鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ナビスコ杯決勝】頂点を決める底辺な戦い…の浦和戦
結果
10月29日(土) 2011 ヤマザキナビスコカップ 決勝
浦和0-1鹿島(13:10/国立/46,599人)
[得点者]
105' 大迫勇也(鹿島)←興梠慎三
[フォーメーション]
FW:興梠、田代
MF:遠藤、小笠原、柴崎、野沢
DF:アレックス、中田、青木、新井場
GK:曽ケ端


試合の感想
誰が出ても鹿島は鹿島
どちらもリーグ戦でチーム状態が良くないというだけあって頂点を決める試合であったにも関わらず試合内容は低調でしたね。
浦和は監督が代わったばかりで横浜FMに勝ちましたが、カウンターや守備意識などペトロヴィッチ監督時より確実に良くはなっているものの、試合内容はまだまだ残留を争うクラブのそれでした。
横浜FM戦の先制点のPKはペナルティエリア内で小林が山田直を倒したという判定でしが、完全に誤審でした。
あれだけセンタリングが流れている(=山田直がボールに触れる可能性がない)状態だとファウルを取らないことが多いですし、何よりボールを追って行こうとした山田直の方が小林にぶつかって勝手に倒れたという状況でしたからね。
あの誤審がなければ負けていたでしょう。
フォーメーションは4-1-4-1になりましたが、1トップのエスクデロは体の使い方が下手な上に安易に手を使って相手を引っ張るプレイが多いので審判の印象も悪く、まったくボールが収まらずに簡単に奪われることが多いです。
この試合でも鹿島のCBの中田と青木に押さえられていましたね。
フィジカルは強く突進力はありますが、まだ周囲との連携もよくないので浦和の攻撃は前線の個の力で状況を打開しようという単発な攻撃が観られる程度でした。
しかも1トップを2人のCBで押さえれば鹿島は両サイドバックが高く上がれるので、フォーメーションもミスマッチでしたね。
浦和の中盤が5人なのに対して、鹿島は両サイドバックを含めて6人で攻撃を作っていたのでボールと逆サイドのサイドバック(特に新井場)がフリーの状態で高い位置を取れることが多くなっていました。
浦和は両サイドハーフの原口と梅崎をもっと高い位置で張らせてDFラインに3人でプレッシャーをかければ中盤で数的有利(野沢と遠藤はサイドをケアするため中盤中央は鈴木、山田直、柏木の3人に対して小笠原、柴崎が守ること)になるのですが、急造チームではそこまでの余裕がなく堀監督も選手たちも修正するまでは至りませんでした。
そのため、終始鹿島が試合を支配することになりますが、相割らず攻撃の形が作れずに攻めあぐねます。
オリヴェイラ監督唯一の攻撃戦術と言っていいサイドでボールを回して浦和守備陣を引きよせてバックパス、駆け上がった反対側のサイドバックにロングボールで一気に展開というシーンは、マッチアップの特性上何度も見られましたが、リーグ戦でもそうだったように決定機にはあまり繋がることがありません。
やはりあれだけの長いパスとなると出す側も受ける側もミスが多くなりますし、よほど速い展開でないと浦和に守備をシフトされてしまいますからね。
実際にロングボールが出なかったシーンを含めて本当にこの戦術を使おうとする意図が多かったのですが、実に効率の悪い攻めを繰り返してバックパスも増えるという悪循環になっていました。
むしろバイタルエリアで大迫がポストプレイをしたり、遠藤がボールを持った時の方がペナルティエリア内に侵入してチャンスになっていたのですが、そういう狙いは本当に少なかったですね。
攻めあぐむ中で前線でもっともベテランの野沢が攻撃陣をけん引しなければならないのですが、相変わらず他の若い選手が起点になってくれないとセットプレイ以外は空気状態でした。
一見いいプレイをしているように見えるものの、高い位置でボールを持ったら迷うことなく相手に背を向けてバックパスばかりでした。
そのためボールを奪われるシーンはなかったですが、得点を取るためのプレイをまったくできていないんですよね。
リーグ戦の不甲斐ない試合内容そのままに得点することができず、予想通りスコアレスドローで前半を終えることになります。

後半に入ると試合がこれまた予想通りの展開で動きます。
山田直が立て続けにイエローカードを受けて退場、鹿島が数的優位に立ちます。
詳しくは後述しますが、この試合の最初の梅崎へのカードを観てあのプレイで一発イエローを出すジャッジを続ければ絶対に退場者が出ると思いましたね。
そして、最初の退場者がボールを支配され続けていた浦和に出たのも必然でした。
これで数的優位になった鹿島はようやく野沢が前線で積極的なプレイを見せ始めて攻撃が活性化しますが、これも相変わらず最後の部分のラストパス、フィニッシュの問題が放置されたままなので得点を奪えません。
田代を入れて3トップ、左サイドバックにガブリエルを起用するなど選手交代で攻撃的に行きますが、今の鹿島は悪い意味で誰が出ても鹿島は鹿島。
人数をかけられて守られると相手の守備を崩すことも得点することもできません。
1人少ない浦和に完全に攻めあぐねると今度は青木が2枚目のイエローで退場。
数的同数になると途端に積極的なプレイも減ってリーグ戦でも多発している90分ドロー、延長に入ります。

引いた相手の崩し方
昨季からずっと抱える課題にオリヴェイラ監督は何の打開策も打てずに完全に袋小路に入り込んでいますが、相手にしっかり人数をかけて守られるとなかなか得点を取れませんね。
今の鹿島は攻守ともに完全に4-4-2でやっていますから選手間の距離も広く、パスを繋いで攻めるスタイルが機能しなくなっています。
そのため決定機の数自体が少なくなっていますし、その上ゴール前での技術的なミスも多くなっているので余計にゴールが遠ざかっています。
この解決策は、ずばり「ボールを走らせずに人が走る」です。
アジア相手のフル代表、五輪代表でも同じ状況がよくあるのですが、とにかくボールを動かし過ぎです。
これは相手の守備を崩そうとしてとにかく速く速くボールを動かしていくのですが、そうすると技術的なミス、選手間の意思疎通の問題でボールを奪われて逆襲を受けるというオチになることが多いです。
この試合では新監督になってわずか135分程しかプレイしていない浦和が、1人少ない緊急事態に攻撃は完全に機能性を失っていましたから逆襲される心配はなかったですけどね。
そのため鹿島も急造DFラインで十分対処することができていました。
ボールの収まらないエスクデロを使い続けナビスコ杯で得点しているデスポトビッチを起用せず、突破力はチーム1のマゾーラはベンチにすらいませんでしたから堀監督の判断の悪さも追い風でした。
何のためにパスを回すのかを考えると分かると思うのですが、シュートを打つ、縦パス(バイタルエリアやDFラインの裏を狙うパス)を入れる、サイドで1対1を仕掛けられる状況を作る、センタリングを入れるためにパスを回すのです。
そこに観点を置くとそんなチャンスはいくらでも作られているのですが、そこからまた横パス、バックパスを回し続けます。
挙句の果ては、得点を取ろうと守備を崩すためにパスを回し続けていたのが、いつの間にか目的が得点を取ることから相手の守備を崩すことに移り変わり、DFの前でパスを回し続けるという不毛サッカーになります。
この試合の鹿島も時折ワンツーからチャンスを作ることもありましたが、まさにその通りになっていました。
鹿島は1対1で仕掛ける選手、積極的にシュートを打っていく選手は大迫くらい。
DFラインの裏を狙う動きはあまりに少なく、バイタルエリアで受ける選手は100%相手に背を向けた状態です。
センタリングも中に合わせようとするあまりなかなか入れられず、ゴール前の選手も動いていないという状況が多いです。
これでは相手にまったく脅威を与えられないんですよね。
だから得点できないんです。
「引いた相手の崩し方」と題しましたが、実際はわざわざ守備を崩す必要はなく、センタリングを良い所に入れて、良い所に走った選手が決めればいいわけです。
しかし、何故それができないかというとDFがたくさんいるのでその良い所がパスを出す選手も受ける選手も分かってないからです。
答えは実にシンプルで、流れの中からセンタリングを入れる状況をちょっと壁が近いFKと考えればいいのです。
FKの時にゴール前の選手がどう動くかというと、ニアサイドに飛び込んだり、ファーサイドに流れたり、DFラインの裏を狙ったり、後ろからフリーでゴール前に入ったり、相手がゾーンで守っていればDFとDFの間に入って行く動きをします。
流れの中からでもそれとまったく同じなんですよね。
だからセンタリングを入れる側の狙いどころもそこです。
当然、セットプレイ時より攻撃の人数は少ないですがセンタリングが入るタイミングで何度も動き直して先にいいポジションに入ってしまえばゴールできる可能性が格段に高くなります。
何よりそういう危険なエリアを狙われ続けると守備側は精神的にもきつくなりますし、集中力が切れたら即失点に繋がります。
セットプレイでも相手の守備を崩しているわけではないですし、蹴る前はDFと駆け引きをしていますよね。
何故セットプレイでやっていることが流れの中でできないかというと、それは単純に練習をしてない(=セットプレイではそう動くと決められている)からです。
またバイタルエリアの使い方では鹿島の選手は必ず高い位置から下がって縦パスを受けますが、後ろから走って前を向いた状態で受け、そのままスピードに乗って攻めて来られる方が守備側にとって危険度がまったく異なって来ます。
実際にバイタルエリアで後ろからのボールをスピードに乗った状態で受けてそのまま攻めるのは技術もいりますが、野沢あたりは十分できるのでしないといけないですよね。
攻撃の選手に限っては、ボールを取られない選手=いい選手というわけではないですから。
ドリブルにしろ、DFラインの裏を狙う動きにしろ、ゴール前でのオフザボールの動きにしろ、バイタルエリアでの受け方にしろ、鹿島はボールを回す割にそう言った人の動きが圧倒的に少ないです。
だから相手の嫌がる危険度の高いプレイができずに、横パス、バックパスばかりを繋いでいるので怖さがないですし、得点が決まらないという状況に陥っています。
昨季からずっとこんな調子なのですがまったく改善される気配すらないですね。

延長戦で勝てる訳
延長終了間際に入った得点は左サイドを興梠が突破したものでした。
本来なら中盤フラットの4-4-2でやっているわけですからこういうシーンがもっと増えないといけないのですが、この得点シーンも今の鹿島を象徴するものでした。
攻撃の組み立ての時も、カウンターの時もそうですがFWの田代や興梠はボールをキープしてもそこからのパスミスが多く、チャンスを潰すことが多いです。
実はこのシーンも興梠のパスはミスなんですよね。
いつも相手の足に当たったボールが良い所にこぼれてくれれば得点力不足も一気に解消ですが…。
リーグ戦と違ってタイトルを取ることへの気持ちは見えた試合でしたし、震災の影響を受けたナビスコ杯で震災の被害を受けて立ち上がって来た、そんな鹿島選手へのご褒美というようなゴールでしたね。
タイトル獲得を決めるゴールではありましたが、鹿島の課題を解決するゴールではありませんでした。
これで横浜FM戦、名古屋戦に続いて延長戦で勝ったわけですが、鹿島が延長戦で勝てる理由は以前に述べたように交代選手にしっかり時間が与えられるということです。
リーグ戦ではオリヴェイラ監督は交代選手に10分弱しか時間を与えないことが多いのですが、延長戦があるトーナメントでは15分は与えられます。
そのため能力の高い本山や田代などが実力を発揮することができて、実際に準々決勝、準決勝はそうやって勝って来ました。
もう1つは相手が疲れて来るからです。
鹿島はリーグ戦でもボールを支配して回すことが多いですが、これが延長戦になると効いて来るのです。
この試合でももちろん相手が早々に退場者を出したこともありましたが、浦和は延長戦から運動量がガクっと落ちましたからね。
しかし、逆に言えば90分間では相手を疲れさせることはできていないということです。
それは無駄なパス回しが多いからです。
無駄なパス回しでもさすがに延長になると効いて来ますが、90分では踏ん張られてしまうわけですね。
ではどうすればいいかというと、前述したように相手のゴールを脅かすシュート、縦パス、ドリブル、センタリングを狙って行くことです。
そうなると守備側は常に緊張した状態を保っていないといけないですから、90分の間でも精神的にも肉体的にも疲労が出てきます。
それができないと本当にリーグ戦も120分にしてもらわないと優勝争いにはいつまでたっても絡めないでしょうね。

ベストメンバー概念をガン無視
チーム状態の悪いクラブ同士のお世辞にもレベルの高い試合とは言えなかったのですが、そんな試合をさらに低次元に引っ張ったのは東城主審でした。
エンドラインを割ったコーナーキック、ゴールキックの明らかな判定を2度誤審したのも酷いですが、それ以上にイエローカードを出す基準が酷かったですね。
この試合最初のイエローカードを受けた梅崎を始め、アレックス、青木などあれで一発イエローカードを出していては確実に退場者が出ますよ。
引っ張り合ってお互い様というプレイだった中で、倒したDFのファウルを取るのはまだ分かるものの1度目は注意ですますべきでしょう。
あれでいきなりカードを出されたらサッカーになりません。
山田直の退場は完全にアフターでイバを掴んだプレイとタックル、高橋へのカードも妥当でしたが、青木への2枚目のカードもお互い引っ張り合っていましたから厳しい判定でしたね。
最悪なのは延長戦も視野に入った終盤にこのままでは退場者だらけになると悟り、その後は判定基準が緩んで山田暢、高橋が同じファウルをしてもイエローカードは出さなかったことです。
判定基準が鈍らなければ高橋も退場になっていたでしょう。
ただ、東城主審の判定はより両者のポゼッション、経験の差を浮き彫りにするという意味では鹿島にとって追い風ではありましたけどね。
しかし、この試合の判定が酷過ぎたことに変わりなく、11月のJリーグや天皇杯で東城主審が笛を吹いていたら松崎審判委員長はまったく仕事をしていないと思って間違いないでしょう。
どんな酷い判定でも退場にさせられた選手は出場給、勝利給を奪われるわけですからね。
ゼロックススーパー杯でもそうですが、こういったタイトルのかかった試合ではゲームコントロール能力、コミュニケーション能力の乏しいJリーグの審判は試合が荒れないようにカードでコントロールしようとする傾向が強いですね。
その結果、逆にレフェリーが荒らしてしまう始末です。
それにしてもクラブにはベストメンバーを強要するのに、審判はベストメンバー…と言えるレベルの人はいないとしてもベターメンバーをという概念すらこれっぽっちもないのですかね。
せっかくの数少ない全国放送でJリーグをアピールする機会を若いレフェリーの経験の場にして試合の質を落とすなんて、Jリーグ、日本サッカー協会はスポンサー様を舐めきっていますね。

リーグ戦のモチベーションは?
文化の日からリーグ戦が再開されるわけですが、モチベーションの持って行き方が難しいですね。
ナビスコ杯はこーめいが名古屋戦後に予想した通り、延長戦がある分鹿島が制しましたがそれは裏を返せばその時の予想を覆すような改善がチームに見られないということです。
ナビスコ杯を制したことはめでたいですが、これでオリヴェイラ監督続投という声が挙がるのも疑問です。
そういう人は決勝前の磐田戦、神戸戦の酷さを受けて、①リーグ戦とカップ戦は別物だから勝てる→②ナビスコ杯優勝→③オリヴェイラ監督続投と考える人が多いのが笑えます。
これぞまさしく思考弱者、3歩歩いたら忘れる鶏と同じで③の時点で①のことを忘れているんですよね。
その前の磐田戦、神戸戦のことなどもちろん覚えていません。
リーグ戦とカップ戦が別物ならナビスコ杯を制したことは続投理由にはなりませんね。
そもそも鹿島の試合を観ていれば試合内容、監督の采配がリーグ戦でもカップ戦でも同じことを知っているはずです。
つまり、この試合がリーグ戦なら1人少なくなった浦和から得点できずにドロー、試合後にブーイングの嵐というレベルです。
試合内容も観ずにタイトルを取ったから安易に監督続投を考える思考弱者なマスメディアの記事やサポーターの声を聞くと、ナビスコ杯に優勝してすぐ降格するクラブが多いことに納得がいきます。
そのレベルの低い安易で思考弱者な判断をフロントもしてしまうと大変なことになるということです。
鹿島は獲得タイトルがずば抜けて多いクラブですから、ナビスコ杯を制したことで浮かれるのではなく逆に危機感を持ってチームが再びリーグ戦で優勝争いをできるようフロントが正しい判断をする必要があるでしょう。
そもそも少しでもまともな思考能力がある人なら、監督続投の判断は来季優勝争いをするために今季優勝争いをしている次節の対戦相手G大阪にいい試合をして勝ってからと考えますからね。
つまり、現時点で監督続投なんて言っているのは自分がサッカーの事をまったく分かってない思考弱者であると言っているようなものです。
どれだけ考える力に乏しかったらうだつの上がらない内容で勝利したナビスコ杯3試合>リーグ戦、ACLの失態という判断になるのか不思議でなりません。
鹿島の試合しか観てない人はより上のレベルを知らないですから、どうすればチームが良くなるか、リーグ戦やACLを制すためにはどうすればいいかの判断はできないですよ。
タイトルを獲ったことですべての問題が改善されるという魔法のようなことはありませんが、3試合だったとはいえ、タイトルを獲得することで得られるものは大きいですからG大阪戦ではプレイに自信が上乗せされているといいですね。
4-4-2でやるならサイドハーフはタルタ、小谷野を起用して欲しいです。
その方が機能するでしょう。
この試合、神戸戦を観てもスターティングメンバーからはずれていた興梠は確実にコンディションが上がっており、体にキレが戻って来ています。
延長でも走れていたのはその偶発ローテーションの効果ですから、遠藤も休ませた方がいいです。
結局以前はサイドバック、現在はFWを3人で回していますが、このローテーションも最後まで上手く使えずにいますね。
せめて今季中に1試合だけでも、来季にまともなレギュレーションでタイトルを取れると思える光明を見せて欲しいですし、向上心の無いサポーターは放っておいて選手たちは常にリーグ戦で優勝を争うチームでいることを目指してプレイしてもらいたいですね。
それには次のG大阪は絶好の対戦相手ですから、その意識があればモチベーションも自然に上がるでしょう。

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【J1第30節】ナビスコ杯決勝が心配…の神戸戦
結果
10月22日(土) 2011 J1リーグ戦 第30節
鹿島1-1神戸(17:00/カシマ/13,248人)
[得点者]
54' ポポ(神戸)
63' 野沢拓也⑤(鹿島)
[フォーメーション]
FW:大迫、田代
MF:野沢、小笠原、柴崎、遠藤
DF:アレックス、中田、青木、新井場
GK:曽ケ端


試合の感想
無駄な45分
内容のよくなかった磐田戦から何も課題を修正することなく、というよりそんな意欲もないまま臨んだ試合という感じでした。
何も改善されていないので当然内容がよくなることもなく、磐田戦のように運よく得点はできたものの2試合連続で運だけで勝てるわけないということですね。
前半はとにかくモチベーションが低く、運動量が極端に少なかったです。
それに加えてこれまでの問題である選手間の距離が開きすぎていて、これではパスも出せないですしミスも多くなります。
神戸も鹿島のDFラインに積極的にプレスをかけ、田代の頭に当てたあとのこぼれ球のケアにも気を配って来ていましたからね。
どういうサッカーをする、どう攻める、どう守るということがまったくできていないですよね。
プレスも4-4-2の中盤フラットでやっているので布陣をコンパクトにしないといけないのですが、守備ラインをあげるのではなく前線を下げて守っているので相手ボランチが余裕を持ってパスを回せます。
それが押し込まれた理由ですね。
フォーメーションの構造上、相手のボランチには小笠原と柴崎がプレスにいかないといけないのですが、そういうやり方に慣れてないのであまり高いポジションを取れていませんでした。
攻撃に関しては何度も言うように中盤がフラットなのにサイドをドリブルで仕掛けない上に運動量がないのでは攻め手が生まれてくるはずありません。
シュート数は多かったもののオリヴェイラ監督の言うように本当に「無駄な45分」でした。
しかし、こういう試合が今までなかったかというと前半に限らずこれに近い内容は昨年からたくさんあったわけです。
それをオリヴェイラ監督が「試合はコントロールしていた。あとは決定力の問題」と言い訳し続け、問題を放置し続けて来た結果がこの試合に繋がっているのです。

何の光明も見られず
ハーフタイムを挟んでさすがに選手たちの動きも良くなって鹿島が攻め始めます。
2分には遠藤のスルーパスから大迫がこの試合最大の決定機を迎えますが決め切れず。
大迫は1人前半から気を吐いて積極的にシュートを打っていましたが、頼もしい存在ではあってもまだ頼れる程の存在ではありませんね。
しかし、ゴールは決まらなかったものの良いプレイはしていたので続けてほしいです。
相手のゴールに迫るシーンは増えたものの攻めきれずにいると、攻守の切り替えの遅さは前半のままだったのでそこを突かれ、カウンターからポポに先制点を奪われてしまいます。
その10分後にはFKでのゴール前の競り合いで運よくPKをもらえ、これを野沢が決めて同点に追い付きます。
得点したことでまた鹿島の選手の動きがよくなって逆転ゴールを狙いにいくわけですが、野沢、遠藤が中央寄りでプレイするようになってやはりパスが回るようになりましたね。
特に左サイドの遠藤が起点になってアレックスのオーバーラップも増えて来ました。
しかし、アタッキングサードの崩しが相変わらず課題でオリヴェイラ監督が何の仕事もしていないのがよく分かります。
左サイドで遠藤、アレックスがボールを持つことが多かったのですが、どうして左利きなのに縦に行ってセンタリングを上げずに中に行こうとするのか不思議です。
本人たちは中の選手に確実に合わせたいから入れるタイミングを図っていて、実際に中の選手が動いてないことも多いので入れられないという状況なのでしょうが、自分のタイミングでどんどんセンタリングを入れていけば中も動くようになります。
というよりこの最後の詰めの部分をまったく戦術練習せずに修正しようとしないオリヴェイラ監督とコーチ陣が日頃何を考えて練習メニューを考えているのか本当に不思議ですね。
結局、前半からそうですけど選手が迷いながらやっているのが明らかでミスも多くなりますし、プレイの判断も遅くなる原因になっています。
何とかスコアを動かそうと選手交代のカードを切りますが、途中出場の増田は積極的に前線に顔を出すことで、興梠は相手が疲れている中スピードを生かして攻撃を活性化するもののゴールまでは至りません。
最後のカードのガブリエルを切ってからはそれまで出来ていた前線の起点もなくなって逆に神戸に押し込まれる時間帯が増えましたね。
これは昨季からずっとそうだったので分かり切った現象ですし、得点が欲しい時に決定力のない選手を入れるということはオリヴェイラ監督が勝利を諦めた瞬間でした。
ナビスコ杯決勝にぶっつけで使うわけにもいかないからという判断なのでしょう。
パウロ・アウトゥオリ時以上にナビスコ杯決勝を前にしてリーグ戦を捨てたという試合でしたね。
こんな試合になるから早く監督交代を発表してモチベーションにすべきと言ったのですが、監督やコーチがどういうサッカーをするという方針を示せてないことが大きいです。
そのため、選手たちはモチベーションどころか迷いながらプレイしている状況であり、こういう試合になるのも仕方ないですね。

育成能力皆無
今季は若手を使うということで臨んだシーズンでしたが、残念ながらオリヴェイラ監督の育成能力の無さはもうどうにかなるものではないようですね。
今季はこれまでと違って若い選手(Jリーグでの試合出場の少ない選手という意味)も起用していますが、相変わらず固定メンバーなので遠藤や柴崎など潰れるまで使い続けます。
若い選手は試合で使わなければ成長しませんが、使えばいいというものでもありません。
疲労が溜まると当然ミスが増え、いいプレイができなくなって行きます。
そうなると自信を失って行き次第に思いきったプレイができなくなっていくんですよね。
だから若い選手が自信を失わないようにプレイしやすい環境で起用し、コンディションが落ちれば休ませることも必要です。
そして、なるべく選手の良さを引き出して伸び伸びプレイできるようにしなければならないのですが、オリヴェイラ監督はそれらを何1つできていません。
来季は再び期待できる新人選手が入って来ますが、オリヴェイラ監督に育成を任せると成長しないか潰されるかのどちらかになっていくでしょうね。
発表はされていませんがオリヴェイラ監督は今季限りですでに新監督のリストアップにとりかかっているという情報も出ていますから、育成の上手な監督を選んでほしいです。
そうしないとせっかくいい選手を獲得してもどんどんチーム力が落ちて行きますし、終いには有望な選手が鹿島に来たくなくなるという状況に陥るでしょう。

ナビスコ杯決勝に向けて
ナビスコ杯決勝が心配になって来る試合内容でしたが、望みがあるとすればタイトルのかかった試合で選手のテンションが高くなること。
そして、決起集会をしたということですから選手の一体感が高まっているということです。
決起集会は短期間ならすごく効果がありますからね。
戦術に関してはオリヴェイラ監督やコーチが何かをもたらすということは期待できず、望みはセットプレイくらいでしょう。
タイトルのかかった試合ですから悔いのないように選手たちは自分たちの良さを出すことを心がけて思い切りプレイしてほしいですね。
それが一番タイトルに近づく方法だと思います。

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【J1第29節】勝っただけ、それだけの試合…の磐田戦
結果
10月15日(土) 2011 J1リーグ戦 第29節
磐田1-2鹿島(14:003/ヤマハ/8,313人)
[得点者]
54' 田代有三⑫(鹿島)←野沢拓也⑪
68' 金園英学(磐田)
70' オウンゴ-ル(鹿島)
[フォーメーション]
FW:大迫、田代
MF:遠藤、柴崎、小笠原、野沢
DF:アレックス、中田、青木、新井場
GK:曽ケ端


試合の感想
立ち上がりだけの試合
鹿島はいつもの4-4-2でしたが、2トップは田代と大迫、ボランチには増田ではなく柴崎が入りました。
5連戦の5戦目ということで全体的に疲れが見えましたが、天皇杯を休養していた小笠原、野沢、新井場もいまひとつ。
ただ、野沢はいつもより運動量が多く良く動いて中央に入ってボールを受けるシーンも立ち上がりに観られました。
選手間の距離が近くなることによってボールを繋げ、遠藤や野沢のアーリークロスなどからチャンスを作るなど序盤は鹿島が攻めます。
しかし、野沢も新井場も使われる選手であり、起点になる選手がいないのであまりいい攻撃は観られなかったですね。
大迫はよくボールをキープしていましたが相手のファウルありきのプレッシャーに苦しみ、遠藤は疲労、フレッシュなはずの小笠原も動きが鈍かったです。
その小笠原のところを中心に磐田が20分を過ぎた頃から積極的にプレスをかけると再び鹿島ペースになることはありませんでした。
そこからはシュートもろくに打てない展開が続きましたね。

4-4-2の功罪
試合の70分は磐田ペースで続いたのですが、前線に前田がいるにも関わらずほとんど中央に縦パスを入れずにサイドから攻めて来るので鹿島の中盤フラットの4-4-2の守備のやり方とは相性がよかったです。
しかし、4-2-2-2の布陣で前線から積極的にプレスをかけてショートカウンターというスタイルだった時と比べてリトリートしてブロックを作って守るので相手に主導権を握られると守備でとり返すことができません。
そうなると攻撃(カウンター)でペースを握りたいところですが、ボールを奪う場所も低くなるのでどうしても低い位置からの始まりとなり、野沢、遠藤がサイドに開いているのでまず2トップに当てることになります。
大迫のキープ力は警戒されて相手に激しく来られていたのでファウルはもらえていましたがそこまで。
田代、興梠は足元の技術が低いのでパスミスからカウンターの目が潰れるという状況で磐田に脅威を与えることはできなかったですね。
そのため、攻撃でも守備でも鹿島はペースを取り戻すことができずにいました。
それでもサイドから攻めて来る磐田に鹿島のサイドハーフも開いて守備しているので守れていたのですが、オリヴェイラ監督の采配がこの試合でも足を引っ張ります。
アレックスの前後のスペース、中央へ絞ったときのサイドのスペースはサイドハーフが(特に遠藤がよく戻って)埋めているのですが、増田に交代してサイドに柴崎を出したことで守備が機能しなくなりました。
磐田が右サイドにボールを出したときに柴崎が戻らないのでアレックスが前に出てプレッシャーをかけに行くようになるのですが、そうすると裏のスペースが空きます。
磐田はアレックスのプレスをパスでかわしてそこを突いて来ましたね。
そこを誰がカバーするのかが曖昧で柴崎、増田のポジションは中途半端、中田がどうしてもアレックスの後ろのカバーをするポジションを取りますからそれで中央が青木と金園の1対1になりました。
そうなるとそこで負けたら即失点になりますからね。
遠藤がいた時間は磐田が右サイドにボールを出したときは遠藤がまずプレスに行ってアレックスが余る形になっていました。
そうすると中央で中田が余る形になるので失点と同じ状況になっても中田がカバーできていたはずなんですよね。
攻撃の機能性を犠牲にしてまでやっている中盤フラットの4-4-2で、しかも磐田相手には相性がよかったのに、どうして選手交代でわざわざそれを台無しにするのか不思議でなりません。
その後すぐのラッキーなオウンゴールがあったので勝点3を得ることができましたが、それがなければまたドローで決着していたでしょう。
後半もシュートはセットプレイの田代のゴールからは65分の興梠のシュートのみという悲惨な状況でした。
田代の試合後のコメント通り、「勝っただけ。それだけの試合」なのでこれ以上書くこともありませんね。

次はホームで神戸戦
リーグ戦はもう5位になるのがせいぜいというところなので、カップ戦のタイトルを取るために結果よりもそれ以上に内容がよくなっていかないとこれからまた厳しくなるのですが、5連戦の5戦目ということで勝てただけでもいいと思える試合でもあります。
磐田も中2日でしたが、5連戦の5戦目とは負担が全然違いますからね。
何度も言うように試合の内容は監督が代わらないとこれ以上よくならないでしょうから、次の神戸戦にはコンディションだけでもよくして臨んでほしいです。
そうすればいい試合ができる可能性もありますから。
神戸も磐田と同じで4-4-2のフォーメーションで能動的に攻めるときはサイドから組み立てて来ます。
ケガで出場しない可能性もありますが、特に左サイドの相馬のオーバーラップは要注意ですね。
しかし、基本的な戦い方はリトリートしてブロックを作ってからボールを奪いにプレスをかけてカウンターというスタイルです。
そのため球際の競り合い、攻守の切り替えが重要になって来ますね。
そこで遅れをとらなければ大丈夫でしょう。
また、神戸は現在結果が出ておらずチーム状況がよくないので先制点が大きな影響を及ぼします。
清水戦も自分たちのペースで試合を運びながら先にセットプレイで失点してから、どの選手も頭に?を浮かべながらどうも上手くいかないという表情でプレイしていました。
当然、プレイに迷いも出て動きが鈍りますからね。
レフェリーの誤審によって清水のヨン・ア・ピンが退場しなければあのまま負けていた可能性が高いです。
鹿島も早めに得点を奪って神戸をそういう心理状況に持っていきたいところです。

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【天皇杯2回戦】図で解説する…の筑波大戦
結果
10月12日(水) 第91回天皇杯 2回戦
鹿島2-0筑波大(19:00/カシマ/3,468人)
[得点者]
33' 田代 有三(鹿島)←遠藤康
38' 大迫 勇也(鹿島)←遠藤康

[基本フォーメーション]
筑波大戦基本フォメ

試合の感想
苦しみながら隙を突いた前半
普段はスタジアム観戦にしろ、テレビ観戦にしろ試合を観ていることを前提に書いていますが、今回は試合を観られなかった人も多いと思うので図入りにしてみました。
鹿島はいつもの4-4-2の布陣で、スターティングメンバーはナビスコ杯名古屋戦から計6人の変更がありました。
岩政は全治1ヵ月のケガ、中田も名古屋戦で脱臼癖のある肩を痛めてCBには公式戦デビューとなる昌子が入りました。
さらに両サイドバックは左に當間、右に西。
ボランチには代表から戻って来た増田が柴崎とコンビを組み、前線はタルタ、田代が先発でした。
オリヴェイラ監督にしては珍しく大胆に変更して来ましたが、このくらいでいいと思いますし実際に試合を観ると普段出場機会の少ない選手を使っておいて良かったという印象です。
筑波大の普段のフォーメーションは知らないですが、この試合は基本4-2-1-3の形で戦っていましたね。
鹿島は思ったとおり名古屋戦のようには機能せず、大迫の起点になっていた動き、2トップの距離感など良かった部分がこの試合では発揮されないでいました。
筑波大も名古屋に比べて布陣をコンパクトにして激しく当たりに来ていましたし、守備時は引いてゴール前に人数をかけて守っていましたからね。
基本的なフォーメーションで表記すると上図のようになるのですが、実際は攻守時において筑波大の戦術に苦しめられます。

[鹿島攻撃時フォーメーション]
攻撃時フォメ
鹿島は名古屋戦のようにロングボールも使っていたのですが、2トップが思うように競り勝てずボールをキープすることができません。
そのため両サイドハーフ、特に右サイド遠藤を起点にして攻めることになるのですが、筑波大は鹿島の攻撃の組み立てに対して相手のウィングが下がってサイドをケアします。
こうなるとサイドでは2対1、鹿島のサイドバックが上がっても2対2の状況で守られてしまいます。
そして何より中盤中央が2対3のマッチアップになっているので、1枚余るボランチが臨機応変にカバーして守っていました。
それでも個の能力は鹿島の方が高いので筑波大守備陣を何とか打ち破ろうと遠藤が右サイドから中央へ切り込んでミドルシュートを放つのですが、2本とも惜しくも左にはずれます。
相手の9番はCB2人で見ればいいので、鹿島はサイドバックが一番自由に動ける状況になっており、実際にサイドで起点を作ってから逆サイドのサイドバックに振るというプレイもありました。
しかし、全体的に運動量が少なく、逆にミスは多かったのでスムーズに行きませんでしたね。
青木のサイドチェンジは合わず、西のミスも目立ち、結局サイドを変えてもモタモタして筑波大の選手もシフトして来て逆サイドで同じように守られるという始末でした。
それでも、当たりの強い筑波大の守備に何とかファウルをもらうことはできていたのでセットプレイのチャンスは多くありました。
攻撃面では上手く封じられていたという印象ですが、それ以上に酷かったのが守備ですね。

[鹿島守備時フォーメーション]
守備時フォメ
オリヴェイラ監督は攻撃ではサイドハーフをタッチライン際に張らせて起点にさせ、守備時では下がってサイドで数的有利を作って守らせるようにしています。
とにかく攻守においてタッチライン際にプレイを限定するようにしているのですが、筑波大はそれ程ウィングの突破力、サイドバックのオーバーラップを積極的に使って来てはいなかったので鹿島の守備は遠藤とタルタが完全に浮くことになってしまいます。
そうなると相手のダブルボランチには増田と柴崎がプレスをかけに行く事になり、筑波大のトップ下がフリーになります。
さらに右ウィングの8番の選手がサイドから中央バイタルエリアに入ってボールを受ける動きをしていたので、おもしろいようにパスを繋がれてDFラインが危機的状況の陥っていましたね。
筑波大の風間監督が鹿島の試合を観て意図してやっていたようには感じませんでしが、完全にシステムの欠点を突かれた恰好でした。
守備で後手に回る形になりましたが、鹿島の急造4バックはよく持ちこたえていましたよ。
特に昌子は鹿島がボールを奪われた後は西が上がっている場面もあったのでそのスペースをよくカバーしていましたし、1対1で破られたら終わりという状況に何度もさらされていましたが何とか対応していました。
筑波大の前線の選手もフィニッシュが雑で崩しのアイデアがなかったことにも助けられましたね。
この時間帯で先制されていたらかなり苦しい試合展開になっていたでしょうから、DF陣が苦しい状況にさらされながらも踏ん張ってくれたおかげで失点せずにすんでいました。
しかし、中盤中央の不利はどうしようもならず筑波大のパス回しに翻弄され、豪快なミドルシュートがバー直撃というシーンもありました。
それで選手も目が覚めたのか、ミスが減ってボールが回るようになって来たと感じていた30分に遠藤のFKを田代が頭で合わせて先制します。
2点目はその5分後、失点してなおかつボールはよく回るという状況だったので筑波大の選手の意識が攻撃にいった隙をついて遠藤のスルーパスに抜け出した大迫が冷静に左サイドに流し込んで追加点を奪います。
ただ、守備の問題は以前修正されていなかったので、2点目が入った直後にCB2人とボランチ2人が集まって話していて、2点リードしつつも余裕がなく鹿島が苦しめられていることを象徴するシーンでしたね。
こーめいはずっと遠藤とタルタに相手のボランチを見させてサイドにボールを出された時はボランチが流れて守るようにしないとって思って観ていたので、その4人で話し合ってどうにかなる問題でもないよな~(´д` ;)って感じでした。
オリヴェイラ監督も一向に修正する気配がないですし、案の定その後も筑波大に攻められていましたね。

攻めながらノーゴールの後半
[後半基本フォーメーション]
後半基本フォメ
さすがにオリヴェイラ監督もハーフタイムを利用して修正して来ていました。
後半のマッチアップは上図のようになるのですが、まず遠藤orタルタを必ず1人トップ下の位置に配置してやはり相手のボランチを見るようにしてしていましたね。
これで中盤中央は3対3で数的不利がなくなりました。
そして、オフェンシブハーフが中央に絞る分サイドに出された時のケアは増田や柴崎が流れて対応していましたね。
さらに西に少し高いポジションを取らせることで、(筑波大の3トップは後半から⑧→⑪に変更、ポジションチェンジもしていましたが)左のウィングが下がって守備するようにして孤立させます。
残りの2人のFWは昌子、青木、當間の3枚で見る形ですね。
前半は数的不利にさらされていたDFラインですが、これで通常通り1人余る形で対応できるようになります。
攻撃では左サイドに遠藤orタルタ(トップ下に入ってない方の1人)が前半に比べて中央寄りに入ることでフリーの状態になります。
後半はそこを起点に攻めを展開しました。
相手の右ウィングが下がって守備をすれば當間が上がっていけますし、必ず中盤では数的優位を作れるようになっていました。
なおかつ選手間の距離も近くなったのでいい攻撃ができるようになり、守備も安定しました。
これが後半鹿島が試合を支配して當間のビルドアップ、オーバーラップが多くなった理由です。
「いかにブラジル人に守備をさせるか」がブラジル人監督にとっては重要ですから、オリヴェイラ監督も守備戦術には長けているんですよね。
しかし、やはり攻撃については物足りなく相手を押し込むことはできるのですがアタッキングサードでの戦術の不備、アイデア不足が後半の無得点に繋がった感じですね。
せっかく相手の右サイドバックと1対1になる状況が作れていたのですからもっと仕掛けさせていいですし、センタリングもシンプルに入れさせてよかったですね。
當間はかなり積極的にビルドアップ、オーバーラップ、ドリブルでの仕掛けを見せていましたが逆サイドなのでかなりやりづらそうでした。
西の方がマンマークで対応させるには信頼できるという判断でしょうが、それならサイドバックの位置を入替えて遠藤、タルタも右サイドで起点を作るようにしていたら當間ももっといいプレイをできたと思うんですけどね。
あとこの日は2トップにボールが収まらなさ過ぎでした。
大迫は明らかに疲労があり後半はもう足元がおぼつかなくなっていましたし、田代はもともと足元が上手いわけでないので筑波大の激しい当たりに苦しんでいましたね。
空中戦でもあまり存在感を出せておらず、元気がない印象でした。
大迫に代わって途中出場の興梠はトラップミス、決定機もシュートが枠にいかないなど相変わらずでしたから。
それでも左サイドからいくつかいい形は作っていましたし、後半の方が得点が入ってもおかしくなかったんですけどね。
何より守備の問題が改善され、危ない場面はほとんどなかったです。
ただ、終盤は筑波大がもう前からボールを取りに行くしかないとプレスをかけて来たところ、鹿島は省エネモードに入ってバックパスが多くなりすぎていたためDFラインでプレスをかけられて慌てるシーンもありました。
あわやPKかというプレイもあったのですが、何とか無失点で天皇杯初戦を勝ちあがりました。

おおざっぱ選手評
當間は前半は守備で、後半は攻撃で貢献して積極的にプレイする姿勢が見られましたね。
悪くなかったと思いますが、前述したように逆サイドだったのでやりづらそうで持ち味を十分に発揮することはできませんでした。
センタリングはもちろんですけど、縦へのドリブルにしても右利きで左サイド(左利きで右サイドも)だと相手に常にボールをさらしながらのプレイになるので難しいんですよね。
ビルドアップもどうしても中央へのコースが増えますし、実際に難しいパスを選択してボールを奪われたりと危なっかしいシーンもありました。
昌子は公式戦デビューが大学生相手とはいえ、バイタルエリアを完全に支配されるあの状況でのプレイとなったためかなりしんどかったと思います。
かなり緊張していたということですが、判断よく対応できていましたね。
特にカバーリングに関しては的確にやれていましたし、次は1対1の強さ、攻撃での持ち味も見せてもらいたいです。
青木についてはボランチよりサイドバック、センターバックの方が適正があると思っているのでこーめいはそれ程心配はしていません。
柴崎は延長戦2試合を含む連戦の中、よく球際でも戦っていましたしいいプレイを見せていました。
この試合では守備の方に気を遣っている時間帯が多かったですが、相手ペースだった前半はよく持ちこたえて、鹿島のペースだった後半はうまく味方をフォローして大人なプレイをしていました。
小笠原や増田より気の利いた守備ができるのでボランチとして期待大です。
タルタは動きがよくドリブルで相手を翻弄する場面が多かったです。
ただ、スペースがあればスピードを生かせるのですがこの試合では小技で抜いて行くことが多かったのでスピードの乗った攻めに繋がる場面は少なかったです。
そのドリブル力をどう生かすかがタルタとしてもチームとしてもオリヴェイラ監督としても課題ですね。
終了間際に負傷交代したので心配です。
小谷野は積極的にドリブルで仕掛けていましたが、あまりにも時間が短かったですね。
本山は名古屋戦に続いてさすがの存在感ですが、途中からかなり後ろでプレイしていたのでそこにボールが集まり筑波大のプレスに勢いを与える原因にもなっていました。
バイタルエリアでは決定的なパスをいくつか出していましたね。
そのパスに反応しなかったり、トラップミスしたり、シュートが枠に行かなかったりと興梠は相変わらずです。
相変わらずは西も同じですが、後半はマンマーク気味で相手のウィングを封じる役目をきちんと果たしました。
1点ずつ取った田代、大迫、2アシストの遠藤は結果だけは残したという感じですね。
代表帰りの増田とこの連戦をレギュラーとして戦っていた選手は動きが重く、運動量も少なかったです。
普段出番の少ない控え選手の方が動きがよかったですし、動ける柴崎、昌子など若いメンバーが奮闘してチームを助けていた試合でした。
これまで通り固定メンバーで戦っていたらまたPK戦までもつれ込んでいたのではないかと思いますし、メンバーを変更したのは功を奏しましたね。

Jリーグ再開
明日はアウェイで磐田戦となります。
リーグ戦ももう残り6試合ですね。
基本的にはナビスコ杯を戦ったメンバーになると思います。
CBのメンバーは中田次第なのでどうなるか分かりませんが、入れ替わるとしたら代表帰りの増田くらいでしょうね。
中2日での試合が続きますが、休養をもらった選手がこの試合の柴崎や昌子のようにいいプレイを見せてくれることを期待してます。
相変わらずゴール前に人数をかけて守られると得点できなくなりますが、磐田戦は縦パスを入れられる小笠原、シンプルにセンタリングを入れる新井場がメンバーに入るでしょうから筑波大戦より少しは攻撃もよくなると思います。
あとなんと言っても大迫ですよね。
今の鹿島は大迫が起点になってくれないと攻撃面では厳しいと思います。
磐田も4-4-2でサイドを起点に攻めてくるチームですから、今の鹿島と似通っていると言えます。
なので守備ではオリヴェイラ監督のやり方でも大丈夫なんじゃないですか。
攻撃はサイドの突破力、2トップにいかにボールを収めさせないかが鍵となるでしょう。
サイドの突破は山田のいる磐田の方に分があると思いますが…。
鹿島はそのどちらも大迫頼りという状況なので、何とかコンディションを上げてもらいたいです。

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【ナビスコ杯準決勝】いい時間帯は4-2-3-1から…の名古屋戦
結果
10月9日(日) 2011 ヤマザキナビスコカップ 準決勝
名古屋1-2鹿島(13:00/瑞穂陸/8,562人)
[得点者]
10' 大迫勇也(鹿島)←小笠原満男
80' 田中マルクス闘莉王(名古屋)
107' 柴崎岳(鹿島)←本山雅志
[フォーメーション]
FW:大迫、興梠
MF:野沢、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:アレックス、中田、青木、新井場
GK:曽ケ端


試合の感想
天皇杯ぽくなって来た
ホームの名古屋は代表組のケネディ、藤本に加えて玉田、ダニルソンという主力が不在のため4-2-3-1の布陣でスタートしました。
しかし、運動量、連携が十分でない上に中盤にパサータイプの選手がいないので機能性は高くありませんでした。
試合はいきなりFKから永井のヘディングシュート、そのCKのカウンターから大迫のミドルシュートとお互いの若いエースFWが魅せます。
鹿島はこれまでと同じ機能しない興梠と大迫の2トップの4-4-2だったのですが、この日の戦い方が異なっていましたね。
まず、これまでのように遠藤を起点にしてパスを繋いで攻撃を作っていこうとするのではなく、中盤が厚くDFラインが高い名古屋に対して、前線(田代の時と違ってサイドやDFラインの裏のスペース)にボールを放り込んでそのこぼれ球を拾うという戦いから鹿島がペースを握ります。
名古屋の選手は動きが鈍かったので鹿島の早い寄せにミスを連発、10分の先制点も小笠原が高い位置でボールを奪ってから大迫という形でした。
その後の大迫の落としから興梠という決定機もロングボールからでしたね。
また、興梠と大迫がハーフウェイラインまで引いてボールを受けることも多く、2トップが縦関係になることで一時的に4-2-3-1という形になって選手間の距離が適正になっていましたね。
これは天皇杯で優勝した時も同じでした。
大迫が引いてくさびのボールを受けて散らすことでいいリズムができ、昨季もリーグ戦の時と比べて良い攻撃ができていましたからね。
さらに左サイドからのプレイでも持ち味を出している大迫が名古屋の右サイドバックの田中とマッチアップでボールをキープして起点になっていました。
今シーズンの序盤は大迫が左サイドに流れると興梠との距離が開いてしまい孤立することが多かったのですが、この試合では興梠も一緒に流れることで野沢と3人でいい距離間を保てていましたね。
ドリブルでの仕掛けもある大迫が左サイドで起点になることで、今度は右サイドの遠藤が中央に絞ってプレイできていました。
これが今までと違って遠藤がいい形でゴール前に入っていけた理由ですね。
ほとんど右サイドのタッチライン際に張ることがなく、中央寄りでプレイできていたため新井場のオーバーラップを使うプレイも観られました。
鹿島は2トップの下がってくさびを受ける動きとDFラインの裏を狙う動き、大迫が左サイドに流れて起点になる動きによって縦幅、横幅を大きく使えていましたから、名古屋にほとんど何もさせず終始ペースを握ることができました。
ただ、これを監督、コーチ、選手が意識してやって修正できているのならいいのですが、まったくそういうことではなく偶然の産物なのが問題です。
それは昨季の天皇杯に出来ていたことが今季できなくなっていたことからはっきりしていますし、この試合でも前半のFWの動きが少なくなった時間帯、田代と興梠の2トップになった時間帯は良い攻撃ができていませんでしたからね。
結局、天皇杯も今季中断前の調子のよかった時期もこの試合の良い時間帯も、実質4-2-3-1に近い布陣で戦っていた時は内容がよく結果もついて来ていました。
選手間の距離を適正に保てれば4-2-2-2でも4-2-3-1でもフォーメーションはいいのですが、そういう重要なことを理解していないで監督もコーチも選手もアバウトにサッカーをやっているので良い時期、良い時間帯があってもチームのレベルアップには繋がっていかないという状況になっています。
そのため、そのアバウトさを改善しなければこれまでのようにどうしても結果に波が発生してしまうでしょうね。

決着は4-2-3-1
前半の終了間際に興梠、後半に入っても大迫やセットプレイから興梠のヘッド、遠藤のミドルシュートなどチャンスがありますが、楢崎のファインセーブの前にゴールを割れません。
そうするとストイコビッチ監督が59分に動いて来て攻撃的にシフトすると徐々に名古屋が鹿島ゴール前に迫って来るようになります。
それでもカウンターから興梠が決定機を迎えるシーンもあるのですが決め切れません。
大迫は起点になって攻撃の形を作ったりチャンスメイクをしているので、当然興梠がゴール前に行く機会が増えて決定機を多く迎えることになります。
楢崎のセーブもものすごかったですが、興梠はフィニッシャーという役目を担っているのであれだけ決定機があって決め切れないと戦況が苦しくなりますよね。
大迫をゴール前に置いた方が決定力が上がると思いますが、逆に興梠が起点になっている時はそこからいいパスが出ないことが多いので決定機自体が減ってしまいます。
だから役割を逆にすることができないので、興梠のあの決定力の低さは依然鹿島の大きな問題ですね。
それでもこの日の鹿島は非常にバランスがよく70分頃から再びリズムを取り戻すのですが、ストイコビッチ監督が三都主を投入して3バックにして来ると鹿島のオフェンシブハーフが高く陣取った相手の両翼のケアに回る時間が増えて来ます。
そこから押し込まれる時間が増えて来るのですが、オリヴェイラ監督は動かずに80分に田代を投入しようとした矢先にFKから闘莉王に同点に追いつかれてしまいます。
そこからは逆転されてもおかしくない状況でした。
大迫を下げてしまったので前線での起点がなくなり、田代は中央高い所にポジションしていたので闘莉王、増川らとマッチアップすることになって思うように競り勝てず、疲労から布陣が間延びしていたのでこぼれ球を拾うこともままなりませんでした。
この時間帯は完全に4-4-2の状態になっており、同点にされて慌てて入れたタルタのドリブルがあったものの選手間の距離が開いてしまっていたためいい攻撃の形はあまり観られませんでしたね。
試合が動いたのは延長後半、本山を投入して布陣を4-2-3-1にしてからでした。
バイタルエリアで起点を作ることができたので、柴崎が思い切って上がっていって本山のスルーパスを冷静に決めました。
やはりゴール前の決定力では落ち着きスキルと技術が重要ですから、その辺が興梠の決定力のなさに繋がっていますね。
以前にも書きましたが、柴崎は篤人と同じかほりがして技術が高いですし何より落ち着いていますから、アーセナルのウィルシャーもそうですけどこういう選手は若くして実力を発揮しやすいです。
なかなかトントン拍子に成長し続ける選手なんていませんが、これからにも期待したいですね。
バランスのいい布陣になった鹿島はその後もいい形でボールキープでき、タルタの突破から決定機も作り磯村の退場に追い込みます。
明らかに延長前半の時よりいい形でボールが回るようになり、タルタのドリブル推進力も生かせていました。
4-2-3-1にした時のバランスの良さが結果を出したという試合でしたね。

延長戦に救われる
準々決勝の横浜FM戦でも書きましたが、競り勝ったもののリーグ戦ならまたもやドローという内容でした。
その原因はオリヴェイラ監督の職務怠慢があまりにも酷いからです。
1点差で勝っている状況では決まって思考停止、レフェリーに文句を言うことしかできなくなります。
決定機を逸し続けていた興梠、ここのところ疲労が溜まってパフォーマンスが落ちている野沢、遠藤など(うち1人)早めに交代させて活性化させるべきでしたし、三都主が入ってからは名古屋に押し込まれていたわけで動くタイミングはいくらでもありました。
しかも、起点になっていた大迫を下げてチームを苦しい状態に追い込みますし、代わって入った田代には大迫のように闘莉王や増川をはずしてサイドに流れて競り合うように指示すら出していませんでした。
試合、鹿島の選手の動きや疲れなどをまったく観ずにレフェリーのジャッジばかり気にしているのではないかと思うくらい酷い采配でしたね。
しかもトーナメント戦なので延長も見据えて交代が遅いというわけでなく、リーグ戦でもまったく同じことをしているのが大問題です。
残り10分で最初の交代、同点に追いつかれて慌てて攻撃的な選手の投入というのは昨季から多く見られましたし、この試合がリーグ戦だったとしてもタルタを入れたタイミングが攻撃的な選手の2枚替えになるだけです。
それでこれまでどれだけ勝点を落としたか、はかり知れません。
そして試合後にはお決まりの、「試合は支配していた」、「チャンスを決められなかったのが悪い」という自分には責任がなく選手のせいであるかのような言い訳をしていたでしょう。
これもかなり前から定期的に書いていることですが、監督がもっと早く動くなり決定機を逸し続けていた興梠を交代させるなど、決定力を上げるべく仕事をすればかなり改善されることです。
勝っているのは延長に助けられている部分が大きく、これまで散々繰り返してきた同じミスからチームが窮地に立たされたこの試合を観て浮かれていられるのはよほど温厚な人物か、鹿島のサッカーを観ていないサポーターでしょう。
横浜FM戦を含めて途中出場の田代、タルタ、本山などが活躍して一見采配が的中しているように思えますが、逆に言えばリーグ戦でも(特に新加入の選手に)残り30分、(本山など切り札に)15分で交代カードを切るなどしっかり時間を与えれば途中出場の選手も結果を残せるということがこの延長戦で証明されているということです。
つまり、リーグ戦での残り10分で最初の交代、失点してから慌てての交代など10分以下しか途中出場の選手に時間を与えないオリヴェイラ監督の采配が足を引っ張って来たことが誰の目にも明らかになっているわけです。
この試合から良い時間帯は何がよくて、どうして延長で勝てているのかをきちんと分析して学習してくれればいいのですが、そういったことも職務怠慢でしていないですから改善は望めないですね。
来季はユースの選手も3人昇格しますし、引き続き世代交代もしていく年になるので若い選手に無駄な時間を過ごさせないためにも向上心があって戦術に詳しい監督を招聘することが必要になって来るでしょう。
オリヴェイラ監督にはナビスコ杯(できれば天皇杯も)優勝で花道を飾ってあげたいですね。

天皇杯始まる
決勝戦の相手は浦和になりました。
少し間があるのでまた後日触れることにしますが、今季リーグ戦では2戦とも今の鹿島を象徴するようなドローでしたから、延長のあるナビスコ杯では有利なのではないかと思います。
その前に天皇杯が始まっており、鹿島は今週の筑波大が初戦となります。
ストイコビッチ監督が鹿島戦を「われわれは大学レベルで、相手はプロレベルだった」と評していましたが、今度は本当の大学相手の試合となります。
しかし、大学レベルに落ちたプロと思い切り良く挑んで来る大学生なら後者の方がやっかいかもしれません。
逆に鹿島の方が疲労のあるベストメンバーで臨んで、この日の名古屋のようにならないよう気をつけないといけませんね。
野沢、遠藤あたりはかなり疲れているので休ませる必要があるでしょうし、若い選手を積極的に起用して緊張感のある状態に持っていってほしいです。
それがチームマネージメントというものですから。

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【ナビスコ杯準々決勝】今後の鍵となる逆転勝利…の横浜FM戦
結果
10月5日(水) 2011 ヤマザキナビスコカップ 準々決勝
鹿島3-2横浜FM(19:00/カシマ/4,804人)
[得点者]
01' オウンゴ-ル(横浜FM)
11' 渡邉千真(横浜FM)
49' 興梠慎三(鹿島)←大迫勇也
73' 大迫勇也(鹿島)←曽ケ端準
111' 田代有三(鹿島)←新井場徹

[フォーメーション]
FW:大迫、興梠
MF:野沢、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:アレックス、中田、岩政、イバ
GK:曽ケ端


試合の感想
無駄な前半
雨風が強くていきなりその影響が出た立ち上がりとなりましたね。
前半は鹿島にとって向かい風になっていたのですが、GK飯倉からのボールが伸びてそれを中田がオウンゴールしてしまいます。
中田が完全にボールから目を放していたので、曽ケ端から任せるように声がかかっていたと思うのですが、思ったよりボールが伸びなかったんでしょうね。
頭に当たってしまいボールはゴールの中へ、いきなりビハインドを負ってしまいます。
ただ、それで気持ちが落ちることなく鹿島は攻めるのですが、今度は11分に中田が渡邉を倒してPKを与えてしまいます。
その前の柴崎のバックパスのミスが大きかったのですが、ゴール前に人数はいたので中田も落ち着いて対応していたら大丈夫だったと思うのですがオウンゴールで動揺していたのかもしれませんね。
そんな立ち上がりだったのですが、鹿島はいつものもっとも機能しない興梠と大迫の2トップの4-4-2という布陣のために前半を無駄に過ごしてしまいます。
どうしてこれまでずっと機能していない戦い方を練習で修正するということもまったくせずに続けていくのでしょうね。
オリヴェイラ監督の職務怠慢が目立つつまらない前半となりました。
しかし、横浜FMも決してよくはなかったので何かの拍子に1点入れば分からないという雰囲気はありましたね。

得点が入った理由
後半は遠藤に代えて田代を入れてスタートします。
ただ、布陣は柏戦の4-3-3と違って、大迫を1列下げた4-4-2のままでした。
後半同点に追いついて延長で逆転できた理由は、まず田代の頭をシンプルに狙っていったことです。
引いた相手の守備を崩すために往々として意味の無いパスを早く早く回して逆にミスが増えるということがあるのですが、前半の鹿島がまさにそういう状況でした。
しかし、田代が入って前線にターゲットができて、さらに風雨の影響でコンディションが悪いとこうこともあって後半は繋ぐのではなく田代の頭に当ててそのボールを拾うという狙いが明確になっていました。
後半は鹿島が追い風に乗って攻撃で来たこともあって横浜FMもロングボールの処理には苦しんでいましたから。
同点ゴールはまさにその形で曽ケ端が放り込んだボールを田代がかぶって触れなかったのですが、横浜FMの選手も反応できずにこぼれ球を拾った大迫が個人技でミドルシュートをねじこみました。
もちろん田代というターゲットが入ったからと言ってそれだけで得点が入るわけではありません。
ネルシーニョ監督のように練習でこぼれ球を拾う意識を高めて対処されれば柏戦のように封じられてしまうわけですから。
つまり2つ目の理由は、相手が横浜FMだったからです。
お互いリーグ戦では順位的に低迷しているわけではないものの、チーム状態は悪くどん底対決と言えるものでした。
新潟戦後に木村監督が「あれだけミスをしたらサッカーにならない」とコメントしていた意味がよく分かる試合でしたね。
鹿島もミスは多かったですが、それをミスで返してくれていましたし、中村が欠場中なので柏のレアンドロ・ドミンゲスのような攻撃の起点になる選手もいませんでした。
そのため、大黒など単発での決定機はありましたが、横浜FMに試合のペースを取り戻される心配はありませんでした。
その木村監督もネルシーニョ監督に比べるとやはり格が違うので、前述した田代の高さ対策の甘さに加えてカウンターの起点になれていた小野を早々に下げてくれたのは鹿島にとって非常に助かりましたね。
小野のボールキープとドリブルは唯一横浜FMの攻撃のスイッチに成り得ていましたから。
また、守りに入らずに2トップを入れ替えて来たのも鹿島にとっては追い風となりました。
キムクナンの高さと大黒の動き出しを生かそうとしたのでしょうが、攻撃の起点ができていない状況で、横浜FMは押し込まれて後ろの選手が押し上げられずにいましたし、鹿島のDFラインは高かったので2トップがゴール前でプレイする時間が短かったためゴール前で仕事をする選手を入れても効果は半減してしまいますね。
3つ目の理由はシンプルな仕掛けとセンタリングを放り込むことができていたからです。
鹿島にバックパスが多いのは大きく分けて2つの原因があり、1つはプレッシャーをかけられると下げてしまうもの、もう1つは縦パスやセンタリングを入れるタイミングがあってもFWが動き出していないという状況です。
中断明けからは明らかに運動量が落ちており、後者の理由からパスが回らないシーンも多くなっています。
そのため、これまであった立ち上がり15分の攻勢も最近は見られなくなっています。
この試合も前半はFWの動き出しは少なかったですが、久しぶりのスターティングメンバーになった新井場がかまわずどんどんセンタリングを入れていましたね。
これまでは特にアレックスなど中の選手が動いてないからとボールをもらって立ち止まって中を見るシーンが多かったですが、ゴール前の選手が立ち止まっていようが(機会があったら詳しく書きますが)得点できるポイントにどんどん放り込んでいった方がいいんです。
走っているかどうかなんて中の選手の問題なのですから。
新井場はやはりサイドバックの中ではオーバーラップのタイミングが一番いいですし、途中から左サイドに入った大迫、延長から出場のタルタもボールをもらってから仕掛けるかセンタリングを入れるかプレイがシンプルでチーム全体にリズムが出て来ました。
実際に1点目は新井場が仕掛けてファウルを受けてもらったFKからの二次攻撃でしたし、アシストは大迫の仕掛けからでした。
また、タルタが左サイドから積極的に仕掛けたことでより横浜FMの守備陣をゴール前に貼り付けることができましたし、いい攻撃を続けることで相手は常に集中を保っていないといけない状況に置かれていました。
そんな中、逆転ゴールは新井場がシンプルに放り込んだセンタリングに田代がヘディングで合わせる形で生まれました。
この試合ではどんどんシンプルに放り込むことで中の選手もいいポジションを取れるようになったので逆転ゴールにに繋がりましたね。

準決勝の相手は名古屋
ナビスコ杯にしろ天皇杯にしろ、残りのリーグ戦にしろ、この試合を監督や選手がきちっと参考にできるかで結果がついてくるかどうかが決まって来るでしょうね。
はっきり言ってこの試合は采配が優れていたというより、コンディションや相手のチーム状況もあって偶然の産物からいい攻撃ができたという感じです。
監督が本当に問題点を理解できているならこの試合の前半で同じミスを繰り返したりしませんから。
それに逆転勝利なのでつい浮かれがちになりますが、リーグ戦ならまたドローだったわけです。
その場合、タルタの投入はもう少し早かったでしょうが、せいぜい残り10分の時間帯でまだ連携のままならない状況では短い時間では持ち味を出せずに終わっていたでしょう。
この試合も入った当初はまだ連携に難がある部分が見えましたし、長めにプレイして徐々に合っていくという感じですね。
オリヴェイラ監督は4-4-2より4-2-3-1、田代の起用、新井場の起用、タルタの早めの起用など采配を修正できるか。
選手はこの試合のようにシンプルに仕掛けてセンタリングを入れられるかどうか。
この2つができれば残りのシーズンはいい試合が観られるでしょう。
次の対戦はアウェイで名古屋となります。
ケガ人などもあってここのところ調子が落ちていますが、さすがに横浜FMのようにミスを連発してくれないでしょうし、田代も闘莉王、増川相手ではこの試合ほど自由にしてもらえないでしょう。
この試合、野沢がかなり疲労していてブレーキになっていたのも気になります。
うーん、試合後のオリヴェイラ監督のコメントを観ても田代は途中出場で起用していくようですし、またメンバーも同じ4-4-2のような気がしますけど…。
しかし、相手はケネディや藤本が代表でいませんし、トーナメント戦を勝ち上がるには勢いも大事ですから結果が出たことで波に乗ってくれればと思います。

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【J1第28節】鹿島らしさでも敗北…の柏戦
結果
10月2日(日) 2011 J1リーグ戦 第28節
鹿島0-1柏(14:00/カシマ/21,466人)
[得点者]
31' 工藤壮人(柏)
[フォーメーション]
FW:興梠、田代
MF:野沢、遠藤
MF:青木、増田
DF:アレックス、中田、岩政、西
GK:曽ケ端


試合の感想
監督力の差が明白
鹿島はこれまでもあまり機能していない興梠と田代の2トップという4-4-2の布陣でした。
柏はワグネルがクロッサーなのでサイドハーフタイプではありますが、オフェンシブハーフにスペシャルな2選手を置くブラジル流の4-2-2-2です。
同い年のブラジル人監督対決となったわけですが、軍配は前回の対戦同様に完全にネルシーニョ監督に上がりましたね。
鹿島は昨年から続く問題、今季に新たに生まれた問題がまったく改善される気配がありませんでした。
相変わらずオフェンシブハーフがタッチライン際でプレイするので選手間の距離が開きすぎてパスを回せずに攻撃が手詰まりになりますし、興梠と田代の2トップは技術が低くてボールが収まりません。
相手陣内で前を向いてボールを持てるのは遠藤とアレックスくらいで、右サイドを起点にしたタメを利用して逆サイドに上がったアレックスに展開する流れが唯一可能性を感じる形でした。
しかし、この2人のパフォーマンスも良かったわけではなく、ボールをもらったアレックスがその場に止まってしまうのでそこで再び詰まってしまいました。
これはアレックスだけでなく、今の鹿島の選手全員に言える問題点ですけどね。
ボールを持っている選手しか観てないサポーターはもっともボールに触れていた遠藤とアレックス、あと西あたりの出来が悪かったように感じるでしょうが、興梠、田代、野沢に至ってはフィジカルと足元の技術の問題から柏の激しい寄せに対してまったくボールを持てていませんでしたからそれ以前の問題でした。
頼みの田代の高さもネルシーニョ監督が対策を立ててその練習の成果が発揮されていたので封じられてしまいましたね。
2トップにあれだけボールが収まらなければ攻撃が出来ないのも当然でしょう。
ただ、柏は自ら主導権を握って攻めるタイプではないので鹿島がポゼッションする時間が長く、スコアレスの状況が続きます。
先制点の行く末を分けたのはまさに監督力の差でしたね。
ネルシーニョ監督はしきりにレアンドロ・ドミンゲスにボールを受けるポジションの指示を出しており、徐々に中央にポジションをとってボールを受けるようになって行きました。
そこから次第に柏もボールポゼッションする時間を盛り返して来ました。
柏の先制点は青木のパスミスを拾った茨田がレアンドロ・ドミンゲスに渡し、そこからドリブルとスルーパス、最後は工藤が決めました。
相手のミスに乗じたショートカウンターという鹿島が得意とする形をやられてしまったわけですが、これは起点になるオフェンシブハーフのレアンドロ・ドミンゲスが中央にポジションを取っていたからこそ生まれたゴールです。
同じようなシーンで鹿島だったら野沢と遠藤が開いているのでボールを奪っても中央から早い攻めはできません。
そのため、2トップに当てることになるのですが技術的な問題からボールをキープできなかったり、パスミスで奪われたりしてチャンスを潰していることが多いですね。
大迫も判断力がまだまだだったりしますから。
4-2-2-2のフォーメーションの特性と選手の特徴をよく理解して修正してきたネルシーニョ監督に軍配が上がるのは必然ですが、柏の方が鹿島らしいサッカーをできていたところが悔しいですね。
この後パクドンヒョクが2枚目のイエローで退場になり、後半の試合展開は予想しやすいものになりました。

4-3-3の効果は…
オリヴェイラ監督は後半から遠藤を下げて大迫を投入して4-3-3の布陣にして来ました。
まず4-3-3の布陣の特徴として、1トップはタイプにもよりますが田代の場合だとボールをキープできなければ話になりません。
山形で経験のある田代は下がって良いポジションを取ってよくボールを受けていましたね。
しかし、名古屋のケネディはペナルティエリア内でボールをキープできますし、それが得点だけでなくアシストランキングトップにも繋がっています。
4-3-3で優勝争いをしている相手に勝とうと思ったらやはりそのくらいのレベルのトップが必要になります。
しかし、田代にボールが収まり、野沢と増田のインサイドハーフに入った2人が中央にポジションを取って距離が近くなったのでボールがよく回るようになりました。
ただ、これは4-3-3だからというより、これまでもあった4-2-3-1でも同じ効果は得られていたわけですから新布陣に意味があったということにはなりませんね。
逆にデメリットは4-2-3-1の場合はFWを削るのですが、4-3-3ではオリヴェイラ監督がMFを削る選択をしてしまうことです。
ウィングに必要な特性は1対1での仕掛けですが、これが出来るのは大迫とタルタだけです。
ただ、マンチェスター・シティのシルバのように相手を抜かなくてもボールをキープして前を向ければいいので、これができるのは全盛期の本山と遠藤になります。
この特性に加えてストライカー(ビジャやメッシなど)、もしくはパス能力(ロナウジーニョやシルバなど)かDFラインの裏を取る特性(ジュリなど)を持っていることが必須ですが、大迫はすべてに可能性を持っており、パス能力は前述した選手全員、裏取りは野沢のみという分類になります。
つまり、ウィングとして機能する(あくまで可能性がある)選手は大迫を筆頭にタルタ、全盛期の本山、遠藤となり、右サイドに入った興梠にその特性はまったくないわけです。
事前にそのことが分かっていたこーめいは興梠を起用してどうするのかと思っていたのですが、思った通り前半以上に完全に消えていました。
こーめいはブログでよくフォーメーションや戦術のことについて触れますが、得点が取れないから3トップにするとかサッカーはそんなに安易なものではないですからね。
きちんとそれらの特徴、利点、欠点を理解して選手の良いところを引き出すようにして、さらにチームのバランスを考えて決めなければならないものです。
そもそも練習で機能していなかったのに試合で結果が出るわけありませんからね。
それ以前の問題として、今の鹿島は前を向いてボールを受ける選手が少ないのでスピードに乗った攻撃ができていません。
この試合の後半でもボールが回るようになりましたが、観ていれば7割くらいは柏ゴールに背を向けた状態でボールをもらっています。
パスを出す方も受ける選手の足元に出してスピードを止めることが多いですから。
これでは相手は守りやすいです。
要するにボールを受けるための動き出し、ポジションが悪いわけです。
一度高い位置を取ってスペースに降りて受けるのではなく、スペースに上がっていきながら受けるようにしなければいけないのですが、この問題をオリヴェイラ監督やコーチ陣がまったく改善できずにいる、改善しようとする気すらないことが一番の問題ですね。
バルセロナが強いのは上記に上げたウィングの特徴を(レベルに差はあれど)ほとんどの選手が高いレベルでできるからですし、パスを回していても必ずウィングに1対1を仕掛けさせる状況を作るか、バイタルエリアに縦パスを入れる意識、DFの裏を狙う意識を常に持って回しています。
そして、そのボールを受ける選手も前を向いてボールを受けられるように意識して動いていますね。
4-3-3にしたから攻撃力が上がるわけでないですし、選手間の距離を縮めるなら4-2-3-1でも可能です。
さらに言うならネルシーニョ監督が修正したようにオフェンシブハーフを中央にポジションさせて4-2-2-2にすればいいわけで、残念ながら4-3-3にしたからと言ってこれといった新しい効果は何1つありませんでした。
前回のブログで「次節の柏戦は鹿島にとって今後の参考となる試合になるのではないかと思います。」と書いた通りの試合となりました。
それはどちらが鹿島らしい試合をしていたのかを考えれば分かると思います。
浦和に勝てなかった時点で柏相手では厳しい戦いになるだろうと思っていましたが、途中出場でいいプレイをしていた小笠原もマンマークで徐々に消されて行き、最後は興梠に代えてタルタではなく新井場と言う消極策もあって予想通り10人の相手から得点することなく敗れてしまいました。

解決策は…
本当は『引いた相手の崩し方』を書こうと思っていたのですが、チーム状態があまりにも悪くまずはその打開策から見出さないといけない状況ですね。
優勝はもちろん事実上ACL出場権の獲得も不可能、そして監督やコーチもチームを新化させるための指針を示せないので選手も目標がはっきりせずにモチベーションも上がらない感じです。
はっきり言ってしまえば、来季オリヴェイラ監督に続投して欲しくない選手もいるわけで結果が出てない以上チームが1つにまとまっているとは思えないです。
そうなると今の状況を打開するにはフロントがオリヴェイラ監督は今季限りと早々に決断、発表するべきですね。
そうすればクラブに3連覇をもたらしてくれた監督ですから、勇退、有終の美というモチベーションでチームが1つになる可能性があります。
もう1つは積極的に控えの若い選手を使うことでしょう。
興梠をベンチ外にして土居をベンチに入れれば、全体的に少しは危機感も出るんじゃないでしょうかね。
もちろん、全員控え選手とそっくり入れ替えるのではなく、當間、柴崎、タルタ、小谷野、昌子あたりから2,3人積極起用していいと思います。
それから選手にできないことを要求するのではなく、まずできることを自由にやらせて欲しいですね。
守備の構築はどうとでもなるので、失点を気にせず今季の残りのリーグ戦はサイドバックの上がりを含めた攻撃の良さを出すことに執心した方がいいと思います。
カルロン、タルタ、西、アレックスなど新加入した選手は軒並み前所属クラブの時よりパフォーマンスが悪く、そもそもオリヴェイラ監督が就任した07年以降の加入選手は全員レギュラーに定着するまでに至っていませんからね。
きっと新潟でいいパフォーマンスをしている酒井高徳も今の鹿島に来たら西のようになってしまうと思いますよ。
選手が伸び伸びプレイできる環境が何より必要ですね。

ナビスコ杯始まる
震災でレギュレーションが変わり、ACL組はようやくの登場となります。
しかもホーム&アウェイではなく、一発勝負。
対戦相手はリーグ戦で上位の横浜FMですが、ここのところチーム状態がよくありませんので勝てるチャンスはあります。
というのもこちらも鹿島同様に監督の手腕が物足りなく、中澤なんて「攻撃も守備も個人に頼っているだけ」と言っており、攻撃の崩しや守備の決まりごとなどもあまりないそうです。
勝つか負けるかは選手のパフォーマンス次第という状況ですが、それで結果が出せているのは中澤や栗原、小椋、中村、小野、大黒など個の能力が高い選手がいて、彼らが完全リアクションサッカーという戦い方のもと意思統一がされているからでしょう。
だから、相手が攻めてくれれば強いですが、柏や仙台、神戸、先日の新潟戦など相手が主導権を握ろうとしない相手にはなすすべなく負けてしまいます。
ボールを持ったらどう攻撃していいか分からず、そこに激しくプレッシャーをかけられると慌ててしまいボールを失ってカウンターを受けるというパターンが多いですね。
鹿島は主導権を握る戦いをするので相性はよくないと言えますし、今のチーム状況ではそれで通用するかどうか…。
勝つためには4-2-3-1である程度リトリートして布陣をコンパクトにして守ってからプレスをかけ、相手に主導権を渡す戦い方をした方が可能性は高いと思いますが、オリヴェイラ監督はどういった戦い方、選手起用をするのでしょうね。
せめて何かを得られる収穫のある試合にしてほしいです。

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特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

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