鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第9節】3連敗阻止で3連覇阻止の布石へ…の広島戦
結果
4月26日(土) 2014 J1リーグ戦 第9節
広島0-3鹿島(19:04/Eスタ/16,992人)
[得点者]
10' カイオ②(鹿島)←ダヴィ④
19' 土居聖真④(鹿島)←柴崎岳③
54' 遠藤康⑤(鹿島)

[フォーメーション]
FW:ダヴィ
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、植田、伊東
GK:曽ケ端

[選手交代]
71分:伊東→西
76分:土居→ルイス・アルベルト
82分:ダヴィ→豊川


試合の感想
広島対策!!
広島はいつもの3-4-2-1の布陣、グループリーグ突破のかかったACLのセントラルコースト戦はメンバーを代えずに戦うかと思いましたが、ローテーションして見事決勝トーナメント進出を果たしましたね。
というわけでこの試合ではセントラルコースト戦に出場しなかった佐藤、柏、森崎和、清水、千葉らが先発となりました。
鹿島は4-2-3-1、前節退場して出場停止の青木のところには植田が入りました。
広島、浦和のペトロヴィッチサッカーを苦手とする鹿島にとっては5年間勝てていないスタジアムであり、昨年の最終節にカシマスタジアムで負けて目の前で優勝を見せつけられた悔しさは尋常ではありませんでした。
また、リーグ戦3連敗は絶対に避けなければいけないですし、3連覇を達成したクラブとして3連覇に挑んでいるクラブを止めなければという想い。
そしてデーゲームで神戸が引き分け、浦和が負けたことで勝った方が首位になる一戦となったこともあって、本当に多くの要素がからんだ負けられない試合となりました。
それもあって鹿島の選手は立ち上がりから気合いが入っていましたね。
逆に広島はメンバーを入れ替えたとは言え、やはりこれまでの厳しい日程の疲労が蓄積しているのか、単純なパスやトラップのミスが序盤から見られました。
最初のチャンスも塩谷のトラップミスをカイオが奪ってからでしたね。
カイオのセンタリングにダヴィがヘッドで合わせますが、しっかりはミートできずに林に取られてしまいました。
鹿島は昨年、広島と浦和には天皇杯を含めて1分け4敗だったわけですが、その経験を糧にこの1週間でしっかり準備をして対策をとってきましたね。
攻撃時は4-1-5と5トップ気味になるシステムに対して、簡単に言えば守備のセオリー通り最終ラインを1枚余らせる形で守っていました。
相手の1トップ2シャドー、そして両WBの5人の動きに合わせて、DFラインに加えてドイスボランチと両サイドハーフの計8人がマークを受け渡しながら6バック、5バック、4バックを形成していましたね。
これまでは4バックが中央に絞って1トップ2シャドーの3人を見つつ、サイドに展開されたらサイドバックが急いで飛び出して行くという後手後手な対応をしていましたが、ドイスボランチが2シャドー、両サイドバックがWBを観る意識が非常に高かったです。
特に広島の右サイドはドリブルが得意な柏ということもあってカイオがDFラインに入る時間帯も多かったです。
しかし、単に引いて守るだけではこぼれ球を拾われて攻められっぱなしになるので、跳ね返したボールはできるだけ少し高めの位置を取っている遠藤に預けてからカウンターを狙うというシステムでした。
そして、もう1つの守備としてはリトリートして守るばかりではなく相手がボールを下げたら前からプレスをかけてショートカウンターを狙う意図もありました。
それが9分にさっそく実ります。
千葉のバックパスをGK林がワンタッチで戻そうとしたのですが、明らかにパスが短く狙っていたダヴィがスライディングでキープするとそのままの態勢で後ろに下げます。
絶好のパスをもらったカイオは飛び出したGK林の右(ニアサイド)に落ち着いて決めましたね。
カイオはゴール前でDFを前にした状況ではプレイの判断ミスも目立ちますが、ドゥトラ同様にGKとの1対1のようなもうシュートを打つしかないという状況では落ち着いて技術の高さを見せられるタイプなのかもしれません。
さらに19分に追加点。
カイオがDF2人に挟まれてボールを奪われるも塩谷がパスミス、ルーズなボールに小笠原が猛突進してファウルを受けながら柴崎にパス。
広島の選手は一瞬動きが止まるものの、西村主審はファウルを流したため鹿島の選手はプレイを続行。
柴崎の左足のスルーパスに前線に飛び込んだ土居がこちらもGKとの1対1を落ち着いてニアに決めました。
ファウルを流した判断は良かったですが、森崎和のタックルは完全にアフターで足の裏が小笠原の足に入っていますからね。
ここはイエローカードを出さないといけない場面でした。
小笠原はこの試合は広島の2シャドーをケアするためにかなり守備意識が高く、いつもより低い位置を取っている時間帯が多かったです。
小笠原は後ろに戻る守備は緩慢ですが、前へ行く守備はものすごく早いのでいつもこのくらいの守備意識を持ってDFラインの前を空けないよう少し下がり目のポジションをとっていた方がいいですね。
今季の鹿島は失点が少なく済んでいる試合はだいたい柴崎と小笠原が縦関係になっていて、その時はバランスよく戦えていますから。
前からのプレスによるショートカウンター、引いて守ってのディフェンスと広島対策も機能していましたが、どうしてもこのシステム相手だとある程度決定機は作られます。
水本のクロスに石原がダイビングヘッド、ここはマークについていた柴崎がポジション取りの競り合いのところで上手くはずされてしまいましたね。
33分には左サイドを突破されてマイナスのクロスに逆サイドで水本がシュートを放ちますが、曽ケ端がファインセーブで防ぎます。
43分には右サイドをワンツーで打開されてセンタリングに最後は佐藤がシュートしますが、ここも曽ケ端がはじき出して得点を許しません。
広島、浦和との対戦を比較的得意としている横浜FMも決定機は必ず作られていますし、結局、最後のところで体を張って守れるかどうかで、相手のシュートが決まるか、はずれるかってところに繋がって来ますからね。
あとは悪いボールの取られ方をした時に危なくなりかけましたが、守攻の切り替えが良く前の選手の戻りも早かったので守れていました。
DFラインの3選手にイエローカードが出たのは気になるところでしたが、対策が機能して2点リードで後半を迎えます。

守備が踏ん張れば点は取る
後半に入ると広島が攻撃のギアを上げて来ます。
49分には柏のドリブル突破を山本が堪らず倒してしまいイエローカード。
これでDFライン全員が警告をもらっている状態になりました。
鹿島が中央はしっかり締めているので広島は一度サイドに開いてクロスという攻撃をして来ます。
広島の攻撃の圧力が増す中でも集中して真ん中で跳ね返して守ります。
守備陣が踏ん張ればなんだかんだで前線の選手が得点を取ってくれるのが今季の鹿島。
柴崎がファウルをもらって右45度付近からのFK。
遠藤の左足のセンタリングはそのままゴールに吸い込まれて大きな追加点。
ここはGKの前で触れば1点もの、触れなくてもゴールの枠に飛ばせばGKが反応できずにそのままネットにというセオリー通りのいいFKでした。
GKはどうしても優先的にゴール前で合わせる選手の動き(この場面ではダヴィの出した右足でシュートされた場合)に反応せざるをえませんから、そこでスルーする形になると反応が遅れてしまうんですよね。
後半になって押し込まれる時間が続いていたこともあってこの1点は両クラブの選手のメンタルに大きな影響を与えましたね。
ここから広島の攻撃の鋭さが少し鈍りだし、逆に鹿島の選手には余裕が出来て落ち着いて守れるようになりました。
そのため、ロングカウンターのチャンスが多くあったのでそこの精度、プレイ判断をもっと良くしたかったです。
縦一辺倒ではなく、もっとサイドチェンジを使うなど横に揺さぶれば広島の戻りながらの守備は対応しづらかったでしょうね。
負けている広島は山岸と野津田を投入。
鹿島もイエローカードだらけのDF陣のところに西を入れます。
この辺りからボランチの運動量が落ちてこれまでしっかり締めていた中央を使われる事が多くなっていたのですが、ルイス・アルベルトを入れて柴崎を1つ前に上げるいつもの交代をします。
これでバイタルエリアが締まって、柴崎がよく走って前からの守備も活性化しましたね。
特にルイス・アルベルトは短い時間でもかなりのボール奪取力を見せていたので、もっと早く入れていればカウンターの数も増えてさらなる追加点も奪えていたんじゃないかと思います。
さらに久しぶりの豊川出場でカイオを1トップに、サイドの守備強化を図ります。
広島の選手が疲れて来たこともあって、ここからは安定して守れていましたね。
85分に小笠原のミスから塩谷にシュートを打たれるかなり危ない場面がありましたが、ここも最後は曽ケ端がおさえます。
最後まで集中力を高く保ってそれぞれが広島対策のタスクを遂行、クリーンシートでの快勝となりました。
先発した2列目の選手全員が得点、DFラインの選手全員がイエローカードをもらうというちょっと変わった記録も生まれましたね。
広島に連戦の疲労があったというのもありますが、それを差し引いても対策は効果的に機能していましたし、浦和との対戦も楽しみになって来る試合でした。

次節はホームで清水戦
ゴールデンウィークの5連戦、いいスタートを切ったわけですが次の試合を勝たなければこの大一番の勝利の価値も半減してしまいます。
しかも今季の…というか昨年終盤からの鹿島はホームでの戦績が良くないので、その悪い流れを断ち切りたいですね。
昨年はホームで強くアウェイで勝てないという状況が続いていて開幕から27節の大分戦まではなんと11勝2分0敗、しかし残り4試合は1勝3敗でした。
そこに今季の戦績を含めるとホームは2勝6敗、そしてアウェイは昨季から引き続いて9連勝中となっています。
清水も鹿島と同じく若い選手が多いチームですが、1トップで得点を量産していた長沢は負傷で長期離脱になってしまいましたね。
そのため1トップのノヴァコヴィッチ、トップ下に高木が入るのではないかと思います。
ダブルボランチは竹内と六平がレギュラーに定着していますが、鹿島からすると本田や村松が出て来るよりはやりやすいと思います。
ただ、連戦なのでメンバーを替えて来るかもしれませんけどね。
清水は順位をじわじわと上げて来ており鹿島との勝ち点差は2、つまり負ければ順位が入れ替わることになります。
現在4連勝中で好調と言えますが、清水が今季勝利した5クラブは名古屋、甲府、大宮、徳島、仙台。
これは8節終了時点での14位~18位の5クラブです。
逆に鹿島は鳥栖、(あれから下位に転落していますが)横浜FM、神戸、広島とすでに上位対決を4度経験。
戦績も3勝1敗で神戸戦も退場がなければ完全に勝ちパターンでしたからね。
鹿島は首位に返り咲き、清水は4連勝中とどちらも好調と言えますが、あなたとは違うんですってところを見せてホームで勝てていない流れを断ち切りたいところです。
やはりキーポイントは連戦なのでセレーゾ監督が先発メンバーを入れ替えてくるかどうかです。
この試合はシュート数が10本と少なく恐らく攻撃回数もこれまでの試合から比べれば少なかったと思いますが、それは広島対策をして勝つためのサッカーをしたので仕方ありません。
これまでのリーグ戦でもっとも内容が悪かったと言えるのはやはり連戦にメンバーを代えずに戦ったC大阪戦、運動量とインテンシティー、競争意識を維持するためにも清水戦は4人くらい入れ替えて戦って欲しいですね。
ナビスコ杯での連戦はローテーションをして結果が出ていましたから。
今節は上位3クラブが勝てずに相変わらずJリーグは混戦、勝点差も詰まっていますが、連戦をローテーションして上手く戦えればゴールデンウィークが終わった頃に鹿島が頭1つ抜け出すことも可能だと思います。

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【J1第8節】内容は悪くないものの手痛いホーム3連敗で停滞…の神戸戦
結果
4月19日(土) 2014 J1リーグ戦 第8節
鹿島2-3神戸(15:04/カシマ/11,952人)
[得点者]
07' 遠藤康④(鹿島)←ジャイール①
25' チョンウヨン(神戸)
54' ダヴィ④(鹿島)
67' マルキーニョス(神戸)
69' 小川慶治朗(神戸)
[フォーメーション]
FW:ダヴィ
MF:ジャイール、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、青木、伊東
GK:曽ケ端

[選手交代]
70分:ジャイール→山村
71分:小笠原→ルイス・アルベルト
74分:土居→本山


試合の感想
守備がいいチームの最終局面
神戸は4-2-3-1の布陣、前節負傷交代したシンプリシオに加えてペドロ・ジュニオールも負傷によって欠場、それぞれのポジションには橋本と小川が入りました。
鹿島も4-2-3-1、負傷でプチ離脱していたダヴィも戻って左サイドハーフにジャイールが入った以外はいつものリーグ戦のメンバーです。
鹿島はいい試合の入り方をします。
遠藤とダヴィの崩しで早々に右サイドを切り込むと、5分には伊東のインターセプトから柴崎がボールを運んでスルーパス、ダヴィがフィニッシュまで行きます。
そのプレイで奪ったCKから遠藤のボールを山本、土居とヘッドで絡んで惜しい場面を作ると、7分には先制点を奪います。
左サイドでジャイールがボールを奪うと中央の遠藤へ。
そこから青木に下げて柴崎と縦に繋いで、小笠原のヒールワンタッチパスからさらに縦の土居に入れます。
ここで土居がいいプレイをしましたね。
トラップで岩波をかわして切り込むとシュートまでは行けなかったですが、DF3人を引きつけて左サイドへ。
ジャイールがファーサイドにいいセンタリングを入れると遠藤がボレーで叩きつけて神戸ゴールの天井に突き刺しました。
これまでこういうプレイがあまりなかったのですが、土居が中央の高い位置で起点になったので遠藤もペナルティエリア内に侵入出来て、人数をかけた分厚い攻めが出来ましたね。
さらに攻める鹿島は小笠原のCKに遠藤がリフティングからのボレー、いいコースにシュートが飛んだのですがGKの山本に防がれてしまいます。
22分にも逆サイドのCKから決定機、小笠原のボールにニアで山本が逆サイドに頭で流しこもうとしますが、ここもGK山本の好セーブに合ってしまいます。
追加点のチャンスはあったのですが、ここら辺りは決められなかったというよりGKのプレイを褒めるしかないです。
神戸の守備陣が鹿島の攻撃に耐えると、セットプレイからのワンチャンスで同点に追いつかれてしまいます。
ファウルをしたのは青木なのですが、くさびのパスを受ける森岡に対して後ろから当たりに行っているのにフィジカルで負けて自分が倒れているんですよね。
それで森岡に抜けられそうになったところを引っかけて倒してしまいました。
ポストプレイをする相手選手に対して後ろから行って潰してファウルを取られるのなら仕方ない面もありますが、ここは当たられた森岡はビクともしておらず青木の方が倒されてしまったという状況からのお粗末なファウルでしたね。
このFKをチョン・ウヨンに決められてしまうのですが、見事なゴールでした。
一番高い山本の上を越えて入っているのでどうしようもなかったでしょうが、壁の枚数が4枚というのは少なすぎでしたね。
得点して勢いづいた神戸はこの後、森岡のループという惜しい場面がありましたが、ほとんど危ない場面は作られていなかったですし慌てる流れではなかったです。
ところがどうもおかしい青木がボールの落下地点を見誤ると、故意に人を潰して行って高橋を手で突き飛ばす行為でイエローカードをもらいます。
しかし、そのFKから鹿島はカウンター。
曽ケ端の正確で速いフィードに遠藤が飛び出すと切り返してDFをはずして、上がって来た柴崎へ。
シュートはDFにブロックされたもののいいカウンターでしたね。
34分にはボールを奪った柴崎が左サイドへ展開、ジャイールのクロスに再び遠藤が合わせますが高橋も守備に入って来ていたのでちょっと難しいボレーになって浮かせてしまいました。
39分には土居、遠藤、伊東の三角形で右サイドを崩すと最後はダヴィがシュートを放ちますが、神戸の守備陣が体を張って守ります。
ロスタイムにもダヴィが柴崎のパスから前を向いて決定機を作りますが、三度GK山本のファインセーブに合ってしまいます。
新潟も同様だったように一見チャンスを多く作って得点できそうですが、こういう最後のところでしっかり守って来る相手に得点するのは実は観ている以上に簡単ではないですよ。
鹿島は先制して試合のペースも握って危ない場面も作らせなかったですが、FKから失点。
チャンスも作っていましたが神戸のゴール前、最終局面での守備を打ち破るのはなかなか容易ではないという前半戦でした。

勝ちパターンを退場で台無しに
後半戦になると神戸のプレスが強くなって前半のように攻撃を作れなくなって来ます。
立ち上がりに左サイドの裏を取られて小川に決定機を作られますが、ここは曽ケ端がセーブ。
完全にジャイールのポジショニングの悪さを突かれてしまいましたね。
流れはあまり良くなかったですが、53分に相手のミスを突いてダヴィが勝ち越しゴールを奪います。
遠藤のスルーパスに対してダヴィがオフサイド、副審がフラッグを挙げたのですがダヴィがすぐに走るのを止めたので中村主審は流します。
ところがこれまで好セーブ連発をしていたGKの山本はオフサイドを取ってくれたと勘違いして、リスタートの場所にボールを戻します。
当然、そこにはダヴィがいるわけでプレゼントパスを無人のゴールに流し込みました。
鹿島にとっては超ラッキーゴールでしたけど、笛が鳴るまではプレイを止めてはいけないですし、セルフジャッジしたGK山本のミスってことになりますね。
再びリードした鹿島はここから勝ちパターンに入って行きます。
攻めて来る相手の裏を上手く狙いながら再び流れを引き戻すと遠藤のセンタリングにダヴィのシュート、遠藤のスルーパスにダヴィがGKと1対1の局面を迎えますがいずれも決め切れません。
それでもこれまでのパターンならボランチにフレッシュな選手を入れて守備を引き締め、2列目の選手を入れ替えて行けば追加点を奪ってくれていたのですが、ルイス・アルベルトの投入にもたついていると65分に信じられないことが起こります。
FKから放り込まれたボールに青木がハンドをしてしまいPK献上、2枚目のイエローカードで退場。
マルキーニョスにPKを決められて同点にされてしまいます。
鹿島はここからの試合運びが最悪でした。
まず、セレーゾ監督の指示が長過ぎて山村の投入まで10分もかかってしまいます。
その間を選手の判断でDFラインを柴崎、山本、昌子、伊東で構成するのは良かったものの、チームの意思統一がまったく出来ていなかったですね。
本来なら交代があるまで10人でしっかり守ることで意思統一しないといけないのですが、キャプテンの小笠原が同点にされたことで早く得点を取ることしか頭にないのが致命的でした。
実は同点に追いつかれてから鹿島は低い位置で2度のFKをもらっているのですが、それぞれ小笠原、伊東が神戸のDFラインの裏に一発を狙って放り込んですぐさま相手ボールにしています。
まだ同点で1人少ないわけですからここは攻め急がずじっくり回してまずは選手交代を待って態勢を立て直すべきでしたよね。
完全にちぐはぐになった鹿島はすぐさま逆転ゴールを許してしまいます。
この失点は完全に柴崎のミスです。
神戸がボールを下げた時に昌子と山本はラインを少し上げてマルキーニョスと小川をオフサイドポジションに置いているのですが、柴崎は人について下げてしまいました。
しかし、不慣れなポジションでいきなりラインコントロールを合わせろと言っても難しいのでここは仕様がないです。
問題はこの後のマルキーニョスへの対応ですよね。
オフサイドをアピールして手を上げて、振り返って副審のフラッグを確認する暇があったら1対1に集中しないといけないですよ。
結果的にその消極的な守備のせいで柴崎に当たったボールはそのままゴール前、ニアに飛び込んだ小川のところに行ってしまいました。
これでは曽ケ端も飛び出せないですし、山本や昌子も反応できませんよね。
振り返ってなければマルキーニョスのセンタリングは柴崎に当たって前にはじけていたはずです。
結局、ここも笛がなるまではプレイに集中しろってことですね。
昌子は統率できなかったことを反省していましたが、ベテランの小笠原が試合の流れを読まずに猪突猛進なことをしていてはどの道守り切れなかったですよ。
この失点場面でもボランチなのに急造DFラインをフォローする気持ちはさらさらないポジションを取っていましたし、守備に戻ることもさぼっていましたから。
ルイス・アルベルトならこういう場面はDFラインに入って守備してくれるんですけどね。
ようやくジャイールに代えて山村投入、さらにイエローカードをもらっている小笠原に代えてルイス・アルベルト、土居に代えて本山と入れて行きます。
1人少ない鹿島は果敢に攻めて遠藤のスルーパスからダヴィのセンタリング、遠藤のセンタリングをルイス・アルベルトが落として柴崎がシュートとチャンスを作るのですが、やっぱり神戸のゴール前は固かったですね。
最後はダヴィとルイス・アルベルトをゴール前に入れてパワープレイしていましたが、もっとサイドから入れないと神戸の選手からしたら簡単に跳ね返せてしまいますよ。
真正面から来たボールを真正面に返すのが一番楽なんですから。
パワープレイの基本練習くらいはしておいた方がいいですね。
勝ちパターンの流れを退場で台無しにしてしまいリーグ連敗、ホーム3連敗という結果になってしまいました。
内容はいいだけに新潟戦に続いて悔しい敗戦、いい試合をしているのに勝てないという状況はあまり続けなくないですね。

負けパターンに目立つ守備の穴
曽ケ端のリーグ戦217試合連続出場記録のセレモニー、ダニー石尾さんの追悼、上位対決、連敗阻止、神戸のシンプリシオとペドロ・ジュニーニョの欠場と鹿島は勝たなければいけない理由がいくつもあったのに負けてしまいました。
その敗因はどう考えても青木の退場、もっと言えば昨季も観られた守備の穴にあります。
新潟戦に続いて決定機が多くありながら決められなかったという要素はありますが、鹿島の今季の決定率は20%近くあって相当高いですし、そもそもこの数字を保っていくのは至難の業です。
それに2戦連続で相手GKの好セーブ連発もありましたし、ましてやこの試合では先制点に加えて2点目も奪っていますからね。
逆に守備はもちろん失点0に抑えるのが理想ですが、ゴラッソや不運などもあるので1失点は仕方ないものの複数失点はしないようにしなければいけません。
そこで今季の成績に眼をやると、勝っている試合はいずれも複数得点、負けている試合はいずれも複数失点しているんですよね。
さらに今季は守備がいい印象がありますが、11試合中先制されている試合は5試合と意外と多いですし、実は辛抱して守るということがまだあまり出来てないです。
選手はいいプレイをするときもあればミスをすることもあり、監督の采配が当たる時もあればはずれることもあるのは当たり前です。
これは若い選手が出場してもいいプレイをするときもあればミスをすることもあり、素人が采配をふるっても当たることだってあります。
では、強くなるには何をすべきかというといいプレイをする割合を増やしてミスの確率を減らし、采配の当たる可能性を高めていくことが重要となるのは言うまでもありません。
そこで今季の失点場面でのミスの回数と割合を観ると下のようになります。
青木(5回/9試合:55.5%)
小笠原(4回/9試合:44.4%)
柴崎(4回/11試合:36.3%)
昌子(3回/11試合:27.2%)
西(2回/2試合:100%)
伊東(1回/9試合:11.1%)
山村(1回/2試合:50%)

もちろんこの試合の昌子のパスミスのようにミスをしても失点に繋がらない場面はありますが、それは鳥栖戦の青木のPK献上や小笠原がボールを奪われてショートカウンターを受ける場面も多いのでどの選手にもあることです。
数字を観て分かるのは青木、小笠原、西が失点に絡む確率はかなり大きいと言えます。
この3人はこれまでレギュラーでずっと出て来ていた選手であり、昨年までも同じミスを繰り返して失点に絡んで守備の穴となっていた選手です。
試合後に神戸の安達監督が「マークに一生懸命付くあまり、少しの体の接触があったり、ホールディングが時折見られた。そこでPKを取れということではなくて、そういうところから綻びを見つけることを狙っていた」というのはメディア向けにオブラートに包んでいますが、ロッカールームでは青木の競り合いの弱さ、ポジション取りの下手さ、すぐに手を出してファウルをしてしまうところを名指しで穴指定されていると思いますよ。
加えて小笠原の状況を考えないで突っ込むだけの守備、西のセンタリングへのマークの甘さ、守備全般の下手さは他クラブから完全にスカウティングされていますから。
これから強くなるには守備の穴に眼を瞑ってそれ以上に得点を取って行くか、守備の穴を埋めて行くかが必要になって来ます。
しかし、攻撃は前線の選手が代わってもチャンスは作っていますし、さらに得点力を上げるには決定機の数を増やすことが必要で、それにはもっと若い選手が成長、ジャイールらが馴染むなど時間がかかります。
それでも20%近い決定力をさらに高めて行くなんて夢物語、非現実なプランですけどね。
手っとり早く確実なのは守備の穴を埋めることです。
右サイドバックが西から伊東に代わって安定感が出て来たことでも分かるように、小笠原→ルイス・アルベルトにすれば勝てるチームになって行きます。
それでも小笠原の守備は今季はだいぶよくなっては来ているのですが、60分になると運動量と集中力が切れているのでファーストボランチの投入は必須です。
ここのところはセレーゾ監督の交代が遅いのもいい試合をしながら勝てていない原因ですよね。
CBに関しては現時点で山村と植田が青木よりいいかというと微妙ですが、思い切って若い選手を起用して成長を促した方がいいと思います。
対戦相手が難敵広島ではありますが、次節は出場停止の青木に代わって入る選手がレギュラーを奪うくらいの活躍をして欲しいですね。

ゴールデンウィークの5連戦
次節の9節からゴールデンウィークの5連戦に突入します。
ACL組は一足先に連戦に突入していて、グループリーグを勝ち上がれば7節から中断前の14節まで11連戦になります。
鹿島はこの5連戦の間に広島と川崎のACL組2クラブと対戦しますが、川崎は12節のC大阪戦がすでに7月15日に開催されることが決まっているので、グループリーグ敗退してしまうと5連戦の5試合目に1週間のインターバルの空く川崎とアウェイで対戦することになります。
というわけで今週のACLはぜひ川崎を応援した方がいいです。
と言っても現在川崎はグループリーグ2位で引き分け以上で突破できるはずなので、一番決勝トーナメントが近いクラブですので大丈夫でしょう。
その方が13節の試合も日曜日開催になるので中3日ではなく中4日で戦えるのでなおいいですね。
話が逸れましたが、広島に戻すと鹿島が苦手とする相手ですが、11連戦の5戦目となります。
新潟戦でも相当疲れはあったようですし、ミキッチも負傷で出場できるか分からないですね。
いつ勝つの?今でしょ!って感じです。
神戸が浦和に勝ったように前線からプレスをかけてマンツーマン気味に守ればいけると思います。
引いて5-4-1で守る守備も今の鹿島ならある程度崩せるんじゃないですかね。
これまで通り連戦を選手を替えて戦えば、18クラブでもっとも安定した力をこの5連戦で発揮することも可能でしょう。

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【ナビスコ杯第3節】メンバーが替わっても持ち味を活かして勝利…の仙台戦
結果
4月16日(水) 2014 ヤマザキナビスコカップ
仙台1-2鹿島(19:04/ユアスタ/7,583人)
[得点者]
41' 野沢拓也①[FK](鹿島)
60' 武藤雄樹(仙台)
83' 赤崎秀平①(鹿島)←植田直通①
[フォーメーション]
FW:赤﨑
MF:ジャイール、土居、野沢
MF:アルベルト、柴崎
DF:山本、昌子、植田、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
63分:ジャイール→カイオ
78分:土居→梅鉢
90分:野沢→中田


試合の感想
内容悪くもFK一閃
仙台は4-4-2の布陣、ウイルソン、柳沢、角田、菅井が負傷欠場ということもあってその他は基本的にリーグ戦のメンバーを踏襲して来ましたね。
鹿島は4-2-3-1の布陣、今週別メニューでの練習もあったダヴィに加えて遠藤、小笠原、青木、伊東が完全休養。
カイオもベンチからのスタートになりました。
立ち上がり、仙台のゆるい守備を突いて鹿島がいきなり決定機を作ります。
曽ケ端のフィードを野沢が頭で落とすと土居が上手くキープして柴崎に。
そこからのスルーパスに走り込んだ西がマイナスに折り返して、野沢がセンタリング。
中央で赤﨑が頭でゴールしますが、これは惜しくも戻りオフサイドでした。
鹿島は遠藤がいないため攻撃の起点は左サイドのジャイールになることが多かったですが、迷いながらプレイしている状況でしたね。
周りと息が合っておらずパスを出すタイミング、ドリブルするタイミングなどプレイ判断がチグハグでした。
そのため普段に比べて攻撃が作れず、内容としてはいまひとつな流れでした。
ただ、サイドチェンジの大きな展開が多かったのは良かったですね。
仙台の攻撃は赤嶺へのロングボールが多かったです。
巧みなポジショニングでフリーになる赤嶺に最初はCBとボランチのどちらが見るのか曖昧だったものの、途中から修正して対応して行きます。
他にはジャイールや野沢が危ないボールの取られ方をすることが多く、カウンターを受けていたのですが昌子と植田が冷静に構えていたのと仙台もパスミスが多くて攻撃の作りはまだまだといったところでしたね。
シュート数もあまり多くない展開が続き、チャンスらしいチャンスと言えば鹿島は27分にジャイールからのパスで赤﨑がミドルシュート、仙台は31分に武藤とのワンツーから赤嶺がシュートに行ったくらいでした。
しかし、41分にスコアが動きます。
土居がやや右寄りのペナルティエリアに近い所でファウルをもらうと野沢が右足を一閃。
FKを直接決めて鹿島が先制します。

守備の穴を突かれるも新人が救う
こーめいは後半開始からもしかしたらセレーゾ監督が動いて来るかなと思ったのですが、やはりリードしている状況でそんなことはなかったですね。
というのも実はこの試合は両サイドの守備が前半からかなり危なかったです。
左サイドはジャイールのポジショニングが悪く、相手のサイドバックが上がって来ていないのに下がり過ぎたり、逆に上がって来ているのにマークに付いていなかったりと滅茶苦茶でした。
そのため、仙台は前半鹿島の左サイドから攻めることが多かったですよね。
しかし、実は右サイドも以前から野沢と西のユニットは2人ともディフェンスにいたとしてもインテンシティーや守備意欲が低く、仕掛けられると簡単にやらせてしまうところがあるので危なっかしかったです。
何とかボロが出ない内に追加点をあげられたらと思っていたのですが、51分にカウンター、土居、野沢と繋いで柴崎がボールを運ぶと前線に走った土居へスルーパス。
切り返してのパスはDFに引っ掛かりますが、こぼれ球を拾った赤﨑のシュートはDFに当たってポストを叩きます。
さらにそのCKからルイス・アルベルトのヘッド、DFに当たったこぼれ球をジャイールがシュートしますがこれもDFのブロックに阻まれてしまいます。
チャンスは作れても決め切れないでいるとついにボロが出てしまいます。
右サイドで西が武藤との1対1を迎えるのですが、守備があまりにも軽く簡単に中に切り込ませてしまいましたね。
ルイス・アルベルトがいい距離間でフォローしていてシュートブロックに行ったのですが、シュートがゴラッソ過ぎました。
西はたまに試合に出ても失点の原因になるという守備の酷さですが、外に外に追いやるように守らないといけないのに勝手に縦に仕掛けて来ると決めつけて、一番危険な中央のエリアにあっさり侵入させてしまいましたね。
同点に追いつかれたので上手く機能していないジャイールに代えてカイオを投入します。
左サイドが勢いづいた鹿島は攻勢に出ますが、相手のミスに乗じてボールを奪おうとした赤﨑が渡辺に押されて倒されるもノーファウル、その後もペナルティエリア内での明らかなハンドが見逃されるなど審判の起こす逆風にさらされてしまいます。
74分にはスローインのリスタート時に集中力を欠いて守備が緩くなると赤嶺にゴール前まで侵入されてシュートを打たれますが、右にはずれます。
鹿島は土居に代えて梅鉢を入れて柴崎を1つ前に上げます。
その直後、ルイス・アルベルトの大きな左サイドへの展開からカイオが仕掛けてシュートを打ちますが、GKに防がれてしまいます。
しかし、今季の鹿島は残り10分が違います。
83分に植田のロングフィードから赤﨑が抜け出すと、GKとの1対1も冷静にニアに決めて勝ち越しました。
桜井の飛び出しが中途半端でその後のポジショニングも悪く、ニアがかなり空いていましたね。
再びリードを奪うと中田をボランチに投入して守備固め。
しっかり守り切ってナビスコ杯グループリーグ2勝目をあげました。
野沢や植田が納得はいっていないとコメントしているように、リーグ戦が開幕してからの試合の中では一番内容が良くなかったですが、結果が出たのが何よりですね。
上位陣が勝利したので順位は変わらなかったですが、G大阪と清水は直接対決で逆転できますし、鹿島は最後の2試合がホームです。
しかも残り4節が清水が4連戦になるのに対して鹿島はちょうど唯一の中2日の5節が休みっていうのも大きいですね。
1つずつ勝って行けば最終的に上位に顔を出せるでしょう。

持ち味を出せた選手、出せなかった選手
まず1トップに入った赤﨑ですが、動き出しの早さとゴール前の冷静さで決勝点をあげて文句なしに持ち味を出せていました。
オフサイドやポストにゴールを阻まれたものの、諦めずに何度も裏を狙い続けていた成果ですね。
ポストプレイから周りを使うのも上手いですし、前線からの守備も運動量多くよくやれていましたからね。
これから出場機会も増えていきそうです。
次に持ち味を出せていたのはルイス・アルベルトでした。
危ないところにほとんど顔を出せていましたし、高さがあるのでセットプレイ、守備面でかなり存在感を出していました。
やはりダヴィ不在時の起用は必須ですし、守備面では小笠原と柴崎のコンビよりずっと安定感がありますね。
土居は試合を重ねるごとに良くなって体を張ってのキープ、オフサイドになりましたが1本赤﨑にいいスルーパスを入れていました。
カイオもやはり途中出場だと余裕がありますし、惜しくもGKに防がれましたが今までで一番いい形でドリブルの仕掛けからシュートまで行けていましたね。
体の使い方も次第に上手くなっています。
植田は立ち上がりは赤嶺に競り負けることも多かったですが、途中から修正できていましたし、今まで鹿島が何度もやられたことのある動き出しとポジショニングの上手い赤嶺をあれだけ抑えられたら上出来でしょう。
今季からフィードも上手くなっていてアシスト以外にもカイオにも鋭いロングパスを通していましたからね。
昌子とルイス・アルベルトと共によく中央で相手の攻撃を跳ね返していました。
野沢は守備は相変わらずですが得意のセットプレイで結果を出しましたし、柴崎もキャプテンとして冷静に試合を運びながらゲームを作っていました。
山本は連戦の疲れが心配ですが攻守に安定したパフォーマンスを披露していますね。
ジャイールはまだ時間がかかりそうです。
攻撃時の連携、意思疎通も合って無い所が多かったですが、それ以上に守備をもっとできるようにならないと今のままでは左サイドの序列としては一番下ってところですね。
メンバーを入れ替えているからこそ連戦でも勝てていますし、代わった選手も持ち味を出せていますが、今季の鹿島のベースは運動量と守備です。
それだけにメンバーを入れ替える場合も、この2つにもっと気を配った選手起用をしていかないと逆に取りこぼすことになってしまいます。
今はそこだけがちょっと怖いところですね。

上位対決の神戸戦
次はホームで神戸との対戦になります。
この6年間(昨年は対戦なし)での神戸とのリーグ対戦成績は6勝3分1敗、ホームの成績は3勝2分となっています。
チームスタイルは新潟と似ているところがありますが、相性はいい相手と言えます。
今年で38歳ですがマルキーニョスがよく走って守備をしますし、ペドロ・ジュニオールも意外とボール奪取力がありますね。
先発には村松が入るかもしれませんが小川は昔から運動量があって攻守によく動きまわりますし、トップ下に入っている森岡は若いですがなかなかおもしろい存在です。
ここに攻守に気の利いた仕事をするシンプリシオがいるのですから現在の順位も頷けます。
しかし、シンプリシオが負傷して欠場濃厚らしく、サイドバックもケガ人出ていますね。
そのため、奥井が右サイドに入ると思うのですが守備がよくないので狙い目です。
ボランチはシンプリシオがいない影響はかなり大きいと思いますが、京都から磐田に移籍、森下監督のもとで1ボランチで起用されて持ち味を出せずに自信を失っていたチョン・ウヨンが神戸に移籍してからはいい仕事をしています。
同じ選手でも監督でこうも違って来るのかという典型的な例ですね。
鹿島は遠藤、小笠原、青木を休ませることが出来たのは大きかったですし、ダヴィも次節は出場できると思いますから運動量を増やして戦えれば、鳥栖戦、横浜FM戦に続いての上位対決を征することもできるでしょう。

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【J1第7節】足りないものと強さを示した惜敗…の新潟戦
結果
4月12日(土) 2014 J1リーグ戦 第7節
鹿島1-2新潟(15:04/カシマ/11,953人)
[得点者]
20' 川又堅碁(新潟)
31' 土居聖真③(鹿島)←山本脩斗②
74' オウンゴール(新潟)
[フォーメーション]
FW:赤﨑
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、青木、伊東
GK:曽ケ端

[選手交代]
67分:土居→本山
70分:カイオ→ジャイール
75分:赤崎→ルイス・アルベルト


試合の感想
速さと強さの肉弾戦
新潟は4-4-2の布陣、このところ鈴木武蔵が川又と2トップを組む形でメンバーは固まって来ていますね。
鹿島はいつもの4-2-3-1ですが、ダヴィが出場停止のため1トップには赤﨑が入りました。
どちらも運動量が多く球際が激しい上に攻守の切り替えも早い特徴を持つクラブの対戦は序盤からガチガチやり合う肉弾戦となりました。
鹿島は懸念の1トップも早い動き出しからボールを引き出したり、ポストプレイもしっかりこなすなど赤﨑はいい入り方をしましたね。
立ち上がりからお互いにセットプレイでチャンスを得る展開も先にペースを掴んだのは鹿島でした。
この要因は個の能力の違いですね。
両クラブとも前線から組織的にプレスをかける中で、新潟の選手は鹿島のプレスに慌ててパスの精度が雑になっていました。
そのため、ボールを奪った後のファーストパスの精度が低く、ほとんど鹿島の選手が拾っていましたね。
逆に鹿島は技術の高い選手が多いのでプレスをかけられても後ろでしっかり回してはずして前線に繋ぐ事が出来ていました。
さらにマンツーマン気味で守って来る新潟に対して、遠藤を中心にドリブルでマークをはずして攻め上がるシーンが目立ちましたね。
赤﨑のポストプレイから土居がシュート、12分には遠藤が上手いフェイントからペナルティエリア内まで切り込んでフィニッシュまで行きます。
しかし、レオ・シルバの脅威的なボール奪取力を中心に新潟の固い守備に阻まれます。
やはり何度も言うように赤﨑、土居、カイオら若い選手はいいプレイはしてもアタッキングサードでのプレイの判断、精度はまだまだであまり決定的な仕事ができないんですよね。
遠藤をもっとゴールに近い所でプレイさせたいのですが、どうしても攻撃の起点になるために下がってボールを受けざるを得ません。
土居が本山のように起点になるようなプレイができれば遠藤も高い位置まで行けるのですが、まだそこまではできていないですからね。
先に先制したのは新潟でした。
バイタルエリアでボールを持った成岡の浮き球パスからファーサイドに逃げる動きをした川又にボレーで決められてしまいます。
ここは小笠原の成岡への守備が甘いのもありますね。
レオ・シルバだったらあそこでボールを奪って自分たちの攻撃に繋げるプレイをしますから。
しかし、ここの守備で一番問題だったのは青木です。
ポジションが入れ代わっていたので最初のマークは青木が川又に、伊東が岡本についています。
その後、新潟がボールを下げたので鹿島はDFラインを上げているんですね。
この時点で伊東はきちんと岡本を捕まえていますし、DFラインも昌子に合わせています。
しかし、青木は無意味に1人で後ろに下がってDFラインにギャップを作ってしまっている上に川又のマークもはずしてしまっているんですね。
その青木のミスにいち早く気づいた伊東が慌てて川又のマークに行って、持ち前のスピードで追いついてシュートブロックまでは行ったのですが、上手く決められてしまいました。
青木が昌子にラインを合わせていたら何の問題もなくオフサイドを取れていたシーンでした。
ラインを上げるのか、マークにつくのかどっちつかずでどっちも疎かにして若い伊東にしわ寄せが行ったという失点シーンでした。
ボールホルダーにプレッシャーがかかってない状態でDFラインにギャップを作ったらやられてしまうのは当たり前ですね。
先制を許して新潟にペースを握られる時間も多くなりますが、鹿島もいい攻撃は見せていました。
しかし、そのすべてにレオ・シルバがいるっていう感じで悉く阻まれていましたね。
そんな流れでも31分に同点弾を奪います。
赤﨑が小笠原の縦パスを引き出すと、そこにもちろん意図したわけでないでしょうが、山本が赤﨑から強引にボールを奪うと、これには新潟のDF陣も混乱して反応が遅れます。
山本がそのままドリブルで切り込んでぎりぎりのところで折り返すとニアに詰めていた土居が押し込みました。
同点に追いついて折り返します。

レオ・シルバの壁
後半になってもどちらかというと鹿島の方が優位に試合を進めます。
55分にはロングボールを相手がクリアしたこぼれ球を拾った柴崎がスルーパス。
いいタイミングで裏に抜けた赤﨑が決定機を迎えますが、シュートは飛び出したGKに当てられてしまいます。
ここは決められなかった赤﨑よりも、スルーパスが長過ぎた柴崎のミスですよね。
完全にフリーだったのできちんと転がすいいボールを出して欲しかったのですが、浮かせてしまった分長くなってしまいました。
58分には土居、遠藤と繋いで外を勢いよく駆け上がった伊東へ。
ファーサイドへのセンタリングにカイオが飛び込んでヘディングシュートしますが、GK真正面へ。
なかなか得点を奪えない鹿島は67分に土居に代えて本山を入れます。
68分には昌子のインターセプトから柴崎、本山と繋いで赤﨑へ。
DFと絡んでこぼれたボールをカイオが拾って抜け出し、ペナルティエリアまで切り込んだはいいのですが、もう1つ中に切り込んでしまって戻った新潟のDFの中に突入してしまいましたね。
ここはもうシュートでしたし、ドリブルするならせめて縦に切り込んでセンタリングという選択肢を狙って欲しかったです。
角度がなかったのでシュートを躊躇ったのでしょうが、ファーサイドに巻くように転がせば十分決められていたチャンスはあったと思います。
この後も新潟のCKからボールを奪った柴崎がドリブル、5対2の局面になりますがドリブルが長くなってレオ・シルバに奪われてしまいます。
柴崎のミスなのですが、レオ・シルバも下がりながら絶妙な距離間を上手く保っているんですよね。
そのため、ボールホルダーはついドリブルを大きくしてしまったり、周りの選手を観てミスをしてしまうことになります。
逆にレオ・シルバは右サイドに流れた赤﨑の位置をしっかり把握してパスが出たらすぐ守備に行けるようにしながらも柴崎の方もしっかり観ていて、ミスを見逃さずボールを奪いました。
セレーゾ監督はさらにカイオに代えてジャイールを投入して得点を獲りに行きます。
そのジャイールから中央の本山、さらに右サイドでフリーになっていた遠藤にパスが渡りますが、ここも角度があったせいかシュートを躊躇ってしまいます。
本山のパスももうちょっとゴール寄りに出してくれていたら迷いなくシュートに行けていたのでしょうが、ちょっと距離があって逆に時間はあったので確実にと考え過ぎてしまいましたね。
ここもドリブルなら中に切り返すより縦に行ってセンタリングの方が良かったです。
新潟もチャンスを作ってキム・ジンスのクロスに川又のヘッド。
前半の青木が川又のシュートに最後まで付いていったシーンがありましたが、昨年と違って鹿島はこういう所で簡単にやられなくなったのは大きいですよね。
しかし、ピンチは続きます。
74分に山本が高い位置でボールを奪われるとカウンター。
ここは伊東、青木、昌子に小笠原、柴崎と残って数的優位だったのですが、鈴木に小笠原が競り負けて岡本に拾われます。
さらに小笠原が一か八かの安易なタックルでかわされると、数的優位だったのが一気に3対3の状況に。
伊東が何とかスライディングで相手のワンツーを阻止するも、そのこぼれ球を青木がクリアする前に岡本に触られると川又がサイドの鈴木へ。
鈴木のセンタリングを何と青木が合わせてしまってオウンゴール、勝ち越しを許してしまいます。
G大阪戦では後半途中から運動量の落ちて来たボランチの穴をDFラインが頑張って埋めていたのですが、この場面では相手の動き出しの早さの方が勝ってしまいましたね。
失点の原因は完全に小笠原のミスです。
数的優位なのにギャンブル的なタックルで突っ込んで数的同数の危機的状況を作ってしまいましたから。
小笠原が簡単に飛び込んでかわされて失点というパターンは昨年から無くなりませんね。
鹿島は準備していたルイス・アルベルトをそのまま3枚目のカードとして使いますが、最初に投入すべきはどう考えてもボランチの選手でした。
再びリードされた鹿島は柴崎や本山がトップに入る0トップのような形で攻め、81分に遠藤のパスから飛び出して来たルイス・アルベルトが決定機を迎えますが、ここも守田の好セーブに合ってしまいます。
ルイス・アルベルトは縦パスも入れられますし、いい攻撃参加もしますね。
残り10分で運動量の違いを見せて得点して来た鹿島ですが、この試合では失点した時間帯が悪かったです。
その後も遠藤とルイス・アルベルトのホットラインからチャンスを作ったのですが、得点で元気になった新潟に最後まで走られて守られてしまいました。
そして、最後までレオ・シルバが大きな壁として立ちはだかっていましたね。
しかし、ダヴィがいない中で多くの決定機を作れていましたし、選手のパフォーマンスも全体的に良かったです。
いい試合をしていただけに負けたのは非常に悔しいですが、攻撃についてはダヴィがいない時にどうするのかという問題、得点力が落ちるのは分かっていたことです。
それよりも2失点したことが問題ですし、敗因は鹿島にはレオ・シルバがいなかったからですね。

敗戦から学べ
Jリーグは走れば勝てるリーグではありますが、それだけではタイトルは手に入りません。
岡田監督は「サッカーの神様は細部に宿る」と言っていましたが、しっかりミスを検証してディティールを追求していくことが重要、ミスから目をそむける事はタイトルを放棄するのと同じです。
ただ、いい試合をしたけど負けたというだけでは進歩はないですから。
それには敗戦から学んで修正して行くことが必須ですね。
①ダヴィ不在時の中盤
ダヴィ不在の試合となったのですが、このペースではイエローカード累積8枚もあり得るわけで、そうなると今度は2試合出場停止になります。
この試合では赤﨑が1トップに入ったわけですが、思った以上にやれていましたね。
とは言っても土居やカイオと同じようにJ1でのゴール前での相手の寄せの早さにまだ適応できていないのは明らかです。
考える時間もなければちょっとしたミスが出ても相手に詰められてしまいますからね。
その辺りを改善するためにも常にベンチ入りさせてチャンスがあったら途中出場で経験を積ませることが必要ですね。
さらに赤﨑の1トップの時はその特徴を活かすためにトップ下にはもっと起点になってスルーパスを出せる本山、中村、ジャイールの方が合っていますし、サイドも縦に仕掛けてセンタリングのカイオよりペナルティエリア内に入ってゴールを狙えるオフザボールタイプの豊川や野沢の方がいいでしょうね。
また、多くのセットプレイがあったにも関わらず迫力不足だったのはダヴィ不在の影響も大きいです。
そのため、ダヴィがいない時はボランチにルイス・アルベルトを入れて柴崎を1つ上げるという選択もありでしょう。
②ボランチ問題
この試合を観ればこーめいがレオ・シルバを獲れば優勝できると言っていた意味が分かったと思います。
ファーストボランチの守備がどれ程重要か誰の目にも分かるくらいのパフォーマンスでしたが、首位相手だからではなくこのくらいのプレイをコンスタントにして来ますからね。
バイタルエリアであれだけボールを取れればDFラインの選手は相当助かりますし、ボールを奪った分攻撃に繋がる回数も増えます。
それにレオ・シルバの守備範囲が広いので2列目が守備に戻る負担も減っていますし、それもあって新潟は4-4-2でやれているんですね。
鹿島が昔は4-4-2でやれていたのはそういったファーストボランチがいたからですし、今は4-2-3-1でないと難しいのは小笠原と柴崎のボランチでやっているのが主原因です。
それでも今季は全体的に運動量が多くなったこともあって、小笠原と柴崎の守備も良くなってはいるのですが、60分くらいになるとバイタルエリアが空いて来てしまっています。
これは前節のG大阪戦もそうだったのですが、失点しなかったのは相手の攻撃力の低さとDFラインの選手が踏ん張って守っていたおかげです。
バイタルエリアが空いてしまう原因は疲労なのですが、2列目に上がった柴崎は最後まで走れています。
要するに小笠原も柴崎も攻撃的な選手なので疲れていても攻撃では走るのですが、守備になるとさぼりがちになってポジションの修正を怠り、寄せが遅くなってバイタルエリアが空くことになっています。
そして、この試合の2失点目のように一か八かのいい加減な守備が増えて来るんですよね。
この問題解決は早目にルイス・アルベルトや梅鉢を入れて引き締めることが必要ですし、ゆくゆくはルイス・アルベルトに先発になってもらってレオ・シルバ級とは言いませんが、それに次ぐくらいの活躍をしてもらえればと思います。
③スーパーサブカイオ
先発になってからなかなか突破も上手く行かないシーンも目立って来ていますが、この試合では完全にレオ・シルバに抑えられてしまいましたね。
誰が出ていてもレオ・シルバにはかなわなかったでしょうが、試合終盤に元気なカイオをぶつけたら可能性はあったと思います。
そもそも途中出場に本山、ジャイールと入れると攻撃を作って相手を崩すサッカーになるのでどうしても遅い攻撃になってしまいます。
それでもこの試合ではよく崩してチャンスは作れていましたが、カイオをスーパーサブに使ってスピードを活かした早い攻撃をする方がいいと思いますね。
④アタッキングサードのプレイ精度
これは何度も書いていますが、若い選手のゴール前での判断力とプレイの質ですね。
土居は運動量多く最近はよくボールに絡んでいますし、低い位置からドリブルで運ぶことも出来ていますが、アタッキングサードで何かするってシーンは本当に少ないですよね。
これはカイオも同じでいい仕掛けからチャンスになりそうなところまで行くのですが、バイタルエリア、ペナルティエリア内で判断ミスすることが多くなっています。
赤﨑もいい動きでボールを引き出して前を向いてボールを持つことは出来ていましたが、そこからのプレイですよね。
これは試合を経験して感覚を掴んで行くしかないので先発で起用するのはいいのですが、もうちょっと工夫してメンバーを入れ替えて相手の疲れる時間に使ってプレイしやすくさせることも大事です。
この試合だと攻撃を作って相手の守備を崩して行く本山やジャイールを先発で起用して、スピードのあるカイオをスーパーサブとして使えばもっと試合を有利に進められていたはずです。
⑤パワータイプに弱い青木
ご存じの通り、青木はパワータイプのFWに弱いです。
この試合でも前半のセットプレイで川又にいいポジションを取られて、手で倒した場面があったのですが、PKを取られなかったのが不思議なくらいでした。
昨年よりゴール前の守備は良くなっているのは確かですが、本職ではないこともあって競り合いの弱さを見せることもあります。
パワー型の植田を試合で起用して育てることもちょっと早めにやっていかないといけないですね。

やっかいな相手が続く…
前回、新潟は鹿島と並んで運動量の多いクラブと書きましたが、仙台、神戸と似たタイプの相手が続きます。
その次は広島ですから本当にやっかいな相手が続きます。
仙台は試合内容も悪く結果が出ていなかったですが、監督が交代してさっそく横浜FMに勝利しました。
これがカンフル剤の一時的な効果なのかは分かりませんが、はっきりしているのは目指すは原点回帰ということです。
しっかり前から守備をして運動量と球際の激しさで戦うって感じですね。
横浜FM戦の2得点はいずれもセットプレイからで流れの中からの攻撃はまだ課題ですが、守ってリスタートから得点するのは仙台の勝ちパターンです。
試合を観た限りは昨年くらいの状態に戻っているものの、まだ手倉森監督時代の全盛期程ではないですね。
そのため鹿島は走り勝つことは十分できると思いますが、ナビスコ杯の後のリーグ戦は日曜日のはずなんですが神戸戦は土曜日。
つまり、中3日と中2日で試合が続くことになります。
前回の連戦と同じように5人くらいはメンバーを入れ替えて運動量を保ちたいですね。
ダヴィの復帰は当然ですが、連戦で疲労が溜まってミスの多くなる山本、小笠原、2列目の選手を2人入れ替えるか、青木に代えて植田を使うのもいいと思います。
仙台は早く降格圏から抜け出したいでしょうからリーグ戦重視でメンバーをごっそり入れ替えて来るか、監督が代わったので戦術を浸透させるために同じメンバーで戦うか分かりませんが、可能性として高いのは前者でしょう。
いずれにせよ角田は負傷で再び出場できなさそうです。
開幕して1カ月半が過ぎてそろそろ疲労が蓄積されていっている頃ですし、GWの連戦もあるので勝つことはもちろんですが総力戦で戦う態勢を見出しておきたいですね。

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【J1第6節】ローテーション成功で連戦を安定勝利…のG大阪戦
結果
4月6日(日) 2014 J1リーグ戦 第6節
G大阪0-2鹿島(16:03/万博/12,899人)
[得点者]
38' ダヴィ③(鹿島)
83' カイオ①(鹿島)←柴崎岳②

[フォーメーション]
FW:ダヴィ
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、青木、伊東
GK:曽ケ端

[選手交代]
79分:土居→梅鉢
82分:遠藤→野沢
86分:カイオ→ジャイール


試合の感想
バランスが良くなり安定感が出て来る
G大阪は4-4-2、コロコロPKで有名の遠藤保は最近コロコロとポジションを変えていますが、ボランチに落ち着きそうですかね。
鹿島は4-2-3-1、土居、小笠原、伊東、青木が先発に戻ってナビスコ杯の鳥栖戦から4人のメンバー入れ替えがありました。
やはりローテーションすることで全体的な運動量とインテンシティーを落とさないで済むので安定した戦いを繰り広げられます。
FKからダヴィが落としてからの土居のシュートで口火を切ると、カウンターでは遠藤のパスからダヴィがドリブルで仕掛けてシュートまで行きます。
それで得たCKの直後に青木と伊東が空中戦で競り負けて、リンスに裏を取られてから折り返しを佐藤に詰められますが、ここは中央に絞った山本がよく付いて行ってコースを塞いでいました。
G大阪は左サイドバックの藤春がスピードがあって攻撃的なので、ボランチの遠藤や今野、FWの佐藤が左サイドに流れることで数的優位を作る意図が見てとれましたね。
鹿島は遠藤のコンディションが復調して来ていて、よくボールを収めてそこを起点に攻めていました。
土居はこの試合でもいい距離感でプレイしてボールによく触っていましたが、カイオとともにゴール前でのアイデア、プレイ精度と判断力不足は否めないですね。
土居はもっと中央や逆サイドのスペースを意識しないといけないですし、カイオはアタッキングサードで仕掛けるのか、周りを使うのかの判断ミスが多いです。
そのため同サイドを縦にばかり使う単調な攻撃が多くなってしまっていました。
鳥栖戦では本山がトップ下に入ってそこで起点を作れていたので遠藤は高い位置を取ることもできたのですが、この2列目のメンバーだと遠藤がボールを受けに下がらないといけないです。
そうするとG大阪が左サイドに人数をかけて攻めていたことも相まって、どうしても鹿島の右サイドの守備は後手に回る形になっていましたね。
前半はだいたいこんな感じで攻防が展開され、お互いの攻撃のキーマンは柴崎と藤春でした。
最初の決定機は17分の鹿島。
柴崎がタイミングよく走ってボールを運ぶとペナルティエリア右サイドの遠藤に預けます。
遠藤は左足で巻くようなクロスを上げるとオフサイドぎりぎりで飛び出したダヴィがボレー。
しかし、これは惜しくもクロスバーを叩いてしまいます。
ここは柴崎がボールを運んで起点になれたので遠藤が高い位置を取れたことが、決定機を生み出した要因になりましたね。
G大阪もすかさずチャンスを作ります。
19分に藤春が上がると倉田と2人のコンビネーションで裏をとって藤春がシュートを放ちますが、曽ケ端が防いでくれます。
23分には遠藤が上手くこぼれ球を拾って遠藤保と藤春を抜いてドリブルで運ぶと、いいタイミングで飛び出していた柴崎へパス。
柴崎の折り返しを中央でいい動きをしたカイオが受けたのですが、シュートではなくパスを選択してしまいましたね。
本人も悔しがっており、この後右サイドが空いていた場面で強引に打って行くなどこのあたりの判断にはチグハグさが目立ちますが、経験を積んで行けばよくなって行くでしょう。
G大阪はパスミスも多く、攻撃の形や連携はまだまだ構築中。
危なくなりかけたのは、カイオや小笠原がミスからボールを取られてショートカウンターを受ける場面くらいでG大阪の左サイドの攻撃にも上手く対応し始めて、遅効にさせてしまえばしっかり守れていましたね。
対して鹿島は土居や山本のクロスからダヴィがヘッドでチャンスを迎えますが、なかなかシュートが枠に飛びません。
内容的には前半のうちに先制点を奪っておきたい鹿島、それは相手のミスから生まれます。
柴崎からダヴィにくさびのパスが入ってその落としを小笠原が今野に奪われるのですが、スイッチした時に丹羽の触ったボールが今野に当たってこぼれ球に。
そのこぼれ球を今野が倒れながらクリアするものの今度はそれが丹羽に当たって再びこぼれ球に。
それを拾ったダヴィがミドルシュートできっちり決めて先制します。
さらに終了間際に土居がボールを奪ってから遠藤に繋ぐとカウンター発動。
逆サイドのカイオに展開しますが、シュートはDFのブロックに合ってしまいます。
ペナルティエリア内だっただけにここは中に仕掛けてシュート、縦に仕掛けてクロス、どちらでもいいのでドリブルで勝負して欲しかったですね。
鹿島の1点リードで折り返します。

代表候補組躍動
小笠原、カイオ、土居、柴崎と繋いで逆サイドに展開して遠藤、その外を追い越した伊東がセンタリング、流れるような攻撃はなんとダヴィのハンドで終わってしまいます。
これに対しては当然イエローカードが提示されて早くも4枚目で次節出場停止となってしまいました。
しかし、この試合の流れに影響はなく、再び伊東のオーバーラップからセンタリング、こぼれ球を小笠原がはたいて柴崎がシュートと鹿島らしいサイド攻撃を繰り広げます。
さらに56分には柴崎のインターセプトからダヴィがシュート。
角度のないところだったのでニアサイドを狙ったシュートは東口に防がれてしまいますが、この試合では小笠原があまり前に出て来ずに柴崎がルイス・アルベルトと組んだ鳥栖戦同様に積極的に攻撃参加していました。
そして、柴崎が前に出て来た時にチャンスが多く生まれていましたね。
ここからはお互い疲労とミスも出て来て、布陣も間延びして来ます。
鹿島は明らかにバイタルエリアが空いて来ておりそこで起点を作られて危ない時間も続いたのですが、昌子を中心にDFラインの選手が集中して守って跳ね返していました。
G大阪の攻撃が上手く行っていないのもあって失点せずに助かりましたね。
少し遅いタイミングでしたが、セレーゾ監督は梅鉢を投入してバイタルエリアの守備を改善すると柴崎を前に出します。
さらに遠藤に代えて野沢を投入しますが、ここのところのセレーゾ監督の采配は運動量を意識したものになっていますね。
そのため、攻守に負担の大きい2列目の選手を交代することがほとんどですし、交代の順番も先発で起用し続けている選手を先に選ぶことが多いです。
こうすることで運動量を上げて、この試合でも残り10分間を相手より上回ります。
83分に山本のクロスをダヴィが競ってこぼれたところ、いいポジションに入っていた柴崎が胸で落としてカイオが決めます。
柴崎は後ろから入って来ているのでギリギリでオフサイドではないとうタイミングでしたね。
カイオは先発ではまだ持ち味を発揮しきれていないですが、この試合は守備でもよく戻っていましたし、終盤でもよく走っていたのでそれが初ゴールに繋がりました。
この後はカイオに代えてジャイールを入れて試合をクローズ。
やはり梅鉢を入れて2列目にフレッシュな選手を入れてバイタルエリアのケアも早くなりましたね。
両グラブのチーム状態そのままにしっかり勝ちきった試合となりました。

まだチームを作っているところ
セレーゾ監督も言っているように今の鹿島はまだチームを作っているところです。
攻撃では若い選手も活躍していますが、豊川、土居、カイオとゴールはお膳立てしてもらったものが多いですし、まだアタッキングサードでは決定的な仕事が少なく先発で出ると持ち味を発揮できないでいたりします。
いいプレイはしているのですが、プレッシャーがきついところでの判断力、プレイの精度のところで差が出て来るんですよね。
正直、土居よりも柴崎が1列上がってトップ下に入っている時間の方が何かやってくれそうな気がしますから。
遠藤がそうであったように、こういうところは実際の試合で経験を積んで行けば良くなって行くのでこれから成長して行く余地は大きいですし楽しみですね。
DFラインでは昌子はまだミスは多いものの1対1のカバーリング対応ではいいところを多く見せていますし、押し込まれた時もよく跳ね返しています。
伊東も中に絞っての守備はしっかりやっていて、攻撃ではいいオーバーラップも見せているのであとはセンタリングをもうちょっと早いボールも蹴られるようになったらいいですね。
連戦や夏場にメンバーを固定しなければ競争意識も保てますし、全体的な戦力ももっと上げることができそうです。

苦手新潟をホームに迎える
次節はホームで新潟との試合になります。
鹿島はどうにもこの新潟が苦手で過去6年間のリーグ戦の対戦成績は、3勝4分5敗(ホームでの成績は1勝2分3敗)となっています。
なんと09年から12年は一度も勝てていませんでした。
ただ、昨年はいずれも1点差の勝利でしたが2勝していますね。
新潟(10位)は今の鹿島(1位)と並んで運動量の多いクラブです。
それに神戸(3位)、鳥栖(8位)、横浜FM(7位)と続いて行く感じですね。
この5クラブはよく走って球際でも戦えていますが、順位に差があるのは一言で言ってしまえば攻撃力。
鹿島と神戸には得点の取れる外国人がいるのに対して、新潟や鳥栖、横浜FMは決定力を中心としたゴール前でのプレイの質が落ちます。
そのため、いい試合をして決定機も作っているのに得点を奪えずにやられてしまうっていう負け方が多いです。
鳥栖-鹿島、新潟-G大阪でホームクラブが負けた試合がまさにそんな展開でしたよね。
新潟はここまで4得点しかできておらず前線にゲームを作れる選手、ラストパスを出せる選手がいないのでゴール前のアイデア、攻撃のヴァリエーション不足は顕著ですね。
攻守の切り替えはものすごく速いのでカウンターには気をつけないと行けないですが、この試合のように遅効に追い込んでしまえば守れると思います。
ただ、足元の技術は高くないですが、川又、鈴木とパワーのあるFWがいるので要注意ですし、レオ・シルバが無双するようなことになるとボールは狩られまくりますし、ボールを運ばれていいパス、シュートが出て来て攻守にやっかいですね。
2列目、特に土居が潰されてばかりだときついので、いいポジションで受けてしっかりキープしないといけないです。
1週間のインターバルがあるので、鹿島は左サイドハーフの人選がどうなるかくらいで基本的には同じメンバーだと思います。
しかし、ダヴィが出場停止なのでFW不足問題勃発です。
赤﨑をそのまま入れるのか、一度試してあまり上手くいかなかったカイオの1トップにするのか、野沢や本山を入れて0トップ気味にするのか。
はたまたジャイールを試すのか、2トップにするのか。
選択肢を挙げればあるのですが、実際に機能しそうなのはやはりオーソドックスに赤﨑の1トップですかね。
下手したら鹿島も運動量とインテンシティーはあって守れるものの、攻撃力がないという状態に陥ってしまうので次節のキーポイントになります。
ただ、鹿島は1トップの得点を依存しているわけではないですし、前節の横浜FM戦の後半は新潟の選手も運動量が落ちて押し込まれることが多くなっていました。
そのため、ここのところ残り10分で得点しているように運動量が落ちないような選手交代をして最後まで走り勝てれば十分得点も取れるでしょう。
ここでしっかり勝って新潟への苦手意識は完全に払しょくしておきたいですね。
その勢いはあると思います。

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【ナビスコ杯第2節】Jリーグは走れば勝てるを体現…の鳥栖戦
結果
4月2日(水) 2014 ヤマザキナビスコカップ
鹿島3-1鳥栖(19:00/カシマ/6,966人)
[得点者]
22' 早坂良太(鳥栖)
38' ダヴィ①(鹿島)←山本脩斗①
83' 梅鉢貴秀①(鹿島)←山村和也①
87' ルイスアルベルト①(鹿島)←梅鉢貴秀①

[フォーメーション]
FW:ダヴィ
MF:カイオ、本山、遠藤
MF:アルベルト、柴崎
DF:山本、昌子、山村、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
62分:本山→野沢
68分:カイオ→梅鉢
73分:遠藤→土居


試合の感想
いい感じの運動量とインテンシティー
鳥栖は4-2-3-1、布陣こそいつもと同じですがフィールドプレイヤーは9人ごっそり入れ替えていました。
唯一リーグ戦に出場した谷口もボランチではなくトップ下での先発となっていましたね。
鹿島も4-2-3-1のフォーメーション、本山、カイオ、山村、西に加えて今週の練習で小笠原が負傷で別メニューだったこともあってボランチにはルイス・アルベルトが入りました。
いい感じでメンバーを入れ替えた鹿島は、この試合では運動量とインテンシティーでFC東京戦のように凌駕されることはなく、立ち上がりからチャンスを作ります。
中央でダヴィと柴崎、さらにカイオがからんで繋いだボールを本山が左サイドに展開。
山本のクロスにゴール前に飛び込んだ本山がボレーを狙うも当たりきらず。
さらにカイオのパス、ダヴィの落としから本山がシュートを放ちますがどちらも鳥栖の分厚いDFの壁に阻まれてしまいます。
15分にはCKからニアの山本がそらして中央の山村がヘッドするも頭に当たり過ぎてしまいました。
鹿島は流れの中から、セットプレイからと得点になりそうな気配は漂わせていたのですが、鳥栖は9人メンバーを入れ替えていると言ってもサッカーのスタイルは変わらず、しっかりブロックを作って守っており、特にゴール前は分厚かったですね。
ただ、攻撃に関しては豊田やキム・ミヌらがいないのは大きく、鹿島はまったく失点しそうな気配がなかったのですが、22分にワンチャンスを決められてしまいます。
相手のヘディングのパスを相手と競り合っていた山村がかぶってクリアできず、カバーに入った昌子はクリアできたにも関わらず迷ってボールをバウンドさせてしまいました。
山﨑のトラップは完全に手でボールを中央にコントロールしていたのですが西村主審がこれを見逃すミスをしてしまい、ファーサイドで早坂に決められてしまいます。
山本もファウルをアピールしてないで最後まで守備しないといけませんね。
レフェリーを含めて多くのミスが重なった場面でしたが、一番の問題はボールの取られ方の悪さです。
低い位置からのスローインだったのですが西が焦って投げ入れたのを鳥栖の選手にカットされてしまいました。
この直前のスローインも相手に直接相手に渡しているのですが、鹿島ペースで試合が進んでいただけに急いでリスタートする必要はまったくなかったですね。
先制点を奪われたことで鳥栖の得意な展開に持ち込まれ、攻めあぐねる鹿島でしたが38分にFKから同点弾を奪います。
柴崎からのニアへのボールを山本がそらしてファーサイドでフリーになっていたダヴィがヘッドで押し込みました。
CKなどでもニアで触られるとどこに来るか予測できないですし、反応もできないのでゴール前でガチャガチャして大変危険なので、セットプレイの守備ではニアに人を立たせるのはセオリーです。
マンツーマンで守る鹿島もニアには遠藤やダヴィ、昨年なら大迫などを置いていましたし、ニアに背の高い選手を置かれるとキッカーとしてはそこは避けないといけないので、蹴るコースが限定されて嫌なんですよね。
鳥栖はゾーンで守っているわけですが、セレーゾ監督はそのセットプレイの守備の不備を狙っていました。
鳥栖の選手は自分のゾーンにボールが来ないと守備しないですから、後ろからニアに入る山本の動きに誰も対応できなかったですね。
マンツーマンで守っていれば山本には必ず誰かが付いて行くことになるのですが、ゾーンだとああいう動きに誰も付いていかないですから。
横浜FM戦に続いて早めに追いつけたのは大きかったですね。

走り勝っての逆転パターン
後半の立ち上がりに昌子のパスミスからシュートまで持っていかれるも、こういう悪いボールの取られ方さえしなければ危ない場面は作られなかったですし、引き続き鹿島がポゼッションして攻め続けます。
50分には本山のスルーパスに遠藤が抜け出してシュートを打つも難しい態勢で威力がなくGKに防がれてしまいます。
さらに西と柴崎のワンツーから本山がフリーでシュートを打ちますが、ここもDFの体を張った守備に阻まれます。
この後、お互いにパスミスが多くなってバタバタする展開が続くのですが、57分にはカウンターから遠藤のパスを本山がダイレクトではたいてダヴィがシュートを放ちますが、ここも鳥栖の選手の守備になかなかいい態勢で打たせてもらえずにGKの正面となってしまいました。
疲労からミスも増えて来た鹿島は次々とメンバーを代えます。
本山に交代して野沢を入れカイオ、野沢、遠藤の並びに。
さらにカイオに代えて梅鉢を入れると2列目は野沢、柴崎、遠藤となります。
28分には3枚目のカードを切って土居を投入、土居、柴崎、野沢の並びになりました。
横浜FM戦同様に途中出場の選手がよく走れていましたし、じわじわとボディブローが効いて来て、ついに38分に逆転ゴールが生まれます。
野沢のCKを鳥栖の選手がクリアしたこぼれ球かと思ったら、山村が体をねじらせながら喰らいついて頭で落としていますね。
それを梅鉢が落ち着いてトラップ&ボレーで豪快に決めました。
41分には再びCKから。
野沢のボールはペナルティエリアの外から梅鉢にミドルシュートを促すものでしたが、梅鉢がそこにおらず流れたボールを右サイドで持ちます。
そこから仕掛けて鳥栖の選手2人を置き去りにするとセンタリング。
ファーサイドにいたルイス・アルベルトが頭で叩きつけてダメを押しました。
梅鉢は12シーズンの浦和戦でも見せたようにいいクロスを入れますが、サイドバックの伊東や西にこのセンタリング力が欲しいところです。
試合展開としては横浜FM戦とよく似ていましたね。
守備がしっかりしているものの攻撃力が乏しい相手に先制されるも早い時間帯で追いつき、早めの選手交代で全体の運動量を維持すると、途中出場の選手が得点にからんで逆転。
交代策が当たっている理由は単純に走れているからです。
先発の選手もよく走って球際を厳しく行って相手の体力を削っているので、途中出場の選手の動きが一層際立つんですよね。
運動量、レスポンスで勝っていますし、横浜FM戦はカイオのドリブル、この試合の3点目は梅鉢が仕掛けて2人を抜いてセンタリングを入れましたが、相手選手がああいう鋭い動きに付いていけなくなっていますから。
2試合連続で残り10分を切っての逆転劇は決して偶然ではなく、今の鹿島の逆転パターンと言えますね。
かつてとあるJクラブの監督が、Jリーグは戦力差が少ないので走れば勝てると言いましたが、仙台や鳥栖、J2の長崎の躍進を観てもそれが真実だと言えます。
鹿島は若くても技術の高いいい選手が揃っていますから、尚更走れば強さを発揮できます。
去年と比べて機動力に差があるのは歴然ですからね。
しかし、同じメンバーで戦っていた東京V戦まではまったく走れていなかったですが、そこから持ち直して若い選手の躍動感あふれるゲームができています。
ただ、リーグ戦でいい時期と悪い時期の波が多く、ナビスコ杯でも決勝で敗れた清水を参考にすると走ればタイトルを取れるかというとそうではないですし、そこには勝者のメンタリティとベテランとのバランスが必要になって来ます。
09年から長い事待ちましたが、若い選手の溌剌さと危なっかしいながらも溢れる躍動感、成長にはわくわくしますしようやくいい感じで融合して来ていますね。

初先発の5選手
この試合では5人の選手が今季初先発しました。
まずトップ下に入った本山は改めて言うまでもなくボールも収まりますし、非常にポジショニングが良く上手く攻撃に絡んでいました。
遠藤とダヴィといい距離間でプレイしていたので柴崎含めて中盤でパスが回っていましたし、鋭いスルーパスを何本か出してチャンスを作っていましたね。
そのため、遠藤がいつもと違ってフリーランしてゴール前に入って行く場面も多く、いつもより多彩な攻めで引いてがっちり守る鳥栖相手にも決定機を作れていました。
残念ながら後半の早くに交代となってしまいましたが、セレーゾ監督は本山については60分くらいの起用が限界と考えているのでしょうね。
それだとやはりちょっと先発では使いづらいところです。
もう10分くらいはプレイできそうではありましたけどね。
左サイドハーフで先発したカイオは全然悪くなかったですが、やはり途中出場でプレイするよりは自分の持ち味を発揮できずにいました。
当然、相手に体力があるうちはプレッシャーも早くてきつく、スペースも与えてもらえないので途中出場でプレイするのとは勝手が違って来ます。
最大限に本領発揮するにはやはりスーパーサブが良いでしょうが、先発で出場して徐々に感じを掴んで行けばプレイもよくなるでしょうね。
懸念される守備に関しては、ほとんど攻められることがなかったので特に問題にならなかったです。
この試合、前線の組み合わせのバランスは非常に良かったですね。
DFラインで先発した山村と西ですが、これだけ攻められること自体少ないと参考にならないです。
そんな試合展開で失点に絡んでいるのはマイナス、山村は1アシストもしましたしセットプレイでは高さを武器に存在感を見せていました。
西は攻撃では本山や遠藤らと絡んで崩しに参加していましたが、運動量が伊東より極端に低いですし上がるタイミングが悪いのはレギュラー奪取には致命的です。
伊東や山本はいいタイミングで後ろから長い距離を走って上がって行くのですが、西は最初から高い位置を取るので相手からしたらマークしやすいんですよね。
クロスもゆるふわなものが多く、相変わらずグラウンダーのパスでないと得点の匂いがしないです。
今の鹿島は運動量が重要ですし、やはり鹿島らしいサッカーをするなら伊東の方が適しています。
ルイス・アルベルトは空中戦は勝率100%ではないかというくらい勝っていました。
レフェリーによってはファウルを取られる事があるかもしれませんが、あの位置であれだけ競り勝ってくれたら大きいですよね。
これならセットプレイから得点できるのではと思って観ていたら、ダメ押しの3点目を取りましたし、ボールも運べて縦パスも入れられますし、長いボールで展開もできれば機を観てゴール前に上がっても行き、攻守に活躍していました。
後ろで控えて気の利いたポジションを取ってくれているので、攻撃で真価を発揮する柴崎、広範囲に動き回る梅鉢と組んでも非常にバランスがいいですね。
鳥栖の攻撃に迫力がなかったのもありますが、ルイス・アルベルトに関しては守備力も期待できそうです。

久しぶりのG大阪戦
次はJリーグ第6節、12シーズンの9月以来のG大阪戦となります。
あの時もアウェイでの対戦で鹿島はレナトとドゥトラが得点するも、現在柏でプレイしているレアンドロの2発で2度追いつかれるという試合でした。
長谷川監督になったG大阪はかつての攻撃的なスタイルとは違って、守備をしっかりやろうという意識が高くなっていますね。
宇佐美が負傷離脱中で若い選手も多くなっていることから攻撃力、ゴール前の迫力は今のところいまひとつですが次第にリンスがその本領を発揮して来ています。
J2では戦力差があったので攻撃力が際立っていましたが、J1での戦いではより守備意識が顕著になっており、現在J1仕様に調整中といった感じでまだ攻守に機能しきれてないですね。
鹿島はやることは同じで走って勝つだけです。
豊川は分からないですが、小笠原は大丈夫でしょうしこの試合の先発からまた5人くらい代わるのではないかと思います。
先発からはずしていないことをみてもセレーゾ監督も軸と考えているであろうダヴィ、遠藤には負担が大きくなりますが踏ん張ってほしいですし、周りも運動量で助けてあげる必要がありますね。

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エイプリルフール!!
ということで、以前ブログ廃止のお知らせで書いたことはエイプリルフール企画でした。
さすがに4月1日にあの記事を書いたのではすぐにバレるので、少しエイプリルフールを先取りという嘘の記事でした。
そして、4月1日ということで今回はそのタネ明かしです。
これまで若い選手を使うように言い続けていて、ようやく今季その通りになってこれからチームが成長していく楽しみがあるのにこーめいがブログを辞めるわけありません。
あのくらいでブログを辞めるような弱小なメンタルを持ち合わせていないですし、ああいうアホなコメントをする者をからかって利用するのがこーめいですから。
もっともこーめいのことを知る友人たちは一発でそのことを見抜いてしまいましたけど。
あの記事の文章は変換していない漢字があったり、流れや内容も支離滅裂、意味不明な部分も多くあって違和感ありありでしたので、もしかしたらブログを観てくれている方の中にも気づいていた人もいるかもしれませんね。
騙されて本当に心配してくださった方はすみません。
でも、ちょうどタイミングよく利用できるコメントが来ていたというのもありましたし、「試さないと気がすまないんだ。だって思いついちゃったから」という心境でしたので。
アホなコメントをする輩を憎んで、こーめいを憎まずでお願いしますね。
というわけで特にリニューアルすることもなく、これまで通りシレっとマイペースにブログは続けて行きます。
変わったことと言えば、たくさんの励ましや残念がってくださるコメントを頂いてこーめいのテンション、モチベーションが上がったことですね。
個別に返信はしないのでこの場を借りてお礼を申し上げます。
匿名まやさん、marirheadさん、くまくまさん、チャチャさん、あーりんさん、ゲイ鹿さん、岩手の白熊さん、あさん、葛鹿さん、剛さん、レンさん、鹿サポ16年改め17年さん、がくさん、台東鹿さん、マリンさん、かねこさん、暇人な鹿さん、じろうさん、土鹿さん、足立区の鹿さん、ゆうらくさん、バックジャウアーさん、神戸のものさん、老婆心さん、毒島さん、キューさん、ランスさん、ありがとうございます。
あとは今回の企画のおかげでコメントの対応でおもしろい方法を考えついたくらいですかね。
来季、2ステージ制になるとちょっと蓋を開けてみないと気持ち的にどうなるか分からないですけど、とりあえず現段階でこーめいのテンションは下がってもいなければ気持ちが切れてもいないので。

では、最後にこーめいの気が変わったわけではないことの証明にあの記事に隠されたメッセージのヒントを書いておきます。
ヒント1:今回の記事はいつもと違った読み方をしてもらえば幸いです。→縦読み
ヒント2:背番号とリンクしてある鹿島選手リストのページ
ヒント3:鹿島の背番号は1~40まで(抜け番あり)
ヒント4:4月と言えばお花見という日本的なイベントもありますし、入学式もありますし、昭和の日もありまして、他にもまあ、いろいろと何かしらあったような気がします→エイプリルフール
ヒント5:エイプリルフールは4月1日⇒41

ちなみに携帯やスマホは最初から想定していません。
あとブラウザによってはきちんと見れないかもしれませんが、Googleクロムだったら答えが分かるはずです。
というわけで、鹿島ブログエトセトラをこれからも楽しみたいという方は改めてよろしくお願いします。

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Author:こーめい軍師
J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

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