鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ACL第6節】アディショナルタイムに繋いだ希望がアディショナルタイムに終える…のFCソウル戦
結果
鹿島2-3FCソウル(20:00/カシマサッカースタジアム/19,223人)
[得点者]
08分:赤崎秀平①←土居聖真①
36分:イ・ ウンヒ
51分:オスマール
79分:柴崎岳②
91分:モリーナ
[フォーメーション]
FW:赤﨑
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
68分:赤﨑→高崎
71分:カイオ→本山
86分:西→梅鉢


試合の感想
鹿島の流れだったはずが…
FCソウルは何と3-1-4-2の布陣で来ましたね。
ウェスタン・シドニーが勝利すればFCソウルも勝利が必須になるので、前に人数をかけて攻撃的に来ようという狙いでしょう。
鹿島はいつもの4-2-3-1ですが、金崎が結局間に合わなかったため1トップには赤﨑が入りました。
しかし、昨季はダヴィが負傷してからは先発して結果も出していましたし、今季の金崎の0トップの原型となった後半途中での中村への交代は効果的でしたからね。
序盤はFCソウルが積極的に攻め込んで来ましたが、8分に鹿島が先制します。
プレスが甘いところで土居のパスに赤﨑が前を向いてペナルティアークの中から狙っています。
シュートは左サイドに豪快に決まって幸先よいスタートを切りました。
前節の甲府戦にターンオーバーをした効果もあって鹿島の選手はここまでの連戦の試合より動けていました。
正直、流れが来ていると思いましたね。
というのもFCソウルの3-1-4-2の布陣はどうしてもバイタルエリアが空きやすくなるので、そこを使って行けば追加点を望めるからです。
17分には西のアーリークロスからDFラインの裏に走った赤﨑が合わせようというシーンがあり、くさびのボールを入れたりと赤﨑の特徴を活かしながら戦うことも出来ていました。
その後も一度真ん中を使ってからサイドに展開、中央に入っていた遠藤が胸トラップからミドルシュート。
さらには西から中央に入れる斜めのパスで遠藤がファウルをもらってFK。
自らが直接狙ってポスト直撃、こぼれ球をカイオがシュートという惜しい場面を作るなど、リズムは良かったです。
しかし、甲府戦の後半もそうだったように次第に真ん中に入れるパスがなくなって来ると36分にCKから失点してしまいます。
山本のマークだったのですが、フロントネックロックをかけられていたような感じになっていましたね。
汚名返上したい山本は高い位置を取って、ペナルティエリア内に飛び込んで遠藤の左足のクロスに合わせますが決め切れません。
チャンスらしいチャンスを作らせていなかったのですが、セットプレイ一発でやられて同点で後半を迎えます。

運命を決めたのはやはり守備の酷さ
何としてでも先に得点を取りたい鹿島ですが、後半開始早々の50分にまたもやCKから失点してしまいます。
ショートコーナーで意表を突かれた感もありますが、昌子が完全にオスマルを放してしまっていましたよね。
マンマークの守備であれだけ自由に走らせたらアウトです。
勝たなければいけない鹿島は早めに同点に追い付きたいところ。
13分には西のクロスを逆サイドの山本が頭で折り返して、中央で土居がフリーの状態で頭で合わせますが枠の上に浮かせてしまいます。
後半になるとますます中央を使わなくなって赤﨑と土居が消えてしまい、鹿島はチャンスもろくに作る事ができません。
昨年のように赤﨑に代えて中村をトップで使ってくるかと思ったのですが、セレーゾ監督は最初のカードとして高崎を選択。
当然、サイドからの攻撃が上手く機能しているわけでもなく、引き続き中央で起点を作る事もできないので特に変わりません。
そのため、続けてカイオに代えて本山も投入します。
これで遠藤、中村、金崎、本山のうち2人が同時にピッチに立ったわけですが、直後に右サイドで遠藤が起点になると西とのコンビで裏を取った本山に出します。
フリーでファーサイドの山本を狙ったのですが、ヘディングシュートははずしてしまいます。
ここはフェイクを入れずにもう1つ早いタイミングで入れて良かったと思いますし、もっと速いボールの方が合わせやすかったと思いますけどね。
少し大事に行き過ぎた感がありました。
しかし、本山と遠藤の2人が同時にピッチに立ってリズムの戻って来た鹿島は33分に同点に追い付きます。
本山の縦パスから遠藤がワンタッチで土居にはたくとリターンをもらって潰れながら山本へ。
センタリングに高崎がDFと競り合ってこぼれると、柴崎がトラップからボレーシュート。
綺麗には当たらなかったですが、逆にループシュートになってGKの頭を越えてネットを揺らします。
これは3試合連続劇的勝利かと思いきや、セレーゾ監督が3枚目の交代カードで大失敗します。
得点を取りに行く事を考えたら、ほとんど消えている土居に代えて中村という選択肢も考えられました。
しかし、両クラブとも疲労が色濃くなって守備に戻れなくなっており、お互いのゴール前を行ったり来たりのカウンター合戦になって来ていました。
そんな中、鹿島の攻撃が跳ね返されたボール、FCソウルの攻撃を跳ね返したこぼれ球を拾う役割の小笠原が相当疲れて動けなくなっており、そこを修正しないとかなりヤバイという状況でした。
実際にマイボールのこぼれ球を小笠原が競り負けて奪われて、カウンターを受ける場面も多くなっていましたからね。
セレーゾ監督は梅鉢を用意していたので小笠原を下げるのかと思いきや、何故か西との交代となります。
43分にはコ・ヨハンにカウンターからトドメを刺されそうになりますが、曽ケ端が防ぎます。
44分には鹿島のチャンス。
小笠原のくさびのボールを柴崎がヒールでフリック、遠藤が得意の形に入りますがシュートまで行けず。
何か全体的に大事にいかなくちゃっていう気持ちが強くなり過ぎていた感じがありましたね。
この後、CKからの流れで梅鉢も大事に持ち過ぎてボールを奪われるとカウンターを受けます。
最後は6対6の状況で右サイドから速いクロスを入れられてヒールで合わせられますが、曽ケ端の正面で助かりました。
ここは梅鉢がよく戻って前を向かせなかったので、相手も難しいシュートになりましたよね。
曽ケ端が素早く柴崎にスロー、FCソウルの選手は戻る体力がありません。
6人攻め上がっていたということは、当然守備には4人しか残っていません。
それに対して鹿島は7人。
当然これだけ数的優位ですから真ん中に小笠原と山本とドフリーの選手がいるわけですが、土居は逆サイドでフリーでいた遠藤にボールを出します。
この判断が最悪な上にパスも酷過ぎてGKに簡単にキャッチされる最悪の展開。
DFのクリアなら数的優位の鹿島がボールを拾える可能性が高いですし、FCソウルの選手が拾ってもすぐにプレスに行けます。
ところがGKにキャッチされたら確実に鹿島がカウンターを受けますからね。
そもそも鹿島の方が3人多かったわけですから、これを決定機に繋げられないと勝てるわけありません。
鹿島は7人が上がっていたので後ろには3人しか残っていません。
小笠原と山本が戻って何とか5対5の数的同数にして、深くドリブルで切り込んで来たエベルトンのクロスを梅鉢がクリア。
この間にFCソウルの選手が1人上がって来るも土居が戻って6対6で守ります。
コ・ヨハンに裏を取られるも折り返しがFCソウルの選手に当たって小笠原がクリア、そう安堵した瞬間、信じられないことが起こります。
小笠原がまったく動けず途中出場で元気なモリーナにボールを拾われると左隅に決められてしまいました。
ここは小笠原がもう走れなくなっていたのもあるのですが、ボールに近づくより前に前線を観るアクションを入れているんですよね。
つまり、セイフティファーストではなく、前線に確実に繋ぐプレイを優先しようとしたわけです。
何度も言いますけど、鹿島の失点はセイフティファーストを心がけていたら防げているシーンは多いです。
得点を取らないといけない状況ではありますが、失点したらその時点で終わりですからね。
得点の事で言うならその前の7対4のカウンターでシュートにすら行けず、簡単にカウンターされたのが本当悔やまれます。
この後は甲府戦でセレーゾ監督がパワープレイを自分たちのスタイルと違うと批判していたせいか、あくまで繋ごうとしてそのままタイムアップ。
開幕から3連敗してグループリーグ突破というのはやはり難しかったということですし、鹿島は昨年ナビスコ杯のグループリーグも突破できてないわけですからACLはそんなに甘くはないということでしょう。
甲府戦で選手を休ませた分、走れてはいましたしセットプレイでの失点とセレーゾ監督の采配を除けば内容は悪くなかったと思います。
それにしてもFCソウルには勝てませんね。

攻守のバランスの話
中4日でアウェイFC東京戦となります。
ちょうどいいタイミングなので攻守のバランスの話をしておきたいと思います。
FC東京は前節仙台に3点リードしたものの終盤にセットプレイなどから2点を返されました。
しかし、10節を終わって7失点、これは浦和、広島に次ぐ少なさで守備の固いチームと言えます。
FC東京のフィッカデンティ監督はイタリア人らしく、守ってカウンターの戦術をとっており、今季もここまでウノゼロの勝利を4回成し遂げています。
失点の多い鹿島の守備との違いはGKの質、フォーメーションなどありますが、羽生や米本、徳永などを始め守備に走れる選手を多く置いているのも特徴ですね。
アンカーには攻撃的な梶山を配置していますが、これは展開力を活かす以上にあまりアンカーには動いて欲しくないのでベテランを置いているのだと思います。
そして、攻守のバランスにおける最大の相違は攻撃にかける人数、守備に残す人数です。
FC東京は基本的に前線3人で攻める事が多く、相手ゴール前に攻め込んでもペナルティエリア内に3人しかいないというパターンが多々あります。
これにセンターハーフ1人、サイドバック1人が加わることがありますが、せいぜい攻撃にかける人数は5人です。
守備には常に5人は残しているということですね。
攻撃にかける人数が少ない分、どうしても得点は少なくなりますがFC東京は太田のプレイスキックを武器としたセットプレイや武藤の能力の高さでここまで14得点をあげています。
では、現在の鹿島の攻守のバランスがどうなっているかというと、小笠原と柴崎のボランチの場合、2人とも高い位置を取りますし、両サイドバックが同時にオーバーラップしている事も多いです。
右サイドに西が上がって組み立てにからみながら遠藤の左足のクロスをファーサイドでフリーになっていた山本が決定機を迎えるというシーンはよく観ます。
人数をかけている分、当然こういったチャンスを作れるわけですが、ご存じのようにサイドバックが絡んでの攻撃はそれ程得点には結び付いていません。
反面、守備ではCB2人しか残っていない場面もあり、DFライン4人が残っている場合でもボランチ2人がバイタルエリアを空けてしまって最終ラインが無防備に晒されてしまっていることが多いです。
強かった時の鹿島は本田、熊谷、中田、青木などのファーストボランチがいて、サイドバックもつるべの動きと言って片方が上がればもう片方は守備に残るというルールがありました。
つまり、現在の鹿島は基本的に守備に残っている人数は2,3人、全盛期の鹿島は基本的に4人が残っていることになります。
もちろん相手が攻撃に何人残しているかによってこの基本人数も変化します。
しかし、例えば相手の1トップとトップ下の2人の選手が残っているのに対して、鹿島は昌子、ソッコ、山本の3人が残っていたとしてもボランチ2人が高い位置を取って、その裏でトップ下に起点を作られたらたちまちDFラインは窮地に陥ります。
これは2トップでも同じで、CBは1人余らせる形で2人で1人を観ますから、1人がボールを受けに下がったらそれはボランチが観ないといけないんですよね。
中央だったらサイドバックも付いていけません。
ですが、小笠原も柴崎も攻撃的な選手なのでポジションが高過ぎたり、相手にやらせない守備ではなくボールを奪いに行く守備で飛び込んでしまうプレイが目立ちます。
だからこーめいはずっとファーストボランチを置くように言っているわけですが、根本的にセレーゾ監督がこの攻守のバランスを考えなおさないと失点癖はなくならないと思います。
セレーゾ監督は就任時には守備を改善して失点を減らすと抱負を語っていたものの、13年は52失点。
これは曽ケ端の凡ミスからの失点は多かった12シーズンの43失点より増えています。
14シーズンは運動量とインテンシティ、それから今季よりセットプレイでの失点が少なかったので39失点と改善を見せますが、やはり安い失点は多かったですよね。
守備を改善しようと思ったらセレーゾ監督を代えるか、セレーゾ監督が攻守のバランスの考え方を変えるかです。
攻撃にかける人数は基本6人、現在の鹿島でこれで得点が取れないようでは前線の選手起用、選手の組み合わせ、戦術が悪いと思った方がいいです。
しかし、セレーゾ監督はそこを改善する術を持たないので得点を取るためにはファーストボランチに代えて小笠原投入、両サイドバックに同時に高い位置を取らせるという戦術をとっているわけですね。
だから、数的同数、数的不利になる事も多く、攻撃に参加する8選手は守備に戻らないといけないので運動量、走れるかどうかが試合の運命を左右する非常に重要な要素となってしまいます。
そもそもセレーゾチルドレンと言われた土居や伊東の起用に対して、「若い選手をいきなり試合で使えばいいわけじゃなく、それまでの練習で必要なことを身に付けさせて準備が出来たから使った」なんて事を言っていましたが、土居はダヴィが負傷したから大迫と縦関係で起用し始めただけですし、伊東の先発は西の2試合出場停止が起点です。
別に準備が出来たから使ったわけではなく、起用せざるをえなかったから使ったのが上手くいっただけです。
しかも、鬼のようなキープ力のある大迫が1トップだからこそ土居のトップ下が機能したのに13年に2人の縦関係が良かったからという理由で、1トップの選手が代わっても何も考えず土居をそのまま起用していますからね。
度々言っているように前線には2人起点になれる選手を起用しないと攻撃を作るのが難しいのです。
現在のメンバーで言えば、遠藤、中村、金崎、本山の4人です。
この試合も本山が入ってからはチャンスの場面はほとんど遠藤と2人で起点を作っているんですよね。
今後はこれにジネイと杉本が加われるかというところです。
ところがセレーゾ監督はこの4人のうち2人を同時に使うということは何故かしません。
起用しても中村と遠藤の2人をサイドハーフに置くので距離が遠過ぎて上手く機能していません。
今季は金崎が入って起用するようになりましたが、左サイドハーフに入った場合も同様です。
機能しているのは1トップやトップ下に入った時ですね。
0トップシステムについては昨年中村がトップに入った時も機能していました。
ちなみに3連覇時の前線の起点はマルキーニョスと本山。
本山がケガや病気で先発が難しくなり、2列目がガブリエルと野沢になってからは起点がマルキーニョスのみになったので機能しなくなりました。
前線の機能性をアップさせることができれば、攻撃にかける人数を削っても大丈夫ですし、それなれば守備も安定して来ます。
とはいえ、攻撃力には個の力も必要なのでジネイに期待したいです。

アウェイFC東京戦
FC東京は4-3-1-2のフォーメーションで、これは前にも書いたようにサイドで起点を作られると弱いです。
特に相手のサイドバックにはプレスをかけづらいので、鹿島は西を起点に攻めたいですね。
また、3ボランチではピッチの横幅をケアするのは難しいですからサイドチェンジを積極的に使って行きたいです。
これができれば鹿島が有利に試合を運べると思いますが、フィッカデンティ監督は戦術の引き出しが多いので機能していないと見るやシステムを変えて来ます。
昨年の22節ホームでの対戦も後半開始から2枚替えして、4-4-2のフォーメーションにして来ました。
鹿島はセレーゾ監督がまだケガをする前のルイス・アルベルトをベンチ外にしてまでジョルジ・ワグネルを先発に起用したこともあって後半に追いつかれてしまったのですが、後半は監督力勝負になると思います。
ACLグループリーグ敗退を受けて何かを変えて来るのか、それとも何も考えて来ないのか。
鹿島は伝統的にブラジル人監督に日本人コーチが付く形ですけど、戦術や攻守のバランスについて話し合ったりしているんですかね。
監督がすることを観て学ぶだけでは絶対に将来いい監督になれませんよ。
海外では監督ではなくコーチが戦術を担っているやり方をしているところもありますし、スカウティング情報を元に監督とコーチで意見を言い合うのは普通です。
最終的に決めるのは監督ですが、意見を言わないと監督としての力は磨かれないですし、話し合うことで気づく事も多いですから。
話し合っていたら大岩コーチが今の鹿島の攻守のバランスについて何も言わないわけないと思いますから、やっぱりセレーゾ監督が全部決めているのでしょうね。
戦術については名プレイヤーだったとか、監督や選手経験があるとか関係ないです。
海外の監督でも攻撃至上主義、守備の練習をしない監督などはDFに「近くの選手をマークして適当にオフサイドトラップをかけろ」なんて指示を出す人も本当にいますから。
勉強して研究して、自分だったら常にどうするか、セレーゾ監督の試合を観て何が上手くいったのか、ここをこうしないから失敗するんだとか、そういうのを観ていかないと成長しないです。
反町監督とチョウ・キジェコーチのコンビもお互い言い合っていましたからね。
鹿島はセレーゾ監督続投、来季以降もブラジル人コーチ路線で行くなら、戦術コーチを雇った方がいいと思いますよ。
FC東京とは昨季、2引き分けだったものの09シーズンからの対戦成績では6勝4分と負けていません。
フィッカデンティ監督は戦術の引き出しが多く曲者ですが、監督力で後れを取らなければ相性の良さを発揮できると思います。

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【ACL第4節】気合いと内容と結果が伴ったACL初勝利…の広州恒大戦
結果
2015年04月07日(火)
鹿島2-1広州恒大(19:00/カシマサッカースタジアム/7,033人)
[得点者]
19分:遠藤康①[PK]
75分:エウケソン
93分:高崎寛之②←柴崎岳①
[フォーメーション]
FW:金崎
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:梅鉢、柴崎
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
77分:土居→高崎
82分:遠藤、梅鉢→中村、青木


試合の感想
相手の変化に対応してリードを奪う
広州恒大はカンナバーロ監督がフォーメーションを変えて来ましたね。
中盤ダイヤモンド型の4-4-2、前線はエウケソンとガオ・リンを2トップにしてトップ下にグラルを置く布陣でした。
前回の対戦で鹿島にサイドをかなりやられていたので、端から守備を期待していないエウケソンはサイドではなく真ん中に置いて、鹿島のサイドハーフには3ボランチにすることで対応しようという戦術ですね。
遠藤、カイオがボールを持った時にはそれぞれ16番のフアン、21番のジャオ・シュリーを当ててサイドで自由を与えないようにしていました。
この辺りはさすがカンナバーロ監督というところです。
相手のやり方が違ったことで少し思惑をはずされた鹿島ですが、序盤から広州恒大に押し込まれるものの集中力と守備意識を高く持って持ちこたえます。
そして、15分頃から鹿島も守備のやり方を修正、あまり前からは追わずにある程度リトリートして相手のアンカーからプレッシャーをかけて行くようにします。
するといきなり鹿島に先制点が生まれます。
18分にセンターサークルで梅鉢がインターセプト、こぼれたボールを拾った金崎が右サイドの遠藤に。
左のアウトサイドで上げたセンタリングはキム・ヨングォンの左手に当たってハンド判定、PKとなります。
露骨なハンドではなかったですが、手は体から離れていたので取るレフェリーは取りますよね。
これを遠藤がきっちり左隅に決めて、バースデイゴールで先制します。
アウェイでは撃ち合いになりましたが、この試合はカンナバーロ監督が鹿島の強みであるサイドに対応策を打って来ており、鹿島も前回の失点の多さを反省して守備意識を高く臨んでいました。
そのため、いかに点をとるかよりいかに守るかという展開になっていたので、早めに先制できたのは大きかったですね。
守備ではダブルボランチに梅鉢を入れた効果が出て来ています。
鳥栖戦でもそうでしたが、必ずゴール前で数的不利にならないようにフォローに入っていますし、CBが跳ね返したボールを拾える位置に戻って来ています。
また、DFはそうそう1対1では綺麗にボールを取りきれるわけではないですから、そういう時の抜かれた所でのカバーリング、こぼれ球への反応というのは小笠原にはないいい所です。
パス回しの所でのミスやファウルがまだ多いのが気になりますが、この試合のイエローカードは抜かれたら危ない場面でしたし、きちんとボールにも行っていたんですけどね。
それでも広州恒大の攻撃力はやはり絶大で28分にはグラル、ガオ・リンと繋いでエウケソンが飛び出しますが、スルーパスがやや大きくなったところを曽ケ端が体を張って防ぎます。
34分にもエウケソンのFKをスーパーセーブ、体を伸ばして何とか触ったボールはポストに当たって失点を免れます。
流れの中からはそれ程チャンスを作れていなかった鹿島ですが、終了間際にいい形を作ります。
遠藤がドリブルで相手をかわすと土居へくさびのボール。
土居はワンタッチで右サイドの金崎にはたいてゴール前でリターンを受けます。
センタリングをトラップしたところでハンドになってしまいますが、やはりチャンスを作るにはドリブルでの仕掛けは大事ですし、0トップシステムで前線の流動性が活かされた攻撃でした。
前半は1点リードのまま折り返します。

仕掛け続けた成果がロスタイムに
後半は広州恒大がより攻撃的になり、そんな中鹿島のチャンスも増えて行きます。
立ち上がりに梅鉢の頭でのパスを金崎がDFを背負いながら上手く遠藤に繋ぐと、中央の土居に落とします。
土居はフリーだったもののシュートまで行けず。
しかし、やはり遠藤以外にトップかトップ下でボールが収まると攻撃の作りやすさも全然違いますよね。
48分にもスローインを金崎がポスト役になって起点になると、パスを受けたカイオが股抜きで左サイドを切り込みます。
切り返して右足で出したマイナスのパスに走り込んだ柴崎。
トラップは少し大きくなったのですが、DFに突っ込まれながら右サイドのいいコースを狙ったんですけどね。
GKの好セーブに防がれてしまいました。
続く51分には遠藤が左サイドをドリブルでかき乱すと、カイオが落としたところを梅鉢が左足でミドルシュート。
ファーサイドに鋭い弾道で飛んで行きますが、ここもGKがファインセーブ。
しかし、こぼれ球を土居が押し込んで追加点と思いきやオフサイド判定でノーゴール。
確かに右足1本分くらい出ておりオフサイドですね。
土居が後ろから飛び出している状態だったら副審も迷ったかもしれませんが、もともとオフサイドポジションにいてポジションを取り直してなかったので確信を持って旗を上げたと思います。
際どい判定になったのはDFが土居のマークのために少しラインを下げたからでしたからね。
ここからは広州恒大が鹿島の左サイドから攻勢を仕掛けて来ます。
何とか守備で踏ん張ってカウンターを狙う鹿島でしが、広州恒大の攻撃の圧力を考えると2点目が必要な事は明らか。
それをどのように取りに行くかが重要になって来ます。
もちろん先に動くのはカンナバーロ監督、65分にメンバーを2人入れ替えて来ました。
鹿島はしっかり守ってカウンター、さらにサイドの遠藤とカイオが積極的に仕掛けて行きます。
広州恒大は3ボランチで守っていますから、後半になって疲労も出て来て横幅をカバーしきれなくなって来ましたね。
鹿島もサイドチェンジを意識してそこを狙って行っていました。
1点差で守備も悪いわけではないとなると動きづらい状況ですが、セレーゾ監督が動けないでいると同点に追いつかれてしまいます。
リードしている時点で交代するならイエローカードをもらっている梅鉢か、体を張って仕掛けることがまったくできていない土居になります。
ただ、梅鉢は守備で効いていたので交代しづらいというのは分かるのですが、2点目を取るために土居はもっと早く代えてよかったです。
セレーゾ監督が迷っていると29分にFKのリスタートから、前線に一気に放り込まれます。
左サイドでガオ・リンがキープするとセンタリング、エウケソンには昌子が付いていたのですが上手く合わせられて決められてしまいます。
ここはこれまでの失点と違って単純に人数が足りないとか、マークに誰も付いてないとかじゃなくて人数も揃っていましたし、ガオ・リンには西が付いて、梅鉢も戻って来ていました。
昌子もエウケソンの事は見ていたのですが、やはりエウケソンの裏の取り方や競り合いながらきっちり合わせて来る技術はすごいですね。
ただ、1つ言えばあそこは素早く簡単にリスタートをさせすぎました。
誰かが警告覚悟でもボールの前に立って遅らせて欲しかったですね。
嫌な流れになった鹿島ですが、この試合はこれまで勝てなかった試合とは別。
失点して追いつかれたものの守備はよく我慢する事が出来ていましたし、やはり2点目を取らないと勝てないっていう試合でしたよね。
そこでセレーゾ監督が打った手は土居に代えて高崎投入、金崎をトップ下に入れます。
珍しく最初の交代カードで土居を下げて来ましたね。
この交代が良かったです。
5分後には遠藤、梅鉢に代えて中村、青木を入れるのですが、高崎と土居が中央で並ぶ事がなかったので攻撃が失速することがなかったですね。
前線の選手は連携が出来ていなくて個で強引に仕掛ける場面が多くなりますが、前半から遠藤、カイオ、後半の選手交代からは1つ下がった金崎、途中から入った中村がガンガン仕掛けていたことが勝負の綾となります。
この試合はドリブルで仕掛けてチャンスも作れていましたし、ファウルも多くもらうことができていました。
カイオも引き続き仕掛け続けて、右サイドで粘ってファウルをもらいます。
ロスタイムももう終わりかというところ、柴崎がいいボールを上げて高崎が起死回生のヘッド。
DFとDFの間に入って上手くファーサイドに流し込みました。
鳥栖も同様にセットプレイをゾーンで守っていましたが、そういう相手への対処をセレーゾ監督はかなり練習していますね。
これがラストプレイとなって劇的なACL初勝利となりました。
結局、鳥栖戦もこの試合も選手交代で失速しなかったことが勝利に繋がりましたね。
Jリーグではパスを回して回して…っていうのでもある程度チャンスを作れますが、ACLではやはり個の力、強引にでも仕掛けて行くことが勝敗を分けます。
仕掛ければ相手を引きつけられますし、そうすることで守備のバランスも崩れます。
相手も仕掛けられるのは嫌ですし、突っ込まれるとなかなかボールを綺麗には取れないのでこぼれ球を拾えればチャンスに繋げられます。
当然ファウルも多くもらえますからね。
守備でもよく我慢して守れていましたし、ACL仕様の戦い方が出来たからこそ広州恒大に勝てたという試合でした。

自力突破の可能性復活
FCソウルとウェスタン・シドニーが2戦連続で引き分けるという鹿島にとってもっともラッキーな結果になったため、自力突破の可能性が復活しました。
鹿島が勝点3、FCソウルとウェスタン・シドニーが共に勝点5ですから、残り2戦の直接対決で勝利すれば上の順位に行けます。
ただ、次の試合はアウェイでウェスタン・シドニー、しかも昌子が出場停止ですからね。
ホームでの対戦を見ると失点さえ気を付ければ十分勝てる力はあると思いますが、鹿島は連戦がずっと続くのもありますし、やはりアウェイの戦いはそう簡単には行かないでしょう。
それでもグループリーグを突破してダヴィの復帰、ジネイの獲得となれば決勝トーナメントでも戦えるんじゃないかと思いますし、3連敗スタートの中かなりの幸運も手伝って自力突破の可能性が浮上したわけですからそのチャンスを活かしたいですね。
新潟、柏戦を挟んでのウェスタン・シドニー戦になるのでそこまでの持って行き方も大事になって来ます。

次もホームで苦手新潟戦
次の試合は日曜日、ホームで新潟戦となります。
鳥栖も苦手な相手でしたが、新潟も08シーズンからの対戦は4勝4分6敗と苦手なクラブの1つ。
ホームの成績に至っては1勝2分4敗という分の悪さとなっています。
そんなに圧倒される試合はないんですけど、何だか勝てないって感じですよね。
やはり鳥栖同様に運動量があって球際を激しく来てファイトするチームなので、鹿島が苦手とするタイプと言えるでしょう。
水曜日にナビスコ杯があったので日程は鹿島が1日有利ですが、新潟はメンバーを入れ替えて戦っています。
対して鹿島はほぼ同じメンバーで戦わざるを得ない状況です。
カイオが出場停止なので高崎を1トップに入れて金崎を左サイドにするか、金崎の0トップを継続して左サイドに中村、豊川を入れるかですね。
中央に高崎と土居が並ぶと攻撃で苦しくなるので、こーめいは後者を希望します。
トップ下を替えるという手もありますが、セレーゾ監督はやらないでしょうからね。
他はサイドバックに鈴木隆、伊東のどちらかを使うくらいしか動かしようがないと思います。
コンディションがどんなものかというのはありますが、0トップシステムは機能して来ているので苦手な鳥栖にも勝ちましたし、新潟もホームで撃破したいですね。

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【ACL第3節】問題の本質は決定力不足ではないのでゴールを取っても勝てない…の広州恒大戦
結果
2015年03月18日(水)
広州恒大4-3鹿島(20:00/広州天河体育中心/48,651人)
[得点者]
10分:リカルド・グラル
36分:高崎寛之
51分:土居聖真

57分:エウケソン
62分:リカルド・グラル
92分:チャオ・シュリー
93分:柴崎岳←本山雅志

[フォーメーション]
FW:高崎
MF:金崎、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
17分:小笠原→梅鉢
69分:高崎→カイオ
73分:遠藤→本山


試合の感想
広州恒大の守備に助けられる
広州恒大は4-2-3-1、負傷でGKは控え選手が先発。
前線の2列目に入るグラルとエウケソンがやはり脅威です。
鹿島も4-2-3-1、豊川と植田はもうU-22代表の方に行っていますね。
やはり公式戦4戦惨敗を受けて引き出しのないセレーゾ監督はメンバーを動かすことができませんでした。
昌子を先発に復帰させて現時点でセレーゾ監督が考えるガチメンバーでの戦いとなります。
しかし、5万人近い観客の入るアウェイでピッチも悪く広州恒大に立ち上がりから押し込まれます。
ガオ・リンのフィジカルに翻弄されて昌子が手で引っ張ってファウルをとられると、10分にはそのFKからニアでグラルに頭で合わせられていきなり失点してしまいます。
グラルのマークは金崎だったのですが、あっさりはずされていましたね。
さらに小笠原が負傷で続行不可能、17分に梅鉢が入ります。
ドタバタした鹿島ですが、20分頃から右サイドを起点にチャンスを作り始めます。
遠藤がサイドに張ってCBを引き付けて中の西にパス。
そこからのスルーパスに高崎が反応して折り返し、ニアで土居が合わせますが決め切れません。
その後もシュートまでは行きませんでしたが、いい形で右からクロスを何度も入れて行きます。
そして36分にその右サイドから同点ゴールが生まれます。
昌子のロングボールをフリーで上がっていた西が頭で落として、遠藤が高い位置でタメを作ります。
ここで広州恒大の左サイドバックとCBの2人を引きつけられたのが大きかったですね。
フリーだった西に落としてセンタリング。
ゴール前には土居、高崎、金崎の3人に対して広州恒大の選手はCBと右サイドバックしかいませんでした。
ニアに入った土居のシュートは当たり損ねますが、GKがはじいたところに高崎が詰めて押し込んで同点とします。
これは広州恒大の守備のルーズさによって生まれた得点ですね。
前線の選手がプレスバックしませんし、特に左サイドハーフのエウケソンは守備をしないので西が上がればフリーになれます。
そうすると遠藤と西のマークに相手の左サイドバックとCBが付いて来る上に、ボランチもDFラインのフォローに入らないのでゴール前で数的優位を作れるというわけです。
鹿島としては少ない人数でチャンスを作って、ゴール前に枚数を掛けられる理想的な守備をしてくれる相手ですね。
ただ、J1クラブはこんな杜撰な守備はしないですし、遠藤を自由にさせるとヤバイというのは分かっていますからそこは厳しく来ます。
そうすると中央にもう1人起点になれる選手がいないとなかなかいい形が作れないんですよね。
それでも強引に決定機は作っているのですが、どうしてもゴール前に至るまでに無理をしているので肝心のシュートを決められないという問題に繋がってしまいます。
大迫が1トップを張っていた時は遠藤と2人でけっこうチャンスを作れていたので良かったんですけどね。
広州恒大は昨年同様に守備がかなり酷く付け入る隙は十分あるので、グラルやエウケソンを抑えられれば勝機も出て来るという流れの前半でした。

何も変えないのだから同じ事の繰り返し
後半は鹿島ペースでスタートします。
まずはCKから惜しい場面を作ると、49分には梅鉢のインターセプトからカウンター。
土居が中央のスペースをドリブルすると左サイドの遠藤へ。
ファーサイドのコースを狙ったシュートはわずかに左にはずれて、しかも誰も合わせることもできませんでした。
このシーンは土居の悪い所が出ましたね。
5対3の圧倒的優位な局面にも関わらず、左の遠藤にパスを出すという最悪の選択をしました。
ドリブルでキム・ヨングァンに仕掛けて引き寄せてから高崎に出せば簡単にフリーに出来たんですけどね。
遠藤に出すならなおさらメイ・ファンをドリブルで引き寄せてから出さないと行けません。
普段から自分がフリーなのにマークが付いている選手にダイレクトでボールをはたいたりっていう事が多いですからね。
これは高崎を信頼していないとかではなく土居のパスセンスが酷いだけ、柴崎だったら絶対にこんな受け手に対して優しくないパスは出さないですよ。
しかし、鹿島の攻勢は続き、50分に遠藤が切り込んでのシュート。
これはGKにはじかれますが、前半同様に広州恒大の守備の欠点を付いて行きます。
さらにはオフサイドになりましたが、梅鉢のインターセプトから今度は柴崎がドリブルで運んでスルーパス、遠藤が抜け出す惜しい場面を作ります。
このシーンを観て分かると思うのですが、柴崎はドリブルでCB2枚を引きつけて遠藤が走り込むスペースを作ってからパスを出しているんですよね。
トップ下のすべき仕事というのはこういうことです。
この勢いのまま鹿島は逆転ゴールを奪います。
梅鉢と金崎の守備でボールを奪うと、梅鉢が右サイドに展開。
遠藤が西とのワンツーで抜けると3対3の状況。
そのままドリブルで切り込んで得意の形からミドルシュートを放ちます。
いいところでバウンドさせて難しいシュートとなってGKがはじくと詰めていた土居が頭で押し込みました。
ここも結局、広州恒大の選手が足りてないですし、遠藤1人でチャンスを作れているので土居がゴール出来ているわけですが、1人2人でチャンスメイクなんてJ1クラブ相手だとそんなにできないです。
攻撃の問題の本質は遠藤+2人程でいかにチャンスを作るかで、そういう意味ではこの得点場面の後のシーンはいい形でした。
例の如く右サイドで遠藤が1人かわして突破口を作ると土居に縦パス、ヒールで落としたボールを柴崎が拾ってドリブルから高崎にスルーパスを出します。
ここはオフサイドになってしまい、自分で狙いに行った方が良かったですが、3~4人絡んだいい攻撃でした。
ただ、逆転されたら広州恒大の攻撃陣が本気を出して来ます。
FKからエウケソンが頭でそらして同点弾。
西のマークでしたがここも簡単にはずされていますよね。
CBコンビは身長のある広州恒大のCBコンビとガオ・リンに付けるのはセオリーですが、得点力の高いグラルやエウケソンには金崎や西ではなくてせめて山本や高崎を付けるべきです。
グラルもエウケソンも動き出しに関しては抜群ですし、身長も180越えていますからセットプレイでも警戒度最優先の選手ですから。
リプレイで観るとエウケソンはオフサイドと言えなくもないですが、真横から観たアングルだと出ていても数センチほどだと思うので判定は難しいでしょうね。
オフサイドではないとジャッジされてもしようがないレベルです。
そして62分には逆転ゴールも決められてしまいます。
金崎のパスと梅鉢が合わなくてボールを奪われるとショートカウンター。
グラルがドリブルで仕掛けながら左足でシュート。
これが右ポストに当たりながらも決まります。
これぞストライカーっていうプレイですよね。
さすがに精度まではマネできなくても、攻撃の組み立てに加わらない前線の選手はこのくらいの仕掛けからシュートっていうプレイをしてくれないと困ります。
逆転されたセレーゾ監督は高崎に代えてカイオを入れてトップに。
4分後には遠藤に代えて本山を入れて、2列目の並びを土居、本山、カイオにします。
最近はよくカイオを右サイドで使っていますが、まだ機能していないですね。
利き足と同サイドだと縦には仕掛けやすいですが、逆に中には切り込みづらくなります。
そのため、縦のドリブルを警戒されたら詰まってしまう事態になっています。
むしろ左サイドでの縦、中と2つの選択肢があるドリブルの仕掛けの方が相手からするとイヤですからね。
しかも、カイオはドリブルで抜き切ろうとするので守りやすいです。
仕掛けて抜き切らずにセンタリングを入れることが出来たら、プレイの選択肢も広がって守る方はやっかいなんですけどね。
サイドは逆でしたが、ジュニーニョがそういう形でセンタリングを入れてニアで大迫が合わせるというゴールがありましたけど、ああいうプレイをできるようにならないと右サイドで使っている効果が薄いです。
この選手交代の采配ミスで鹿島の勝機はなくなりました。
あとはいつものパターンです。
前線でボールを持てなくなると攻撃する時間が減って逆に押し込まれます。
そうする守備が耐えきれなくて失点、ロスタイムにジャオ・シュリーに決められてしまいます。
その後すぐに得点直後で明らかに集中力を欠いていた広州恒大の隙をついて、本山のセンタリングから柴崎がゴールを決めますが、得点を取っても勝てませんでしたね。
いくら太鼓持ちのスポーツライターがセレーゾ監督が変えないことを肯定的に書こうとも、それは単に引き出しがなくて何をどうしたらいいか分からない事実が変わらないっていうだけです。
手をこまねいているだけなんですよ。
これだけ失点しても相変わらず、試合後のコメントは「チャンスを作った時にそれを決めていれば状況は変わった」ですからね。
この試合のシュート決定率は21.4%ですよ。
これはJリーグ年間のシュート決定率で言えばズバ抜けている数字になりますし、セレーゾ監督はシュート決定率50%くらいを目指しているのでしょうか。
守備に関してコメントしないのはどうしていいかもう分からないからでしょう。
そして、攻撃に関しては相変わらず見当はずれの選手起用と采配、2年以上かかっても最適解を見出せないという状況です。
ただ、ウェイスタン・シドニーとFCソウルは引き分けましたし、広州恒大の守備にはかなり付け入る隙はあるので、ホームでは最適解のガチメンバーで臨んで勝てばまだグループリーグ突破の可能性は出て来るかもしれません。
アウェイだからとガチガチに守って来られたら苦しくなりますけどね。

守備をどう改善するか
4連敗の敗因は決定力不足だと各所で叫ばれていましたが昨年の8節神戸戦、16節大宮戦、22節FC東京戦、27節G大阪戦、28節柏戦のようにダヴィがいようと2得点しようと勝てなかった試合は多々ありました。
逆に1-0で勝利したのはたったの4試合、しかも徳島、甲府、横浜FM、仙台と見事に得点力下位6クラブ(37得点以下)のうち4クラブでした。
確かに能力の高いブラジル人FW、さらに起点となって周りを活かしつつ自らもゴールを狙えるようなトップ下を獲得して決定力を上げる事は必要です。
しかし、どう考えても今の鹿島の最大の問題は守備をどうするかってことです。
その方法はとりあえず現時点では3つ。
①運動量とインテンシティー
何度も言うように昨年は運動量とインテンシティーで勝って来たようなものです。
そのため、そこで上回れればある程度守れるようになります。
ただ、昨年のように個のミスから失点するのは仕方ないですけどね。
運動量とインテンシティーを高く保つにはコンディションをいい状態にすること、ローテーションをして選手を休ませながら起用することです。
それだけにセレーゾ監督の選手起用が重要だったのですが、ローテーションに関しては絶望的。
コンディションについてもキャンプで走らせ過ぎてケガ人が多く出てしまっている状態です。
このままACLを早々に敗退することになれば負担は減りますし、キャンプで追い込んだ身体が回復して行けばこれから良くなっていくでしょう。
②人を替える
運動量とインテンシティーで相手を上回っても、守れない選手が多くいれば軽いプレイやミスが頻繁に起きて失点してしまいます。
それを改善するには守れる選手を入れるのが手っとり早いのですが、もうこのタイミングでは補強は難しいですし、新戦力のファン・ソッコも起用していますからね。
ここから劇的に良くするってことは不可能でしょう。
だからあれほどこーめいが最優先補強ポジションはボランチだと言っていたのに、フロントはルイス・アルベルトを放出したにも関わらずまったく選手獲得を考えていなかったですからね。
しかし、選手を替えて守備がよくなる可能性があるとすればボランチです。
小笠原がこの試合でケガをしたので梅鉢を使うことになると思いますが、プレスバックに関しては小笠原よりいいですし、展開やクロスのロングボールの精度も高いです。
ただ、パス回しの時にショートのパスミス、判断ミスが多いのでそこを改善しないと失点の原因になってしまいますね。
本当は13シーズンにやって欲しかったことですが、梅鉢を使い続けて成長を待つしかないでしょう。
③まともな采配
もっとも即効性があって有効なのが采配を改善することです。
改善というかもう少しまともな選手起用、選手交代をしてくれればいいだけなんですけどね。
と言っても必要なのは後ろの選手を替えることではなく、前線の機能性を増す采配です。
後ろに関しては前述したように人を替えることはもう難しいですから、CBコンビを昌子とソッコで固定してなるべく動かさない事。
それより重要なのは前線の選手起用です。
5試合中4試合でロスタイムに失点しているのは、もはや得点を取りに行った結果だからという言い訳にはなりません。
遠藤を下げて攻撃が減退、前線にボールが収まらなくなって攻められる時間が多くなっているのに強引に得点を取りに行くのでバランスを崩して失点に繋がっています。
攻撃が機能していれば後ろの選手も焦る事はないですし、まずは失点しないよう意思統一してしっかり守って前線にボールを繋ぐ事を考えればいいわけです。
昨年も多々観られましたが、今季のセレーゾ監督はここまで全部の試合で采配を失敗していますからね。
前線に起点を増やす采配をすれば得点も望めますし、押し込まれる時間帯を減らす事ができればそれだけ失点に直結するミスも生じにくくなります。
それが出来ていないから5試合で13失点、ロスタイムに4失点なんてことになるわけです。

アウェイ名古屋戦
名古屋も大きな補強はなく決してチーム作りが上手くは行っていないですが、ナビスコ杯の川崎戦に勝利して勢いが出て来るかもしれませんね。
一番怖いのは昌子も完敗だったと言っていたノヴァコヴィッチにロングボールを放り込まれることです。
しかし、西野監督はポゼッションサッカーを目指しているので繋いで来るかもしれませんね。
ただ、永井はもちろん小屋松も相当スピードがあるので気をつけないといけません。
川又の得点力も要警戒ですが、西野監督は川崎戦はそれ程メンバーを入れ替えてなかったのでどんな先発で来るのか、また、フォーメーションもリーグ戦で使用していた4-2-3-1にするのか、川崎戦の4-1-4-1か興味深いです。
松本戦で見せた闘莉王を上げて川又を入れてのパワープレイが脅威ですね。
守備に関しては、闘莉王は健在ですがDFラインには若い選手や本職でない選手が入る場合も多いので、鹿島同様に脆さやミスがあります。
鹿島は5連敗を受けて恐らくガチメンバーで来ると思います。
というよりセレーゾ監督はいじれないんじゃないでしょうかね。
ケガの小笠原に代えて梅鉢は間違いないでしょうが、あとは代える可能性があってもこの試合で気合いは入っていたものの立ち上がりから疲労の見えた金崎、雑なプレイが多くなっている西くらいだと思います。
鹿島はアウェイの広州恒大戦もガチメンバーで戦ってしまったので、蓋を開けてみないとどうなるか分かりませんね
先発メンバー、もしくはコンディション次第だと思います。
名古屋は昨年、ホーム試合は3勝6分8敗。
残念ながら豊田スタジアム(1勝2分6敗)ではなく(4月からパロマ)瑞穂ですが、ホームで成績の悪い名古屋相手に、セレーゾ監督のいう今はゴールが決まらない時期という鹿島にまとわりつく邪気が祓われたらと思います。
何しろ監督が運気が悪いだけなので何かを変える必要はない(本当は変えるだけの引き出しがない)って言っていますからね。
とにかく『人事は尽くさないけど天命は待つ』の神頼み精神で悪い流れがいい方向に向かうのを待つしかありません。

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【ACL第2節】敗因は学習能力がないから…のFCソウル戦
結果
2015年3月4日 ACLグループH
FCソウル1-0鹿島(19:30/ソウルワールドカップスタジアム/5,790人 )
[得点者]
66分 :キムジンギュ
[フォーメーション]
FW:高崎
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、ファン・ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
67分:遠藤→金崎
69分:土居→中村
76分:高崎→赤﨑


試合の感想
決定機を決められず
FCソウルは4-2-3-1の布陣。
鹿島もいつも通り4-2-3-1ですが、メンバーは植田からファン・ソッコに代えて来ましたね。
初戦に負けたクラブ同士なのでFCソウルがもっと積極的に来るかと思いましたが、前から守備をせずプレッシャーも緩かったです。
そのため、立ち上がりは鹿島が決定機を作ります。
11分には遠藤のCKに山本がニアで合わせます。
さらに直後には中央で土居が粘ってから遠藤に繋ぐとそこからスルーパス、柴崎がGKと1対1の決定機を迎えますがこれもGKに防がれてしまいます。
ここは決めて欲しかったですが、土居が中央で起点になれるとサイドの選手もフリーのポジションを取れるのでこういうチャンスがいくらでも生まれて来るんですよね。
それが出来ずに消えている時間が多いのでノッキングを起こしますし、サイドからチャンスを作れても攻撃が単発で終わってしまうことになる事が多くなっています。
14分には小笠原のサイドチェンジから山本が中に切り込んでの右足クロス、これがファーサイドまで抜けてそこに詰めていた遠藤が合わせますがポストに当たってしまいます。
ちょうどショートバウンドになって難しかったですけど、この序盤の決定機で1つは決めておきたかったです。
鹿島がいい内容で試合を進めるもののウェスタン・シドニー戦でもそうでしたが、15分を過ぎるとだいたい相手が守り慣れて来ますよね。
そのため、ここからチャンスを作れなくなります。
28分のカウンターからくらいでしたね、チャンスになりそうだったのは。
カイオから中央の土居、そこから右の遠藤に展開してスルーパスが中央でフリーの高崎に通ったのですがダイレクトで中の土居の落とそうとしてパスミス。
トラップする余裕もありましたし、ここは自分で打ちに行って欲しかったですね。
中央にボールが入らない、誰も強引にドリブルで仕掛けないでは相手の守備陣形はくずれるはずもありません。
30分くらい静かな時間が続いてスコアレスドローのまま折り返します。

試合を動かせず守りきれない
後半になると明らかにFCソウルのテンションが変わります。
高い位置からプレスをかけて来るとともに鹿島を押し込む時間が増えて来ます。
これはこれで悪くはなく、鹿島はカウンターから先制点を狙います。
15分には相手が高い位置からプレスに来たところをかいくぐって、曽ケ端からのボールを受けた遠藤が上手く中央でフリーの土居に出します。
そこから左サイドのカイオへ。
カウンターで3対3の状況になるとカイオが1対1を仕掛けてチャ・ドゥリをかわしてファーサイドへシュート。
狙いはばっちりだったのですが、この決定機もGKに防がれてしまいました。
ここからやはりセレーゾ監督の学習能力のないところが出て来てしまいます。
遠藤が試合後にコメントしていたように、決定機を決められずにいて、守備が我慢しきれずに失点するというのは昨年のJリーグでも何度も経験しました。
FCソウルの戦い方が変わって明らかに試合が動いているのに、同点の状態だと動かない、動けないというのは致命的ですね。
今の鹿島がこういう展開で守りきれるチームならもちろん動かなくてもいいですよ。
でも、そうではないんですから勝つために決定機を増やすための采配をするべきでした。
カウンターでスペースがあると土居はボールを触れるようになるのでいいとして、明らかに良くなかった高崎を赤﨑に代えて裏を狙わせるのは有効でした。
そもそも失点してから赤﨑を投入しても、相手は引いて守っている状態なので持ち味は活かしづらいわけですから、前から来ている時に起用するべきですよね。
こういう試合の流れが読めずに手をこまねいていると、案の定失点してしまいます。
66分に左のあまり高くない位置からのFKだったのですが、明らかにマークが曖昧だったんですよね。
ペナルティアークに相手は4人、鹿島の選手は8人いたものの誰が誰をマークするのかはっきりせず、ボールにクリアに行くわけでもないのでファーサイドに流れてフリーになっていたキム・ジンギュに豪快にニアに決められてしまいました。
昨シーズン鹿島を除くリーグ上位5クラブとの対戦成績は3勝2分5敗だったのですが、やはりこのレベルになるとミスを見逃してくれる確率が低いので命取りになってしまいますよね。
そして、ここからのセレーゾ監督の采配がさらに酷かったです。
失点して慌てて選手交代するのはいつもの事ですが、最初のカードが鹿島でまだプレイしたことがない金崎。
前日練習でトップ下に起用していた中村が2分後に送り込まれます。
これで2列目の並びは金崎、中村、カイオになったわけですが、少し考えてみてください。
金崎(キャンプ不参加・鹿島初試合)
中村(トップ下で起用された事がほとんどない)
カイオ(キャンプ不参加・右サイドで起用された事がほとんどない)

この上、ポジションが被って起用されていたので中村とカイオは2列目で同時にプレイしたこともほとんどありません。
これだけ初物尽くしで、いきなり上手く機能すると思う方がおかしいです。
サッカーを舐めているとしか思えないですね。
そんな簡単なものじゃないですから。
中村をトップ下で起用したのはいいですが、だったらどうして3試合あったプレシーズンマッチで1試合でも主力に組み込んで先発させなかったのかと思います。
何の意図もなくただ昨年と同じことをする、出来るだけ多くの選手を起用する、せっかくのプレシーズンマッチをそれだけに費やしていかにチーム力をアップするか、昨年課題だった決定力を上げるか、我慢しきれない守備をどうするのかという観点が抜けているんですよね。
この試合でもまずカイオと遠藤の間に入れてどうなるかをまず観ないといけないわけで、トップ下で起用しても周りとの連携ができてなかったら意味ないですから。
そして、相手が守りを固めている状態の76分に赤﨑投入。
もう何も考えずにとりあえず攻撃的な選手を入れているだけの素人でも出来る采配ですよね。
案の定、前線の選手に連携がないので個別にドリブルでつっかけるだけ。
中村も金崎も積極的に仕掛けていましたが、ACLを見ると強引なくらいにドリブルで突っ込むのは確かに有効です。
もちろん簡単に突破はできないですが、向こうもドリブルされることで守備陣形が崩れますし綺麗にボールを奪えずにこぼれ球になってそれを拾えばチャンスになりますからね。
しかし、初物尽くしのメンバーではそういう狙いを持って攻撃することは出来ていませんでした。
36分にはカウンターからモリーナに決定機を作られますが、ファン・ソッコが何とか喰らいついて追加点を与える事は防ぎます。
こういうところですよね。
切り返されても簡単にかわされない、スライディングで滑っても次の相手のプレイに粘り強く対応する。
前半にマークを見失ってオーバーヘッドを打たれたシーンはありましたが、全体的にはファン・ソッコは安定した守備を見せていました。
昌子も失点シーンのミスはありましたが、1対1での対応はやられてはいなかったんですけどね。
CBは簡単に入れ替えないというのはプロではなく素人でも分かりきっていること。
昨年、昌子と植田のコンビでやって安定しなかった結果があり、今年のキャンプでは植田が代表に行っていたことから、ファン・ソッコの方が多くプレイしていました。
だからウェスタン・シドニー戦では戻って来た植田が先発だったので、こーめいは逆にこんなに簡単にCBを代えてしまうんだなって思いましたね。
やはり初戦からファン・ソッコを起用していれば、まだいいスタートを切れる可能性は高かったです。
前線が機能していない中で、ロスタイムにDFラインからのフィードを上がっていた柴崎が受けてダイレクトでカイオへ。
上手く右足で合わせたのですが、GKの右足で防がれて戻って来たこぼれ球もふかせてしまいました。
この敗戦で早くもグループリーグ突破は絶望的。
試合後にはお決まりの内容は良かった、決定機を決めていれば…というコメントがありましたが、昨年もこういう試合では同じことを言っていましたね。
内容が良かったと思うのなら残っているアウェイのウェスタン・シドニー戦、ホームでのFCソウル戦は修正してきっちり勝ってもらいたいです。

良くも悪くも変わらず
ACLで2連敗してしまいましたが、昨年の同時期よりは確実にチーム力は上がっています。
しかし、良くも悪くも昨年の後半のチームとは変わらずってところですね。
なのでJリーグでは運動量とインテンシティーで勝てれば昨年と同様程度の結果は残せると思います。
決定力がなくても守備が不安定でもJリーグ中位、下位クラブなら得点は取れますし、守備のミスも見逃してもらえますから。
ただ、これまた昨年そうだったようにリーグ終盤の大一番の27節G大阪、28節柏、34節鳥栖戦、そしてACLのような力のあるチーム相手だと厳しいでしょうね。
また、ナビスコ杯で過密日程になった4節C大阪戦、8節神戸戦などやはり運動量とインテンシティーで負けるとやられてしまう可能性が高くなるでしょう。
今季はACLがある分、コンディションで遅れをとる試合が増えるかもしれません。
そのため、セレーゾ監督の選手起用が重要になって来ますが、そこがまったく成長しないので困ったものですね。
選手起用でどれだけ変わって来るのか、それがよく分かる試合が昨年の31節の新潟戦でした。
この試合は新潟に先制されるのですが、先発の前線メンバーは赤﨑、豊川、土居、遠藤でした。
これだと赤﨑、土居、豊川がパスの受け手、遠藤が起点という役割になるので、新潟からすれば遠藤を抑えればいいので楽なんですよね。
後半52分に赤﨑と豊川に代えて中村とカイオを入れます。
これで中村(起点・パスの受け手)、カイオ(起点・パスの受け手)、土居(パスの受け手)、そして中村とカイオが起点にもなれることで遠藤も起点だけでなくパスの受け手の役割ができるようになりました。
前線のバランスが改善されたことによって鹿島は試合内容が良くなり逆転できたわけです。
今季は高崎とファン・ソッコ分の戦力補強はできましたが、大幅アップとはならなかったのでチーム力を上げる(決定力を上げて決定機も増やす)には前線の選手の組み合わせのバランスを考えていかないといけません。
[清水戦:理想フォーメーション]
FW:赤﨑
MF:カイオ、中村、遠藤
MF:梅鉢、柴崎
DF:山本、昌子、ファン・ソッコ、西
GK:曽ケ端

そのためにもリーグ戦はこのメンバーで戦って欲しいですね。
勝っている状況では後半途中で土居を投入、得点を取りに行く状況なら高崎、金崎、小笠原を入れます。
昨年と同じメンバーで戦っていても望みはないですから攻守においてバランスを改善する先発で試合を重ねていかないと成績は良くならないと思います。
清水はDFラインはある程度高くすると思うので1トップは赤﨑を起用、高崎の場合はとにかく早めにクロスの欲しいスポットとタイミングの意思疎通を合わせる必要があります。
対戦相手の清水は4-2-3-1、後ろは恐らく4CBで来るでしょうが前線のメンバーがどうなるかが注目ですね。
もっとも警戒しないといけないのは村田のスピード。
単独の突破だけでなく中央とのワンツーでもサイドを破っていいクロスを入れて来ます。
中央では長沢の高さと動き出しに要注意。
大前のドリブルに若い北川もいい選手なので気をつけないといけません。
ウタカとデュークは未知数なので出場して来るならプレイしながら特徴を掴んで行くしかないです。
守備に関しては6秒ルールで攻守の切り替えは早くなっていますが、逆にそこで取られなければ緩くなりますし、ブロックを作って守っていても意外とバイタルエリアのプレスは甘いのでボールは持てると思います。
パスだけでなくドリブルで強引に切り込んで相手の守備陣形を崩して、こぼれ球を拾って行くという意識も大事ですね。
また、4CBにして改善されつつあるもののセンタリングやセットプレイ時はボールウォッチャーになる傾向があるのでガンガンにサイドチェンジをしてマークをずらしたいところです。
中3日なのでコンディション次第、選手起用はセレーゾ監督が間違えても大丈夫なのではないかと思います。
あとはやはり清水の外国人FWが不気味ですね。
リーグ戦の方はいいスタートを切ってほしいものです。

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【ACL第1節】ACLが始まったと思ったらもう終わった…のウェスタン・シドニー戦
結果
2015年02月25日(水) ACLグループH
鹿島1-3ウェスタン・シドニー(19:00 /県立カシマサッカースタジアム/7,736人 )
[得点者]
54分:OWN GOAL
68分:土居聖真←カイオ
86分:高萩洋次郎
93分:マーク ブリッジ
[フォーメーション]
FW:高﨑
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、植田、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
65分:遠藤→本山
76分:高崎→赤崎
81分:土居→中村


試合の感想
早くもトップ下問題が足を引っ張る
ウェスタン・シドニーは4-2-3-1の布陣。
Jリーグ経験者のスピラノビッチ、このオフに移籍した高萩、田中が先発に名を連ねます。
1トップのユーリッチは要注意、あとポポヴィッチ監督はベンチ入り禁止でした。
鹿島も4-2-3-1、1トップは予想通り高崎でしたが、注目の左サイドはカイオ、CBには植田が入りましたね。
結局1トップ以外は昨年のメンバーから代えなかったわけですが、このセレーゾ監督の選手起用が試合に大きな影響を与えました。
ニューイヤーカップにいばらきサッカーフェスティバルを戦った鹿島は、前日のG大阪や柏より明らかに状態がよく、試合の入りは良かったですね。
ケガで試合を経験できなかったカイオも試合勘がなくプレイの判断が遅い所が観られましたが、スピードとドリブルはやはり武器になります。
ファーストシュートは鹿島。
ペナルティエリアに入った遠藤を狙ったセンタリングをDFがクリア、こぼれ球を拾った柴崎が落として土居がシュートを狙います。
7分には右に流れてボールを受けた高崎がファウルをもらってFK。
小笠原の低いボールがファーサイドに流れて昌子が合わせて決まるかと思いましたが、GKがライン上ギリギリでキャッチします。
鹿島はサイドの遠藤とカイオを起点にサイドバックのオーバーラップを絡めて攻めます。
23分にコールが負傷で早くも1枚目のカードを切るなど、一見鹿島はいい試合をしていて流れもあるようにも見えるのですが、攻めに厚みは感じられなかったです。
この原因は中央をまったく使えず、サイド攻撃一辺倒になっていたからです。
ウェスタン・シドニーからすれば高さと強さは勝っているのでサイドから攻められてもゴール前を固めてさえしまえば、それ程怖くはなかったんですよね。
土居へパスは入っていたのですが、ウェスタン・シドニーの選手に簡単に潰されてボールロストすることが多く、相手のプレッシャーを気にするあまりフリーでもトラップミスするなど最初のシュートを打ったシーン以外はすべて消えていました。
それでも柴崎のサイドチェンジから西の低いクロス、それに高崎が合わせるなどサイドからの攻撃の形は作れていたのですが、このレベルとなるとプレシーズンマッチだとアバウトで良かったセンタリングもピンポイントで出さないといけません。
しかし、まだ出し手と高崎のタイミング、受けたいポジションが合っていませんでしたね。
ただ、ウェスタン・シドニーはラインを低くして守っていましたから、赤崎ではなく高崎を先発で起用した選択は間違っていなかったと思います。
高崎はやはり頭が得意なので相手の高さを避けて低いボールを出すのは当然なのですが、足元よりもっと飛び込んで頭で合わせられる高さのボールを多用するべきでした。
29分にはカイオのドリブルからスルーパス、高崎が左サイドの角度のないところからゴールを狙いますがGKに防がれてしまいます。
DFが2人ついて来ていましたし、角度的にも難しいシチュエーションでしたね。
しっかりニアを狙ったのですが、あのコースはきちんとしたGKなら通さないですから。
ロスタイムには昌子のフィードを山本が頭で落としてゴール前に走る高崎へ。
ウェスタン・シドニーはレギュラーGKではないということでDFラインとのコンビネーションには難がありましたね。
GKが飛び出すもDFがクリアを試みてミス、拾った山本がシュートしますがゴール左にはずしてしまいます。
前半、鹿島がいい試合をしているように見えても決定機と言えるのは昌子のヘッドとロスタイムの山本のシュートだけ。
やはり、原因はトップ下の土居が消えてしまっていたことです。
土居がやっているプレイはDFラインの裏に走る、他の選手が起点になって攻めている時にペナルティエリア内に入って行く、あとはカウンターでスペースがある時に起点になるくらい。
これならサイドハーフがやればいいだけの話ですから。
トップ下がこの程度しか仕事ができずにボールが収まらないと1トップと両サイドハーフが孤立してしまうのできついんですよね。
サイドで起点を作ってもそこから中央にパスを出せないので、サイド一辺倒の攻撃になりますし、それなら利き足が逆の選手をサイドに置いておく意味がないです。
右サイドに左利き、左サイドに右利きの選手を置くと中央に切り込みやすくそこで真ん中の選手と絡んで攻撃を作るというのが強みですからね。
一旦中央に当てて起点を作れると相手の守備もそっちを警戒するので、そこからサイドに展開して攻めれば、同じサイド攻撃でもマークをはずしやすくなります。
こういうことがまったく出来ていませんでした。
また、この試合はカイオが先発でサイドに張りたがるので選手間の距離が開いてしまっていました。
中村だともっと中央に入ってプレイしてくれるので、真ん中との絡みが生まれていたのでしょうですけどね。
サイド一辺倒になるならいっそのこと遠藤とカイオのポジションを入れ替えて利き足と同じサイドに置いた方がよかったです。
その方が縦に仕掛けやすいですし、そのまま利き足でクロスを入れられますからよりタイミングの早いサイド攻撃ができますから。
守備はシュート1本に抑えたように前半は大きな問題はなかったです。
前からプレスに行った時に相手のダブルボランチを小笠原と柴崎が観ることになるので、その場合トップ下のカルマ―を誰が観るのか、1トップのユーリッチがサイドに流れた時のマークの受け渡しがしっかり出来ているか、気になるのはその部分くらいでしたね。
15分にバイタルエリアでフリーになっていたカルマ―からパスが出て、ユーリッチが仕掛けて植田をかわして左からシュートを打った場面はまさにその問題が出たシーンでした。
ただ、セレーゾ監督もすぐに指示を出して修正していましたからね。
しかし、いい試合をしていても得点が取れずにいると守備が我慢できなくなって失点するというのは、昨年の鹿島の負けパターンです。
昨年から抱えるトップ下問題が露呈し、鹿島はほとんど10人で戦っている状態。
ハーフタイムでセレーゾ監督がトップ下を代えて決定機を増やす采配をしないとまずいという前半でした。

やっぱり中央守備ユニット問題が顔を出す
しかし、前半の内容がいいと思っているセレーゾ監督は当然動きません。
そうすると昨年の負けパターンに嵌って行きます。
立ち上がり、左サイドのCKフラッグ付近で昌子がユーリッチにかわされて危ない場面を作られます。
鋭いグラウンダーのクロスはよく西がマークに付いて行ってシュートさせませんでしたが、あそこでかわされてドリブルで切り込まれたらまずいですね。
54分にはロングスローからブリッジにシュートを打たれて昌子がクリアしようとしたボールがゴールを割ってしまいました。
オウンゴールですが、どのみち昌子が触らなければ入っていた可能性もあったのでそこは仕方ないですね。
ただ、その前のロングスローを昌子がクリア出来たところ、準備不足から相手に先に体を当てられて潰されてしまいました。
競りに行った植田も競り勝てず、ボールがファーサイドに流れてしまったのがまずかったです。
昨年の負けパターン、いい試合をしていても得点が取れずに中央でちょっとやられて簡単に失点するという流れです。
こんなことはこれまで何度も経験して来ているので、本当は監督が学習して失点する前に手を打てないといけないんですけどね。
ようやく65分を過ぎて交代策を打って来ます。
遠藤に代えて本山投入、これでトップ下が代わってカイオも利き足と同サイドに回ることになりましたね。
土居もサイドの方が適正がありますから。
68分に高い位置でボールを奪うとカイオが縦にドリブル、完全にDFを抜いて中に切り込みます。
中央でいいポジションを取っていた土居がボレーでゴール、同点に追い付きます。
攻撃の組み立てに参加できずに、ストライカー然とゴールを獲る仕事しかしないのだから土居はこっちの使い方でいいんですよ。
また、トップ下に本山が入ったことで上手く周りの選手に寄ってボールを引き出して行く事でリズムが生まれて来ましたね。
さらに高崎に代えて赤崎を投入。
急造の2列目なのでぎこちなさがありながらも、本山が上手く絡んでチャンスを作り始めて残り時間で1点を狙いに行くという展開だったのですが、81分にセレーゾ監督がその流れを壊します。
土居に代えて中村を左サイドハーフに投入。
せっかくサイドに回って土居もボールに絡めるようになり、チャンスの時には必ずゴール前に入って行っていたのですが、サイド適正の低い中村に代えてしまいます。
得点を取るために攻撃的なカードを切りたいけど、トップ下に本山を入れてしまったのでもう中村をサイドに入れるしかないってだけの交代です。
こういう展開の場合はむしろカイオや土居のようなサイドで仕掛けられる選手をサイドハーフに入れた方がいいんですけどね。
セットプレイからカイオ、昌子とチャンスがあったもののGKに防がれると、86分にまた中央の守備ユニットの不用意さから失点してしまいます。
植田が飛び込んでかわされたシーンが目立ちますが、全体的に酷いですよ。
鹿島の右サイド、ウェスタン・シドニーの2選手に対して小笠原、西、植田、柴崎と4人で行っているわけですよ。
そのため中央は2対2の状況なのに、人数をかけているサイドで簡単に突破されているのでやられるのも当たり前ですね。
バイタルエリアでもブリッジがフリーになっており、高萩からそこに出されてシュートを打たれます。
それが高萩に当たって入ったわけですが、植田が残っていたのでオンサイド。
植田に関して言えば、テコンドーをやっていて攻撃的な性格のために簡単に飛び込んでかわされたり、マークをはずしてしまっていることが昨年も多かったです。
全体的に守備が雑ですね。
この失点場面も最後は何となく守備に戻っているだけで何も考えてないんですよ。
あそこはオフサイドを取るのか、マークにつくなら高萩とボールの間に入るか、高萩とゴールの間に入るなり、何かしら意図をもってポジションを取らないといけないですね。
危ない場面でそういうことを考えながら守るということがまだ出来ていません。
ただ、それよりも酷いのは小笠原です。
左サイドにボールが出た時点で西が付いていたので、マンマークで守るかバイタルエリアに戻ってゾーンで守るかしたら問題なく対応できていたところでした。
それを早くボールを奪って攻めたいという気持ちから西と2対1の状況を作りに行きます。
それなら確実にボールを奪うか、相手を潰すくらいの勢いで行かないといけないですね。
しかし、ボールホルダーに寄せたもののプレッシャーが甘くて西とお見合いするような形になって、その間に簡単にパスを通されてしまっています。
植田も一発でかわされたので当然、後ろは人数が足りなくなってやられてしまいますよね。
守備の基本的な考えが出来ていないですよ。
この試合展開であの場面なら後ろの選手は自分たちがしっかり我慢強く守って、前の選手には前線に残ってもらうことを考えないといけません。
実際に前線の選手は得点を取るためにそうしているんですよ。
だったら、後ろの選手はあそこでわざわざ自分からリスクを冒して守備のバランスを崩してまで、数的優位を作ってボールを奪いに行く必要はないわけです。
数的不利な状況ではないのですから、ボールホルダーのマークは西に任せて小笠原は後ろから入って来た高萩をマークするか、バイタルエリアに戻ってゾーンを埋めるかしていたらあんな危機的な状況には陥らなかったですね。
それをしないのでフリーの高萩を見るために柴崎と植田の2人が行っているわけで、完全に守備のバランスが崩れています。
しかも、小笠原と西の2人で行ってあんなに簡単にパスを出されるとは思ってなくて対応が遅れていますね。
仮に人数をかけてボールを奪いに行くならもっと寄せないといけません。
1人がかわされても1人がフォローできるわけですから。
だからこーめいは先発予想にファン・ソッコを入れていたのです。
結局、昨年も中央は小笠原、柴崎、昌子、植田でやって、Jリーグでも守備の基本が出来ていなくて不用意な失点を重ねて来ました。
だったら同じメンバーでACLを戦えば同じ失点が生まれても全然おかしくないですよね。
もちろんファン・ソッコを起用したら失点しなかったかというとそれは分かりません。
しかし、ルイス・アルベルトを放出して即戦力のボランチを獲らなかったのでダブルボランチのファーストチョイスは小笠原と柴崎になります。
昨年CBで起用した山村も青木も不安定でしたから、もう今季の鹿島が中央の守備ユニット問題を改善しようと思ったらファン・ソッコを使う以外にないわけです。
後ろが我慢強く守る意識がなく、失点のリスクを冒してでもボールを奪いに行こうという意識で戦っていたら、当然我慢強く守るなんてことはできませんよね。
この失点で動揺したのか、最後には昌子の何を考えていたかよく分からないパスミスからダメ押し点を入れられて終了。
カイオは個の力が通用していましたけど、土居、昌子、植田は散々なパフォーマンス。
まさにこの試合こそ若さが出た試合となりましたが、放置していたトップ下問題、中央守備ユニット問題が出ただけの話で、必然の敗北だったと言えるでしょう。
運動量とインテンシティーで勝てなければ、昨年のJリーグもこんな感じでしたから。
やはりACLはそんなに甘くないですね。

鹿島の1敗は訳が違う
Jクラブ勢は1分3敗というスタートとなりました。
敵地で引き分けた柏は悪いスタートではないですが、監督が代わってチョンブリ戦では守備が崩壊。
2失点で済んだのは相手のレベルが低かっただけです。
どう修正してACLに臨むのかと思っていましたが、ネルシーニョ監督から引き継ぐものはないもないと豪語していたにも関わらず、まさかの3-4-2-1。
しかも終始5バックで守って攻撃はほとんどできず。
ポストや菅野のスーパーセーブ、オフサイドのジャッジに助けられて運が良くて守れたという試合でした。
軒並み苦しいスタートとなりましたが、日本勢はACLで結果を残せていないと言ってもグループリーグ突破率は韓国と並んで60%程度。
それだけ決勝トーナメントで弱いということですが、初戦で負けるとグループリーグ突破の確率はやはり低いもののここから持ち直すこともできるでしょう。
ただ、鹿島の1敗は訳が違います。
死のグループで3,4戦目に広州恒大との試合がありますからね。
そして、昨年は大雪の被害でコンディションの悪かった甲府との開幕戦を勝利したことで波に乗ることができました。
開幕戦は鹿島もあまりいい出来ではなかったですが、セットプレイから4点を取って勝てたことが大きかったですね。
それだけにACL初戦は大事だったのですが、はっきり言ってすでに残り5試合いい経験が積めるといいですねっていうくらい崖っぷち。
崖っぷちと言っても立っているわけではなく、腕一本で何とかぶら下がっている状態です。
それくらい危機意識を持たないといけないですね。
この試合を昨年の東京V戦の惨敗と考えて、危機意識を高めて次のFCソウル戦に挑みたいです。
この試合の苦い経験を若い選手が早い段階で活かせることができれば、グループリーグ突破のチャンスもまだ出て来るかもしれません。
ただ、3年目のセレーゾ監督がトップ下問題、中央守備ユニット問題をまったく改善できていません。
むしろ問題があるとすら思ってないのかもしれませんね。
監督に学習能力がないのだから選手が急に成長するとも思えません。
現に土居と植田は昨年使われ続けていましたが、たいして成長できなかったですからね。
1週間後のFCソウル戦も特に何かを変えて来る事はないと思いますが、とにかく勝つしかないです。
でないと本当に終わってしまいますから。
プレーオフから勝ち上がって来たので、もしかしたらそんなにFCソウルが強くないかもしれないと願うばかりです。
FCソウルと広州恒大はまだチーム作りが進んでない可能性もありますからね。
高崎はもっと自分が欲しいクロスを周りに要求して、サイドハーフは土居が使えないと判断したら選手判断でサイドの選手がもっと中に入って行くか、左右を入れ替えた方がいいです。
ただ、次は初戦負けた同士でアウェイですからFCソウルは勝ちに来るでしょう。
そのため、守備重視からカウンターを狙う戦いをするのが勝ち点3を取るためのもっとも建設的な方法かもしれませんね。

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大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

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