鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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海外で成功するために絶対に必要な1つのこと
海外クラブで活躍するために重要な自信
欧州移籍、現在の状況
近年、Jリーグのシーズンオフや夏に海外移籍する日本人選手が多くなっているのはご存じの通り、特に長谷部、香川の活躍によってドイツのブンデスリーガ中心に移籍する選手が増加しています。
そして、今後も大迫(鹿島)、柿谷・扇原・山口(C大阪)、斎藤(横浜FM)、山田(磐田)など欧州に旅立って行く可能性があり、引き続きJリーグから欧州のクラブに選手を引き抜かれて行く状況は続くでしょう。
ただ、それとは裏腹に移籍したものの海外では結果を出せずにJリーグに戻って来ている選手も多くなっています。
永井(名古屋)、宇佐美(G大阪)、矢野(名古屋)、森本(千葉)、林(清水→鳥栖)、大前・高木善(清水)、安田(磐田→鳥栖)、梶山(大分→FC東京)、そして李は浦和に移籍する可能性が高く、カレンはすでにVVVからタイのクラブに移っています。
また、小野、金崎など欧州にまだいるものの出場機会に恵まれていない選手もいます。
つまり、ほとんどの選手が海外に行ったもののそこからステップアップの移籍を実現するまでに至っていないどころか、所属先で戦力としてみなされなくなっている事態が多くなっているということです。
明らかに欧州からの需要>日本人選手の商品価値・ストックという状況に陥っています。
以前、好評を頂いた伊野波や本田などから紐解く日本人の海外挑戦指標で書いたように、こーめいは海外で出場機会を得られないなら粘っても1年くらいでJリーグに戻ってベストイレブンに選ばれるような選手を目指した方がいいと思います。
しかし、実際は降格または残留争いをするようなJ1クラブ、J2クラブに戻って来る選手もいて、そのプレイは明らかにJリーグの選手と比べても突出するものがないと感じざるを得ないです。
海外でプレイし続けていた割にたいした成長を感じない、何のための海外移籍だったのか疑問に思う選手もいます。
はっきり言ってしまえば海外移籍で失敗しているわけで、どうしてこういう状態が起こるかというと、それは移籍のタイミング、仕方を間違っているからです。
海外に移籍してプレイするだけなら若さがあり、移籍金がかからないという条件を満たせばJリーグでちょっと調子のいい時期があって活躍すればそう難易度は高くありません。
しかし、海外クラブでプレイをして活躍、さらにステップアップを目標とするならば絶対に必要なものがあります。
それは自信です。
サッカーとはよくメンタルのスポーツだと言われますが、いい選手でも自信を失えばあっという間に平凡な選手になり下がってしまいますし、そこから復活するまでに多くの時間がかかってしまう場合もままあります。
日本人が海外移籍して成功するかどうかはこの自信が大きく影響します。
どんなに素晴らしい才能や飛び抜けた身体能力があっても自信がなければ活かせないですし、そもそも日本人の中での素晴らしい才能や飛び抜けた身体能力というのは、海外では珍しいものではありませんからね。
それだけにメンタル、自信というものがもっとも重要になって来ます。
ただ、一言に自信と言っても海外に移籍しようという選手はいずれも自分ならやっていけると自信を持っている選手がほとんどです。
そのため、ここでいう自信というのは自分の評価ではなく外部からの評価のことであり、それもある程度誰の目にも分かる指標であることが理想です。
そして、その自信を積み上げる主な方法は現段階で3つあります。

自信をつけるための3つのルート
①Jリーグ、②日本代表で自信をつける
まず、Jリーグで実績を積み上げた選手の方が海外で成功しやすいとよく言われているように、①Jリーグで自信をつけるパターンです。
鹿島で3連覇を成し遂げた内田篤人、05、06シーズンにリーグ優勝、ACL優勝に中心選手として貢献した長谷部などが当たります。
つまり、リーグ優勝やACL優勝などJクラブに在籍する選手にとってもっとも難易度の高いミッションを実現することで自信をつけたわけですね。
②日本代表で自信をつけるルートに該当するのは岡崎や長友になります。
岡崎は清水でタイトル経験はないですし、長友もFC東京でナビスコ杯優勝(出場は4試合)しただけですが、Jリーグでトップレベルの選手であることは間違かったわけで、日本代表に選出、さらにレギュラーとして定着しました。
もちろん彼らがそこにたどり着くまで何の苦労がなかったわけではなく、Jリーグで壁にぶつかりながらもその先にどうやったら行けるのかを考え、さまざまなトライをして、壁を越えるなりぶち壊すなりして進んで行ったのです。
こういう経験を積み重ねてJリーグのタイトルや日本代表のレギュラーにまでたどり着いているわけですね。
そして、この成功体験の積み重ねが自信に繋がっています。
当然、彼らは海外移籍した後もJリーグでぶつかるより大きな壁にぶつかっています。
しかし、こういった選手はこれまでの成功体験があるので壁にぶつかったときにどうすればその先へ行く道が見えて来るかを心得ています。
だから、窮地に追い込まれても焦らないですし、自信はゆらぎません。
こういった選手のメンタルは壁にぶつかってもJリーグや日本代表でやって来れたから大丈夫、また乗り越えられるという方向に向かいます。
これとは逆にJリーグで実績を残していない選手、永井(名古屋の優勝は加入前年)、安田(G大阪の優勝は加入の前年)、李(広島の優勝は退団した翌年・日本代表でもレギュラーを取りきっていたわけではない)、宇佐美、大前、高木善、森本、大津、小野、さらにはJリーグに所属していない宮市、林、伊藤などはフル代表でレギュラーにもなっていません。
絶対的に積み上げて来たもの、自信が足りないんですよね。
Jリーグや日本代表で越えるべき壁を越えていないから、海外でいきなり大きな壁にぶつかってどうしていいか分からなくなり戸惑い、メンタルは海外に来るのは早過ぎたかな、Jリーグでやり残したことがあったかなという方向に向かい、その内に自信を失って本来の持ち味も発揮できなくなります。

監督やフロントは助けてくれない
選手が自信を失った時に手を差し伸べてくれるのは言わずと知れた監督、フロントという存在になります。
しかし、彼らが助けてくれるかどうかは自分が獲得した選手かどうか、獲得に移籍金がかかったかどうかによって変わって来ます。
アーセナルのベンゲル監督やドルトムントのクロップ監督のように若手の育成に定評とこだわりのある監督ならいいですが、彼らのように長く同じクラブを率いているケースは稀です。
それ以上に自分の獲得を望んでくれた監督がすぐに解任されるケースの方が圧倒的に多いです。
そうなると新監督には起用されなくなる場合も出て来ますし、言葉が通じないとそれだけで信頼されないこともあります。
それだけコミュニケーション能力は大事ですし、海外は日本と違って何か不満があれば選手は自分から監督やフロントに積極的に話に行きますからね。
そして、日本と海外でもう1つ大きく違うのは海外では選手の年俸や移籍金はずっとオープンで、メディアやサポーターもそれを含めて選手の評価をするということです。
つまり、選手を獲得するGMからしてみれば移籍金を多くかけて獲得した選手の方に活躍してほしいわけですね。
それがそのまま自分の評価になりますし、高額で獲得した選手が活躍しないとメディアやサポーターに叩かれて職を失う可能性すら出て来ます。
逆に移籍金なしで獲得した選手は年俸もそれほど高くなければ活躍しなくても評価にはほとんど影響ないですし、ましてや欧州にやたら行きたがる日本人選手はかっこうの鴨なわけです。
移籍金がかからなければとりあえず獲っておいて、戦力にならなくてもJクラブにレンタル、移籍させて儲けることも出来るのでそれだけでもGMの評価は上がります。
結局、自分に積み重ねたもの、自信がないので壁を乗り越えることが出来ず、監督やフロントの手助けも期待できずに、いよいよ切羽詰まってJクラブに戻っても自信を失ってしまっているのでプレイがパッとしないという現象が起こって来ます。

もう1つの指標はベストイレブン
ここまで海外で活躍するためにもっとも重要なものは自信であると述べて来ましたが、自信と言っても漠然としたものなので分かりやすい指標があった方がいいと思います。
それにもっとも適したものは、Jリーグベストイレブンです。
前述した篤人(08,09)、長谷部(04)、長友(09)、岡崎(09)は全員選ばれていますし、香川も移籍せずにC大阪でプレイ(J1に昇格した10シーズンは11試合7得点)を続けていたら間違いなくベストイレブン、場合によってはMVP(楢崎)か得点王(17得点のケネディと前田)に選出されています。
上記した選手以外では清武、ハーフナー、酒井宏(いずれも11年)もベストイレブンに選出していますし、ほとんどの選手がベストイレブンに選ばれた翌年は代表召集、出場回数は激増しています。
もちろんあくまで指標ですので例外もあります。
実は槙野(10年)もベストイレブンに選ばれています。
ただ、槙野はDFながら攻撃力を評価されての選出でしたし、守備能力はJリーグでも低いのは誰の目にも明らかですから、海外で通用せずに即戻って来たのもなんら不思議ではないですけどね。
しかし、割とはっきり見えて来るのは、壁を乗り越えてJリーグベストイレブンに選ばれて海外に移籍した選手とそこからさらなる壁を乗り越えて日本代表のレギュラーに定着してから移籍した選手とではそこに1枚の大きな壁があるように感じます。
やはり、より多くの壁を乗り越えた経験のある選手の方が海外で困難にぶち当たった時にも対処できるということでしょうね。
このことから海外クラブで活躍するための指標としては、Jリーグベストイレブン<<<JリーグMVPor得点王=代表レギュラーということが言えるのではないかと思います。

③海外クラブで自信をつける
少し特殊ですが、3つ目のルートとしては海外クラブで自信をつけるというものがあります。
この典型的な例は本田ですね。
よくJリーグで実績を残した選手の方が海外で活躍できるということへの例外として考えられる本田ですが、一応Jリーグではカップ戦も含めると100試合以上出場していますし、結局はどこで自信をつけたかなんですよ。
香川:J2でMVP級の活躍(44試合27得点)→昇格後のJ1でも活躍(11試合7得点)→ドルトムント→マンチェスターU
本田:オランダ2部でMVP(36試合16得点)→昇格後の1部でも活躍(18試合6得点)→CSKAモスクワ→ACミラン

こうして見ると本田の移籍経緯は香川とリンクしている事が分かります。
VVVに途中加入した1年目に降格したことで2部でじっくりプレイして海外でやっていける自信をつけられたことが大きかったです。
はっきり言ってオランダのエールディビジはそんなにレベルの高いリーグではありません。
特に守備は真面目に組織だってやるJリーグに比べてもゆるいですし、個の力で戦うタイプの攻撃的な選手ならむしろJリーグよりやりやすいリーグです。
2部ならなおさらです。
特筆すべきは本田のメンタルで、普通の日本人選手なら2部に降格した時点で自信を失ってしまっていた可能性もあります。
また、本田は日本人には珍しく組織ではなく個に寄ったタイプの選手なので周りのレベルに自分のプレイが影響されにくいということも有利に働いたでしょうね。
組織の中で活きる選手だといいプレイが出来るかどうかは周りにも影響されるのに対して、本田は自分でボールをキープしてシュートまで行ける選手なので2部で活躍できた時点で1部でもある程度やれる自信はあったと思います。

早く移籍した方がいい例外パターン
海外で活躍するには自信が重要だと述べて来ましたが、それをどこでつけるのがいいかと言えばやはり言葉も通じて環境が整っているJリーグが一番だと思います。
しかし、ある程度Jリーグで継続して試合に出場したなら早く海外に移籍した方がいいと思う選手もいます。
それはどういった選手かというと、サードボランチですね。
サードボランチというのは守備的な仕事をするファーストボランチ、攻撃的なセカンドボランチに対してこーめいが勝手に付けた名前です。
Jリーグでは明神、今野、富澤、レオ・シルバなど守備がしっかりできる選手、そして攻撃では小笠原、遠藤などゲームメイクのできるボランチが重宝されます。
そして、富澤・中町や大谷・栗澤などファーストボランチ同士の組み合わせ、ファーストボランチとセカンドボランチの組み合わせだとチームのバランスを取りやすいので多く採用されています。
それに対してサードボランチというのはどちらかと言えば攻撃的ですが、ゲームメイクするタイプではない選手のことです。
タイプ的には長谷部、細貝、谷口ですね。
ゲームメイクはできないですが、ボールを運んだりペナルティエリアに入って得点を狙い、守備に特化しているわけではないもののフィジカルはあって球際は強いといった感じです。
こういったタイプの選手はJリーグでは評価されづらい傾向にあります。
どうしてもボランチには守備かゲームメイクを求めますし、谷口なんてあれだけ得点していましたけどどうも日本の指導者やサポーターはボランチにそれ程得点力を求めないですね。
だから日本の攻撃的なボランチってあまり得点を多く獲らないですし、それでも批難されることないです。
むしろ得点を獲るよりバランスを崩さないこと、守備をしっかりすることを求められますからね。
海外だと日本人の献身性、運動量の豊富さ、そして何より得点は評価されるので長谷部や細貝同様に谷口なんて特に強引にでも海外に移籍した方がよかったのではないかと思います。
今のところこーめいが唯一Jリーグより海外でプレイした方が伸びるのではないかと思うのがこのタイプの選手です。
フィジカルが強くて運動量を売りに出来るポジションの攻撃的な選手は、Jリーグで3年くらいコンスタントに出場できたら海外でのプレイを考えてもいいかもしれません。

海外で成功するための結論
海外クラブにプレイするだけならどのタイミングでも、移籍金が0円でも、どこのクラブでも行けばいいと思います。
しかし、移籍するだけでなく海外の舞台で活躍することが目的ならまずは自信をつけることが重要となって来ます。
それにはやはり試合に出場することが第一であり、そのための環境はJリーグがベストです。
ベストイレブンに選出されれば海外でもある程度やって行けるでしょうし、さらにMVPや得点王、日本代表のレギュラーを獲得して移籍すれば大きな壁にぶち当たっても乗り越えて行けるでしょう。
さらに移籍金を払ってもらえるくらいに望まれて移籍するのがベストです。
ただ、海外と言ってもそのリーグのレベルは様々なのでオランダ、ベルギー、スイス、オーストリア、ドイツの2部あたりならそこそこやれる選手は多いと思います。
しかし、結局そこからステップアップしようと思ったらそのリーグでベストイレブンに選ばれるようなプレイ、結果が必要になって来ますし、それなら最初からJリーグでベストイレブンを目指して自信をつけた方がいいですよね。
よく成長するためにはもっと厳しい環境でプレイしないといけないっていう選手がいますが、こーめいから言わせればリーグタイトルも獲ったことなく、ベストイレブンにも選ばれないような選手にしたらJリーグはまだまだ厳しい環境ですよ。
Jクラブのレギュラーに定着したり、五輪代表で一時期調子が良くて活躍したくらいでJリーグのトップレベルに肩を並べられたと思われたら片腹痛いです。
結局、そういう選手は今の環境に甘えているだけで、海外で試合に出場できずに控えが当たり前の生活になったら高い給料をもらえているからいいかとその立場に甘えてしまうだけです。
20歳の中途半端な選手のまま移籍するくらいなら、24、25歳でJリーグでトップレベル、代表でレギュラーという立場になって移籍した方が絶対に海外で成功できますね。
そんなに早く海外でプレイしたいなら16歳未満で行って下部組織でプレイする方がいいですよ。
そうでなければJリーグでタイトルやベストイレブンをとって自信をつけながら移籍金を払って獲得してくれるクラブが現れるまで待つか、買取りオプション付きのレンタルで1年間プレイするのがベストの選択と言えます。
今季で言えば大迫や柿谷、山口、川又がベストイレブンに選出されました。
しかし、いずれも代表のレギュラーにはなれていないという状況です。
この中でも大迫にはドイツの2部に所属する1860ミュンヘンからオファーが来ているとのことです。
正直、こーめいにもこのタイミングで移籍するのがいいか、鹿島の残るのがいいかは分かりません。
不測の事態、理不尽な状況というのはどこにいたって起こりますから。
大迫で言えば五輪の落選がそれに該当します。
大迫が外された理由はただ1つ、関塚監督の経験不足とチームマネージメント力の無さによるものです。
岡田監督同様にパスサッカーを指向するものの、直前で世界の強さを目の当たりにして日和るとカウンターサッカーへと180度方向変換、そうせざるを得なくなったのは日本人監督の国際経験のなさが原因です。
本人にインタビューをしても絶対に認めないでしょうが、大迫ではなく杉本をメンバーに入れたのはチームマネージメント力に自信がなかったからです。
要するにこれまで主力として活躍した大迫をチームのスタイル変換でベンチに置いておく度胸と対話力がないので、これまでほとんど召集されてなかったベンチに置きやすい杉本を選んだわけですね。
その結果は南アフリカW杯と同じ、カウンターサッカーでグループリーグを突破したものの、決勝トーナメントでは強豪国ではない同じ被ポゼッションサッカーに敗れました。
ポゼッションかカウンターかの二者択一ではなく、どちらもできるように対応、メンバー選出できていたらもっと上に行けたんですけどね。
ジョルジーニョ監督が大迫の落選を受けて言った「間違った選択」という言葉は正しかったわけです。
ケガなどもそうですが、こういう自分の能力を越えた理不尽な状況はどこに行っても起こり得ますし、それを予測することはまず無理です。
しかし、確実に言えることは鹿島にいれば来季もレギュラーでプレイできますが、移籍すればその確率は落ち、それは不測の事態が起きる確率を上昇させます。
フンケル監督は日本人選手を指導したことがある、日本人選手の獲得を要望している監督と言っても結果次第ですぐ交代することもありますから。
ましてやドイツ2部は上位2位が自動昇格、3位がプレイオフなので昇格できるかどうかはまったくもって分かりません。
ブラジルW杯のメンバーに選出されるかどうかは分からないですが、Jリーグで今季と同じくらいの活躍ができれば、来季は確実に代表召集、試合出場は増えて行きます。
そこでまた壁を越えてレギュラーを奪ってから移籍金1億以上で海外に行くのが成功するための最高のシナリオでしょうね。
来季も今季と同程度以上の結果をJリーグで残せる自信があるならまず間違いなく日本代表に召集される機会は増えますよ。
その自信がないなら海外に行っても活躍できないでしょうね。
これは勝手な希望ですが、今の大迫だとやはり移籍金3,000万円というのは安すぎですし鹿島と契約し直して1億円くらいに設定してほしいですね。
鹿島と契約し直して移籍金の額を上げて、長友や酒井高のように買取りオプション付きの1年レンタルというのもありだと思いますし、来季に得点王とリーグタイトルを目指して戦い、W杯後にオファーがあれば移籍するという選択もあります。
W杯後ならそれくらい払ってくれるもっといいクラブは出て来るでしょうし、ドイツ2部でしたらJリーグでプレイしても変わらないと思います。
大迫がどういう決断をしようとも応援する気持ちは変わらないですが、1つ言えることは海外のクラブでプレイした方が代表に選ばれやすいという理由で移籍を考えているのなら、それは結局近道を選択しているだけだと思います。
近道を選んで移籍した選手の末路は前述した通りですし、そんな気持ちならJリーグでリーグ優勝、得点王、MVPを目指して戦う選手の方がよほど覚悟を求められますし、成長できるということです。
できれば今年中に決めたいということでしたが、大迫の決断は来年初めになりそうです。
いずれの決断にせよ、新年早々、鹿島サポーターにとっては大きなニュースが待っていることになりますね。

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テーマ:Jリーグ - ジャンル:スポーツ

実りの少ない2013シーズンを振りかえる
今シーズンの結果
5位 勝点59 18勝5分10敗 60得点50失点
非公開練習をしていたものの思った通り広島に無策で挑んで最終戦は敗北、大迫の退場がなくてもどのみち勝つのは難しかったでしょうね。
天皇杯も敗退しているので今シーズンは終了となりました。
リーグ戦は5位で結局ACL出場権すら獲得できず、ナビスコ杯と天皇杯は早々に敗退。
3大タイトル連続獲得を途絶えさせる結果に終わってしまいましたね。
スルガ銀行チャンピオンシップ以外何も得ることもなくチームとしての成長も、たいした補強もないままスタートしてチームのどん底から上向きに持って行った昨年と比べて実りの少ない1年だったと言えるでしょう。
アウェイで連敗、失点が無くならない中で最終節まで一応優勝争いの可能性が残ったことから分かるように、こーめいがシーズン初めに言った通り優勝する戦力はあったと思います。
しかし、セレーゾ監督がその戦力を活かしきれずに、肝心なところで閃き采配という不可解な選手起用を行って勝点を落とした試合が多すぎました。
はっきり言ってしまえば、この戦力なら誰がやってもこの程度の成績は出せたのは明らかですし、セレーゾ監督でなければタイトルもしくはACL出場権の獲得、若い選手の台頭はもっと観られたでしょうね。
この不甲斐ないシーズンから挽回するためにせっかく早くにオフに入ったことも活かしてストーブリーグという戦いを充実させなければいけません。
そのためにも2013年を振り返って問題個所を洗い出して、来季のチーム作りに繋げていく必要がありますね。

フロントの方針
まず今シーズンのフロントのチーム作りをおさらいすると、それは一言で表せば『レナシメント~再生~』となります。
具体的には4-2-2-2による鹿島らしいサッカーの復活。
マルキーニョス→ダヴィ
本山→中村
青木・中田→本田
新井場→前野

上記の選手リストを見れば、特に07シーズンモデルを元にチームの立て直しを画策していたことが補強からも分かると思います。
そして、フロントが想定していた布陣が下記のものとなります。
FW:ダヴィ、大迫
MF:中村、遠藤
MF:本田、柴崎
DF:前野、山村、岩政、西
GK:曽ケ端

ダヴィとケガから完全復活した本田は即戦力。
もちろん中村と前野はJ2からの移籍なので将来性も考えた上での獲得、起用し続けて行く中でフィットしていけばという狙いです。
鹿島の10番の仕事は簡単ではなく誰にでもできるものではないので、そこは遠藤と中村で分担して負担、温情移籍で復帰した野沢は2列目の保険という位置づけでした。
フロントとしては、こうした明確なヴィジョンがあったわけですね。

今シーズンを振りかえる
ベテラン起用とコンバートの失敗
ところがセレーゾ監督が開幕からベテラン起用とコンバートを乱発して、下記の布陣を主として戦うことになります。
FW:ダヴィ、大迫
MF:ジュニーニョ、野沢
MF:小笠原、柴崎
DF:中田、青木、岩政、西
GK:曽ケ端

選手の個の力で勝点は取れていたものの、チームの機能性・連携は一向に改善されることもなく、安定感もまったくもたされないまま失点をし続けました。
就任したばかりなので経験のあるベテランを起用したがる気持ちは分かるのですが、チームの機能性をまったく無視した選手起用に将来性は皆無、チームの成長が感じられない戦いを半年も続けます。
そして、強引で意味不明のコンバートも効果をまったく発揮しませんでした。
・ジュニーニョのオフェンシブハーフ起用
・本山、野沢のFW起用
・中田の左サイドバック起用
・山村のアンカー起用による4-1-4-1
・梅鉢のサイドハーフ起用

今季セレーゾ監督が施したコンバートは上記の5つですが、なんと恐ろしい程機能せずにすべて失敗に終わります。
まず第3FWであるはずのジュニーニョをオフェンシブハーフで起用、ボールロストが多く攻撃の形が作れない上に相手のカウンターの起点となりました。
シーズン終了まで我慢し続けて最後は機能性が増したように思えますが、実は4-2-2-2のオフェンシブハーフから4-2-3-1のサイドハーフになったことで持ち味を活かせていただけです。
そして、これはジョルジーニョ監督がすでに昨季に見出していた起用であり、特に目当たらしいものでもなく、むしろ4-2-2-2の2列目で使い続けていたセレーゾ監督の無駄を目立たせるコンバートでした。
ただ、2列目は出場時間と得点、アシストの関係を見るとジュニーニョ、野沢より中村のが方が結果を出しており、中村を我慢して使い続けた方がチーム力は上がっていたでしょうね。
ジュニーニョを中盤で起用したことでFW不足を引き起こしたために、キャンプから本山と野沢をFWにコンバートします。
これはシーズン中でも大迫が負傷した時などに実際に試されましたが、機能しなかったのは観ての通り。
ダヴィが負傷して4-2-3-1の大迫システムがとられてからは、このコンバートはなかったことのようにされたことでも意味のない采配だったのは明らかですね。
中田の左サイドバック起用はビルドアップ、攻撃参加と話にならないレベルで、期待された守備でも穴になって狙われる有様。
最終節広島戦の最初の失点も中田の守備のまずさが原因でしたし、運動量が少なくマークすべき相手に付いて行かない、スピード不足から簡単に振り切られる場面が目立ちました。
さらに逃げ切り布陣として用いられた山村のアンカー起用による4-1-4-1はチームのバランスを崩して終了間際に失点して勝点を失う原因となり、シーズン終盤に用いられた梅鉢のサイドハーフ起用も途端にチームの機能性が落ちて攻撃の組み立てがギクシャクするばかりでした。
これだけ監督がミスばかりしていてはどんなに能力の高い選手がいようと何も得られないシーズンになってしまうのは当然ですね。
こんな状態を1年を通し続けられたのはチームの成長にとって痛恨でした。
せめて選手を適材適所で起用していれば、本当にリーグ優勝できる可能性はあったと思いますし、無冠で終わることはなかったと思いますね。
そもそもジュニーニョをオフェンシブハーフとして使っていたこの最初の時点ですでにフロントの方針と真っ向からぶつかっており、まともなチーム作りが出来ていなかったと言えるでしょう。

今季最大の失態!!本田の放出
今季無冠で終わった大きな原因の1つは本田の放出です。
これは本当に痛手でしたし、監督の無能ぶりを物語るものでした。
ケガの影響があった昨年までと違って今年は完全復活していたにも関わらず、ダブルボランチに小笠原と柴崎というバランスの悪いコンビを起用し続けて移籍させてしまうという大失態。
鳥栖戦、C大阪戦、広島戦とすべて小笠原は失点にからんでいましたからね。
小笠原が運動量多く守備もがんばっている印象があるのは、ディフェンス時のポジショニングが悪いからです。
守備の上手い選手は危なくなる前に素早くいいポジションを獲っているのでそんなに運動量が多いと感じさせることなくボールを奪います。
しかし、小笠原(柴崎もですが)は一度跳ね返した後にまた相手にボールを拾われても、本当に危ない場面にならないと動かないのでその分、走る距離が長くなるんですよね。
それで一見、がんばって長い距離を走ってボールホルダーに詰めているように見えますが、動き出しやポジションの修正が遅いので結局詰め切れずに守備に穴を作っています。
守備の上手い選手は素早いポジションの修正で長い距離を走らずに済むようにしているんですよ。
サッカーの分からない人はこの違いがまったく理解できていないですね。
ボールのあるところしか観ておらずサッカーを陸上競技と思っているらしく、小笠原の守備やガブリエルのような能力の低い選手を走っているという印象だけで持ちあげてしまいます。
サイドからの失点は中田と西が穴になっていたので仕方ないですが、本田と柴崎の組み合わせで戦えば中央からの失点は減らせましたし、柴崎ももっと伸び伸びプレイ出来て攻撃でもいい影響があったのは間違いないです。
本田がいれば柴崎のコンディションが落ちていた終盤は小笠原と本田を組ませることもできましたし、柴崎を2列目で使う選択肢もありましたからね。
本田を上手く起用できなかったのは本当に信じられないですよ。
今季は完全にケガも癒えていましたし、清水でのプレイを見れば起用しなかったのが間違いなのは誰の目にも明らかです。

土居、伊東の起用
実り少ない今季で唯一ポジティブな要素と言えば土居と伊東の起用でしょう。
まだ時間がかかるかと思いましたがトップ下、サイドバックとしてそれぞれ活躍してくれました。
いずれもダヴィ、西を起用している時よりもチームの機能性が増して連動性が生まれました。
特に伊東は無駄走りを厭わないですし守備意識も西より高いので、鹿島らしいサイドバックと言えます。
ただ、1シーズンを通してレギュラーとして戦えるかというとまだまだですし、最終節広島戦などからも分かるように強敵相手には物足りなさがありますね。
土居はボールキープや状況判断、アタッキングサードでのプレイの精度、伊東はクロスの精度やビルドアップなど課題も多いです。
そして、忘れてはいけないのは2人の起用された経緯です。
土居はダヴィの負傷、伊東は西の2試合出場停止によるものでした。
不測の事態に直面して2人を起用したら、セレーゾ監督が先発に選んでいた選手より上手く機能したわけです。
つまり、セレーゾ監督が明確なヴィジョンを持ってチーム作りをした結果ではないんですよね。
実はそれがけっこう大きな問題で普段からどの選手を起用したらもっとチームが良くなるか詰めていない、分かっていないってことですから。
こういう監督はチーム作りに無駄な時間が多くなりますし、運に頼る部分も大きくなってしまいますからね。

多発したセレーゾ監督の采配ミス
前述したベテランの起用、コンバートの失敗に加えて選手交代の遅さ、交代選手の選択によるミスでも多くの勝点を失ったシーズンとなりました。
どうしてこういう事が起こるか、もう少し掘り下げて書くとその理由は監督に戦術力がないっていうことに集約されていますね。
戦術力がないから選手の特徴をどう活かして組み合わせればいいか分からず、若い選手に戦術を浸透させることもできません。
そうなるとどうしても経験のあるベテラン起用にこだわってしまいます。
極端なことを言ってしまえば、丸投げしてしまおうというわけですね。
そして、経験があるから明らかに適性のないコンバートをしても対応してくれるだろうと安易に考えてしまいます。
それで上手く行けばいいんですけど、結果はご覧の通りでした。
また、選手交代にしても戦術力がないのでどこをどう代えればチームが良くなるか分からないので交代も遅くなってミスも多くなります。
これは監督交代しない限り来季も多くあるでしょうから我慢するしかないです。
せめて浦和、広島対策だけは何とかしてほしいものですね。

コンディション調整の失敗
以前にジョルジーニョ監督とセレーゾ監督のフィジカルトレーニングの違いについて述べました。
簡単にまとめるとジョルジーニョ監督はシーズンを通して一定のコンディションを維持する近代的なサッカーに適したフィジカルトレーニング。
セレーゾ監督のそれはサッカーにフィジカルトレーニングという概念が持ち込まれた時から続く波のある陸上型のものとなっています。
走り込みやサーキットトレーニングで限界まで追い込むため、キャンプ明けや中断明けのコンディションは最悪の状態です。
それが顕著に出ていたのがナビスコ杯横浜戦の2試合とリーグ再開戦の川崎戦ですね。
明らかにベトナム遠征した若い選手の方がコンディションが良かったにも関わらず、ベテラン偏重で戦って無様な惨敗を喫しました。
そこから徐々にコンディションを上げて行ってピークを過ぎると再びガクっとコンディションが落ちます。
今季で言えば鹿島のピークは10月あたり、それ以降は明らかに選手のコンディションが落ちて行っていました。
終盤にケガ人やコンディションが悪い選手が増えて、球際で当たり負けることが目立ったのも決して偶然ではなく、セレーゾ監督のフィジカルトレーニングでは必然の現象です。
ただ、10月がピークだったと言ってもシーズンが始まってからもかなりハードにサーキットトレーニングやチューブトレーニングをしていたのでその疲労が大きかったように思います。
実はこーめいがいつぞやのブログで書いた岩政が退団するのではてというのと同時に懸念していたのはこれなんですよね。
昨季、やはり練習しすぎていた森下監督率いる磐田が後半に失速、ケガ人が続出したのも知識がある者からしたら当たり前、マスコミが絶賛していましたが試合よりも長い時間練習して選手は試合の方が楽だとコメントしていたのは笑い話かと思いましたよ。
さすがにセレーゾ監督はそんな素人トレーニングではないですが、今季は負荷のかけ具合を間違って終盤は選手に疲労が溜まり、本来ならコンディションのピークを迎える時期も思ったより状態は上がってなかったですね。
よく走り込めば走り込む程、追い込めば追い込む程コンディションが良くなると思っている人がいますが、それだけ負荷をかければ当然体に負担がかかるのでコンディションは落ちますし疲労も蓄積します。
単純に追い込んだ分、ピーク時のコンディションは高くなるというだけで、しかもそのピーク状態もそれ程長くは続かないんですね。
なぜなら出場大会を調整のために使って絶対に勝たないといけない本番の大会は年に数回、大会日程も1日で終わる陸上のためのフィジカルトレーニングだからです。
セレーゾ監督である以上、来季もこの陸上型のトレーニングですし、今さら付け焼刃で変えても上手く行かないでしょう。
しかし、コンディションの波が大きくその波をリーグ戦に合わせる以上、ナビスコ杯や天皇杯は今季のようにコンディションの谷間で戦う可能性が高く、チーム間の戦力差が少なくなっている今のJリーグではどの大会もタイトルを獲りに行くのはその分難しくなりますね。
さらに負荷の掛け方を間違えると選手に疲労が溜まるばかりで思うようにコンディションが上がらないことになるでしょう。

補強の失敗と監督とのヴィジョンの相違
これは以前にも触れましたが、オリヴェイラ監督時代に鹿島は選手を育てることをせず大金を投入して補強する方針に移行、そして大失敗しました。
それは今のチーム構成、チーム力を観ても誰の目にも明らかです。
そして、今シーズンもダヴィ獲得に多額の移籍金をかけ、中村・前野の獲得、野沢の復帰など大きな補強をしました。
補強した選手が思うように活躍しない原因は3つあります。
1つは単純な補強の失敗、これは選手の能力自体が低いってことです。
この失敗例はガブリエル、西です。
いずれも鹿島で求められる2列目の外国人、サイドバックとしては能力がまったく足りていないですし成長力もなかったですからね。
前回のアントラーズレポートのサイドバック特集を観ても、西(中田も)の向上心の無さは情けなさすぎます。
はっきり走るのは嫌い、守備は最低限って言っていますからね。
あんな考え方では今後も成長しないですよ。
もう1つは能力や成長力があっても監督が起用しないパターンです。
この失敗例はカルロン、中村、前野になります。
今シーズンのダヴィを見れば明らかにカルロンの方が鹿島向きでしたし、中村や前野の出場時間をジュニーニョ、野沢、中田と比較するとそのパフォーマンスやゴール、アシスト数は見劣りするものではありません。
3つ目は能力もあって起用もされているものの適材適所ができておらず、選手の特徴を殺してしまっているパターンです。
要するに突きつめれば監督の見る目、戦術力がないってことに起因します。
それだけ監督は大事ですし、特にJリーグでは各クラブの戦力が拮抗している群雄割拠状態ですからその存在は成績に大きく影響しますね。
監督就任初年度でのタイトル獲得率が高い鹿島にとって1年目というのは言い訳にならないですし、振り返ってみればやはり監督の能力がもう少し高ければタイトルにも手が届いたでしょう。
監督が代わってもブラジルスタイルは大きく変わらない鹿島にとって、監督の交代は選手の競争意識が高くなってチームが活性化、それでいて一体感も高いクラブなのでむしろ他クラブと比べてそれ程ネガティブなことではないのですが、今シーズンはベテランの偏重起用でその肝心の競争力が高まらなかったのもノンタイトルに終わった原因ですね。
これは鹿島を知っているセレーゾ監督だからこそそういった偏った選手器用が出てしまった面もあり、フロントの責任でもあります。
昨季ポジティブな状態でシーズンを終えたのに対して、今シーズンはその流れを断ち切る実りの少ないシーズンとなってしまいました。
セレーゾ監督は試合後のコメントで来季はかなり大胆に世代交代を進めるようなことを言っていましたが、シーズン中から威勢のいいことを言ってはいるもののやっていることは正反対だったので心配ではあります。
また、フリークスでも補強に関してはフロント、監督ともに積極的な発言が出ていますが、相変わらず鹿島にはなんの補強話も出て来ないですね。
鈴木強化部長の話では、「基本的な観点として”点の取れるセカンドアタッカーと攻守に働ける中盤の選手”を探しています」とのことです。
セカンドアタッカーというのはストライカーの大迫の相棒となるFWもしくは2列目で攻撃のタクトをとれる選手、そして攻守に働ける中盤の選手というのはレオ・シルバのようなタイプのボランチの選手なのではないかと思います。

今シーズンの反省はこのくらいにして、次回はこれをもとに気分を切り替えて来季の編成をどうすべきかを考えて行きたいと思います。
どうせなら年明けにあっと驚くような補強話があって、楽しい気持ちで来季の構想話を書きたいですね。

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暗いニュースの多いオフシーズンの始まり
退団決定と噂のある選手
岩政選手の退団について(鹿島オフィシャル)
ジュニーニョ選手との契約が満了(鹿島オフィシャル)
川島選手との契約が満了(鹿島オフィシャル)
まずは退団の決まった選手ですが、岩政はフロントから契約更新の打診を受けたものの世代交代のことも考えて、チームを去る決断をしました。
詳しいことはまた書こうと思いますが、世代交代をするにあたって適切なタイミングで若い選手にポジションを与えるのは大事なことです。
岩政も本山もポジションと背番号を与えられて起用され続けたからこそ、後の3連覇が生まれたわけですからね。
鹿島はチームのスタイル、ポジションごとに求められる役割がはっきりしていますし、有能なスカウトがいい若い選手を獲得してくれるので実はポジションを与えるということが的確にできていれば世代交代のしやすいクラブです。
こんなに苦しんでいるのはオリヴェイラ監督やセレーゾ監督の育成能力や選手の特徴、能力を把握する能力が低いからですね。
それは遠藤のこの2年間のプレイとガブリエルか鹿島にいた時の質の低いパフォーマンスを比べてもはっきりしています。
もはや活躍度は、遠藤>>>>>ガブリエルなのは明らかであり、あの時ガブリエリを推していたサポーターがいかにサッカー、選手を見る目がないか証明されたわけですよ。
監督に起用され続けているだけで評価されていたガブリエルですが、こーめいは当時から遠藤を起用するように言っていました。
もちろん、選手を育てるには試合で起用し続けてもかなりの時間がかかりますが、オリヴェイラ監督がもっと早くから遠藤を起用していればこの2年間の遠藤の活躍はあと2年間早く訪れていたわけです。
重要なのはポジションは与えるものではなく奪うもの…なんていう綺麗事で飾った薄っぺらな言葉ではなく、常にチームに競争意識があることです。
鹿島に長く在籍する可能性の低い中途半端な能力の外国人や先の短い衰えるばかりのベテランにポジションを与えて不動のレギュラーにすることで、競争意識を奪うことの方がよっぽどチームを弱体化させる原因になってしまいますね。
その点でジュニーニョと契約更新しないのは当たり前の判断でしょう。
ジョルジーニョ監督時代同様に4-2-3-1にしてからは存在感を発揮できるようにはなりましたが、出場時間を考えるとたいした活躍をしたとは言えないですし、年齢・外国人枠であることを考えれば最初から来季も引き続き契約する可能性は極めて低かったです。
それなのに4-2-2-2の2列目にコンバートして起用し続けたセレーゾ監督、先を見据えたチーム作りのヴィジョンがないことを証明していますね。
中田の左サイドバックへのコンバートもそうですが、まったく来季に繋がらない無駄な起用だったと言えます。
それでもすぐフィットするなりタイトルを獲得できれば意味もあったのですが、まったく機能せずに我慢して使い続ける状況が続きましたし、6年連続タイトル獲得に終止符を打つ要因にもなってしまいましたね。
これなら中村や前野を起用し続けた方がチームの機能性も上がっていたでしょうし、来季に向けても大きなプラスになっていたでしょう。
川島の退団は残念ですが、やはりあれだけケガが多いと厳しいです。
いずれもまだ移籍先が未定ですが、早く決まるといいですね。
岩政はどこかしら決まるでしょうが、甲府のようなチームスタイルのクラブならまだまだその実力を発揮できるでしょう。

大宮 鹿島FWダヴィ獲り ノヴァコビッチ流出濃厚で(スポニチ)
徳島 四国初のJ1決定!リーグ4位から昇格PO制す(スポニチ)
本山移籍も 鹿島一筋16年も「準備ある」(ニッカン)
スイス2クラブが鹿島・大迫獲得に興味抱く(サンスポ)
信憑性の低い噂段階のニュースでは大宮がダヴィに興味、徳島が小笠原をリストアップ、本山が移籍の選択肢を示唆、スイスのクラブが大迫に興味といったものがあります。
この中でもっとも気になるのはダヴィについてですね。
まだスポニチだけの報道ですしオファーにも至ってないですが、ノヴァコビッチの退団が濃厚で浦和に次いでお金のある大宮なら3年契約のダヴィを移籍金を払って獲りに来る可能性はあります。
そうなれば鹿島としては願ったり叶ったりな話で、その移籍金でレオ・シルバやウィルソン、クレオの獲得を狙えますからね。
来季も4-2-3-1で戦うならダヴィは余剰戦力でしかないですし、仮に大迫が移籍することになってもダヴィでは大迫の代わりはまったく務まらないのでチームに残しておいても意味がないです。
大熊監督が就任する大宮にとってもダヴィは合っていると思います。
それにしてもカルロン、ガブリエル、ダヴィと移籍金を払って3年契約で獲得した選手が失敗続き、鹿島フロントの選手の見る目のなさという根本的な問題はどうにかしないといけません。
カルロンはオリヴェイラ監督に見る目がなくて起用されなかっただけで、契約解除せずに12年も残していたらジョルジーニョ監督が確実に上手く使ってくれていたでしょうけどね。
いずれにせよカルロン、ガブリエルと移籍金を払って獲得した選手を契約解除してタダで放出とか、海外だったら強化部長はメディアやサポーターに相当叩かれて辞任に追い込まれても仕方ない大失態ですよ。
ダヴィは放出するにしてもしっかり移籍金を獲らないとダメですね。
youtubeのダイジェスト動画を観ただけでレオ・シルバが新潟を残留に導くと言い切ったこーめいをスカウトに雇ってくれたら確実に今のフロントより絶対に鹿島に合ったいい選手を獲得できますよ。

山本脩斗選手が完全移籍で加入(鹿島オフィシャル)
放出話とは裏腹に補強の話は噂レベルでもほとんどなく、新人選手を除いては磐田の山本の獲得が決まったのみです。
磐田では右サイドの駒野にはかなうわけもなく、左サイドのポジション争いでは元鹿島の宮崎、そして今季途中加入した安田にも遅れをとって出場できたのはたったの8試合。
サッカーダイジェストでも戦力になるかは未知数という評価です。
西や前野と同じでもともと中盤の攻撃的な選手で磐田でも守備でやらかすことが多かったです。
鹿島は守備のしっかりできるサイドバックが欲しいのですが、どうしてまた同じタイプの選手を獲得するのか疑問です。
完全に数合わせ、右利きの左サイドバックで両サイドできて0円移籍だから獲得したっていうレベルの話ですね。
ただ、運動量はあるので西と違って無駄走りをしっかりしてくれたらレギュラーを取れるかもしれません。
環境が変わることで成長することもあるので29歳と若くはないですがそこに期待しておきます。
最終節の広島戦は伊東がケガのため西の先発だったようで、セレーゾ監督は来季も右サイドバックのファーストチョイスは伊東を考えているのかもしれません。
そうなると西は確実に移籍するでしょうから、本田のように夏に移籍させて移籍金を獲得するという狙いがあり、その布石の可能性も考えられますね。

20歳所属選手がSNS違反(報知)
こーめいは鹿島の若い選手の年齢を正確に把握してるわけではないですが、このニュースを見た時にすぐに中川のことだと分かりましたね。
ケガで長期離脱、リハビリ生活が続いていましたから。
人間、暇だとたいていろくなことをしないですからね。
それに加えて普段の素行もあまりいい話は聞かないですし、出場したソニー仙台戦でも柿谷のような才能は感じなかったですから、こーめいからしたら今のところどうでもいい選手ではあります。
タイプ的には新潟の川又に近いので、こういう選手はJ2にレンタルして試合に出てゴール前でのポジショニングや動き出しを覚えればいい選手になれるんですけどね。
J2で受け入れてくれるクラブがあるかどうかという問題もありますし、何より今後の中川の意識次第ですね。
サッカー選手は1日の拘束時間は4,5時間程度。
普通のサラリーマンの半分くらいですし、Jリーグは給料が安いと言ってもルーキーでも月給は40万円もらえます。
多くの人は学生時代は時間と健康はあってもお金がない、社会人になるとお金と健康はあっても時間がない、引退後はお金と時間はあっても体にガタが来ている、そんな人生を送ります。
しかし、サッカー選手は本当に恵まれていてお金も時間も健康もある生活を送れているわけです。
別に空いた時間にパチンコしようと釣りをしようとゴルフをしようと勝手ですが、海外に移籍して活躍し続けているような選手はその時間、お金、健康を自らの向上のために使っているから成功があるわけです。
Jクラブに入団時によく将来は海外のクラブで活躍したいと言う新人選手がいますが、毎日空き時間はたっぷりあるのにJクラブに3年間所属しても英語も話せるようになってない、こんな意識で海外で成功できるわけないですし本当に海外でやりたい気持ちがあるのかなって疑問に思いますね。
もちろん息抜きも大事ですが、練習後の時間に毎日パチンコしてるような選手と上を目指してサッカーの試合を見て戦術を勉強したり、英語を学んでいる選手とでは差が出るのは当たり前です。
サッカー選手の寿命は短いわけですから今ある時間とお金、健康を有効に使って自分を成長させておかないと、サッカー選手としての人生が終わってから大変なことになりますよ。

鹿島セレーゾ監督来季続投 通算8年目(ニッカン)
最後に監督人事ですが、これはもう分かりきっていたようにセレーゾ監督続投です。
今シーズンの統括は次回にする予定ですが、実り少ないこの1年を振り返るとこれも決して明るいニュースではないですが、15シーズンからJリーグは2ステージ制になるので新しい監督を迎えるならそのタイミングがいいでしょうね。
いい補強ができればタイトル獲得の可能性も出てくるでしょう。

このように鹿島にとって暗いニュースの多いオフシーズンとなっています。
しかも、天皇杯を早々に負けたので長いオフシーズンになっている割には、肝心の補強話が山本以外にまったくないんですよね。
噂にあった大宮の青木は浦和の移籍が決定しましたし、補強必須のボランチはどうするんでしょうね。
勝ちきるための選手を3人くらい獲得するという鈴木強化部長の言葉を信じたいですが、果たして補強資金はあるのか、あっても鹿島に合ったいい選手を見極めて獲得できるのか、監督とチームの方向性について意思疎通がしっかりできるのか、能力の低い監督が選手を上手く起用できるのかなど問題は山積みです。
13シーズンの補強は1月4日にダヴィ、中村、前野の獲得が発表されて、すでに獲得に動いている話は正式発表の前にスポーツ紙、サッカー誌に出ていました。
だから、こーめいはスカパーのアンコール放送で彼らの試合をチェックしていたのですが、今季は本当にそういった獲得の噂も聞かないですからね。
他クラブは主力級の移籍の話がたくさん出ているのに対して、鹿島はもう少し暇なオフが続きそうです。

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ブログ更新再開のお知らせ
お久しぶりです。
パソコンが不調の間にC大阪戦、広島戦と終わって鹿島はもうすっかりオフシーズンに突入してしまいましたね。
新しいパソコンが届いたので更新再開したいと思います。
ただ、いろいろ必要なものをインストールしたりもしないといけないですし、シーズンオフで話題もないのでぼちぼち更新していけたらと思います。
一応C大阪戦、広島戦の録画は残してありますが、今さらレビューを書くのもどうかなと思っているところもあり、とりあえず今シーズンの総括、来季の構想などを書いていくつもりです。
それからコメントの返信が遅くなって申し訳ありません。
タイミングを逃した感はあるものの、遅ればせながら返信しておきました。
それでは今後もこーめいと鹿島ブログエトセトラをよろしくお願いします。

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