鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第27節】引き分けるのには理由がある…の浦和戦
結果
9月24日(土) 2011 J1リーグ戦 第27節
鹿島0-0浦和(16:00/カシマ/25,061人)
[フォーメーション]
FW:大迫、田代
MF:遠藤、野沢
MF:青木、増田
DF:アレックス、中田、岩政、西
GK:曽ケ端


試合の感想
夏バテ!?
オープンスタジアムもあったりして試合から時間が経ってしまったので手短にいきたいと思います。
タイトルを「引き分けるのには理由がある」としましたが、これまで散々書いて来たことなので改めて多くに触れる必要もないですからね。
鹿島は中断明けから完全に4-4-2という布陣です。
残留争いからの抜け出しを目論む浦和は中盤の厚い4-2-3-1で立ち上がりから勢いよく来ます。
鹿島は中断明けからどうもコンディションがぱっとせず、この試合は序盤の運動量をベースにした力押しからチャンスを作るという時間帯も作り出せませんでした。
しかし、浦和は上手くチームを作れておらず攻撃の組み立てはチグハグ、徐々に鹿島がペースを握っていきます。
遠藤のミドルシュートや左サイドを崩しての田代の決定機などもあったのですが決められず、全体的に運動量が少ないために選手間の距離を詰められずにパスミスが多かったですね。
浦和もミスが多かったので鹿島ペースは変わらずでしたが、結局ローテーションもサイドバックを変更するくらいしかしていなかったですし、運動量が少ないのは8月に頑張り過ぎた負担が来ているのでしょうかね。
動きの質が良ければ運動量が落ちてもスピード感のある攻撃をできますし、実際にそういうシーンもいくつか観られ始めてチャンスに繋がっていましたが、今の鹿島は基本的に運動量が戦術でまだまだ攻撃が整備されていないのでそれがなくなるとフラストレーションが溜まる試合展開になってしまいます。

選手間の距離が遠い
鹿島は守備の局面でサイドハーフの2人(特に遠藤)がよく下がってサイドのスペースをケアするやり方を取っています。
これは中断前からそうだったのですが、最近は攻撃時もサイドに張るシーンが多くなっているために選手間の距離が開きすぎていますね。
その距離感を運動量で埋めているのですが、かなり効率が悪いために遠藤や大迫、田代の高さなど起点があってもその次が繋がらない状態になっています。
これがパスミスが多くなる原因ですね。
本来は4-2-2-2の布陣ですから、野沢と遠藤をもっと中央でプレイさせなければなりませんし、守備ではサイドのスペースはボランチが流れてケアし、バイタルエリアにはオフェンシブハーフが下がって埋めるという方が運動量を考えても効率がいいです。
夏場は全体的にリトリートして守っていましたから4-4-2の3ラインを作って守るという方法でもよかったですが、オリヴェイラ監督は攻守にオフェンシブハーフをサイドに張らせることを好みますね…。
ここ2試合は野沢はサイドで仕掛ける意識が高くなっているようで、左サイドを突破してファーサイドの田代にセンタリングを上げたところはナスリっぽかったです。
ただ、90分を通してああいうプレイができるようにならないと4-4-2は機能しないでしょうね。
浦和はオフザボールの動きが少なく、ポジションチェンジをほとんどしないサッカーで足元足元に繋いで来るので守る方は読みやすいです。
そのため、ほとんどピンチを作られなかったですし、運動量が少ないと言ってもオフザボールの動きが多い鹿島が試合をコントロールして決定機を多く作ったのは当然でしょう。
しかし、シュートは多けれどほとんどが枠に飛ばずに後半に入った興梠も田代のヘッドも大迫のミドルシュートもゴールを割ることができませんでした。
いくら残り試合を負けなしでいけばいいと言ってもチーム状態がよくない浦和には勝利してほしかったですが、前節に続くもやもや感の残るスコアレスドローとなりました。

そろそろ決定力不足か…
昨季も引き分けが多く、それは今季の序盤も続いていました。
しかし、それは決定力がないのではなく決定機不足だとこーめいはブログに書いて来ました。
実際に(興梠に多かった)GKとの1対1のシーンでも角度のないところからのシュートが多く、攻撃はしていてもこれは決めなければという決定機はあまり作れていませんでした。
ただ、ここのところは部分的ですが攻撃の流れがよくなっている場面も見えますし、田代のヘッド、大迫の仕掛けなど武器になるものがあるので決定機は増えていると思います。
この試合でもこれは決めなければというシーンも田代のシュートや興梠はゴール正面でGKと1対1になる場面などありました。
そろそろ決定力不足と言われても仕方ない状況かなと思います。
元来、決定力の部分はゴール前での落ち着き、シュート技術などもっとも高いカルロンに期待されていたことだったんですよね。
まだ鹿島にいたら日本にもだいぶ慣れてチーム状態がよくなったことで持ち味を出していてくれていたのではないかと思います。
よくサッカーを分かってない人は選手の評価を監督に依存するしかないので、実際は長い出場時間を与えられて活躍していない選手、結果を出せていない選手がもっとも批難されるべきですが、起用されている選手=良い選手、起用されていない選手=使えない選手と判断しがちです。
また、試合に出ても短い出場時間で結果を出せなければ批難する人もいますが、監督がその選手を上手く使えているかというのを観なければ確かな選手評価はできません。
つまり、試合に出たかどうかではなく、そして出場してどんなパフォーマンスだったかだけでなく、どんなプレイが出来る選手でどう使われると生きるのかというところまで観ないといけません。
監督の起用の仕方が間違っていたら活躍できないのは当たり前ですから。
この試合の対戦相手だった浦和を観ると分かりやすいですが、新潟から移籍して来た(今はいませんが)エジミウソン、リシャルデスと実力が証明されている選手のパフォーマンスが低調です。
他にもマゾーラはかなり能力が高い選手ですが上手く起用できてないですし、他クラブから獲得した日本人もほとんどが所属クラブに比べていいプレイができていません。
Jリーグ全体を見ても夏に移籍して来た外国人を観てもそのパフォーマンスはチーム状態、監督の手腕に左右されている部分が大きいと思います。
そういう意味ではタルタももっとやれると思うんですけどね。
日本人選手も含めて持っている能力をフルに出せてないから試合を観ていてフラストレーションも溜まりますし、来季はまずそこがチーム強化のテーマになって来るでしょう。
もちろん今季の残りのリーグ戦、ナビスコ杯、天皇杯でそういう試合ができれば最高ですが、これまで観て来た感じだと厳しいという印象です。
タルタはストライカータイプではないので、今季は日本人FWで決定力を補うしかないですね。
ただ、技術は一朝一夕で上達しないので、コンディションを整えてできるだけ多くのチャンスを作ることが必要となって来るでしょう。
次節の柏戦は鹿島にとって今後の参考となる試合になるのではないかと思います。

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【J1第26節】フラストレーションアタック…の名古屋戦
結果
9月18日(日) 2011 J1リーグ戦 第26節
鹿島1-1名古屋(18:30/カシマ/22,258人)
[得点者]
77' 増田誓志⑤(鹿島)
82' 田中マルクス闘莉王(名古屋)
[フォーメーション]
FW:興梠、田代
MF:遠藤、野沢
MF:青木、増田
DF:アレックス、中田、岩政、西
GK:曽ケ端


試合の感想
思ったよりも…
鹿島は予想通り田代と興梠の2トップでしたが、最近の戦いは攻撃を観ても守備を観ても4-2-2-2ではなく、4-4-2という布陣になっていますね。
昨季もそうでしたが、これがドローが多くなる理由でもあり、4-2-3-1の方が機能する理由でもあります。
試合内容についてはこれまでのドロー試合とたいして変わらないので詳しくは書きません。
これまで通り序盤は運動量があっていい動き出しからチャンスを作っていたのですが、闘莉王、増川、ダニルソン、楢崎の固いゴール前にはじき返されてしまいました。
そして、試合が落ち着くと攻め手が徐々になくなり、相手の守備陣の前でパスを回すばかりになります。
前回の記事でも書きましたが、パスをもらった選手が軒並みその場で止まってパスコースを探すばかりなのでまったくスピード感のある攻撃ができません。
誰が悪いというより全員のパフォーマンスが悪く、前節あまりにも出来の悪かった西が一番スピード感を意識した仕掛けやクロスを入れることが出来ていました。
バイタルエリアにスペースはできていたのでミドルシュートこそ多く打てていましたが、相手に脅威を与えるシュートは遠藤の1本くらいでしたね。
野沢も最近はゴール前でシュートチャンスにからめるようになっているのですが、枠にいかなくなりました。
しかし、G大阪らと優勝争いをする名古屋が思ったより勝点3を目指した攻撃的な戦いをせずに、その影響もあって鹿島は名古屋相手にも思ったより優勢に試合を進めることができたという印象でした。
ディフェンスの弱い相手なら得点できていたんでしょうけどね。
守備に関しては小笠原に代わって入った青木が名古屋にバイタルエリアを使わせなかったです。
田代の入った前線からのプレスも問題なかったですし、ケネディのくさびを封じていたのでほとんど攻撃を作らせずに与えた決定機も1つだけでした。

セットプレイ、ミドルシュート、タルタ
後半も試合内容は変わらずで、鹿島に得点が生まれるならセットプレイ、ミドルシュート、タルタ投入くらいかなと思っていたらやはりその通りになりました。
CKから楢崎がはじいたボールを増田がミドルレンジからうまく叩いて決めました。
さらにタルタを投入して左サイドから何本かいい形を作っていたのですが、やはり名古屋のゴール前は強いですね。
しかも終盤にはしっかりケアされるようになっていました。
試合内容が悪いなりにセットプレイなどから得点できるのは鹿島の強みではありますが、それは今の名古屋も同じです。
優勝した昨季もそうでしたが、リードされた試合でも試合終盤に闘莉王の上がり、セットプレイ、ケネディの高さなどでなんだかんだで得点します。
そして、こちらもCKからでした。
岩政のゴール前での空振りも目を引きますが、地味にもっとも悪かったのはDFラインの押し上げです。
曽ケ端がパンチングした後にゴール前に7人くらい固まったままだったので、名古屋にボールを拾われて簡単にバイタルエリアを使われてしまいましたね。
あとは残り3分に本山を投入、柴崎をサイドバックにするという相変わらず効果の薄い采配でドロー決着となりました。
青木をサイドバックにして、オフェンシブハーフのポジションではボールを持てていなかった柴崎をボランチにした方がよかったと思いますけどね。

それぞれの課題
田代は本人もコメントしているように動き出しのタイミングが早くなりましたね。
また、動き直しの回数も多くなり、前半はボールの位置に寄って頻繁に動き直してゴール前に入っていました。
そのため、闘莉王と増川相手でもヘディングシュートで決定機を作れていました。
課題はそれを90分持続することと、相手がDFラインを低くしてゴール前を固めたスペースがない状態ではその場で待ち状態になることですね。
そういう場合は多分どう動いていいか分からないのだと思いますが、CBの間のいわゆる門と言われるところに入っていく、真っ先にボールに触れるニアに入っていく、DFラインの裏のスペースを狙っていくことが有効となって来ます。
一見DFラインが低いと裏にスペースがないように感じますが、そこに早いクロスを入れるとDFは下がりながらの守備になって非常に守りづらいです。
さらにDFラインが低いと一発クロスに合えば即得点に繋がりますからね。
柏の北嶋も得点の取り方が分かって来たと言っていましたが、30歳前後でようやくゴール前の動き出し方が分かるというのは日本の課題です。
やはりこれは試合経験の少なさ、基本戦術を教えられる指導者がいないという影響が大きいでしょう。
海外サッカーでクローゼなどの動きを研究してほしいです。
興梠の課題はぶっちゃけ、基本技術レベルの低さですよね。
シュート、パス、ドリブルなどどれをとっても精度が低いので得点を取れない、サイドに流れてもそこからパスが出ない、ここ2試合は仕掛ける意図が出てはいますが長い距離のドリブルはできないという状況です。
基本技術が低いのであまり下がったり、サイドに流れてプレイしても有効ではなく、攻撃の流れを切ることの方が多いです。
一番いいのは広島の佐藤のようにペナルティエリアの範囲でプレイすることですね。
それにしても動き出しが遅く、動き直しの回数も少ないので本気でゴールを取りたいならそこを改善すべきですね。
初速は速いわけですからペナルティエリア内で1タッチで決めるようなゴールスタイルを確立しないと頭打ちになるでしょう。
マンチェスター・ユナイテッドのチチャリートのプレイを研究してほしいですね。
遠藤はオフェンシブハーフとサイドハーフの役割の間で戸惑っている印象ですが、結局より上のレベルのプレイヤーを目指すならどちらもできなければいけません。
今季からスポルティングに移籍したディエゴ・カペルやQPRに移籍したライト・フィリップス、日本の三都主など縦にしか行けない選手は大成しません。
逆にマンチェスター・ユナイテッドのナニやアシュリー・ヤングなど縦にも中央にも切り込めるプレイに幅のある選手を止めるのは非常に難しいです。
サイドでボールをもらった時は縦に中央に切り込んで、バイタルエリアや下がり目のポジションでボールをもらう時はゲームメイクできればちょっと日本ではいない選手になれます。
それには判断力が必要ですから、もっとボールをもらう前に首を振ることですね。
バルセロナのシャビや本山は首をよく振って、どのポジションでもらえばプレッシャーが少ないか、ファーストプレスに来るのはどの選手か、どのスペースにファーストタッチでボールを置けばいいか、味方の選手はどこにいるのか、前を向いたときにどこにパスコースがあるのかというのを把握しています。
遠藤はフィジカルがある分、ボールをもらって相手のプレッシャーを受けながらでもキープできるのでこれまで必要なかったのでしょうが、状況判断がよくなりますし、ファーストタッチから次のプレイへのスピードが早くなるので身につけるべきですね。
鹿島でも鳥かごをしていることありますが、中に鬼が1人ではなくて、鬼が3人に遠藤も中に入ってパスを受けるという練習をすべきです。
昨季はトップ下でも活躍したアシュリー・ヤングのプレイ、ドリブルではタイプ的に似ているアグエロを参考にしてほしいですね。
野沢の課題は以前から言っているようにボールキープとドリブルでの仕掛けです。
この2つができないために万年代表候補止まりになってしまっています。
もっとフィジカルトレーニングをして体を強くしたらナスリくらいになれるんじゃないかと思います。
増田は小笠原に遠慮し過ぎです。
この試合ではいいプレイをしていましたが、もっとゴール前に入っていっていいです。
それに以前は前線のスペースにも顔を出していましたが、最近はパス回しに参加するだけが多いので青木が左サイドから興梠にいいセンタリングをしたようにああいう飛び出しの回数を増やすべきですね。
サポーターはブーイングすることも大事だと思います。
試合結果を観てのブーイングなら誰でもできますから、試合内容を観てのブーイングですね。
例えば海外なら自分たちの応援するクラブの選手が危険なプレイでケガ、もしくはケガしそうになると危険なプレ尾をした相手選手がボールを持つ度にブーイングします。
不甲斐ないプレイをしていると応援するクラブの選手にもブーイングしますし、昨季から続く鹿島のドロー試合の原因は同じなのでこういう試合では仕掛けられる状況でバックパスをしたらブーイングすることも大事だと思います。
だからこそこーめいは試合を観る目をサポーターも高めるべきだと常々言っているわけです。
そういった試合内容を観て試合中にブーイングするサポーターはごくごく少数派ですが、新潟戦、名古屋戦を観てつまらないと思ったサポーターは多いと思います。
それは仕掛けやオーバーラップなどスピード感がない攻撃ばかりしていることが原因なのですから、そういう試合をこれだけ続けていればブーイングされても仕方ないですし、そうでもしないと選手の意識も変わらないですよ。
でないと来季監督が代わるか、よほどの新戦力が加わらないと現在の鹿島のサッカーはこのレベルで頭打ちになってしまうでしょうね。

実質的な目標は5位に…
こーめいは前回の記事で今季の残りの試合は負けなし記録を伸ばせれば御の字と書いていたので、引き分けは仕方ないと思っています。
課題が克服されないのですから守備の固い相手には同じ結果になるのは当然です。
だから結果にではなく、内容にブーイングです。
しかし、これでACL出場圏内も厳しくなったことは非常に残念ですね。
上位との対戦もありますから、引き続き負けなし記録を伸ばしていければと思いますが、次の相手は下位の浦和なのできっちり勝ちたいです。
浦和はポジションを固定しての個の力での突破というサッカーで、正直試合内容は良くないです。
鹿島はスピードタイプの選手は苦手ですからドリブルには気をつけなければならないですが、浦和は守備もいいわけではないですから得点を取れると思います。
前回の対戦では悔しい引き分けに終わっていますし、震災でカシマスタジアムを使えなかったところホームとアウェイの入れ替えを快く受け入れてくれましたから、せっかくなのでこれぞカシマスタジアムという雰囲気を堪能してもらいましょう。

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【J1第25節】しっかり守って来る相手には苦戦する理由…の新潟戦
結果
9月10日(土) 2011 J1リーグ戦 第25節
新潟2-2鹿島(19:00/東北電ス/25,819人)
[得点者]
44' 本間勲(新潟)
67' ブルーノロペス(新潟)
74' 岩政大樹⑥(鹿島)←中田浩二①
79' 田代有三⑪(鹿島)

[フォーメーション]
FW:興梠、大迫
MF:野沢、遠藤
MF:小笠原、増田
DF:アレックス、中田、岩政、西
GK:曽ケ端


試合の感想
スピード感の違い
鹿島は4-2-2-2の布陣で興梠と大迫の2トップでした。
後で詳しく触れますが、オリヴェイラ監督は現在考えられる中でもっとも最悪のフォーメーション、選手起用で再開戦に臨んで来ましたね。
興梠の仕掛け、大迫のポストプレイなど個のパフォーマンスは悪くはなかったですが、この2人の絡みのなさは相変わらずでした。
それでも勝てなかった頃から立ち上がりのパフォーマンスの良かった鹿島がこの日も序盤は攻め込みます。
相手より運動量で勝っている時間帯はよく走れているのでパスもテンポよく周ってチャンスも作れていました。
しかし、勢いが落ち着いて新潟も鹿島の攻撃に慣れてしっかり守って来ると攻め手を失って来るのもこれまで通りです。
この日も10分くらいもすれば退屈な試合になりましたね。
鹿島がボールを支配していたもののカウンターからゴール前へ飛び込んでのヘッド、オンサイドでしたが判定に助けられた飛び出しとブルーノに決定機を作られます。
攻撃の回数自体は少なかったものの、得点の匂いがしていたのは新潟の方でしたね。
35分過ぎから新潟に勢いが出始めるのですが、ここでも興梠と大迫の2トップの問題が原因でした。
この2人では前線からプレスをかけない時間帯が出来るのですが、まさに失点した時間帯はそうなっていましたね。
8月の闘いのようにリトリートするわけでもなく、前線からプレスをかけるわけでもないのでまったく守備が機能していませんでした。
数的同数で攻められると何もできなくなる守備陣も問題であり、前半終了間際には本間に決められてしまいます。
もう1つの問題は小笠原と増田の守備ですよね。
2人とも攻撃の選手なのでどうしてもアグレッシブにボールを奪いに行く守備をしてしまって、危険なスペースを埋めるってことができていないです。
失点シーンでも増田がバイタルエリアのスペースを埋めようとせずに相手が横パス、バックパスを出すと予測してそれを狙いに行こうとしています。
要するにボールを下げるだろうという安易な思考、「だろうディフェンス」をしていたということです。
ここは守備のできる選手ならバイタルエリアのスペースを使われるかもしれないという、「かもしれないディフェンス」をしているところですよね。
このボランチの連携も中断中にきちんと練習して修正しておかないといけないでしょう。
新潟の攻撃の方が得点の匂いがしたのはスピード感の違いです。
前へ向かう勢いと言い換えてもいいですが、速攻主体のため新潟の選手は前を向いてボールを受ける選手が多かったのに対し、遅行の鹿島は後ろを向いてボールをもらう選手ばかりでした。
これではスピード感のある攻撃はできないですから、ボールを支配してパスを回していても得点の匂いがしないのは当たり前です。
これは速攻、遅行関係なく重要なことですからね。
分かりやすいのが前後半に1度ずつ右サイドから遠藤がドリブルで切り込んだシーンです。
周りの選手がまったく動き出し、動き直しをしてしてないんですよね。
前半のミドルシュートを打ったシーンは増田は前にスペースがあるのにそこに走り込んでボールを受けようとせずバックステップで横パスをもらおうとしていましたし、興梠はまったく動かず、野沢は歩きながら下がっていて、右サイドに流れていた小笠原もサイドのスペースに走り込みませんでした。
唯一大迫が遅れ気味に前を向いて中央に入って行っていましたが、しっかり相手のマークがついていました。
やはりこのところ起点になっている大迫と遠藤がボールをもらう動き直しが一番多いですね。
ただ、あれだけ選手が後ろ向きでばかりボールをもらうようなパス回しをしていたら守る方が楽ですよ。

無駄だらけのサイド攻撃
なぜ鹿島の攻撃に勢いが生まれないかと言うとそれはオリヴェイラ監督のサイド攻撃の戦術に2つの大きな問題があるからです。
1つは4-2-2-2のフォーメーションなのに、オフェンシブハーフの野沢と遠藤をサイドに開かせて起点にさせようとしていること、そしてもう1つはいかにしてクロスを入れるかというところに無頓着なことです。
本来4-2-2-2のサイド攻撃はサイドバックの攻撃参加がメインになるのですが、昨季は野沢とガブリエルがタメを作れなかったので上がるチャンスがありませんでした。
今季は遠藤と大迫が起点になれているので攻め上がる時間は作れているのですが、アレックスは上がるのが早すぎますし、西はオーバーラップが遅すぎ、いいタイミングでボールをもらってもその場に止まってパスコースを探すのでまったくスピードのある攻撃ができてないんですよね。
それにサイドバックがいいタイミングで上がれれば今度は前線の選手も仕掛けやすくなります。
福岡戦ではおもしろいようにボールを持てていたのでタイミングを気にする必要はなかったですが、この新潟戦でもあれだけ前半にボールを支配出来ていればサイドバックのオーバーラップ1つで福岡戦のような怒涛の攻撃をできていました。
上がるタイミングに関して言えば新井場、當間の方がいいですけど、きちんとスピード感を意識して戦術練習をすればよくなるんですけどね。
しかし、オリヴェイラ監督は野沢と遠藤を開かせてサイドに起点を作って、そこでサイドバック、流れて来たFWがからんでパスを繋いで守備を崩そうという方法を取っています。
これだとしっかり守られるとまず崩せませんし、サイドに人数をかけることになるので中央が薄くなるんですよね。
相手のゴール前のエリアとタッチライン際のサイドのエリア、どちらがドリブルしやすいか考えてもらうと分かりやすいのですが、答えは当然サイドのエリアとなります。
そこでドリブルで仕掛けることをまったくせず、人数をかけてパスを回していることがいかに効率が悪いかが分かると思います。
野沢と遠藤をサイドに開かせるなら役割はサイドハーフのそれになるので、縦に仕掛けさせてセンタリングを入れて、それに中央の選手が合わせるという練習をしなければなりません。
DFを抜かなくても半歩抜け出せばセンタリングは入れられるわけですから。
岩政の得点はまさにその仕掛けから野沢がコーナーキックを取ったことで生まれたものでした。
しかし、2点差をつけられて切羽詰まった状態ではなく普段からもっと縦に仕掛けなければなりません。
中の選手もただ突っ立っているだけが多く、田代の2点目のように飛び込んでいく動きなおしをしないとなかなか勢いのある攻撃には繋がらないですね。
また、前述した遠藤が中央に切り込んで行くシーンでは中央の選手とのワンツー、裏へ飛び出す選手、相手CBの前のバイタルエリアに入っていく選手など前を向いてボールをもらう動き、ボランチがゴール前に飛び込んでいく動きが必要になっていきます。
結局縦パスを入れないと相手の守備は崩せないわけですから、パスを回して崩すのは中央で、ドリブルで仕掛けるのはサイドからというのが基本です。
今の鹿島はサイドでパスを繋いで崩してセンタリングという戦術を取ってますが、中央でパスで崩せばシュートにいけるわけですから得点の可能性が上がります。
サイドではドリブルからセンタリングの方が効率は相当いいです。
小笠原と増田も攻撃的に振まっていますがゴール前に入っていく動きはなく、結局サイドバックもボランチも上がってパス回しに参加するだけなのでまったくスピード感のある攻撃、効果的なサイド攻撃ができていません。
これがしっかり守って来る相手に引き分けが多くなる原因ですね。
サイドからセンタリングを上げてゴール前で合わせる練習をしてはいますが、それはクロスを上げられること前提の練習になってしまっています。
その前にいかにクロスを上げるかというところに気を配らないとこれからも守備の良いクラブ、運動量で圧倒できない相手には攻めあぐむことになりでしょう。

結局は運動量での力押し
2得点奪って引き分けに持ち込めたことは評価できますが、結局その得点を取った時間帯も鹿島が運動量で勝っていたことが大きいです。
2点目が入った後もしばらく新潟ペースでしたが、70分頃から運動量が落ちて来て失点したことで気持ちが守りに入ってますます動きが鈍くなりました。
逆に選手交代でフレッシュな選手が入って、得点して勢いの出た鹿島は動けるようになって同点に追いつくことができました。
しかし、その後は鹿島の運動量も落ちて来てミスが多くなり、攻められなかった時間帯もありましたね。
それでも最後まで勝点3を狙いに行って終了間際は再び押し込むのですが、大迫のシュートや田代の決定機は小澤に防がれてしまい、ドロー決着となりました。

オリヴェイラ監督の失策
試合後のコメントでホームの新潟は前から来るだろうと予測して、スタートはタメのつくれる選手を起用して、後半に高さのある田代を使う意図があったと言っていましたが、そもそもこの判断から試合が難しくなってしまいましたよね。
まず、これまでの直接対決、新潟のサッカーを観ていれば鈴木前監督の頃からそうだったようにしっかり守って来ることは分かり切っていたと思います。
そもそも新潟と相性が悪いのは、鹿島が1点差で勝つサッカーをする、(特にホームで)新潟が粘り強いサッカーをするなどいろいろありますが、一番の原因は相手の守備を崩せない戦術アイデアの無さです。
その証拠に新潟との対戦成績はこれで5勝6分5敗になったわけですが、オリヴェイラ監督での対戦が2勝4分4敗。
それまでは3勝2分1敗だったわけで相性が悪いわけではありませんでした。
何をもって新潟が積極的に攻撃をして来ると思ったのでしょうね。
さらにスターティングメンバーに田代を起用しなかったのも失策でした。
ケガも考慮したようですが、中断期間も練習はこなしていたわけですし、田代本人は出たがっていたみたいですからね。
現在のパフォーマンスは明らかに田代>興梠なわけですし、2トップの相性を観ても田代に大迫、興梠を組み合わせる方が上手くいっています。
この試合でスターティングメンバーで起用されないようなら、万が一来季オリヴェイラ監督が続投した場合は確実に田代は鹿島に残ってないでしょう。
4-2-2-2なら田代と大迫の2トップ、田代をベンチスタートにするなら大迫の1トップでタルタを左サイドに起用する4-2-3-1の方が機能しますね。
実際に選手交代してからはタルタ左、大迫が右の4-2-3-1になっていましたし、その方が機能していました。
どのみち連戦の時は日程が不利だと文句をつけ、中断期間があれば勢いをそがれたといちゃもんを言う監督は終わっていますけどね。
勢いがなくなったのは自らの見当はずれの戦術練習でチームの機能性を損なわせてしまったからです。

名古屋戦は目安となる試合
相変わらず監督の失策で勝点2を失うということが起こっていますが、遠藤や大迫など試合で使われて成長して来ていますし、田代は得点を取ってくれていますし、タルタもガブリエルよりずっと使える選手なのでチーム力は上がって来ています。
それが8戦負けなしに繋がっているのだと思います。
後はその上がって来ているチーム力を監督が最大限引き出せればいいのですが、なかなか上手くいっていません。
残り9試合には上位4クラブとの対戦もあるので、もちろん1試合1試合勝つつもりで戦っていくわけですが、負けなしを17試合に伸ばせたら御の字なのではないかと思います。
次の名古屋は退席になったストイコビッチ監督がベンチ入りできませんが、柏に負けている以上連敗は絶対に阻止する気持ちも強いでしょう。
五輪代表が抜けるのはお互い様ですが、鹿島は大迫がいないのは痛いですね。
しかし、興梠と大迫の2トップなら田代と興梠の方が機能するでしょう。
こーめいは4-2-3-1で戦って欲しいですけどね。
8戦負けなしはほとんどが下位に低迷する相手だったため、名古屋戦は今後鹿島が上位に割って入って行く余地があるのか、チーム力の現在地はどこになるのかの目安となる試合になりそうです。
名古屋とは相性いいわけですし、ホーム3連戦の初戦ですから勝ってはずみをつけられたら最高ですね。

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【J1第24節】心躍る圧倒劇…の福岡戦
結果
8月28日(日) 2011 J1リーグ戦 第24節
鹿島6-0福岡(18:30/カシマ/13,434人)
[得点者]
19' 田代有三⑨(鹿島)←野沢拓也⑥
45' 遠藤康②(鹿島)←野沢拓也⑦
48' 岩政大樹⑤(鹿島)←野沢拓也⑧
57' 中田浩二②(鹿島)←興梠慎三②
80' 遠藤康③(鹿島)←野沢拓也⑨
88' 田代有三⑩(鹿島)←タルタ①

[フォーメーション]
FW:興梠、田代
MF:遠藤、野沢
MF:小笠原、増田
DF:アレックス、中田、岩政、イバ
GK:曽ケ端


試合の感想
ノープレッシャーで自由自在
鹿島はやはり大迫には無理をさせないということで田代、興梠の2トップ、野沢と遠藤が中盤に入る4-2-2-2でスタートとなりました。
5連勝していた時から大迫、ガブリエルが抜ける形となりましたが、興梠と大迫の2トップ、野沢とガブリエルのオフェンシブハーフよりはこの布陣の方がバランスはいいですよね。
5連戦の5戦目でしたが涼しかったのが幸いして鹿島の選手はよく走れていました。
特に野沢は序盤から調子の良さを窺わせており、効果的なサイドチェンジを見せるなど遠くを見えていましたし、いつになくよく戻って守備もしていましたね。
福岡は3連戦の3戦目でしたが、連戦慣れしておらず選手層も薄いせいか走れていませんでした。
DFラインを高くして前線との距離をコンパクトにしていたものの、プレッシャーをほとんどかけて来ずにバイタルエリアでようやくボールを奪いに行くという状況だったので鹿島の選手は自由自在に展開できていましたね。
そのため立ち上がりから終始鹿島ペースで進み、前に簡単にボールを運べていました。
福岡はそれにつられてずるずる下がってしまうので結局DFラインを高くしている意味がなく、逆に裏を狙われるリスクばかりが高くなっていただけでした。
あれだけ小笠原や野沢、遠藤を自由にしていたら何だってできますよね。
ボールを持てていたので両サイドバックも積極的に上がっていましたし、早めにDFラインの裏に走った田代や興梠を狙ってチャンスを作ります。
その形が19分に実って野沢のクロスから田代がヘディングで先制点を奪います。
得点は取っているものの、得意の形からゴールがなかったことを気にしていた田代ですがついにその形が出ましたね。
先制点を奪ってからやや鹿島はペースダウンして福岡にシュートを打たれて曽ケ端がファインセーブで凌ぐという場面も見られましたが、カウンターやサイドチェンジ、二列目の飛び出しから攻撃の形も作っていました。
しかし、ことごとくレフェリーの誤審によって阻止されます。
カウンターから左サイドの遠藤に出たシーンは完全にオンサイド、その後の野沢からのサイドチェンジのトラップもハンドではなく完全に肩でした。
挙句の果てには小笠原のスルーパスに2列目から飛び出した野沢をオフサイド判定…。
ここも完全にオンサイドで副審はおろか主審でも正確な判断ができないといけないくらい分かりやすい場面でした。
この試合のレフェリーはかなりレベルが低く、足を引っ張られて少し嫌な雰囲気になっていたのですが、終了間際にカウンターから追加点を奪います。
福岡のコーナーキックだったのですが、クリアボールを興梠が拾ってさらにクリアするとそのボールを遠藤が競り合ってヘディングで増田に落とします。
そこから左サイドに上がっていた野沢に出るとゴール前には増田、アレックス、興梠、遠藤と4人が入って行きます。
ファーサイドの遠藤がトラップ、ドリブルでそれぞれ一人かわして放ったループシュートはバーに当たるもゴールイン。
最近はセンタリングに対して遠藤がファーサイドに入ることが多いですね。
恐らくこの形をかなり戦術練習しているのでしょう。
きっちりマークにつかれたらセンタリングを上げられる人がいないという問題もありますが、これまでも1試合に1度は決定機になっていました。
甲府戦のヘディングシュートやこの試合のボレーなど良いシュートは放っていたのですが、GKのセーブにも阻まれて決まっていませんでした。
そのため、この得点シーンでは確実に決めたいということでDFを完全にかわして、念には念をということでGKもはずすシュートを選択しましたね。

ゴールラッシュ
後半は立ち上がりすぐに鹿島がCKから得点します。
三度野沢からのアシストで、岩政が得意の頭でゴールを奪いました。
福岡はこの試合動きが悪かったものの、前節はホームで同じように神戸相手に前半で2失点を喫し後半に追いついたという想いがあり、その再現をという意気込みもあったと思います。
しかし、この3点目で完全にその想いも打ち砕かれることとなりましたね。
鹿島はイケイケ状態となり、57分には興梠の粘りからCKで上がったままでいた中田が冷静に決めます。
興梠は前節ボールもキープできない、仕掛けられない、パスの精度が悪いという状態でしたが、この試合ではボールキープはしっかりしていましたね。
ただ、相変わらずパスの精度は悪いですし、仕掛ける場面もこのシーンくらいでした。
興梠はドリブルが上手くはないですし、スピードも初速が速いだけなのであまりサイドに流れずこの試合のアシストシーンや甲府戦の田代の得点シーンなどペナルティエリア内でボールを受けるようにした方がいいですね。
そうすれば短い距離での仕掛けになるので初速の速さを生かせますし、相手も迂闊に飛び込んで来れないのでドリブルの下手さも隠せます。
そして仕掛ければ何かが起きますよね。
このシーンでもドリブル突破が上手くいったわけではないですけど、こぼれ球が上手く興梠の前に来ましたから。

タルタの片鱗
4点差がついていたので、さすがのオリヴェイラ監督も選手交代は珍しくまともなチョイスでしたね。
新加入のタルタをなるべく長く使いたいので67分に入れ、青木で中盤を締めて、最後は若い當間を投入しました。
タルタは最初はとまどっていたものの、福岡の守備のルーズさもあって途中から持ち味を出せていました。
しかし、FWというタイプではないですね。
本人はフィジカルに自信があると言っていましたが、FWに入ってくさびのボールを受けるというのはあまり得意ではなさそうですし、途中からは完全に左サイドに入って4-2-3-1の布陣になっていました。
良いプレイを見せ始めたのもその時間帯からでしたね。
5点目のシーンは遠藤が野沢にパスを出している間にタルタが左サイドに流れて、福岡のCBがそれに釣られます。
そしてそのCB間にできたスペースに遠藤が入っていき、またまた野沢のアシストから落ち着いて浮かせてゴールを奪いました。
さらに押せ押せの状態になって、誰もが得点を狙いにいくのですが、6点目を奪ったのは田代でした。
遠藤のパスに野沢が飛び出すと中央へのボールは中途半端になるのですが、よくタルタが追いつきました。
普通ならエンドラインを割ったという判定になるそうですが、この日のレフェリーはレベルが低かったですから。
終盤の押せ押せの状態でも青木が上手く後ろをケアしていましたし、當間も積極的にオーバーラップしてタルタの決定機を演出していましたね。
當間はもっと早く投入してよかったと思いますが、こういった大差のついた試合で若い選手を使わないとチームの雰囲気が悪くなりますからね。
タルタ、當間共にいいプレイを見せられたのはチームに競争意識をもたらすでしょう。

懐かしい圧倒劇
攻め疲れ、サイドバックの無駄走り、誰もが自分が得点をするという気持ちで狙いにいく。
久しぶりに鹿島の圧倒劇を見せてもらったという気持ちです。
こういった圧倒劇はジョアン・カルロス監督の頃にはけっこう観られたのですが、3連覇していた頃も強さはあったものの戦い自体は守備的でしたから。
やっぱりこういう試合はおもしろいですし、鹿島と言えばサイドバックの無駄走りですよね。
必死に上がって行ってもパスを出してもらえないわけですが、サイドを使わずともそれだけ中央にパスコースを作れているという証拠ですから。
懐かしいものを見せてもらったという気持ちです。
観客動員を考えても、来季からはやはり攻められる時は攻める、仕掛けるというおもしろい試合を多く見せてほしいですね。

中断期間に終盤戦の準備を
W杯3次予選があるため、2週間の中断に入るわけですが田代や興梠、大迫などケガを抱える選手も多いのでまずはコンディションを整えたいですね。
それから特にタルタですが、連携を高めていってほしいです。
この福岡戦のような試合をできればどのクラブと戦っても勝てると思いますが、福岡の状態がよくなかったのも確かです。
あれほどプレスがゆるく守備がルーズで、DFラインを高くして戦ってくるクラブはないですから。
しかし、涼しくなって来ると運動量が上がりますからかなりいい試合ができるのではないかと思います。
ガブリエルはケガでブラジルに帰国しましたが、運動量で言えば(パス、シュート精度の低さは似たようなものなので)興梠でも補填できます。
大迫、タルタなら運動量に加えて、タメ、仕掛けという部分でプラス効果が発揮できますから、田代を軸とした4-2-3-1の形でやればいい戦いができるでしょう。
大迫はこれまで通り自由に動いて、タルタはドリブル、パスとセンスがあるので左サイドで使えば2人とも仕掛けたりパスを出したりできますからね。
中央には田代がいますし、最近はゴール前に遠藤が積極的に入って行きますし、野沢はもともとそういうプレイが得意なのでバランスはさらによくなると思います。
大迫、タルタも起点になりつつも、勝負どころではしっかり中央に入って来れますし、連携が上がればかなり変幻自在の攻撃が観られるのではと期待しています。
上位クラブの結果によってはACL出場圏内まで食い込んで行ける可能性も出てきそうですよ。

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