鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第19節】ジリジリした白熱の戦術戦…の広島戦
結果
7月28日(土) 2012 J1リーグ戦 第19節
鹿島2-2広島(18:34/カシマ/15,496人)
[得点者]
39' 佐藤寿人(広島)
45'+2 大迫勇也④(鹿島)
48' 森脇良太(広島)
74' 大迫勇也⑤(鹿島)←本山雅志①
[フォーメーション]
FW:ジュニーニョ、大迫
MF:ドゥトラ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:イバ、青木、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
60分:ジュニーニョ、遠藤→本山、レナト

試合の感想
守って相手のミスを狙う前半
鹿島は4-2-2-2の布陣、出場停止の興梠のところにはジュニーニョ、CBには青木が入りました。
中田はまだコンディションが万全ではなく、連戦は厳しいとの判断なのでしょうね。
広島はいつものやっかいな3-4-2-1の布陣ですが、ジョルジーニョ監督はしっかり対策を立てて来ました。
最近は前線からのプレスの掛け方やドゥトラにオフザボールの動きを指導したり、戦術的なチーム力アップを図っており実際にそれが試合でも出ていますよね。
広島対策としては、前からプレスに行かずにリトリートして守り、バイタルエリアの位置でボールを奪ってカウンターという形でやっていました。
スターティングメンバーの変更は2人だけだったものの、戦い方はまさにこーめいが前回の記事で書いた狙いそのものでした。
2トップのプレスの掛け方は1人がDFラインに寄せて、1人が必ずボランチを見るというのを徹底していましたね。
つまり、実質4-2-3-1の布陣で守っていたということです。
攻撃時の広島は4-1-1-4の形になるので2トップのプレスでボランチへのパスを封じ、ビルドアップを思うようにさせませんでしたね。
そのためバイタルエリアへのくさび、サイドへの展開など長いパスが多くなります。
広島の前線は5トップ気味になったり誰かがボールを受けに降りて来るのですが、鹿島は4バックとダブルボランチで数的優位を作って守っていたのでしっかりついて行けば問題なかったですし、特にくさびのボールを狙ってよくインターセプトしていました。
リーグ戦前半の広島、浦和戦ではダブルボランチが前からプレスに行ってしまったので、DFラインが数的不利での対応を強いられて、好きなようにやられてしまいましたからね。
そして、広島のサイドバック(4バック時の両サイドの選手)が上がった時は遠藤とドゥトラが観るようにして広島対策が機能していました。
カウンターからチャンスを作れればよかったのですが、広島の選手も人数が残っていたのであまりいい形にはなってなかったですね。
ビルドアップして攻撃するにしても森保監督になってからは5-4-1で守っているのでなかなか崩せません。
お互い相手の攻撃のいいところを出させないようにして守っていたので、前半は立ち上がりからジリジリとした戦術戦が繰り広げられます。
ただ、攻撃に関してはシンプルにサイドからクロスを入れたり、2つ、3つパスが繋がるとダイレクトでパスを出して来たりと広島の方が嫌なところを狙って来ていました。
出し手と受け手の意思疎通ができており、どのタイミングでどこを狙えばいいか、どこに走ればいいかというのがチーム全体で出来ている印象でしたね。
鹿島は攻撃の回数やシュートは多かったですが、チャレンジのプレイが少なかったです。
ジュニーニョの右サイドからのセンタリングや柴崎のスルーパスから大迫など微妙にパスや動きがズレているんですよね。
ここら辺はまだまだこれから向上させていかないといけないですし、それができるようになればもっと得点も増えていくでしょう。
先制点はその嫌なところを突けるかどうかの意識の差が出た部分もあると思います。
左サイドの石原からのパスを受けた高萩がシンプルにダイレクトで裏に出し、石原とワンツーの形になります。
岩政がヘッドでクリアするもののそれが西に当たって再び石原のところにこぼれ、最後は佐藤に決められてしまいます。
鹿島にとっては不運な失点ではありましたが、やはりミスが失点に繋がっている場面でもあります。
まず小笠原ですが、鹿島の右サイドでボールがある時点で高萩寄りにポジションを修正しないといけないですね。
それができてなかったから詰められずにフリーでパスを出させてしまっています。
攻撃的なボランチの小笠原にそこまで求めるのは酷かとも思いますが、やはり明神や伊東などファーストボランチタイプの選手はこういう局面で小まめに数十センチ単位でポジションを修正していますからね。
そして、それをすることでインターセプトから攻撃に繋げられますし、慌てて守備に走る場面も減るのでダッシュによる疲労も軽減されます。
ただ一番の問題は西ですよ。
岩政のクリアが当たったのは仕方ないですが、問題はその前のシーンです。
ジュニーニョまで戻って来てフリーの選手をケアしてくれているこの局面で、石原についていながらパスを出された後はもう完全に見ていないという軽率さ。
高萩が裏にパスを出したので慌てて戻っていますが、最初から石原をしっかり観ていれば何の問題もなかった場面ですね。
先制されはしましたが、鹿島は慌てることなく戦い方を継続。
失点したことで攻撃の意識が高まったのか、ようやく西も上がって行きます。
DF2人に付かれていたのですが上手く間を縫ってシンプルにクロスを入れると、広島の守備に連携ミスが生まれ、大迫がこぼれ球をしっかり決めてロスタイムに同点に追い付きます。
広島の得点もそうでしたが、相手の嫌がるところを狙っていれば集中力が途切れがちになる夏場は特に相手のミスも出て来るんですよね。
両クラブともあまり動きがなくジリジリ試合展開の末に相手のミスからお互い1得点という前半でしたが、戦術に眼を向ければ非常に白熱したおもしろい内容でした。

汗まみれ、パサーまみれの後半
ジョルジーニョ監督はハーフタイムに後半は立ち上がりからもっと前からプレスをかける狙いだったようですが、早々にセットプレイから失点してしまいます。
西が完全に競り負けていましたね。
前半の失点もそうですが、広島の選手はこぼれ球への反応が速かったです。
全体的に運動量は多くなかったですが、力の入れ所を知っているというか、ここぞと言う時に速さ、パワーを見せますし、攻守のバランスの取り方や展開の読み、試合の運び方は確実に上がって来ていますね。
この失点のため、結果的に鹿島は前から行くしかなくなりました。
遠藤のFKがそのままゴールに入りそうになったり、小笠原のスルーパスから大迫が抜け出したりというシーンはありましたが、やはり広島の守備はなかなか崩せません。
そこで残り30分の段階でジョルジーニョ監督が動きます。
ジュニーニョと遠藤に代えて本山とレナトを投入、レナトをトップ下に置く4-2-3-1の布陣になります。
交代直後は佐藤にボレーを打たれそうになったり、本山がパスを岩政に当てて自滅してしまいそうになりますが、曽ケ端のファインセーブで防ぎます。
その後も高萩に抜け出されたシーンやペナルティエリア内で石川にシュートまで持って行かれるなど攻撃に意識が行っている分、危ない場面も増えて来ます。
はっきり言って選手交代から15分弱はほとんどいい攻撃ができておらず、逆に危ない場面が増えていたのですが、ここを凌ぎきると74分に同点ゴールが生まれます。
本山が清水にボールを奪われるのですが、主審はファウルの判定。
清水がいいアプローチから体を入れてボールを奪ったので一見ファウルではないように見えますが、ボールに触るより先に本山の左足を踏む形になってしまっていたので主審はそれをとったのでしょうね。
そのリスタートの流れから西が中央の小笠原へ、本山がスルーする動きを見せてそのままスペースに走ると小笠原から絶妙のスルーパスが出て来ます。
その折り返しを上手く外から入った大迫が決めます。
今の鹿島にはフィニッシュにかかる部分の精度が足りないのですが、この辺りの本山、小笠原の仕事ぶりはさすがです。
同点になったことで鹿島に勢いが出て、逆に広島の選手は次第に走れなくなって来ます。
これによって鹿島はボールを支配して攻め込む時間が増えますが、こーめいの目からすると選手交代してからの布陣もあまりバランスのいい配置ではなかったですね。
とにかくパサーが多すぎです。
本山にレナト、小笠原に柴崎、西も自分がボールを持って味方を使いたがるプレイを好みますし、ドゥトラはドリブラーとは言え足元でボールを受けますからね。
押し込んでいてもゴール前は手薄なことが多く、パスの受け手も大迫しかいなかったです。
そのためレナトは本来のパス出しという自分の役割ができず、戸惑いながら受け手の方に回っていましたね。
得点シーンは本山のオフザボールの動きがものを言ったのですが、パスの受け手も大迫は次第に走れなくなり、レナトはまだ周囲とタイミングがあっておらずオフサイド。
押し込んでクロスもシンプルに入れられるようになっていたので、こーめいはドゥトラに代えて岡本を投入すればと思っていのたですが、試合後のコメントを見るとジョルジーニョ監督は最後まで広島の攻撃を警戒して守備を気にしていたみたいですね。
その判断は悪くないと思いますが、大迫ががんばってヘッドで落とすもゴール前の人数が足りなかったり、ドゥトラが飛び込んで行くチャンスもあっただけに1人ターゲットになる選手がいたらもっとシンプルに多くの決定機が作れていたのではないかと思います。
ただ、首位の広島相手に予想以上に戦えましたし、前半では戦術面での向上、後半では最後まで勝とうとする強い気持ちが見えた見応えのある試合でした。
これからさらによくなっていく予感がしますね。

先発と選手交代のバランス
現在は遠藤とドゥトラを先発、そしてナビスコ杯のC大阪戦からは本山とレナトを同時投入となっています。
選手のタイプとバランスについてはこーめいもずっと言い続けていますが、2組とも同タイプを同時起用という形になっているので機能性がいまひとつという感じです。
この試合でも本山、中田を先発、青木をボランチで起用できれば小笠原か柴崎、遠藤かドゥトラ、それに加えてレナトを切り札として使えました。
ただ、やはり本山を始め中田や本田にもまだコンディションの問題があるのでしょうね。
ジョルジーニョ監督はレナトについても試合で使いながらコンディションを上げて行くと言っているので先発に起用するのはもう少し先なのかもしれません。
早くパス組とドリブル組の組み合わせを観たいです。
ここのところは小笠原が90分気迫のこもったプレイをしてくれているので、本山は交代前提で先発起用できないものですかね。
次の試合はスルガ銀行チャンピオンシップでのウニベルシダ・デ・チリとの対戦となります。
今節出場停止だった興梠は確実に先発するとして、何の根拠もないですが南米のクラブということでレナトやドゥトラ、ジュニーニョらブラジル組を先発で起用してくれないかなと思っています。
これまで同大会で来日したクラブに比べてかなり強敵で1週間前から千葉で調整しているそうですね。
フォーメーションは3-4-3、攻撃的なチームで楽しみですし、ジョルジーニョ監督がどういったメンバーで戦うのかも興味津々、待ち遠しいです。

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【ナビスコ杯準々決勝1st】三度目の辛勝…のC大阪戦戦
結果
7月25日(水) 2012 ヤマザキナビスコカップ
鹿島2-1C大阪(19:00/カシマ/6,203人)
[得点者]
22' 岩政大樹①(鹿島)←小笠原満男②
25' 興梠慎三②(鹿島)←遠藤康②

33' 柿谷曜一朗(C大阪)
[フォーメーション]
FW:興梠、大迫
MF:ドゥトラ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:イバ、中田、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
67分:遠藤、ドゥトラ→本山、レナト
79分:興梠→ジュニーニョ


試合の感想
ストップ高とストップ安
鹿島は4-2-2-2の布陣、五輪代表の山村のところには中田が入りました。
注目のレナトはやはりベンチスタートであとはいつも通りのメンバーでした。
C大阪は4-4-2、前回の対戦からすでに清武とキムボギョンの移籍組はいなかったですが、それに加えて五輪代表の扇原と山口が不在。
ダブルボランチには黒木と横山が入り、柿谷はFWのポジションに入っていましたね。
蒸し暑さもあって鹿島の選手の動きは立ち上がりから活発ではなかったので、どちらかというとC大阪の方に勢いがあった印象もありますが、守備の対応はよくできていました。
誰がどの選手を見るというのがはっきりしていましたし、サイドでの1対1もしっかり付いていき、センタリングを上げられてもコースを限定しいてゴール前も集中力を持ってきちんとマークにつけていましたから跳ね返すことができていましたね。
攻撃ではしっかり後ろからボールを回して左サイドを中心に攻め、まずは新井場の右足アウトサイドのセンタリングから大迫が決定機を迎えます。
その後もショートコーナーから新井場のミドルシュート、13分には2トップのコンビーネーションから大迫がシュート、それによって得たCKから岩政のヘッドはバーをかすめるなど惜しい場面を作ります。
しかし、序盤から鹿島は前線の選手のボールをもらう動き出しが本当に少なかったですね。
途中から遠藤やドゥトラは中央寄りのポジションを取り始めてそこまではボールが行くようにはなるのですが、2トップがどちらも動かない上に同じ高さにポジショニングしていたのでなかなか縦にくさびのボールを入れられませんでした。
暑さはあるでしょうが、2トップが縦関係になって1人がDFラインの裏を狙い、1人が下がってくさびのボールを受けるというのは基本的なことですし、これをするとまったく攻撃の組み立てやすさ、ヴァリエーションが違って来るので常に心がけてほしいですね。
21分には小笠原のFKから完全フリーになった岩政がヘッドで先制点を奪います。
このFKは遠藤がもらったファウルからだったのですが、そこまでの流れも興梠が下がってくさびのボールを受けたところから始まっているんですよね。
25分には鹿島が攻めてC大阪がカウンター、それをまた鹿島がカウンターし返すという流れでした。
中田のヘッドでのクリアを小笠原がスライディングパスで遠藤に繋ぐとそこからスピードアップ、逆サイドでフリーになっていた興梠がスルーパスを受けると冷静にGKをかわしてネットを揺らします。
ドゥトラのフリーランが秀逸でしたね。
これによってC大阪のDFが2人引きつけられたので、遠藤がプレッシャーなくボールを持てて逆サイドの興梠もフリーになれました。
理想の展開で追加点をあげた鹿島でしたが、ここからがよくありませんでした。
2点差がついたことで少し簡単にC大阪に攻めさせてしまうのですが、33分の場面はこれまでは問題なく守れていた形であり、完全にミスからの失点ですよね。
センタリングを上げた丸橋には遠藤がしっかりついて行ってコースは限定していたので、中央がしっかり選手を捕まえておけばよかったのですが、DFラインが揃ってなくて岩政の裏を柿谷に取られてしまいました。
それでもオフサイドのアピールをしている暇があったら柿谷に体を寄せて競っていればあのコースにシュートは打たれなかったはずです。
失点してからは再び鹿島の選手の意識が攻撃に向かい、遠藤のシュート、西のスルーパスから興梠と決定的チャンスを作りますがいずれもキムジンヒョンに阻まれます。
さらに遠藤のセンタリングからドゥトラのヘッドはバーに嫌われ、直後のCKからの中田のボレーもGKに防がれます。
決め切れずにいると必ずピンチになるものですが、村田に危ないシーンを作れるもシュートはゴール左にはずれます。
するとロスタイムには遠藤のスルーパスから興梠がペナルティエリアでDFをはずしてシュートを放ちますがこれもキムジンヒョンのセーブにあいます。
岩政と興梠の株は得点を上げたことで急上昇したのですが、その後の失点と決定機を決められなかったことでストップ安になってしまいました。

決定力の差 が明暗を分ける
後半は立ち上がりこそ鹿島が攻め込む意識を見せますが、基本的な流れはC大阪が攻めて鹿島がそれに何とかついていくという展開になります。
柿谷に振り切られそうになる危ない場面もあり、鹿島の選手はかなり足に来ていてパスがずれたり、おぼつかないようになって来ます。
ジョルジーニョ監督も23分には遠藤、ドゥトラに交代して本山と新加入のレナトを投入と手を打って来ましたね。
この暑さも考えると2枚替えはいい判断だったと思います。
OHは攻撃の時には相手ゴール前へ、守備の時には自陣まで戻って来ていますから、やはり攻守に負担が大きいです。
攻撃に上がっても守備に戻ってもボールに絡んでないシーンも多々あるので、ボールのあるところしか観ない観客には運動量が少なく見えても実際は上下運動をかなり強いられますからね。
本山とレナトが入ったことでボールをキープ、上手く回す時間、カウンターの目も出て来て鹿島にとっては楽になりました。
そして34分にはジュニーニョを入れます。
カウンターから1点を奪って試合を決める狙いですね。
しかし、残り10分程が本当にきつい時間でした。
飛び出した村田に決定機を作られますが、ここは岩政が前半の汚名返上のディフェンスで防ぎます。
鹿島もカウンターから何度かチャンスはあったのですが、決定機に繋ぎ切れなかったです。
ジュニーニョのセンタリングから大迫のヘッドも枠を捉えず。
そうすると終了間際に丸橋のFK、GKとの1対1を迎えた柿谷のシュートなど失点してもおかしくない場面もありましたが、何とか失点を免れて辛勝ながらも先勝しました。
C大阪は最後のところを決めておけばという想いがあるでしょうが、それは鹿島も同じ。
決定機を決めていたらというタラレバの話をすれば、やはり勝っていたのは鹿島でしょうね。
お互い決定力不足は深刻ですが、ややC大阪の症状の方が重いということでしょう。
対戦相手のチーム力もありますが、鹿島はここのところ曽ケ端が好セーブを連発、守備でもDFが体を張れて来てるところが守りきれている要因の1つですね。

鹿島のスタイル
今季はC大阪相手に3度目の辛勝となったわけですが、決定力や勝負強さで鹿島の方が少し勝っている結果だと思います。
この試合でも危ない場面はいくつも作られますが、相手の決定機を0にする試合なんてまずできないですし、今季上位にいる広島や仙台もかつてジョルジーニョがいた頃の強かった鹿島でもピンチは多くありました。
オリヴェイラ監督時代からサポーターになった方は相手の決定機をなくして1点差で勝つのが鹿島のサッカーだとよく勘違いしていますが、ジーコが作ったチームですからね。
もちろん大一番やタイトルのかかった試合ではしぶとく1点を守りきって勝つ試合をして来たからこそ勝負強いと言われて来たわけですが、もともと攻撃的で攻められる時はどんどん攻める分、相手に決定機を作られるのも多いのが鹿島のサッカーでした。
では、どうして鹿島が勝てて来たかというとやはりゴール前のクォリティ、決定力の違いです。
攻撃では頼りになるブラジル人選手がいたというのもありますし、守備では体を投げ出して最後まで食らいつくことで相手の決定力を下げることができていたので一見お互い決定機があるように見えても鹿島のシュートはゴールになり、相手のシュートははずれるか防がれスコアに差ができるわけです。
だから今季のサッカーはむしろオリヴェイラ監督時代より鹿島本来のサッカーに近づいていると言えます。
得点を取り合う試合ならアウトゥトリ監督の時もそうでしたし、ましてや今季のように世代交代=選手の成長を促す時期は攻撃的なサッカーを志向するのは至極当然です。
そうでないと攻撃的な選手は守備に追われて持ち味を出せないですし、守備の選手は組織で守る事に慣れてしまってどちらも個の力が伸びないですからね。
結局、最後は自分たちの決定機をものにし、相手の決定機を防ぐという部分で勝敗が大きく変わるのですが、今の鹿島はまだ成長過程なのでこれからの大迫、興梠、遠藤、ドゥトラ、柴崎、西らのさらなる成長が必要です。
また、そこにジュニーニョとレナトのブラジル人はもちろん、若い梅鉢や土居などもからんで来てほしいですね。
この試合途中出場したレナト選手ですが、視野が広くよく周りが見えている印象でした。
それに試合展開を考えてやるべきことをしっかり把握して実践できていましたね。
突出したプレイがあったわけではなかったですが、パス、ドリブル、キープなどでもいいプレイを見せていました。
まだ周囲の選手との意思疎通が合わない場面もありましたが、これからに期待したいと思います。

6連戦始まる
6連戦は辛勝スタートとなりました。
来月の8日にはアウェイでのセカンドレグがあるので、できれば点差をつけて勝っておきたいところでしたね。
しかもリーグ戦をみると広島、鳥栖、磐田という対戦が続き、6連戦が終わった後の浦和までは後半戦の山場と言っていいと思います。
広島と浦和は安定して上位につけていますし、鳥栖もアウェイでの戦いなのでかなり手ごわいでしょうね。
磐田はケガ人が続出してここ5試合では負けが先行していますが、4位ですし20%近いシュート決定率はリーグで断トツです。
連戦の不利もありますし、この試合の立ち上がりからの動き出しの少なさ、後半のバテぶりを見ると今の鹿島にとってはここでどれだけ勝点を拾って行けるかという戦いになると思います。
ただ、厳しい戦いが続くとは言っても負けていいわけではなく、負けるつもりもありません。
広島が今季勝てていない試合は鳥栖、新潟、横浜FMや大宮、仙台などで守ってカウンターを狙って来る相手を苦手としています。
こーめいが以前に3-4-2-1を採用している浦和や広島の試合の時に書きましたが、やはりCB2枚とボランチ2枚の4人で1トップ2シャドーをしっかり見て守る戦い方をしているんですよね。
はっきり言って小笠原と柴崎のダブルボランチでは広島相手となるとまだ不安ですし、この試合も2人がサイドに流れて中央を開けてしまったり、1人がサイドの守備に回ったときのもう1人のポジショニング、OHとの守備の連携にも問題があります。
だから一度サイドに出されてボランチが引き出された後のバイタルエリアを使われることが多かったですし、逆にそこに遠藤やドゥトラがフォローに入るとサイドにフリーな選手が生まれるという状況になっていました。
守備は1対1の対応も含めてかなりよくなって来ていますが、ここの守り方はまだまだ詰めていく必要がありますね。
広島に勝利するなら攻撃はジュニーニョやレナト、ドゥトラのブラジル人トリオ、ボランチには青木、本田、梅鉢などを起用して鹿島もまずはしっかり守ってカウンターを狙う割り切った戦い方をとった方がいいでしょう。
興梠が出場停止なのでジュニーニョが先発で出場するのは確実ですが、こうすることで十分勝てる可能性が出て来ますし、さらに連戦をローテーションで戦えることになります。
何度も言うように厳しい対戦相手が続きますが、戦い方や闘志次第で6連勝も不可能ではないと思いますよ。

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【J1第18節】セットプレイ初得点でしぶとく勝ちきる…のC大阪戦
結果
7月14日(土) 2012 J1リーグ戦 第18節
C大阪0-1鹿島(19:04/長居/26,534人)
[得点者]
38' 小笠原満男②(鹿島)
[フォーメーション]
FW:興梠、大迫
MF:ドゥトラ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:イバ、山村、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
66分:遠藤→青木
77分:興梠→本山
92分:ドゥトラ→増田


試合の感想
ベテラン奮起
鹿島はいつもの4-2-2-2の布陣、まだ中田のコンディションが万全ではないということでCBには山村が起用されました。
C大阪は4-4-2、清武とキムボギョンがチームを離れたため好調の柿谷が1列ポジションを下げブランキーニョと2列目を構成、2トップはケンペスと播戸でしたね。
立ち上がりはホームのC大阪が攻勢、ケンペスが左サイドからファーストシュートを放ちますがこれは角度がなかったので曽ケ端がはじきます。
鹿島は小笠原の積極的な攻撃参加からドゥトラがシュートチャンスを迎えますが、やや厳しい態勢だったのでやはり枠には飛びません。
その後はC大阪が立て続けに決定機を迎えるのですが、どちらもポストに助けられます。
柿谷のシュート場面では、オーバーラップしたサイドバックの丸橋を西が見る形となったため柿谷がフリーになってしまいましたね。
2トップのプレスが緩すぎてCBに精度の高いロングボールを出されてしまったのですが、一番の問題はボランチの2人がC大阪の選手を誰も見れていなかったということです。
C大阪は4-4-2の布陣な訳ですからサイドハーフはボランチが流れてケアしないといけないですね。
このあたりはやはりどちらも攻撃的な選手だけあって守備時のポジショニング、カバーリングに難があります。
ケンペスのヘッドの場面は集中力の問題です。
ショートコーナーを誰も警戒しておらず、いいボールを上げられてしまいました。
結果はポストに救われた形となりましたが、岩政が良く体を寄せて競っていたのでケンペスもあのコースへのシュートが精一杯でした。
10分を過ぎた頃から試合も落ち着いて来て、ドゥトラのドリブルからの折り返しやCKからの岩政のヘッドなどC大阪ゴールに近づきます。
立ち上がりこそピンチがあったもののC大阪は2トップが攻撃の組み立てに加わるタイプではないので、実際は攻め手に乏しく柿谷さえ気をつけておけば鹿島の選手も対応するのは難しくなかったですね。
しかし、鹿島の攻撃陣はここのところ不調気味です。
遠藤のコンディションが明らかに落ちていますよね。
大迫へのスルーパス、キープすれば相変わらずボールを取られなかったり、大迫のクロスから興梠の決定機に繋がったサイドチェンジ、相手のカウンターの目をいい守備で潰したり地味にいいプレイは所々してはいるのですがそれが続かないですし、一時期の勢いや運動量が激減しています。
これまで攻撃の起点になっていた遠藤がこの調子で、なおかつ2トップもまだまだ安定感がなく、この試合はくさびのボールを受ける動きも少なく、C大阪の厳しい守備にも手こずってボールがおさまらなかったので攻撃の機能性は低かったですね。
それに大迫と興梠の距離感も遠かったです。
ドゥトラは攻守にがんばってくれてはいますが、やはりまだ周りと合っていないです。
いいタイミングで前の選手が動き出しているのにドリブルが1つどころか2つ、3つ多いので結局周りの選手も次第に動かなくなってドゥトラを見てしまいます。
カウンターからいい形もいくつもあったのに結局決定機に繋がらないのはこのためですね。
最近は下がってボールをもらうことも多いですが、サイドチェンジなど周りを上手く使えているのは調子が悪いと言え遠藤の方です。
新井場のオーバーラップも遠藤がボールを持っている時が多く、ドゥトラが持っている時は上がらないのですが、ドゥトラのような一人で行ってしまうタイプだと後ろは上がりづらいんですよね。
やはりドゥトラはあまり下がらずに前目でプレイした方がいいですし、そうすればドリブルでの仕掛けでゴール近くでセットプレイももらえます。
そして、実際に38分にはドゥトラがもらったFKを小笠原が直接ゴール、先制点を奪います。
今の鹿島はあまりセットプレイからの得点に期待できないのですが、この場面は観ていてもしやという雰囲気がありました。
まず、主審は壁の位置をペナルティエリアのライン上に指示していましたが、目算で観ても壁の距離が少し遠いと感じました。
それにそもそも壁が4枚というのは少なく、遠藤の左足で外から巻いて来るシュートしかケアできてなかったですからね。
キムジンヒョンは内から巻いて来る右足のシュートは反応できる自信があったのだと思いますが、小笠原のシュートはGKも壁の距離や枚数云々が関係ないくらい素晴らしいシュートでした。
それでも壁のプレッシャーがなかったので蹴りやすさはあったでしょうね。
小笠原はこの試合、攻守に運動量が多くいいプレイを連発していましたし、曽ケ端もここのところレベルの高いパフォーマンスを見せており、ベテランの奮起でリードして前半を終えます。

計算できるベンチワークの形
後半の立ち上がり積極的に仕掛けたのは鹿島でした。
前線の選手にサイドバックや小笠原が絡んで攻め立てます。
決定機は作れなかったものの、大迫がペナルティエリア内で倒されるもノーファウルというあわやという場面を作ります。
その後は次第にC大阪が攻めて鹿島がカウンターという流れが多くなるのですが、63分には決定機を作られるもケンペスのヘッドは真正面。
ケンペスはポストプレイをしたりDFラインの裏を狙ったりと攻撃の組み立てには参加しないのですが、ゴール前のポジションニングはすごく上手いですね。
ただ、シュート決定率はあまり高くないので助かります。
このシーンの鹿島の守備はやはりダブルボランチに問題があります。
縦パスを受けたブランキーニョに柴崎、小笠原と守備に当たるのですがあれだけ簡単に振り切られたらダメですよね。
やはり守備が一発狙いで相手を潰す、しぶとく付いて行く、攻撃を遅らせるボランチの守り方ができてないです。
ああいう守備は敵の攻撃のスイッチを入れるだけですからね。
もちろん守備の人数が揃っているならボールを奪いに行ってもいいのですが、この場面はC大阪のカウンターで西が相手ゴール前まで上がっていました。
右サイドには遠藤がフォローに入っていましたが、人数が足りていないわけですからボールホルダーに寄せるところでとどめておくべきであり、そうすると相手も無理に仕掛けて来ないわけです。
ボールを奪いに行くなら最低でもファウル覚悟で潰さないといけないですね。
それを柴崎も小笠原も軽々しく突っ込んで足を出すだけの守備であっさりかわされてしまったので、スペースができて返って相手の攻撃のスイッチが入るというわけです。
ボールを奪いにいくのか、攻撃を遅らせるのかをしっかり状況判断をしてボランチが舵を取らないとこういう決定機は減らないでしょうね。
そういう意味でもこの後すぐに青木を投入したジョルジーニョ監督の判断は的確でした。
73分には大迫のスルーパスから興梠が決定機を迎えるも決められず。
77分には本山を入れて4-2-3-1の形にします。
リードした終盤にこの2人の投入は1つの勝ちパターンですよね。
守備とボールキープが安定します。
欲を言えば興梠、ドゥトラに決定機を決めて欲しかったですし、本山と2列目に上がった柴崎にはもっとチャンスメイクをして欲しかったですが、上手くボールを回しながら守り切り、リーグ後半戦は白星スタートとなりました。

ベテラン選手が軸になれるか
試合内容は決してよくないですが、勝点は取れているというここ2試合を観ると次節の広島、アウェイの鳥栖、磐田、浦和相手の戦いはまだまだ厳しいと感じます。
ここのところ曽ケ端のおかげで勝っている試合も多くなっていますが、この試合では守備にまだ難は観られるものの小笠原が攻守に獅子奮迅の活躍をしてくれました。
後半に落ちるかと思いましたが、90分いいパフォーマンスを見せていましたね。
こーめいがシーズン前に書いたように世代交代はやはりベテランが軸になって若い選手が思い切りプレイするというのが理想です。
そのためには曽ケ端同様に小笠原もこの試合のパフォーマンスを続けて欲しいですね。
ジョルジーニョ監督も本当は本山や中田、本田らをもっと起用したいのだと思いますが、先発で起用された試合を観るとやはりコンディションはまだまだです。
ジュニーニョはコンディションが上がって来ているようですが、戦術的な部分でまだ難があります。
これまでは小笠原のところで交代を考えないといけなかったですが、今日のようなパフォーマンスを持続できるなら交代カードを他の所で使えるので本山やジュニーニョ、中田も起用しやすくなりますからね。
ベテラン選手たちが軸になってレベルの高いプレイを見せてくれれば後半戦は期待ができると思います。
年齢的に厳しい面もあるでしょうが、踏ん張ってほしいですね。

レナト・カジャへの期待
そういう意味では新戦力のレナト選手にも攻撃陣の軸として活躍を期待したいです。
サッカーをしっかり観ている人ならYoutubeなどの動画からでもどういう選手か情報を得られると思いますが、レナトはどちらかというとドリブルよりパスに重点を置いたプレイをすることになると思います。
パスやシュートのセンスも感じられますし、左足の精度は高いです。
ダイジェストのプレイシーンだと守備や運動量については分からないですけどね。
一番いいところは必ずパスを出した後動き直してくれるところです。
今の鹿島の若い選手に足りないところなので見習って欲しいですね。
ただ、能力のある選手が活躍できるかというとカルロンのケースを観てもそうとは限りません。
1つはこれまでも多くのブラジル人選手が述べているようにJリーグの早い寄せに対応できるか、もしくはそのための時間が与えられるかですね。
ブラジルのサッカーは観ていてもプレスが本当にゆるく、相手の攻撃を引き出してそれを受けてから攻めるというまるでプロレスの試合みたいですから。
これはフィジカル、体の使い方、ドリブルでの仕掛けを観るとある程度予測はできるようになると思いますが、レナトはフィジカルが特別に強いというわけではないですが、体の使い方とドリブルの仕掛けは上手さを感じます。
それがあれば相手がうかつに飛び込めなくなるのでボールをキープできる余裕が生まれますからね。
ジョルジ・ワグネルのように最初は戸惑いもあるでしょうが、時間をしっかり与えられれば慣れて実力を発揮できると思います。
もう1つ大事なことは監督の戦術にフィットするか、また監督が上手く起用できる引き出しを持っているかです。
オリヴェイラ監督はマルキーニョスや興梠などスピードのある選手を好み、柳沢や大迫、カルロンなどポストタイプを上手く使う術を持たなかったですからね。
だから、昨季もサイドからばかりビルドアップして中央を上手く使えず、そこからの崩しのアイデアに乏しかったためバックパスや横パスばかりのつまらないサッカーになってしまいました。
大宮の鈴木前監督もそうだったようにラファエルを上手く起用できるかはちょっと疑問ですね。
レナトは実際にジョルジーニョ監督がプレイを観て獲得していますし、戦術に合わないということはないです。
ボールを持ってからドリブルで運んでスルーパス、もしくは一度周りの選手に預けて自分がゴール前に入って行くというプレイはまさに今の鹿島に足りないものです。
それを高い精度でやってくれればと思います。
とりあえず同じ左利きで似た所も多い川崎のレナトより一回りいい選手であってくれたらと期待を込めて楽しみにしています。
あとはコンディションがまだよくないようなのでそこが気になるところですね。
東日本大震災復興支援試合から始まってナビスコ杯にスルガ銀行チャンピオンシップもあって鹿島は過密日程になりますが、ジョルジーニョ監督は連戦は選手を入れ替えながら戦うと思うので、固定された感があったスターティングメンバーに新たに名乗りを上げる選手が出てほしいです。
これまではメンバーを入れ替えようにもコンディションを考えると実際には青木くらいしかスターティングメンバーに入れそうな選手がいなかったですからね。
レナトとコンディション不良の選手が最前線に加わることで、一気に競争意識が高まってチームのテンションも上がっていけばと思います。

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【J1第17節】ゴールをこじ開け守りきって勝つ…の大宮戦
結果
7月7日(土) 2012 J1リーグ戦 第17節
鹿島1-0大宮(18:34/カシマ/12,787人)
[得点者]
74' 西大伍①(鹿島)←大迫勇也⑤
[フォーメーション]
FW:興梠、大迫
MF:ドゥトラ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:イバ、中田、山村、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
66分:小笠原→本山
72分:中田→青木
86分:興梠→ジュニーニョ


試合の感想
どこか歯車がかみ合わない前半
鹿島はいつもの4-2-2-2の布陣、出場停止の岩政に代わって中田がスターティングメンバーに復帰します。
CBのポジションは左に中田、右に山村でしたね。
大宮は4-4-2の布陣ですが、攻撃のキーマンであるラファエルがボタフォゴに移籍したので長谷川とチョヨンチョルの2トップとなりました。
ベルデニック監督は就任するや否や、攻守にテコ入れをして確実に大宮のサッカーは変わって来ていますね。
柏戦は負けてしまったものの鈴木前監督の頃に比べてサイドに流れなくなったラファエルを上手く使えていましたし、それが得点にも結び付きました。
そして、広島戦からはしっかり守れるようになっていましたね。
新潟戦の逆転負けは前線にボールがおさまるラファエルがいなかったことが大きく、攻められっぱなしになったことが原因です。
短期間で守ってカウンターという戦い方の下地ができつつあったところで、ラファエルがいなくなったのはベルデニック監督にとって攻守においてかなり痛いでしょうね。
試合は立ち上がり、鹿島がボールをポゼッションします。
新潟戦に比べて中央に切り込むプレイが多かった遠藤がボールを取られずに相手を引き寄せると、柴崎の積極的な上がり、大迫、西のからみもあって右サイドから攻めます。
ただ、センタリングが相手に引っかかったり、味方に合わなかったりと決定機までには至りません。
対して大宮が立て続けに決定機を作ります。
10分にはFKから深谷、14分にはロングボールをチョヨンチョルが頭で落とすと東がGKと1対1、これを曽ケ端が気迫のセーブで失点を許しません。
19分にも細かいパスワークから鹿島の左サイドを突破されると青木に決定機を作られますが、バウンドするシュートはゴールバーの上を越えて行きます。
ここも曽ケ端がセンタリングを触っており、チームを救いましたね。
その後は次第に試合の流れが変わって大宮がポゼッション、鹿島がカウンターを狙うという展開になります。
ただ、鹿島は新潟戦に感じたようにどこか歯車が合っておらず運動量も上がりません。
いい形でボールを奪ってカウンターができているのですが、大迫やドゥトラが攻め急ぎ過ぎて可能性の低いシュートを狙ったり、逆に大迫はペナルティエリア内で打って欲しい時にパスを選択したりとチグハグな感じがしましたね。
それでも次第にポゼッションを取り戻すと前半の終盤には小笠原のパスから興梠、遠藤のセンタリングから大迫と決定機を作ります。
2人とも動き出しは見事だったのですが、シュートは枠を外れてしまいます。
枠に飛ばすだけでゴールという可能性が高いチャンスだったんですけどね。
お互い決定力を欠いてスコアレスのまま前半を終えます。

ジョルジーニョ監督の檄が飛ぶ
前半の試合内容ではハーフタイムに何らかの動きがあると思ったら、まずはジョルジーニョ監督は選手に檄を飛ばすことでアクションを起こして来ました。
普段選手にはどちらかというと冷静な指示をするジョルジーニョ監督には珍しく熱くなっていたようですね。
ですが、モチベーションを高めるためにも普段からもっと選手に厳しく言っていいと思います。
その効果もあって後半は鹿島のエンジンが徐々にかかって来ます。
左からの遠藤のクロス、右から山村の切り返してのクロスと前半に少なかったGKとDFラインの間に速いグラウンダーのクロスを入れて通れば1点という状況を作り出します。
さらには遠藤のスルーパスから興梠が切り返して冷静にセンタリング、大迫のヘッドはゴールかと思いましたがポストに当たってしまいます。
大宮は攻め気、攻め手がなく、たまに前線にボールが繋がってカウンターになってもコンビネーションが合って来た中田と山村を中心に冷静に対処します。
後半は完全に鹿島のペースで試合が進んでいましたね。
ただ、なかなかゴールを割れずに66分には痛んだ小笠原に代わって本山が入ります。
そして、遠藤がボランチに下がりました。
やはりベンチに本山のような流れを変えられる選手がいるのはいいですね。
ボールがよりスムーズに回り出すと、74分には本山、ドゥトラ、大迫のポストから西に渡って迷いなくシュート、逆サイドのネットに突き刺さり待望の先制点が決まります。
残りの15分は当然大宮が攻めて来て、鹿島が守るという展開になるのですが、今の鹿島は15分の守備が永遠に感じられるくらい長いです。
案の定決定機を作られますが、ここでも曽ケ端がビッグプレイを見せて守り切り、何とか前半戦最後の試合を勝利で飾りました。

攻守の課題
まず守備についてですが今季はとにかく1対1で負けないことが重要となって来ます。
サッカーでは基本的なことなのですが、これまで運動量多く数的優位を作って守っていたので鹿島の選手は苦手としています。
攻撃的な選手が多いというのもありますが、1対1でやられ過ぎですね。
それはボールホルダーの相手選手との1対1だけでなく、オフザボールでのマーキング、ポジショニング含めてなのですが、両サイドバックも裏を取られ過ぎですし、中央もマークを見られてないことが多いです。
今季は守備で人数が揃っていても複数でボールを取りに行ったり、プレスバックして挟むという場面は少なくなっています。
オリヴェイラ監督との守り方とはある意味真逆ですから、一見ボールのとり所がはっきりしないようですが、1対1の状況すべてがボールの取り所と選手も意識を切り替えてもっと厳しく責任感を持って対応しないといけないですね。
また、プレスに関してはナビスコ杯の清水戦からあまりFWが低い位置まで下がらなくなっていてそれはいいのですが、やはりまったくプレスになっていない時間帯が多いです。
特に2トップに言えることですが、ボールを本気で取りに行ってないんですよね。
プレスに行ったらどうせパスを出すんでしょ、だったらプレスに行く前に早く出してよって感じの寄せ方で、これではボールホルダーの選手がまったく焦ることがありません。
だから寄せられても余裕でプレイしていますし、ミスも誘えず、後ろのプレスも連動できないという状況になっています。
前半の東が抜け出したシーンのロングボールのところへ小笠原が行ったのですが、やはりプレスがそんな感じでした。
マルキーニョスは全力で本気でボールを取りに行っていましたからね。
今はボールを取りに行って突っかけて簡単にかわされるか、ボールを取りに行かないゆるいプレスのどちらかの選手も多いですから、マルキーニョスとまではいかなくても本気で取りに行って相手を焦らせてほしいです。
そうすればもっと高い位置でボールを取れるようになりますし、カウンターからの得点増、さらには失点減にも効果があると思います。
攻撃に関してはとりあえず引き続き決定力とセットプレイですね。

安定感と勝負強さ
再開後ようやく初勝利をあげたわけですが、この試合も内容は良かったわけではありません。
柏戦のように現在の力をフルに出せればもっと勝ちに繋がっていくと思うのですが、新潟戦といいこの試合といいまだまだ安定感は低いですし、勝負強さも見られません。
ただ、79年組が全盛期のパフォーマンスを発揮できなくなり、一気に若い選手が主力になっている状況なのでこれは当たり前のことです。
チームは生き物ですから何年にも渡って常に同じ戦いができるわけではありません。
07年、08年加入選手はほとんど使われることもなく遠藤以外はチームを去ってしまいましたからね。
本当は3連覇している時からもっと若い選手を使えていたらスムーズに安定感も勝負強さも引き継がれていたのですが、それがぷっつり途切れてしまっているわけです。
だからこーめいはそれを危惧して09シーズンから連敗していた夏場や連戦にもっと(セットプレイのキッカーも含めて)若い選手を使うように言い続けていたのです。
つまり、主力が一気に若い選手に切り替わっている現在の鹿島に安定感や勝負強さが足りないのは必然のことで、それはジョルジーニョ監督には何の責もないということですね。
若い選手が主力から中心選手に成長すれば安定感や勝負強さも出て来ると思いますが、それにはまだ少し時間がかかりそうです。
曽ケ端の神セーブが連発するか、FWが決定力を見せるか、このどちらかがあれば勝てるという感じですね。
ただ、この試合も難しい試合となりましたが、大宮も最後まで体を張って守っていましたし、広島もこの守備にホームで20本のシュートを放ちながらスコアレスドローに持ち込まれましたからね。
前半戦を終わって勝点22は3位の浦和とは8差ですし、単純計算すれば今季は勝点44になるということです。
しかし、こーめいはまず間違いなく前半の勝点<後半の勝点になると思っているので、とりあえず昨季の勝点50は視野に入っている状況です。
新戦力のレナト・カジャもナビスコ杯のC大阪戦から出場できますし、まだまだこれからチーム力も順位も上がって行く可能性は十分あると言えるでしょう。

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山村が五輪代表に選出、大迫は無念…
ロンドン五輪サッカー日本代表メンバーに山村選手が選出(鹿島オフィシャル)
予選では主力の一角も…大迫落選「話す気分じゃない」(スポニチ)
五輪代表の発表が昨日の午後にあって鹿島からは山村が選ばれました。
大迫は残念でしたね。
こーめいは逆の可能性が高いと思っていましたし、大迫が選ばれない場合は指宿が選出されると思っていたので杉本の名があったのには驚きました。
1トップは大津と杉本でということなのでしょうね。
杉本のプレイは昨年C大阪の時のものを少し観たくらいですが、身長が高くフィジカルがあってボールがおさまるタイプですね。
得点力は大迫同様にそんなに高くないような気もしますが、U-23代表では今年のマレーシア戦の終了間際に出ただけだったと思うので思い切った人選と言えます。
CBが多く1トップのメンバーが意外とポジションに偏りがあるように感じますが、選ばれた選手は落選した選手の分までがんばってください。
出場機会があるかは分かりませんが、特に山村は大迫の分まで闘って精神的に成長してほしいですね。
鹿島の選手がスターティングメンバーで出場する可能性が低くなってしまいましたが、関塚監督がこういうメンバー選考でどういうサッカーをするのか別の意味で五輪は興味深くなりました。
大迫には五輪代表でプレイする事で成長して欲しかったのでこーめいもがっくりですが、鹿島サポーターとしては正直今大迫にチームを離れられると厳しいという気持ちもあるので前向きに考えたいです。
大迫にとって気持ちの整理はそんなに簡単ではないでしょうが、気持ちを切り替えてリーグ戦でいいプレイをするしかないですからね。
これを糧にこちらも一回り成長してほしいです。

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【J1第16節】東北電は実力でんスタジアム…の新潟戦
結果
6月30日(土) 2012 J1リーグ戦 第16節
新潟1-1鹿島(19:03/東北電ス/35,506人)
[得点者]
17' ドゥトラ②(鹿島)←大迫勇也④
37' ミシェウ(新潟)
[フォーメーション]
FW:興梠、大迫
MF:ドゥトラ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:イバ、山村、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
75分:遠藤→青木
80分:ドゥトラ→増田
89分:小笠原→土居


試合の感想
嫌な予感と違和感
新潟は4-4-2のフォーメーション、鹿島は4-2-2-2でスターティングメンバーは最近ではおなじみのメンバーで特に変更はありませんでした。
試合の数時間前に急に嫌な予感がよぎったのですが、控えメンバーを見てジュニーニョと本山、梅鉢という途中出場で流れを変えられる可能性のある選手が一人も入ってなかったことに危機感を覚えました。
ジュニーニョはずっと手にギプスのようなものをしておりなかなか取れないなと思っていたら手術をすることになったようでナビスコ杯清水戦から欠場、本山は帯同したもののやはりまだコンディションが万全ではないこともあってベンチに入りませんでした。
接戦で試合終盤まで行くと苦しくなるのでスターティングメンバーで得点を重ねて行ってくれればと思ったのですが、この日は序盤からいろいろ鹿島のサッカーに違和感がありました。
まず五輪発表前の最後の試合となる大迫はゴールを奪う意識が高過ぎたせいか、普段に比べて高めのポジションを取ってスペースでボールをもらう回数が多かったです。
くさびのボールを受けたら相変わらずボールは収まるのですが、縦に強引に行き過ぎるプレイが目立ちましたね。
普段はもっと周りを上手く使ってからゴール前に行くのですが、早くゴール前に行きたいという意識が強かったですし、肝心のゴール前でのチャンスでは力が入り過ぎていました。
同じく五輪代表選出を狙う山村は持ち味である縦へのパスはまったく見られず、無難なパス回しを選択していましたね。
興梠はボールは収まるものの、その後の展開でミスが目立つ悪い時のプレイでした。
また、遠藤は今季最悪と言ってもいいくらいの精彩の無さでお腹が痛いのかと思うくらい運動量がなく、ドゥトラらが下がって遠藤が前目という普段と逆の役割になっていました。
遠藤はゴール前へは走り込んでいたため、レナトが加入すると言うことでゴールという結果を求める気持ちが強すぎたのかもしれませんね。
このため、DFラインからロングボールを蹴る回数が多くなって攻撃の組み立てが上手く行っていませんでした。
それでも今季の鹿島は守る相手もしっかり崩して得点を取れるので、サイドのスペースに走った大迫が新井場からの縦パスを中央へ折り返しドゥトラがゴールを決めて先制します。
しかし、得点が入ってからも違和感が解消されることなく、消極的なプレイが目立ちましたね。
ドゥトラ一人が元気ハツラツでしたが、シュート精度を考えると1試合に2得点は難しいかなという感じです。
そうすると次第に新潟もチャンスを作るようになり、新井場のサイドを崩されてB・ロペスが決定機を迎えますが当たり損ねて事なきを得ます。
鹿島は攻撃では新井場がオーバーラップするとチャンスになりセンタリングから大迫の決定機もありましたが、逆に守備ではB・ロペスが鹿島の左サイドに流れることも多く、新井場のサイドを狙われます。
同サイドがドゥトラというのも守備に影響があり、新井場の前のスペースを新潟の中盤の選手やサイドバックに使われていましたね。
センタリングからミシェウが合わせて同点ゴールを奪われるのですが、どこも数的不利になっているわけではなかったのにまったく人を捕まえられてなかったです。
新井場は簡単にクロスを上げられ過ぎですし、山村はフリーで入って来ていた藤田を一瞬気にしたのかセンタリングをクリアに行けませんでした。
ドゥトラも藤田について行くか、ボランチにマークを受け渡すかしないといけなかったですね。
今季は組織で数的優位を作って守るというよりも局面は1対1で守ることが多いのですが、まだその守備の仕方に全体が慣れていない感じです。
運動量を上げて2対1の状況を作って守ればどこのクラブもある程度守れますからそうした方が早いのですが、それをやっていたら本当の選手の成長には繋がらないです。
海外でやっている選手が当然のこととして求められることをジョルジーニョ監督も求めているだけですからね。
だから選手個々が成長しないといけないわけでそれには時間はかかるかもしれませんが、2対1の状況を作って守れるチームより、1対1で守れるチームにした方が断然チーム力は高くなります。

かかりきらないエンジン
前半は同点のまま終わり後半に突入しますが、この日の鹿島はどうもエンジンがかかりきりません。
それでも前半に比べて遠藤が中央でプレイすることが多くなって新井場のミドルシュートや大迫のスルーパスから興梠の切り返してのシュート、こぼれ球を狙ったドゥトラのシュート、遠藤が切り込んでのシュートと決定機を作りますが決め切れません。
選手交代でさらに攻勢を強めたいところですが、この日のベンチメンバーではスケールダウンしてしまうことが目に見えていますからね。
小笠原と柴崎のポジション取りが高くなって後ろを取られるようになると新潟にも決定機が生まれます。
鈴木武蔵が抜け出したシーンはオフサイド判定に助けられましたね。
岩政が残っていたのでオフサイドではありませんでした。
これを見てジョルジーニョ監督が動くのですが、青木の投入はもっと早くて良かったです。
4節以来フル出場していた遠藤との交代となったのですが、この日のプレイでは当然の判断と言えますね。
柴崎が2列目に入ってこの交代で鹿島はバランスがよくなりました。
守備では運動量の多い青木が広くカバーし、山村もB・ロペスを1対1で抑えていました。
柴崎は本山ばりのスルーパスをバシバシ通しますが興梠が決め切れません。
その後はドゥトラに代えて増田を投入するのですが、ボールを運べずにバックパスばかり。
この日のベンチメンバーを見て予想できた通り攻撃がトーンダウンします。
柴崎が増田よりも下がってしまったのももったいなかったですね。
土居もこの試合展開ではジョルジーニョ監督は起用したくなかったでしょうが、小笠原がイエローカードをもらって熱くなっていたため、一か八かという想いがあったと思います。
やはりこの状況では平常心でいつも通りのプレイをするのは難しく、CKとトラップなどミスが出てしまい持ち味を発揮できませんでした。
このまま決定機を作ることができずにドロー決着、もともと新潟はホーム力があるクラブで苦戦するのは鹿島だけではないのですが、どうも東北電スタジアムでは実力を発揮できないですね。
ジョルジーニョ監督はいつでも得点できるという慢心があったとコメントしていましたが、試合を見ていてまさにこーめいも同じように感じました。
ただ、今の順位でどこに慢心できる要素があるのかと不思議に思いますけどね。

決定力・セットプレイ・バランス
この試合でも分かるように今の鹿島に足りないのは決定力、セットプレイ、そして攻守のバランスです。
決定力はやはりブラジル人FWに一日の長がありますが、ジュニーニョの復帰はいつになるのか今のところ分からないですし、前線でのボールの収まりを考えるとなかなかスターティングメンバーでも起用しづらいですね。
しかし、ベンチにいてくれると切り札として使えますし、大迫とジュニーニョの2トップは機能するんじゃないかと思います。
決定力については大迫と興梠の成長を待ちつつ、来季に決定力とポストプレイを兼ね備えたブラジル人FWを取るのがベストでしょうね。
セットプレイはレナトが加入することで改善される可能性があります。
ジョルジ・ワグネルが柏に来ることが決まった時、ブラジル時代のプレイを観て驚愕したのですが、そこまでの衝撃ではないもののレナトも左足の精度は間違いなく高いです。
ただ、今季の鹿島はゴール前で合わせられる選手が少ないという問題点もありますけどね。
しかし、セットプレイから得点が取れるようになればもっと試合運びが楽になりますし、結果も付いて来るでしょう。
選手起用による攻守のバランスは以前からこーめいが言っているように守備的な青木や梅鉢、本田をボランチやサイドバックに入れることで改善できます。
思えば今の後ろの6人は全員攻撃的な選手と言えますし、両サイドバックも1対1でやられ過ぎています。
この試合を見ても柴崎が1列上がって青木がボランチに入ってからは攻守のバランスがよくなりましたよね。
遠藤かドゥトラをベンチに置いておけばこの試合も選手交代でトーンダウンすることはありませんでしたから。
今季の守備については前述した通りですが、そのやり方の中でもOHはレナト、本山、柴崎:遠藤、ドゥトラ、ボランチは小笠原、柴崎、増田:本田、青木、梅鉢、SBは新井場:青木、梅鉢の組み合わせで起用すれば攻守にかなりよくなると思います。
リーグ前半の最後の試合はホームですからしっかり勝利して後半戦に入りたいですね。

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Author:こーめい軍師
J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

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