鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【天皇杯準決勝】残り10秒の明暗…のFC東京戦
結果
12月29日(水) 第90回天皇杯準決勝
鹿島2-1F東京(15:00/国立/25,120人)
[得点者]
39' 平山相太(F東京)
67' 大迫勇也(鹿島)←宮崎智彦
120'+1 興梠慎三(鹿島)←大迫勇也

[フォーメーション]
FW:興梠、大迫
MF:ガブリエル、野沢
MF:中田、小笠原
DF:宮崎、伊野波、岩政、イバ
GK:曽ケ端


試合の感想
2トップのボールキープから
中3日の試合ということでコンディションが心配されましたが、立ち上がりは非常によく動けていましたね。
特に裏を狙う興梠、くさびのボールを受ける大迫がよくボールを引き出して起点になれていたので二列目の野沢とガブリエルも高い位置で攻撃にからめていました。
本来なら野沢とガブリエルがもっとタメを作ることができたら、後ろの選手も上がって行けて分厚い攻めができていたのですが2トップのキープだったので前の4人で攻めるシーンが多かったですね。
ただ、この試合では野沢、ガブリエルも前を向いてドリブルでボールを運ぶ意識が高めだったのでそういうシーンではいい攻撃ができていました。
それでも野沢、興梠と決定機を作るのですが、権田に阻まれてしまいます。
この時間は守備でも運動量が多く、ボールを奪われた後すぐ切り替えてしっかりプレスがかけられていたため、FC東京のサイドからの攻撃も数的優位を作って守れていました。

低調な試合内容①
しかし、こういう試合の入り方はリーグ戦でもありました。
問題はこの時間帯に得点を取れるか、この時間をどこまで持続できるかなのですが、それだけに序盤の2つの決定機をものにできなかったのは痛かったです。
30分頃になると鹿島の運動量も落ち着いて来て、平山が左サイドに流れてボールを引き出すようになってから押し込まれ始めましたね。
左サイドで平山とリカルジーニョが起点になっていたので、梶山、米本、鈴木、キムヨングンらがどんどん前に入って行ってスピード感のある攻撃が出て来ました。
ここからの鹿島は今季を象徴するような酷い試合内容となります。
攻撃の起点ができたことで守備でも意識的に前に行けるようになったFC東京は、鹿島2トップへのボールを積極的に狙い、潰しに来ます。
中盤で起点を作れたらよかったのですが今季の鹿島はずっとそれが出来ないのが問題で、次第に2トップに走ってくれという適当なロングボールが多くなりましたね。
リカルジーニョのボレーは右にそれて助かりますが、その後のリカルジーニョからのクロスを平山にオーバーヘッドで合わされたシーンは完全にやられてしまいました。

低調な試合内容②
後半になると大岩に代えて青木を投入、中田を左CBにして伊野波のポジションを右にします。
オリヴェイラ監督はまずは守備を安定させてから攻撃にという意図だったようですがFC東京の攻撃を防ぐという意味ではいい采配でした。
ジウトンがいなくなり、相対する選手が縦への突破が得意なリカルジーニョということもあって新井場の守備の悪さが目立っていたのですが、そちらのサイドをやられることが多かったのでスピードがあってカバーリングの上手い伊野波を右サイドに持っていったのは正解でしたね。
また、青木がバイタルエリアだけでなくよくサイドもケアしていたので、前半ほどFC東京に好きにサイド突破をさせませんでした。
しかし、前線で起点ができないため攻撃ができずに守備の時間が長くなっているという根本的な問題が改善されていないため、相変わらず試合の流れはつかめません。
鹿島は興梠と大迫がセンターサークルより下がってボールを受けることで何とか起点になり攻撃しようとするのですが、若い2トップにはもっとゴールに近いところでそれぞれ得意な裏を狙う動きと前を向いた仕掛けるドリブルをさせてあげられないところに今の鹿島の情けなさを感じますね。
逆にFC東京の平山の頭に合わせるサイド攻撃からピンチを迎えますが何とかしのぎきります。

これが鹿島の真骨頂
そんな流れを劇的に変えたのが60分にガブリエルと交代して入って来た本山でした。
フォーメーションは4-2-3-1となって、興梠の1トップに左から大迫、本山、野沢と並ぶのですが布陣どうこうより本山のボールの受け方がやはり秀逸です。
DFのギャップに入ってボールを受け、スペースにボールを運んでタメを作ってくれるので後ろの選手はパスを出しやすくオーバーラップもしやすいですよね。
これまでは平山とリカルジーニョが起点になっていたFC東京でしたが、本山という起点ができたことで今度は鹿島が小笠原、野沢、宮崎らが積極的に上がっていけるようになりました。
そのため非常によくパスが回るようになりましたね。
そして、いきなり興梠にスルーパスを出したように野沢やガブリエルにない怖さを本山は持っています。
しかし、その野沢も本山が入ったことでDFの裏のスペースを狙ったり、相手のマークを嫌って逃げる本来得意とするシャドー的なフリーランニングができるようになったことで生き返ります。
小笠原からのロングボールを受けてヒールパス、タイミング良くオーバーラップしていた宮崎のクロスを大迫がヘディングでたたき込んで同点とします。
これが去年まで鹿島が当たり前にやっていたサッカーですからね。
いかに今季の鹿島のサッカーの質が低かったか、そのギャップが分かる試合でした。
FC東京は石川、大黒と投入して来て平山を起点にしたサイド攻撃で盛り返す時間もありましたが、オフサイドだったものの本山のスルーパスに興梠が抜け出したシーンや、大迫の積極的な仕掛けなど鹿島がペースを握っていたので90分で試合を決めたかったのです。
しかし、オリヴェイラ監督にその気持ちはなかったみたいですね。

劇的な決勝ゴール
延長戦では立て続けにFC東京にアクシデントが襲います。
万全ではない石川が痛めている箇所をさらに悪化させてしまったようで、その後すぐに野沢へのファウルで米本が退場します。
ここは野沢が前を向いてドリブルで仕掛けたことで、相手に脅威を与えてファウルを受けたんですよね。
普段はすぐにバックパスに逃げるところなのですが、やはり前を振り向ける時は意識して仕掛けるようにすればこういうことにも繋がります。
ここからはFC東京は4-4-1というフォーメーションになって当然、守りを固めてPK戦狙いという試合展開になっていきます。
それに対して鹿島はカウンターを警戒しつつ、ボールをしっかり回して数的優位を作って攻めようという戦い方でした。
しかし、チャンスは作るもののゴール前を固めるFC東京に守られます。
数的優位になった時点で狭いエリアでドリブルできて威力のあるミドルシュートを打てる遠藤を入れていればもっと得点の可能性を上げられると思ったのですが、この試合でもこれまでまったく結果に繋がっていない残り10分を切っての佐々木投入でしたね。
投入するにしても野沢などかなり疲れていたのでもう少し早くてよかったと思います。
PK戦に突入しようかというロスタイム、本山の浮き球パスに走り込んでいた大迫が冷静に落として興梠が押し込みました。
かなり疲労もあったでしょうが、あそこによく大迫が走っていましたね。
しかも本山のパスに合わせて、オフサイドにならないよううまくスピードを調整して飛び出して行きました。
これはもう体力ではなく気力ですよね。
自分がうまく動けば、本山だったらボールをキープしてあそこにパスを出してくれるという信頼感があるから走れるのであって、ガブリエルだったらどうせボール取られるんでしょ、パス出て来ないんでしょっていう気持ちになって走れてなかったでしょうね。
実際にガブリエルからああいうパスは出ないですし。
この試合ではどうして今季の鹿島がリーグ戦を4位で終わったかという理由がすごく分かりやすく出ていました。
ガブリエルではなく、遠藤をもっとコンスタントに起用していれば本山の状態が万全でなくても今日のような試合をリーグ戦でもできていたと確信する試合でした。
これまでこーめいが何度も言って来ましたが、選手1人が代わることでチームの機能性がこれ程変わる、選手のタイプを把握してどう組み合わせるかがいかに重要か、それが浮き彫りになりましたね。
そして、興梠のゴールとともに試合終了のホイッスル。
福岡戦は残り10秒で追いついて延長を制して勝ち上がって来たFC東京ですが、この試合では鹿島が残り10秒で劇的な勝利を手にしました。

決勝の相手は清水
こーめいはG大阪が勝ち上がって来るかと思っていましたが、清水はモチベーションの高くよく動けていい試合をしていましたね。
G大阪は遠藤や中澤の不在も大きかったです。
4-2-3-1と4-3-3の違いはあるものの清水もFC東京と同じようにサイド攻撃主体の戦い方ですから、この試合の本山が入ってからのメンバー、戦い方でやるのが一番いいと思います。
もちろん本山はコンディション的に先発から使えないでしょうから、トップ下には遠藤を起用ということで。
大迫と興梠がお互いの特徴を掴んでコンビネーションがよくなっていますし、途中から左サイドに回っての大迫と宮崎の関係もこの試合は非常によかったですね。
あれだけ大迫が前を向いて仕掛けて時間を作ってくれたらサイドバックも上がりやすいです。
サイドは逆ですが、シャルケのファルファンと篤人の関係を彷彿とさせました。
FC東京戦では久しぶりにおもしろい試合を観させてもらったという感じです。
清水戦でも観客にそう感じさせる試合ができれば結果もついてくると思います。
決勝戦は中2日での試合となりますが、若い選手の活躍、ベテラン大岩のラストマッチ、劇的な勝利とモチベーションと一体感は高まってきていますね。

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【天皇杯準々決勝】2トップの真骨頂…の名古屋戦
結果
12月25日(土) 第90回天皇杯準々決勝
鹿島2-1名古屋(13:00/カシマ/14,564人)
[得点者]
07' 興梠 慎三(鹿島)←野沢拓也
76' 小川 佳純(名古屋)
78' 大迫 勇也(鹿島)←ガブリエル
[フォーメーション]
FW:興梠、大迫
MF:ガブリエル、野沢
MF:中田、小笠原
DF:宮崎、伊野波、岩政、イバ
GK:曽ケ端


試合の感想
準備の差
鹿島はマルキーニョスが退団、帰国したため大迫がスターティングメンバーになったもののその他のメンバーはリーグ最終局面からまったく同じでした。
フォーメーションもいつもの4-2-2-2です。
名古屋は闘莉王、ケネディ、ダニルソン、マギヌン、玉田、三都主が出場せず、金崎もまだ本調子ではありませんでした。
その上、GKも楢崎ではなく高木でしたね。
フォーメーションも4-2-3-1で、メンバーとシステムが大きく変わっていたにも関わらず、1週間のオフ、ストイコビッチ監督の帰国の遅れなど明らかに準備不足が見てとれました。
それがいきなり開始早々に出ていましたね。
前線からのプレスの仕方も探り探りで、中盤に大きなスペースができていたため野沢が余裕を持って長い距離のスルーパス、裏へ抜け出した興梠がGKをかわして先制点を奪います。

低調な試合内容
鹿島はコンディションがよく、球際の競り合い、こぼれ球の反応、攻守の切り替え、プレスとさすがにリーグ戦の不甲斐ない時よりは向上していました。
前線からプレスをできていたので高い位置で奪ってのショートカウンターは多く見られたものの、相変わらず機能しないメンバー、システムで同じ戦い方をしているので攻撃の形というものが作れません。
各選手の役割も明確ではなく、起点もないため、適当にパスを繋いでその場その場で適当な攻撃をしているだけで、どうやって攻撃するという戦術的な意思統一が感じられません。
固定メンバーで戦っているにも関わらず、連携も何もないですね。
低調な試合をしているうちに、後半から巻を投入してシンプルな高さ狙いの攻撃に切り替えた名古屋に押し込まれます。
失点してもおかしくないシーンが続いていたのを何とか守っていたのですが、76分にその巻の頭から小川にゴールを決められてしまいます。
リーグ戦でも見られたように酷い試合をしているにも関わらず、オリヴェイラ監督がまったく仕事をせずに失点してしまうという展開でした。

2トップの得意技
この試合がリーグ終盤の神戸戦、山形戦と違っていたのは、名古屋もチームとして形をなしてなかったということと、大迫が諦めず何度も何度もチャレンジし続けていたことでした。
試合を観ていても何かが起こりそうなのは大迫が前を向いてドリブルで仕掛けているシーンでしたからね。
本人はもちろんシュートを打ちたくて仕掛けていたのですが、名古屋の守備陣に阻まれ続けていました。
もっと野沢やガブリエルが起点になれれば大迫のマークも薄くなったでしょうし、逆に大迫がキープしているところに周りが連動して動けばチャンスもできていたんですけどね。
ただ、大迫は阻まれても阻まれても仕掛ける意識を失くしませんでした。
ガブリエルからのボールをワンタッチでコントロールして前を向くと、ドリブルで名古屋守備陣2人をはずしてシュートを決めます。
オリヴェイラ監督は試合後に大迫を賞賛するコメントをしていましたが、自分が何も仕事をせずにまた体たらくな結果になるところを助けられたという想いが強かったのでしょう。
この日の先制点は興梠の裏を狙うスピードが生きたゴールで、勝ち越しゴールは大迫のドリブルで仕掛ける特徴が出たものでした。
若いFWのそれぞれが得意とするプレイに助けられた試合でしたね。

大岩の事前引退セレモニー
岩政が足裏痛ということで大岩が突如の出場となったのですが、さすがにいつ出番が来ても準備万端で安定感のあるプレイを見せてくれました。
今季で引退ということですが、Jリーグでならまだ1年はやれそうなので惜しいですよね。
カシマスタジアムでの試合は最後なので引退セレモニーが行われましたが、名古屋に勝ったことで無事に事前引退セレモニーにすることができましたね。
岩政の準決勝欠場は確実のようなので、まだまだ大岩に頑張ってもらわなければなりません。
元日に優勝して引退という形になれば最高ですね。

準決勝は国立でFC東京戦
とはいうものの試合内容は相変わらず低調なので心配です。
鹿島の選手の動きがよかったのは確かですが、それは準備期間があってコンディションを整えられたからにすぎません。
本来なら3週間もの準備期間をもらえる試合なんて開幕戦、中断明けくらいしかないですからね。
2年連続となった浦和との開幕戦でも動きがよかったですが、それが連戦になるとどうなっていったかというのは鹿島サポーターなら知っているでしょう。
普通ならインターバルは1週間、ACLやカップ戦が入ると中3日、2日の試合が当たり前で、天皇杯準決勝、決勝もまさにそのスケジュールです。
この試合で動きがキレていたところで、何の参考にもなりませんね。
つくづく感じるのは鹿島の試合のレベルの低下とともにリーグ戦を三連覇したときのサッカー、強さをあっさり忘れ、要求するサッカーのレベルも落ちていくサポーターが多いということです。
この程度の試合内容で動きがよかったと喜んでいたらG大阪には勝てないでしょうし、来季は大きく観客減少することは間違いないですね。
ただ、準決勝の対戦相手であるFC東京もリーグ戦の状態を引きずっており攻撃があまり機能していないです。
広島、柏と降格が決まったクラブがモチベーション高く天皇杯で勝ち上がるシーズンが続いていましたが、FC東京にそこまでの勢いはないのかなと思います。
そのため勝機は十分あると思うので、FC東京に競り勝って決勝はG大阪と対戦するのが理想ですね。
そして天皇杯3連覇を狙うG大阪に勝利できれば、何かしら来季に向かっての光も見えて来るでしょう。

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明日は名古屋戦、CBコンビが代表選出
明日は天皇杯準々決勝名古屋戦ですね。
鹿島はマルキーニョス、ジウトンが退団。
名古屋は闘莉王、ブルザノビッチ、ダニルソン、ケネディ、玉田がケガ、マギヌンが退団、三都主が出場停止です。
メンバー的にも移動でも有利ですが、鹿島は相変わらずの機能しないメンバーでの戦いとなりそうなので楽勝とは行かないでしょう。
ただ、この3週間でいい準備をしていると思うので運動量、躍動感あるサッカーができればと思います。
こーめいは大迫に期待しておりますよ。
オリヴェイラ監督とは契約更新で合意ということですが、正式契約は来年になってからということですからもしかしたらACL出場権を獲得できなければ何かが起こるかもしれませんね。
田代、増田が鹿島復帰という話が出ていることを考えてもACL出場の場合には過密日程をローテーションで乗り切るという方向で話がされているのではないかと思います。
今季で大岩が引退するなどいろんなことがからんでくる天皇杯となりますが、リーグ終盤の不甲斐ないサッカーのイメージを払拭するためにも、明日はただただ鹿島らしいサッカーを見せてほしいですね。

アジアカップ代表メンバー(スポニチ)
鹿島からはCBコンビの岩政と伊野波が選ばれましたね。
ザック監督は必ずフィジカルタイプとカバーリングタイプのCBを組み合わせると思うので、伊野波は選ばれると予想していました。
今野が1番のライバルになるでしょうね。
レギュラー争いは厳しいでしょうが、鹿島のCBコンビで代表の試合を見てみたいです。

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こーめいの勝手に鹿島補強策
遅くなりましたが、退団選手も発表され、具体的な話も上がって来ていますから補強の話をしていこうと思います。
〇鹿島所属選手の契約状況
まず、鹿島所属選手の契約状況を確認しておきます。
週刊サッカーマガジン(No.1319)によれば、ほとんどの選手と複数年契約をしており、主力のうち今季で契約切れになるのは引退・退団が決まった大ベテランの大岩剛とマルキーニョスだけだそうです。
ロシアのトムトムスクが獲得を狙っているという話があり、今季で契約切れという噂もあった伊野波雅彦とはすでに契約更新されているようですね。
あくまで週刊サッカーマガジン編集部調べによるとですが。

〇鹿島の入団、退団選手
次に加入決定選手と獲得に動いている選手(噂も含む)、退団選手を整理しておきます。
入団選手
[確定]
MF:柴崎岳(青森山田)
MF:土居聖真(鹿島ユース)
MF:梅鉢貴秀(関西一高)
DF:昌子源(米子北高)
DF:西大伍(札幌)

[未確定]
FW:田代有三(レンタル復帰?)
FW:新外国人(模索中)
FW:渡辺千真(横浜FM・興味・0円)
FW:杉本恵太(名古屋・噂・0円)
MF:増田誓志(レンタル復帰?)
MF:本田拓也(清水・正式オファー)
MF:今野泰幸(FC東京・興味)
DF:菊地直哉(大分・噂)
DF:薗田淳(川崎・興味)
DF:山村和也(流通経済大学・強化指定選手候補)


退団選手
[確定]
FW:マルキーニョス(ブラジルで現役続行予定)
DF:大岩剛(引退)
DF:笠井健太(契約満了)
DF:ジウトン(レンタル終了)

[未確定]
FW:佐々木竜太(湘南にレンタル?)
MF:船山祐二
MF:鈴木修人
DF:大道広幸
GK:佐藤昭大(レンタル終了?)

新人選手では柴崎岳(青森山田)、土居聖真(鹿島ユース)、梅鉢貴秀(関西一高)、昌子源(米子北高)の加入がすでに決まっています。
マルキーニョスの後釜として以前からラファエル(大宮)に目をつけていたそうですが、大宮がレンタル先のトンベンセから1億8000万円で完全移籍で獲得したという報道もありました。
それが本当なら鹿島が獲得するには安く見積もっても3億円はかかるでしょうね。
ラファエルは得点力と高さ、スピードを兼ね備え、ドリブルでの仕掛け、ポストプレイ、そして周りを上手く使うこともできる万能タイプで鹿島にとっては理想的な選手と言えます。
ただ、ケガが多いのが気がかりですけどね。
大宮が降格すればレンタルなど鹿島が獲得できる可能性もあったのですが、現在はブラジルからの外国人FWを探しているところでしょう。
FWに関しては現在の顔ぶれを見ても、新戦力には攻撃のスイッチになるポストプレイができる選手という条件は必須です。
ブラジルからでしたら高さもあるフェルナンドンのようなタイプの選手が欲しいですね。
その点を考えると噂になっていたポストプレイの苦手な渡辺千真、スピードタイプの杉本の獲得は可能性が薄いと思います。
佐々木竜太がレンタル移籍する可能性がありますからその場合は杉本の獲得に動くかもしれません。
いずれにせよFWの獲得は必須なのですが、スイッチになれる選手という条件をはずしてはたいした補強にならないでしょう。
本田拓也と西大伍(獲得決定)の獲得には本気度と可能性が高いようですね。
本田はパスも出せますが、中田や青木と同じファーストボランチで移籍金を払ってまで獲得する必要があるのかなと思います。
ただ、契約で移籍金が安く(推定7,000万円)すむということですね。
2人ともいい選手なので戦力アップになることは間違いないでしょう。
西は篤人の後釜ということで確かに攻撃力がありますが、篤人のようにフィードやビルドアップ、自分で攻撃を組み立てながら上がっていくということはできないですね。
そしてこちらも移籍金がかかるはずです。
レンタル組の田代と増田は出場機会と(特に田代は)年齢を考えると復帰の可能性は薄く、試合に出場できる山形に残りたがるのではないかと思います。
もちろん鹿島との契約があるので無理にでも鹿島でプレイさせることもできますが、フロントは本人の意向を尊重するようですね。
増田はプレイスタイルからインサイドハーフやトップ下でプレイできる山形の方がよく、鹿島ではポジションがないというのが現状です。
今野は残留、菊地は噂の段階でかなり可能性は低いのではないかと思います。
川崎はCBの層が薄くないっているので薗田の獲得も微妙です。
獲得競争が早くも加熱している山村ですが、大学と代表に集中するために強化指定選手での出場をするつもりはないそうで少なくとも来季の獲得はありません。
しかし、鹿島のCBは層が薄くなっているので1人は獲得が必要でしょうね。
退団選手に関してはマルキーニョスら4人はすでにオフィシャルで発表されていますが、佐々木に湘南からレンタルでの獲得話がありました。
また、八木がケガから復帰しているので佐藤もレンタル終了する可能性が高いと思います。
船山、鈴木、大道に関しては根拠はないですが、現状を考えると移籍を選択する場合もあるでしょうね。
これを踏まえてチームのバランスを考えた補強を考えなければいけません。

〇来季の補強方針
鹿島のフロントがどう考えているかは知りませんが、ACL優勝を本気で狙いにいくなら浦和やG大阪のように日本代表クラスの選手、Jリーグでトップクラスの外国人を積極的に獲得する必要があるでしょうね。
そういう意味では現状を考えるとJリーグで3番目にACLを制するのは鹿島ではなく、名古屋だとこーめいは思います。
世代交代に関してはローテーションを上手くやりさえすればどうとでもなるので、日本代表クラスの選手、本当の意味での助っ人外国人、そしてチームのバランスを考えた補強を目指すべきでしょう。
ただ、資金を考えると移籍金のかからないに越したことはないので、こーめいは0円プレイヤーを主に考えていきたいと思います。

〇選手起用の大原則
いい選手だからと言ってむやみに獲得してもチームが機能するとは限りません。
上の項でチームのバランスを考えた補強と書きましたが、選手起用の大原則としては同じポジションには異なるタイプの選手を組み合わせるというものがあります。
なぜなら同じタイプの選手は得意なプレイも苦手なプレイも大きく変わらず、異なったタイプを組み合わせればお互いの長所を生かし、短所を補え合えるからです。
今季の鹿島を見てみると、野沢とガブリエル、新井場とジウトンなどはまさに同じポジションに同じタイプの選手を起用してバランスを欠くこととなっている典型例です。
興梠と大迫と佐々木も大別すれば同じタイプですし、今ひとつしっくり来なかった印象のある岩政とイジョンスも同じタイプの組み合わせと言えるでしょう。
柳沢並みにポストプレイが上手くなった大迫、マルキーニョスのようにドリブルで仕掛けてシュートまで行けるようになった佐々木、DFの裏へ飛び出すのが得意な興梠など武器とするプレイがそれぞれ異なれば似たタイプの組み合わせでも機能すると思いますけどね。
とにかく今季の鹿島はオリヴェイラ監督の意向で獲得した外国人選手(イジョンス、ガブリエル、ジウトン)のためにチームのバランスを著しく欠いたチーム構成、選手起用になっているので、そのバランスを修正する選手補強を考えなければなりません。

〇補強すべき選手は
FW:前田遼一(30・磐田)orハーフナー・マイク(24・甲府)、ジウシーニョ(27・磐田)、アドリアーノ(29・C大阪)
前田の能力は言わずと知れたところですが、獲得できるのかというと可能性は低いでしょうね。
でも、今からでは遅いとしても交渉解禁になって即オファーを出して、JリーグとACLを獲りに行こうと熱く語れば心が動く可能性もあったと思います。
甲府のハーフナーは0円プレイヤーかどうかは分かりませんが、守備的な選手の獲得にお金をかけるならここに移籍金を払ってでも獲得しに行くべきだと思います。
若く体格は規格外、ポストプレイに関しても将来性がありますし、今の鹿島には前線に高さが欲しいって思うこともありますからね。
マルキーニョスの後釜にはラファエルもいいですが、ジウシーニョも適任だと思います。
最近は大きなケガにも悩まされましたが、ラファエルのように小さなケガを頻繁にするというイメージはないです。
運動量があり、チーム事情によっては中盤もこなすという献身的な選手ですね。
マルキーニョスほどのフィジカルの強さやドリブル突破はないですが、逆に周りを上手く使えますし、決定力もあるので鹿島に来れば得点王も狙えると思います。
C大阪のアドリアーノは1トップを務めていたことから分かるようにボールの引き出し、キープ、得点力と多くのことが期待できます。
インテルナシオナルからレンタルとなるのですが、G大阪が狙っているそうで獲得は難しそうですね。

OH:マルシオ・リシャルデス(30・新潟)orマギヌン(29・名古屋)orレアンドロ・ドミンゲス(28・ビトーリア)、
永里源気(26・福岡)

こーめいが切望してやまないマルシオ・リシャルデスですが、すでに狙っているクラブが多かったので獲得は諦めていました(笑)
そして思った通り浦和への移籍が決まりましたね。
しかし、マギヌンも負けず劣らずいい選手です。
ボールを引き出す動きが上手いですし、高い位置で起点になれますからね。
何より4-3-3のインサイドハーフより、川崎や名古屋(1年目)でやっていた4-4-2のオフェンシブハーフの方が機能すると思います。
実際その頃の川崎も名古屋もマギヌンが出場していない試合は勝率が悪かったですから。
しかも、何気にマルシオ・リシャルデスより若いんです。
鹿島にもすぐマッチしてくれるでしょう。
J2で気になっているのが柏のレアンドロ・ドミンゲスと福岡の永里です。
ハーフナー同様に0円プレイヤーかは分かりませんが、レアンドロは典型的な10番タイプで永里は狭いエリアでドリブルできて得点力もあります。
川島がいるので永里は獲得する必要はないでしょうが、ちょっと気になる選手です。
マギヌンもしくはレアンドロ・ドミンゲスのどちらかは鹿島に必要な選手ですね。

SB:児玉新(29・清水)
守備的なサイドバックでフィードもできます。
攻撃的な新井場を右に固定して左には守備のできるサイドバックを置けば全体のバランスもよくなります。
CBもできるところもおいしいですね。
年齢的に西の獲得に魅力を感じるのは分かりますが、チームのバランスを考えると鹿島が欲しいサイドバックは児玉のようなタイプです。

CB:永田充(28・新潟)or青山直晃(25・清水)or水本裕貴(26・京都)or茂庭照幸(30・C大阪)orカクテヒ(30・京都)
CBは伊野波のシーズン中の移籍もありうるかもしれないので1人は獲得しておかないといけないでしょう。
世代交代を考えたら若い水本、青山ですかね。
青山は横浜FM行きが決定的のようですが、水本はまだ獲得の余地がありそうです。
伊野波と同じカバーリングタイプですし、サイドバックもできて能力も高いです。
こーめいは柏時代から永田の能力を高く買っていたのですが、鹿島は獲得には動いてなかったですね。
関東4クラブの獲得競争の上、浦和が獲得しそうです。
茂庭は獲得できる可能性はまずないでしょう。
アジア枠を利用するならカクテヒがいいかもしれませんが、岩政と同時起用してもあまりフィットしないかなと思います。
<※年齢は来季のものです>

〇こーめいが考える来季の構想
正GK:曽ケ端準
控GK:杉山哲、川俣慎一郎、八木直生
CB①:岩政大樹當間建文、昌子源
CB②:伊野波雅彦、水本裕貴
LSB:児玉新、宮崎智彦
RSB:新井場徹、西大伍
DH①:中田浩二、青木剛船山祐二本田拓也
DH②:小笠原満男鈴木修人柴崎岳
OH①:遠藤康、本山雅志、マギヌン(レアンドロ)小谷野顕治
OH②:野沢拓也、川島大地ガブリエル梅鉢貴秀、土居聖真
FW①:新外国人(ジウシーニョ、アドリアーノなど)、ハーフナー(前田遼一)
FW②:興梠慎三、大迫勇也佐々木竜太(杉本恵一)

[主力orローテーション移籍の可能性ありor放出候補育成orレンタル候補]
こーめいが考える構成としては、フィールドプレイヤーの5つのポジション(CB、SB、DH、OH、FW)×5人+1人+GK(4人)=30人くらいがベストだと思います。
曽ケ端に凡ミスが多いのでさらなる成長は必須ですが、GKは現体制で特に問題ないでしょう。
CB①はフィジカルタイプ、CB②は頭脳派というかカバーリングタイプです。
CBは比較的ローテーションしなくてもやっていけるポジションなので、水本をサイドバックとして起用して伊野波と併用することも可能です。
昌子源がルーキーイヤーで即戦力になってくれれば言うことないんですけどね。
大道にはそろそろレンタル移籍させてあげて試合出場機会を与えてあげた方がいいでしょう。
サイドバックはJリーグ全体で人材不足の上に0円プレイヤーが少ないので、守備のできる選手を1人、そして正式オファーをしているという西大伍を獲得できれば御の字ですね。
あとは若い選手とCBを上手く使っていきたところです。
新井場、児玉、宮崎、西でハイレベルな競争を繰り広げてほしいです。
DH①はファースト(守備的な)ボランチ、DH②はセカンド(攻撃的な)ボランチです。
このポジションはここ数年、人数は揃っているので青木はもちろんのこと若い選手を使っていくだけです。
小笠原、中田、青木、船山、鈴木の5人に柴崎がレンタル移籍ですね。
船山や鈴木、青木が移籍するなら本田の獲得もあるでしょう。
もちろん小笠原の後継者と期待される柴崎が即戦力として、ローテーションの中である程度試合に出られれば言うことなしです。
OH①はゲームメイクなど起点になれるタイプ、OH②は使われて生きるタイプです。
ただ、新加入の若い2人はまだどんなタイプか分からないです。
本山のコンディションがどうなるか分からないので遠藤をレギュラーとしましたが、いずれにせよ選手層は厚くしておいた方がいいですね。
マギヌンはどちらのタイプもできるので獲得すれば重宝すると思います。
ガブリエルは獲得の際に、鹿島はレンタル移籍希望だったのに所属先のポルトゲーザが完全移籍でないと放出しないとごねたため、現在は確か共同保有という形になっているんじゃないですかね。
移籍金と年俸でかなりの額がかかっているので、本当は放出したいという想いもあるのでしょうが残留するでしょう。
ただ、OH①と組ませれば今季より活躍してくれると思います。
理想は本山、遠藤、マギヌンのうち必ず1人は先発させ、野沢、川島、ガブリエルをからめていきたいですね。
若い小谷野、梅鉢、土居は武者修行に出して経験を積ませるのもいいと思います。
FW①は攻撃のスイッチ、起点になれる選手、FW②は周りに使われて生きるタイプの選手です。
ACLを獲りにいくならこのくらい能力の高い選手を揃えないと難しいでしょうね。
ハーフナー(前田)、ジウシーニョ、興梠、大迫の4人に佐々木(杉本)の5人です。

〇レンタル移籍の有効な利用法
鹿島では3年以上在籍してレギュラーポジションを獲得できない選手をレンタル移籍させることが多いです。
当然出場機会を求めての移籍ですし、もともと鹿島でレギュラーに定着できなかった選手ですから、鹿島も無理矢理にチームに戻す必要もないということもあってそのまま完全移籍してしまうケースがほとんどです。
レンタル先の経済事情もあるのでそれはそれで仕方ないのですが、いっそのこと移籍金が安くても完全移籍させてしまった方がいい場合もありますよね。
こういったレンタル移籍よりももっと上手い利用の仕方は、将来の鹿島の主力選手をレンタルさせることです。
例えば来季加入する柴崎岳をそのままJ2のクラブにレンタルさせるわけです。
レンタル先も能力が高くて若い安くすむ選手をレンタルできたら得ですし、鹿島も将来まず間違いなく主力にする選手ですからそのまま手放すということもありません。
1年目から試合で起用するなら別ですが、鹿島にいて試合に出られないくらいならレンタルに出して試合を経験させた方が絶対成長しますからね。
今季の水戸なんて新人選手が即戦力として起用されているわけですが、それは昨季躍進に貢献した選手の多くが他クラブに移籍してしまったからです。
それなら、鹿島から若い有望な選手を安くレンタルしてチーム作りをした方がいいと思います。
どうせ活躍した選手は移籍金なしで奪われてしまうのですから。
スペイン、マドリードのベッドタウン的な存在のヘタフェにはRマドリーからレンタルしている選手が多いですからね。
鹿嶋と水戸(千葉でもいいですが)も近いですし、どんどん若い選手のレンタル移籍を売り込むべきです。
また、もう1つのケースとして例えばハーフナーを完全移籍で獲得しておいて甲府にそのままレンタルするという手もあります。
これなら甲府側は主力がすぐに抜けるわけではないですし、鹿島側は若い選手に試合経験積ませることができるというメリットが生まれます。
日本では育成年代がプロと同じようなスケジュールでシーズンを過ごすわけでもなく、プロに入ってから高校時代よりもむしろ試合数が少なくなるというケースも多いです。
ですから、Jリーグで試合に出るまでに時間がかかり、いざ試合に出られるようになっても1シーズン戦うことに慣れるまでにまた時間がかかります。
その結果、どうしても若い選手が出場機会を得られずにだぶついてしまいます。
ただ、A契約枠というものがレンタル移籍すら難しくしていますよね。
例えば来季鹿島にA契約の選手が枠いっぱいの25人(ACL出場クラブは+2人)いたとして、新加入の柴崎、土居、梅鉢、昌子を450分以上出場させれば、その次の年にはA契約の選手を4人退団させなければならなくなります。
大分や東京Vからも分かるようにA契約枠の制限はその本来の効力を発揮しているとは言い難く、若手の出場機会を奪うという弊害の方が大きいと思うので即刻改めてほしいですね。

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鹿島はこうして退化した
すでに来季の補強については書いているのですが、今季の反省をまず先にと思っていたら遅くなってしまいました。
本来ならフロントが作成してもいいくらいの統括レポートになってしまったのですごく長くなってしまいましたが、来季に再びJリーグのタイトルを奪還かつ世代交代するためにも重要なことですので暇があったらぜひ最後まで読んでください。

今季の基本フォーメーション(W杯前)
FW:興梠、マルキーニョス
MF:ガブリエル、野沢
MF:中田、小笠原
DF:イバ、イジョンス、岩政、篤人
GK:曽ケ端


今季の基本フォーメーション(W杯後)
FW:興梠、マルキーニョス
MF:ガブリエル、野沢
MF:中田、小笠原
DF:ジウトン、伊野波、岩政、イバ
GK:曽ケ端


試合の感想
フロントと現場の意識の乖離
今季のクラブスローガンは『新化』ということで、こーめいは大いに期待感を持ってシーズン開幕を迎えました。
というのもこれまでブログを読んでくださっている方ならご存知のように、こーめいはすでに2年前から今季のような状況になることを懸念していたからです。
3連覇したものの過密日程、夏場の失速、出場機会の与えられない若手など問題を抱えており、このままではチームが停滞することは目に見えていたからです。
だからこそ、今季はACLに出場している過去2年間に繰り返された過ちが改善されるのかと期待していたのですが、結果は見ての通り、結局同じ過ちを繰り返し続けてしまい新化どころか退化してしまうシーズンとなりました。
これはフロントと現場の意識の乖離、スローガンの決定の際の方法に原因があると思われます。
フロントは昨季からローテーションの使用を示唆しており、もっと若い選手を起用してプラチナ世代が加入する前に世代交代の第1歩を進めておこうという意図はあったと思います。
しかし、蓋を開けてみると現場を預かるオリヴェイラ監督が目指したのは過去2年とまったく同じことを繰り返す現状維持でした。
クラブスローガンというのはサポーターに向けてクラブが何を目指しているかを示すメッセージです。
それだけにいい加減に決めていいものではないですし、フロントだけが目指すものであってもならないのです。
なぜならフロントだけで達成できるものではなく、現場と一体となって目的を成し遂げていかなければならないからです。
恐らくフロントの人間だけで決めて発表しているのでしょうが、理想はフロントがいくつか候補を考えた上で監督と選手会長も同席して決めることです。
さすがにそこまではなかなかできないでしょうが、決定後にきちんと現場とのすり合わせ、目的意識を共有することは不可欠です。
オリヴェイラ監督とは昨年の契約更新時にも選手起用やクラブ方針については話し合っているはずなので、それを受けての『新化』というスローガンだと思うんですよね。
でしたらスローガン決定時にもう一度クラブの方針を現場にも念押しして、きちんと現場レベルでその方針が行われているかをフロントが精査するべきです。
本来ならフロントが現場の選手起用に口を出すとロクなことはないですが、一度フロントとすり合わせたクラブ方針から現場がはずれたことをやっているならそれを正さなければ計画なチーム作りはできませんから。
もし契約更新時の話し合いで今季の方針に触れずに勝手に『新化』に決めたのなら完全にフロントのミスですけどね。
仮に今季のクラブスローガンが『現状維持』ならこーめいもこれほど落胆することはなく、なまじ期待感を持たされた分、がっかり感、もどかしさもひとしおです。
報道によると来季もオリヴェイラ監督続投ということで、クラブ方針、チーム作りに関して話し合いが行われているということです。
どんな話し合いが行われているかは当事者でないと分からないですが、フロントが来季のチーム作りに対して適切な判断を打ち出せているかが重要です。
そこが間違っていたら端からチームが明後日の方向に向かってしまいますから。
ローテーションや若手の起用方法など3年間も繰り返して来たミスの解決用法を考えれば自ずと答えは出ると思いますけどね。
また、もしクラブの方針とオリヴェイラ監督の考えやチーム作りが異なるなら監督交代も辞さないつもりでとことん話し合ってほしいです。
今季のチームの『退化』の根本的な原因は、フロントと現場が一つになって同じ目的を目指せていなかったことなのですから。
そして、来季こそクラブが新化できるようチーム一丸となって進んでいかなければなりません。
3連覇という黄金時代を築いても、しかるべき手をしかるべきタイミングで打っておかなければ崩れるときはあっと言う間ですよ。

固定メンバーの弊害
これについてもこーめいはずっと言っていることですが、今季も固定メンバーで戦ったせいで夏場・連戦の失速が起こってしまいました。
これに関してははっきり言って、何度同じことを繰り返せば学習するんだっていうハラワタが煮えくりかえりそうな想いです。
試験で言えば、数えきれないほどの追試を受けても同じ問題で同じ間違いをおかしているっていうことですからね。
それが下位クラブに対しての取りこぼしに繋がり、優勝を逃してしまう大きな要因となりましたね。
昨季と比べても今季は小笠原らベテラン選手のコンディション不良が顕著だったにも関わらず選手交替はどこまでも遅く、その分退化したと感じられる試合が多かったです。
これに関しては以前から言っているようにローテーションを用いることです。
せっかくいいキャンプをして選手のコンディションが良好な状態になっても、連戦や夏場で酷使して監督自らが選手の調子を崩させていましたからね。
対戦相手の分析、力関係、選手の組み合わせなどを考え、ベストメンバーがベストな状態で大一番の試合に臨めるように監督がしっかり仕事をすれば、若手を起用して育てながらなおかつ勝っていくことも可能です。

適材適所を無視した選手起用
チーム構成でバランスを著しく欠いたとうことも『退化』の大きな要因となっていました。
チームを組織として機能させるために同じポジションには異なったタイプの選手を配置するというのは大原則ですが、今季の基本フォーメーションを見ると分かるように野沢・ガブリエル、新井場・ジウトン(W杯後)とまったく同じタイプの選手を起用しています。
これは岩政・イジョンス(W杯前)のCBコンビにも言えることです。
伊野波がレギュラーを務めているときは岩政が前に当たりに行って、その後ろ(守備が苦手な左サイドバックの裏も)を伊野波がカバーしています。
これがW杯前はイジョンスが前に当たりに行って岩政がカバーを担当するという場面が多かったです。
そのため、岩政のスピード不足が目立つ形となったのですが、これは選手の特徴を生かす選手起用をできていなかったことが問題です。
選手にはタイプ、身体能力的に得意なプレイ、不得意なプレイ、できること、できないことがあるわけですから、岩政に苦手なことを強いる選手起用をしていたオリヴェイラ監督の判断に問題があったわけです。
伊野波と組んだ時の方が岩政がやりやすそうにしているのも、ガブリエルではなく遠藤が出場しているときに得点の可能性を感じるのもこのためです。
しかも、W杯前は左サイドバック(イバ、ジウトン)の裏のスペースのカバーという点を考えても選手の組み合わせが悪かったと言えます。
この問題は中澤、闘莉王というCBを起用していた岡田ジャパンでも同様でした。
闘莉王が前に当たりに行くために中澤がカバーリングをしていたのですが、1対1のシーンでアフリカ勢にぶっちぎられて失点するという場面が印象的でしたね。
実はアジア勢との対戦でも同じケースはあったのですが、相手のミスによって助かっていただけです。
前線から異常なまでの激しいプレッシャーをかける守備をしていた割に、DFラインを高く保って布陣をコンパクトにすることができなかったのはカバーリングの問題を抱えていた影響もあったわけです。
ただ、これはあくまで原則ですから例外もあります。
それも岡田ジャパンがいい例となるのですが、W杯直前のイングランド戦から戦い方を守備的に変えましたよね。
DFラインを低くして全員が引いて守ってカウンターという戦術になりました。
こういう戦いなら当然裏にスペースができないですし、相手の攻撃を跳ね返せる強さのある中澤、闘莉王というコンビは力を最大限に発揮できますよね。
また、もう1つの原則としてスイッチ(ボールをキープして周りをうまく使い攻撃の起点となる選手)とライト(使われて生きる選手)の配置も重要です。
昨季まではスイッチの役割は本山(途中出場でダニーロ)と小笠原、篤人が担っていました。
今季で言えばイジョンスと篤人、小笠原、遠藤となるのですが、ご存じの通り2人は移籍し、小笠原は不調で遠藤は何故か起用されることが少なかったです。
2トップもポストプレイが上手いわけではないですし、マルキーニョスはボールを持てても視野が狭く周りを上手く使う術には長けていません。
前線で起点となる選手がいないため攻撃のスイッチが入らず、ボールをキープできないためカウンターを浴びるシーンも多くなりましたよね
タメができない上に簡単なボールロストが多いので、両サイドバックとも攻撃的な選手を起用しているにも関わらず、攻撃参加できないという矛盾が生まれてしまいました。
攻めあぐねてロングボールを蹴るだけになることも多かったですね。
オリヴェイラ監督は「篤人とイジョンスが移籍して勝負強さがなくなった」とコメントしていましたが、この2つの原則を理解せずにバランスを欠いてしまったから攻めきれず守り切れずという状態を作ってしまったのです。
当たり前ですが、ライトばかりでもスイッチばかりでも部屋は明るくなりません。
昨季は玄関(篤人)、廊下(小笠原)、リビング(本山)にスイッチがあってライト(興梠、マルキーニョス、野沢、新井場)もバランスよく配置されていたのですが、今季は最終的には廊下(小笠原)しかスイッチがなくなってしまいましたからね。
オリヴェイラ監督は選手のプレイスタイルや組み合わせに関してはまったく無頓着。
しかも今季は特に練習、試合のプレイをまったく見ずに、まるで選手名鑑を見て選手の実績(出場試合数)と年齢でメンバーを決めていたかのようです。
3連覇したときはもう少し練習やコンディションを見て選手起用もいましたが、基本的には選手名鑑起用でたまたま上手くハマッたというだけですね。
来季はローテーション、若い選手を起用していったとしても、その過程でおそらくオリヴェイラ監督は同じミスを犯すでしょう。
それでもとにかく選手名鑑起用を辞めて、試合で上手く機能していたメンバー、コンディションのいい選手を基本としていけば何とかなると思います。

世代交代に向けての問題点
来季は世代交代を図ることになるのですが、まず勘違いして欲しくないのはあくまで世代交代の第一歩(本当は今季にこれをやって欲しかった)ということです。
いきなりベテランを大量解雇して無条件に若い選手を起用すると人件費が下がって助かりはしますが、戦力・経験も落ち込んで、成績も下降する可能性が高くなります。
『ポジションは与えられるものではなく奪うもの』というのは世代交代の原則であると思いますが、今季の選手起用を見ると2つの問題を抱えていました。
1つはオリヴェイラ監督自身がこの原則を守っていませんでしたね。
ガブリエルは言うまでもなく、篤人が移籍してからはジウトンも競争なくポジションを与えられていました。
こーめいは鹿島の全試合を観ていますが、ガブリエルが遠藤よりレギュラーにふさわしいと思えるプレイを一度も観たことないですね。
よく走って守備に貢献しているという意見がありますが、こーめいから言わせればボールロストが多くて自ら守備の時間を作っている場面も多いです。
タイプ的にもガブリエル、ジウトンはそれぞれ野沢、新井場の控えというポジションが適切で、それならもう少し彼らも力を発揮できたと思います。
よく若い選手が使えないから起用しなかったという人がいますが、これはまったく鹿島の試合を観ていないのでしょう。
仮にそうならレギュラーとしてリーグ優勝に貢献した青木や伊野波も使えない選手だから使われなかったということですからね。
それはそれでオリヴェイラ監督の判断に大きな誤りがあるということになります。
もう1つの問題は控え選手にはポジションを奪うチャンスすら与えられなかったということです。
ほとんどの場合、ケガや出場停止による出場でチャンスを与えられたと言えるのは大迫くらいでしょうね。
日本では控え選手が試合でアピールする場所はほとんどないですから、若い選手にもチャンスを与えて育てていかなければいけません。
例えば2点差をつけた残り15分、3点差以上つけた残り30分、布陣が間延びしてスペースができた試合など、できるだけプレッシャーのないところで使ってあげることが大事になってきます。
今季の試合でそういう起用をした場面ってまったくないですからね。
そういうところで起用していないにも関わらず、負けている試合や同点の試合で残り10分を切って点を取ってこいと出場させても難しいですよ。
広島のペトロヴィッチ監督はこういうところが非常に上手いですね。
逆に現在のインテルのようにケガ人が多いとは言え、むやみに若い選手を酷使して結果が出ないと自信を失くすということにも繋がっていきます。
もちろん例外もあって、篤人はAマドリーのデ・ヘアのように若くても比較的精神的に落ち着いた選手ならいいですけどね。
ただ、それはむしろ少数で海外でも若い選手はできるだけプレッシャーがかからないよう使い続けるということを積極的にやっています。
選手というのは勝手に育てばこれ程楽なことはないのですが、そうではないので意図して育てなければなりません。
それには試合を経験するということが不可欠です。
よく練習のみで成長してポジションを奪えと簡単に言う人がいますが、こういう人は人生経験から何も学べないか、所詮他人事と思って適当なことを言っているとしか思えません。
もしくは学生時代にまったく試験(定期考査や模試、過去問など)を受けずに試験勉強だけで受験合格したよほどの天才なのでしょう。
普通の人は試験勉強→試験→復習という過程を繰り返して成長するのであり、それが効率的だからこそ長年続けられている勉強方法なのです。
もちろんテスト勉強だけで点数を上げることもできますが、試験をした方がより効率的に成長でき、かつモチベーションも保てるのです。
そして、それはサッカーでも同じであり、だからこそ試合を経験することが大事なのです。
今季は遠藤が起用されて活躍したので、成長したから試合に起用されたという表現をするメディアがありますが、そもそも遠藤のボールタッチやドリブル、パスセンスは鹿島に入る前に培われていたものですからね。
昨年起用されていたとしても、同じように成長したから試合に起用されたと言われていたでしょうね。
掛け算ができるようになった子供に数学の教科書を渡すのと同じように、基礎レベルが達していない選手を無理にトップチームで起用すると自信を失うことに繋がります。
だから誰でも起用すればいいというわけではないですが、遠藤、大迫、佐々木、當間、宮崎、川島あたりは積極的に起用して試合を通じて成長させる方が効率的です。
そこら辺を監督が見抜いて判断していかなければならないのですが、適材適所のことも含めて若手を上手く起用して成長させることができるのか、来季の世代交代にとってもっとも重要な要素となるでしょう。

フロントの補強の失敗
控えの選手を上手く使えばもっといい成績をおさめることはできたと思いますが、優勝した名古屋に比べるとどうしても補強の不備も目立ちます。
まずオリヴェイラ監督主導で補強した外国人(ガブリエル、ジウトン、イジョンス)が大きな戦力となりませんでした。
イジョンスは実力的に申し分なく移籍に関しては仕方ないですが、上述したように3人ともチームのバランス、機能性を考えた補強ではなかったですよね。
鹿島フロントとしてはこれまで同様に伝統の4-2-2-2、そして若手を育てるためのFW4人体制という方針があったのですが、これまでうまく行っていたからと惰性でやっているとしか思えません。
まず4-2-2-2はオフェンシブハーフにスペシャルなタイプの違う選手がいないと機能しづらい布陣ですので、FWに加えてMFにもきちんとお金をかけていい外国人選手を獲る必要があります。
この布陣を使っていた頃の川崎、名古屋、新潟などもそれぞれマギヌンやMリシャルデスがいないとなかなか成績が出なかったですからね。
鹿島は4-2-2-2でやると決めているのですから監督主導の補強は必要なく、フロントがきちんとフォーメーションの特性を把握して機能するように補強を行うべきです。
また、ACLが加わったことで日程、移動、試合がハードになったため、これまでの感覚で陣容を整えていては選手層が薄いですよね。
ですからFW4人体制では明かに手薄ですし、(来季は出場できるか分からないですが)ACLが加わったことで状況が変わったことを認識してこれまでの方針を改める必要もあります。
もう1つ、移籍制度にも変化がありました。
その年で契約が切れる選手には半年前から交渉でき、移籍金なしに獲得できるいわゆる0円プレイヤーというものが出て来たのですがこの変化にも鹿島は後手を踏んでしまいます。
金崎、香川の獲得を狙っていたという情報がありましたが、そういった代表クラスの選手を獲得するには交渉が解禁されてすぐにアプローチしないと口説くのは難しいです。
そうでなければ代表クラスでなくてもチームのバランスを考えた的確な補強をするべきでした。
今季の鹿島はこの制度を上手く活用することができませんでしたね。
期待はずれだった外国人、チームバランスを欠いた補強、FWの選手層の薄さに加えて篤人とイジョンスがシーズン途中で移籍してしまいました。
ただ、シーズン途中で補強しなかったフロントの判断は正解だと思います。
なぜなら、篤人やイジョンスの穴を埋めようと思ったら代表クラスの補強が必要ですし、そんな実力ある選手はレギュラーとして活躍しているので獲得は難しいですからね。
何よりかなりのお金が必要となります。
また、他クラブで控えになっているような選手を獲得しても固定メンバーで戦うオリヴェイラ監督はベンチに置くだけになりますから、お金の無駄遣いにしかなりませんよね。
鹿島のベンチにはすでに将来性のある若い選手も多くいるのですから、何度も言うように控えの選手をもっと上手く使えていれば成績もACL圏内は確保できたでしょうし、何より世代交代の第一歩をも行えていたと思います。

オリヴェイラ監督の能力
簡潔に表せば、『勝てるチームを作るのは得意ですが、チームを成長させることは苦手』ですね。
モチベーターとしての能力が高くいい監督であることは間違いないのですが、クラブを長期で率いたことなく世代交代に関しての手腕は疑問です。
また、ブラジル時代には結果が出ずに解任され続け、サポーターと揉めたり終わった監督と評されていた経験から、思い切った選手起用をする勇気がないのかもしれません。
昨年3連覇を成し遂げられたのはダニーロを控え選手として上手く使えていたということも大きいのですが、今季はブラジル人監督によくあるブラジル人選手贔屓でチームを混乱に陥れ、持ち前の試合分析力、修正力も発揮できずに頭をかしげる選手交替も多かったですね。
今季終盤の選手起用を観ても来季に上手く世代交代や若い選手の成長を促せる起用をできるとは思えませんが、さすがに降格するようなことはないでしょうからどんなチーム作りをするのか1年任せてみてもいいとは思いますけどね。
すでにフロントも続投の方針のようですし、これまで書いて来た今季退化してしまった原因についてしっかり話し合って来季には改善してほしいものです。

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鹿島、退団選手の発表
マルキ退団を発表…現役引退が濃厚に(スポニチ)
マルキーニョス退団、大岩は引退(サンスポ)
大岩が引退、笹井&マルキら退団(ニッカン)
大岩「完全燃焼」今季限りで引退(報知)
マルキーニョス退団、大岩が引退(報知)
ついに鹿島も退団する選手が発表されましたね。
マルキーニョスと大岩はベテランですが、Jリーグではもう1年くらいはやれそうな気がしますからまだいてほしい気持ちもあります。
特にマルキーニョスなんて今季の鹿島FW陣の中では圧倒的に頼りになっていた存在なわけですから。
大岩のプロとしての心構えに触れることは来季に入って来る新人選手を始め鹿島にとって財産となると思いますが、クラブもそこは分かっているようでコーチに就任要請をしているようです。
年齢的なこともあって本人が引退(マルキーニョスは現役続行と引退の両方の報道がありますが)を考えているのでしたらその気持ちを尊重したいです。
クラブ側としても世代交代を考える上でA契約枠や外国人枠という制限がありますから難しい判断ですよね。
笠井については逆輸入選手ということで期待していたのですごく残念です。
ブラジルとJリーグのスタイルの違いに思いのほか戸惑い、ケガもありましたから。
Jリーグの他クラブもしくはもう一度海外にチャレンジするのでしょうかね。
ジウトンはモウリーニョにかかれば守備力がグンっとアップしそうですが、今季のパフォーマンスではレンタル延長されないのも仕方ないと思います。
貴重な外国人枠を使って若いブラジル人選手を育てている余裕はなく、やはり鹿島のブラジル人は少々お金がかかっても主力として活躍し、なおかつ若い日本人選手のお手本となるような選手を獲らないといけないでしょう。
ちなみにニッカンの見出しには、『笹井』と間違った名前がありますが、各選手に思い入れのあるサポーターにとっては些細なミスでは許されませんよ。
どこのクラブも想いは同じでしょうが、天皇杯を獲得して優秀の美を飾りたいですね。

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【J1第34節】エンドレス悪っ…の山形戦
結果
12月4日(土) 2010 J1リーグ戦 第34節
山形1-1鹿島(15:30/NDスタ/13,647人)
[得点者]
16' 西河翔吾(山形)
53' 小笠原満男③(鹿島)
[フォーメーション]
FW:興梠、マルキーニョス
MF:ガブリエル、野沢
MF:中田、小笠原
DF:宮崎、伊野波、岩政、イバ
GK:曽ケ端


試合の感想
変化と繰り返しの前半
鹿島はいつも通りの4-2-2-2で、ケガのジウトンに替わって宮崎が前節に続いて左サイドバックに入りました。
ここのところ失点しそうな雰囲気が漂っていた立ち上がりですが、この試合では少し変化が見られました。
攻撃ではショートパスを繋いで山形守備陣の隙を窺い、守備では前線からの連動したプレスで集中力を欠くことはなかったです。
そして、ボールを奪ってからの早い展開での攻撃と鹿島らしいサッカーをやろうと試みていました。
あくまで試みていたという代物ですけどね。
コンディションの悪さ、モチベーションの低さ、本山、篤人がおらず攻撃の起点不在、ベテラン選手のパフォーマンスの低下などの要因があってかなりのスケールダウンは否めないです。
そんな迫力のないサッカーを繰り広げているうちに先制点を奪われてしまいます。
今季の鹿島がセットプレイ(もしくはその流れ)から失点したのは磐田戦だけだったはずなので、大丈夫と思い前回のブログで触れなかったのですが、京都戦ではほとんどのセットプレイで相手に先に触られていたんですよね。
試合の入り方は修正されていたものの、逆にセットプレイの守備でまずさを見せてしまいました。
その後は鹿島がボールを支配するのですが、このメンバーでは攻撃が機能しないということを理解してないのは鹿島関係者の中ではオリヴェイラ監督だけでしょう。
前線で起点を作れないため山形の守備を崩せずに決定機を作れません。
何とか2トップにくさびのパスを入れてから攻撃を作ろうとしますが、もともとマルキーニョスも興梠もポストプレイが得意ではないですからね。
山形のDFの当たりに苦労して、ボールロストすることも多かったです。
中盤でまったく攻撃の形を作れず、おそらく昨季に比べて今季の鹿島は守備をしている時間が長いのではないかと思います。
流れの中からのシュートは少なく、決定機は山形の方が多いという前半でした。

見るものが何もなかった後半
前半を見る限り可能性を感じられるとしたらセットプレイからだったのですが、伊野波が倒されたということでPKをもらい同点に追い付きます。
ただ、1点取ったことで勢いが出るということもなかったですね。
意図して変化を加えていないのですから、後半になっても攻撃の形が作れない状態は変わりません。
勝つ気がある監督なら前半の機能性のなさを見ればハーフタイムですでに手を打つと思うのですが、それもなくまったく見るべきものがないまま時間が流れます。
相変わらず選手交替が遅く、とりあえず前線の選手を投入するというだけでそこにも意図を感じられません。
オリヴェイラ監督は勝っている状態で守備的な交替カードを切るときはいいですが、得点を取りに行くときの交替は工夫がないですよね。
ベンチには他会場の情報が入っていたはずなので何が何でも勝たなければいけなかったのですが、そういう気持ちも感じられませんでした。
パスは繋げるのですがアタッキングサードで体を張ってボールをキープしたり、ドリブルで突破したり、敵を引きつけてパスを出せる選手がいないですからね。
この試合では後ろの選手は、攻め上がるのはほぼノーチャンスでした。
カウンターから伊野波や新井場がドリブルで上がるシーンを見ても相当フラストレーションが溜まっていたと思いますよ。
ただ、そのシーンでも野沢やガブリエルが付いていけずに前線は2トップだけで厚みのある攻撃はできませんでしたね。
そのままドロー決着となったのは今季の鹿島を象徴する結果と言えるでしょう。
このブログでは戦術のことも詳しく触れていますが、こーめいは、「勝ちたい気持ちが強い方が勝つ」という想いは戦術などの要素を超越すると思います。
それを踏まえてこの試合を一言で表現すれば、4位になりたい気持ちで戦って4位になった、そんな内容でしたね。

決定力ではなく決定機の問題
試合後のコメント(特に引き分けた試合)で決まってオリヴェイラ監督は、「チャンスは作っていたが決定力がなかった」というコメントをしています。
こーめいからすれば監督の責任を選手に押し付けているようにしか聞こえないですね。
試合を見ていれば分かると思いますが、決定力の問題ではなく決定機を作れていないことが問題だからです。
それは選手の責任もあるかもしれませんが、オリヴェイラ監督はずっと同じメンバーで戦って決定機を増やすことをまったくやってないんですよね。
根本的な問題としてこれまで何度も述べて来たように前線で起点になれる選手がいないというのと連戦を固定メンバーで戦って疲労が半端なく動けていない状況が繰り返されています。
ですから、遠藤を起用したり、選手を入れ替えながら戦うことかなり決定機の数は増えると思います。
そういう監督がすべきことをまったくしないですべて選手のせいであるように言っていては、果たして来季問題を解決されるのか甚だ疑問です。

ACL出場権がかかる天皇杯
4位フィニッシュとなり、ACL出場権を獲得できるかどうかは天皇杯次第となりました。
リーグ戦最終節の1週間後に天皇杯決勝を開催すればいいと思うのですが、元旦に合わせるとしても準決勝、決勝がそれぞれ中3日、中2日で行われるというものすごく訳分からない日程ですね。
その日程の問題もあり、引退した元Jリーガーが言っていましたが、ぶっちゃけ早くオフに入りたくてやる気のない選手も多いそうです。
それだけに天皇杯はモチベーションの大会と言えます。
古くは消滅が決まった横浜フリューゲルスから、近年では奇跡のリーグ優勝と言われ奮起した鹿島、ACL出場権を狙ったG大阪が優勝しています。
降格が決まった広島、柏もその年は決勝進出を果たしましたからね。
京都戦で苦しみ、山形戦で勝ちきれなかった今の鹿島が残り3つを勝てるかというと厳しいと思いますが、モチベーション次第では十分可能性があると思います。
ただ、頑なな固定メンバー起用で控え選手のモチベーションが下がり、選手からも不満が出ているというガブリエル起用でレギュラーメンバーのモチベーションも下がっているように感じます。
山形戦を見てもこのメンバーではどうせ勝てないよっていう気持ちを感じるんですよね。
モチベーションのことを言えば闘莉王、金崎を欠く名古屋に勝てたとしても、FC東京は怖い存在になりそうです。
前途多難ですが、何より来季への可能性を感じられないのが、サポーターとしては一番苦しいところですね。
名古屋の優勝が決まった時にも書きましたが、選手起用の見直しや戦う気持ちなど来季に希望を持てる試合をまずは名古屋戦で見せてほしいものです。

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J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
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