鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【アジア杯】祝!一体感で掴んだ優勝!!…のオーストラリア戦
結果
2011年1月29日
日本1-0オーストラリア(ドーハ/観衆37,174人)
[得点者]
李忠成←長友佑都
[フォーメーション]
FW:前田
MF:岡崎、本田、藤本
MF:遠藤、長谷部
DF:長友、今野、吉田、篤人
GK:川島


試合の感想
経験の差が出た前半の劣勢
立ち上がりのオーストラリアはパスを繋いで攻めて来ました。
放り込みサッカーはいつでもできるのでまず体力のある序盤はロングボールを蹴るよりもポゼッションしてペースを握っていこうという意図があったのでしょう。
そしていきなり遠目からでシュートを打って来ます。
このあたりはさすがにベテランが多くてサッカーを分かっているなという感じでした。
中央をワンツーで崩されると右サイドでフリーの選手に出されてしまうのですが、シュートミスに助けられます。
また、右サイドバックのウィルクシャーの攻撃参加からクロスを上げられるシーンがあったのですが、サイド攻撃には中央でしっかり対応することで跳ね返していました。
対する日本は経験不足が露呈します。
香川に替わって入った藤本ですが、ファーストプレイがまずかったですね。
2分40秒のプレイがファーストタッチだったのですが、ミスをしてタッチラインを割ってしまいます。
経験のない舞台でやるときは最初のプレイが思いのほか重要となって来ます。
そのためできるだけ簡単なプレイをするように心がけるべきなのですが、藤本自身もチームとしてもそこに気を遣うことができていませんでした。
藤本は高い位置を取っていましたが最初はもっと低い位置で相手のプレッシャーを受けずにボールをもらって落とすというプレイでよかったです。
ヨルダン戦に途中出場したとはいえ終了間際でしたから、長谷部、遠藤あたりも最初に藤本を使ってあげるべきですよね。
藤本を落ち着いてプレイさせるためのパスで、攻撃の組み立てにまったく意味のないパスでいいんですよ。
この最初のミスで藤本は試合からほとんど消えることになってしまいました。
こういうのって実はけっこうプレイに影響するものです。
もう1つはいつものことですがシュートが少ないので、オーストラリアのように序盤やペースが悪い時は遠目からでも打っていくべきですね。
日本は左サイドからの崩し、カウンターからの岡崎のシュートなど相手DFのファウルやハンドでPKかというシーンもありましが、前半はほぼオーストラリアのペースでした。
最も危なかったのはCKからのキューエルのヘッドを川島がセーブしたシーンでしたが、次第にシンプルに放り込んでくるボールも増えて来ると競りあった後のこぼれ球からピンチを迎えます。
それでも韓国戦よりロングボールへの対応はよくなっており、しっかり競り合って勝てないまでも体をぶつけていくことで何とかしのぎ切りハーフタイムを迎えます。

流れを替えた選手交替
後半の立ち上がりも流れは変わらず、特にロングボールには悩まされます。
よく体をぶつけてはいましたが、今野とケーヒルのマッチアップのところで苦しくなって来ていましたね。
これを観てザック監督が岩政を準備します。
当初は今野をアンカーに置く4-3-3にするという判断だったそうですが、今野が打撲を負って中央でのプレイは難しいということで左サイドバックに回り、長友が1つポジションを高くします。
藤本に替わって入った岩政はCBに、右サイドに岡崎となります。
選手が考えて状況に対応し、監督がそれを受け入れるという柔軟な対応でしたね。
この交替によってロングボールへの対処に安定感が増して来ると、日本が流れを掴みます。
フォーメーションを変更しなかったことも結果的によかったですし、長友が左サイドハーフに入ったことで再三見られたウィルクシャーの攻め上がりを抑える効果もありました。
そして、この時間帯からオーストラリアの選手にはかなり疲労が見てとれましたね。
これまでカウンター攻撃が精一杯だった日本ですが、両サイドを使って攻め上がり左サイドの長友から岡崎のヘッドというこの試合最初のゴールチャンスを作ります。
惜しくも左にはずれてしまいますが、この大会でもっとも武器となっている攻撃の形でした。

サイド攻撃とロングボールのバトル
25分あたりから日本の選手も疲れて来て消耗戦の体を擁してきます。
オーストラリアは相変わらずロングボール、日本はサイドからの攻撃がお互いの活路となっていきます。
そのロングボールから抜け出したキューエルが決定機を迎えますが、川島が右足で防ぎます。
この試合でロングボールへの対処でもっともミスをしていたのは吉田でした。
ケーヒルを警戒するあまり、人に付きすぎて落下地点を誤ってロングボールにかぶることが何度かありました。
このキューエルの決定機もそのミスから生まれています。
周りの選手はこぼれ球を拾うことを想定してポジショニングを取っているので、これをやられると非常に困るんですよね。
ラインを割る、もしくはGKが処理できる範囲のロングボール以外は絶対バウンドさせてはいけないですから、自分が一番高い打点ではじき返せるように守ればいいんです。
川島のスーパーセーブに救われたシーンでしたね。
こーめいは次の日が早かったのでできれば90分で勝ってくれることを願って応援していたのですが、同時に延長になりそうな雰囲気もぷんぷん感じていました。
日本はオーストラリアの放り込みに押し込まれますが、高い集中力で守るとサイドから攻撃を仕掛けます。
クロスも工夫しながら入れてはいるのですが、さすがにこれまで1失点で抑えて来た高さと強さのあるオーストラリアの守備陣は手ごわかったですね。
スコアレスドローのまま延長戦に突入します。

試合を決めたフレッシュな選手
延長戦になると日本がポゼッションをする時間が増えてサイドからの攻撃がより増えてくるのですが、もっとピッチをワイドに使ってオーストラリア守備陣を横に揺さぶりたかったですね。
遠藤が左サイドにいて、トップ下の本田も左寄りになる(さらには韓国戦までは香川もいた)のでどうしても左サイドからの崩しが多くなるのは仕方ないですが、そこから右に一気に展開するボールはほとんどありませんでした。
篤人がフリーでいるにも関わらず、そこまでの展開に時間がかかるのでオーストラリアも守備を整えており縦へのスピードを生かせませんでしたね。
また、右サイドで起点ができた時には篤人の上がりが遅かったり、ビルドアップで攻撃の組み立てに参加する分、ポジションが中途半端なことも多いです。
もっと長友のようにサイドバックらしいスプリント回数を増やすべきでしょう。
韓国戦に続いてPK戦になるのかと思っていた延長後半、日本のフレッシュな選手が試合を決めてくれます。
左サイドハーフに入った長友はスピードがあるわけではないですし、ドリブルが上手いタイプでもありませんが、この時間帯でも途中出場のフレッシュな選手と見まがうほどのキレで持久力を武器に突破していましたね。
ドイツW杯で疲労のあった駒野が途中出場のケーヒルに抜かれてゴールを奪われましたが、そのお返しをしたって感じでした。
ウィルクシャーを置き去りにすると左サイドをえぐって中央へクロス、ドフリーで待ち構えた李が綺麗なボレーでネットを揺らします。
右サイドバックのカーニーのポジショニングは摩訶不思議でしたが、疲労から集中力を欠いたのでしょうね。
リードを奪った日本は終了間際に追いつかれた韓国戦の経験を生かして集中してあせらずしっかりと守ります。
最後には時間稼ぎも兼ねて篤人に替えて伊野波を入れる定石通りの選手交替も見せます。
この大会では厳しい戦いが続いてきましたが、危ないところでは全員が体を投げ出して守っていました。
それが接戦を征してこれた要因の1つだと思います。
この試合ではGKのファインセーブを観ても決定機はオーストラリアの方に多かったですが、全員が体を張って守り、川島もチームを救うセーブを見せ、そして少ない決定機をものして遂にアジア頂点の座を手にしました。

さらなる成長に向けて
EURO08でスペインが優勝した時にその要因としてこーめいは、一体感、我慢強さ、マルコス・セナと書きました。
南アフリカでの日本代表、EURO08から引き続き一体感を持って優勝したスペイン、それを見習ったオランダも決勝進出をしました。
チームが1つになれずに敗れたカメルーン、フランス。
やはり、一体感があるのとないのでは雲泥の差ですよね。
この大会の日本も非常に一体感があり、それが替わりに出た選手の活躍にも繋がりました。
選手同士が考えて、話し合って試合ごとに問題点の修正をするという面でも特に効果を上げていましたね。
日本人は性格的に一体感を作りやすいタイプだと思うのでこれからも日本代表の武器として継承していけたら強いチームを作れると思います。
そして、この大会では1試合ごとにチームが、選手が成長して行きましたね。
川島、吉田は退場もありましたし、李や岩政も途中出場の経験を糧に決勝では活躍しました。
本田圭や香川も最初からいいプレイができたわけではありませんでしたが、修正して徐々にチームとしての機能性を高めていくことができました。
この経験をまた次に生かしていってほしいですね。
課題の1つは技術です。
オシムを始め、日本の選手はプレッシャーのないところでの技術は高いとよく言われますが、このオーストラリア戦は相手のプレッシャーを恐れてのミスが特に多かったですね。
相手が高く強く、思いがけないところから足が伸びてくるのでそれを警戒しすぎてプレッシャーのない場面で慌ててミスをしていました。
プレッシャーのあるところでの技術レベルを高めることはこれからの日本の課題です。
そしてザック監督の仕事としては、まずさらなるJリーグ選手の発掘ですね。
海外組がいない中でも同じ戦いをできるようにチームを作っていかなければいけないですし、そうすることで誰が出ても同じ戦いができるように選手層が厚くなります。
また、この大会ではなかなか選手交替で動けなかったので途中出場のカードを考えての選手選考をする必要もありますね。
それをやりつつチームのベースアップもしていかないといけないので大変ではありますけど。
おおざっぱですがとりあえずこんな感じで。

日本のサッカーに飢えているこのJリーグのシーズンオフにいい試合を観させてもらいました。
欧州組のほとんどはすぐにクラブに戻って試合ですから大変ですが、この勢いのまま活躍してほしいですね。
Jリーグ組とロシア勢は短いオフとなりますが、しっかり体を休めて新シーズンに備えてください。

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テーマ:サッカー日本代表 - ジャンル:スポーツ

【アジア杯】やはりこのカードは簡単には終わらない…の韓国戦
結果
2011年1月21日
日本2-2韓国(ドーハ/観衆16,171人)
(PK:3-0)
[得点者]
23'キ・ソンヨン(PK)
36'前田遼一←長友佑都
97'細貝萌 
112'ファン・ジェウォン
[フォーメーション]
FW:前田
MF:香川、本田、岡崎
MF:遠藤、長谷部
DF:長友、今野、岩政、篤人
GK:川島


試合の感想
立ち上がりの修正点
韓国が序盤からガツガツ来るという展開予想もありましたが、むしろ日本の方がボールホルダーへの寄せが早く、意識してテンポの速い試合をしていましたね。
これは立ち上がりの動き、判断が悪くて遅れを取ったカタール戦の試合の入り方を反省してのことでしょう。
そのため、序盤はコーナーキックを中心に日本がペースを掴みにかかります。
しかし、10分前後の時間帯は韓国がボールを持つシーンが増え、最初の決定機はセットプレイから韓国が作ります。
FKからファーサイドを直接狙われますが川島がセーブ、ヘディングで押し込まれそうになったところを今野がクリアしてピンチを切り抜けます。
プレスの掛け方とロングボールの対処に問題があり、それが韓国に攻められる時間帯を生んでいましたね。
詳しくは後述しますが、テンポの早い立ち上がりの試合運びは攻撃面では良かったのですが、守備面では悪影響を及ぼしていました。
その攻撃面での良さが出たのは、日本の最初の決定機である20分の岡崎のヘディングシュートでした。
左サイドで香川、遠藤、本田が攻撃の形を作って長い距離を走って来た長友がクロスを上げます。
岡崎のヘッドはGKに防がれてしまいますが、この試合では左サイドで作って長友、もしくは逆サイドの内田へ展開という形でサイド攻撃から多くのチャンスを生み出していました。
これによって日本のペースに状況が傾いて来るのですが、韓国は流れがよくないと判断するとロングボールを上手く使ってテンポを変えてきますよね。
そのロングボールの競り合いの中で、今野がPKを取られてしまいます。
よく海外でも肩でいったからファウルじゃないとアピールする選手がいますが、肩だろうとボールに行かずに相手選手を潰しに行ったらファウルです。
しかし、それはプレイの流れとポジションを踏まえて判断されるべきで、Jリーグでも見られますが下手なレフェリーというのは接触のシーンだけでファウルを取りますよね。
PKと判定されたこの試合の2つのファウルは、それぞれ韓国のロングボールに今野とパクチソン、日本のスルーパスに岡崎と韓国DFがからんでいっています。
どちらも攻撃側から出たボールですが、プレイの流れ、ポジショニングを見ればすでにフィフティフィフティもしくは守備側の選手に有利なボールになっており、この状況で相手を潰したり走りこむスーペースに入ったからと言ってPKを取られたら溜まったものではないですね。
審判のレベルには疑問がありますが、一貫したジャッジと言えなくはなかったです。
そんなPKをキソンヨンに決められ先制を許しますが、日本もすぐに前田のゴールで追いつきます。
香川と本田、そして長友の3人目の動きで見事に左サイドを崩しましたね。
勢いの出て来た日本は前田がフリーでシュートを打つシーンなどチャンスを作るのですが、決め切れずに同点のまま折り返します。
得点を決めてから日本の流れとなっていただけに前半のうちにもう1点欲しかったところですね。

必然の運動量低下
前半の勢いのまま戦いたかった日本ですが、後半になると目に見えて運動量が落ちてきます。
遠藤は前半の最初の右からCKでミスキック、左からのショートコーナーでもセンタリングをミス、味方のパスに反応できないシーンなど立ち上がりからコンディションの悪さを伺わせていました。
よく走ってはいましたが、キレはいまひとつでしたね。
延長戦ではあったものの長谷部も両足をつって交替しましたし、カタール戦を10人で戦って逆転まで持って行った負担が両ボランチにかなりかかっていたのでしょう。
そして、何故かそのカタール戦を出場停止で休んでいた篤人の運動量が極端に減ります。
パクチソンを警戒していたのかと思いましたが、本来ならオーバーラップしているタイミングでも上がりませんでしたし、パスミスも多くなりました。
延長に入る前のインターバルでも相当きつそうにしていましたからコンディションがあまりよくなかったのかもしれませんね。
さらに前半に起点になっていた香川、前線でボールをおさめていた前田の運動量も落ちて行きます。
こうなって来ると日本はなかなか攻め手を見出せなくなり、押し込まれるシーンが多くなります。

準備不足の限界
フレッシュな選手を投入して流れを変えたいところですが、ザック監督は動きません。
ただ、監督の立場になってみるとこの緊迫した試合展開では動きづらかったでしょうね。
何しろ準備期間が短かった上にケガでの離脱も多く、ここまでの試合数が少なかったため交替カードもあまり試せていません。
おそらく前田に替わって前線でボールをおさめられる選手、ドリブルで仕掛けられる選手などがいれば起用していたでしょうから、選手選考でも準備不足の影響が出ていますよね。
次の選手選考ではこの大会の経験をもとに、ザック監督もメンバーを替えてくるのではないかと思います。
そんな状況の中、後半終了間際に香川に替えて細貝を入れ、4-3-2-1の布陣にして来ます。
守備の時間が増えている展開でもあったので、運動量があってタイミング良く前へ飛び出して行ける細貝を投入したのはいい選択でしたね。
周りが疲れている中、1人だけ動き出しが早かったのでよくインターセプトもしていました。
日本は本田、岡崎のがんばりで何とかチャンスを作ろうとしていたのですが、その奮闘が延長になって実ります。
岡崎がPKをもらい、本田がGKに止められるものの猛ダッシュで突っ込んだ細貝がプッシュ、逆転します。
細貝のファインプレイでしたね。
しかし、リードしてからの残り2枚の交替には準備不足の限界が見えました。
前田に替えて伊野波を入れて5バックにしますが、中盤がスカスカになったことでこぼれ球を拾えなくなります。
そこで前線の運動量を増やすとともに、ロングボールに走り込ませて起点とする目的で李を投入しようとしますが、長谷部が限界を迎えて急遽本田拓也を投入します。
本田拓は急な出番でまったく試合に入れてなかったですね。
軽率なプレイからFKを与え、終了間際に追いつかれてしまいます。
チームが若返るを図っている中では、こういった経験不足が露呈する場面はつきものです。
大事なのは経験を糧に成長できるかどうかです。

2失点で済んだ守備
試合を観ながらこの守備でよくPKでの失点だけで済んでいるなと思いました。
まずプレスの掛け方に問題があります。
この試合は立ち上がりから積極的にボールホルダーに寄せに行っていたのですが、全員飛び込み過ぎです。
高い位置でボールを取ることができればそれだけチャンスになりますが、そう簡単に奪えるものではありません。
前線の選手の役割はプレスでパスコースを限定することです。
そうすれば後ろの選手がインターセプト、パスの受け手を狙えますし、もっとショートカウンターからチャンスが作れましたし、ロングボールへの対処もマシになっていたでしょう。
それをプレスに行った選手が簡単に飛び込むため、ドリブルやパスでさくっとかわされてしまっており、まったくプレスの効果がありませんでした。
その結果、後追いディフェンスが多くなり、日本が後半にバテバテになる原因ともなっていました。
ザック監督の狙いもおそらくはプレスによってパスコースを限定してサイドに追い込み数的優位を作ってから、そこで人数をかけてボールを奪う守備だと思いますよ。
それを前線でプレスに行った選手が簡単に飛び込み過ぎるためボールホルダーにプレスがきちんとかからず、しかもその状態で後ろの選手もプレスに行って無理やりに数的優位を作って奪おうとしていました。
このためプレスは簡単にかわされ、しかもフォーメーションが崩れてしまっているためその隙を突かれていましたね。
次にロングボールへの対処の仕方にも大きな問題がありました。
絶対にバウンドさせてはいけないのですが、ロングボールに対して下がりながら対処して足元で処理しようとするシーンが多かったですね。
そのため、バウンドしたボールの処理に戸惑い、韓国の選手に詰められてピンチになっていました。
ロングボールの処理は、小難しいことはいいのでシンプルに自分が一番高い打点でヘディングできるように競り合いはじき返せばいいです。
競り合っていれば例えボールに触れなくても相手も簡単には正確に落とすことができないので、こぼれ球を拾っていけば脅威をかなり抑えられます。
また、セイフティファーストの意識が徹底されていなかったことも問題でした。
何とかマイボールにしようという想いからタッチを割らせようとしたり、キープしてパスを繋ごうという場面が多かったですが、かえって韓国に奪われてピンチを招いていましたね。
態勢が悪くて相手が詰めて来ていたら無理をせずにセイフティファーストでタッチに逃げていいですよ。
このロングボールとセイフティファーストに関しては、全体を見渡せるGKの川島がコーチングをして修正しなければいけないですが、終始連携の悪さ、危なっかしさがありましたね。
1対1、セットプレイの守備にも問題がありますが、こちらはとりあえずそれぞれ組織的な守備、集中力で対処していければと思います。

精神力で勝ったPK戦
追いつかれてのPK戦は一様に雰囲気が悪いものですが、よく気持ちを切り替えましたね。
こういうときの本田の強心臓は頼もしいです。
この大会の2つのPKはどちらもお世辞にも良かったとは言えないので、GKとの駆け引きをせずに蹴る方向を決めてコースに蹴ればと思っていたのですが、まさにその判断できっちり決めて来ましたね。
PK戦での川島はお見事でした。
日本は長友がはずすものの、余裕をもってPK戦を征して決勝戦進出を決めました。


決勝の相手はやはりというか、案の定オーストラリアになりました。
やっかいな相手ですね。
韓国よりもさらに強く高いでしょうから、今のままの守備では正直厳しいと思います。
ウズベキスタンに大勝して気が緩んでいればいいですが。
上述した問題点を練習で改善してほしいところですが、日程もきつく疲労も溜まっているので試合までにできるだけリカバリーするのが精いっぱいとなるでしょう。
ただ、セイフティファーストやロングボールの対処なんて意識を徹底すればいいだけですから、選手間で話し合って守備の問題はできるだけ修正してほしいです。
逆に攻撃はこの試合の同点弾の形はオーストラリアにも通用すると思います。
早さで翻弄して低いクロスでフィニッシュというのは、オーストラリア相手には効果ありますよ。
特に香川は本領発揮しやすい相手だと思うのでゴールを期待しています(と思っていたらケガで離脱ということで非常に残念です)。
藤本か柏木が起用されることになるのでしょうね。
ここまで来たら優勝してアジアNo.1,コンフェデ出場権を獲得してもらいたいです。

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ローテーション、固定メンバー議論に結論
来季の鹿島陣容
正GK:曽ケ端準
控GK:杉山哲、佐藤昭大、八木直生
CB①:岩政大樹昌子源
CB②:伊野波雅彦、中田浩二
LSB:アレックス、新井場徹
RSB:西大伍當間建文
DH①:本田拓也、青木剛梅鉢貴秀
DH②:小笠原満男柴崎岳
OH①:遠藤康、本山雅志小谷野顕治
OH②:野沢拓也、増田誓志、ガブリエル土居聖真
FW①:カルロン、大迫勇也
FW②:興梠慎三、田代有三

[主力orローテーション育成枠]
来季に向けての戦力はすでに整っている鹿島ですが、その戦力は非常に厚いものとなり、今からシーズン開幕が楽しみです。
陣容が明らかになるとそれをどのように起用していくのかということに注目が集まりますが、一番気になるのはオリヴェイラ監督がこれだけの戦力を上手く使えるのかということです。
もう少し具体的に言えばローテーションをするのか、昨季までのように固定メンバーで戦い同じ失敗を繰り返すのかということですね。
その答えは、週刊サッカーマガジン(NO.1329)の鈴木満強化部長の発言で明らかになっています。
その一部を抜粋しますと、「今回の編成は、ほぼ計画どおりに行えました。そして、このチームを成功させるためには、フロントのチームマネージメントと監督の選手起用法である程度のローテーションにより多くの選手を出場させる事が必要です。このあたりも監督とは話し合って方向性を確認しています」とあります。
今季の編成を見るとほぼ計画どおりというのは間違いないですね。
フロントはものすごくいい仕事をしてくれました。
鹿島フロントは昨季からローテーションの使用を示唆していたのですが、シーズン前に田代、増田のレンタル移籍、シーズン中には篤人、イジョンスが移籍するという誤算がありました。
そして何よりオリヴェイラ監督が上手く控え選手を使えなかった、特に若手を育てる手腕が低かったという誤算がありましたからね。
未だに鹿島のサッカーを観ずにネットだけの情報で、使える若手がいなかったから固定メンバーで戦ったと思っている鹿島サポがいますがそれはまったくのデタラメです。
そもそも伊野波や青木すらローテーションで使えてなかったですし、若手に関しても本山、ガブリエルがケガで仕方なく使っていたシーズン序盤の遠藤の活躍、篤人の移籍とジウトンの帰国で仕方なく使った宮崎の天皇杯でのプレイぶりを見ればそれは明らかですね。
今季の陣容はこの2つの反省を踏まえつつ、JリーグとACLのダブル、そして勝ちながら世代交代(=若い即戦力選手の獲得とレンタル移籍組の成長という意味だと思います)を目標とするものだそうです。
オリヴェイラ監督とは昨年の10月くらいから今季の強化方針とチーム編成について何度も話し合いをしており、その時点で若い選手の見極めを行い、レンタルに出して経験を積ませるのか(宮崎がレンタル移籍することになったのもこの話し合いのタイミングの問題ですね)、チームに残して成長させるのかを決めていたそうです。
その結果、今季の鹿島は例年に比べて選手の出入りが多くなりました。
監督や主力メンバーが大きく入れ替わったクラブでは固定メンバーで戦ってチーム作りをしていくことも大事ですが、鹿島の場合はメンバーが激しく入れ替わったと言ってもスターティングメンバーが替わるのは多くて3人でしょう。
マルキーニョス(大迫)→カルロン、宮崎→西、あとは監督の目が確かならガブリエル→遠藤or本山くらいです。
このくらいの入替えなら最初からローテーションを用いても問題ない範囲です。
新加入で他にレギュラーになりそうなのは本田やアレックスですが、このあたりはそれこそローテーションをする中でシーズン中にスターティングメンバーになっていけばというところでしょう。
固定メンバーで戦うことを好む有名な監督といえば、勝利至上主義のモウリーニョがいます。
しかし、彼も1つのクラブを長く率いた経験はありませんし、就任以来1度しか続けて同じスターティングメンバーで戦ったことのないグアルディオラ監督のバルセロナと比べると、現在はコンディション面で明らかに固定メンバーで戦い続けて来た弊害が出ています。
モウリーニョはインテルでサントンを抜擢して起用していたので、オリヴェイラ監督と違って若い選手を使うことに躊躇があるわけではないですけどね。
同じクラブを4年以上率いるならローテーション(過密日程のクラブならなおさら)などを用いて若い選手を積極的に起用・育成していくか、もしくは主力級の即戦力を獲得するかして血の循環を図らなければチームは死に向かってしまうということです。

今季の目標である勝ちながら世代交代というのはこーめいがこれまでに言い続けていたことで、そのためにローテーションを採用すべきということも何度も言ってきましたからね。
遂に今季から実現すると思うと楽しみでありますが、ローテーションと言ってもただメンバーを替えればいいわけでなく、重要な試合にベストメンバーがベストな状態で臨むということを前提に、選手の組み合わせや機能性、コンディション、日程、対戦相手の力を考えて緻密に計画を立てていかなければなりません。
オリヴェイラ監督がいきなりローテーションを上手くできるとも思えないので、しばらくは温かい目で見守ることも大事かと思います。
そこさえクリアできれば、オリヴェイラ監督は稀代のモチベーターであり勝てるチームを作る手腕は優れているのでJリーグとACLのダブルも不可能ではないでしょう。

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日本代表、攻撃進化のためのイメージ
日本代表はこのアジア大会中に徐々に成長を遂げており、カタールに3得点を取って逆転勝ちをしました。
しかし、準決勝からは対戦相手のレベルが上がりますし、攻守においてまだまだ機能していない部分、模索中の部分、通用していない部分が多くあります。
その中で今回は攻撃面(前線の4人)の修正アイデア、イメージについて書きます。

前線4人のプレイとイメージ
[フォーメーション]
FW:前田
MF:香川、本田、岡崎
MF:遠藤、長谷部
DF:長友、岩政、今野、篤人
GK:川島

韓国戦のメンバーは恐らく上記のようになると思います。
まず、前線のメンバーのこれまでの役割とそのイメージをまとめてみます。

1トップの前田遼一はポストプレイ、サイドに流れてボールを引きだしての起点など攻撃の組み立てに参加してからゴール前へというプレイをしようとしています。
これはバリオス(ドルトムント)と似たプレイスタイルです。
しようとしていますというのは、コンディションが悪いというのもあるのでしょうが、相手のプレッシャーがゆるかったサウジアラビア戦以外はボールがおさまらない場面が多く機能しているとは言い難いからです。

トップ下の本田圭佑は相手を背負いながらボールを受け、そこから前を向いてパス、シュートというプレイをしようとしていました。
こういうプレイはトッティ(ローマ)が上手いのですが、前田同様に本田もスペースがない中で前を向くどころかなかなか相手を背負った状態ではボールがおさまらず苦しんでいたシーンが多いです。
サウジアラビア戦では柏木がスペースに顔を出してボールをもらい、パスを散らして周りの選手を生かすというプレイで日本の攻撃を円滑にしました。
これはエジル(Rマドリー)を彷彿とさせるプレイでした。
本田もカタール戦からはこのイメージでのプレイに切り替えており、スペースでボールをもらうとドリブルで強引に仕掛けずにシンプルなパスで周りを使うシーンが多かったですね。
得点に繋がった1、2点目は少し下がり目のポジションを取って前を向いた状態でボールをもらうことでいいパスを出しています。
本田の場合はエジルというより、スナイデル(インテル)のイメージに近いと思います。

左サイドハーフの香川真司はドルトムントで結果を出している自分のプレイをそのまましようとしているのですが、なかなかイメージ通りいかなくて苦悩していますね。
ドルトムントでの香川のゴールパターンは主に2つで、バリオスが開けたスペースを利用してDFラインの裏に抜けるパターン、もう1つはドリブルで仕掛けてからのシュートというパターンです。
ドルトムントではバリオスが相手DFを引きつけてくれますし、前を向いた状態で自分がトラップしてシュートまで持っていきやすい態勢でもらうのですが、日本代表ではトップ下ではないですし、守り重視の相手にスペースを与えてもらえず手を焼いていました。
また、前田が左サイドに流れて前のスペースを、本田が中央のスペースを埋めてしまうことが多かったですね。
ヨルダン、シリア戦でもそこでボールがおさまればもう少し香川も動きやすかったと思います。
カタール戦では本田がパサーに回ったことも功を奏して、DFライン上で勝負してボールをもらい、トラップからの初速で相手を置き去りにすることに成功していましたね。

右サイドハーフの岡崎慎司はダイアゴナルに入っていく動きでDFの裏を常に狙っています。
運動量が多く、守備でも献身的な働きをしており、まさに日本のカイト(リバプール)という感じです。
コンディションもよく途中出場だったヨルダン、シリア戦でもいい動きをしており結果を出して来ました。

攻撃進化のキーポイント
前田がバリオスの仕事をきっちりこなせるなら、トップ下は香川にした方が機能性は格段によくなると思います。
前田が開けたスペースに一番飛び出しやすいのはやはりポジション的にトップ下ですからね。
本田はあまりDFの裏を狙って飛び出す動きをせず、前田もくさびのボールを受けに下がったりサイドに流れる動きが多いため、中央をうまく使っての攻撃ができていませんよね。
ただ、今の前田では前線で攻撃の起点になるのは難しいと思います。
この4人で攻撃を機能させようと思ったら、下記のイメージでプレイすればスムーズにいくでしょう。
[フォーメーション]
FW:ミリート
MF:エトー、スナイデル、カイト

岡崎は自分の持ち味を思う存分に出していますので今のままでいいです。
本田もとりあえずカタール戦のようなプレイイメージでOKです。
もっとダイナミックにパスを展開して周りを使っていければ尚いいでしょうね。
問題は前田で、現在は攻撃の組み立て→ゴールという優先順位でプレイしていますが、まずゴールを狙う動きをするように意識チェンジすれば前線の攻撃が活性化すると思います。
ミリート(インテル)はDFラインの裏を狙う動きが非常に上手いです。
前田はあまりそういうイメージがないですが、ヘディングシュートにいける範囲ではDFラインの裏へ抜け出す動きからJリーグでゴールを量産しているので常にそこを狙うべきですね。
香川はまず左サイドに開いてボールをもらってそこからドリブルで仕掛けてシュート、中の選手とのワンツーから裏へ抜けるというプレイをした方が自分の持ち味を出しやすいと思います。
エトー(インテル)はモウリーニョ時代に左のウィングをしており、こういうプレイが得意ですし、レオナルド監督になってからは2トップの一角としてプレイしていますが、けっこう左サイドに流れてから切り込んでいくことが多いんですよね。
そこでボールをもらう方が香川も前を向いてドリブルで仕掛けられるので、プレイのリズムも作りやすいと思います。

エトーが引き続きサイドでプレイすることを了承し、カイトの獲得が叶っていれば上記のフォーメーションはインテルで実現していたんですよね。
そうすればベニテス政権もあんなに早く終わらなかったと思います。
結果的にレオナルドが後任となったので、こーめいとしてはよりインテルの試合を楽しめる状況になってくれたわけですけど。
日本の攻撃はここまで徐々によくなって来ているので、韓国戦でももう1段階レベルアップした攻めを見せてほしいですね。
相手に守備の的を絞らせない攻撃ができれば通用すると思いますし、あとはそのチャンスを決められるかどうか、そこが勝負の分かれ目です。

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テーマ:サッカー日本代表 - ジャンル:スポーツ

【アジア杯】追い詰められて花が咲く…のカタール戦
結果
2011年1月21日
日本3-2カタール(ドーハ/観衆19,479人人)
[得点者]
12'セバスティアン
28'香川真司←岡崎慎司
63'F・モンテシン
70'香川真司
89'伊野波雅彦

[フォーメーション]
FW:前田
MF:香川、本田、岡崎
MF:遠藤、長谷部
DF:長友、吉田、今野、伊野波
GK:川島


試合の感想
若さの見えた立ち上がり
地元の声援に後押しされてカタールが序盤からガツガツ来るのは予想されたのですが、それに押されてしまったのか日本の立ち上がりは基本的な動き、判断のところで随所に悪さが出ていました。
1つはオフザボールの動きが少なく、ヨルダン、シリア戦のように特に裏を狙う動きが少なかったですね。
足元に繋ぐボールが多く、サイドチェンジも少なかったです。
2つ目はボールホルダーへの寄せが遅かったことです。
その最たる例は8分、カタールのCKのシーンでした。
ボールをクリアしたにも関わらず誰も押し上げずに大きなスペースを与えてしまっていました。
危険を察知して後ろから飛び出した岡崎がプレスをかけたものの、いいミドルシュートを打たれてしまいましたね。
3つ目は球際での競り合いで負けていたことです。
カタールが飛ばして来ていたのもありますが、攻守においてフィジカルコンタクトで劣勢を強いられていました。
足元の繋ぎばかりでカタールにしては狙いやすかったというのもありますが、攻撃では前田、本田のあたりでもう少し踏ん張ってボールをおさめたかったですね。
そうすればそれがスイッチになって周りの選手も動けるようになりますから。
4つ目はシュートを打たなかったことです。
12分に先制されてリズムが悪かったにも関わらず、シュートを打ちに行く意識がなかったですね。
得点を決めて注目を浴びる分、FWの選手はチームのリズムが悪い時は体を張ってボールをキープしなければならないですし、強引にシュートを打っていかなければなりません。
そうでなければ相手に怖さを与えられませんし、シュートを打つことでリズムが出てきます。
本田がFKを壁に当てるシーンはありましたが、長谷部も流れの中から打つチャンスはあったにも関わらずパスを選択しました。
ようやくまともなシュートが出たのは24分の長友でしたね。
そこから裏を狙う動きが出て来て、3分後に岡崎のループから香川が押し込むというゴールが生まれたのも偶然ではないでしょう。

ザックの本音
ザック監督の試合後のコメントからしても劇的な勝利をおさめたものの、本音を言えば自らが狙ったサッカーはできていなかったのでしょう。
それは上述した4つの基本的な部分も含めてのことでしょうが、ハーフタイムに指示した2つの戦術的な部分がうまくいかなかったという想いが強いと思います。
1つはロングボールへの対処です。
ザック監督はDFラインとボランチの距離を縮めてDFが跳ね返したロングボールのこぼれ球を拾う狙いがあったと思うのですが、この試合では長谷部、遠藤の位置が高くあまり日本の選手が拾えていなかったですね。
こぼれ球を拾ってもカタールの寄せに競り負けてボールを奪われるシーンも目立ちました。
前田、本田ら前線の選手らがボールの出所に高い位置からプレスをかけようとしていたのですが、あそこまで徹底的にロングボールを蹴って来たらボールの出所を抑えきるのは難しいですからね。
前線の選手が高い位置からプレスに行けば後ろの選手も押し上げなければならないですし、失点シーンも結局プレスに行ききれずにDFラインの裏を突かれてしまいました。
本来ロングボールでしたら、DFはポジションや対応を修正する時間があるのですが、DFラインが高かったためにその時間がなくオフサイドを取りそこなうというミスが生じてしまいましたね。
守備の時はある程度ロングボールを入れられることは覚悟して、もう少しリトリートしてフォーメーションをコンパクトにしてこぼれ球を拾うという戦い方をした方がよかったように思います。
もしくはいっそのこと3トップ気味にしてカタールのDFラインにガンガンプレスをかける戦術ですね。
中盤を完全に省略されてしまったために、4-2-3-1で有効なブロックを作って守ることができずに日本としては非常に守りにくかったとはいえ、ロングボールへの対処が中途半端だったように感じます。
2つ目はスペースの使い方です。
この試合、90分を通してもっとも繋がっていたのはサイドハーフへのロングボールでした。
カタールの守備はそこにはスペースが出来ていたからです。
サイドハーフがタッチラインいっぱいに開いてボールをもらい、カタールの守備を広げておいてから中央を使えばもっと効果的な攻撃ができました。
それをグラウンダー、ハイボール含めてスペースのない中央へのパスが多すぎましたね。
DFが前から来るボールを跳ね返すのはもっとも楽な仕事の1つにも関わらず、特に長谷部はボランチの位置から前線にハイボールを入れるというパスを多く選択していました。
もっとチーム全体でサイドのスペースを使ってワイドに攻めることを意識したかったですね。
この2つはザック監督からハーフタイムに指示されており、後半には幾分改善されました。

岡崎・柏木効果
大量得点で勝ったもののサウジアラビアのモチベーションがあまりに低かったのであの試合は参考にならないという意見がありましたが、選手はしっかり参考にしてこの試合に生かしていましたね。
香川は試合前に岡崎の動きを参考に、「より裏を狙う。空いたスペースを誰かが使えれば」とコメントしており、この試合ではDFラインの裏を狙う動きが多くなりその効果が結果として表れていましたね。
すべてのゴールにからんでいたのですが、1点目は裏のスペースを目がけて走りきってのゴールですし、2点目、3点目のボールのもらい方もこれまでとDFの前でもらう動きとは違ってDFラインとの駆け引きを意識して一気に裏へ抜け出すという動きでした。
また、本田のプレイにも変化がありましたね。
ヨルダン、シリア戦は自分がゴールを狙うようなボールのもらい方をしていましたし、前にスペースがあれば仕掛けてシュートに行こうとする意識が強かったのですが、この試合ではサウジアラビア戦の柏木のようにシンプルにパスを出して周りを生かすプレイが多かったです。
1点目、2点目も本田が少し下がってボールを受けてからのパスで、その効果が出ていたシーンでした。
サウジアラビア戦での柏木のプレイはRマドリーのエジルのようだと書きましたが、本田が同じようなプレイをすればタイプ的にはインテルのスナイデルという感じになりますね。
なのでもっとダイナミックなパスを出すことを意識した方がよりいいプレイができ、チームも機能するでしょう。
サウジアラビア戦では個の力での突破やワンパターンの攻撃で得点を取ったわけではないですから、あの試合が参考になるかどうかはきちんと攻撃の組み立ての部分を観ていれば分かると思いますよ。

逆境からの逆転
後半15分に吉田が2枚目のイエローカードを受けて退場、しかもそのFKを決められて再びリードを許してしまいます。
効果的な仕事ができていなかった前田を下げると岩政を投入、本田をトップに置く4-2-2-1という布陣になります。
ヨルダン戦もそうでしたが、人数が少なくなってスペースができると動き出しやパス回しがシンプルになる傾向がありますよね。
カタールは相変わらずロングボールを入れて来ていましたが、日本が1人少なくなったためある程度の高さまではボールを運ぶことが多くなりました。
これによって日本のDFラインが下がってコンパクトになったのも守備では好影響を及ぼしていました。
岩政も急な出番でしたが、よくハイボールを跳ね返していましたね。
同点に追いついてからカタールは繋いでサイドからセンタリングを上げるシーンも増えてくるのですが、数的優位をうまく生かせていたわけではなかったのでそれほど怖さはありませんでした。
むしろ前半と比較するとやはりDFラインを高くしてその裏のスペースを使われるという場面の方が危険で、後半もピンチになっていたシーンは裏を突かれるシーンが多かったです。
10人の戦いが続き日本の選手も疲れてくるのですが、それ以上に終盤はカタールの選手の方が疲労していましたね。
特に2トップの疲弊は顕著であったにも関わらず数的優位を生かし、日本をいなすようなパス回しをしてこなかったことが同点ゴールにつながります。
本田のパスから岡崎とDFがからんだこぼれ球を香川がかっさらうと冷静にGKとの1対1を征します。
終了間際には本田がボールを奪うとパスをブロックされながらも、その都度拾って日本がしぶとい攻めをします。
その間にカタールの選手は9人が戻ってきて、日本の選手は6人が前線に上がります。
こぼれ球を長谷部がダイレクトで香川に出すとトラップから裏へ抜けた香川が潰されるも、詰めていた伊野波が押し込んで逆転します。
監督から上がらないよう指示が出ていたそうですが、カタールは前線に残っていた選手がセバスチャン1人だったのに対して日本は2人残っていましたから悪い判断ではなかったですね。
本人も言ってましたが、攻撃で迷惑かけていたので何とかしたいという気持ちがあり、それがゴールに繋がるプレイとなりました。
その後は永田を投入して守りきり、準々決勝突破を決めました。

経験値上昇中
試合内容としては決してよくはなかったですが、前回書いたようにこの試合は不格好でも勝利することが大事です。
こーめいはこの大会はできるだけ経験値を積むことを第一の目的と思っているので、これで残り2試合経験できるのは大きいと思います。
もちろん第二の目的は3位以内(アジア杯予選免除)、第三の目的は優勝(コンフェデ出場)ですけどね。
失点シーンだけを見ても吉田の対応、川島の判断などまだまだチーム、個人両方で課題は多いですが、試合ごとに微修正されている部分もあり、いい経験を積めていると思います。
吉田も退場になりましたが、ターゲットとしては能力の高いセバスチャンを相手にした経験を糧に成長してほしいですね。
またチームとしても不足の事態、逆境に追い込まれる中で逆転できたのは自信になると思います。
いささか気になるのは前田です。
磐田ではポストプレイで攻撃の組み立てに参加しているのですが、代表の試合ではそういう場面が少ないです。
この試合でも後半になってようやく仕事らしい仕事をして岡崎のヘディングなどチャンスができましたが、物足りないです。
当然プレッシャーのもっともきついエリアを主戦場としているわけですけど、もっと体を張ってボールをキープしないといけないですね。
こうなって来るとハーフナーあたりがいてくれたらと思いますし、ジョーカーとしてドリブラーも欲しいところです。
そう考えるとこの大会というのはザック監督にとってもいい経験にもなっていますよね。
前線の連携、役割については韓国戦の前に時間があれば書こうと思います。
この勝利で勢いをつけてさらに上を目指してほしいですが、準決勝からの対戦相手は1ランク、下手したら2ランクレベルが上がるでしょう。
韓国はヨルダン、シリアのようにカウンター主体の戦い方ではないでしょうから、よりスペースができて日本にとっては攻撃しやすくなるでしょう。
また、カタールのようにひたすらロングボールを蹴って来るような戦いもして来なくなるので、日本がやろうとしている4-2-3-1で中盤でパスをからめとる守備、そこからのショートカウンターも生きて来ると思います。
韓国は延長を戦っていますし日程も日本にとって有利ですが、試合展開によっては割り切って主導権を韓国に渡す戦い方もありですし、ゲームの流れを的確に掴んで柔軟に戦ってほしいですね。
対戦相手のレベルは上がって来ますが、日本も少しずつ成長しているのは確かなのでいい試合をしてくれると思いますし、やはり対戦相手が韓国となると勝ってほしいです。
あとは球際の戦い、運動量、決定力で勝った方が上へ行くことになるでしょう。

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本田拓也獲得、マルキーニョスは仙台へ
鹿島 移籍金8000万円で本田拓を獲得(スポニチ)
本田 拓也選手が完全移籍で加入(鹿島オフィシャル)
<選手プロフィール>
■選手名: 本田 拓也(ほんだ・たくや)
■生まれ: 1985年4月17日、神奈川県相模原市出身
■ポジション: MF
■サイズ: 177センチ、73キロ
■経歴: FCコラソン‐桐光学園高校‐法政大学-清水エスパルス(2008)
■公式戦成績:
J1リーグ通算 65試合2得点
ナビスコカップ通算 19試合0得点
天皇杯通算 10試合0得点
国際Aマッチ 1試合0得点
■代表歴等:
U-16、U-17、U-21、U-22、U-23、日本代表
<本田 拓也選手コメント>
アントラーズは伝統あるチームで、そのチームの一員になれることを幸せに感じます。レベルの高いなかでプレーして、自分自身も成長して、優勝に貢献できるように頑張りたいです。よろしくお願いします。

発表が遅れていて鹿島サポをやきもきさせていましたが、ついに本田拓也の獲得が発表されました。
移籍金は8,000万円ということで金額を巡って押し合いへし合いがあったみたいですね。
しかし、契約がまとまってよかったです。
これで鹿島のストーブリーグでの動きは終了でしょう。
ケガ人などが出ればシーズン中にアジア枠の選手を獲得するかもしれませんけどね。
入団選手
FW:カルロン(ウニオン・レイリア:完全移籍)
FW:田代有三(山形:レンタル復帰)
MF:本田拓也(清水・完全移籍)
MF:増田誓志(山形:レンタル復帰)
MF:柴崎岳(青森山田)
MF:土居聖真(鹿島ユース:昇格)
MF:梅鉢貴秀(関西一高)
DF:昌子源(米子北高)
DF:西大伍(札幌:完全移籍)
DF:アレックス(千葉:完全移籍)
GK:佐藤昭大(広島:レンタル→完全移籍)

退団選手
FW:マルキーニョス(仙台:契約満了)
FW:佐々木竜太(湘南:レンタル移籍)
MF:川島大地(山形:レンタル移籍)
MF:船山祐二(山形:完全移籍)
MF:鈴木修人(栃木:レンタル移籍)
MF:大道広幸(岡山:完全移籍)
DF:宮崎智彦(横浜FC:レンタル移籍)
DF:大岩剛(引退)
DF:笠井健太(契約満了)
DF:ジウトン(レンタル終了)
GK:川俣慎一郎(仙台:レンタル移籍)


来季の戦力
正GK:曽ケ端準
控GK:杉山哲、佐藤昭大、八木直生
CB①:岩政大樹昌子源
CB②:伊野波雅彦、中田浩二
LSB:アレックス、新井場徹
RSB:西大伍當間建文
DH①:本田拓也、青木剛梅鉢貴秀
DH②:小笠原満男柴崎岳
OH①:遠藤康、本山雅志小谷野顕治
OH②:野沢拓也、増田誓志、ガブリエル土居聖真
FW①:カルロン、大迫勇也
FW②:興梠慎三、田代有三

[主力orローテーション育成枠]
鹿島フロントの20周年の本気を感じる戦力となりました。
他クラブ、これまでの鹿島と比べても選手層はかなり厚くなってますから、ローテーションを上手く用いれば各コンペティションでいい成績をおさめられそうです。
オリヴェイラ監督の手腕が問われるシーズンとなり、選手起用を間違わなければビッグタイトルを獲得できると思います。
また、新外国人のカルロンですが、あれからYouTubeで別の映像を見たのですがポストプレイもかなり上手いですね。
ワンタッチで落として攻撃の組み立てに参加するシーンが多くありました。
あれだけポストプレイができれば、昨シーズン機能しなかった野沢、ガブリエルの中盤でも何とかなりそうなくらいですよ。
お互いの特徴を把握して早く馴染めば得点王も狙えるのではないかと期待しています。

マルキーニョス選手がベガルタ仙台へ移籍(鹿島オフィシャル)
<選手プロフィール>
■選手名: マルキーニョス MARQUINHOS  
■本名: マルコス ゴメス デ アラウージョ Marcos Gomes De Araujo  
■生まれ: 1976年3月23日、マットグロッソドスル州出身  
■国籍: ブラジル  
■ポジション: FW  
■サイズ: 174センチ、76キロ  
■経歴:カッコ内は加入年
オベラリオFC(ブラジル・1997)-コリチーバFC(ブラジル・1999)-東京ヴェルディ1969(2001)-横浜F・マリノス(2003)-ジェフユナイテッド千葉(2004)-清水エスパルス(2005)-鹿島アントラーズ(2007)  
■公式戦成績:
J1リーグ 229試合109得点(鹿島で119試合59得点) 優勝5回(鹿島で3回)
ナビスコカップ 37試合15得点(鹿島で16試合5得点)
天皇杯 15試合9得点(4回戦終了時、鹿島で11試合4得点) 優勝1回(鹿島)
AFCチャンピオンズリーグ 18試合11得点(すべて鹿島)
ゼロックススーパーカップ 3試合2得点(すべて鹿島)

鹿島で得点王となったマルキーニョスですが、仙台への移籍が決まりましたね。
昨シーズンのパフォーマンスを見ると全盛期ほどではないにしろ、ケガさえしなければ二桁得点くらいはしそうです。
鹿島戦以外でがんばってほしいですが、古巣キラーと言ってマルキーニョスのゴールを喜んでいた鹿島サポとしては複雑な気持ちもありますね。
周りを上手く生かせる柳沢とは相性いいでしょうし、前線からの守備がハンパなくなりそうです。
仙台には赤嶺、ゲームメイクができるリャン・ヨンギ、ドリブラーの関口といるので攻撃力が上がりそうですね。
今季は仙台の試合も少し気にかけて観るようにしたいと思います。
川俣も試合に出場できるといいですね。

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【アジア杯】大量得点でGL突破…のサウジアラビア戦
結果
2011年1月17日
日本5-0サウジアラビア(ドーハ/観衆2022人)
[得点者]
08’ 岡崎慎司←遠藤保仁
13’ 岡崎慎司←香川真司
19’ 前田遼一←長友佑都
51’ 前田遼一←伊野波雅彦
80’ 岡崎慎司←前田遼一

[フォーメーション]
FW:前田
MF:香川、柏木、岡崎
MF:遠藤、長谷部
DF:長友、今野、吉田、篤人
GK:西川


試合の感想
前田と岡崎の相性の良さ
ケガの松井が離脱、本田は無理をさせないということでこの試合では1、2戦目に途中出場でいい動きをしていた岡崎が右サイド、柏木がトップ下に入りました。
やはり岡崎が入ることで裏を狙う動きが増えて攻撃が活性化されましたね。
特に前田と岡崎の動きがよくリンクしており、多くのチャンスを生みました。
まず、前田がサイドに流れて中央の開いたところに岡崎が入ることで惜しいシーンを作りました。
そして、早々の得点はシリア戦でも有効な攻撃の形として例に挙げたように、トップ下の柏木が遠藤に落として裏を狙うという動きでしたね。
ここでは前田が下がってDFの注意を引きつけることで、岡崎の飛び出す動きを助けています。
追加点は香川のクロスから前田を囮にしての岡崎でした。
ここでも2人のいい関係が出ていましたね。
その後、左サイドの攻撃から前田が待望のゴールをあげると、後半に入ってからの4点目は岡崎が右サイドバック伊野波のオーバーラップを促すことで前田のゴールが生まれました。
また、前半から見られたのですが前田がボールを持って前を向いて仕掛けるシーンでも、岡崎が常に裏を狙っているのでパスコースが生まれ相手の注意を引きつけていました。
そのため前田はシュートを狙う、パスを出すという選択肢が出来てプレイの幅が広がっていましたね。
そして5点目はまさにその形から生まれます。
前田からのスルーパスをDFラインの裏へ抜けた岡崎がうまくトラップして冷静に決め、ハットトリックを決めました。
前田と岡崎のプレイスタイルの相性の良さが出た試合でしたね。

“歯車”柏木
岡崎、前田がゴールを決め、香川もゴールこそなかったものの決定機を迎えていた中、柏木は地味に活躍していました。
あまり目立ちませんでしたでしたが、攻守のバランスをうまく取ってチームの歯車としての役割をよくこなしていましたね。
本来なら持ち前の運動量を生かしてサイドやゴール前などのスペースに長い距離を走ってボールを引きだして攻撃の起点になるプレイが真骨頂なのでしょうが、この試合では中盤でサウジアラビア選手の間のスペースにポジションを取ってボールを引きだしていましたね。
パスコースがあればシンプルにボールをはたいて、なければスペースにボールを運びながらタメを作って周りの攻撃参加を促していました。
そのため、この試合ではこれまでよりサイドバックも上がりやすそうでしたね。
チームの中心で歯車となって周りの前田、香川、岡崎、遠藤、長谷部をよく動かしていました。
また、守備への切り替えのところでも開いているスペースを埋めてバランスを取っていましたね。
鹿島で言えば、天皇杯優勝のキーマンとなった本山のような仕事振りでした。
また、Rマドリーのエジルを彷彿とさせるプレイでもありました。
この試合の柏木はあまりゴール前には顔を出せませんでしたが、エジルもRマドリーに加入した頃はチームのバランスを取ることに腐心し、周りの選手を使うプレイが多かったです。
お互いのプレイスタイルが分かり、連携が上がってからはエジルもゴール前に入って得点を決めるようになりましたから、周囲との連動性が上がればトップ下としての柏木もより可能性が広がると思います。
トップ下は本田か香川かと言われ続けていましたが、思わぬ柏木効果によってザック監督には嬉しい悩みが出てきましたね。

リズムのアップダウン
すでにグループリーグ敗退が決定してモチベーションが低いという情報が入っていたサウジアラビア相手にも、日本は油断なくいい試合の入り方をしました。
守備の意識を高くしてカウンターというヨルダン、シリアと違ってサウジアラビアがポゼッションからパスを繋いで来るスタイルだったこともあり、4-2-3-1の布陣でしっかりブロックを作って守り、相手のパスを絡め取っていましたね。
いい距離感で守れていたのでボールを奪ってからも1タッチ、2タッチで軽快に繋いでスムーズに攻撃に移ることができました。
そして、何といってもこれまでなかった裏を狙う動きが活性化されたため開始20分で3得点することができました。
しかし、それ以降は守備、オフザボールの動きともにさぼるシーンが出て来て、攻守に機能性が低下します。
3点差あったので少し運動量が落ち着くのは分かるのですが、自ら簡単にリズムを放棄し過ぎですね。
この日のサウジアラビア相手なら問題なかったですが、守備ブロックはきちんと作らないとやられてしまう可能性は十分あり、失点するとまた試合の流れも変わってしまいますから。
ハーフタイムでその気持ちの緩みをザック監督が修正します。
前半同様に後半の立ち上がりはよく、オフザボールの動きも復活してきました。
その結果、追加点がすぐに生まれます。
早い段階で伊野波を入れて来たのもチームに刺激になり、まさにその右サイドから得点に繋がりましたね。
こうなったらサウジアラビアのモチベーションもますます落ちてきます。
その後もザック監督はタイミングよく交替カードを切って、リズムを落とさせ過ぎないようにして試合を終わらせました。

理想的な選手交替
この試合の交替カードは非常に理にかなっており、観ていた多くの方も同じように考えていたチョイスだったと思います。
こーめいも時間帯、投入選手、アウトさせる選手とまったく同じ判断でした。
決して交替出場した3人が全員鹿島の選手(1人は予定)だからというわけではないですよ。
前半に篤人が2枚目のイエローカードをもらったので次の試合、出場停止となってしまいました。
ブンデスリーガでしたらああいうファウルは戦術的ファウルと言われて評価されますし、カードを出されることはまずないのですが、アジアではイエローカードの対象となります。
シリア戦でも同じ形で警告を受けており、篤人は気をつけるべきでしたね。
もとはその前のボールを奪いに行ったプレスの判断もいささか軽率で、そのためにファウルをせざるをえなくなってしまったのでもったいないプレイでした。
純粋なサイドバックがおらず槙野も離脱してしまったため、伊野波を起用するだろうと思っていたらやはりハーフタイムで動いていましたね。
最初は上がるタイミング、プレスに行くタイミングで少し戸惑いがあったものの、いいオーバーラップから前田のゴールをアシストしました。
実は鹿島でも篤人不在時に伊野波、新井場、増田、當間らが右サイドバックで試される中、もっともいいパフォーマンスを見せていましたからね。
カバーリングが上手くやや守備よりのサイドバックとなりますが、運動量はかなりあるのでサイドバックの重要な仕事である上下動はお手の物です。
2つ目の交替は岩政でした。
吉田がイエローカードをもらっていたので、もし退場にでもなって次の試合でDFラインが2枚替わることは避けたいですからね。
それにせっかく点差があるのですから、こういう状況では守備の選手を試しておきたいところです。
守備、セットプレイと持ち前の高さを生かしてアピールできたと思います。
最後のカードは以前から言っているようにバイタルエリアの守備に問題があるので、ファーストボランチタイプの本田拓也を試しておきたいとこーめいは考えていました。
遠藤を休ませたいという狙いもあったのでしょう。
もう少し早い時間帯で入れてくるかと思いましたが、集中力を失くしたサウジアラビアが雑なプレイというかラフなプレイが多くなったので、ケガを考えて交替カードをすべて使うのを少し遅らせたのかもしれません。
大量得点差があったとはいえ、出場経験の少ない選手を起用して経験を積ませることでチーム力の底上げ、選手の組み合わせを試すという狙いのあるいい選手交替でしたね。

カタール戦に向けて
サウジアラビアが監督を交替したこと、モチベーションが低かったこと、プレス・マークともに酷かったこと、守りの意識を高くしてカウンターを狙うスタイルではなかったことを差し引いてもいい攻撃の形、組織的な守備が見えた試合だったと思います。
サウジアラビアのように攻めて来てくれる相手なら、よりレベルが高い相手でもかなり戦えそうな気がします。
そしてそういった試合の場合は、突き詰めれば最後は決定力が勝敗を分けることになるでしょう。
次の対戦はブルーノ・メツ監督が指揮する開催国カタールなのでやりづらい相手ではあると思います。
こーめいとしては22年のW杯がカタール開催が決まったので、このタイミングでカタールの試合を観られるのはうれしいです。
ここからW杯までの12年でどこまで代表を強化していけるのか、興味深いですからね。
カタール戦ではGKに川島が復帰、右サイドはサウジアラビア戦の後半同様に岡崎、伊野波となるでしょうが、トップ下に誰を起用するのか注目です。
恐らく本田になると思いますが、こーめいはこのまま柏木を起用してもいいと思います。
カタールの試合を観ていないのでどういう戦い方をしてくるのか分からないですが、過去の対戦のイメージからするとヨルダンやシリアのような戦い方をして来そうです。
例えそうだったとしても相手が作った守備ブロックに真っ向からぶつかって行く本田、松井、香川、前田の組み合わせよりはサウジアラビア戦のメンバーの方が攻めやすいと思います。
岡崎が裏を狙って、柏木がバランスを取りながら歯車として機能すれば引いた相手をどう崩すかという課題への答えが見つかるかもしれませんね。
サウジアラビアの守備は酷かったですが、要はしっかり守備をしてくる相手にもディフェンスの的を絞らせない攻撃ができるかどうかが大事ですから。
内容をともなって勝利するのが一番ですが、次のカタール戦に勝てばその先確実に2試合できます。
相手は開催国でもありますし、帰化選手も多いそうですからここはどんなに不格好でも結果を最重要視してほしいところです。

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【アジア杯】GL突破は大きく前進も内容は半歩前進…のシリア戦
結果
2011年1月13日
日本2-1シリア(ドーハ/10453人)
[得点者]
35分 長谷部誠←松井大輔
76分 アルハティプ(PK) 
82分 本田圭(PK)
[フォーメーション]
FW:前田
MF:香川、本田、松井
MF:遠藤、長谷部
DF:長友、今野、吉田、篤人
GK:川島


試合の感想
変わったところ
ヨルダン戦に比べてコンディションが全体的に上がって来ている印象があり、球際の競り合い、前線の選手のポジションチェンジ、サイドチェンジでの大きな展開などボールの動かした方に改善が見られましたね。
それに対してシリアはしっかりブロックを作って守ってカウンターという戦いでした。
ただ、基本フォーメーションは4-2-3-1ですが、中盤がフラットの4-5-1になるなど引いて守るわけではなく前からプレッシャーに来ていましたね。
戦い方としてはヨルダンに似ていたと言えるでしょう。
しかし、個の力ではヨルダンより高く、この試合では日本も上述したように改善点は見られたものの、球際の競り合いではシリアも激しく来ており必ずしも優位に立てていたわけではありませんでした。
4-2-3-1での基本的な攻撃の形が作れていない上でのポジションチェンジもそれ程効果的であったわけではなく、早く大きな展開でボールの動かすスピードを上げることはできていましたが、シリアの守備を崩すまでには至らなかったですね。

残念なところ①
改善しようという意識は見られたものの、やはり肝心な部分に手を加えられていなかったのは残念なところです。
ヨルダン戦ではコーチングエリアに通訳が入れないと勘違いして指示を出せなかった影響が大きかったので、修正が後手に回ったのかと思っていたのですが、メンバー変更、相手のDFライン上で勝負すること、スペースに走り込むこと、この3つの部分でザック監督が手を打っていなかったのには正直落胆させられました。
前田がDFラインの裏に飛び出したり、長谷部が右サイドのスペースに走り込んだりというシーンはいくつか見られたものの、全体的にスペースを狙う動きがまだまだ少ないですね。
監督や主軸選手が代わったときはある程度メンバーを固定してチームを作っていく方がいいので、同じメンバーで臨んだ意図も分からないわけではないですが、スペースに走り込むのが得意な岡崎を起用した方がよかったと思います。
全体的に足元で受ける選手、スイッチタイプの選手が多すぎますからね。
DFライン上で裏を取る駆け引きをする選手がおらず、この試合では遠藤を中心に縦パスがよく入っていたもののほとんどシリアDFの前で受けていたので、プレスの格好の餌食となってボールロストすることが多かったです。
そこからカウンターを仕掛けられていたので、それを警戒して次第に両サイドバックも高い位置を取れなくなりました。
その結果、後ろの選手がサイドのスペースに走り込めなくなり序盤に篤人のセンタリングから前田のヘッドと決定機を作ったサイド攻撃もなりを潜めていきましたね。
日本にとって幸運だったのは、ヨルダンに比べてシリアは攻撃する意識が高く、守備でリズムを握るとより攻撃的に来てくれたことです。
ちょうどその時間帯で日本の先制点が決まります。
日本エンドの深い位置でのシリアのスローインだったのですが、すぐに長友が奪うと意図のないロングボールを前線に送りシリアボールとなります。
しかし、シリアのDFも精度のないロングボールを送り返してくれて、これをインターセプトした篤人がすぐさま縦に走る本田に入れます。
そこから一気に押し上げて香川、松井らがからんで最後は長谷部が冷静にゴールに蹴り込みます。
攻撃に意識がいっている時の守備というのはもっとも隙ができるのでそれを上手く突きましたね。
シリアの守備を崩せたわけではないですが、攻撃にかかった部分で香川、本田のゴールへの意識の高さ、後ろの選手の押し上げなど日本のいいところが出たシーンでした。

残念なところ②
2つ目の残念なところは、こーめいがこれまで何度も言っているように試合の流れ、状況を考えた戦い方ができていないところです。
ビハインドを負ったシリアは後半から積極的に攻めに来たのですが、それに慌ててしまって試合の主導権をシリアに渡してしまいました。
前田のポストプレイから本田が裏へパスを送り、香川や松井が走り込む。
またはより低い位置で本田や香川にくさびのボールを入れて、遠藤に落とし、そこから前田や松井が裏を狙う。
これをやるだけで試合の主導権は日本が握れていたはずです。
シリアは攻めたいのですが、DFラインの裏を取られる怖さがあれば思い切って押し上げられないですし、一本いいパスが通れば日本は追加点のチャンスになります。
また、例えオフサイドになっても日本は何のリスクもありません。
失点シーンは本人も言っているように長谷部のバックパスが中途半端になったことから始まり、ミスと審判の判定が重なって生まれたのですが、試合運びの拙さが招いた失点とも言えます。
川島が退場になって10人となり、4-2-3のようなフォーメーションなってからの方が上手くスペースを使えた戦い方ができていましたね。
これは納得のいかない判定にチームの一体感が高まって動きがよくなった部分と、中盤から前線の選手が少なくなったことで足元にパスを繋ぐのではなくシンプルにスペースに走り込ませるボールを蹴ることが多くなったからです。
実際に勝ち越しゴールとなったPKも岡崎がDFラインの裏を狙って走り込んだ形からでした。
判定はラッキーだった感はあるものの、本田が決め、リードを守って勝ち点3を手にしました。

決勝トーナメントに大きく前進
内容はまだまだですが、シリア戦の勝利は大きかったですね。
日本とヨルダンが勝ち点4、シリアが3、2敗のサウジアラビアはすでにグループリーグ敗退が決まりました。
最終戦はシリアとヨルダンが戦うので、日本は引き分け以上なら確実、負けてもグループリーグ突破の可能性は十分あります。
やはりチーム作りを考えると、1試合でも多く試合をしたいですからね。
この試合の得点シーン、シリアが攻めて来ていた時間帯を見ても、スペースを与えられればゴールへの意識の高い香川や本田らももっと持ち味を出していけると思います。
トップ下と言っても香川はドルトムントでバリオスらを囮にシャドー的な役割でスペースにポジションを取って上手く前を向いた状態でボールをもらう動きを得意としています。
つまり、ボールをもらった時点で自分の得意な形になっていることが多く、そこから相手の足が届かないところにボールを置きながらドリブルして切り込んでいくので終始自分の間合いでプレイできるんですよね。
引いた相手だとスペースもなく、前田、本田も相手DFを引きつけることができないので香川も窮屈そうにプレイしています。
フィジカルが強くてボールキープはある程度できるものの本田もゲームメイクをするタイプというわけではないですからね。
監督が代わり、グループリーグ突破の可能性のないサウジアラビアが引いて守ってカウンターという戦い方をしても何の生産性もないので次の試合ではこれまでで一番スペースを与えてもらえるのではないかと思います。
そうなるとこれまでの2戦に比べて、サウジアラビア戦ではいいサッカーを見せてもらえるかもしれませんね。

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アレックス加入、大岩コーチ誕生
アレックス選手が加入(鹿島オフィシャル)
<選手プロフィール>
■選手名:
アレックス・アントニオ・デ・メロ・サントス
ALEX Antonio De Melo Santos
■登録名:
アレックス ALEX
■生まれ:
1983年4月16日
■国籍:
ブラジル
■ポジション: DF
※従来のポジションはMFですが、アントラーズではDF登録となります。
■サイズ:
172センチ、69キロ
■経歴:
カッコ内は加入年
クルゼイロEC(ブラジル)-川崎フロンターレ(2002)-アビスパ福岡(2003)-柏レイソル(2008)-ジェフユナイテッド市原・千葉(2009)
■公式戦成績:
J1リーグ通算 80試合7得点
J2リーグ通算 209試合44得点
ナビスコカップ通算 9試合2得点
天皇杯通算 16試合4得点

宮崎が横浜FCにレンタル移籍することになり、手薄だった左サイドバックにはかねてから話が出ていたアレックス選手が加入することになりましたね。
鹿島ではDF登録となりますが、千葉ではMF登録で左サイドハーフ、ボランチもできる選手です。
また、日本語もけっこうできるようでコミュニケーションに問題ないのも強みですね。
またもや攻撃的なサイドバックばかりになってしまいましたが、何気に守備に1番期待できるのはアレックスのような気がします。
運動量は多いですし、しっかり当たっていってくれる印象を持ってます。

大岩剛コーチ就任のお知らせ(鹿島オフィシャル)
<プロフィール>
■名 前:大岩 剛(おおいわ・ごう)
■生まれ:1972年6月23日、静岡県出身
■サイズ:180センチ、75キロ
■現役時代のポジション:DF
■選手経歴:カッコ内は加入年
三保第二小学校-清水第五中学校-清水市立商業高校-筑波大学-名古屋グランパスエイト(1995)-ジュビロ磐田(2000)-鹿島アントラーズ(2003)
■日本代表歴:
国際Aマッチ 3試合0得点
<コメント>
アントラーズで仕事ができることを喜ぶとともに、このチームのコーチになることに大きな責任を感じています。今までの経験を生かし、全力でサポートしていきたいと思います。天皇杯が終わってから、サポーターの皆さんに直接感謝の言葉を伝える機会がなかったので、この場を借りて改めて現役時代のサポートに感謝したいと思います。天皇杯優勝という形で現役を終えられたのは、皆様の後押しがあってこそだと思っています。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

現役時代同様に鹿島のジーコスピリッツ、勝者のメンタリティを伝えていってほしいです。
これで残すオフシーズンの人事は清水の本田拓也のみとなる模様です。

入団選手
[確定]
FW:カルロン(ウニオン・レイリア:完全移籍)
FW:田代有三(山形:レンタル復帰)
MF:増田誓志(山形:レンタル復帰)
MF:柴崎岳(青森山田)
MF:土居聖真(鹿島ユース:昇格)
MF:梅鉢貴秀(関西一高)
DF:昌子源(米子北高)
DF:西大伍(札幌:完全移籍)
DF:アレックス(千葉:完全移籍)
GK:佐藤昭大(広島:レンタル→完全移籍)

[未確定]
MF:本田拓也(清水・完全移籍予定)

退団選手
[確定]
FW:マルキーニョス(ブラジルで現役続行予定)
FW:佐々木竜太(湘南:レンタル移籍)
MF:川島大地(山形:レンタル移籍)
MF:船山祐二(山形:完全移籍)
MF:鈴木修人(栃木:レンタル移籍)
MF:大道広幸(岡山:完全移籍)
DF:宮崎智彦(横浜FC:レンタル移籍)
DF:大岩剛(引退)
DF:笠井健太(契約満了)
DF:ジウトン(レンタル終了)
GK:川俣慎一郎(仙台:レンタル移籍)


来季の戦力展望
正GK:曽ケ端準
控GK:杉山哲、佐藤昭大、八木直生
CB①:岩政大樹昌子源
CB②:伊野波雅彦、中田浩二
LSB:アレックス、新井場徹
RSB:西大伍當間建文
DH①:本田拓也青木剛梅鉢貴秀
DH②:小笠原満男柴崎岳
OH①:遠藤康、本山雅志小谷野顕治
OH②:野沢拓也、増田誓志、ガブリエル土居聖真
FW①:カルロン、大迫勇也
FW②:興梠慎三、田代有三

[主力orローテーション育成枠獲得予定]
来季の戦力はこういう感じになりそうです。
カルロン、西や本田(獲得予定)など新たに獲得した選手こそ若いものの、世代交代と言いつつも若い選手を育てていくという感じではないですね。
フロントは若い選手を育てながら使っていくのが苦手なオリヴェイラ監督に選手層を厚くするのを任せるのではなく、オフシーズンの戦力補強で選手層を厚くしておく方針を選んだようです。
この判断はすこぶる正しいと思いますよ。
何しろオリヴェイラ監督は、フロントが選手層を敢えて薄くしていたFW(大迫)以外に新人(07年以降の入団)選手を抜擢して育てた実績は皆無ですからね。
篤人、中後、興梠、田代らはアウトゥオリ監督が06年に起用して経験を積ませてましたし、パクチュホ、ジウトン、伊野波はそれぞれ前所属クラブで出場していましたからね。
鹿島はこれまで他クラブから選手を獲得することは少なかったですが、オリヴェイラ監督で結果を出そうと思ったら西、アレックス、本田の獲得も当然と言えるでしょう。
これだけ選手が揃っていれば、オリヴェイラ監督が上手く選手を使えればACLとリーグ戦の優勝も目指していけると思います。
鹿島ではチャンスを与えられなかったレンタル移籍組の若い選手は、何としてでも移籍先でレギュラーを獲得して20試合は出場してほしいですね。
そして、大きく成長して鹿島に戻って来てくれればと思います。

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【アジア杯】経過ドンマイ、結果オーライ…のヨルダン戦
結果
2011年1月9日
日本1-1ヨルダン(ドーハ/6255人)
[得点者]
45’アブデルファタハ(ヨルダン)
90+2’吉田麻也(日本)←長谷部誠
[フォーメーション]
FW:前田
MF:香川、本田、松井
MF:遠藤、長谷部
DF:長友、今野、吉田、篤人
GK:川島


試合の感想
準備不足を露呈
試合が始まってすぐに感じたのは、ザック監督が試合前に「目標は良い試合をすることと、成長すること」とコメントを若干弱気補正していたのも分かるなということでした。
コンディションが悪くて動けていない選手が多かったですし、パスミス、連携ミスなど攻撃の形を構築する時間もなかったのだろうと感じるシーンが多く、準備不足が明らかでしたね。
当然、短い期間の中で守備組織の構築から取りかかっているでしょうし、それに対して攻撃の形を作るのは時間がかかりますからね。
実際に得点したのはアルゼンチン戦の1点だけですし、引いて守備を固める相手への攻め方はまだ練習してないでしょうから。
オフサイドを取られてしまった長谷部のミドルシュートに吉田が詰めたシーンや、篤人のパスを前田がスルーして香川が得意の前を向いて突破するというビッグチャンスもありましたが、シュートは多かったもののボールを支配している割に決定機はそれほどなかったですね。
ただ、昨年の試合のように選手が動けていたなら、もう少しチャンスも多く作れたと思います。
しかし、これは就任して間もない大会の上にスケジュールの問題で合宿は10人だけで始まり、その後も調整試合ができなかったり、ケガ人が続出したりと問題がありましたから仕方ないと言えます。
しかも、ヨルダンの守備がよかったですね。
基本は4-2-3-1だったのでしょうが、守備時はプレスの中で4-1-4-1や中盤がフラットの4-4-2になるシーンもあって、2ラインでしっかり守っていましたね。
ボールを支配していた日本はサイドバックもからめて崩そうということだったのですが、オーバーラップしたサイドバックにいいタイミングでパスが出るシーンも少なかったです。
それに対してヨルダンは、南アフリカW杯で日本が守備的な戦いで見せたようにサイドで数的優位を作って守っていました。
これはそう簡単な試合にならないだろうと思いながらも、ヨルダンの守備を崩す攻めに選手が気づいて切り替えてくれるのを期待していたのですが…。

ザック、2つの人選ミス
ヨルダンの守備は日本のボールホルダーにはラインを崩してでも前からプレッシャーに来ていたので、足元で受けたがる前線の前田、香川、本田、松井は格好の餌食になっていました。
しかも、中盤の3人は球離れも悪かったですね。
そのため、DFラインの裏のスペースをシンプルに狙っていくのが有効な攻撃だったのですが、ザック監督が何故か全員足元で受けたがるタイプを固めて起用しており、コンディションも良くないせいかオフザボールの動き出しも少なかったです。
前線の選手がそういうタイプではないにしても、相手の守り方を見て戦い方を切り替えられるようにならないと世界どころかアジアでも苦戦してしまいますよね。
守備では特に調子の悪そうだった遠藤のいるバイタルエリアに危険を感じていました。
こーめいは岡田ジャパンのW杯予選の時から遠藤と長谷部のボランチコンビには守備での不安があると書いて来ました。
W杯本番のようにチーム全体で守備に比重を置いて戦うなら問題ないですが、アジア相手に日本が攻め込む試合では攻から守への切り替えのところでスペースを開けてしまうシーンが多く、特にドリブルで仕掛けられると対応できていないことが多いです。
まさにその弱点が出てしまい、カウンターからのドリブルでやられてしまいましたね。
アジアの国との戦い方、ヨルダンの特徴もまだ掴んでなかったこともあり、ザック監督は攻守において2つの人選ミスをしてしまった前半でした。
まず間違いなくハーフタイムで動いて来るだろうという内容でしたね。
ちなみにこーめいなら松井→伊野波、本田→岡崎で今野をアンカーとする4-3-3にしていました。
この方が遠藤、長谷部が守備を気にせず前に出やすいですし、前線の選手がDFラインの裏を取る動き、そこへパスを出すプレイもしやすいですからね。
ただ、本田のFKは捨てがたいですし、準備期間が少なかったので4-3-3をやって機能したかは練習を指揮したわけではないこーめいには判断しようがないですが。

手を打つも変わらず
後半になると案の定、ザックが動いて来ます。
前田に替えて李を投入して来ましたね。
こーめいは李の裏を狙う動きを期待しての起用だと思ったのですが、むしろくさびのボールを受けるプレイが多かったですね。
そのため、この選手交替で試合が動くことはなく、間もなく松井に替えて岡崎が投入されました。
左に岡崎、香川がトップ下、右に本田という並びになりましたね。
この時間帯から日本の攻撃が活性化されるのですが、岡崎がドリブルで仕掛けてセンタリングを上げるなどのサイド攻撃と相変わらず李や香川の足元にボールを入れる中央からの攻撃が主体でした。
解説の松木氏は中央からでなく、サイドで人数をかけて攻めるべきと言っていましたが、まるで前回大会のような各駅停車のボール回しの上に、ヨルダンはゴール前の高さでも勝っており、センタリングはほとんど跳ね返していたので厳しかったでしょうね。
サイドで仕掛けてDFラインを下げてからマイナスのクロスという攻めなら可能性がありそうでしたが、ゴール前に人数をかけて守れられていました。
こーめいは前半同様にサイドからだろうと中央からだろうと、シンプルにDFラインの裏を狙う攻撃をすればいいと思っていたのですが、オフサイドになったものの結局岡崎が飛び出したプレイが後半一番可能性を感じさせるシーンでした。
ああいうプレイで背後に脅威を与えれば今度はバイタルエリアが開いてきますから、今度は他の攻撃の選択肢も出てきますよね。

日本の強みはセットプレイ
そして、同点弾もショートコーナーから長谷部がDFラインとGKの間にシンプルにボールを放り込んだところに吉田が飛び込んだ形でした。
日本のセットプレイが増えていたので、闘莉王や中澤がいたらアジアの戦いではこういう状況で確実に得点してくれるだろうと思っていたところに吉田がやってくれました。
五輪の予選もそうですが、アジアでの戦いでは日本のセットプレイはかなりの強みとなっているので、より上のレベルで戦っていくにはいかに流れの中から得点する形を多く作るかが大事ですね。

試合をしながらチーム作り
ロスタイムに追いついて勝ち点1を拾えたのは大きかったですね。
その上、サウジアラビアがシリアに負けたこともあって、試合の内容はドンマイ、結果オーライという感じでしょうか。
ただ、次に対戦するシリアは不気味な存在でグループリーグは混戦になるかもしれませんね。
準備期間が短かったので試合をしながら、チームを作って徐々にコンディションを上げていけばいいと思います。
アネルカは南アフリカW杯でドメネク監督に暴言を吐いて18試合の出場停止となりましたが、これは期間にすると約1年半に相当します。
しかし、日本代表で18試合というと(年によっては)1年足らずで消化してしまうことになります。
当然、時間はあればあるほどいいので歴代の外国人監督は絶対に試合数や準備期間が多い口にしませんが、本来欧州や南米の国はW杯予選や欧州選手権予選を戦いながらチーム作りをしていきますからね。
日本代表の場合は解散して再び集まった時に以前にできていたことができなくなっていたりチームが機能しないということもあり、どういうプレイをすればお互いが生きるか、また試合の流れや相手の出方を見て戦い方を変える力を選手自身がつけるためにも、大会を戦いながら短期間でチーム作りをしていくということも大事だと思います。
1試合をこなしたことでアジアでの日本の立ち位置、相手の戦術もだいたい分かったでしょうから、ザック監督もシリア戦では対策を立ててメンバー、戦い方を少し変えて臨むのではないかと思います。

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【天皇杯決勝】モチベーションとバランスの勝利…の清水戦
結果
1月1日(土) 第90回天皇杯決勝
鹿島2-1清水(14:00/国立/41,348人)
[得点者]
26' フェリペ・ガブリエル(鹿島)←小笠原満男
59' ヨンセン(清水)
77' 野沢 拓也(鹿島)
[フォーメーション]
FW:興梠、大迫
MF:ガブリエル、野沢
MF:青木、小笠原
DF:宮崎、中田、伊野波、イバ
GK:曽ケ端


試合の感想
何もさせなかった前半
鹿島のスターティングメンバーは、CBに中田、ボランチに青木と準決勝でFC東京のサイド攻撃を抑えた守備布陣でしたね。
延長戦を戦い、中2日での試合なのでまずは選手の動き、運動量に注目したのですが、大迫のドリブルの仕掛けを見ると少しキレの部分ではこれまでの2戦に比べて落ちているのかなと感じました。
ただ、瞬発力ではなく運動量に目を向けると全体的によく走れており、前線からよくボールを追ってヨンセンや岡崎へのくさびのボールをよく奪えていました。
攻撃ではこのメンバーでの起点は完全に大迫になっていますね。
野沢、ガブリエルが起点になれないので、かなり低い位置まで下がってポストプレイをしています。
前を向ければドリブルで仕掛け、それを合図に興梠、野沢、ガブリエルが前へ走り出します。
前半最大のチャンスだった興梠のシュートシーンもこの形から生まれていますよね。
またDFを背負ってのプレイでは小笠原に落とし、そこから裏を狙う興梠へのパスでいい形を作っていました。
清水はこの大迫のくさびのボールを受けるプレイと、興梠の裏を狙う動きに手を焼いていました。
興梠も大迫より高い位置でくさびのボールを受けて起点になっていましたし、2トップの動きでこれだけ縦にギャップを作られると守備の的を絞りにくいと思います。
それでもなかなか清水の守備を崩すまでには至らなかったのですが、26分にコーナーキックからガブリエルのヘッドで先制点を奪います。
スローインのボールを興梠が落とし、宮崎がペナルティエリア内に走り込んだ小笠原に出したところから生まれたコーナーキックでしたね。
1年目ぱっとしなかったダニーロ同様に、ガブリエルが天皇杯の決勝でゴールをあげたのはおもしろいです。
これでガブリエルも来季活躍してくれればいいですが、結局ダニーロも途中出場からのクローザ―という適材適所で起用されていたから2年目から戦力になったわけで、ガブリエルの今季のゴールを考えると、ペナルティエリア内に飛び込ませるプレイをさせるような使い方をしなければ活躍することはないでしょうね。
前半は鹿島に比べて清水の方が走れていない印象で、単純なパスミスも見られて疲れが残っているのかと感じました。
チャンスになったシーンも左サイドの岡崎にロングボールが入った場面くらいでしたからね。
清水の得意なサイド攻撃をしっかり抑えて何もさせなかった前半となりましたが、鹿島も終始ペースを握りながら追加点は取れませんでした。
これは今季2点目が取れずに引き分けが多かったリーグ戦に何度も目にした予兆ですよね。

“いつもの”と切り札
後半に入ると清水は布陣を4-4-2にして小野、藤本でサイドに起点を作ります。
そうすると周りの選手も連動して運動量が上がって来ます。
鹿島も大迫のポストプレイからの大きな展開で野沢がシュートまで行くカウンター攻撃を見せますが、次第にボールを拾えなくなり“いつもの”攻められっぱなし状態になります。
そうです、不甲斐ないリーグ戦で何度も見られた得点する可能性が限りなく低くなり、失点する可能性が増大するあの時間帯です。
そして59分に中盤でフリーになった本田からのパスをDFラインの裏へ出たヨンセンがループシュートを決めて同点となります。
ただ、リーグ戦と違ってこの試合では中田と伊野波がDFラインが下がり過ぎないようにしており、このシーンでもきちんとオフサイドを取っていたんですけどね。
オフサイドポジションにヨンセンと岡崎がいたのですが、副審から見てこの2人がかぶって見えなかったわけではなかったですからね。
パスが出た瞬間に岡崎しか見ておらず、ヨンセンのポジションまで気を配っていなかったのでしょう。
これは完全に副審のミスジャッジでした。
それでも今の鹿島には切り札があります。
すぐにガブリエルに交代して本山をトップ下に投入、大迫が左サイドに入って4-2-3-1となります。
そうすると準決勝同様にたちまち鹿島のポゼッション率が上がり、得点できる可能性が増え、失点する可能性が減りましたね。
守備に奔走するガブリエルに替えて、守備の負担をかけないトップ下に本山を入れた布陣の方が失点する可能性が下がるわけですから、ここが攻守一体のであるサッカーの面白いところです。
ガブリエルの場合は守備前提、本山の場合は攻撃前提の戦い方になり、当然ポゼッションしていれば失点する可能性は減るという単純なことなんですけどね。
付け加えれば守備前提の戦い方をするなら、ガブリエルではなく青木、中田、小笠原の3ボランチにした方が守備は安定します。
ポゼッションできるようになった鹿島はチームの重心が前になって、ゴール前でファウルをもらえるようになります。
ゴールから近くて難しいFKでしたが、野沢が壁を越えて落とすボールでネットを揺らします。
コースはあまりよくなかったですが、GKの山本は小笠原が蹴ると予想していたようで反応が遅れた感じでしたね。

オリヴェイラ監督の改心!?
リードしてからも上手くボールを回しながら清水のプレッシャーをいなしていきます。
ここが1点を守り切って勝利を重ねていた3連覇時代と、攻められ続けて終了間際に失点してしまう今季の違いですよね。
要は鹿島のリズムで守れているかそうでないかということで、守備でも本山の存在、ポゼッションが効いているということです。
リードしてからのオリヴェイラ監督の選手交替はこれまでと違っていましたね。
若い當間をこの状況で使って来るなんて有り得なかったのに、しかも宮崎ではなく新井場と交代させました。
こーめいも新井場の守備に不安があったので交代するなら右サイドと思っていたのですが、オリヴェイラ監督のことなので宮崎に替えてくると思っていました。
最後のカードもこれまでは佐々木を入れて来ることが多かったですが、遠藤を起用しましたね。
時間は短かったですが、昨年までのダニーロがしていたクローザーという役割を果たしました。
今季はメガネが曇っているとしか思えない選手交替が多かったですが、この試合の采配はよかったです。
来季、何かが変わる予兆であればいいですね。

優勝できた理由
天皇杯はモチベーションの大会と以前からこーめいが言っているように、やはり優勝できた理由の1つはモチベーションと言えるでしょう。
それは一体感と言い換えてもいいと思います。
清水も長谷川監督に有終の美、このメンバーで優勝をしたいということで低かったわけではないですが、鹿島も引退する大岩のためにという想いが強く一体感が高まっていました。
しかし、そこには来季からもファミリーとして戦っていく鹿島と、チームがバラバラになってしまう清水の違いがあったように思います。
もう1つの理由もこーめいが前から言っていることで、チームのバランスがよくなりましたね。
前線では大迫が起点になることでスイッチとライトのバランスが多少改善され、本山が投入された時間帯では非常にいいバランスとなっていました。
また、DFラインでは左サイドに宮崎が入ることで多少は縦にパスが入るようになり、右サイドの新井場との攻守のバランスがよくなりました。
新井場、ジウトンが1対1の守備を中心に非常に淡白なところが多いのに対し、宮崎はしっかり相手に当たりに行ってくれますからね。
空中の競り合いでも勝てないまでもきちんとヨンセンに体をぶつけに行っていたので、ああいう守備をしてくれると周りの選手も助かります。
恐らく天皇杯のラスト3試合の前に決めていたのでしょうが、来季は横浜FCにレンタル移籍するそうで実にもったいないですね。
オリヴェイラ監督がもっと早く起用していれば、わざわざ左サイドバックを獲得する必要はなかったわけですから。
天皇杯での宮崎の起用と成長ぶり、本山とガブリエル出場時の試合内容を見れば、オリヴェイラ監督がやり続けた選手起用と、こーめいが言い続けて来た選手起用のどちらが正しかったかが証明された天皇杯でした。
それを考えると来季こそ本当に新化できるかというと課題、不安要素もまだまだありますが、天皇杯優勝はタイトルはもちろん、ACL出場権獲得、大岩の引退に花を添えるなど鹿島サポーターにとっても大きなものとなりました。
すでに戦力補強にもかなり力を入れており、来季は充実した戦力もそろいそうですからこれまでの4年間(特に今季)の反省を生かしてリーグタイトルの奪還に悲願のACL優勝を目指していきたいですね。

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カルロン獲得、新戦力躍動!
カルロン選手の移籍に関して合意(鹿島オフィシャル)
youtubeで映像を見ましたが、カルロン、すごくいいですね(^_^)
ゴールシーンを中心に観た感じをざっとまとめてみます。
・DFラインの裏を取る動きが1番得意で好きそう。
・ミドルレンジからもゴールを狙える。
・リーチが長く懐が深いので、ドリブルやボールキープ、ポストプレイをしてもボールを取られない。
・ポジションニングがよくゴール前で落ち着いているので決定力がある。
・周りがよく見えているので味方を生かすプレイもできそう。
・相手のバックパスや味方からの可能性の低いロングボールを諦めずに追ってチャンスにするシーンが多い。
・トラップからシュートまでが早く、プレスの早いJリーグの順応も問題なさそう。
・右利きだが、左足でも、身長があるので頭でも得点できる。
・どうして鹿島に来てくれることになったのか分からない。

タイプ的には大宮のラファエルに似ていると思います。

ちなみにガブリエル獲得が決まったときに、同じようにyoutubeで映像を観たときの感想はこんな感じです。
・ゴール前に入っていく動きはすごくいい。
・(たまたまかと思っていたら)決定機に多くからむも決定力がない。
・技術を生かしてボールはキープできるものの、プレスの早いJリーグで通用するかは分からない。

事前にこういう印象があったため、こーめいは長春亜泰戦ゼロックス杯ですでに野沢とガブリエルの併用を危惧していたのですが、結局オリヴェイラ監督の起用を含めて1シーズン改善する事はなく、リーグ戦4位で終わる主原因となってしまいましたね。
短い映像からでもけっこう選手の特徴というものは分かるということでしょう。
カルロンに関して言えば、鹿島のFWとの2トップの組み合わせではポストプレイをすることが多くなると思います。
ただ、見る限りはポストプレイもしっかりしてくれそうなので、ガブリエルのように組み合わせが原因で実力を発揮できないということはないと思います。
特に大迫とはいいコンビニなりそうですし、何より鹿島に合っていて本当に楽しみです♪

青森山田・柴崎“2アシスト(サンケイ)
関大一、決めた開始33秒弾(サンケイ)
第89回全国高校サッカー選手権が行われています。
昌子源選手の米子北は1回戦で負けてしまいましたが、鹿島に来季から加入する柴崎岳、梅鉢貴秀選手らが活躍していますね。
山学大付など8強 青森山田敗れる(報知)
残念ながら青森山田は3回戦で負けてしまいましたが、柴崎選手はこのレベルでは別次元のプレイを見せていたということで新人ながら楽しみですね。
梅鉢選手のプレイを観たいので、優勝目指して流通経大柏には勝ち進んでもらいたいです。

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明けまして優勝おめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。
昨年もたくさんのご訪問、コメント、拍手、ブログランキングへのポチっとありがとうございます。

鹿島サポーターには最高の1年のスタートとなりましたね。
天皇杯優勝、ACL獲得おめでとうございます。
新年早々、いいものを見せてもらいました。
新ユニフォームも一足早くお披露目でしたね。
試合のことはまた後日ということで、今年もよろしくお願いします。

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J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

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