左サイドにきっちり決めましたね。
しかし、この試合はDFラインが不安定でした。
18分にはカウンターを受けて同点に追いつかれます。
右サイドで鹿島のスローインからだったのですが、鈴木が3人に囲まれてボールを奪われます。
ここから中央でフリーにいた大竹にパスが出て、スルーパスで裏を取られて抜け出した大槻に決められてしまいます。
まず小笠原の守備対応が悪過ぎますね。
ボールを奪われた瞬間、大竹へのパスコースを切るか中央DFライン前の危ないエリアを埋めるべきできた。
いずれにしてもポジションを下げるべきシーンです。
それを自分が前でボールを取りに行きたいので、下田にパスを出して欲しい願望からそっちにプレスに行こうと前に出たんですよね。
仮にそこにパスが出てもかなり距離あってボールを奪いに行けるだけの時間はありませんでしたから、まったく意味のないポジション取りでした。
大竹にボールが出た後はジョグして守りに戻る気持ちはなく、サイドに出ていた永木が全力疾走で戻ります。
しかし、そこでかわされるとフリーの大竹にやすやすとスルーパスを出され、連携不足なCBの裏を取られてしまいました。
ただ、ブエノはスピードはあるので何とか戻ってファーサイドのコースは切っていたので曽ケ端はニア寄りにもっとポジション取るべきでしたね。
ブエノもスライディングに行っていましたし、あの角度からだとそうそうファーサイドには決められないのでもう少し下がってニアを締めていれば防げたと思いますよ。
こういう細かいポジショニングが勝敗を分けることって多いのですが、若いころかしっかりやってないとなかなかベテランになっても修正できないですね。
26分に鹿島はCKから得点します。
小池のボールを鈴木がらしさを見せて頭で合わせると相手のクリアをジネイがシュート、そのボールを土居がごっつぁんでゴールします。
その後はペースを取り戻した鹿島が優位に試合を運びます。
42分には西の頭に当たって浮いたボールを永木がダイレクトで杉本に。
それを杉本が上手くワンタッチで落とすとジネイがスルーパス。
DFラインの裏に走った土居が決定機を迎えますが、シュートはGKに防がれてしまいます。
鹿島がリードして前半終了。
メンバーを考えると上々の折り返しと言えますが、DFラインが不安定なのは気になる所です。
そこを後半に選手交代でどう補って行くかが重要となりそうな展開でしたね。

失敗を繰り返す痛恨の采配ミス
後半も鹿島がボールをキープします。
小笠原のフィードから土居が抜け出して決定機を迎えますがここも決め切れません。
流れが変わったのは選手交代からでしたね。
まずは湘南のチョウ・キジェ監督が菊池を入れて来ます。
その後に鹿島は小池に代えて山本投入。
小池はまだやれそうな感じでしたが、おそらくこの交代は既定路線だったのでしょうね。
その直後に小笠原の展開から西のクロス、ゴール前でフリーだった鈴木が頭で合わせますがなんとこれをはずしてしまいます。
ここは決めないといけないかったですし、本来ならFWで起用してこういう場面をもっと増やしたいですね。
小笠原はこのシーンを始めとして攻撃では長いボールで多くのチャンスを演出していました。
鹿島の歯車が狂ったのはこの後のカイオの投入からでした。
山本投入の2分後に鈴木に代えて入れたのですが、1枚目の交代の時にすでに準備していたのでここでダメ押し点を奪って勝利を決めようという石井監督の積極策だったと思います。
この狙いと交代は良かったんですけどね。
ただ、誤算だったのはカイオがボールロスト以外なに1つ出来なかった事です。
杉本がよく動いて顔を出してパスを受け、無理と判断すればスペースにボールを運んで落ち着かせていたのに対し、カイオはミスが多かった上にめったやたらに仕掛けてボールを奪われていました。
さらに土居は杉本に比べて判断が悪過ぎです。
中央でフリーで前を向けるのにマークの付いているサイドの選手にダイレクトではたく事が多く、逆にダイレクトで出せばチャンスになるところで怖がってパスを出せずに持ち過ぎてフイにしています。
最悪なのはパスを受ける時にDFにプレスをかけられている場合で、ボールを取られるのが怖いので適当にダイレクトで無理なパスを出す事ですね。
中央で前を向ける時は簡単にはたかずにドリブルで仕掛け、スルーパスを狙える時はミスしてもいいので積極的に狙い、相手にプレス掛けられた時はしっかり身体を張ってキープ。
こういう当たり前の事がなに1つ出来ていないですね。
そういうところで身体を張れるから杉本や鈴木の方が2列目で使われているわけです。
こんなわけでカイオと土居が足を引っ張って次第に鹿島は押し込まれます。
25分には右サイドを突破されて折り返しのボールをフリーで大竹が決めるだけでしたけど、ラッキーなことにはずしてくれました。
横浜FM戦は後半押し込まれても何とか耐えていましたが、あれも最後は運に頼った面は否めません。
この試合はDFラインも不安定だったため、早めに3枚目の交代で修正を図るべきでしたね。
土居に代えて赤﨑を入れて前線からの守備を強化する、もしくは柴崎をトップ下に入れて中盤を厚くしてキープする時間を増やすなど手はいくらでもあったと思います。
3枚目の交代が遅れた事が敗因となりましたが、その理由として石井監督はこれまでは選手間で試合中に修正できていたからと述べています。
しかし、ここ数試合土居を途中出場させて前線がボールをキープできなくて押し込まれまくってどうしようもなかった試合が続いていましたよね。
その状況のどこに選手で修正できる余地があったのかと見識を疑います。
結局柴崎を用意していたところの42分。
人数は揃っていたのにあっさりDFの裏を取られて失点してしまいます。
CBの間を通されていますからね。
DFラインの不安定さが出た失点でした。
ここからは得点を取りに行きたい気持ちが焦ってチグハグ。
湘南に押し込まれてチャンスをいくつも作られます。
そしてついにロスタイム、カウンターからアーリアジャスールに運ばれて逆サイドで端戸に決められてしまいましたね。
小笠原はファウルをしてでもアーリアジャスールを潰さないといけないですよ。
ほかの選手も人数はいたのに誰も端戸へのマークも付けてなかったですからね。
絶対に勝たないといけない試合を土壇場の逆転劇でロスト。
大宮、神戸は勝ったために鹿島のナビスコ杯決勝トーナメント進出の可能性は潰えました。
リーグ戦と違ってナビスコ杯ではDFの不安定さが出てしまいましたし、スタートで躓いたのが大きかったです。
この状況、このメンバーで戦って勝ち点3を取り続けるのは苦しいですよね。

残り2試合は消化試合に
鹿島のグループリーグ敗退が決定しましたね。
名称も変わるようですから2つの意味でナビスコ杯終了です。
残り2試合は消化試合になるので若い選手をどんどん起用するのがいいですね。。
GKは絶対川俣を使って欲しいです。
あとはこの試合でもなかなかのプレイをしていた小池、出番のなかった三竿や久保田にも出場機会を与えたいですね。
植田不在にソッコのケガが長引くならブエノも慣れさせておかないといけないですし、戻って来れるならケガ人の試運転に使うのもありです。
あとは鈴木をFWで使ってほしいところ。
この試合も2点目と後半の決定機で得意の頭でチャンス作っていますし、決定機が3つあってごっつぁんゴールだけ、それ以外は仕事していない選手よりよっぽど得点取ってくれると思います。
次の試合はリーグ戦名古屋戦です。
西が出場停止なのはこの試合になりますね。
普通に伊東が出場すると思いますが、2列目のメンバーが横浜FM戦と同じなら前はカイオになるのであまり良さを引き出してもらえないかもしれません。
左サイドから積極的にサイドチェンジをして、伊東には五輪候補の試合でしていたように後ろから上がっていく選手の脅威を見せてほしいですね。
台所事情が苦しいですが、名古屋もチーム状態はよくないので何とか勝ってナビスコ杯に続いてファーストステージも終了とならないようにがんばってもらいたいです。

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【ナビスコ杯第3節】勝ち点0同士にふさわしい凡戦もとりあえず勝ち点3…の名古屋戦
結果
2016年04月06日(水)
名古屋1-3鹿島(19:04/パロマ瑞穂スタジアム/6,134)
[得点者]
38分:野田隆之介
52分:遠藤康①←植田直通①
66分:カイオ①
71分:昌子源①

[フォーメーション]
FW:土居、赤﨑
MF:カイオ、遠藤
MF:小笠原、永木
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
HT:赤﨑、永木→鈴木、柴崎
90分:遠藤→中村


試合の感想
先発とフォーメーション
名古屋は4-2-3-1の布陣でしたね。
CBは大武とオーマンという初組み合わせで、控えも後ろの選手は竹内くらいしかいません。
もともと今季はDFラインの層が薄い構成となっており、それがそのまま守備の不安に繋がっていますね。
鹿島は4-2-2-2、こちらもナビスコ杯は守備はズタボロですがこの試合は昌子と植田のコンビです。
柴崎が内転筋、金崎が打撲ということでボランチには永木、2トップには土居が入っていました。
GKはここに来て曽ケ端。
CBコンビが代わるこれまでの2戦に敢えて櫛引を使っていましたが、石井監督は自らの采配ミスを認める形での正GK起用となってしまいましたね。
2連敗、勝ち点0同士の対戦で負ければグループリーグ突破は絶望的、引き分けで共倒れという試合でどちらも絶対に勝利が必要です。

決定機0の凡戦
立ち上がりから名古屋が攻勢を仕掛けます。
鹿島の高い位置を取るサイドバックの裏、特に左の山本の裏を狙われて危ない場面を作られていましたね。
そして、そこから生まれるセットプレイでもピンチを招いていました。
5分にはCKから野田のダイビングヘッドで早々にゴールを割られそうになりますが、曽ケ端のセーブとポストに助けられます。
すでにこの時点から小笠原のセットプレイの守備が穴になっていましたね。
立ち上がりこそお互いシュートが生まれましたが、あっという間にこう着状態というか勝ち点0同士にふさわしい凡戦に突入します。
名古屋のDFラインはボコボコで揃っていない事が多く、けっこう酷い状態だったのに鹿島に至っては決定機すら作れていませんでしたね。
前半終盤には再び名古屋がサイドからチャンスを作りかけると、セットプレイから均衡を破ります。
田口のFKを野田が足で合わせて先制点をあげます。
田口のボールも良かったですが、ここも小笠原が完全にマークを振り切られていました。
高さでやられたならミスマッチとも言えますが、単純にマークにすら付けていないので競り合い以前の問題ですね。
鹿島は結局チャンスらしいチャンスすら作れないまま前半終了。
やはり2トップがこれではね…。
赤﨑は積極的にシュートを打とうという意識は観られましたが、そもそもトップ2人のところで起点が出来無さ過ぎでした。

守備陣の差が出た後半
後半開始から石井監督は赤﨑、永木に代えて鈴木、柴崎を入れて来ます。
ビハインドなので当然攻撃力を上げる采配をしたわけですが、カイオをトップにあげて鈴木は2列目起用でしたね。
前線にカイオを置いてキープさせる意図はわかりますが、これではせっかく入れた鈴木は持ち味を出せずしばらく消えている状態でした。
特に選手交代で変わった部分が立ち上がりなかったですけど、チームを救ったのは52分の遠藤のゴールでした。
植田のロングフィードから大武との1対1を左に行くと見せかけて縦に抜いて右足でフィニッシュ。
楢崎の股を抜いて同点ゴールをあげます。
少し前にも書きましたが、ペナルティエリアでは強烈なシュートを打つ必要はないのでインサイドで蹴ればいいわけです。
それだと利き足と逆の足も使いやすいですし、左だけでなく右もあれば相手は格段に守り辛くなりますからね。
それによって本来得意の左でもより狙いやすくなります。
完全に個人技でのゴールでしたが、これによってようやく鹿島にも勢いが出て来ましたね。
さらに同点に追いつかれた名古屋が躍起になって攻撃に人数をかけるようになったため、鹿島も攻めやすい展開になりました。
60分には遠藤のスルーパスからカイオが完全に抜け出して決定機を迎えますが、シュートをふかしてしまいます。
ここもそうですけど、名古屋は簡単に裏を取られ過ぎですよね。
まずビルドアップ時に両サイドバックが高い位置を取るのですが、ボールを取られた後の守備への切り替えが遅過ぎます。
特に後半に入ってから疲労からか守備の寄せは格段に落ちていましたね。
それで鹿島のボールホルダーがフリーで高精度のボールを出せるので、前線は1対2の状況でも先手を取れて簡単に振り切れていました。
その上、大武もオーマンもスピードのあるタイプではない上に連携も全然、ラインも高く取り過ぎですね。
鹿島も最近は両サイドバックが高い位置を取り過ぎてよくその裏を狙われてカウンターを受けていますが、名古屋はそれと比較にならないくらい脆いです。
鹿島は昌子や植田がいれば1対1や高さで征してよく抑えていますからね。
そんな名古屋の守備の弱点が出て、66分に逆転ゴールが生まれます。
ハーフウェイラインでボールを奪ってからのカウンター。
土居がカイオとのワンツーで抜け出してシュート、これは楢崎のセーブに阻まれるもこぼれ球をカイオが押し込みます。
さっき言ったように名古屋はビルドアップ時に両サイドバックに高い位置を取らせます。
それに呼応してCBが両サイドに大きく開くんですよね。
普通はボランチが1枚降りて3バックの形でビルドアップすることが多いですが、両サイドバック同様にボランチも高い位置を取るんで2-4-3-1のような布陣になってます。
これ子供でも分かると思いますけど、CBが開いてるので低い位置でボールを取られたら真ん中ガラガラであっという間に決定機まで持って行かれますよ。
理想ばかり高い素人監督の酷い守備、戦術は違いますが清水の大榎監督の試合を観た時と同じかぐわしい香りを覚えましたね。
何しろまだボランチや両サイドバックがボールを持っている時点でフィールドプレイヤーの2CB以外が攻撃のためのポジションを取っている状態、いや、CBも開いてビルドアップのためのポジションを取ってますから10人全員ってことになります。
つまり、リスクケアが全く出来てないってことですね。
ボールを出した後オーマンがポジションをもっと中に取り直していたらまだマシでしたが、このやり方だと後ろの選手が状況によって相当細かく正確にポジションチェンジを繰り返さないといけないです。
監督の指示なのでしょうが、そもそも両ボランチがDFラインのフォローに入る場面がないですし守備しなさすぎです。
そして、名古屋はセットプレイからの失点も多いです。
遠藤のCKに鈴木が頭で合わせます。
ヘディングシュートは楢崎にセーブされるもこぼれ球を昌子が押し込んでダメ押し。
名古屋はFKをゾーン、CKをゾーンとマンマークの併用で守っていますが、高さはあるものの緩いです。
小倉監督は川又、小川、小屋松など交代カードを切って得点を取りに行きますが、やはり代表組が戻ったDFラインは全然違いますね。
鈴木を倒したオーマンが2枚目の警告で退場、これでもう完全に勝負は決まりました。
それにしてもオーマンは小倉監督の頼みの綱の即戦力補強だと思っていたのですが、Jリーグのスピードについてこれなさそうですし、予測やポジショニングで勝負するタイプでもなさそうです。
まだ25歳とも言えますが、そんなに若いわけでもないですし年齢的にはDFラインを統率することを期待されているんじゃないですかね。
そんなわけでちょっと名古屋の守備陣相手ですと、得点・勝点で3を取れても評価にはならないです。
開幕戦の磐田戦以外7試合で失点していますからね。
石井監督が好んで使っている赤﨑、土居、柴崎はこの試合でもパッとしなかったですし、正直勝ち点0同士の凡戦を征したという試合だったと思います。
この時点でのグループリーグ敗退はのがれたものの首位大宮は勝ち点7、2位の神戸は6ですが1試合消化が少ないです。
同じ勝ち点3の磐田、湘南も鹿島より試合数が少ないですし、まだまだ崖っぷちの状況が続きますね。
次節は神戸-大宮、湘南-磐田の上位と中位の潰し合いとなっています。
鹿島としては消化数が多く首位の大宮がそのまま走って欲しいところですが、まだ対戦が残っていることを考えるとそっちとの勝ち点を縮めていきたい気持ちもあります。
しかし、消化試合が少なくてすでに戦って負けた神戸が勝つのもあまり好ましくないんで引き分けてくれないと厳しいかもしれないですね。
鹿島は次試合がないのでグループリーグ突破はとりあえず運頼み、後半戦に向けて次節がなるべくラッキーな結果に終わる事を祈っています。

次はホーム広島戦
広島は3-4-2-1の布陣で、例の如く5トップ気味になって攻め、5-4-1で守る戦い方です。
ただ、今季は失点が多く守備がいまいちしっくりハマっていない感じですね。
リーグ戦もACLもスタートで躓きましたが、ここに来て3連勝中と徐々にアジャストしてきています。
ドゥグラスは抜けましたが、ここまで4ゴールのピーター・ウタカ選手には要注意です。
今の鹿島ですと前からプレスに行くのは厳しいですかね。
幸い昌子と植田が存在感を出していますから、引いて守って跳ね返してというまずは守備を意識した戦い方でもいいと思います。
鹿島は広島をずっと苦手としていて09~13シーズンのリーグ戦成績は2勝4分4敗でした。
しかし、過去2年に関しては3勝1分と盛り返して来ています。
ナビスコ杯が相変わらず厳しい状況なだけに、リーグ戦ではしっかり勝ち点3を取って川崎に続く前半の山場の広島戦を乗り切りたいですね。

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【ナビスコ杯第2節】惨敗で早くも敗退危機…の神戸戦
結果
2016年03月27日(日)
神戸1-4鹿島(14:00/ノエビアスタジアム/7,024人)
[得点者]
23分:ペドロ・ジュニオール
37分:渡邉千真
64分:ペドロ・ジュニオール
75分 相馬崇人
84分:山本脩斗②
[フォーメーション]
FW:赤﨑、ジネイ
MF:中村、カイオ
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、青木、西、伊東
GK:櫛引

[選手交代]
42分:中村→遠藤
HT:ジネイ→土居
68分:小笠原→鈴木


試合の感想
先発とフォーメーション
神戸は4-4-2のフォーメーションです。
連戦とは言えベストメンバーと言える先発で来ましたね。
鹿島は4-2-2-2の布陣。
甲府戦からは4人の入れ替えがあり赤﨑、カイオ、小笠原、山本が先発に名を連ねました。
ブエノはケガから復帰したもののベンチスタートでしたね。
CB事情が苦しいとは言え西をそのまま中央に使ったのは失策ですが、三竿→山本、永木→小笠原と甲府戦からさらに守備意識を下げて来るとは思わなかったです。

ボランチが足を引っ張り過ぎ
試合はその守備意識の低下の影響が結果に繋がります。
6分にはペドロ・ジュニオールとレアンドロのコンビにゴールを脅かされると、序盤からボランチのポジションの悪さが目立ちましたね。
真ん中空け過ぎてDFラインが無防備にさらされる事が多かったです。
鹿島は山本のスルーパスから中村のシュートを打つなどしますが、先発を入れ替えても全員どこか身体が重そうでいい攻撃が観られません。
そしてこの試合も先制点を奪われてしまいます。
中央で中村がボールを奪われたのですが、ボランチが2人とも右サイドに寄っている上に柴崎のパスミスが加わります。
中村が欲しいところに出せていればワンタッチで前に出せていましたからね。
パスがズレたため後ろ向きでもらう事になってそこを神戸の選手2人に狙われました。
パスミスは誰にでもありますが、特に今季の柴崎は多く、フリーでの何でもないパスを相手に渡したり、この場面のようにズレる事が度々あります。
そもそもこの状況でDFラインが3対3になっているのは大問題であり、それはボランチの責任ですね。
山本が早々に攻撃のポジションを取ろうと上がったため、ボールを奪われた時点で2対3の状況、これはセレーゾ監督の時によくあった失点パターンですよ。
CBにGKが代わっているわけですからいつも以上に守備重視で戦わないといけないのにメンバー変更で攻撃意識を上げてしまうのでこういう失点が生まれてしまいます。
33分には中村のスルーパスからジネイがチャンスを迎えますがシュートまでは行けず。
さらにはカイオのクロスからジネイがボレーと見どころがない前半で鹿島の攻撃はこのくらいでしたね。
逆にカウンターからレアンドロに危ういシーンを作られると、甲府戦同様に前半のうちに追加点をあげられてしまいます。
ここも両ボランチの守備が最悪でしたね。
コンディションが明らかに悪い柴崎がペドロ・ジュニオールに振り切られ、小笠原はまたもや柴崎と同サイドにポジションを取りすぎで中央を空けてしまいます。
それでフリーになった渡邉に決められます。
ゴール前は3対2で守れていたわけですから柴崎が抜かれた時点で青木がフォローに入ればまだ中央は3対3で何とか対応はできなくなかったです。
それを小笠原が無意味に柴崎の方に行くので青木とかぶって結局2人とも何も出来ないまま中央にパス出されてやられてしまいました。
ここで中村に代えて遠藤を入れますが、CBが脆弱な中守備に穴を作っているボランチを代えないとどうしようもないですよね。

山本以外決定力がない
後半開始からジネイに代えて土居を入れます。
これも1枚目に続いて見当違いな交代ですね。
曲がりなりにも前半でシュートやスルーパスでチャンスに絡んでいたのは中村とジネイですから。
交代するなら赤﨑に代えて遠藤を入れて4-2-3-1にすべきです。
コンディションが悪くて運動量やインテンシティーで負けているわけですから、フォーメーションを変更して前線の距離を近くすることも考えないといけないですね。
結局、ボランチの穴はそのままに攻撃意識をさらに高めてしまうので失点が止まるはずありません。
立ち上がりこそカイオのクロスに遠藤が絶好期を迎えますが、パスがバウンドしていたので打ち損じてしまいましたね。
その後は石津に右サイドを突破されてまたもや渡邉にゴールを脅かされ、カウンターから危ない場面を多く作られそうになります。
ここまで失点の多い神戸も決して守備は良くないですし、カウンター後に隙も生まれているので鹿島もチャンスはなくはなくですが、柴崎のクロスにカイオのボレーは枠の上。
ただ早々に2枚替えした割には後半も決定機をろくに作れていないのは酷いですね。
すると64分にCKから失点してしまいます。
ペドロ・ジュニオールには西が付いていましたが、あっさりヘディングされてしまいましたね。
ここがやはり甲府戦に続いて真ん中の強度が足らないところです。
何1つ思惑が上手く行かず、まったく何もさせてもらえていない石井監督は小笠原に代えて鈴木を投入。
3枚目の交代はさらに分かりません。
得点を取るために後ろを削って前線の選手を増やすのなら分かりますが、遠藤をボランチに下げるなら意味ないですよね。
しかも土居がフィジカル弱くてボールを持てないので高さのある鈴木を2列目で使わざるを得ないという本当に訳分からない采配でした。
それなら単純に赤﨑を交代させたらいいと思うのですが、2枚目で無駄なカードを切るからこういう苦しい状況に陥るわけです。
当然チーム状況が良くなるはずもなく、75分にさらなる追加点を許してしまいます。
ここはカイオが守備さぼったところを左サイドからクロスを入れられて、中央も人数はいたものの左サイドバックの相馬にマークに付けずにやられてしまいました。
渡邉のマークの受け渡しも終始上手く行ってなかったですが、神戸のサイドバックに付かないといけないカイオ、鈴木が両方とも守備してなかったですからね。
数少ない決定機を決められない鹿島は、CKからようやく1点返します。
ファーサイドからの青木の折り返しをGKが触ったボールが山本にとって絶好のところに来ましたね。
終了間際には伊東のクロスに土居のヘッドもバーに阻まれ、赤﨑とのワンツーから鈴木のシュートも大きくふかしてしまいます。
後半の少ない決定機もことごとく決められず、山本以外決定力ないって感じですね。
コンディションの影響もあると思いますし、守備がバタバタしているので攻撃に焦りが生まれているのも原因でしょう。
試合は間違いなく今季最悪の内容でそのまま終了。
あまりの惨敗ぶりな上に何も残らない試合でしたね。
ナビスコ杯早くも敗退危機という状況に陥ってしまいました。

初心に戻るには絶好の相手
次はアウェイで川崎戦です。
パスを繋いで来る攻撃的な相手ですので、まずはしっかり守る意識、そして前線からのプレスと初心を取り戻すにはいい相手だと思います。
心配なのはコンディションですね。
現在の鹿島は誰1人調子のいい選手が観られず身体が多くキレがない状態です。
運動量やインテンシティーで負けていますし、決定力がない事にも影響しているでしょうね。
復帰する代表組に期待ですが、金崎のコンディションはいかほどか。
ナビスコ杯の悪い空気を持ち込みたくないでしょうから、恐らく先発はリーグ戦のメンバーを基本に組んで来ると思います。
間違いなく先発で起用されるであろう柴崎のコンディションが鍵になりますね。
FC東京戦では復調傾向にありましたが、連戦でまたコンディションを落としてナビスコ杯では最悪なプレイの連続でした。
川崎は今季から守備の意識を高めているようですね。
と言っても引いて守るわけではなく、バルサ式の守備です。
自分達がボールを保持して攻撃に人数をかければ、ボールを取られた場所=自チームの選手が多いエリアになりますから、そこでプレスをかけて奪い返せば効率いいし、攻撃にも繋げられてお得だよねという発想です。
でも、まだ上手く機能してないですしこういう相手には守から攻への切り替えが大事ですね。
特にサイドへの展開や前線へのロングボールを用いて素早くプレスをかいくぐりたいところです。
とにかく大事なのは走る事、ファイトする事、まずは守備からしっかりやるという初心ですね。
特に石井監督の選手交代が足を引っ張ってチーム状態がダウンしている事が多いので、采配でも初心を取り戻す事が重要でしょう。

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