鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第33節】来季のベースとなる試合で残留決定…の名古屋戦
結果
11月24日(土) 2012 J1リーグ戦 第33節
名古屋1-2鹿島(14:33/豊田ス/23,892人)
[得点者]
07' ドゥトラ7⑦(鹿島)
25' 増川隆洋(名古屋)
35' ドゥトラ⑧(鹿島)
[フォーメーション]
FW:大迫
MF:ジュニーニョ、ドゥトラ、遠藤
MF:本田、柴崎
DF:イバ、青木、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
76分:本田→増田
82分:ドゥトラ→レナト
90+3分:ジュニーニョ→昌子


試合の感想
ベストメンバーが揃わずも
名古屋はこのところ攻守のバランスが良くなっている4-2-3-1の布陣、1トップにはFWとしてもかなりの脅威を振りまいている闘莉王が入ります。
鹿島もフォーメーションは4-2-3-1、興梠が体調不良でチームに帯同せずに控え予定だったドゥトラがトップ下、左右にはジュニーニョと出場停止明けの遠藤という並びになりました。
小笠原が出場停止ということで、ボランチは本田と柴崎のコンビになりましたね。
立ち上がりこそ名古屋がポゼッションをしますが、鹿島が徐々に盛り返すと左サイドから攻め始めます。
CKなどチャンスもありつつも、まだ名古屋の右サイドを攻略し始めているという段階だったのですが、思わぬ展開から先制点が生まれます。
大迫とドゥトラのワンツーはパスがずれてダニエルに渡ってしまうのですが、その処理を誤ります。
ドゥトラがミスを見逃さずにかっさらうと落ち着いて楢崎の股を抜くシュートを決めました。
ダニエルは上に上げてオーバーヘッドでクリアしようとしたんですかね。
鹿島としてはラッキーな先制点でしたが、闘莉王へのロングボールを岩政が競り勝って、こぼれ球を柴崎が右サイドへ、遠藤が中央へドリブルしてから新井場へサイドチェンジと攻撃の流れは良かったです。
ここからは中盤の攻防が続くのですが、名古屋はロングボールに小川が抜け出して折り返し、鹿島は大迫のスルーパスにジュニーニョがシュートを放ち、さらには名古屋がクロスから玉田のヘッド、鹿島は遠藤のスルーパスからジュニーニョのクロスにドゥトラがゴール前に飛び込むなど縦に早い攻め、サイドからの攻撃でお互いチャンスを窺います。
20分に三都主が石櫃に負傷交代すると左サイドが活性化、分厚い攻めでクロスから闘莉王のヘッドに至りますがこれはゴール左にはずれます。
さらに石櫃の仕掛けにジュニーニョがファウルをしてしまい、そのFKからファーサイドで増川に合わせられて決められてしまいます。
付いていたのは青木ですが、やはりこういうところでのポジションの取り合いは下手で相手に前をとられることが多いですね。
青木の失点パターンの1つと化していますから、弱点を克服する練習を重点的にして修正しないといけないです。
ここからは少し押される時間帯となりますが、鹿島のDFラインは闘莉王の高さに競り負けることは多かったものの集中して最後まで体を寄せることはできていましたね。
これまでと違ってドフリーでプレイさせてはいなかった分、シュートまで行かれても守ることはできていました。
今季はあまりにGKとDFラインの選手のミスで簡単に失点していましたが、こういう我慢の時間帯に守れるかどうかというのが勝敗に大きな影響を及ぼしますよね。
すると35分にダニエルのパスを本田がインターセプトすると左足で逆サイドにフィード、大迫がキープしながら名古屋DF2人に果敢に仕掛けてシュート、楢崎のはじいたボールはドゥトラのもとへ。
これも落ち着いてゴールに蹴り込み、再び勝ち越します。
今やドゥトラの強みはドリブルよりもこのフリーランニングですよね。
ハーフウェイライン手前から走っていますから、DFもマークに付きづらいですから。
前半は鹿島の1点リードでで終えます。

集中力を高く保って競り勝つ
後半開始からストイコビッチ監督が大胆に動いて来ます。
前半に負傷で1枚カードを切っているのですが、金崎、永井の2枚を一気に投入、勝負に出ます。
しかし、最初に決定機を作ったのは鹿島でした。
スローインから大迫が抜け出すとクロス、中央のドゥトラとジュニーニョには惜しくも合わなかったものの、すぐに立て直して柴崎がシュートまで持って行きます。
楢崎に防がれてしまいますが、そのまん前ではドゥトラがダニエルに後ろから両手で抱え込まれるようにして倒されていますから完全にPKのシーンでしたね。
ただ、この試合の鹿島はこのくらいの誤審には左右されない気合いが見られました。
ジョルジーニョ監督の指示もよかったですね。
前半から要所で集中、集中と選手に声をかけていましたし、ハーフタイムの「1つ1つのプレイに明確な意思をこめろ、狙いのないアクションほど危険なものはない。各自がリスクマネージメントの意識をしっかり持つこと」というコメントはこれまでのDF陣の集中力のないプレイからの失点を絶対に生まないという明確な意思を感じました。
石櫃のオーバーラップからの折り返し、闘莉王の落としから金崎が抜けたシーンなどは新井場、青木、岩政、曽ケ端が体を張って守っていました。
そして危険なところには本当によく本田が顔を出していましたね。
攻撃に関してはジュニーニョがストライカー的な動きをし過ぎていたので決してバランスはよくなかったです。
前節はいいバランスでプレイできていたのですが、興梠ではなくドゥトラが入った影響もあったのかもしれません。
もっと引いて受けたり選手間の距離を近くして中盤でボールを持ってサイドで仕掛けて、大迫やドゥトラがゴール前に入っていくシーンを増やしたかったのですが、裏を狙い過ぎていましたね。
それでも大迫、遠藤、ドゥトラで攻撃を作っていましたし、ジュニーニョがバイタルエリアやペナルティエリアで前を向いてボールを持つシーン、そこからシュートという場面も多々あったので決めて欲しかったです。
特に70分の大迫のスルーパスから抜けて楢崎と1対1になった決定機は…。
楢崎の対応も素晴らしかったんですけど、やはりジュニーニョはフィニッシュのところでは怖さが感じられなくなっています。
本田が予定通りの交代、足をつったドゥトラに代えて試運転も兼ねてレナト、ロスタイムには昌子を入れて守りきるとジョルジーニョ監督の采配もよかったです。
最後まで鹿島もチャンスを作っていましたし3点目を決められなかったのは残念ですが、しっかり守って残留を決める勝ち点3を得ました。
攻撃陣は2点を取って、DF陣が集中してしっかり守るという当たり前のことが出来れば競り勝てるという試合でしたね。

残留決定、そして最終節へ
神戸が負けて、G大阪が終了間際に引き分けたのでこの勝ち点3で鹿島の残留が決まりました。
選手は残留で喜んでいいのか複雑な気持ちもあったようですが、こーめいは素直にものすごく嬉しいです。
なぜならジリ貧で弱体化に向かってまっしぐらだったオリヴェイラ監督の晩年から、今季ジョルジーニョ監督になってせっかくチームがいい方向に進み出したのにここで降格してしまってはそれが来季に繋がらないものになってしまうからです。
しかし、無事残留が決まったことで(来季に向けての補強次第ではありますが)オリヴェイラ監督の負の遺産もほぼ返し終えたと言っていいと思います。
この試合ではダブルボランチのバランスがよく、本田は相手の攻撃をよく潰していましたし、柴崎は攻撃のタクトを振るっていました。
遠藤はまったくボールを取られることなくボールキープでチームを落ち着かせるとともに攻撃の起点になっていました。
扱いの難しい独特なプレイスタイルのドゥトラもシャドーストライカーとして機能させ、その本領発揮の2得点。
大迫のポストプレイも磨きがかかり、スルーパスから何度もチャンスを作っていましたからね。
曽ケ端とDFラインが最低でもこの試合くらい集中してしっかり守れれば、今季ことごとく勝ち点を落としていた試合も競り勝てるはずです。
そういう意味ではこの試合は来季のベースとなる試合と言ってもいいでしょう。
シーズンを振り返っても大迫と柴崎は今季急成長しましたし、興梠もワンタッチゴーラーとしてのスタイルをより明確にしてキャリア2度目の二桁得点。
遠藤はまだまだやれると思いますが、確実に今季はボールの持ち方、運び方が上手くなっていますし、最近はいいスルーパスも出せています。
ドゥトラはシャドーストライカーとして新境地を開き、レナトも途中加入ということを考えると活躍していますし、スルガ銀行チャンピオンシップなど重要な試合で得点しています。
もっと時間があれば周りとのコンビネーションも確実によくなるでしょうね。
本田は完全復活も間近、昌子は今季でかなり成長しましたし自信もつけています。
ここに来てようやく新しいチームの門出という気もしますし、決定力とDFラインのテコ入れを補強によってしっかり出来れば来季はいいシーズンが送れるでしょう。
次節の柏は新しい鹿島の船出としては絶好の相手ですね。
柏もブラジル人の個の能力が高いので要注意です。
名古屋は闘莉王、ダニルソン、ダニエルなど強さが際立ちますが、そういう相手には鹿島のDF陣は割と強いです。
しかし、柏のレアンドロ・ドミンゲスやジョルジ・ワグネルは技術がずば抜けていますし、ネット・バイアーノのポストからの足技もなかなかでナビスコ杯でやられています。
いつもの間合いでは精度の高いシュートを決められてしまいますし、あまり強く当たり過ぎるとかわされることにもなりますから、一層守備での集中力、状況に応じたより細かな判断力が要求されます。
残留は決まったものの(天皇杯磐田戦はありますが)ホーム最終戦ですし、勝敗を五分に戻さなければならない試合でもあります。
順位も10位に上げる可能性もあれば14位まで転落する可能性もあります。
そして、何よりこの試合の名古屋を観てもホーム最終戦で負けてセレモニーとなるとお通夜みたいな雰囲気になります。
そんなことは絶対に避けたいですし、勝って笑顔でシーズンを終えたいですね。
そして天皇杯優勝を目指しましょう。

ジョルジーニョ監督の退任について(鹿島オフィシャル)
と思ったらまさかのジョルジーニョ監督退任…。
名古屋戦の後のインタビューの雰囲気に違和感があったので、嫌な予感はあったんですよね。
あの時点ですでに契約更新の交渉が上手くいってなかったのでしょう。
どういう経緯なのか分かりませんが、フロントから契約延長しなかったのだとしたら最悪な判断です。
しかし、フロントは続投という考えだったので何か条件面か他のオファーがあったのでしょうかね。
こーめいが気になっていたのはフォーメーションとドゥトラの去就です。
あとは79年組のうちの衰えた人の方、レナトの獲得なども考えられますね。
鹿島も震災のせいもあって赤字で補強費もあまりないでしょうし、そこら辺で考え方に食い違いがあったのか…。
オリヴェイラ監督時代に6億近い移籍金を費やしたにも関わらず、そのほとんどの補強に失敗したのが痛かったです。
鹿島は監督には(監督or選手での)実績やカリスマ性、格を大事にしますから次もブラジル人なのでしょうが、これでまた来季監督が代わることになると、交渉から戦力や選手のプレイスタイルの把握に時間がかかりますし、補強の方向性も見直しが必要となりますね。
鹿島は継続性を大事にして結果を出して来たのに、ここでまた交代となって監督選びを間違うと来季もまた低迷なんてことになります。
でも、育った選手の能力が落ちるわけでも無駄になるわけでもないですし、単年契約である以上よりいい監督をという可能性を探るのは当然です。
すでにフロントが次に動き出して能力の高い監督を連れて来れるという判断での交代ならいいんですけどね。
セルジオ・ファリアス監督が来てくれたらいいのに。

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【J1第32節】戦えない、戦わない選手に危機感が募る…の仙台戦
結果
11月17日(土) 2012 J1リーグ戦 第32節
鹿島3-3仙台(14:04/カシマ/15,035人)
[得点者]
12' 赤嶺真吾(仙台)
22' ウイルソン(仙台)
30' 興梠慎三⑩(鹿島)←大迫勇也⑧
39' 赤嶺真吾(仙台)
47' 大迫勇也⑦(鹿島)←ジュニーニョ②
76' 興梠慎三⑪(鹿島)←本山雅志②

[フォーメーション]
FW:大迫
MF:増田、興梠、柴崎
MF:本田、小笠原
DF:イバ、青木、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
26分:増田→ジュニーニョ
33分:本田→本山
59分:小笠原→昌子


試合の感想
足を引っ張り続けるいつもの面々
レナト、ドゥトラがケガでベンチにも入れず、遠藤も出場停止ということで鹿島の2列目は左から増田、興梠、柴崎となりました。
ボランチには本田が入り、フォーメーションは4-2-3-1ですが、興梠が仙台のDFラインに張りつくことが多く、2トップ気味になっていましたね。
仙台は4-4-2の布陣、前節負傷した上本のポジションには渡辺が入り、角田が出場停止から復帰しました。
序盤は今季のダメダメな鹿島を象徴するような内容でしたね。
立ち上がりにCKからいきなり赤嶺に決定機を作られますが、これはポストに助けられます。
青木がマークについていたのですが、ゴール前の競り合いは攻守のセットプレイ、流れの中でのプレイ含めて拙さ過ぎです。
青木のマークミスで失点していることも多く、攻撃時のセットプレイで得点できないのも競り合いの下手さが原因ですね。
相変わらず個人の守備力のなさに不安を感じさせる守備陣に嫌な予感が漂い、12分には赤嶺のヘッドで先制されて早くもそれが現実なります。
増田の守備の下手さ、西の守備のさぼり具合と今季足を引っ張り続けている2人のミスからの失点でした。
増田は高い位置を取る菅井を見るようジョルジーニョ監督から指示されていたのですが、だろうディフェンスによってあっさり裏を取られてしまいます。
林のゴールキックから梁が触ったボールは処理が難しく正面に来たわけでもなかったので、小笠原のリアクションが遅れてがボールをロストしたのは仕方なく、これを責めるのはサッカー素人だけでしょう。
問題はまだマイボールにもなっていない状況、ましてやパスを出せる状況でもなかったのに増田が攻撃に走り出している状況判断の無さですよね。
マイボールになるだろうといういい加減な判断で縦に走った分、菅井に置いて行かれてしまいました。
菅井は増田が見ることになっていたので新井場もポジションをかなり中に絞っていたこともあり、菅井に高精度のクロスを上げられてしまいます。
そしてファーサイドでは昨季から見慣れた中央に絞った時の守備ができない、やらないサイドバックの失態です。
西は十分赤嶺より中に入ってマークする時間はあったのですが、ここでも戻らなくて大丈夫だろうといういい加減な気持ちでディフェンスをさぼり、早々に先制をされてしまいます。
それでも攻撃に関してはインターバルもあったことで、メンバーが大きく変わりながらもよくジョルジーニョ監督は連動させて来ていました。
序盤から興梠が裏を突く惜しい場面もありましたし、失点直後も大迫のポストから興梠のクロス、最後は増田が外から飛び込んで合わせますがDFに阻まれます。
18分には柴崎のスルーパスから興梠がワンタッチで流し込んでゴールを奪いますが、これはギリギリオフサイド。
仙台はリードすると攻撃意識がかなり低くなるので、鹿島もこの時間はポゼッションして攻めれていたのですが、またもや後ろの選手が足を引っ張ります。
西が赤嶺との1対1で簡単に抜かれてファウルをしてしまい、そのFKの2次攻撃から失点してしまいます。
増田のクリアが2度とも相手に拾われるのですが、ヘッドは相手と競り合いながらでしたし、2度目も強烈なシュートをブロックしたので仕方なかったのです。
ただ、その後がまただろうプレイなんですよね。
興梠がマイボールにする前提で追い抜こうと走って行き、また裏を取られるという失態。
先制点の時もそうですが、これは守から攻への切り替えが早いのではなくて状況判断がいい加減過ぎるだけです。
それでも、この失点の一番の大失態は曽ケ端ですけどね。
相変わらずのファンブルぶりで角田のシュートをウィルソンに押し込まれてしまいます。
ジョルジーニョ監督も誰が失点の起点になっているのかをしっかり観ており、早々に動いて来ます。
増田をジュニーニョに代えると30分には興梠の粘りのボールキープから大迫が絡んで、最後は興梠はワンタッチゴール。
1点差に迫ります。
その後も攻撃的に行くために本田に代えて本山をトップ下投入、右に興梠が入り、柴崎をボランチに戻します。
追い上げムードに水を差したのはまたもや今季足を引っ張り続ける面々でした。
小笠原が中盤でボールロストしてからの仙台の攻めでしたが、一旦はディレイに成功して鹿島も守備陣形を整えており、青木も新井場に赤嶺を見るように指示をしっかり出しています。
しかし、次の瞬間にはボールウォッチャーになってマークをはずした挙句に、競り合わなくてもラインを割るだろうという、だろうディフェンス。
曽ケ端も同様で飛び出しが中途半端、青木もGKが飛び出したのでセオリー通りゴールの中に入ってないといけないですが基本が出来ていません。
失点は全部、戦術云々ではなく個人の基本的なミス、さぼり、状況判断の悪さからなので監督としてもどうしようもないんですよね。
しかも同じ選手が同じミスを何度も何度も繰り返しています。
いつも8月31日になって夏休みの宿題が全然終わってないと慌てる小学生に親が口を酸っぱくして何度言っても同じ過ちを繰り返してしまう、そういう状況です。
増田は状況判断の悪さからまだ7月だから大丈夫とチャラチャラ過ごし、8月になってもまだ上旬だからとチャラチャラ過ごし、気づいたら31日になっているという状況。
曽ケ端はとりあえず机に向かって宿題をやろうとするも集中力の欠如から結局宿題に手をつけないまま31日になっているタイプ。
新井場と西に限っては端から勉強は嫌いと放棄し、いかにさぼるかを考えて真面目にやっていません。
これだけ後ろの選手が基本的なことができないで失点していると、誰が監督でも残留争いすることになってしまいますよね。
今季はもう曽ケ端の失態だけでも勝ち点10は失っています。
それが無ければ今頃は残留確定どころかACLの出場権争いをしているはずなのですが…。

監督の采配でドローまで盛り返す
前半終了間際にはセットプレイを中心に仙台ゴールに迫りますが、結局2点のビハインドで折り返すこととなります。
前半に攻撃的なカードを切るとともにハーフタイムで選手に渇を入れると後半開始から果敢に攻めます。
大迫のキープから本山のセンタリングを柴崎がセンスあるシュート、これは落ち切れずに惜しくもゴール上に突き刺さります。
しかし、直後の仙台のゴールキックを小笠原がヘッドでジュニーニョに落とすと本山とのワンツーでサイドに抜け出します。
1対2の状況ながらもジュニーニョがドリブルで仕掛け、抜き切らずに左足でクロスを入れると、大迫がニアで合わせて反撃の狼煙を上げます。
こういう形がもっと増えればゴールも期待できますよね。
前回こーめいがジュニーニョの起用をと言っていたのもまさにこういったチャンスメイクを期待してのことですし、中央のFWもようやくニアに入ってくれたかという想いです。
その後も鹿島は西のクロスに大迫、カウンターから大迫のミドルシュートなどチャンスがありますが、試合展開が動いたのはジョルジーニョ監督が再度動いてからでした。
このところ判断が遅くミスの多かった小笠原はこの試合も調子が悪そうで、交代で昌子を入れます。
青木を1つ前に出すことで中盤の運動量が増しました。
ボールをポゼッションして押し込むとCKからジュニーニョのヘッド、65分には西が右サイドを飛び出しますが、中央でフリーでいる柴崎が見えずにシュートという判断。
これは悪くはないですが、2トップがこぼれ球に詰められないですからせめて枠には飛ばさないといけないですね。
69分には新井場のパスを興梠がペナルティエリアで受けるとドリブル突破、中央の大迫への折り返しは林に防がれてしまいます。
そして、76分についに同点に追い付きます。
柴崎と本山の続けての浮き球パスから興梠が胸トラップで上手くコントロールすると、ゴールに勢いよく突き刺します。
本山のセンスは流石ですが、柴崎のあのDF2人の間を通すパスも絶品ですし、その前の間の取り方も上手く仙台の選手の足を止めましたね。
あれぞまさにブラジルサッカーの緩と急の使い分けです。
勢いに乗る鹿島は攻勢を強め、柴崎のスルーパスに抜け出した大迫がセンタリング、ファーサイドにはジュニーニョが詰めますが惜しくも届かず。
大迫の落としに本山のシュート、さらに85分にも大迫の落としから柴崎のシュートとチャンスを作りますが勝ち越し点を奪えません。
総合してみると勝てた試合とも言えるのですが、あと1ゴールが足りなかったというより、前半の失点が多過ぎたために勝ち点1しかとれなかった試合となってしまいました。

攻撃的に行くか、守備的に行くかのジレンマ
試合後のコメントで興梠と大迫が前から、つまり攻撃的に行きたいというコメントをしていましたが、これは監督批判というよりは守備のできない後ろの選手へのオブラートに包んだ批判でしょう。
2人の言うことには一理あって後ろに守れない選手、平気で守備をさぼる選手がいるのだから、まずは守備からという戦い方では失点するリスクが高くなります。
今季は2点、3点取っている試合でも曽ケ端、新井場、西らのやる気のないプレイで勝てなかったことがあまりに多すぎましたから、前線の選手としてはやってられないですよね。
しかし、これは2トップで3点取った試合後だから言えることでもあります。
では、攻撃的に行って得点が取れるのかというとそうでもないですからね。
今季の鹿島はもともと攻撃的に戦っている試合が多く、決定機数も31節終了時点で柏と並んでリーグトップです。
ですが、決定力を見ると10.1%で16位、後ろには新潟と札幌がいるだけです。
それにこの試合ではトラップが上手く行っていましたが、決定機以前にトラップミスでチャンスを逸することも多いですからね。
攻撃的に行って得点が取れるならそうしたでしょうが、2列目のレギュラーが3人不在の状況では守備的に入る選択をしたジョルジーニョ監督は間違っていなかったです。
興梠に2トップになるなという指示したのは相手のボランチを見ろということですし、興梠がこの指示を遂行しなかったので本山が入るまでは仙台の両ボランチが自由に動けて、その分鹿島の小笠原と本田が難しい状況に追い込まれました。
増田が菅井を見るため、仙台の中盤4人に対して鹿島は柴崎、小笠原、本田の数的不利で対応することとなり、攻撃時は激しくプレッシャーをかけられていましたし、守備の時は太田や梁に加えて上がって来るボランチも見なければならなかったですからね。
この試合、興梠は体を張って気合いの入ったプレイを見せていましたが、これをコンスタントにできるようにならないといけないですし、守備に関してもマルキーニョスくらい追えるようになれば攻撃的な戦いができると思います。
仙台はリードすると攻撃の意識が落ちる傾向があり、磐田戦も主導権を握り続けていたにも関わらず、あまり積極的に追加点を取りに行かなかったため追いつかれて引き分けていました。
早めに動いて攻撃的な戦い方に切り替えたジョルジーニョ監督の判断も良かったですね。
ただ、改善すべきは何度も言うように攻守のバランスです。
次節は小笠原が出場停止なのでボランチは本田、柴崎になるのでいいとして、両サイドバックのどちらかは守備のできる選手を入れないといけないですね。
控え選手がいないのが今の鹿島の最大の弱点の1つですが、ナビスコ杯のように昌子を守備専門と割り切って使っていくしかないでしょう。
今の鹿島は前線の選手と柴崎でチャンスは作れますから、サイドバックが2人とも攻撃的で守備のできない選手にすることはないですね。
攻撃では西がいい縦パスを何度も入れていましたから、やはり左サイドに昌子が一番バランスがいいかもしれません。
昨年は曽ケ端がこんなにミスしていませんでしたし、攻撃でも横パスやバックパスばかりで決定力以前に決定機不足でしたけど、今季は決定力のなさと後ろの選手の守備の弱さもあって攻撃と守備のバランスのジレンマがハンパないですね。

混沌とする残留争いに言い知れぬ不安
2位の仙台相手に2点のビハインドから追いついて勝ち点1を積み上げたものの、大宮、神戸、G大阪が勝利したため残留争いはよりカオスと化してしまいました。
大宮がこの時期強いのは例年通りですがC大阪はクルピ監督がベンチ入り停止、G大阪をホームに迎えた清水はナビスコ杯決勝で敗れたショックがかなり大きかったようで調子が落ちていますし、神戸に至っては監督交代効果というより天とピッチに後押しされての勝ち点3でした。
磐田も予想以上に不調が続いていますし、残り3試合になって何が起こるか分からない状況でこーめいも今まで感じたことのない言い知れぬ不安を抱いて過ごしています。
一番予想外だったのはここに来て曽ケ端や新井場、西がああいうミスを繰り返すのか…ということですけどね。
増田も出場時間が短い割に失点に多く絡んでいますから。
他クラブがどうこう以前にあんなプレイを何度も繰り返していては、監督が誰であろうと残留争いに巻き込まれて当然ですし、このままでは本当に危なくなって来ました。
次節は遠藤が戻って来ますが、レナト、ドゥトラが間に合わないなら苦しい状況が続きます。
そうなると2列目の並びはジュニーニョ、興梠、遠藤がベストですかね。
ベストというより、本山を先発から使えない以上、他にメンバーがいません。
ただ、興梠はこの試合、2列目に柴崎、本山とスルーパスを出せる選手がいたというのが大きいので後半の早い段階で本山を起用したいところです。
名古屋も4-2-3-1の布陣でまともにぶつかりますから、特に球際の争いが重要となって来ます。
今週は連続で非公開練習をしてしますから、ナビスコ杯決勝のように球際で激しく集中力を高く保って戦ってくれると信じて応援するしかないですね。

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【J1第31節】ワンピース欠けて勝ち点も一欠片…の大宮戦
結果
11月7日(水) 2012 J1リーグ戦 第31節
大宮0-0鹿島(19:03/NACK/12,021人)
[フォーメーション]
FW:大迫
MF:興梠、ドゥトラ、遠藤
MF:柴崎、小笠原
DF:イバ、青木、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
HT:ドゥトラ→レナト
70分:興梠→増田
90+3:遠藤→本田


試合の感想
レナトが足りない前半
大宮はズラタンと東が2トップ気味の4-4-2、青木と金澤のダブルボランチのバランスがよく8試合負けなし、その間は3失点と堅守を構築しています。
鹿島はレナトがベンチに復帰したもののまだ90分は無理ということで、2列目は左から興梠、ドゥトラ、遠藤の4-2-3-1となります。
ケガでベストメンバーが組めない上に、本山や本田がまだ90分間はきついということでメンバーのやりくりに苦労していますね。
試合はホームの大宮が積極的に来ますが、内容はほぼ互角。
お互いにポゼッションしてゴール前まで運ぶものの、守備が固いこともあってアタッキングサードではなかなか思うように攻撃できません。
後ろに攻撃的な選手が揃う鹿島もナビスコ杯の余韻のおかげか、守備意識が高くしっかり食らいついて行ってバイタルエリアやゴール前では好きにさせません。
そんな流れの中、最初にチャンスを作ったのは大宮でした。
くさびのボールを受けた興梠のトラップが大きくなり、渡邉に奪われるとカウンター。
ズラタンが上手くからんで最後は東のミドルシュートが飛んできますが、曽ケ端がセーブします。
この後もドゥトラの横パスをカットされてカウンターを受けそうになるなど、やはりこのメンバーでは2列目のボールの収まりに難がありますね。
そこからはやや押し込まれる展開になりますが、20分には柴崎の大きな展開から右サイドを駆け上がった西がマイナスのクロス。
興梠が胸トラップからボレーを放ちますが上手くミートしませんでした。
西のトラップはすごく良かったのですが、クロスはグラウンダーで出さないともらう方は処理が難しくなりますよね。
興梠もストライカーならしっかりトラップしていいシュートを放って欲しかったです。
24分にはCKから河本がヘッドするもこれは曽ケ端の正面で事なきを得ます。
27分には遠藤が今季4枚目となる痛恨のイエローカードをもらってしまいます。
鹿島のボールだったのですが、興梠のパスが中途半端だったためそのフォローに球際にギリギリのアプローチをするも渡部より遅れてしまいましたね。
やはり興梠、ドゥトラとの同時起用となるとトラップミス、パスミスというプレイの精度の低さが目立ちます。
それでもドゥトラは持ち前の推進力を生かしてCKを奪うと、小笠原のキックから岩政が渾身のヘッドを放ちますが、これはバー直撃。
さらに新井場のパスからゴール前ニアサイドに入った大迫がシュートするも菊地のブロックに合います。
その後も遠藤のCKから青木のヘッド、岩政のヘッドと惜しいチャンスを作りますが、さすがにここのところ堅守を誇っている大宮、DFがしっかり最後まで集中しており阻まれてしまいます。
40分には大迫の守備からボールを奪って遠藤がスルーパス、決定的なチャンスだったものの興梠がトラップミスをしてしまいます。
前半はやや鹿島がチャンスが多かった印象のあるものの、内容はほぼ五分。
2列目にもう1つボールの収まり所が欲しいと思わせるワンピース足らないサッカーでした。

ドゥトラが足りない後半
後半開始からドゥトラに代わってレナトが入ります。
後半のどこかでレナトの投入があるというのは当然予測されていましたが、タイミングも早かったですし興梠との交代だと思っていたら、ドゥトラが腰を痛めてしまったみたいですね。
51分には右サイドの東のクロスから金澤と決定機を作られますが、岩政が決死のシュートブロックで防ぎます。
ここは今季の鹿島の守備の課題が出てしまいましたね。
新井場の1対1の対応が甘く簡単にクロスを入れられると、ダブルボランチがゴール前のマークをしっかり見れていないというお決まりのパターンです。
こういうところで本田がいると危険なところを察知してフォローしてくれるんですよね。
ここからはレナトの投入の効果が出て鹿島がポゼッションする時間が増えていきます。
2列目にボールの収まり所が出来るとともに、大迫、遠藤との距離感も良くなりましたね。
しかし、今度は攻撃の組み立てはできるようになったもののオフザボールの動きからフィニッシュを担うドゥトラというワンピースが足りません。
58分には大迫のスルーパスから興梠が決定機を迎えるもボールをコントロールできずにシュートまで行けません。
やはり何度も言うように興梠はドゥトラに比べてオフザボールの動きの質と量は劣ります。
ドゥトラが中央に頻繁に入っていくのに対して、DFラインに張りついている時間、タッチライン際に開いている時間も多いですし、ドゥトラのように長い距離を走らないですし、ダイアゴナルの動きをしないです。
だからDFの裏を狙って走ってもマークを引きはがせないですね。
その後は東、柴崎のシュートなどお互いチャンスがあるのですが、GKが好プレイを見せ合います。
鹿島は遠藤のCKのこぼれ球を小笠原がシュート、続けてCKの二次攻撃から遠藤がクロス、中央で興梠が合わせるなどチャンスがありますが、DF・GKに防がれてしまいます。
どちらも最後まで集中してゴール前の守備が固かったですね。
70分には興梠に代わって増田が入りますが、相変わらず状況判断と戦術理解度が低く、プレイに主体性がないですね。
投入直後にはゴール前でボールを受けてチャンスを得ますが、中途半端なプレイでパスミス。
73分にはアリバイ守備で右サイドを崩されると、この試合最大の決定機を作られてしまいます。
渡邉がはずしてくれたからよかったものの、新井場と西の守備も軽いだけにさらにアリバイ守備の増田が入ると余計に不安定になり、必ずと言っていいほど崩されていますね。
今季は途中出場が多いですが増田の守備の軽さでピンチになっていることは多いですから。
攻撃でも興梠と同じように前線に張りつくばかりで、そこから動き出そうとするのでマークがはずれないですね。
サイドに出ているときはパスを繋ぐだけでその後まったく動かないですし、疲労している選手の代わりに積極的にボールに絡んで攻撃を作らないといけないのですが、遠藤や大迫のようにプレッシャーのきついところで全然ボールキープしてくれないですし、状況打開力もないですし、途中で入っている選手の動きとは到底思えません。
ナビスコ杯ではいいプレイしていましたが、やはり鹿島でレギュラーを取れるようなレベルにはないですね。
終盤になるとナビスコ杯決勝で120分の激闘を戦った疲労が出て来ます。
小笠原、柴崎、遠藤、大迫あたりにミスが出始めて、レナトも本調子ではなく運動量が低下して行きました。
得点を取りに行くなら本山の投入ですが、守備ではバイタルエリアにスペースが出来始めていたので、本田の投入も重要でありタイミングはもっと早くてよかったですね。
できれば1点を取って勝ちたいという気持ちがロスタイムでの交代となったのかもしれません。
後半は2列目にダイナミックなオフザボールの動きが欲しいと思わせるワンピース足らないサッカーでした。
その結果、堅守を崩せずにスコアレスドロー、残留ラインを統べる残留王大宮とワンピースの勝ち点を分けあうこととなりました。

ベストメンバーが組めない苦しい台所事情
G大阪戦から4-2-3-1の布陣にしてFC東京戦でハマって大勝、ナビスコ杯の準決勝柏戦でも引き分けだったもののいい試合をしたのですが、そこからケガ人が出てベストメンバー(大迫、ドゥトラ、レナト、遠藤の前線にできれば+本田)を組めていません。
今の鹿島はベストメンバーを組めればリーグ戦の上位クラブにもいい勝負できますし、勝てる可能性も十分あるのですが、台所事情が苦しいですね。
本山と本田はコンディション的に90分プレイするにはまだ厳しいですし、実際にフル出場した試合は終盤に運動量が落ちてかなり苦しそうです。
それに加えてケガ明けの中田、レナトも先発起用は難しい状況です。
今季は中田と本田が一度ケガから復帰して試合で起用したものの、すぐに再長期離脱したのでジョルジーニョ監督も慎重になっている面もあると思います。
本来チームの軸にならないといけないはずの増田、興梠は2列目の控えとしてはレギュラー組とプレイの質に大きな差がありますし、そうなるとあとはもう35歳のジュニーニョと20歳以下の選手しかいないですからね。
さらに、次節は遠藤が出場停止となりますし、ドゥトラのケガも気になります。
シーズン初めから現在のメンバーで始動出来ていたなら、もっと早くに布陣の適正解を見つけ出して有事の際も控え選手で対応するだけの力をつける時間もあったでしょうが、今の鹿島は去年までのチーム作りの大失敗を緊急補修して、ようやく形ができたばかり。
ベストメンバーでできるだけ試合を重ねていきたいという段階ですからね。
仙台戦はドゥトラ、レナト、本山が理想ですが、コンディションを考えると選手交代策が厳しくなりそうですし、ドゥトラ、レナトのケガの回復次第によっては大幅にメンバーを入れ替えなければならない可能性もあります。
とにかく今季はチームが壊れている苦しい状況からのスタートでしたから、残留を早く決めて来季に向けてしっかり補強したいですね。

残留確定への戦いは続く
次節はホームで仙台戦となります。
残留確定の戦いが続きますが、こーめいはG大阪や新潟、神戸、大宮など残留争いをしているクラブに加えてその対戦相手の試合も観ているので、残り6試合の段階から残留ラインは勝ち点37か38くらい(G大阪と神戸が同勝ち点、得失点差でG大阪が残留)になると考えています。
神戸は残り6試合勝てそうな雰囲気がなかったですし、G大阪もレアンドロが得点しているものの相変わらず失点は多く、守備の固いところからはそれほど得点を奪えていないです。
また、この2クラブはアウェイが2試合残っていますからね。
カウンターしか形のない新潟は相手が決定機を外しまくって、なおかつ少ないチャンスをものにしないと勝ち点3はなかなか取れない状況ですし、G大阪とともに残り3試合は1勝1分1敗くらいかなと予想しています。
神戸は監督交代があったのでそれがどういう影響を及ぼすが分からないですが、成績がよくなるなら堅守速攻スタイルでしょう。
ただ頼みの堅守速攻も球際で激しい守備ができない野沢らが加入した今季は中途半端になってしまうのではないと思います。
とは言っても大宮の残留力は予想通り脅威ですし、終盤はどんなドラマが生まれるか分からないですから、気を引き締めて臨まなければいけませんね。
ただ、上述したようにベストメンバーを組めない現状は厳しい戦いが予想されます。
こーめいはメンバーが苦しい場合は、割り切ってナビスコ杯の決勝のように守備的なセンスを起用して守ってカウンターを狙う戦い方でもいいと思いますけどね。
もともと仙台が堅守速攻のスタイルですから逆にやられると嫌でしょうし、優勝争いを考えれば得点を取りに来ないといけないですから。
興梠とドゥトラを2列目に並べるならジュニーニョを先発起用して欲しいです。
鹿島は代表召集もありませんでしたし、このプチ中断で少しでもベストメンバー以外の機能性を上げるよう取り組んで欲しいですね。

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天皇杯4回戦は磐田と対戦
【第92回天皇杯】4回戦抽選会 結果(J's GOALニュース)
4回戦(12/15)組合せ
G大阪 vs 町田 (万博)
C大阪 vs 清水 (長居)
千葉 vs 福島 (フクアリ)
鹿島 vs 磐田 (カシマ)
浦和 vs 横浜FM (熊谷陸)
名古屋 vs 熊本 (瑞穂陸)
大宮 vs 川崎F (NACK)
柏 vs 武蔵野 (柏)

天皇杯4回戦の組み合わせが決まりました。
鹿島は磐田との対戦となりますね。
下のカテゴリーのクラブと当たる確率は50%だったのですが、J1クラブとのカードになってしまいました。
しかし、鹿島はホームで戦えますし、磐田も最近は練習の長さが終盤に来て祟っているのか6試合勝ちなしと調子が落ちています。
4回戦は来月15日ですからしっかり残留を決めて、ベストメンバーで戦えるようコンディションを整えたいですね。
鹿島は日本代表に召集されている選手もいませんし、このプチ中断を有効に利用してまずは次節の仙台戦に備えたいです。
大宮戦のレビューは数日のうちにアップしたいと思います。

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【ナビスコ杯決勝】前哨戦を糧に難敵を退け二連覇達成…の清水戦
結果
11月3日(土) 2012 ヤマザキナビスコカップ 決勝
清水1-2鹿島(13:10/国立/45,228人)
[得点者]
73' 柴崎岳②(鹿島)[PK]
77' 大前元紀(清水)[PK]
93' 柴崎岳③(鹿島)←西大伍①
[フォーメーション]
FW:大迫
MF:興梠
MF:柴崎、小笠原、本田、遠藤
DF:昌子、青木、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
HT:興梠→ドゥトラ
70分:本田→増田
83分:昌子→新井場


試合の感想
清水の特徴を徹底的に殺す作戦
リーグ戦で勝利した清水は予想通りの4-1-2-3の布陣。
杉山が出場停止のためアンカーには村松が入り、ケガと出場停止でリーグ戦に出ていなかったヨン・ア・ピンと高木が先発に復帰しました。
鹿島はレナトと本田の出場が気になるポイントだったのですが、レナトはケガのためにベンチにも入っていませんでした。
本田が先発メンバーに入っていてホッとした後によく見ると興梠と昌子の名前もありました。
先発起用にこだわっていたドゥトラをここに来てはずし、ベンチには79年組の中田、本山、新井場にベテランのジュニーニョなど豪華なメンバーになっていましたね。
こーめいは前回の記事で本田の先発起用は必須、サイドバックのどちらかにはCBタイプを使うべきと言いましたが、非公開練習でやっていたのはこれだったのかと納得がいきました。
こーめいは中田の名を挙げておきましたが、ケガ明けで先発起用するにはコンディションが厳しいということで、守備専任ということなら1対1に強さがある昌子が次の選択肢となります。
しかし、ジョルジーニョ監督はこの大舞台でいきなり20歳の昌子の起用を平然とやってのける。
そこにしびれる!あこがれるぅ!ですね。
2列目の並びがどうなるかが気になりましたが、中央に興梠、左右の遠藤と柴崎はポジションチェンジしながらでした。
フォーメーションも4-2-3-1と言うよりは4-4-1-1と表記した方が的確であり、そこにジョルジーニョ監督が清水の特徴を徹底的に殺そうという戦略が見えましたね。
清水の特徴はまず何と言ってもサイド攻撃です
ウィングだけでなくサイドバックがかなり高い位置を取ることで数的優位を作りセンタリング、ゴール前には逆サイドのウィング、センターフォワード、インサイドハーフの選手が入って行きます。
実際に1週間前のセンタリングでもその形からやられたのですが、この試合ではキムを2CBが見て、両サイドのウィングとサイドバックのユニットは鹿島もサイドバックとサイドハーフでマークします。
そしてボランチの小笠原と本田がインサイドハーフの八反田と河井をチェック、FWは縦関係になって興梠がアンカーの村松、大迫が2CBにプレスをかけるという形を取っていました。
状況によってはマークを受け渡しますが、基本はマンツーマンになるので守備のやり方がはっきりしましたね。
そしてもう1つの清水の特徴はリーグ戦のファウル数がリーグワースト6位、警告・退場数はワースト1位というデータにも表れているように、球際の当たりが激しくファウルもいとわないということです。
しかし、この試合では鹿島がそのお株を奪うようにファウルをしてでも中盤でしっかり潰すことができていましたね。
この2つの特徴を消すことで清水を封じ込めました。
昌子の起用に4-4-1-1という布陣も清水対策としては非常に理にかなっており、奇策と言う表現よりは秘策と言った方がいいでしょう。
14分には右サイドからセンタリングを入れられますが、昌子と柴崎がよく詰めてコースを限定、ゴール前で岩政がクリアします。
しかし、それが高木のところにこぼれて決定機となりますが、叩きつけたボレーシュートは曽ケ端がセーブします。
ここは相変わらず中央に絞ったサイドバックの守備の脆さが出たシーンでした。
西がボールウォッチャーになっていてまったく守備として意味の無いポジションを取っており、高木をフリーにしてしまっていました。
危機察知能力の高い本田がボランチにいたのでシュートブロックに入り、コースが限定されたことで強いシュートを打てなかったですし、曽ケ端も読むことができて事なきを得ましたね。
しかし、前半の清水の決定機はこのシーンくらいで、サイドからのクロスをすべて封じることはもちろんできないですが、しっかりコースは削っていたので中央で跳ね返すことができていました。
ただ、攻撃に関しては鹿島もこの布陣で非公開の時にしか練習出来ていないので機能性は低かったですね。
布陣としても遠藤と柴崎、大迫の距離が遠くなってしまいますから、興梠がもっと動いて3人との距離を縮める橋渡し役をしなければいけなかったのですがそういう動きが出来ていませんでした。
しかし、前半の終盤になると徐々に修正も効いて来て清水のゴールに迫るシーンも出て来ましたね。

鹿島でもっとも決定力のある男
ジョルジーニョ監督は後半開始から興梠に代えてドゥトラを投入して来ます。
イエローカードをもらっていたこともあるでしょうが、上述したように攻撃面での動きに物足りなさがあったのも交代の理由だと思います。
それに水曜日にリーグ戦があることを考えれば、できたら延長戦は戦いたくないので攻撃のカードを早めに切っていくことも必要となります。
オフザボールの動きの質と量は興梠よりドゥトラの方が高いですからね。
その効果が後半開始早々に出て小笠原の縦パスから大迫が抜け出すと中央へ折り返し、ドゥトラが決定機を迎えます。
林が飛び出したこともあってシュートは上に外れてしまいますが、やはり大迫や遠藤との距離感は興梠よりドゥトラの方がいいですね。
さらに52分には遠藤がボールを奪ってから大迫のポストプレイ、リターンを受けた遠藤がシュートを放ちます。
56分にはカウンターから遠藤がスルーパス、ドゥトラがシュートまで持っていくなど鹿島が徐々に決定機の数を増やして行きます。
そして、90分はまだ難しい本田に代えて増田が入ると、柴崎がボランチ、センタープレイヤーに戻ったことで待望の先制点が生まれます。
73分CKのカウンターから遠藤が上手くタメを作ると縦パス、ドゥトラの折り返しを柴崎が受けるとイキジェに押されてバランスを崩しPKを得ます。
これを事前にジョルジーニョ監督からキッカーに指名されていたこともあって自らが落ち着いて決めて先制します。
この得点の遠藤のプレイもそうでしたが、ゴール前で跳ね返したボールをよく拾ってボールを運んだり、キープできていました。
実はDFラインの選手、特に岩政はヘディングをきちんと遠藤を狙って跳ね返していますからね。
前線でポストプレイをこなしていた大迫と共に、地味ですがこの2人のボールキープがこの試合では相当効いていました。
あそこで収まらないと攻撃の糸口も掴めなかったですし、攻められっぱなしの展開になっていたでしょうからね。
先制点に湧いたのも束の間、お家騒動によってCKで青木がPKを取られて同点に追いつかれてしまいます。
08年のゼロックススーパーカップ広島戦でも青木は完全なる誤審で家本主審にPKを取られましたが、この場面もよく分からないジャッジでした。
青木が清水の選手を倒したということでしょうが、世界を観てもセットプレイではあのくらいのプレイはお互いに普通にやっていますし、あれをいちいちファウルにしていたらPKだけで二桁得点になってしまいますよ。
それに普通の審判はボールに関係ないところではあのくらいの接触は取らないですね。
さすがにゼロックススーパーカップで2度目の研修送りになった時に、誤審の言い訳に「正義感が強いから」と言い放ったレフェリーです。
選手の不正を見つけることに生きがいを感じており、サッカーの審判ではなく正義の審判を目指している家本主審らしいお家騒動でした。
これで青木にイエローカードが出たのですが、柴崎が倒されたシーンは完全な決定機でしたのでレッドカードでないといけません。
さらに言えばドゥトラがヨン・ア・ピンを倒したところはイエローカードを出すべきでした。
清水のPKが誤審でなかったとしても、ジャッジの整合性を観ると大きなミスをしたと言えるでしょう。
日本サッカー協会とのコネが強いので、研修送りとなったゼロックススーパーカップのようにこの試合でもチャンスを与えるという名目で選ばれたのでしょうが、こういった大舞台で主審を務める技量はないですね。
そもそもクラブに対してはベストメンバー規定で若い選手にチャンスを与えるのを規制しているのですから、レフェリーに関してもモットラムさんがいない今ベストな人物はいないとしてもベターな人材を選出してもらいたいものです。
こういうタイトルのかかった重要な試合ではアメリカの陪審員選出の制度のように、事前に両クラブに主審の拒否権を3つ程与えて欲しいです。
鹿島の場合はこの試合の家本主審、扇谷主審にあとは西村主審かまだ経験がなくて今季誤審問題を多く引き起こしている岡部主審あたりですかね。
意外とこれはっていう名前が多くは挙がらないですが、残りのレフェリーがいいというわけではなくあとは似たり寄ったりだからです。
ついでにスポンサーにも拒否権を行使してもらった方がいいと思います。
全国放送で多くの人が見る試合なのに下手な審判を選んで試合をブチ壊されたら、スポンサーにも失礼ですからね。
危うく主審に試合を台無しにされそうになりますが、後半をドローのまま終えると延長戦で柴崎が再び魅せてくれます。
スローインを大迫がDFを背負いながらもきっちりポストになって落とすと、増田のサイドチェンジから西が縦に出します。
そして、オーバーラップしていた柴崎が清水DFラインを一発でかわすトラップ。
この場面でもヨン・ア・ピンに押されますが1点目で分かっていた柴崎はスピードで振り切って冷静にシュート、左隅に決めて再び勝ち越します。
今の鹿島でもっとも決定力があるのはやはり柴崎ですね。
あのスピードで縦またはダイアゴナルに走りながらのボールコントロールは素晴らしいですし、ゴール前の落ち着きスキルも持っています。
実は最近は大迫にいいスルーパスが出る数が増えているのですが、トラップミスが多いですね。
ドゥトラ、遠藤、興梠含めて最後のパス、トラップ、シュートのところでミスがあるのでそこの精度上がればもっと得点も決まって来ます。
延長戦に入ってからは鹿島ペースでした。
先に運動量が落ちて来たのは清水、後半の終盤からすでに少し落ちて来ていましたね。
ゴール前に放り込まれてセカンドボールを狙われるのが一番嫌だったのですが、唯一の決定機であった高木のシュートは増田がブロック。
キムと瀬沼の2トップにしたものの、それ程パワープレイをして来るわけでもなかったですね。
そのため、鹿島は守りやすく逆に遠藤とドゥトラのコンビネーションからの決定機などカウンターによるチャンスが増えていました。
しかし、前述したようにゴール前の精度の問題でここでトドメを刺せないのがやはり今後の課題です。
もう1つの課題は終盤に追いつかれることが多いことですね。
鹿島は今季ドゥトラやレナト、大迫が縦に急ぎ過ぎるので上手く時間を使えずにいることが多かったのですが、この試合でも大迫が縦一発を狙い過ぎていました。
しかし、小笠原や遠藤が上手くサイドに散らすなどして最後まで集中力高く時間を使って戦えていました。
交代で入った選手のパフォーマンスも良かったですし、出番のなかったベンチの79年組やベテランジュニーニョもハーフタイムなどに若い選手にアドバイスするなどチーム一丸となって120分の激闘を制しました。
これで国内3大タイトルは16冠目(実は監督が交代した年に8つ獲得)、世代交代で苦しいチーム事情でもタイトル獲得の喜びをもたらしてくれることに感謝、ありがとうの世界です。

見事なミラーゲーム
決勝戦、全国放送ということもあってこの試合は多くのサッカーファンが観戦しましたが、1週間前のリーグ戦の同対戦を観ているかどうかで楽しめた度合いも感想も大きく変わって来るものでした。
鹿島は守備的な選手を起用して守備的な戦い方をしましたが、今季はジョルジーニョ監督が攻撃的な選手を起用することが多いです。
アウェイのFC東京戦などまず守備からという試合はありましたが、守備的な選手を敢えて使うようなことはなかったのでこの試合を観てこれが今の鹿島のサッカーだと思ったら間違いです。
これは完全にタイトル奪取のための清水用の戦い方です。
実際にリーグ戦での試合ではリードされていたこともありますが、鹿島がポゼッションをして多くの決定機を作っていましたからね。
前半はボールをポゼッションしていたことから清水のペースだと感じた人が多いでしょうが、実際はやるべきことをやり続けていた鹿島に対して、やりたいことをまったくできなかった清水という展開でした。
実際に決定機も高木のボレーくらいでしたからね。
その結果、見事なミラーゲームとなりました。
試合後の清水選手のコメントを観ても、「最初のチャンスで決めていれば」「いい時間帯で得点出来ていれば」「内容はよかった」「ほんのちょっとの差」というのはリーグ戦の敗戦のあとに鹿島の選手も言っていたものでした。
あの試合では鹿島がボールをポゼッションして攻めていましたし、決定機も多く作っていました。
決定力とDFラインの集中力の差が勝敗を分けましたが、あの試合でもその差はほんのちょっとだったわけです。
前半のシュート数は清水2本、鹿島1本、120分のシュート数もお互いに10本と少なかったのでつまらない試合に感じた人もいるでしょうが、リーグ戦を受けてのジョルジーニョ監督の仕掛けた戦術戦は見応え十分でした。
オリヴェイラ監督が守備的な戦いであったのに対し、ジョルジーニョ監督は攻撃的な戦いを好んでいますが、攻守のバランスに気を配らないのかと思っていたのでこの試合を観て安心しました。
やはり今季は選手の成長のために敢えて攻守のバランスを攻撃に傾けている意図もあるのでしょう。
これからももう少し攻守のバランスには気を配ってほしいです。

大宮戦は残留決定の決勝戦に
中3日で大宮戦があるのであまり浮かれてもいられません。
選手たちもすでに気持ちを切り替えていますが、連戦の中で本田の先発起用があるのか、レナトの復帰はどうなるのか気になるところです。
この試合と同じ布陣、同じ戦い方はしないでしょうが、攻守のバランス改善のために昌子の左サイドバック起用は一考の価値があるかもしれません。
とは言っても前がドゥトラになるので、西を休ませて右サイドで起用という選択肢もおもしろいかもしれませんね。
大宮戦は残留争いの決勝戦と思ってこの試合のような気合いと球際の競り合いを見せて欲しいです。

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特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

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