鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第32節】最後まで守備の悪さが足を引っ張った敗戦…の鳥栖戦
結果
11月23日(土) 2013 J1リーグ戦 第32節
鹿島1-2鳥栖(14:04/カシマ/17,030人)
[得点者]
64' 金民友(鳥栖)
84' 青木剛②(鹿島)←小笠原満男⑧
90'+5 金民友(鳥栖)
[フォーメーション]
FW:ダヴィ、大迫
MF:ジュニーニョ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:中田、山村、青木、伊東
GK:曽ケ端

[選手交代]
72分:遠藤→土居
76分:中田→西
84分:ジュニーニョ→梅鉢


試合の感想
古臭い采配が命運を分けた
鳥栖はいつもの4-2-3-1の布陣です。
当然鹿島も…と思いきやセレーゾ監督はダヴィを先発起用、4-4-2の布陣にして来ましたね。
これには誰もが?マークを何十個も頭に浮かべたと思いますが、小林、坂井、磯崎、早坂、豊田と180㎝代の選手とロングスロワーである藤田がいる鳥栖対策だと思われます。
というか、それ以外にちょっと考えられないですよね。
確かにそれは間違っていないのですが、ダヴィは高さはあっても決してセットプレイの守備はよくないですからね。
しかも、今やバルサのように小さい選手が多くてもパスを繋いで攻撃していくサッカーを目指すクラブも多い中、チームの機能性を落としてまで高さのある選手を入れるというのは実に古臭い感じがします。
今の鹿島は攻撃力で勝っているチームで守っても守れません。
その攻撃の機能性を捨てての高さ対策ダヴィ投入ではチームがチグハグになってしまうのも当然ですし、そんな弱気なヘタレ采配では勝ち運も逃げてしまいますよね。
それでも序盤は鹿島がチャンスを作ります。
5分にはジュニーニョのクロスに遠藤が飛び込んでヘッドをするもGKの林に止められます。
11分にはサイドに開いた遠藤が中央に入って柴崎のパスを引き出すと、得意な角度からミドルシュート。
これはバーに当たりそのこぼれ球に詰めたダヴィが後ろから押されて倒されるもノーファウル、さらに詰めたジュニーニョがシュートを打ちますが林に防がれてしまいます。
遠藤がシュートを打った瞬間、ダヴィはギリギリオンサイドですし、丹羽はボールには全く行かずに完全にダヴィを倒しに行ったので明らかにPKでしたよね。
21分には前半最大の決定機、ジュニーニョのクロスが意図せず小林の足に当たってしまい、それによって林が処理しきれずに大迫に絶好のボールがこぼれて来ます。
しかし、何を思ったか大迫はインサイドで蹴らずにシュートを大きく浮かしてしまいます。
インステップで思い切り蹴るような感じでしたけど、ゴールまで距離なんてないわけですしGKもいないわけですからこういう時はどんなに態勢を崩してもいいのでインサイドでしっかりボールを蹴るってことをしないとダメですね。
前半は鹿島の決定機が多かったように見えますが、本当の決定機と言えるのはこのシーンくらいでした。
遠藤のミドルシュート、この後のジュニーニョのクロスから大迫のボレー、ダヴィの折り返しからの大迫のシュートと得点になりそうな場面はありましたが、実際は難しいシュートを上手く決定機にしているだけですからね。
どうしてもダヴィのところでミスが多くなってそこで攻撃をぶつ切りにしてしまうシーンが多かったです。
やはり、ジュニーニョとダヴィの2人がいるとボールの繋がりが悪くなるんですよね。
このところ調子を落としていた遠藤が復調していただけに、土居を先発起用していつもの4-2-3-1で戦っていればもっと相手を崩して決定的なチャンスを作れていたと思います。
試合を観ても明らかにチームの機能性は4-2-3-1の時より落ちており、前半に得点できなかったのは痛かったですね。

鹿島の悪い所がすべて出た後半
後半になると完全に守備のリズムが出て来た鳥栖がカウンター、リスタートから決定機を生み出して行きます。
ただ、頭で落としたボールを池田がシュートに行って曽ケ端が防いだシーンは完全にオフサイドでしたけどね。
オフサイドラインから1.5人分は出ているのにどうしてこれを真横から観ている副審がオフサイドに取れないのか不思議でなりません。
鹿島が苦戦した理由は3つです。
1つはビルドアップができなかったです。
鳥栖はブロックを作ってしっかり守っていたのですが、それほど高い位置からは追わずに鹿島のDFラインにはボールを持たせてもボランチには入れさせない守備をしていました。
ここのところ先発で起用されている伊東はビルドアップが上手くありません。
得意な山村に期待したいところですが、真ん中からのビルドアップは難しいですし、ボランチへのパスコースを切られていたので難しかったんですよね。
中田のビルドアップ力が絶望的なのはご存じのとおりです。
2つ目の問題は受ける選手がいつもより1人足りないってことですね。
トップ下に土居がいればそこを狙えますし、サイドの遠藤やジュニーニョから攻撃を作ってもいい距離感でフォローしてくれるので攻撃が繋がります。
さらに大迫がくさびはもちろん、DFの裏やサイドのスペースに走ってボールを引き出した上でキープしてくれますからね。
ダヴィ先発の4-4-2だと選手間の距離が広くなりますし、ダヴィにロングボールを出してもキープできないです。
そして最後はセレーゾ監督の動きの鈍さです。
こういう流れが悪くなっている試合展開では早めに手を打ってチーム状況を改善することが必要なのですが、セレーゾ監督は失点しないと動けないですからね。
それでビルドアップできずに苦しんだ状況が悲劇を生んでしまいます。
64分に右に開いた青木がボールを奪われてカウンターを受けます。
キム・ミヌにそのままドリブルで持ち込まれてゴールを決められてしまいました。
もちろん青木がシンプルに蹴っておけば何の問題もなかったのですが、これはDFラインからビルドアップできていないので何とかいいパスを出して攻撃に繋ごうとボールを運んで奪われた結果です。
相手のプレスがかかりづらい左サイドバックの中田がチキンなバックパスばかりでなく、縦パスを入れられていればこういうミスは起こらないわけですよ。
さらにこの場面で最悪なのは小笠原の守備です。
キム・ミヌに対峙したのが小笠原だったのですが簡単に縦に突破されてしまいます。
それでサイドに追いやれば別に問題ないのですが、何とその後、追いついた青木に対応を任せてしまうんですね。
守備の基本はゴールと相手選手との間に入ることですから、ここは小笠原が絶対に中央のコースを切らないといけないんですよ。
それを外からキム・ムヌにアプローチしている青木に任せてしまったら、ペナルティエリア内なのでファウルで潰すわけにもいかず、そのままドリブル突破されてしまいますよねって話ですよ。
一番危険なコースを開けてしまう基本が出来ていない有り得ない守備、青木に任せてしまうサボり癖。
相変わらず守備が酷くて一向によくならないです。
本田だったらこういう守備のさぼりは絶対にしないですし、鹿島の残ってくれていたら失点はもっと減らせたんですけどね。
この直後も豊田に決定機を与えてしまいますが、山村の気迫のスライディングで追加点を何とか免れます。
鹿島は大迫のヘッドのそらしからジュニーニョが抜けだしますが、シュートするまで悠長に構え過ぎて相手の守備に入られてしまいます。
1点を追う鹿島はセレーゾ監督が選手交代でどんどん試合を台無しにして行きます。
明らかにレフェリーと合ってないダヴィに代えて土居を入れて4-2-3-1にすればいいものの、遠藤に代えて4-4-2を継続。
さらには中田に代えて左サイドをやったこともない西を投入。
左足で蹴れないんですから縦に仕掛けて来るわけもなく、中を固めておけばいいのでまったく怖くないですね。
西がシュートを打つ場面がありましたが、あれは鳥栖からしたら狙い通りの守備ができている証拠ですよ。
攻撃の組み立てに苦しむ鹿島ですが、ゴール前でもらったFKから失点組の小笠原と青木が意地を見せて同点にします。
勝点3を奪いに行かなければいけない鹿島ですが、またもやセレーゾ監督のヘタレ采配がさく裂します。
得点を取りに行かないといけない状況なのに、これまで1度も機能していない梅鉢のサイドハーフ起用をまたもや決行。
中盤の起点は遠藤、遠藤が退いてからはジュニーニョが攻撃を作る役目をしていたのですが、その2人を替えてしまったので鹿島のリズムは滅茶苦茶になります。
案の定、右サイドは梅鉢と伊東でゲームを作れずに攻撃が停滞してしまいましたね。
梅鉢のクロスが磯崎が手に当たってハンドとなるも完全にペナルティエリア内だったにも関わらずFK判定。
2度もPKの機会を奪われたらさすがに勝てないです。
セレーゾ監督のどうしようもない采配が運を遠ざけてしまった部分もあるのでしょうね。
ロスタイムには再びキム・ミヌに決められて敗戦。
1対1で対応したのは西でしたが、左利きのキム・ミヌに対してまったく左のシュートコースを切らないっていう信じられない守備。
短い出場時間でも西はしっかり素人クォリティの守備力を披露してくれますね。
ダヴィを何とか活かすためにサポート役に回る大迫。
ジュニーニョが高い位置で仕掛けられるように体を張って攻撃の起点となる遠藤。
好き勝手に前に行ってしまう小笠原の尻拭いのためバランス取りに傾注する柴崎。
ビルドアップ力のない青木と中田の代わりに何とか後ろから攻撃を組み立てようとする山村。
中田がまったく攻撃参加できないので、果敢にオーバーラップしつつも守備をするという攻守に難しい仕事を強いられる伊東。
今の鹿島は世代交代は進んでいますが、その実態はベテラン選手が好き勝手にプレイできるように若い選手が一生懸命フォローしている状況です。
本来は逆でないといけないんですけど、野沢を始め小笠原は自分の好きなプレイ(野沢は1タッチプレイとセットプレイ、小笠原はパスを主とした攻撃と前にだけ行く守備)しかしないですし、ダヴィやジュニーニョは能力的に力を発揮する状況が限られてしまいます。
中田にいたってはサイドバックの適性は0ですからね。
曽ケ端が全盛期の調子を取り戻し、青木がビルドアップ面で多少よくなったというくらい。
今季は小笠原、中田、本山、ダヴィ、ジュニーニョ、岩政とベテラン勢はまったく成長もしくはその意思が観られなかったです。
これまでやって来たプレイをやっておけば大丈夫でしょっていう気持ちが見え見え、自分のこれまで苦手だったプレイを克服しよう、若い選手が伸び伸びやれるように自分のやりたいプレイを押し殺してでもチームに貢献しようという意志がないので身体的に衰えて行く分、パフォーマンスも落ちている感じですね。
ベテラン、若手以前に向上心のない選手は鹿島にはいられないですよ。
それでもベテランが出ることで安定感が生まれればいいですが、失点は相変わらず続いて不安定なままでしたからね。
サイドバックのビルドアップ力のなさ、ボランチの守備力のなさ、ダヴィの連動性のなさとボールの扱いの下手さ、西の守備力のなさ、セレーゾ監督の意味が分からない采配とコンディション調整の欠点、鹿島の悪い所が全部出たような敗戦でした。
横浜FMが勝利したため優勝の可能性はほぼ消滅。
スルガ銀行チャンピオンシップこそ獲得できたものの、6年連続日本3大タイトル獲得の記録も途絶えてしまうことが決定的となりました。

残り2試合の過ごし方
C大阪に勝利して順位を1つ上げて、さらにペトロヴィッチサッカー対策がばっちりハマッて広島にも勝利、3位もしくは浦和がこけて2位フィニッシュが理想となります。
しかし、この監督、今のチームでACLに出るようなことになれば来季のリーグ戦の成績が悲惨なことになりそうです。
というわけで当面の残り2試合の目標は若い選手を起用することと、今季実現しなかった新しい試みをするべきでしょうね。
・前野、伊東のサイドバックコンビ
・柴崎と梅鉢のボランチコンビ
・センタープレイヤー中村のトップ下起用
・昌子の復帰or植田の起用
・広島対策の4-1-2-3

この試合で鳥栖の守備ブロックの前にDFラインからのビルドアップがまったく出来ずに苦しんだのでやはり前野を起用しないとダメですよね。
左サイドを攻撃的にして伊東はまずは守備をしっかりして、チャンスの時は上がって来るようにしたら負担も少なくていいと思います。
また、ボランチはこの試合でも小笠原のミスから失点したように、守備の基本ができておらずさぼることも多い攻撃的な選手の組み合わせでは一向に失点が減りません。
ですから梅鉢と組ませて柴崎を小笠原の尻拭いから救ってあげる必要がありますね。
最近あまり目立たないですが、それはチームのバランスを取っていることが多いのもありますから。
梅鉢を入れて役割分担を明確化、柴崎にもっと攻撃で力を発揮するように持って行けばゴール前でのアイデアのある選手なので決定機も増やせるでしょう。
今季は不運な起用が多かった中村はもともとセンタープレイヤー、天皇杯広島戦では中に入っていいポジションを取っていたのですが、なかなかパスが来なかったです。
まだ出場時間が短いのもあって周りから信頼されてないですから、ジュニーニョを我慢して使い続けたように慣らす時間を与えることが必要ですね。
次節のC大阪戦では山村が出場停止になるのでそこに誰を入れるのかがポイントとなります。
岩政、昌子、植田が候補になると思いますが、こーめいはケガから復帰してコンディションが戻っているなら昌子を起用してほしいですね。
植田ではまだ心もとないですし、岩政を起用したところで何か新しい発見、チームの成長に繋がるものはないでしょう。
そして、最終節では天皇杯で完敗を喫した広島と再びホームで戦うことになります。
広島の森保監督、浦和のペトロヴィッチ監督は続投なので、しっかり対策を立てて来季に向けて光明を見出しておかねばなりません。
こーめいは以前にも述べたように4-1-2-3で前線からのプレス、引いて守る時はアンカーが下がっての5バックになるシステムをしっかり練習して試して欲しいところです。
恐らくセレーゾ監督は愚直に同じ戦い方を続けると思いますけどね。

失敗は許されない来季構想
もう今季は残り2試合、無冠も決定的ということでそろそろ来季構想を考えて行く時期になりました。
まず、監督人事ですがフロントは交代なんて考えはこれっぽっちも頭になく安易にセレーゾ監督続投にするでしょう。
しかし、昨季の補強・戦力と比べて考えるとスルガ銀行チャンピオンシップは獲得したものの、6年連続日本三大タイトル獲得の記録を終わらせてしまったセレーゾ監督の手腕は誰の目から見てもジョルジーニョ監督より劣っているのは明らか。
昨季はリーグ戦で低迷したものの、オリヴェイラ監督のチーム作りの失敗というどん底から立ち直るための1年でもありましたし、凡ミスばかりで足を引っ張っていた曽ケ端が今季と同じくらいのパフォーマンスを見せていれば確実に上位に顔を出せていました。
今季は補強や戦力で恵まれていたにも関わらず、調整の失敗や采配ミスでナビスコ杯も天皇杯も敗退。
リーグ戦こそ上位にいますが、この試合のようにセレーゾ監督が足を引っ張って勝点を落とした試合も多かったですね。
来季もこんなグダグダな試合は多くなるでしょう。
それでももう1年はセレーゾ監督続投せざるを得ないと思います。
セレーゾ監督より能力の高い監督を招聘してもまた選手の特徴を把握するのに時間がかかりますし、若い選手を起用するとも限りません。
それならセレーゾ監督のままの方が確実に世代交代は進むと思います。
その上、現在はブラジルで選手だけでなく監督の年俸も上がっているので、なかなか金銭的に新しい監督を迎えるのも難しいです。
かつてアウトゥオリ監督、オリヴェイラ監督と世界一監督を迎えた鹿島ですが、現在のオリヴェイラ監督のボタフォゴでの年俸は5億円ほど。
ダニーロやエメルソン擁するコリンチャンスが世界一になったのは記憶に新しいと思いますが、今季でそのコリンチャンスとの契約を満了してフリーになるチッチ監督は8億円弱になります。
今季ブラジル全国選手権でクルゼイロを優勝に導いたマルチェロ・オリヴェイラ監督なんて鹿島向きだとこーめいは思うのですが、やはり年俸は高いでしょうね。
ただ、セレーゾ監督は来季タイトルを獲ろうと獲るまいとあと1年が賞味期限の監督だと思いますし、広州富力を率いていたセルジオ・ファリアス監督は年俸7,000万円だったのであたってみる価値はあると思います。
攻撃的なサッカーをする監督で引き分けが少なく勝ち負けが激しいので、オリヴェイラ監督の後のタイミングならベスト、このタイミングではどうかなって思っていたのですが、今季がこの状況(失点が多く引き分けが少ない)ならセレーゾ監督よりいいと思います。
育成に定評のある監督ですしACL優勝を成し遂げていますからね。
セレーゾ監督ではいいところまではいってもタイトルは取れないって感じに陥りそうです。
とはいえ、補強を失敗せずにしっかりすればセレーゾ監督でも優勝を狙えると思います。
CB:塩谷司(26歳・0円・広島)、水本裕貴(29歳・0円・広島)
SB:キム・ジンス(22歳・新潟)田中隼磨(32歳・0円・名古屋)
DH:レオ・シルバ(29歳・レンタル・新潟)、青木拓矢(25歳・0円・大宮)、パウリーニョ(25歳・栃木)
OH:山田大記(26歳・磐田)、クリスティアーノ(27歳・レンタル・栃木)、レナト(26歳・レンタル・川崎)
FW:ウイルソン(29歳・仙台)、クレオ(29歳・レンタル・柏)、ダニエル・ロビーニョ(25歳・レンタル・群馬)

※年齢は2014年での表記
来季もテーマは補強か若い選手を育てるか、どちらの方針にするかが第一になって来ますが、失点を減らそうと思ったら塩谷や水本を獲りに行く思い切りの良さも欲しいですね。
ボランチではレオ・シルバの獲得は必須、サイドバックも若い攻撃的な選手を取り続けて失敗しているので年齢は高くても計算できる選手やブラジル人を獲った方がいいです。
2列目は資金難の栃木のクリスティアーノが狙い目ですね。
外国人枠を空けるくらいなら、クリスティアーノかダニエル・ロビーニョは獲得してほしいです。
FWは大迫の海外移籍が取りざたされていますが、このまま鹿島でプレイしていたらW杯メンバーにはほぼ確実に選ばれると思います。
このタイミングで移籍して海外クラブで出場機会がないというリスクを冒すよりも来季のW杯後、もしくはシーズン終了後には評価も上がっているでしょうからそれからの方がいいでしょう。
その間に鹿島は杉本を第3FWとしてベンチに入れて育てたいです。
U-17での試合を観ても分かるようにポストプレイが出来ますし、パスも出せますからね。
非常に鹿島向きの選手と言えます。
憧れる選手は柴崎ということですから、シュートよりパスを出す方が好きなのかもしれません。
動き出しの早さといい柳沢に近いタイプですね。
しかし、ドリブル力と両足のパンチ力は柳沢よりあります。
プロの水に慣れさえすれば即戦力としていけるのではないかと思います。
ダヴィは売却できるなら放出、鹿島向きのウイルソンやクレオを獲得してほしいですね。
3年契約なので残さざるを得ないなら、2年目ということで今年よりもフィットすることを願うしかありません。
あとはキャンプで柴崎の本格2列目起用も準備しておいた方がいいです。
ベテランを放出してしまえば資金はねん出できるでしょう。
興梠が移籍したことで大迫がさらなる成長をしたように、ベテランがいるとどうしても若い選手が遠慮したプレイをしてしまいますからね。
何よりセレーゾ監督がベテランに頼ってしまう弊害が出てしまいます。
ベテランでも全盛期の本当に戦力になる選手ならいいですが、向上心のない衰えるばかりのベテラン選手は放出した方がチームの成長を促すことができます。
79年組みを残すならセレーゾ監督が全員を控えとして起用できるかどうかにかかっていますね。
また改めて詳しく書きますが、来季は補強とチーム構成に失敗すれば監督力が劣る分、再び暗黒の無冠時代に突入することになるのではないかと危惧しています。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

【天皇杯4回戦】天皇杯もあっさり敗退…の広島戦
結果
11月16日(土) 第93回天皇杯 4回戦
鹿島1-3広島(15:05/カシマ/5,710人)
[得点者]
28' 高萩 洋次郎(広島)
41' 塩谷 司(広島)
45'+1 高萩 洋次郎(広島)
79' 伊東 幸敏①(鹿島)←本山雅志①
[フォーメーション]
FW:ダヴィ
MF:中村、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:中田、山村、青木、伊東
GK:曽ケ端

[選手交代]
HT:遠藤→ジュニーニョ
55分:中村→野沢
69分:土居→本山


試合の感想
策も運もなかったセレーゾ監督
広島はいつもの3-4-2-1の布陣、代表で西川とファン・ソッコが不在も戦い方はまったく変わりません。
一方の鹿島は大迫が代表でいないため4-2-3-1のトップには今週発熱で練習を休んでいた日もあったダヴィが入りました。
同じく風邪で休んでいたジュニーニョはベンチスタート、左サイドには中村が久しぶりの先発起用。
代表召集による影響は明らかに鹿島の方に大きく、戦い方を変えるどころか模索しながらの状態です。
前回の記事で書いたように持っているセレーゾ監督の運が苦境をいい方向に変えてくれるかもしれないと思っていましたが、やはりどう考えてもダヴィの1トップが攻守両面において機能する絵が描けませんでした。
ボールが収まらない、前線からの連動したプレスをかけられないと連携面に難がありますから。
そんなところにダヴィ、ジュニーニョの両ブラジル人が風邪を引いたというニュースがあり、中村をトップ気味に、本山を中盤に入れて日本人だけで0トップというか、4-2-4のような奇抜なシステムで戦って前線からの守備をすればおもしろいことになるかなと思ったのですが、セレーゾ監督はダヴィを使って来ましたね。
しかもジュニーニョがベンチスタートということで、相変わらず工夫もなく左サイドに中村を起用します。
これも本当にどうかと思いますね。
また大迫不在でチームの機能性が著しく落ちる状況、しかも相手は広島ですから、どうしてこんな試合で先発起用して来るのか分からないですね。
こういう緊急事態で起用するならベテランの本山でしょうし、中村に結果を出して欲しいなら普段からもっと試合に使っておくべきです。
しかも、ダヴィが1トップの場合はトップ下はスルーパスの出せる選手の方が適任なので、本山もしくは中村を本来得意なポジションである真ん中で使ってみる方がよかったでしょう。
土居はリンクマンとして動きまわるタイプで、ゲームを作ったりスルーパスを出したりするタイプではないですから。
非公開練習をしていたので何か秘策があるのかとも期待したのですが、そういうこともなくこのシステムと戦う時は毎度の如く、主導権を握られて押し込まれる展開です。
最初のビッグチャンスも当然広島。
鹿島は前からプレスをかけたのですがはずされてしまい、後ろから繋がれて左サイドをミキッチに破られるとセンタリング、ファーサイドで石原にヘディングシュートを打たれます。
伊東が石原の前にポジショニングしていて、ボールに対してクリアには行っていたので完全に自由にはシュートさせませんでしたね。
鹿島のチャンスは青木のフィードに抜け出したダヴィがヘッドをするも増田と接触。
どのみちダヴィのシュートは入ってなかったでしょうが、ここはカードが妥当、しかしファウルすら取りませんでしたね。
28分に先制されてしまいます。
塩谷のフィードに石原が抜け出して、ついて行った山村が振り切られます。
一度は曽ケ端が防ぐもののこぼれ球を高萩に押し込まれます。
鹿島はDFラインを高く保って戦うやり方をしているのですが、これからの課題は2つです。
1つは最近練習でも取り組んでいる前からのプレスですね。
このシーンでは中村がもっと寄せるべきでした。
ただ、常に前線から完璧なプレスができるわけではありません。
そこでもう1つ課題となるのがDFラインの統率です。
これだけデコボコのラインになっていたら簡単に裏を取られるのは当たり前、DFリーダーを決めてロングボールを蹴られそうな時はそこにラインを合わせてオフサイドを取れるようにしなければいけません。
ちょっとこの場面でのラインのポジショニングはお粗末でしたね。
その直後には鹿島もチャンスを作ります。
中央で中村とパス交換してダヴィが粘ってスルーパス、土居が決定機を迎えるも増田に阻まれてしまいます。
38分には広島のロングボールにかぶってしまうという基本的なミスを中田がやらかしてしまい、ミキッチに突破されそうになりますが、山村がカード覚悟で止めます。
レッドカードが出てもおかしくない状況でしたね。
このFKは壁が一度跳ね返すのですが、森崎のパスに反応した塩谷が上手いトラップから反転、追加点をあげます。
終了間際にはカウンターから失点。
ミキッチのクロスは小笠原がよく戻って一度跳ね返しますが、クリアが不十分。
ボールは再びミキッチの元に戻るとセンタリングをニアで佐藤がすらして、ファーの高萩に決められてしまいます。
高萩には伊東がついていたのですが、先に中に入られてしまいましたね。
先制したら強い広島に対して3点ものビハインドを負って後半に突入します。

一矢報いるも敢無く敗退
後半からは捻挫してから少し調子が悪い遠藤に代わってジュニーニョが入ります。
これで2列目の並びはジュニーニョ、土居、中村になりましたね。
後半もカウンターからいきなりピンチになりますが、佐藤のシュートミスに助けられます。
まずは反撃の狼煙を上げたい鹿島ですが、その後もなかなか攻撃の形を作れずに中村に代えて野沢を投入します。
広島はリードすれば守ってカウンターというスタイルですからね。
鹿島がポゼッションをする時間が増えていましたが試合の主導権は握られたまま、得点の匂いがしたのはむしろ広島のカウンターだったかもしれません。
69分には土居に代えて本山投入。
79分にその本山のパスから伊東が決めて1点を返します。
伊東が野沢に預けてオーバーラップ、リターンをもらってドリブルで駆け上がると中央の本山に預けてさらにペナルティエリアの中へ進出。
パスを受けてからも冷静にDFをかわすと左足で決めました。
伊東で始まった攻撃を2度のワンツーを絡めて伊東がフィニッシュした形になりましたね。
やっぱりサイドバックの攻撃は前の選手を追い抜いてナンボってことでしょう。
結局、反撃はこの1点のみ。
ナビスコ杯に続いてあまりにもあっけない天皇杯の幕切れとなってしまいました。

大迫は代表の1トップで機能
鹿島の試合とは裏腹に日本代表は大迫の1トップで機能性を取り戻してオランダと引き分けましたね。
もともと日本代表の攻撃が機能しなくなったのは海外組にコンディションが落ちていた選手が多かったこともありますが、1トップが前田から柿谷に代わったのが原因でした。
実際に選手変更があったのはそのポジションだけですから。
ポストプレイのできる大迫が入れば機能性を取り戻すのは分かっていましたけど、相手がオランダということでどうかなと思ったのですが、1得点1アシストと最高の結果を残してくれましたね。
柿谷ももちろんいい選手ですが1トップが攻撃の組み立てに参加できないと奥行きが出ないので厳しいです。
しかも日本代表の2列目は香川、本田、岡崎でほぼ固定ですからね。
香川は簡単にはたいてゴール前に入るセカンドストライカータイプですし、岡崎も右からダイアゴナルに動いて得点を狙うゴールゲッターです。
本田はボールも持てますが純粋なゲームメイカーではないですし、やはりゴールを狙いに行く選手なんですね。
そうすると余計に1トップには攻撃を組み立てられる選手が求められるわけです。
柿谷を活かしたいなら2列目は香川、中村俊輔or憲剛、清武のようにゲームを作れてスルーパスを出せるような選手を多く配置すべきで、やはり今の代表の1トップには大迫が合っています。
大迫はすでにポストプレイでは日本人で一番ですし、前任者である前田以上、パス能力は完全に上を行っています。
ポストプレイ、周りを使う能力はかつての代表選手である柳沢並みであり、ドリブルとシュート、ゴール意識はすでに越えています。
動き出しの早さと守備はまだ全盛期の柳沢の方が上ですかね。
それでも鹿島で鍛えられているので守備は柿谷以上、ゴール前のストライカーらしさも大迫の方が出せています。
よくプロの選手や監督なら分かっていると思われがちなのですが、こういったチームを機能させる組み合わせ、選手の個々の良さを引き出すための組み合わせを理解できていないことが往々にしてあります。
本田は柿谷を絶賛して1トップに薦めていましたし、ザッケローニ監督も前田の後釜にファーストチョイスとして起用していましたからね。
それでこの試合では大迫不在で鹿島も日本代表と同じ問題を抱えての戦いとなったわけです。
ダヴィやケンペスのような攻撃の組み立てに参加しないストライカータイプの選手を活かすにはやはりサイド攻撃が有効です。
昨季の甲府がカウンターから柏とフェルナンジーニョにサイドを走らせて、最後は中央でダヴィが仕留める形でJ2を優勝した感じですね。
しかし、J1ではドリブルでサイドを突破するのは難しいですし、1対1の仕掛けで計算できる選手も少ないです。
左にレナト、右にミキッチでしたらダヴィの1トップでも十分機能するのでしょうが…。
鹿島の場合、ダヴィの1トップですとトップ下は本山、サイドハーフは利き足と同サイドに選手を置いて縦に仕掛けさせてセンタリングという形にすべきですね。
左に右利きの中村、右に左利きの遠藤の配置は1トップを攻撃の組み立てに活かしてこそですから。
でなければサイドバックのオーバーラップをもっと積極的に使えないといけません。
リーグ最終戦は大迫がいるものの、この試合では前線からのプレスをいなされる場面が多かったので守備は修正しないといけません。
前からプレスに行っても結局ボールを取りきれる選手がいないんですよね。
実は日本代表の遠藤、長谷部のボランチコンビと鹿島の小笠原、柴崎のコンビと同じ問題を抱えています。
やはり攻撃的な選手を2枚並べてしまうとリスクマネージメント、ボール奪取力で見劣りしてしまいます。
オランダ戦は山口を入れることで役割分担がはっきりしてお互い持ち味を出しやすくなっていました。
鹿島も本田がいればもっと戦術にバリエーションを持てていたでしょうし、中盤の底のボール奪取力が上がることで前線からのプレスも活きていたんですけどね。
広島とはリーグ最終戦でも対戦するので対策は必須ですが、引いて守って守れるチームではないので浦和戦では敗戦。
前から行ってもボール奪取力が弱ければこの試合のようにいなされてやられてしまいます。
どちらにせよ守れる選手が必要で、来季はレオ・シルバを獲るしかないでしょう。
大迫がいれば攻撃力、守備力ともに上がるのでもうその上積みに期待するしかありませんね。

泣いても笑ってもあと3試合
ナビスコ杯に続いて天皇杯もあっさり敗退してしまったので、もう今季はリーグ戦が終わればシーズン終了となります。
6年連続日本3大タイトル獲得の記録を継続するためにもリーグ優勝をしたいところですが、難しいミッションとなります。
1つずつ勝って行くだけですが、残り3戦の初戦はホームでの鳥栖戦となります。
とにかく球際で負けない事ですね。
そして、練習している前からのプレスとサイドチェンジを上手く発揮でれきば今季は決して守備がいいと言えない鳥栖のゴールを脅かせるでしょう。
あとはケガや風邪、シーズンの疲れでコンディションが落ちている選手が多いですからしっかり回復して準備してほしいです。

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【J1第31節】電光石火の勝ち越し弾で疾風迅雷の追撃開始…の湘南戦
結果
11月10日(日) 2013 J1リーグ戦 第31節
湘南1-2鹿島(13:04/BMWス/11,736人)
[得点者]
37' 小笠原満男②[FK](鹿島)
90'+1 遠藤航(湘南)
90'+2 大迫勇也⑱(鹿島)←遠藤康④
[フォーメーション]
FW:大迫
MF:ジュニーニョ、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:中田、山村、青木、伊東
GK:曽ケ端

[選手交代]
59分:伊東→西
66分:土居→ダヴィ
89分:ジュニーニョ→中村


試合の感想
勢いと経験、若さとしたたかさ
鹿島は4-2-3-1の布陣、注目の右サイドバックには引き続き伊東が入りました。
一方の湘南も4-2-3-1、2週間のインターバルがあったことで普段の3-4-2-1から変更して来ました。
そして、試合の立ち上がりからチョウ・キジェ監督がしっかり準備して来たプラン、狙いがさく裂していました。
チョウ・キジェ監督の狙いは鹿島のサイドバックの裏、特に右サイドですね。
布陣の変更も先発が守備に難のある西にしろ、若い伊東にしろ、狙い目だと踏んでのことです。
4-2-3-1の布陣だと鹿島のサイドハーフがサイドバック、サイドバックがサイドハーフを見ることになります。
鹿島の右サイドですと遠藤が亀川、伊東が中川のマークについていました。
このマッチアップにすることで中川が少し引いた位置を取れば、伊東を引き出すことができます。
そして、その裏、CBの青木との間に1トップの大槻や梶川が走り込むという形ですね。
さらに湘南のゲームメイカーである永木がかなりサイドに開いたポジションを取ることで、鹿島のマークを混乱させていました。
そのため、序盤は遠藤が1人で亀川と永木を見なければいけない状況を作られており、永木がフリーになることが多くなっていました。
今の鹿島はDFラインを高くしているので、プレスがかかっていないと簡単に裏を取られてしまうんですね。
なぜ3-4-2-1の布陣にしなかったかというと、チョウ・キジェ監督は鹿島が甲府に完敗を喫していたので恐らく同じ轍を踏むことはしないだろうと思ったからでしょう。
あの試合、甲府の3-4-2-1に対してセレーゾ監督はマンマークで守備するようにしていたのですが、鹿島のサイドバックが甲府のウィングバックに釣り出されてその裏にロングボールを入れられてパトリック、柏、ジウシーニョに再三起点を作られていました。
完全に戦略ミスだったわけです。
それがあったので3-4-2-1で戦えば、今度はウィングバックのマークはサイドハーフにして来る可能性が高くなります。
そうすると鹿島のサイドバックは守備で余る(カバーリングの役目)形になるので裏を狙いづらい状況になってしまいます。
鹿島の両サイドハーフが下がって守備をする分、湘南の3バックはフリーになりやすくなりますが、湘南は甲府に比べるとDFラインを高くして後ろから繋いでくるスタイルであり、CBのボールを運ぶ力、ビルドアップ能力、さらには中央から組み立てが多くなることを考えるとリスクが高いと考えたのだと思います。
4バックにすれば1トップの大迫をCB2人で見ればいいですし、サイドバックは高い位置を取りやすいですからね。
チョウ・キジェ監督の戦略に若さとホームでの勢いもあって立ち上がりから湘南が攻勢を仕掛けます。
11分には梶川のスルーパスに大槻が抜け出してシュートされますが、詰めていた山村が足に当ててサイドネットに逃れます。
12分にも左サイドに開いていた永木のスルーパスに大槻が抜け出してセンタリング、ファーサイドで大野がヘディングしますが、その前に曽ケ端が何とか1タッチしていたので枠に飛ばされずに済みました。
しかし、鹿島もいつまでもやられっぱなしという訳にもいきません。
土居が下がって湘南のボランチを見ることでマークのズレを修正して、攻撃では大迫のポストプレイを中心に攻め始めます。
小笠原のパスを大迫がペナルティエリアで受けてヒールパス、走り込んだ遠藤が1人はずしてシュートを放ちます。
これはアレックスにセーブされますが、押し込まれて24分間シュートがなかった展開を少しずつ変えて行っていました。
31分にも遠藤とのワンツーで大迫が切り込んでのシュート、惜しくも左にはずれます。
そして、試合の流れを変えたのは鹿島の経験と湘南の若さから来る甘さでしたね。
伏線は試合序盤からありました。
まず、15分に遅延行為でこの試合最初のイエローカードが岩尾に出されます。
残留するためには勝点3が必要な湘南がこの早い時間から遅延行為を狙ってするはずがないですが、これは警告が出ても仕方ないですね。
前田主審は笛を吹いて蹴るように促した後も手で何度も早くリスタートするように合図を送っていたにも関わらず、蹴るふりをして蹴らなかったですから。
ナビスコ杯5節の名古屋戦では岩政が同じプレイでイエローカードを受けています。
あの試合は松尾主審で鹿島が1点リードはしていましたが、後半14分という比較的早い時間でした。
今季のJリーグは蹴る前に時間をかけた上に蹴る振りをして蹴らないというのは警告の対象になっていますから、こういう情報をしっかりチームで共有できていないのはやはりそこに甘さがあるからですよね。
そして、個の力に差があるので仕方ないのですが、湘南の選手は非常にアフタータックルと手を使ったファウルが多かったです。
前田主審は一貫して手を使ったファウルは厳しく取っていたのですが、アフタータックル時は小笠原が倒された場面では流すべきところを笛で止めてしまい、伊東が倒されたところでは逆にファウルを取らないミスをしてしまいます。
そういった流れもあってアフターファウルに対しては、観る目が厳しくなっていたんですよね。
それが34分の2枚目のカードに繋がります。
曽ケ端のミスキックのようなグラウンダーのフィードを大迫が上手く体を入れ替えてキープ、それを岩尾が倒してしまいます。
1枚すでにカードを受けている岩尾はファウルをしないように気をつけていたように観えますが、右足の裏が大迫のかかとを踏む形になっていました。
故意でなくともこれは完全にファウルですし、鹿島の攻撃の状況を考えるとイエローカードが出てもおかしくないです。
さらに湘南の選手に立ち上がりからアフターファウルが多くカードが出やすくなっていたこと、警告後もカウンター時に岩尾はジュニーニョを後ろから引っ張って倒すファウルを犯していましたから、退場はどう考えても妥当ですよ。
前線からの積極的なプレスで鹿島の攻撃を抑えていた湘南ですが、逆にその積極性、勢いがいらないアフターファウルをすることになってしまい、それが退場を招いてしまったのはやはり若さ故でしょう。
1人少なくなって前からプレスをできなくなった湘南は鹿島に押し込まれます。
小笠原がいい位置でファウルをもらうと、相手の準備が整わないうちにゴール右隅に決めます。
ここも経験の違いが出た場面で、湘南の選手は主審に試合を止めて笛で始めるように言わないといけないですし、ボールの前に立つならイエローカード覚悟で足を出さないといけないですね。
湘南の勢いを鹿島が経験でいなして、若さという甘さを引き出してリードした前半でした。

ブレない相手に苦しめられる
しかし、後半は湘南のその勢いに鹿島が苦しめられる展開になります。
普通、残留争いをしているチームは当然上手く行ってないから勝ててないわけで、戦い方がブレブレ、一体感もないのですが、湘南はまったくブレない珍しいチームですよね。
前半は前線からのプレスで善戦出来ていたということで、チョウ・キジェ監督は3バックにして前線の選手を増やしてプレスを復活させます。
普通ならビハインドと言えど後ろに人数をかけて守って何とかカウンターを狙う戦法を取りがちですが、戦い方も一貫していますし、それは1人少なくなっても1点ビハインドになってもブレません。
湘南の運動量に圧倒されて、鹿島は本当に1人多いのか分からない試合展開にしてしまいます。
また、後半は追い風を受けて戦おうとわざわざ前半のエンドを変えたのに風が弱まってしまったのも誤算でしたね。
ボールは持つものの、ケガの影響もあるのか湘南の選手にかなり厳しくマークされている遠藤もなかなか収められず。
こういうシビアな展開では土居はまだまだ存在感を出せないですし、プレスが厳しい相手にジュニーニョが沈黙してしまうのは周知の通り。
ボールの取られ方が悪く、行ったり来たりの展開にしてしまいましたよね。
イエローカードをもらっていた伊東に代えて西、土居に代えてダヴィを投入しますが、何が良くなるというわけもなく、逆に湘南は梶川に代えて島村を入れて遠藤航を前に出したことで勢いが増します。
押し込まれる時間が徐々に増えて行く中、鹿島は78分にCKのこぼれ球を大迫がシュートしますが、ポストに嫌われてしまいます。
さらに80分には大迫がインターセプトからそのままドリブルで運んでスルーパスを出しますが、ダヴィがシュートすることを躊躇。
浦和戦の退場もあって消極的になっているのかもしれませんが、ペナルティエリアでは打たないと…。
終了間際にジュニーニョに代えて中村を入れますが、今の鹿島は誰が入っても失点してしまいますよね。
ロスタイム、菊池のクロスが中村に当たって軌道が変わったので鹿島のゴール前の選手は反応が遅れてしまいました。
鋭い反応を見せた遠藤航が見事なボレーで同点ゴール。
しかし、キックオフ直後に鹿島は西のセンタリングを遠藤が落として大迫へ。
ペナルティエリア内でも冷静に仕掛けてフェイントでDFを倒させると逆サイドを狙ったシュートはアレックスの手をかすめてゴールへ。
電光石火の勝ち越し弾、紙一重での勝利でしたがこれで上位との勝ち点差を縮め、優勝への追撃加速なりました。

チャンスがヌルリとやって来た
同時間帯キックオフの横浜FMが名古屋に負けて、広島が柏と引き分け。
ナイターだった浦和も仙台にロスタイムで追いつかれてドローに終わったので、首位の横浜FMとは勝ち点3差。
相変わらず得失点差は鹿島だけ低いですが、残り3試合で3差は優勝を狙える可能性が十分出て来たと言えますね。
しかし、やはり1シーズン制で優勝するクラブはそれに値する戦いを1年間続けてクラブなので、それは今のところ横浜FMかなと思います。
この湘南戦のような戦い方をしていては仮に3連勝したとしても横浜FMに逃げられそうです。
そのため、優勝を目指すなら残り3試合はただ勝つだけでなく優勝するにふさわしい強い鹿島を見せるくらいの気持ちが必要だと思います。
そうすればその先に大逆転優勝も見えてくるかもしれません。
そして、07シーズンのように天皇杯も獲ってしまえば十分、優勝するに値する説得力を出せるのではないかと思います。

大迫不在の広島戦
その天皇杯4回戦広島戦が土曜日に開催されます。
鹿島のホーム試合となりますが、大迫が日本代表で不在です。
ペトロヴィッチサッカーには苦戦続きで、大迫がいても広島戦は厳しいのにこれはすごく痛いですね。
しかし、大迫には代表で活躍してもらって、鹿島も大迫がいない時の戦い方を何とか見出したいところです。
布陣はダヴィの1トップになると思いますが、例え2列目を中村、本山、遠藤のボールの持てる選手にしても横にワイドに広がった3人では攻撃を作りづらいですからね。
やはりFWのボールキープで奥行きを出さないときついでしょう。
かと言って広島の攻撃に対応するなら4-4-2にするのも不利ですし、4-2-3-1で前からプレスをかけて行きたいです。
勝てばよかろうのトーナメント戦なので、昨季の甲府のように10人で引いて守ってカウンターのみでリスクを冒さずにダヴィを使って攻めるっていうのもありですけどね。
今季の鹿島は守りきれる力がないので、ギャンブル性の高い戦術と言えるかもしれません。
ダヴィのトップですと攻撃の形はサイドからがポイントになりますかね。
両サイドバックを前野と伊東にして2列目でタメを作ってガンガン上がらせて、ダヴィ狙いのセンタリングやファーサイドへの飛び込みを増やせばチャンスを作れると思います。
また、広島は守る時は5-4-1の形になるのですが、5-4の間のプレスが緩い時があってけっこうボールを持てるのでそこを突いていきたいですね。
フロントからの進言で若手起用に切り替え、ダヴィの負傷→土居起用の4-2-3-1、西の2試合出場停止→伊東の起用とセレーゾ監督はやむを得ない状況に陥った時の策で、意図せず欠点が解消されてチーム状態が良くなっているという持っている監督と言えます。
大迫不在の状況もセレーゾ監督の持っている部分が発揮されて、新しいチームの形が見えればいいなと思います。

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2ステージ制+プレーオフの拙速決定でJリーグが赤っ恥(後)
前半の続きとなります。

ゆでがえる理論とパレートの法則
2ステージ制+プレーオフの話が出て来た当初、中西競技・事業統括本部長がしきりに訴えたいたのがゆでがえる理論です。
これは蛙の入っている水を熱してゆっくり温度を上げて行くと、蛙はそれに気付かないまま茹であがって死んでしまうというものです。
観客数が微減傾向にあるJリーグがまさにそれで、この状態が一番危ないと言っていましたね。
ところが、その後14シーズンにJリーグのスポンサーからの収入が10億円減ることを明らかにして、2ステージ制+プレーオフはお金のためだと主張が変わりました。
つまり、ゆでがえるところかJリーグのための当面のお金の補充だったわけです。
このことからも上述したようにゆでがえる理論は、中西競技・事業統括本部長お得意の問題のすり替えだったことが分かります。
確かに現在のJリーグの閉塞感は問題であり、ゆでがえる理論での言いたいことも分かりますし、メディアへの露出を増やして観客の新規開拓を狙うことは必要でしょう。
ただ、その最適な方法が2ステージ制+プレーオフかと言ったらそうではないですし、上述したかねてからサポーターの間で言われている方法の方が効果的だと思いますね。
そもそも観客数を短期間で増やすには、リーグ戦にダービーマッチなど観客の入る対戦カードを増加、スタジアム建設、スター選手の獲得くらいしか実際はありませんから。
何より既存のサポーターの猛反対を受けていてはパレートの法則に反していると思うんですよね。
これは別名8:2の法則とも呼ばれているのですが、ビジネスのいろんなものに当てはまります。
その1例としては、売り上げの8割は顧客の2割が担っているというものです。
そのため、売り上げを伸ばすためには顧客全体を対象にしたサービスより、2割の顧客を狙って行った方がいいそうです。
これは考えてみれば当たり前のことで、Jリーグにもっとお金を使ってもらおうと思っても実際に生活費にそれだけの余裕がある顧客、他の支出を抑えてでもJリーグにお金を使う顧客というのは全体の2割くらいでしょう。
資金に余裕のない顧客、Jリーグにそれ以上使うなら他の楽しみに使うとう顧客から新たに引き出そうとしたら難しいですからね。
実はこれは海外のビッグクラブもそうで、入場料収入のほとんどはソシオ会員によるもの。
鹿島でもシーズンの平均観客数が2,0000人だった場合、その入場料収入の4割は1,500人のソシオ会員が担っていることになります。
ですので、フロントも海外クラブを模範にして、将来的にはソシオ会員数を倍にしてその入場料収入の割合を80%にして経営の安定化を図りたいと考えています。
この8:2の法則を無視して失敗した例はたくさんあって東京ヴェルディ、ユニクロなどがそうですね。
東京ヴェルディは川崎時代、スター選手がたくさんいてJリーグをけん引するクラブでした。
しかし、巨人のような経営(東京ドームの観客には初めての観戦者が多い)を目指して川崎から東京に移転しました。
つまり、2割の顧客を捨てて人口の集中している都心で新規開拓をし続けることによって経営を回していこうとしたんですね。
その結果はご存じの通り凋落の一途をたどり、ついにはJ2に降格、それから一度もJ1に復帰することなく現在もJ2でもがいています。
ユニクロは山口のファーストリテイリングが本社なのですが、中国地方や九州に勢力を伸ばした後、関東にも進出、急速に店舗を増やしました。
もともとユニクロは種類が少ないものの「安くて丈夫」が売りで、学生や旦那の服を買う主婦に重用されていたんですね。
つまり、メインの顧客は男性だったわけです。
しかし、関東に進出して来てからは従来のターゲットをないがしろにして売り場は女性服、子供服がほとんどを占めるようになっていました。
アパレル業者なのでそれ自体は間違いではないのですが、女性は人と同じ服を着るのを嫌がりますよね。
そうなるとユニクロの服の種類のなさは致命的、女性服の売り場が増えて肩身が狭くなったかつてのメイン顧客だった男性も離れて一度潰れかけます。
中国進出で何とか持ち直し、その後のヒートテックやシルキードライなど肌着(他人に見られないので女性にも売れる)のヒット、関東進出当初よりも男性向けの売り場も増やすことで現在に至っています。
新規開拓は大事ですし、しなければいけないことですが、従来の顧客であるリピーターを無視したらとんでもない事になるってわけですよ。
レギュレーションの欠陥によってどうなるかは分からなくなりましたが、2ステージ制+プレーオフで観客が劇的に増えることはありません。
むしろこの8:2の法則に反することで、2割のリピーターの多くを失う可能性の方が高いと思います。
ちなみにゆでがえる理論は現実では起こり得ません。
ゆっくり温度を上げても蛙は気づかないということはなく、温度が上がるにつれて脱出しようと激しく暴れて最終的に死んで行くそうです。
そのため、すでに死に体の会社・組織がもう潰れるのを分かっていて、自転車操業などで最後まであがく姿をゆでがえると例える人も多くなっているようですよ。

JリーグとTV局の思惑
さて、これまであれこれ述べて来ましたが、Jリーグの現状を鑑みれば結局プレーオフをせざるを得ない状況、こーめいもお金が入って世間への露出も多少なりと上がるならやればいいと思います。
なんだかんだで盛り上がりますからね。
問題は引き続きどんなプレーオフの形式にするかですが、レギュレーションの欠陥がないのは当然として、シンプルで分かりやすく既存のサポーターに受け入れられて、年間勝点最多クラブが不条理を受けず、なおかつ盛り上がってしっかりお金になるだけの大義名分(タイトル)があるのが理想ですね。
それを探るためにまずはJリーグとTV局がプレーオフに何を求めているか整理してみます。
[J>T]◎プレーオフ実施で収入増
[J>T]△2ステージ制で優勝争いの盛り上がり所を増加
[J=T]◎プレーオフは必ず実施
[J≦T]○プレーオフの試合数を4試合は確保&固定
[J=T]◎プレーオフにはそれ相応のタイトル(理想はJリーグチャンピオン)を用意

JがJリーグ、TがTV局、◎は絶対条件、○は準絶対条件、△は可能なら入れたい条件です。
Jリーグからすればプレーオフの実施は絶対条件、TV局側としてもお金になるコンテンツならやりたいでしょうね。
ただ、視聴率が取れなければプロ野球の巨人以外のクライマックスシリーズ状態と同じ末路になることは間違いないです。
そして、プレーオフをするならかつてのチャンピオンシップのように両ステージ制覇になると開催されない事態は絶対に避けるというのは、JリーグとTV局ともに絶対条件です。
さらにやるからにはまとまった試合数が欲しいというのがJリーグの本音、TV局からすれば4試合ほどは絶対に確保したいでしょうし、放映しやすいように試合数やチーム数もしくは開催試合日をある程度固定したいでしょうね。
2ステージ制は優勝争いの盛り上がり所を増やすという意味でJリーグには欲しい要素でしょうが、TV局からすればどうでもいいことだと思います。
最後にJリーグもTV局も絶対条件に考えるのはプレーオフのタイトルです。
盛り上がるにはやはりそれなりのタイトルをかけて戦うことが必須ですし、Jリーグチャンピオン(=日本一)が理想でしょう。
これらに加えて冒頭で述べたように2ステージ制+プレーオフのレギュレーションに欠陥があるので、その形式がお蔵入りになることを考えると、残された形は以下の3つになると思います。
ちなみにベルギーのジュピラーリーグのようなスプリット方式、メキシコのプリメーラディビシオンのような2ステージ制で各ステージごとにプレーオフをするやり方は、スケジュール的に難しいです。
また、一国1リーグの観点からプロ野球のようにリーグを2つに分けて戦う方式は却下、リーグチャンピンと2位・ナビスコ杯&天皇杯優勝クラブが戦うプレーオフも96年にそれに近い形(リーグチャンピンと2位、ナビスコ杯優勝&準優勝クラブ)で行って盛り上がらずに大失敗しているのでこちらも却下です。
①2ステージ制+各ステージ優勝クラブ同士のチャンピオンシップ
②1シーズン制+リーグ優勝とは別タイトルのプレーオフ
③1シーズン制+年間順位上位クラブでリーグ優勝をかけたプレーオフ

あくまで2ステージ制にこだわるなら①の形式になりますが、これはかつての2ステージ制とまったく同じなので改めて書きません。
再び両ステージ制覇するクラブが出る場合、年間勝点最多クラブへ配慮を考えてもこれに戻すことはないでしょう。
②は年間チャンピオンはリーグ戦で決めて、ACLの出場権などをかけてプレーオフをする形式ですね。
問題はリーグチャンピオンをかけて戦うわけではないので、プレーオフにそれ相応のタイトルや賞金などの旨みを用意しない限り、やる意味があるのかってこととやっても盛り上がらないだろうってことですね。
そして、③はアメリカのMLSやオーストラリアリーグがモデルになります。
FIFAは一国一リーグなので地区リーグ、プレーオフ好きなアメリカのMLSも一応2つのカンファレンス(イースタンとウェスタン)に分けていますが、H&Aの2回戦総当たりで戦います。
面倒くさいシステムなのでウィキペディアのメジャーリーグサッカーを参照してください。
一応リーグ戦の年間勝点最多クラブは表彰(サポーターズ・シールド)されますが、プレーオフの決勝であるMLSカップの勝者が年間チャンピオンとなります。
オーストラリアのAリーグはもっとシンプルで、リーグ戦の上位6クラブがプレーオフを戦うことになります。
詳しい事はこちらもウィキペディアのAリーグのファイナルシリーズの項を観てもらうと分かりやすいです。
【1】A:1位×2位のH&A初戦、B:3位×6位、C:4位×5位
【2】A:1位×2位のH&A2戦目、D:Bの勝者×Cの勝者
【3】E:Aの敗者×Dの勝者
【4】Aの勝者×Eの勝者

このプレーオフのよく考えられているのはてリーグ1位と2位の立場が尊重されていて、敗者復活の可能性があるってことですね。
また、全体の試合数は7試合で固定されていますし、【3】を中日の水曜日に行えば1試合少なくて済むAの勝者も変に日程が空くことがありません。
ただ、リーグ6位のクラブが年間チャンピオンになってしまうという根本的な問題はどうしようもないですけどね。

賞金王決定トーナメントと全国選手権
賞金王決定トーナメント
批判だけなら誰でもできるということで、以前にこーめいもプレーオフ案を書いたのですが、もちろん前回のは素案だったのでその後それをもとに改良しています。
こーめいがやってほしいプレーオフはやはり賞金王決定トーナメントです。
リーグチャンピオンに次ぐ大きなタイトルとなると賞金王以外にないのではないかと思っています。
これまで通り、1シーズン制のH&Aの2回戦総当たりで戦ってリーグチャンピオンを決めます。
そして、シーズン終了後に賞金を獲得したクラブでプレーオフを行います。
対象賞金は以下の5つの大会になります。
○リーグ戦の1位~7位[7クラブ]
○ゼロックススーパー杯[2クラブ]
○ナビスコ杯優勝・準優勝・ベスト4[4クラブ]
○天皇杯優勝・準優勝・ベスト4[4クラブ]
○スルガ銀行チャンピオンシップ[1クラブ]

ACLの賞金はグループリーグの試合を勝利、引き分け(それぞれ約320万、160万)でも出ますし、ドルでの支払いなので相場の問題もあって対象に入れません。
リーグ戦の1位~7位は絶対にクラブがかぶらないので出場クラブの数は最低で7となります。
そして、まず有り得ないでしょうが残りの賞金を仮にリーグ戦8位以下のクラブが重複せずに獲得した場合、プレーオフ出場クラブは最大で18になります。
出場クラブが奇数になった場合はJ2の優勝クラブを加えて偶数にします。
また、出場クラブが偶数でも8・14になった場合はJ2の優勝・準優勝クラブを加えてそれぞれ10、16にします。
面倒なので出場クラブ数に応じてそれぞれのトーナメント表を書いたりはしないですが、8クラブだと3試合日、10~16クラブだと4試合日、18クラブだと5試合日が必要となって来ます。
ですが、いずれもリーグ最終節から3週間後に大会が終わるように開催できます。
トーナメントの対戦は抽選で決めますが、8クラブ・16クラブの時以外はシード(1試合少ない)クラブが出て来るのでそれはJ1の順位で決めます。
ちなみに05年~12年の8年間の出場クラブ数は、10・11・8・9・11・9・12・11です。
今季の賞金獲得クラブは今のところ8クラブとなっていますね。
1回戦から準決勝までの賞金は少なめにして、決勝の賞金総額を3億(優勝:2億、準優勝:1億)に設定。
前回も書いたAllorNothigルールで3点差つけて勝ったら賞金の総取りにすれば、賞金ランキングの大逆転も可能ですし、試合序盤や終盤に2点差、3点差がついても次の1点が普通の試合よりも重要になって来ます。
また、リーグ戦以外のタイトルの重みも増しますよね。
さらにこの案には発展性もあって、2ステージどころか3ステージ(10試合、12試合、12試合)にすることもできます。
各ステージに冠スポンサーをつけて優勝クラブに賞金を出してもらえばプレーオフ出場権をかけた戦いになりますし、リーグチャンピオンはあくまで年間の勝点で決めればいいわけですから。
先に挙げたJリーグとTV局の思惑、そして1シーズン制でリーグチャンピオンを決めるというサポーターの心情も満たすことができると思います。
全国選手権
もう1つ考えたのが地域ごとの代表を選出して戦う全国選手権です。
[道北・東北エリア]札幌・山形・仙台
[関東周辺エリア]浦和・大宮・千葉・柏・鹿島・水戸
[東京・神奈川エリア]FC東京・東京V・川崎・横浜FM・湘南・横浜FC
[北信・北関東]新潟・富山・群馬・栃木・松本
[東海エリア]名古屋・清水・磐田・岐阜・甲府
[関西エリア]C大阪・G大阪・神戸・京都
[中国・四国エリア]広島・岡山・鳥取・愛媛・徳島
[九州エリア]鳥栖・福岡・北九州・長崎・熊本・大分

まずJ1・J2の40クラブを8つの地域に分けます。
あとは単純にその地域で通常のリーグ戦の勝点がもっとも多い(J2は試合数やレベルを考えて勝点×0.75で計算)8クラブでプレーオフをします。
つまり、甲子園のように地域性を打ち出して盛り上げていこうということです。
ただ、地域性と言ってもかなり広い範囲になりますし、関西代表だからとC大阪のサポーターがG大阪を応援するのかと言ったらそうはならないと思いますけどね。
さらにこの案の場合、地域ごとにクラブ数や強豪クラブの数が違うので公平ではありませんし、勝点の計算がちょっと面倒で複雑なのであくまで1つの案ということで、おすすめするわけではありません。

こーめいはもちろん賞金王決定トーナメントをやってほしいですが、おそらくAリーグのプレーオフを参考にしたものになるのではないかと予想しておきます。

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2ステージ制+プレーオフの拙速決定でJリーグが赤っ恥(前)
レギュレーションと日程の問題
先日、Jリーグは15シーズンから2ステージ制+プレーオフをすることを早急に決定しました。
2ステージ制、プレーオフの形式、これによって放映権料など10億円以上の収入が見込めるというあまりにも大雑把な大枠しか決まっておらず穴だらけだったので、こーめいはもっと詳しいことが決まってから記事を書こうと思っていたのですが、その案が理事会に差し戻しとなりましたね。
その原因は、レギュレーションの欠陥だそうです。
レギュレーションの問題
そのレギュレーションの問題とは、リーグ戦の終盤で故意に負けた方がスーパーステージに進出できる可能性が生じるというものです。
発表されていたスーパーステージは前期優勝×後期2位、後期優勝×前期2位の組み合わせでトーナメントを戦って行き、勝ち上がったクラブが年間勝点最多クラブとチャンピオンシップを行うというものでした。
しかし、過去の2ステージ制だった95年、97年~04年(93年・94年は勝ち点制ではなかったので省略)では、必ず年間勝点最多クラブはいずれかのステージ、もしくは両方のステージの優勝クラブ、2位クラブと被っています。
今回発案されたプレーオフの選出方法を考えれば当たり前の話ですが、つまり5クラブとも別のクラブで出揃う可能性は極めて低く、過去の例ではいずれも3or4クラブになっています。
仮に前期・後期の優勝、2位クラブが同じ2クラブになれば、最悪プレーオフに進出するのは2クラブだけとなります。
その場合どうするのかというのがまったく決まっていないどころか、話し合われてすらなかったのですが、次の3パターンが考えられると思います。
①年間勝点2位、3位、4位の順で繰り上げ
②各ステージ3位・4位の順で繰り上げ
③繰り上げクラブを出さずに2~4クラブでプレーオフ

Jリーグはやはりプレーオフの試合数はある程度確保したいということで、②の案を最優先に考えていたみたいですね。
しかし、その場合すでに報道されているようにリーグ終盤にわざと負けた方がスーパーステージに上がれる可能性が出て来てしまいます。
簡単な発生例は以下の通りとなります。
1:クラブCが前期3位になる
2:クラブCが後期において年間勝点最多クラブ、2位以内になれない事が確定
3:前期の優勝クラブAもしくは2位のクラブBが後期で優勝争いをしている
4:リーグ戦でクラブCがAorBと対戦
5:クラブAorBにクラブCが故意に負けて勝点を献上
6:クラブAorBが後期ステージ優勝・2位クラブもしくは年間勝点最多クラブとなる
7:前期3位になったクラブCが繰り上げでスーパーステージに出場可能

この問題は①の年間勝点の順位で繰り上げた場合でも同じように発生します。
致命的な欠陥なのでこのレギュレーションの問題を解決しない限り、2ステージ制は頓挫することになるでしょうね。

続・レギュレーションの問題
上記の問題をマスコミが2ステージ制撤回、白紙という報道をしたため、Jリーグは慌てて大東チェアマンが公式HPにコメントを掲載、あくまで撤回ではないと苦しい言い訳をしています。
Jリーグは③の案を掲げて2ステージ制の継続を模索、大東チェアマンのコメントにも「このケースを回避する案は、繰り上げを実施しない『原案』となります」と明記されています。
しかし、実はその場合も意図して負けた方が得をするパターンが発生してしまいます。
今シーズンの前期成績を基に後期はこうなったら…という簡単な事例を挙げると以下の通りになります。
1:今シーズンの前期ステージの優勝は広島、2位は大宮
2:大宮はすでに後期において2位以内、年間勝点最多クラブになれる可能性は消滅
3:広島が後期の優勝or2位かつ年間勝点最多クラブになれる可能性がある
4:リーグ戦で大宮と広島が対戦
5:大宮が故意に負けて広島に勝点を献上
6:広島が後期の優勝or2位かつ年間勝点最多クラブとなる
7:年間勝点最多・前期優勝・後期2位→広島、前期2位→大宮、後期優勝→クラブAとなる
8:スーパーステージ出場クラブが大宮、クラブAとなる

つまり、大宮は広島に故意に負けることによってスーパーステージ出場クラブを2つに絞った方が1試合勝っただけでチャンピオンシップに行けるので得な訳です。
これがもし後期の成績が優勝→クラブA、2位→クラブB、年間勝点最多クラブ→広島となると、スーパーステージは大宮、クラブA、クラブBの3チームで戦うことになります。
すでに発表されている前期優勝(該当なし)×後期2位(クラブB)、後期優勝(クラブA)×前期2位(大宮)の組み合わせにしろ、公平を期すため前期2位(大宮)×後期2位(クラブB)、その勝者×後期優勝(クラブA)とした場合でも、大宮は2試合を勝たなければチャンピオンシップに進めなくなります。
というわけで③の原案でも大東チェアマンの言葉を借りれば、「負けることを意図的に企図するケースが発生してしまう」のです。
本当の問題はレギュレーションの欠陥以前に、Jリーグに2ステージ制+プレーオフについてきちんと把握できている人が1人もいないことですよね。
その証拠にACL出場や降格クラブをどうやって決めるのかも最初に決まってなかったこともおかしな話です。
Jリーグが再三言っているようにシーズンを通しての勝点を尊重するならACL出場権はこれまで通り年間上位3クラブに与えられるべきですし、降格にいたってはもう年間順位で決めるしかないですからね。
各ステージ下位クラブが降格決定もしくは残留プレーオフに参戦するなんてしたら、前期で最下位になったクラブは後期をどんな気持ちで戦えばいいのかって話になりますよ。
こんなことは本来、2ステージ制+プレーオフを発表した時に決まっていないとおかしいわけで、いかに拙速かつ杜撰に物事を運んでいるのかが分かりますね。

日程の問題
この他にこーめいが懸念している問題は日程についてです。
レギュレーションが決まっていないので当たり前ですが、これについてもまったく決まっていないですよね。
プレーオフを組み込む分リーグ戦の日程が詰まる、もしくはリーグ戦の開幕を前倒し・閉幕時期を延ばす必要があるという問題ももちろん重要なのですが、こーめいがどうなるのか気になるのはプレーオフ自体の日程です。
今となってはもはや採用されるか分からないので意味がないかもしれませんが、一応シミュレーションしてみると、発表されたプレーオフの場合は以下のように3試合日が必要となります。
【1】A:前期優勝×後期2位、B:前期2位×後期優勝[スーパーステージ初戦]
【2】C:Aの勝者×Bの勝者[スーパーステージ決勝]
【3】年間勝点最多クラブ×Cの勝者[チャンピオンシップ]

これをすべて週末に行うと年間勝点最多クラブはリーグ最終節から、3週間もインターバルが開きます。
当然、練習試合はするでしょうが3週間も公式戦から遠ざかるのは大きなハンデですよ。
一般人が思う以上に真剣勝負を勝ち上がって来るスーパーステージ勝者の方が有利だと思いますし、何より3週間もの期間が空くとモチベーションの持って行き方が相当難しくなります。
いずれかの試合を中日の水曜日に開催すればインターバルは2週間になるのですが、その場合スーパーステージの開幕かチャンピオンシップ出場クラブを決める試合のどちらかを平日にすることになります。
こーめいは全然それでもいいのですが、スーパーステージの開幕が平日…。
チャンピオンシップ出場クラブを決める試合が平日…って、いずれにせよいまひとつ盛り上がりに欠けるような気がしますね。
それにしたって1年でもっとも勝点を稼いだクラブがどうして2週間も待って、下位クラブとリーグ優勝をかけて戦わないといけないのかって気持ちは生まれると思いますが…。
何にせよ、とりあえず年間勝点最多クラブが不利にならないような日程も考えないといけないわけで問題は山積み。
それにしても、よくこれで最初に14シーズンから実施するなんて言っていたもんだと呆れてしまいますね。

大東和美と中西大介の組み合わせ
問題の本質は収入の減少ではなく支出の増加
どう言い訳しようとJリーグの失策と混乱は誰の目にも明らか、そしてその中心にいるのがチェアマンの大東和美と競技・事業統括本部長の中西大介の2人です
大東チェアマンは鹿島で社長をしていたので、他のサポーターよりはよく知っていますが、歴代の社長の中でもよくサポーターの意見を聞いてくれて鹿島をよくしようと積極的に動いてくれました。
オフィシャルHPやメディアサービスの充実、サポーターズミーティングの開催など当時はサポーターの意見がダイレクトに反映されている部分も多かったです。
問題が起これば自分が矢面に立ってでも、その解決に向けてみんなで話し合って進んで行こうというスタンスの人物でした。
ただ、スカパーのCMをご覧になった方はご存じのようにしゃべりが流暢ではなく表に出てパフォーマンスで人を引きつけるような人物ではないので広報には向いてないですし、数字に強いわけでもないので経営や経理、また企画力にも長けているとは言えません。
人の意見をよく聞いてやる気を出させて組織を活性化させつつ積極的に動かして行く、いわばモチベーターという印象が強いですね。
最大の欠点は人の意見を聞きすぎること。
誰の話を聞くかによって優れた人物にもなり得ますし、無能の烙印を押されることにもなります。
鹿島時代は経営にしろ、チーム強化にしろ有能な人材がいたので上手く機能していたのですが、ゴール裏の問題では一般サポーターよりインファイトの意見を聞きすぎたため、せっかくサポーターズミーティングを開いても結局中途半端な対応、危機意識も非常に薄かったです。
そのため後に旗落下による女性サポーター負傷や清水戦のゴール裏に乱入するなどあの時きちんと対処していれば防げた事件も多く起こっています。
そして、Jリーグで現在大東チェアマンのブレイン的な立場にいるのが中西競技・事業統括本部長でしょう。
どういう出自の人物かはしらないですが、この人の心情は「いいことは早くやった方がいい」です。
これは犬飼前会長や大仁現会長もシーズン移行について同じことを言っているので、日本サッカー協会の息のかかった人物の口癖かもしれませんが…。
中西競技・事業統括本部長はメディアに多く出ているのでそれなりにしゃべれるのはご存じの方が多いと思いますが、プレゼン力や企画力はあると思います。
それだけにサッカーや経営に詳しくない(各クラブの社長も含む)人がその口車にコロっと騙されてしまっていることも多いですね。
・アジアの国でのJリーグ放送と提携
・U12~14Jリーグの実施
・昇格プレーオフ/JFLへの降格
・J3発足
・U-22選抜のJ3参加

近年、Jリーグが新しく始めた企画、そしてこれから実施することが決定した企画を列挙しましたが、どれもそれ自体は日本サッカーのためにプラスになることは間違いないと思います。
しかし、困ったことに大東チェアマンと中西事業統括部長の2人には、積極的にどんどん行動を起こして行くこと、採算についてはまったく考えない、考える力がないという共通点があります。
1つずつ見ていくと、アジアの国々にJリーグを放送するようになりましたが、これはまだJリーグに放映権料が入って来るという状況ではありません。
札幌のようにその国の英雄、代表レベルの選手がJクラブに所属する以外は、とりあえず放映権料ビジネスにまで発展しそうな気配はしばらくないですね。
昇格プレーオフ/JFLへの降格についても、冠スポンサーをつけると言って始めたにもかかわらず結局昨季も今季もついてないですし、町田が1年でJFLに落ちてしまったため理念推進費用の名目で5,000万円を支払うことになりました。
そして、J2にも降格制度を作ってしまったため、早急にJ3を作る必要に迫られたのですが、もっとも酷いのがこのJ3発足ですね。
これ自体はいいのですが、J3ができるとJリーグが分配金を払わなければならなくなります。
そのため、J1やJ2のクラブは自分たちの分配金が削られるのを心配して好意的ではなかったのですが、中西競技・事業統括本部長は当初J3は独立採算、J1・J2とは別の財布で運営するって言っていました。
しかし、それが可能ならJ2にだって冠スポンサーをつけることができるわけですし、そもそも今回問題になっている14年からJリーグのスポンサー料が10億円減少するということも起こるわけもありません。
当然、現時点でJ3が独立採算でやっていく見込みも立っていないわけです。
そうなるとJ1、J2クラブへの分配金を減らしてJ3に回さなければやっていけなくなります。
こーめいはJ3発足自体には賛成なのですが、現時点でこれがもっとも愚策だと思っています。
なぜなら、その前に必ずやっておかないといけないことをJリーグがやっていないからです。
J3を作る最大の魅力は、代表期間中にもtoto、特にBIGを開催できることです。
サッカーくじの売り上げの多さはご存じの通りですが、J3発足によって増えた開催分の助成金はJリーグもしくはJクラブがすべて(とは言わないまでも7割程は)もらうくらいの確約がない限りはJ3というカードを切るべきではなかったですね。
そうでないとJリーグがやっていけなくなるのは目に見えていましたし、そもそもサッカーくじによる助成金が柔道など不正に使用されるならJリーグに還元すべきです。
それによって各クラブがスター選手、より能力の高い選手を獲得することができれば、Jリーグももっと人気が出て、それがまたサッカーくじの売り上げアップに繋がり、win-winの関係に持って行けるわけですから。
法律上の問題などどんなに難しい障害があろうと、サッカーくじの売り上げは国にとってもおいしいので根気よくしっかり交渉して行けば十分口説けたと思いますし、それをしないうちにJ3という究極のカードを切ってしまったのはあまりにも戦略が稚拙ですね。
U12~14Jリーグ、U-22選抜のJ3参加など育成は未来への投資、お金がかかっても利益にならないのは常識です。
というわけで、当然、これらのことを始めるにはお金がかかっており、新しいプロジェクトが進んで行って支出が増えるにも関わらず、新しく入ってくるお金はない状況。
今回の2ステージ制+プレーオフはJリーグがお金を得るために実行するというのは、周知の事実ですが、どうしてそういう事態になったかというとスポンサー料が増える見通しもないのに支出を増やし続けてしまったからです。
だから、最初はプレーオフによる収入があれば各クラブの分配金を増加できるという話だったにも関わらず、蓋を開けてみればJリーグが育成金やメディア対応などに使用するという話にすり替えられていました。
実情はJリーグがU12~14やU-22選抜を威勢よく始めてしまったものの、お金がないからといって今さら中止するわけにもいかず、J1のプレーオフでお金を得てそれを回そうと画策しているわけですね。
まさに大東チェアマンと中西競技・事業統括本部長…、思いつく限り最悪の組み合わせ。
おそらく未曾有の生物災害になる!!というレベルです。
中西競技・事業統括本部長はこの一連の大失敗を隠すために、Jリーグの観客数の微減、ゆでがえる理論、14年から契約の切れるスポンサーがあって10億円の減収になることに問題をすり替えて必死にアピールしているのです。
メディアは説明責任を求めていましたが、その前にこーめいは謝罪責任が必要だと思いますね。

Jリーグの宣伝下手と企画力の乏しさ
プレーオフをすればお金になるのは、世界のスポーツを見ても間違いないわけですが、問題はJリーグが果たしてそのお金を有効に使用できるかということですね。
しかし、かつての広報プロジェクトを振りかえるとJリーグの企画力にはほとんど期待できません。
近年、Jリーグが展開した宣伝プロジェクトと言えば、イレブンミリオンプロジェクトとJリーグPR部長の2つになるでしょう。
スカパーと放映権料の契約をしてから観客数を増やすことを求められて、10シーズンに年間1,100万人の観客動員数を達成するイレブンミリオンプロジェクトを立ち上げましたが、こーめいにはJリーグが実際に何をしていたかよく分かりませんでした。
事実上、観客動員数増加の対策は各クラブに丸投げ。
Jリーグはプロジェクト名を決めたことと、クラブにプレッシャーをかけたことくらいしかやってないんじゃないですかね。
それによって大宮が観客数を水増ししてしまうという本末転倒ぶり。
そもそも1,100万人を達成というのも、サッカーのイレブンに観客動員数をかけた単なる数字遊びでしかなく、しっかりマーケティングしたものとは思えないですよね。
そんな杜撰なプロジェクトだったため案の上達成できなかったですし、その後は反省もなくまったく存在しなかったように扱われています。
JリーグPR部長は女性タレントを任命してアピールするという単純なもの。
女性タレントと言われてあだっちーを思い浮かべた人も多いと思いますが、現在も名誉女子マネとしてがんばっている彼女は当初メインではなく、忘れているでしょうが部長には木下優樹菜が任命されていました。
・若い女性に人気の高い木下優樹菜を部長に任命

・Jリーグに若い女性が興味を持つ

・若い女性が来れば男性客も増える

・Jリーグが都心部で盛り上がる

・都心部で盛り上がればそれが地方に波及する

信じられないかもしれませんが、Jリーグの宣伝部の発想は本当にこのレベルなので行き当たりばったり、失敗も当たり前。
木下優樹菜もいつの間にかフェードアウトしていましたよね。
この2つのプロジェクトを見てもプレーオフで得たお金を上手くメディア露出の為に使えるか甚だ疑問です。
ネットでの放送、オフィシャルHPでのダイジェスト放送、地上波の放送枠を買い取ってのダイジェスト番組の放送などはかなり以前からサポーターの間でも意見として出ていたことをようやく始めるとかいう噂、今回のプレーオフをすることでシーズンの地上波による中継も増えるという噂は出ていますが、実際にどうなるかはまだ分かったものではないですね。
日本のスポーツクラブには親会社からの出向が多くて、スポーツ経営のプロフェッショナルがいない事はかねてから問題とされて来ました。
それでもこの20年間を継続性を持って歩んで来たJクラブにはその蓄積によってプロフェッショナルに近づいている部分もありますが、Jリーグにはそれもないです。
まずはアメリカみたいに外部から有能な経営者を引っ張って来て、チェアマンに据えることを考える必要があるんじゃないですかね。

長くなったので珍しく後半に続きます。

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