鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ナビスコ杯6節】チーム力アップのための昇華試合…の清水戦
結果
6月27日(水) 2012 ヤマザキナビスコカップ
鹿島2-1清水(19:04/カシマ/6,207人)
[得点者]
14' 伊藤翔(清水)
75' 大迫勇也③(鹿島)←増田誓志①
90' 大迫勇也④(鹿島)[PK]

[フォーメーション]
FW:岡本、大迫
MF:本山、土居
MF:増田、本田
DF:イバ、中田、青木、西
GK:佐藤

[選手交代]
58分:岡本、本田→佐々木、梅鉢
73分:土居→昌子


試合の感想
あべこべゲーム
鹿島はベストメンバー規定目いっぱいの変更をして、岡本、本山、土居、増田、ケガから復帰の本田と中田がスターティングメンバーに入りました。
青木をCBに、左サイドバックには出場停止明けの新井場が起用されました。
清水も橘や八反田を起用して大きくメンバーを入れ替えていました。
両クラブともグループリーグの突破が決まっており、1位と2位通過にメリット・デメリットもなく、すでに決勝トーナメントの対戦カードも決まっているということで消化試合の位置づけとなっていましたが、ケガ人の復帰、普段出場機会の少ない選手を起用したことで意義のあるおもしろい試合になりましたね。
逆にお互いにリーグ戦のレギュラーメンバーでのガチバトルをしようとしていたら、かえって消化試合の様相を呈したつまらない試合になっていたと思います。
前半は鹿島がペースを握る時間が多かったです。
後ろでパスを回して前線の大迫、本山におさまったときはチャンスになっていましたね。
ファーストシュートは大迫のいいミドルシュートだったのですが、先制したのは清水でした。
序盤は中田、本田、増田の試合勘、ゲームスピード感に不安があり、失点シーンもボランチのマークがバラバラでした。
中央は本田が下がって3対1の状態でしたし、増田は判断悪くサイドでまったく守備にならないポジショニングを取ってしまったのでバイタルエリアで清水の選手が3人もフリーになってしまいました。
あれではマイナスに折り返されたら決められてしまいますよね。
しかし、そこからは鹿島のチャンスが続きます。
本山のパスに岡本がDFライン裏に抜け出したシーン、新井場のクロスを大迫が折り返して土居のシュート、CKから岡本のヘッド、CKの二次攻撃から大迫のシュート、本山とのワンツーからの岡本のループ、新井場のクロスに上手くゴール前に入って行った大迫のボレーなどゴールが決まってもおかしくない場面が続きましたが、決定力に欠いてしまいます。

後半は一転清水がペースを握ります。
鹿島はこの試合は前半から割と高い位置でプレスをかけていたせいか、早い段階で疲労が出ていましたね。
この試合ではDFラインから縦パスを入れられる山村、前線の中央でボールをキープしてくれる興梠がいなかったのも後半にボールが収まらなかったことに影響があったと思います。
清水はワンタッチ、ツータッチでテンポよくパスを繋ぎ、サイドチェンジを使いながら攻めて来たので鹿島の守備は後手に回ってしまいましたね。
ただ、58分にジョルジーニョ監督が交代カードを2枚切って、梅鉢が入ったことで縦パス、インターセプトと攻守によくなって行きました。
その後は鹿島も次第に盛り返しては行ってセットプレイも取れるようになると、増田のCKから大迫がヘッドで決めて同点とします。
山本の判断ミスによるものですが、CKを取った大迫のプレイが良かったですよね。
マークについたヨン・ア・ピンに対して大迫が上手く仕掛けてCKを取りました。
ヨン・ア・ピンはJリーグでもかなりレベルの高い選手ですから、FWが1対1で最低でもあのくらいはやってくれないと全部そこで攻撃が潰されてしまいますからね。
アウェイでの敗戦から大迫の成長を感じた場面でした。
前半は鹿島が得点を取ってもおかしくない中で清水が先制し、後半は逆に清水が追加点を入れてもおかしくない内容で鹿島がCKから追いつくと言う内容と結果があべこべの試合となりましたね。
その後は清水は右サイドのクロスから大前のヘッドという決定機を作りますが、これは左のポストに当たって助かります。
こうなると同点のまま試合が終わりそうな雰囲気もありましたが、終盤にもはや今季の鹿島恒例行事と言える誤審騒動が起きます。

すっきりしない勝利
1つ目のPKはボールに対していっている佐々木に対して、村松がボールに行かずに潰しに行ったという判断でしょうね。
ただ、クロスは佐々木とずれていてサイドに流れていくボールでしたからこういう場合はファウルを取らないのが普通です。
プレイの流れを観ずに接触場面だけでファウルと判断するレベルの低い審判がよくやる誤審ですね。
もちろんボールがないところでも相手を手で掴んだり、押したり、足をひっかけたりすればファウルとなりますが、あのくらいの接触でPKにされたらDFはきついです。
2つ目のPKは佐々木が山本に倒されたという判断で、確かに佐々木の方が先にボールに触っていますし、山本の足は佐々木にかかって倒しています。
しかし、山本のファーストプレイは佐々木の蹴ったボールに行ってしっかりクリアして、その後に佐々木と接触しているのでファウルではないですね。
このプレイはよほど近くで観てないと判断は難しいでしょうが、あのいい守備をPKにされたらGKが納得いかない気持ちは分かります。
同点ゴールが自分のミスだっただけになおさらでしょうね。
1つ目は佐々木がはずしてしまいましたが、2つ目のPKは大迫がきっちり決めて逆転。
勝利はしましたが、なんだかすっきりしないです。
鹿島は札幌戦といいナビスコ杯では誤審の恩恵を受けてはいますが、リーグ戦ではその約5倍は被害を受けていますからね。
鹿島はこれで勝敗を審判が決めるという試合が名古屋戦、柏戦と3試合連続、こういうことが続くとはっきり言ってお金を払って試合を観に行く気持ちが萎えますよね。
結局勝ち負けはレフェリーが決めてしまうんですから。
もういい加減にしてほしいですが、審判の給料(プロフェッショナルレフェリーは1,000万円~3,000万円)を払っている日本サッカー協会がメディアに圧力をかけ、改善する気もオープンに議論する気もないですからね。
日本サッカー協会は秋春制やドーピング冤罪事件のことでも分かるように自分たちの目先の利益と面子を保つことしか考えておらず、そのためならJリーグやクラブ、選手、サポーターなんてどうでもいいと思っていますから今後も本腰を入れて改善しようとはしないでしょうね。
すっきりしないと言えども負けるより引き分けるより勝つ方がいいですし、選手たちはこの勝利をポジティブにとらえて週末のリーグ戦でもいいプレイを見せて欲しいです。

選手評
FW陣
大迫はプレイのアドバンテージが高いところで安定して来ていますよね。
最近はヘディングもよくCKから得点しましたし、PKでの勝ち越し弾で2得点。
FWとしては十分仕事をしたと言えますが、それでも決定力に物足りなさが残るのは前半にあったチャンスで決められなかったからですね。
以前にゴールが決まらなくてもどんどん打って行けばいいという気持ちでプレイしたらいいと書きましたが、シュートは絶対決めるという強い気持ちで打たないといけないです。
シュートをはずしたり、GKに止められた時はまた打てばいいやってメンタルを切り替えることが必要ですけどね。
シュートは技術も大事ですが、気持ちを乗せて打てばけっこう決まるようになるものです。

岡本はチームの中でどう機能するのかというのがまだはっきりしていないですね。
それでもFWはゴールを決めてくれればいいのですが、いくつかあった決定機も逸してしまいました。
ただ、DFラインの裏に飛び出したり、引いてくさびのボールを受けたりというプレイをしたときはチャンスになっていましたから、そのプレイの回数と精度を上げていけばよくなる可能性はあります。

佐々木は途中出場してPKを二度獲得したわけですが、そのシーンも含めていくつかいい形でボールをもらえていました。
ただ、そこからのシュートまで行くプレイに1つ、2つ物足りなさを感じます。
PKとなったファウルのシーンも実際は相手の守備が上回っているわけですし、PKもはずしてしまうところなんてやっぱりプレイの質がまだまだという証拠と言えます。
栃木へのレンタルが決まったのでまずはJ2でゴールを量産できるよう成長してほしいですね。

MF陣
この試合で一番アピールできたのは本山でしょうね。
ボールの引き出し方が上手いですし、ボールキープ、ドリブル、パスもレベルが高いです。
後半は早い段階で疲れが見えたのでまだ90分を通してハイパフォーマンスをするのは厳しいのかなと感じます。
しかし、この試合でフル出場したのは今後にとって大きいと思いますし、さらにコンディションを高めていってほしいですね。

土居は意外にも立ち上がりから好パフォーマンスを見せてくれ、ドリブルやパス、トラップなどやはりセンスを感じます。
ただ、最後のパスやシュートのところでのクォリティがまだ若い選手だなって感じです。
これから精度を上げていきたいですね。
後半は早い時間に完全にバテていてミスの多くなり、清水選手のスピードについていけなくなっていました。
イエローカードをもらったのもそのせいでしたからね。
これではスターティングメンバーで起用というのは難しいので、途中出場で攻撃のセンスを生かしたいところです。
やはりまずはスーパーサブを目指すべきですね。

本田は練習試合はともかく、Jの試合ではまだスターティングメンバーで起用するのは厳しいという印象でした。
交代する直前にベンチから指示があっていい縦パスを入れていましたが、そういうプレイが少なかったですね。
しかし、何といっても11カ月ぶりですからいたしかたないと言えます。
これから徐々にならしてトップフォームを早く取り戻してもらいたいです。

増田は序盤は動きが鈍かったですが、徐々に運動量も上がって前線にも顔を出すようになりました。
しかし、このメンバーだと中心選手としてプレイしないといけない立ち位置ですし、PKも自分で蹴ると志願するか、ベンチから増田に蹴らせるよう指示があるくらいでないとダメですよね。
プレイもパス回しに参加するばかりで決定打がなく、悪く言えば中途半端、良く言えば無難という感じですね。
レギュラーの中盤4人+本山には及ばないのは明らかです。
出場停止や連戦、夏場の戦いに備えておいてくれたらと思います。

梅鉢はこの試合の影のMVPと言っていいくらいの働きをしてくれました。
ボールホルダーへの寄せ方、体の使い方が上手いですし、バイタルエリアを走り回ってプレス、ボール奪取に貢献していました。
パスを引き出す動き、ボールをもらっては縦に入れていましたし、後半の終盤に鹿島がカウンターのチャンスが多くなったのも梅鉢が入ったからでした。
試合の流れを変える活躍をしてくれましたね。
これからも途中出場で起用するにはいいオプションになりそうです。
小笠原や柴崎、青木、本田にDFラインの前に陣取ってケアしてもらい、梅鉢が走りまくってプレッシャーをかけてボールを奪えば守備固めになるだけでなく、この試合のように終盤に攻撃のエンジンをもう一度かけることができますよね。
競争の激しいポジションですが何とかベンチに食い込めるようがんばってほしいです。

DFライン&GK
中田はやはりまだ体が重そうな印象を受けましたし、この試合は両サイドバックがよくなかったですね。
攻撃では新井場も西もいいクロスを入れる場面がありましたが、運動量が少なく特に新井場は守備が軽すぎて1対1でもかなりやられていました。
週末のリーグ戦では気合いの入ったプレイを見せてほしいです。
もう1つ気になったのは中田も青木も新井場もカットされる心配のないロングフィードは蹴るのですが、縦パスを入れるってことはまずしないですね。
安全なパスしか選択しないですし、前線にスペースがあって味方の選手しかいないのに大きく蹴りだしたりしますから。
こういうところは山村が一番すぐれていますし、これができるのとできないのでは攻撃面で大きな違いがあります。
FW陣もそうですが、CBも一長一短ありますから可能な限り若い選手を成長させていくのが将来的にもいい判断だと思いますね。

佐藤は大きなミスもなく後半はシュートを多く受ける中でも落ち着いてプレイできていたと思います。
ただ、現時点では横浜FM戦でミスしてからの集中力の高い曽ケ端はパフォーマンスレベルが高いのでそちらの方が上という判断になるでしょうね。
それでも曽ケ端の集中力が切れてまたいつ凡ミスをするようになるか分からないですし、ポジションを奪えるチャンスはあると思いますからプレッシャーをかけ続けてほしいです。

レナト選手が加入
新外国人選手の加入が決まりました。
柏に加入するという噂もあったレナト・カジャですが、よく海外のメディアは鹿島と柏を間違えますからね。
この試合を観ても本山と土居が90分プレイするのはきつそうですし、FWも大迫が五輪でチームを離れる可能性が高いですから前線はかなり選手層が薄いと言えます。
フリーキックが蹴れてゲームメイクができるということですが、まだプレイは観てないのでこれからどういう選手か探っていきたいです。
本山くらいボールを納めてくれる選手だといいですね。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

【J1第15節】勝点1以上の収穫はあった…の柏戦
結果
6月23日(土) 2012 J1リーグ戦 第15節
柏1-1鹿島(18:35/柏/13,987人)
[得点者]
50' 小笠原満男①(鹿島)←興梠慎三③
90'+4 近藤直也(柏)
[フォーメーション]
FW:興梠、大迫
MF:ドゥトラ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:青木、山村、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
87分:興梠→ジュニーニョ

試合の感想
耐えながら光明を探る
鹿島のフォーメーションは4-2-2-2、大迫がスターティングメンバーに復帰、新井場が出場停止の左サイドバックには青木が入りました。
柏は4-2-3-1で出場停止の増嶋のところにはクォンハンジン、左サイドバックに那須が入っていましたね。
ケガの多かったボランチのポジションには今季茨田が入ることも多かったですが、ここのところはダブルボランチに栗澤、大谷が入って安定して来ています。
田中がトップ下に入って相手ボランチを見ることも含めて、2列目のレアンドロ・ドミンゲス、ジョルジ・ワグネルの攻撃力を生かすこと、守備意識、守備力を考えるとやはりダブルボランチにこの2人が入った方がバランスがいいですね。
コンディションも上がってきたことで、前節のコメントでレアンドロ・ドミンゲスも言っているように昨年の強かった柏が戻っているという印象です。
今の鹿島と比べるとチーム力、熟成度も高いですから、そんな柏にアウェイで押し込まれる展開は予想通りでしょう。
守備では下がり気味の田中と中央に入って来るレアンドロ・ドミンゲスとジョルジ・ワグネルを捕まえるのに手こずり、攻撃では柏のプレスを前にボランチのところでのボールロストが多かったのが苦戦の原因ですね。
柴崎は相手のプレスに手を焼いてミスが多く、小笠原は難しいパスを選択し過ぎてボールを失っていました。
ただ、曽ケ端のスーパーセーブで凌ぐと次第に柏の攻撃にも慣れて来てボールも持てるようになって行きましたし、前線の大迫と興梠にまでボールを出せればそこで収まって、ドゥトラや遠藤が中央に入ったり柴崎が上がって行ったりと攻撃の形はできていました。
初シュートは30分でしたが、そこからは大迫の折り返しに遠藤、青木のセンタリングに大迫のヘッドとシュートまで繋がるチャンスを作って行きます。
前半はスコアレスのまま終了しますが、やはり大迫と興梠の2トップにすることで得点への光明が見えて来ていましたね。

押されるも決定機の質は上回った後半
後半は遠藤が右サイドから積極的にボールを運び、柏の守備を崩しにかかります。
それが実ったのが50分でした。
柴崎のパスを受けた遠藤がドリブルで柏の選手を3人引きつけてから興梠に縦パス、それを上がっていた小笠原に落とします。
遠藤がDFを引きつけてくれたおかげでバイタルエリアにぽっかりとスペースが空いており、小笠原はドリブルから左足を一閃、先制点を奪います。
先制してからも遠藤のボール運びを中心にいい攻撃を展開します。
59分には遠藤からオーバーラップした西へパスが渡るとグラウンダーのクロス、中央の興梠が空振りをしてしまいますが決定的なチャンスでした。
これまで追い越すという動きをしなかった西ですが、この場面での走り込みは完璧でしたね。
サイドバックがこういう形で上がって攻撃に絡めば間違いなく決定機は増えていきます。
柏に攻め込まれる時間も増えて来ますが、67分には遠藤のミドルシュートのこぼれ球を興梠が押し込みます。
しかし、これはわずかにオフサイドでした。
その後は柏が攻めて鹿島が速攻を仕掛けるという展開がより明確になりますが、体を張って守れていましたしカウンターで怖さも出せていました。
欲を言えばカウンターをもっとシュートで終わりたかったですね。
ただ、ロスタイムには遠藤のヘッド、ジュニーニョと繋いで大迫がGKをかわしてゴールに流し込みますが茨田に掻き出されてしまいます。
終了間際にはもはや今季の鹿島の恒例とも言える勝敗を左右する誤審が起こります。
西の広げた右腕の上腕部にボールが当たってハンドを取られPKとなります。
西はこの試合、これまでに比べると集中して良く守れていたのでハンドになったのは不運でしたね。
レアンドロ・ドミンゲスのPKはこの試合好セーブを連発していた曽ケ端が手に当てますが、ポストに跳ね返ったボールを近藤が押し込みます。
その前に小笠原が林を倒したのですが、主審は笛を吹かずに流していましたね。
柏の選手のところにボールがこぼれたのでそれはいいのですが、林は明らかにレアンドロ・ドミンゲスが蹴る前にペナルティエリア内に入っています。
林は結果的にはボールに触れることはなかったのでルール的にどうなのかというのはありますが、それがなければ最初にボールに触れていたのは小笠原だったわけですから、オフサイドと同じでプレイに関与したとして鹿島の間接FKで再開すべきだと思います。
副審も小笠原のファウルをアピールしたのか、林の飛び込みで旗を揚げたのか曖昧でしたね。
終了間際には柏のペナルティエリア内でハンドがあったのですが、これはスルー。
広げた左腕の上腕部にボールが当たっており、西がハンドならこれもPKを取るべきでしたね。
誤審がなければ鹿島が2-0で勝利していた試合がドローとなってしまいましたが、試合自体は両クラブとも二桁順位にいるとは思えない好ゲームでした。

判断が難しかった選手交代
先制するものの選手交代が遅くて失点、慌てて攻撃的な選手を投入するという引き分け・負け試合は昨年嫌という程見せられましたが、この試合も似たような展開になってしまいました。
しかし、オリヴェイラ監督とジョルジーニョ監督の交代策はまったく違っています。
オリヴェイラ監督はメンバー固定で75分までは交代なくプレイさせるというのが基本方針でしたので、晩年は試合展開をまったく読むことをせずに前線にボールが収まってなくても対戦相手がどこであろうと交代をしませんでした。
そして、失点して残り10分で慌ててカードを切るというのがパターンでしたね。
対してジョルジーニョ監督は前節の名古屋戦でも後半になって前線にボールが収まってないと観るや(タッチの差で間に合わなかったものの)早い段階で大迫を投入しました。
この試合でも選手交代を引っ張ったのは前線にボールがおさまっていたからですね。
大迫と興梠は相変わらずカウンターの起点になっていましたし、それに対してジュニーニョはスペースに出してもらって前を向いて仕掛けるタイプでポストタイプではないですからね。
興梠に疲労が見えた段階でジュニーニョを投入というのは予想通りでしたし、理にかなっていました。
遠藤は言うまでもなくもっともボールをキープできていましたし、ドゥトラも南米のレフェリーということでボールをキープして柏の選手に寄せられればファウルをしっかり取ってもらえていましたからね。
本当はボランチとサイドバックを交代できたら良かったのですが、ベンチには守備的な選手は本田しかいませんでした。
こーめいも試合を見つつ、このレベルの高い柏相手に今季初出場となる本田を入れて果たして流れに乗れるか、ゲームのスピードについていけるかという想いはありました。
ただ、相手が柏でなかったら柴崎に代えて本田投入もあったと思います。
本山も直前で別メニュー調整になりベンチ入りも危ぶまれていましたし、増田というのも心もとないですからね。
実際に守ってもセンタリングは全員が集中してはじき返していましたし、打たれていたシュートもミドルがほとんどでそれも体を投げ出してシュートブロックに行けていました。
ペナルティエリア内で決定機は作らせていなかったんですよね。
その上カウンター攻撃もできていたので試合運びは悪くはなく、本当にハンドなどそういうアクシデントがなければ失点する雰囲気ではなかったです。
そのため選手交代が遅くなった上に2枚余らせたのも理解できなくはないですし、少なくともオリヴェイラ監督の采配の遅さとはまったく異質ではあります。
1つ裏目に出たのは選手の復帰に慎重になり過ぎたことですね。
この試合までに本田を試せていなかったのが仇になったかなという感じです。
ナビスコ杯の清水戦では本田を始め、中田などケガから復帰した選手、出場の少ない選手をできるだけ先発で起用しておきたいですね。

悲観するような試合ではない
前述したように先制して追いつかれた試合なんて昨年もリーグ戦だけ観ても11試合中5試合もありましたし、柏は確実に優勝した時の強さを取り戻して来ており、順位は暫定10位ですが現時点で優勝争いしている(直近5試合の結果は首位)レベルの強さと言ってもいいです。
昨年2敗して引き分けることもできなかったその柏相手にアウェイで勝利直前の引き分け、誤審がなければ勝利していたわけですから鹿島のチーム状態は昨年よりよくなっているくらいです。
それは試合内容を見ても明らかで、大迫が入ったことで2トップにボールが収まるようになりポゼッションしてもカウンターでも攻撃の形はできて来ており、昨季より確実に決定機数は増えています。
守備はまだまだ不安定な面がありますが、この試合では青木が入ったことでバランスがよくなりました。
前回の記事でも書いたように今後は左新井場、右青木で行った方がいいでしょうね。
青木は左サイドはやりづらそうで攻撃ではあまり上手く絡めてませんでしたが、ボランチの時は右サイドに流れてからいいクロスを上げてアシストしていましたから。
ベースはできて来ているので清水戦で選手を試しながら、チーム力を高めるとともによりよいバランスを探っていきたいです。

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【J1第14節】予想通り過ぎる負け方…の名古屋戦
結果
6月16日(土) 2012 J1リーグ戦 第14節
鹿島2-3名古屋(18:34/カシマ/15,010人)
[得点者]
44' 興梠慎三⑦(鹿島)←柴崎岳①
59' 永井謙佑(名古屋)
66' 金崎夢生(名古屋)
77' 本山雅志③(鹿島)←大迫勇也③
86' 永井謙佑(名古屋)
[フォーメーション]
FW:興梠、ジュニーニョ
MF:ドゥトラ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:イバ、山村、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
62分:ジュニーニョ→大迫
71分:小笠原→本山
82分:ドゥトラ→青木


試合の感想
守備の術中
鹿島はDFラインに山村が入りましたが、それ以外のポジションは内容のよくなかった神戸、新潟戦と同じメンバーでした。
この場合フォーメーションは4-2-2-2が劣化した4-4-2になりますね。
リーグ戦で結果の出ていない名古屋は基本に立ち返って4-3-3のフォーメーション、ただ玉田やダニルソン、中村など主力にケガ人が目立ち、アンカーにはダニエルが入っていました。
お互いの守備のやり方もあって前半からシュートを打ちあうというオープンな展開になります。
前半だけで両クラブともにシュート数は二桁に達していましたからね。
その守備のやり方ですが鹿島はここ最近定着して来ている自陣に引いてブロックを作ってインターセプトをするという狙い、名古屋は前線から積極的にプレスには行かずにゴール前を固めてはじき返すという狙いです。
両クラブともDFラインを低く設定しているので比較的簡単に相手ゴール前までボールを運べていましたね。
名古屋は鹿島のブロックに手こずってはいましたが、プレスをかける位置が低いので前線の動き出しに合わせてDFラインからロングボールを出したり、ケネディに合わせ落としたボールを狙ったりという形でゴールに迫っていました。
それに対して鹿島はドリブルでボールを運んでいましたね。
その違いもあって次第に鹿島がボールをポゼッションする時間が増えて来るのですが、ジュニーニョやドゥトラが縦に早く行き過ぎてまったく厚みのある攻撃はできていなかったです。
ミドルシュートやサイドからのクロスなど一見、惜しい場面が多いように感じるのですが、ゴール前へ入る攻撃の人数は少なかったですね。
しかも名古屋はもとよりクロスやミドルシュートを打たれても中央を固めて跳ね返し、最後のところもJリーグ随一の実力者楢崎が防いでしまいますから、むしろ鹿島の攻撃は想定内でいつも通りのやり方で対処しやすいものだったでしょう。
つまり、鹿島は攻めているようで実は名古屋の守備の術中にハマっていたわけです。
サイドからの攻撃には一工夫足りず、中央からの攻撃では周りの選手を使わずに単発の攻撃で終わるというパターンに陥っていました。
実際の決定機と言えるのはCKからの岩政のヘディングが楢崎に防がれたシーン、小笠原のヘディングパスにジュニーニョがボレーで合わせようとしたシーンくらいでした。
流れの中からは興梠にくさびのボールが入ったときはいい攻撃の形になりかけていたんですけどね。
よりゴールの可能性がある効率のいい攻めをしていたのは名古屋の方でした。
しかもこの試合では序盤から柴崎が攻撃的に行って、小笠原が守りに残っていることが多かったのでバイタルエリアの守備も安定感に乏しかったですね。
しかし、名古屋も鹿島の守備の術中にハマって増川が強引に入れた縦パスを柴崎がインターセプト、そのままドリブルで持ち上がってジュニーニョと興梠の動きを観ながら闘莉王がシュートを警戒して中央にポジションを絞った絶妙なタイミングで左に流します。
ダイレクトで打ってくれと祈りながら観ていたのですが、柴崎からのパスを興梠はそのままゴール右隅に流し込んで先制します。
恐らくドゥトラやジュニーニョならパスを出さずに打ってしまい、名古屋のDFに当ててしまっていたパターンだったでしょうね。
この試合で初めてと言っていいくらい周りの選手を上手く使えたシーンで、柴崎のいい判断が先制点に繋がりました。
先制して折り返したものの、シュートが多くて派手だっただけで神戸、新潟戦同様に攻撃の形は非常に貧相な前半でした。

ジュニーニョの弊害
後半になると名古屋は失点に繋がるミスをした増川を田口に代えてアンカーに、ダニエルを1列下げると得点を取りに来ます。
そのためジュニーニョを先発で起用しているさらなる弊害が出て来ましたね。
前半は厚みのある攻撃ができないもののシュートまでは行けていたのでまだ良かったのですが、後半は立ち上がりから前線にボールがおさまらない→攻められ続ける→何とか守ってボールを奪う→前線にボールがおさまらないという神戸、新潟戦でも観られたサンドバッグ状態となります。
鹿島の攻撃に脅威が無くなると名古屋はロングボールの頻度を増やすとともに、ゴール前ではドリブルでもどんどん仕掛けはじめて、スピードのない鹿島守備陣は付いていけずに次第にゴールに迫られます。
55分頃には特に名古屋の選手について行けなくなっていた小笠原とボールのおさまらないジュニーニョの交代をしないと危ないなと思っていたらやられてしまいましたね。
ジョルジーニョ監督も大迫を用意していたのですが交代する前の59分にケネディのポストプレイから永井が藤本とワンツー、ニアの高めに同点ゴールを突きさします。
やはり懸念していた通り、バイタルエリアでフリーにさせ過ぎですよね。
その後すぐに大迫が投入されますが、新潟戦同様にエンジンがかかるまでにやや時間がかかり、反撃の狼煙を上げる前に逆転ゴールを入れられてしまいます。
これも青木を準備しているところでの失点だったのでもったいなかったです。
ボールの取られ方が悪かったのですが、西の守備が酷かったですね。
ラストパスを出した永井に付いていけばよかったところを、他の選手をマークするわけでもなく急に辞めてしまいました。
そのためフリーでパスを出されてしまい、金崎にいいパスを通されてしまいましたね。
DFラインも金崎にマークに付くのかオフサイドを取るのか中途半端でした。
逆転されたものの、大迫が入ったことで前線にボールが収まり徐々に鹿島は攻撃のリズムを作って行きます。
本山も投入されて遠藤と柴崎という変則ボランチになっていたのですが、ここからの時間帯はサイドバックも上がって行く回数が増えて厚みのある攻撃ができるようになっていましたね。
そして77分遠藤のパスを大迫が落とし、本山が技ありのミドルシュートを決めて同点とします。
本山のシュートは流石でしたが、その前の大迫の動き出しもよかったです。
ようやくDFラインの裏を狙ういい動きが出ましたね。
ここからは鹿島に勢いが出て攻勢を仕掛け、本山のスルーパスから興梠のシュートなど決定機を作るのですが決められず。
ストイコビッチ監督は巻の投入準備をしていたのでケネディと交代してと願っていたのですが、その願いも叶いませんでした。
それまでケネディ一人なら何とか対処していたのですが、さらに高さのある巻が前線に入ったためハイボールへの対応がいっぱいいっぱい。
ケネディに岩政が、外から入って来た巻に西が競ったのですがこぼれ球をケネディが冷静に永井に落とします。
岩政は永井のスピードを警戒したのか下がってしまったのですが、ペナルティエリア内であれだけフリーで前を向かれていたら詰めにいかないといけないですね。
当然、精度の高いシュートを打たれてしまい決勝点を決められてしまいます。
その後はケネディのハンドを誤審するという騒動もありましたが、そのままのスコアで試合は終わってしまいます。
リーグ再開の重要なホームでの一戦は新潟戦で書いたようにスターティングメンバーの選考に失敗したため、予想通り過ぎる負け方での敗戦となってしまいました。

攻撃の手数と得点の可能性
決定力不足や誤審などの要素もありましたが、この試合の敗因は明らかに後半の立ち上がり、2点目を取りに行かなかった、行けなかったことが原因です。
前線にボールがおさまらずに厚みのある攻撃ができない、そして最悪の時間帯ではまったく攻撃できなくなるというのは、興梠とジュニーニョの2トップになった神戸戦、新潟戦もありましたからね。
そしてこの2トップになってから遠藤とドゥトラがゴール前に入る回数、サイドバックのオーバーラップも減っています。
別に遠藤のパフォーマンスが落ちたわけでもなく、サイドバックが守備重視なわけでもなく、前線でボールが収まらないから高い位置を取れないでいるだけです。
神戸戦は相手のミスもあって2得点奪えていたこと、新潟戦は相手のチーム力、攻撃力が低かったおかげで勝てたのであって、名古屋のような個の力があるクラブ相手にあれだけ守備一辺倒になってしまうとゴールを割られてしまいます。
分かり切っていた問題だっただけにそれで負けてしまったのは非常に悔しいですね。
大迫がFWに入った場合はそこにボールがよくおさまって展開も上手くしてくれるので、遠藤やドゥトラは中央へ入り込むことができ、サイドバックもいいタイミングで攻撃参加できるので攻撃に厚みが出ます。
そのため、ゴール前の人数も足りていて迫力のある攻撃となっています。
くさびのボールを入れてから中盤で繋いで展開するので手数はかかりますが、大迫がいるときの方が得点できる可能性の高い攻撃が出来ていますね。
反面、ジュニーニョの場合は足元ではなくスペースでボールをもらいたがるので相手に奪われることも多いです。
しかも、ボールを持ったら縦に早くつっかけてしまうので中盤から後ろの選手が追いつかず、ゴール前に人数がかけられなくなります。
手数が掛かってない分、効率的なように思えますが、攻撃も単発で終わるので得点の可能性は低くなります。
現在は途中から大迫を起用していますが、得点を取りに行きたい状況で手数のかかる攻撃に切り替えるというのも難しいですよね。
どうしても気持ちが早く前にという風に逸りますからね。
それが新潟戦もこの試合も大迫投入から攻撃のリズムが出るまでに時間がかかっている要因でもあります。
せっかく今季の鹿島は攻撃の形が作れているわけですから前半はそれができるメンバーで臨んで、相手が疲れてスペースも出来て来る後半途中からは縦に早い選手を入れて攻める方が効率はいいです。
前半から自陣と相手ゴール前を行ったり来たりするあんな早いサッカーをやっていたら体力も持ちませんよ。

スターティングメンバー再考を
こーめいがこれまで何度も言っているようにジュニーニョではなく、大迫をスターティングメンバーに起用しないとこういう敗戦はこれからも出て来るでしょうね。
新潟戦もこの試合も遠藤のパスから途中出場の本山と大迫がからんで得点していますが、これは選手交替が当たったというよりそのメンバーの方がいい攻撃ができているからです。
大迫が五輪で抜けることはまず間違いないので興梠とジュニーニョの2トップも機能するようにしておかないといけないですが、1つでも勝星が欲しい今の鹿島にそれを待っている余裕はありません。
それに中断期間があったにも関わらず、神戸戦から良くなっている気配もないですからいつになったら機能するようになるかも分からないですからね。
この試合では柴崎が前線にからむ事が多く攻撃ではそれがいい方に出ていたのですが、守備では小笠原との役割分担があいまいになり明らかにバランスを崩していました。
ここも本田や梅鉢、青木などを入れ、ドゥトラ→本山でスタートすればチームのバランスも飛躍的に良くなって勝てるようになると思います。
このメンバーを中心に戦いつつディフェンスリーダーがいないので中田、守備を考えて青木もしくはビルドアップを考えて梅鉢らを右サイドバックで試したり、調子を観ながら小笠原、柴崎、本山、遠藤、ドゥトラなどを入れ替え、機を見て若い選手も使いながらチーム力を高めたいですね。
新潟戦の時にも書いたようにジョルジーニョ監督の選択が今後の鹿島の運命を握って来ます。
唯一救いなのは遅れたものの、ジュニーニョと小笠原の問題はジョルジーニョ監督も把握していて交代の準備をしていたことです。
あれが間に合っていればあの時間帯に2失点はせずにすんでいたかもしれませんね。
柏戦では困ったことに新井場が出場停止ですからメンバーの入れ代わりがあるわけですが、外国人は全員ベンチスタートでいいですよ。
アレックスはともかく、ジュニーニョやドゥトラの能力が低いと言う訳ではないですが、チームはバランスが大事ですから、それを心がけた選手起用をしてほしいですね。

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これまでの若手・中堅選手評
ブラジルW杯アジア地区最終予選のため中断していたJリーグもこの週末から再開されます。
鹿島は現在暫定10位となっていますが、ナビスコ杯はグループリーグの突破を決めましたし、序盤もたついたリーグ戦も初勝利をあげた6節のFC東京戦からは5勝1分2敗と悪くない成績となっています。
ちなみに昨季の13試合(3節)終了時点での順位は13位(勝点16)、そこから初めて一桁順位(9位)に上がったのは20試合(21節)終了時点でした。
今季はジョルジーニョ監督を迎えて世代交代を図りながらの新しいスタートとなった鹿島ですが、約3分の1が終わったところなので若手・中堅選手のこれまでのプレイぶりとこれからの課題をまとめておきたいと思います。
ちなみに年齢は誕生日に関係なく、12シーズンでの表記となっています。

試合の感想
興梠慎三(26歳・6得点2アシスト)
今季はチームで決定機を多く作れているということもあり、これまでこーめいが興梠の理想のスタイルとして挙げていたワンタッチゴーラーとしての能力を発揮してくれていますね。
大迫との2トップでは下がり目に入って縦関係になることでくさびのボールをよく収めていますし、あまりサイドに流れなくなったのでそれだけゴール前でいいポジションを取れる回数も増えました。
また、少し下がったポジションを取ることで中盤との距離も縮まるためにいいバランスを保てています。
今季はドリブルで仕掛ける意識も高いですね。
課題としてはまだまだプレイにムラがあるので、ベテランのジュニーニョと若い大迫らのFWの中にあって自分が中心選手になるんだという高い意識が欲しい所です。
そのくらいの気持ちがあれば攻守にマルキーニョス並みの貢献ができると思いますし、チームでのポジションを考えたらやらないといけないですよね。

大迫勇也(22歳・3得点2アシスト)
昨季ポストプレイは練習すれば習得できる技術であり、今の日本人選手にはあまりポストプレイが上手い選手がいないので重宝されるとブログに書いたのですが、それからメキメキと上達して行きましたね。
ポストプレイだけなら現在はJリーグ屈指のレベルであり、その能力のおかげもあり五輪でも1トップを張れていたというのもありました。
大迫はボールを収めるだけでなくそこから展開できるのが強みですね。
それは今後も続けて行くことが大事ですが、中澤や闘莉王、国際試合であたる外国人選手など相手にもきっちりポストプレイができるようレベルを上げていかないといけません。
とは言え、FWはゴールしてこそ評価されるポジションですから、課題はやはりその部分ですね。
興梠やジュニーニョはそれぞれゴールスタイルというものを持っていますし、それが生かされればゴールを量産できますから、大迫も自分のスタイルを持ちたいところです。
何でもできる分、器用貧乏になりかねませんからね。
一番大事なことは動き出しのタイミングを磨いて早くして、動き出しの回数も増やすことです。
そうすればゴールは自然と増えて行くと思いますし、あとはドリブルからシュートというスタイルを確立して持ち味としたいところですね。
最後にメンタル面ですが、シュートをはずしたり止められたりしてよく天を仰ぐ場面が見られるのでどんどん打っていけばいずれ入るという意識で気持ちを切り替えていくことが重要です。
動きの質、メンタル、この2点を改善していけばゴールを量産して行けると思います。

遠藤康(24歳・4得点1アシスト)
アントラーズレポートやフリークスでも遠藤の成長がクローズアップされていましたが、ずっとガブリエルより遠藤を起用すべきと言っていたこーめいからすればこのくらいの活躍は当然と言えます。
篤人も同じことを言っていましたね。
06シーズンに入団していたら篤人程でないにしろアウトゥオリ監督に使われていたでしょうからもっと早くチームの主力になれていたはずですが、育成手腕の無いオリヴェイラ監督と同じ入団になってしまったのは当時の若手選手全員に言えることですが不運でしたね。
今季はチームの主軸として活躍していますし、アシストは少ないですがFC東京戦や新潟戦などその1つ前のパスを出していることが多いです。
得点も取っていますし、それだけ決定機にからんでいるということですね。
また、チーム全体の調子が悪い試合でも必ずいくつかの決定機を生み出しているというのは成長の証でしょう。
課題はシュートです。
今季は特にボールの持ち方がよくなって相手に取られない所にボールを置きながら相手をいいタイミングで抜いていくことが出来ています。
それだけにドリブルからシュートという場面も増えていますが、本人も好きだと言っている通りドカンと決めようとしすぎですね。
ドリブルでペナルティエリア内、もしくはその付近まで切り込めるようになっているので、もっと足の振りをコンパクトにしてインサイドでゴールを狙えば決定率が高くなっていくはずです。
大迫にも言えることですがタイミングを含めてこの辺りのシュート技術を上げれば香川のようにゴールを量産できるようになりますよ。
特に新潟戦の決定機のようにペナルティエリア内で右足で打つ場合はインサイドキックを心がけるべきです。
そんなに強いシュートを打つ必要ないですし、インサイドだと逆足でも面を合わせれば精度を高められますからね。
ここが改善されればJリーグでも屈指のプレイヤーになれるでしょうし、チームで一番シュートを打っているのは遠藤ですから鹿島の得点力もアップします。

ドゥトラ(24歳・1得点3アシスト)
ドリブルで突き進んで豪快なシュートでゴールを狙うイメージがありますが、チームでアシストが一番多いのがドゥトラです。
スペースをドリブルで突き進んで中に折り返すプレイが多く、鹿島にはいないサイドハーフタイプですよね。
ただ、あまり狭いところでのプレイは得意ではなく、本山や柴崎と組んだ方がその力をより発揮できそうに思います。
あとは途中出場やカウンターの場面ですよね。
課題としては先発で出場した場合、どうやって存在感を出すかです。
今のところカウンターでのドリブルなどやはりスペースがある場面くらいなので、もっと中に入って行ってサイドチェンジのパスを出す、高さを生かすなど工夫がほしいところです。
途中加入なのでこれから連携が上がって行けばよくなっていく部分もあると思います。

柴崎岳(20歳・0得点0アシスト)
ファーストボランチとしてプレイしているのであまり目立ちませんが、相変わらず年齢にそぐわないクレバーで落ち着いたプレイを見せていますね。
小笠原は負けず嫌いで表情にはあまり出ませんが熱くなるタイプなので局面しか見えてないことも多く、チーム全体のバランスはどうしても柴崎が取ることになります。
そのため、攻撃参加が少なくなっているのは仕方ないと思います。
ただ、試合の中でもポジションが変わればそれに応じて必要なプレイができるのは強みですし、戦術理解度が高い証ですよね。
本人は不本意に思うところもあるかもしれませんが、チームでの役割上課題はやはり守備面ですね。
カバーリング、1対1、判断力などの精度をもっと高めていかないといけないのはもちろんですが、自陣ゴール前ではもっと激しく当たるなど守備の人っていうプレイができるようになったら言うことなしです。
その中でロングボールや縦へのパスでいかに自分の特徴を出せるかですよね。
鹿島では2列目もしていますが、将来的にもボランチをずっとすることになると思うので今から守備の経験を積んで研究をしておくのもいいと思います。
攻撃のセンスは折り紙つきですから、それに加えて守備もできれば将来はスーパーなボランチになれるでしょう。

梅鉢貴秀(20歳・0得点1アシスト)
一時スターティングメンバーで起用されていた時もありましたが、戦術的な問題もあって前半で交代させられる場面もありました。
ただ、若いだけあって瞬発力はありますし球際の強さもあってボール奪取もよくしていました。
両足で蹴れるキック精度も武器ですし、将来性はあると思います。
ここのところは出番になかなか恵まれませんが、今季はナビスコ杯など控え選手も積極的に起用されており、必ずチャンスはあるのでその時のためにしっかり準備をしていてほしいですね。

西大伍(25歳・0得点2アシスト)
ここまであまりいいパフォーマンスを見せることができていませんが、2アシストしています。
ただ、プレイを見てもあまりサイドバックらしくはないですよね。
篤人のようにスピードがあるわけでなく、長友のように無尽蔵のスタミナがあるわけでなく、ドリブル突破が期待できるわけでもなく、クロスの精度が高いわけでもなく、守備力があるわけでもないです。
前線でボールが収まればいいタイミングでオーバーラップして前の選手をどんどん追い越してセンタリングを上げたり、中に切り込んでシュートを打つ左の新井場に比べてサイドバックとしての売りがないんですよね。
オーバーラップのタイミングもよくないですし、追い抜く動きをしないですから。
ボールの受け方はいいのですが、そんなにパスセンスがあるわけではないのでそこからいいパスが出て来ません。
課題としてはよくVTRを観てサイドバックの動きの研究をしてすべての質を上げることですね。
そうすれば今持っている、中に入ってボールを受けてアシストするという形もより生きてくると思います。

山村和也(23歳・1得点0アシスト)
これまでも述べて来たように前にパスを出せるCBです。
CBから精度の高い縦パスが入るのは大きいですし、守備でも危険なスペースを埋めたり、人についていく判断は早いです。
ただ、課題はそこでの守備ですね。
守り方がボランチに近いというか、相手の攻撃をディレイするだけで厳しくいくことがほとんどありません。
CBはもうそこでやられたら終わりという強い気持ちで相手を潰さないといけないですからね。
ある程度パスが出せて、危機察知能力も高くディレイする守備が出来ていることを考えるとファーストボランチに向いているかもと思いますけど、スピードがないのが残念です。
ただ、CBにしてもボランチにしても相手を潰す守備っていうのは必要になって来ますし、当然課題は1対1の守備の対応です。
最近は厳しく当たりに行く意識も高くなっているようなのでこれからに期待です。

土居聖真・昌子源(20歳・0得点0アシスト)
土居はセンスはいいものを持っていると感じますが、フィジカルがまだまだでそれを発揮しきれずにいますね。
体を作ってJ1でプレイする感覚を掴むことができればブレイクするかもしれません。
まずは余裕のある試合展開の時に相手の疲れた時間帯に投入して少しずつJ1のレベルにならしていきたいところです。
そしてスーパーサブとしての地位を築くことが成長への近道になると思います。
昌子は割とスピードもありますし、気の利いたカバーリングもしています。
空中戦の強さもありますし、シュート力、フィード力もありますから、まずはそういった能力を試合で思い切り出せるようになってほしいですね。
そして、その中で1つ、スキルを磨いてこれだけは誰にも負けないという武器を持つことができればレギュラーも狙えると思います。
梅鉢同様、今はなかなか出番がないですがチャンスは必ずあるのでその時に思い切ったプレイを見せてほしいです。
守備の選手はどうしても経験がものを言うので、焦らずしっかり地に足をつけて練習していくことも大事ですね。

ジョルジーニョ監督の戦術も徐々に浸透して序盤より確実によくなっているのは確かですが、まだ鹿島本来の強さが戻って来たわけではありません。
再開試合は名古屋戦、その後は柏と続いていきますが、これまでのリーグ戦、ナビスコ杯を見ても下位クラブに勝利して、上位クラブには負けているので上に行けるかどうかはやはり上位クラブに勝って行けるかが重要となって来ます。
まずはホームで名古屋にしっかり勝利できれば勢いもついて上を狙える足がかりとなるでしょうし、そのためにも若手と中堅選手のこれからの成長には一層の期待がかかるところですね。

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【ナビスコ杯5節】とりあえずこのメンバーではダメダメ…の新潟戦
結果
6月6日(水) 2012 ヤマザキナビスコカップ
新潟0-1鹿島(19:03/東北電ス/9,986人)
[得点者]
86' 大迫勇也②(鹿島)←本山雅志②
[フォーメーション]
FW:興梠、ジュニーニョ
MF:ドゥトラ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:イバ、青木、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
62分:小笠原、ジュニーニョ→山村、大迫
78分:興梠→本山


試合の感想
タテに速過ぎるサッカー
鹿島は4-2-2-2のフォーメーション、スターティングメンバーは神戸戦とまったく同じでした。
ただ、このメンバーだと4-2-2-2というよりは、中盤フラットの4-4-2という形になってしまいますね。
新潟も4-4-2なのでチーム力に勝る鹿島がボールをポゼッションする展開となりました。
試合内容はこーめいが神戸戦を最悪と評したこと、前回の記事でジュニーニョや青木をFWとCBのレギュラーに入れていなかったことにどういう意図があったのかを証明するものとなりました。
はっきり言ってまったくサッカーになっておらず、攻撃の質は完全に退化していますよね。
その原因となっているのはやはり大迫、山村に代わって入ったジュニーニョと青木が機能していないからです。
ジュニーニョはポストプレイが得意ではないのでボールの収まりが悪く、くさびを周りの選手に落とす場面でも序盤からミスが何度もありました。
興梠におさまったときはいい展開になりかけるのですが、大迫との2トップの時と違ってサイドに流れたりゴール前から離れた場所でプレイすることが多くなり、くさびのボールを受ける機会が少なくなっていました。
そもそもジュニーニョが中央下がり目でくさびを受けて、興梠がサイドに流れてボールを引き出すという役割分担がお互いの長所を消す結果となっていますよね。
DFラインにはビルドアップできる選手がいないので高さのない前線、孤立した2トップにロングボールを蹴るばかりで相手にボールを渡し続けます。
これだけ中盤を省略していてはボランチに小笠原と柴崎を起用している意味はないですね。
特に柴崎は攻撃的な小笠原のフォローに回ってチームのバランスを取ったり、空いたスペースを埋めたりに奔走しないといけないため、攻撃面ではパスを展開する以外にほとんど自分のプレイの特徴を出せずにストレスも溜まっているのではないかと思います。
こんなカウンター一辺倒の弱者のサッカーをするなら柴崎ではなく、青木や梅鉢をボランチに置いた方がいいですよね。
鹿島はドゥトラのドリブルなどで時折チャンスは作りますが前線でタメができないので後ろの選手も押し上げられずにすべて単発、縦に速く行こうとしすぎてミスを連発します。
しかし、新潟もカウンターを速くという意識が高過ぎて同じようにミスが多くお互いまったく攻撃の形を作ることができない低調なサッカーを繰り広げます。
こーめいは前半の早い段階ですでにジョルジーニョ監督は後半に大迫と山村の五輪組を投入して来るだろうと思っていました。

選手交代でバランス改善
後半になると先に新潟が選手交代のカードを切って来るのですが、試合が動き始めたのは62分でした。
思った通り大迫と山村を投入して来ました。
交代したのは今週別メニュー調整もあってケガも心配されていた小笠原、そして機能しきれていないジュニーニョでしたね。
そして青木をボランチに上げます。
途中出場だったので大迫も最初は試合に乗り切れていないと感じるところもありましたが、圧倒的なキープ力でタメを作ると中盤の遠藤、ドゥトラも中央でプレイできるようになり新井場のオーバーラップも出て来ます。
また、山村はプレッシャーをかけられてもDFラインから落ち着いて縦に入れられますし、ボールの置き方やロングボールの質、意図を見ても青木とは大きな差があります。
そして、セカンドボランチになった途端に柴崎も積極的に前線にからむようになって来ましたね。
チームのバランスが改善されると厚みのある攻撃ができるようになり、鹿島は次第にペナルティエリア内に侵入する機会も増えます。
遠藤の切り返しからの右足シュートや新井場のクロスをドゥトラが折り返しての大迫のシュート、遠藤のクロスかの柴崎のヘッドなど決定機を作って行きます。
78には疲労のあった興梠に代えて本山を入れると、遠藤が上手くサイドに流したボールを本山がダイレクトでセンタリング、中央の大迫が難しいヘディングシュートをきっちりコースに持って行ってゴールを奪います。
ゴールの流れはスローインから始まっていましたけど、ああいうゴールが決まるのもペナルティエリア内に人数をかけて攻める回数が増えていた賜物です。
残り時間はきっちり守って勝利、3位の新潟を引き離すことに成功しました。

これからの運命を決める選択
次の試合はリーグ再開戦の名古屋になりますが、ジョルジーニョ監督がどういうスターティングメンバーを起用して来るかが鹿島の運命を決めると思います。
神戸戦とこの試合のメンバーでははっきり言って次第に勝てなくなっていくでしょうね。
ナビスコ杯のジュニーニョと岡本の2トップを見てもFWにボールがおさまらない試合はどれも低調なものとなっています。
後ろからくさびのボールが入り、前線の選手がそれを収めることができるからこそ遠藤やドゥトラは中央でプレイできますし、後ろの選手も押し上げられてサイドバックもいい形でオーバーラップできます。
大迫と山村が入ってから鹿島の攻撃がよくなったのは、鹿島の得点を取りに行く意識が高まったからでも新潟の選手が疲れたからでもなく、くさびのボールを入れられる選手と収めて展開できる選手が入ったことが一番の要因です。
山村は守備には難点がありますが、トゥーロン国際大会での潔癖症ディフェンスと揶揄された守りからこの試合では相手選手へのマーク、寄せも厳しく行く意識が出ていましたね。
パスというのはセンスによるところが大きいのに対して、守備というのは経験によるものが大きく練習すれば習得できる技術ですから青木をCB起用するより、山村を育てて行った方がチームの力になることは間違いないです。
また、ダブルボランチなら柴崎をファーストボランチで起用するよりセカンドボランチで起用した方が積極的に前線にからんでいい仕事をするのはこの試合でも分かる通りです。
そのため本田、梅鉢や青木らをファーストボランチとして起用する方がバランスがよくなりますし、攻撃的MFも何度も言うようにできるなら本山や(小笠原をセカンドボランチとして先発起用するなら)柴崎を先発にしてドゥトラを切り札にした方がいいですね。
興梠とジュニーニョの2トップでも格上相手に弱者のカウンターサッカーをするならいいと思いますし、時間が経てばある程度は改善されていくとは思います。
ただ、神戸戦から10日ほどの準備期間があってまったく良くなってないことを考えると名古屋戦までによくなるとも思えないので、まずは大迫をファーストチョイスとするべきですね。
内容だけでなくシュート数を見ても神戸戦とこの新潟戦は確実に攻撃の質が落ちていることは明らかです。
逆に守から攻への切り替えは早くなっていますけど、こちらはメンバーを入れ替えても継続しやすいでしょう。
最近になってメンバーが固定して来た感はありますが、1つ、2つのポジションはいろんな選手を試しながらベストのバランスを探ってほしいですね。

グループリーグほぼ突破
清水が札幌に大勝したため得失点差で鹿島は2位になりましたが、3位の新潟を破り今節は横浜FMの試合がなかったためグループリーグはほぼ突破という状況なりました。
依然、新潟が勝点6で3位なので残り2試合勝利しても現在の鹿島と同勝ち点の12にしかなりません。
つまり、新潟が2連勝、鹿島が最終節の清水戦に敗北した上で得失点差で上回れない限りグループリーグは突破ということですね。
最終戦の清水はリーグ戦であんな負け方をしたので今後のためにもいい勝ち方をして雪辱を果たしたいところですが、どういう戦いになるかは鹿島が試合のない9日の第6節次第になりそうです。
鹿島の次の試合はリーグ再開となるホームでの名古屋戦なのでしっかり準備をしていいリスタートとしたいですね。

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鹿島の新戦力補強ポイントは5つ
[フォーメーション]
FW:興梠、大迫
MF:ドゥトラ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:イバ、山村、岩政、西
GK:曽ケ端

現在の鹿島の基本フォーメーションとスターティングメンバーのチョイスは上記の通りとなっています。
これにサードチョイスとしてジュニーニョ、本山、青木、梅鉢、アレックス、昌子あたりが加わり、本田、中田、増田の復活待ちというのが大枠となりますね。
これからチームを強くするにはこういう選手が必要となって来るというのは、早い段階で感じていたのですが、夏の移籍マーケットもまだ先でしたし、シーズン途中の補強ですべて解決できるわけでもなく、何より現所属選手の成長も見込めますからいつもの如くリーグ戦終盤に書こうと思っていました。
しかし、Jリーグも中断期間ですし夏の移籍マーケットでの補強の噂もあるので、鹿島に必要なタイプの選手をまとめておきたいと思います。

5つの補強ポイント
スピードのあるCB
CBは岩政、中田、山村がサードチョイスまでになると思いますが、スピードのある選手がいないんですよね。
このためボランチ含めて中央の選手がスピードタイプの選手に弱く、ドリブルに手を焼く要因となっています。
中田は経験やポジショニングで上手くカバーリングはしていますが、CBにスピードがないとどうしてもDFラインを上げることが難しくなって来ますからね。
スピードタイプの選手というわけでもないですが一番スピードがあるのが昌子になると思いますのでこれからの成長に期待です。
また、来年には植田直通君が加入する可能性もありますね。

ビルドアップと守備のできるSB
サイドバックの補強については再三こーめいが言っていますが、攻撃的でビルドアップができない同タイプ選手が多すぎです。
前線にボールが収まれば左の新井場はさすがの攻撃参加を見せますが、他の選手は及第点と言える活躍はできていません。
それに守備とビルドアップについては期待できそうな選手は今のところいませんね。
篤人も攻撃的なサイドバックですが、DFラインのボール回しではほとんど右サイドから縦パスが入っていましたし、スピードがあるのでカバーリングでチームを救ってくれることも多々ありましたね。
今季加入の鈴木や伊東の成長、来季宮崎のレンタルバックで補える可能性はありますが、根本的な解決にまで至るかどうかは疑問が残ります。
前線からプレスをかけて来る相手にはサイドバックのビルドアップ能力が試合展開に大きく影響を及ぼしますし、攻守において重要なポジションなので遅かれ早かれ選手補強する必要は出て来ると思います。

バランスの取れるファーストボランチ
ボランチの選手層は厚いですが、実はファーストボランチの選手は少ないです。
青木も鹿島ではファーストボランチという立場になりますが、本人の目指すタイプはジェラードであり、それ程守備に特化した選手でもないですからね。
しかし、ここは本田の復帰や梅鉢の成長に期待できますので補強の必要性は薄いポジションと言えます。

10番タイプの攻撃的MF
ここもこーめいが以前から補強を求めていたのですが、鹿島にとってもっとも重要なポジションと言っても過言ではありません。
以前は柏のレアンドロ・ドミンゲスのような選手をと言っていましたが、今季のチーム状況では求める選手像がやや変わって来ました。
データを見るとレアンドロ・ドミンゲスがトップ10入りしているシュート数やスルーパス成功率、ドリブル数、被ファウル数などのランクには遠藤も名を連ねています。
つまり、レアンドロ・ドミンゲスと同タイプでJリーグのトップ10に入る選手はすでに鹿島にいるということです。
そのため遠藤のさらなる成長を促すべきですし、ドゥトラも似たタイプなので同タイプの選手をもう1人補強してもチームバランスが悪くなるだけです。
ビスマルクや本山のような遠藤、ドゥトラより少し下がり目で周りの選手を上手く生かせる本来の10番タイプに近い選手を補強すべきですね。
本山と柴崎を2列目で起用し続けることができればとりあえずは補強する必要はないかもしれませんが、コンディションとボランチの選手起用を考えるとそういうわけにもいかず、選手層が薄いポジションと言えます。

高さがあってヘディングが上手いFW
最後は前線でターゲットになれる高さがあってできればヘディングも上手いFWです。
FWは興梠、大迫、ジュニーニョがサードチョイスまでとなっており、佐々木含めて高さがありません。
もっとも身長のある岡本も本人曰く、ヘディングはあまり得意ではないそうで、今季の鹿島はサイドから崩していい攻撃ができているだけにもったいないですよね。
中央に高さがないとどうしても一手間、二手間余計に手をかけないと決定機まで行きづらいですし、ターゲットがあればもっとシンプルにセンタリングも入れやすく、囮効果も得られるのでフリーの選手ができやすくなってもっとチャンスも増えると思います。
やはり試合を観ていても前線に高さが欲しいと思うことはありますからここも遅かれ早かれそういうタイプの選手を補強する必要が出て来るでしょうね。

夏の移籍期間に補強すべきポジションは?
こーめいは夏の移籍マーケットで特に補強が急務とは考えていませんし、移籍期間までまだありますから中断明けの成績によっては補強が見送られる可能性もあると思っています。
ただ、鹿島フロントが補強するというのならやはり期待してしまいます。
いずれにせよ夏の移籍マーケットで上記の5つの補強すべてがなされることは有り得ません。
5つのうちどれか1つでしょうから、戦力になるのはもちろんですがチームのバランスを考えた的確なポジション、選手のタイプを選択してほしいですね。
選手層を考えると前線のポジション、守備に柱となる選手がいないことを考えると後ろのポジションということになり、ジョルジーニョ監督が攻撃と守備のどちらの改善が必要と考えているかによりますが、攻撃的なポジションでしょうね。
こーめいは上述したタイプのサイドバックと攻撃的MF、FWをリストアップしてその中から金銭面などを考えて獲得できる範囲でもっとも能力の高い選手をチョイスしてくれればと願っています。

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J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

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