鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
09 | 2014/10 | 11
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

【J1第30節】引き分けで痛い痛い痛み分け…の浦和戦
結果
10月26日(日) 2014 J1リーグ戦 第30節
鹿島1-1浦和(19:04/カシマ/26,566人)
[得点者]
39' カイオ⑦(鹿島)←遠藤康⑦
63' 李忠成(浦和)
[フォーメーション]
FW:赤﨑
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、植田、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
64分:赤﨑→本山
75分:カイオ→豊川
80分:遠藤→ジョルジ・ワグネル


試合の感想
PKを除いてプラン通りの前半
浦和は3-4-2-1、連戦ということでメンバーを入れ替えて来ました。
ケガから復帰したマルシオ・リシャルデス、関根、青木らが先発に名を連ねましたね。
前節出場停止だった宇賀神を含めて4選手の入れ代わりです。
鹿島は4-2-3-1、豊川に代わってカイオが先発に入っただけであとは同じメンバーでした。
試合は予想通りの展開で入ります。
浦和の変則システムに対して鹿島はボランチの小笠原と柴崎が相手の2シャドーを観る形で守ります。
どうしても守備重視、引き気味からのカウンターというサッカーになりますが、それはしようがないですね。
勝つためにはもっと有効な戦術ですし、カウンターはものすごく効果的なので先発にカイオを戻した選択は良かったです。
ただ、2つ程プラン通りではなかった事がありました。
1つはいきなり4分にPKを取られてしまったことです。
マルシオ・リシャルデスの放り込んだボールに対して山本と興梠が競ったのですが、山本が興梠を引っ張り倒したという判定でPKとなりました。
お互いにユニフォームを引っ張っていたのでこういう場合はファウルを取らないのが普通ですが、ちょっと露骨に引き倒し過ぎているように見えるので印象が悪いですね。
キッカーは今季リーグ初先発のマルシオ・リシャルデス。
こういうときってけっこうはずしてくれる印象があるのですが、軸足がブレてシュートは正面、曽ケ端がセーブします。
これによって鹿島はプラン通りに試合を進めて行くことが出来ました。
ただ、ルーキーイヤーでなおかつ試合の出場時間が短い赤﨑にこの特殊な戦術を用いる相手との対戦は荷が重すぎましたね。
これが2つ目のプランとは違った事項でした。
この試合は過去の広島、浦和戦より前から守備に行くことができていませんでしたね。
5バック、6バックになって引いて守りながらも相手がDFラインでボールを回している時はタイミングを観て前からプレスをハメに行くという守備もしていたのですが、この試合では観られず全体的に下がり過ぎ。
また、奪ったボールがまったくトップに収まりません。
空中戦は苦手なのは分かりますが、端から競り合う気のないあのプレイはいただけないです。
勝てなくても体をぶつけて競り合わないといけないですね。
そうすればこぼれ球が鹿島の選手の所にこぼれてくる確率も上がりますから。
そういうわけもあって立ち上がりから浦和に押し込まれて、サイド攻撃から森脇、マルシオ・リシャルデスのシュートチャンスを与えてしまいますが枠をはずしてくれます。
それでもやはりこの守り方だと安定感もあり、次第に攻撃でも形を作って行きます。
いつも通り右サイドからビルドアップして遠藤が起点になってからのサイドチェンジが効いていましたね。
左サイドに展開してからのサイド攻撃には問題があるのですが、小笠原がさらに右サイドに展開し直すと27分には西のクロスのこぼれ球をカイオがシュートまで持って行きます。
33分には赤﨑が起点になると柴崎、土居と繋いで最後は逆サイドを狙いますがシュートはGK西川にはじかれます。
さらに小笠原のパスから赤﨑がDFラインの裏に抜け出しますが、トラップが大きくなってシュートまで行けず。
足元に落とせていれば1点ものの場面でしたね。
先制点は39分、いい攻撃が出来ていた鹿島に生まれます。
遠藤のサイドチェンジを土居がスルーして後ろから上がって来たカイオへ。
ノーマークな上にDFの寄せが甘かったので中に入って逆サイドへシュート。
ボールは綺麗な弧を描いてサイドネットを揺さぶりました。
いつもは力が入ってシュートをはずしてしまうことが多いですが、この直前に足を痛めていたので無駄な力が入らずいいシュートが蹴れたのかもしれません。
失点した浦和は攻撃意識を強めて再び押し込んで来ますが赤﨑、カイオがプレスバックしていい守備をするなどしっかり守ってリードのまま折り返します。

サイドメニューが物足りない
後半も鹿島はやることは変わりません。
そのため前半からの流れも変わりません。
そこでペトロヴィッチ監督が動いて来ます。
55分に関口を投入。
しかし、後半最初のチャンスは鹿島。
柴崎とのワンツーで左サイドを崩した土居が冷静に切り返してDFもはずします。
ファーサイドの遠藤を狙ったクロスは悪くなかったのですが、少し大きくなってしまいました。
ここは狙って欲しかったというか、シュート性の早いクロスで良かったんですよね。
そうすればそのままゴール、味方が合わせてゴール、オウンゴール、GKがはじいたところを詰めてゴールと中で何かしら起こっていたと思いますよ。
リズムが良くない浦和は59分に李を投入して来ます。
ここのところ選手交代で相手はギアを上げて来ているのに、鹿島は逆に機能性を落としてしまって結果が出ていないってことが多いですよね。
李が投入された4分後に同点に追いつかれてしまいます。
阿部が最終ラインからボールを運んでそのままバイタルエリアまで入って来ていたのでフリーになっていましたよね。
それでも小笠原、柴崎、昌子、カイオの4人に浦和の選手は柏木と阿部だけでしたから、小笠原かカイオが危険を察知して阿部をケアしないといけなかったです。
本来マークすべき相手ではないので放置、自分の仕事ではないという軽い意識からボールウォッチャーになって失点を招いてしまいました。
阿部のミドルシュートは曽ケ端がはじきますが、李に詰められて押し込まれます。
李は後ろから入っているのでオフサイドではないですね。
これは若いとか関係なくベテランの選手でもこういうことはありますけど、植田がマークを放してしまったミスもありますが、曽ケ端のミスの方が大きいです。
あそこはタッチライン方向にはじかないといけないですね。
あんな所に弾いたら詰められて得点されても文句は言えないですし、前半に西川は土居のシュートをきっちりサイドに弾いているんですよね。
サッカー素人には分からないですが、こういう基本をしっかりできるかどうかが勝敗を分けます。
鹿島は失点前に準備していた本山を赤﨑に代えて投入、土居をトップに出します。
これで前から追うようになるとともに、本山と遠藤のW起点で鹿島は中央でボールを持てるようになるのですが、決定打は生まれず。
カイオが負傷で豊川と交代します。
この試合は特にサイドからの攻撃が多くなっていたのですが、そこに問題がありましたね。
まず前半から生じていたのは左サイドの2人が右利きである弊害です。
遠藤からのサイドチェンジのシーンが何度もあったのですが、カイオも山本も右利きなのでどうしても中に入って行ってクロスのタイミングが遅くなります。
その間に浦和の守備がシフトしてしまっているんですよね。
得点シーンはカイオが中央寄りでボールをもらえたのでよかったですが、サイドチェンジからそのまま縦に行って左足でクロスっていうタイミングで攻めないと中に高さがある選手がいないので守りをセットされたら厳しくなります。
あとは根本的にクロスの精度が酷過ぎました。
山本は左で上げられないですし、西も逆サイドを狙うのは分かるのですが、それ一辺倒で誰もいない所に蹴ってばかり。
中で合わせる方も高さと強さがある選手がいないのでポジショニングとタイミング頼りになりますからね。
本山と遠藤で中央から攻めれていたのですが、ジョルジ・ワグネルを入れたことで再びサイド偏重へ。
さすがに精度の高い左足からジョルジ・ワグネルがいいクロスを入れて、これまたさすがの動きで豊川がボレーするのですが残念ながらGK正面。
本山は起点になれていたので投入はよかったのですが、これだけサイドから攻めていて決定機があまり作れなかったのは問題ですよね。
起点を2人置いて中央から攻め続ける方法もありましたし、サイドから攻めるならジョルジ・ワグネルのような入れる選手ではなく、中で合わせる高さのある選手を投入する方が効果的でした。
もしくはサイドでガンガン仕掛けてドリブルでえぐって行ける選手ですよね。
高さという点でもルイス・アルベルトがいたらよかったのですが、山村を入れてみるのもおもしろかったかもしれません。
今の状態では相手の守備が揃っている状態では、サイドから得点が生まれそうな気配がないですね。
試合はこのまま終わってどちらにとっても痛いドロー決着となりました。

新潟戦を皮切りに苦手な対戦が続く
ここ5試合を1勝2分2敗と結果が出なくなっている鹿島は絶対に勝利が欲しいところですが、次節は苦手な新潟とのアウェイ戦となります。
残り4試合、実は苦手なクラブとの対戦が多く残っているんですよね。
08シーズンからの成績を観ると新潟、代表でのプチ中断明けの対戦となる川崎とはいずれも3勝4分6敗、その次のC大阪とは11~13シーズンの6連勝もあってクルピ監督時代は相性がよかったものの監督が替わってどうか。
最終節の鳥栖に至っては1勝2分2敗。
今季もこの4クラブとは鳥栖戦だけ勝利してあとは負けています。
まず新潟戦で勝利して勢いをつけたいところです。
やはり赤﨑を起用している以上もっと真ん中は使って行きたいですね。
神戸戦は芝、浦和戦は戦術の関係でそこを十分に活かせませんでしたから。
ただ、新潟にはレオ・シルバがいるので真ん中で潰される可能性も高くサイド攻撃も重要になって来ます。
サイドチェンジを有効に使いつつも今の鹿島はなかなかサイド攻撃がチャンスにならないですからね。
センタリングの精度が軒並み悪いですし、判断も遅く悪い選手が多いです。
もっともいいクロスを上げるのはトップ下の土居。
土居はドリブルのリズムが独特で前を向いて仕掛けたらあまり取られないので高い位置まで切り込めますし、よく周りが見えていて左右からいいセンタリングを上げています。
中に眼をやれば背の高い選手はいないので、守りを固めている相手にシンプルに上げても決定機を作りづらいです。
ゴール前にもっとも上手く入って行けるのは豊川で、実際に短い時間でも1度は決定機を迎えています。
あとはそれが決まればいいのですが、ポストとかGK正面とかちょっと運もないですよね。
トップ下に中村や本山を入れて遠藤とW起点で中央から攻める攻撃を強化した方が、裏抜けの得意な赤﨑を活かしやすいと思うので、そこは監督の腕の見せ所ではあるのですが、それが見せられていないのでここのところ結果が出ていないハメに陥っています。
あとは出場停止の山本に代わって誰が左サイドバックに入るかが注目ですね。
残り4戦、優勝は遠のいてしまいましたがACL争いの直接対決があるので1戦も負けられません。
なんだかんだで得点は取れているので選手交代で守備の強化さえできれば勝てる確率はかなり上がると思います。
守備の強化はもちろん守れる選手をボランチに入れるのもそうですが、2列目でボールの収まりどころをきっちり作るってことですね。
この4試合7失点中60分以降に5失点している事態をもっと重く受け止めるべきでしょう。

最後まで読んでくれた方はもれなくポチっとお願いします→

スポンサーサイト
【J1第29節】芝に苦労でスコアレスドロー…の神戸戦
結果
10月22日(水) 2014 J1リーグ戦 第29節
神戸0-0鹿島(19:04/ノエスタ/9,375人)
[フォーメーション]
FW:赤﨑
MF:豊川、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、植田、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
74分:豊川→カイオ
75分:赤崎→中村
80分:遠藤→ジョルジ・ ワグネル


試合の感想
ピッチの悪さにズレとミスが生じる
神戸、鹿島ともに4-2-3-1の布陣。
ダヴィが負傷で長期離脱になったので1トップには赤﨑が入り、左サイドハーフはカイオではなく豊川が入っていましたね。
2試合連続逆転負けでセレーゾ監督もとりあえず何かを変えなくてはという事でしょう。
試合は最近にしては珍しくパスの繋がりが悪く鹿島が立ち上がりから押されます。
出し手と受け手のズレ、こぼれ球に対するポジショニングのズレ、パスミスなど多かったのですが、これは完全に芝の影響でしょうね。
芝がめくれている箇所が多く、滑っている選手もいましたし、踏ん張りが利かないので急な切り返しがしづらくこぼれ球に対する反応が普段より遅れていました。
さらにボールを蹴る時に軸足がズレたり、ピッチがデコボコなのでボールがイレギュラーしたりもあったのでどうしてもミスが多くなりますよね。
この試合は芝の影響が多大だったにも関わらず両クラブともインテンシティーは激しく戦っていましたので、中盤での潰し合いばかりでチャンスが少ないという展開を強いられました。
お互いにパスの繋がりが悪くて攻撃が組み立てられず、より精度が求められるゴール前ではさらにプレイが難しくなっていました。
序盤は神戸が攻めるシーンが多くペドロ・ジュニオールのシュートなどチャンスを作り、、鹿島はセットプレイからチャンスになりそうな場面がありました。
神戸はゾーンで守っているので待ちの守備、そのため遠藤、小笠原がいいボールを蹴って鹿島の選手が先に触れる事が出来ていたのですがしっかりミートはし切れませんでしたね。
26分にはボールを奪って植田から柴崎、その柴崎のスルーパスに赤﨑が抜け出してGKと接触して倒れます。
赤﨑が先にボールに触っていて飛び出した徳重も確かに少し接触はしているのでしょうが、徳重は手を出したりして赤﨑を倒すようなプレイはなかったですし、完全にファウルをもらいに行ったプレイ、簡単に倒れ過ぎですよね。
トラップしてGKに倒されようという意図が丸見えだから、逆に徳重はそのトラップを観てファウルをしないプレイに切り替えていました。
そうではなくてトラップしてどうシュートまで持って行くかを考えたプレイだったら、トラップの仕方も違って来ますしGKも焦ってファウルをしてしまったかもしれませんね。
30分には柴崎のスルーパスから豊川がシュートまで行きますが、しっかりミートできず。
この試合で先発に入った赤﨑と豊川はオフザボールの動きにやはりいいものを持っており、上手くボールを引き出していましたね。
しかし、ゴール前でのプレイでもたついたりミスが生まれることが多かったです。
それはやはり芝の影響も大きかったのでちょっとかわいそうな面もあり、また前半はレフェリーのミスジャッジにも足を引っ張られます。
明らかなハンドが2度も見逃されて、遠藤のスルーパスに抜けた赤﨑がオフサイドに取られた場面もありましたがオンサイドでした。
それでも徐々に芝にも慣れて来てリズムが出て来た鹿島は攻撃の時間帯を増やして行きます。
41分には右サイドからやや中に入った遠藤が逆サイドに上がって来た山本へクロス。
頭で落としたボールを中央に入っていた豊川がボレーしますがバーの上を越えてしまいます。
これが前半一番の、そして唯一の決定機でした。
ゴール前で迷ってしまうカイオや赤﨑に比べて豊川はそういうことがなく思い切りがいいですね。

デジャヴ感に期待感なしの選手交代
後半に入っても攻撃の組み立てが上手く出来ず、どちらも煮え切らない、元気がない試合展開が続きます。
60分になってようやく決定機。
右からの遠藤のクロスがDFに当たってちょうど豊川の前に。
ここでも迷うことなくシュートを狙いますが、DFに少し当たってポスト直撃。
後半の決定機はこのシーンだけでしたね。
67分には西のパスを受けて土居がトラップで相手をかわしてシュートまで行きますが、枠をとらえることはできず。
何とか選手交代で展開を変えたいところですが、セレーゾ監督の交代は相変わらず。
1枚目は豊川に代えてカイオでしたが、2枚目、3枚目のカードはいつも通り。
赤﨑に代えて中村のトップ、そして遠藤を下げてジョルジ・ワグネルの投入です。
ところがこの交代策は効果が出た事がほとんどなく、むしろチームの機能性を下げる事が多くなっています。
ここからはこの2戦同様に攻守のバランス、出し手と受け手のバランスが崩れて押し込まれる時間が増えました。
81分には攻撃にかかりすぎて昌子とペドロ・ジュニオールが最終ラインで1対1の状況、カウンターからまんまとそこにスルーパスを出されます。
昌子が何とか追いすがりますが、ペドロ・ジュニオールのフィジカルの強さに振り切られると曽ケ端もかわされてゴールは無人に。
角度がきつかったこともあってペドロ・ジュニオールがサイドネットにシュートをはずして助かりましたが、両クラブ合わせてこの試合で一番の決定機でしたね。
さらに83分にもペドロ・ジュニオールに切り込まれて危ない場面を作られますが、パスを受けたマルキーニョスがオフサイド。
ここはよく植田と西が、中に切り込んだペドロ・ジュニオールに昌子が喰らい付いている間にラインを上げましたね。
試合はこのままスコアレスドローで終了。
芝の悪さが横やりというか下槍を入れた試合となって今季3試合目の無得点試合となりましたが、ピッチ状態が良ければ得点は出来ていたでしょう。
ただ、その場合相手のミスも減りますから失点もしていたと思いますけどね。

後半にギアを上げるための策
最近のセレーゾ監督のお気に入りの采配は赤﨑に代えて中村のトップ、ジョルジ・ワグネル投入です。
ところが中村はもともとFWではないのに赤﨑と交代させてしまうので、ゴール前に入っていく選手が少なくなってむしろゴール前にボールが入る回数が減ります。
また、ジョルジ・ワグネルの投入については、G大阪と柏戦で逆転負け、この神戸戦でもジョルジ・ワグネルが出場してチームのバランスが崩れて攻撃では交代前よりボールを持てなくなり押し込まれる時間が多くなって、実際にペドロ・ジュニオールにゴールを決められそうになるなどマイナス効果しか出ていません。
攻守のバランス、出し手と受け手のバランスが完全に崩れてしまっているんですよね。
ちなみに神戸戦でジョルジ・ワグネルの出場時間は7試合180分、つまり2試合分となったのですが、シュート8本で0得点。
先発した2試合(1分1敗)では出場している間にそれぞれ1点ずつ失点、途中出場5試合(2勝1分2敗)のうち2試合が出場してから失点しています。
ルイス・アルベルトは13試合(すべて途中出場)188分の出場、シュート6本で2得点(いずれも勝ち越し決勝点)。
特筆すべきはリーグ戦ではルイス・アルベルトが出場してから失点した場面はないということです。
FC東京戦の退場もルイス・アルベルトが出場してから豊川のゴールで追い付き、退場したのもロスタイムに入っての50分だったのでほとんど影響はなかったですからね。
ナビスコ杯では2試合先発1試合途中出場、いずれも出場時間中に1失点ずつしているものの先発の2試合は勝利。
自身も1得点していますし、途中出場の試合も0-3で負けた神戸戦の3失点目でした。
さらに言えばリーグ戦13試合で出場している間に生まれたゴールは自身の2得点を入れて9ゴール。
ナビスコ杯では5得点となっています。
たったの180分の出場で鹿島のリーグ総得点55のうちほぼ6分の1が入っているってことですからね。
しかもその試合には同点の状況で出場して決勝点を決めた清水、広島戦、負けている状況で出場して追いついたFC東京戦、逆転した名古屋戦もあります。
明らかにジョルジ・ワグネルが先発に使われた22節のFC東京戦から鹿島の歯車は狂い出し、その元凶はセレーゾ監督にあるということです。
もちろん2年目、3年目と在籍すればフィットして機能するようにはなるでしょうが、現時点ではまったく効果的な起用が出来ていません。
それをどうしてこだわって使うのか、フリークス10月号に掲載されいてる鈴木満常務取締役強化部長の言葉を引用すると、「ジョルジ・ワグネルの獲得についてはセレーゾ監督の意向が強く、実をいうと、今シーズン開幕前に交渉していたひとりです。そのときにはほぼ合意していたのですが、最終的にブラジルを離れられないという事情が出てきて白紙に戻りました。でも今回、晴れて交渉成立となりました」とあります。
これを観ればセレーゾ監督がジョルジ・ワグネルを贔屓して使う理由が分かりますよね。
要するにチームの勝利よりお気に入りのブラジル人選手を起用することが大事、そして勝てなければ若い選手のせいにしているんです。
こんなことされていたら選手だって腹が立ちますよね。
確かに監督だってミスはありますが、最大の問題は何の反省も工夫もなく、そのミスを繰り返してしまっていることです。
前述したように赤﨑に代えて中村の1トップ、ジョルジ・ワグネルの投入を繰り返していますが、効果が出ていないのにそれを何度もやってどうするんだってことですよ。
①梅鉢投入で柴崎をトップ下に
②中村のトップ下起用
③赤﨑と中村の2トップ
④ジョルジ・ワグネルではなく本山投入
⑤山村を入れて、植田を上げてパワープレイ
⑥遠藤を交代カードの切り札に
どうして機能していない交代にこだわるのか不可解、上述したように考えられる選手起用はいくらでもあります。
ルイス・アルベルトを入れて柴崎をトップ下に上げていた采配は攻守に効果が大きかったですし、ルイス・アルベルトがケガをしているなら梅鉢を入れる手もあります。
ボールタッチが少なく消えてしまっている土居に交代して中村のトップ下、もしくはくさびのボールの収まる中村をトップで起用するなら裏抜けが上手い赤﨑とコンビを組ませる4-4-2の方がやってみる価値はあるでしょう。
もっともこの場合は練習である程度試してみてからの方がいいと思いますけどね。
そもそもベテランのフィットしていないジョルジ・ワグネルを起用するなら同じベテランのフィットしている本山を交代で入れた方がいいのは明らかです。
そして、この試合のように芝の状態が悪いなら山村をCBに入れて植田を上げてパワープレイという選択肢もありますよね。
結局、選手交代をすると2列目に起点になれる選手がいなくなるのが問題なわけですから、連戦では2列目の先発メンバーを中村、土居、カイオにして遠藤を途中投入する方法もあります。
遠藤のケガ明けの時期はそうやっていましたし、ルイス・アルベルトと共に非常に強力な切り札になっていましたからね。
ただ、これもジョルジ・ワグネルが入ったことで遠藤を先発からはずした時のセレーゾ監督のファーストチョイスがジョルジ・ワグネルになってしまうのが問題、そのためもう使えなくなってしまっている策になります。
ということで2列目に起点を作る交代としてはやはり柴崎、中村、本山をトップ下に入れるというのが現実的でしょうね。
このまま選手の交代策を工夫なく続けていくと後半にギアが下がる試合が続いてしまいきつくなるので、残り5試合はまともな采配とは言わないので工夫を見せてほしいです。
泣いても笑っても鹿島は残りたったの5試合なので、どういう結果に終わろうとそろそろ監督の今シーズン限りの退任の発表と後任探しをしてもいいタイミングだと思います。

絶対に勝たねばならない浦和戦
次節は再び中3日での試合となります。
ホームでの浦和戦ですね。
浦和はお馴染みの3-4-2-1のペトロヴィッチサッカーですから、戦い方は広島戦とまったく同じ。
基本的にDFラインの4人で1トップ2シャドー、WBをサイドハーフが観て状況によってはボランチもDFラインに入って5バック、6バックで守るやり方です。
その戦い方で今季は広島に2勝、浦和に1分と結果が出ていますから変える必要はないでしょうね。
首位浦和とは残り5試合で勝ち点差7ありますが、そんなことは関係なしにホームの浦和戦ですから絶対に勝たなければなりません。
何しろリーグ戦で勝利したのは10シーズンのホームが最後。11シーズンからの成績は3分4敗とまったく勝てていません。
結果が出ている戦術があるわけですし、運動量とインテンシティーで相手を上回れれば十分戦えるでしょう。
あとはこの所の敗因になっているセレーゾ監督の采配ですが、浦和は特殊な戦術のチームなので上述した4-4-2は使わない方がいいです。
それに赤﨑と中村の2トップをするなら事前に練習でやっておいた方がいいですからね。
中村の1トップ、ジョルジ・ワグネルの投入という最近のお気に入りの采配で効果が出てないですから、柴崎、中村、本山のいずれかをトップ下に入れる戦術を試みるなど選手交代にも変化がほしいところです。
お互いにこの5試合は2勝1分2敗と調子が落ちているだけあって、ここで勝利して再びチームの勢いを上向きにして行きたいですね。

最後まで読んでくれた方はもれなくポチっとお願いします→

【J1第28節】既視感に危機感漂うホーム連敗…の柏戦
結果
10月18日(土) 2014 J1リーグ戦 第28節
鹿島2-3柏(14:04/カシマ/15,577人)
[得点者]
35' 西大伍②(鹿島)←ダヴィ⑧
45'+3 レアンドロ(柏)
68' 中村充孝①(鹿島)←昌子源②
69' ドゥドゥ(柏)
90' 太田徹郎(柏)
[フォーメーション]
FW:ダヴィ
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、植田、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
48分:ダヴィ→中村
78分:遠藤→赤﨑
84分:土居→ワグネル


試合の感想
成長と解消しきれない課題
柏は3-4-2-1-の布陣。
鹿島は4-2-3-1、この試合からダヴィが復帰。
CBには青木に代わって植田が入りました。
蓋を開けてみてまず思ったのは、タイミングが悪かったなって事ですね。
柏は今季のリーグ戦、アウェイでの成績が悪いのですが、アウェイでの敗戦が響いて敗退したナビスコ杯での危機感から、この試合はこれまでと比べようがないくらい運動量とインテンシティーが高くなっていました。
鹿島は今季運動量とインテンシティーで勝って来ましたから、そこで上回れないとホームでの新潟戦、神戸戦、前節のG大阪戦、はたまた天皇杯のソニー仙台戦のように苦戦を強いられることは必至です。
この試合もG大阪戦同様に相手の激しい当たりに苦しむ展開になると中盤でのボールの奪い合いがメインとなります。
お互いまともなシュートがないまま20分が過ぎた頃にようやく最初の決定機。
植田が逆サイドに上がっていた山本に鋭いフィードを飛ばすと、1対1を仕掛けてからセンタリング。
山本のクロスはダヴィの頭に合ったのですが、DFにつかれつつの下がりながらのシュートだったので叩きつけられず桐畑に防がれてしまいます。
こういうインテンシティーの高いシビアな展開になると土居が消える時間が多くなり、カイオのボールロストが目立って来るのでどうしても右の遠藤からのビルドアップが増えて来るのですが、相手もそこを潰せばいいというのは分かっているので厳しく狙われる事になります。
ましてや柏は3-4-2-1のフォーメーションでサイドには人数をかけてプレスしやすいですから、本当は一度サイドに当ててから中央の土居がもっと起点になれないといけないんですよね。
この展開はシーズン開幕前の福岡戦、東京V戦でも出ていた課題でした。
この2試合では左サイドハーフは豊川が務めていましたが、要するに前線で起点になれる選手が遠藤しかいないのが問題なわけです。
その課題が解消しきれていないのは明らかなのですが、それでもあれから8カ月が経過して成長した部分もあります。
その1つが柴崎の持ち上がりですよね。
34分に遠藤のパスミスから危ない場面を作られますが、山本の守備で工藤にシュートを打たせずに終わると鹿島が反撃。
柴崎が中央をドリブルで持ち上がってから1つ下げて、小笠原からDFの裏に走った遠藤にパスが出ます。
ダヴィ、カイオ、土居が起点になれない試合ではどうしても遠藤が高い位置に入って行けなくなるのですが、柴崎の持ち上がりによってタメが作れる事でDFラインの裏を狙うフリーランニングが出て来ます。
これは今シーズン前半では観られなかった連携ですね。
遠藤の飛び出しで柏のDFラインを押し下げると、そのまま上がっていた柴崎がバックパスをもらってセンタリング。
柏のDFラインは遠藤によって下げられていますし、土居もいいポジショニングでDFラインの裏を狙っていましたから、その前でカイオ、ダヴィがフリー。
ダヴィのシュートは当たり損ねて後ろに流れますが、そのこぼれ球を詰めていた西がニアサイドに決めて先制します。
いい時間帯に得点した鹿島は38分にも決定機を作ります。
柴崎がボールを奪うと小笠原に繋いで中央の土居へ、縦にドリブルしてから右の遠藤に展開します。
この試合初めて土居が起点になったのですが、土居がボールを持つ事で柏の守備が中央に集まりますから、このシーンは遠藤が1対1の状況でボールを持てているんですよ。
ビルドアップの時は2,3人に囲まれて、しかもDFを背負う形でボールをもらうことが多いですが、土居が起点になることでサイドハーフが前を向いて1対1の状況で仕掛ける場面が作れるわけでここが成長した部分ではありますが、まだまだ回数が少なく解消し切れない課題とも言えます。
遠藤はそこから左足で巻くようなクロスをファーサイドのカイオへ。
カイオのヘディングはダヴィに当たって枠の外に出てしまったのですが、それがなかったら入っていてもおかしくない場面でした。
さらに39分には遠藤のクロスから土居がトラップしてシュートを放ちますが弱々しくGKにキャッチされます。
45分にはまたもや土居がボールを持って前を向くと中央にポジションを移していた遠藤へ。
そこからペナルティエリア内のダヴィにくさびのパスが入ります。
DFを背負いながらでダヴィはボールを収めることができなかったのですが、柏のDFがクリアをもたつく隙に土居がボールを奪ってシュートするもGKに防がれ、こぼれたボールをカイオが狙いますがシュートをふかしてしまいます。
ここもそうですが、前線で起点になれる選手が遠藤だけだと相手からしても抑えるのは簡単です。
でも、遠藤と土居2人が起点になれると守備の的が絞れないので相当抑えるのが難しくなるんですよね。
前半で土居は2回しか起点になれるプレイが出来てないのですが、その回数を増やして行かないといけないです。
柏の運動量とインテンシティーに苦しみながらも先制、決定機も作らせずにいい試合が出来ていた鹿島ですが、やはり最大の問題は守備にあり。
しっかりマークは付いていたのですが、ロスタイムにちょっとした油断から失点してしまいます。
左サイドに昌子が出てドゥドゥに対応していたのですが、3対2で数的優位だったのでその時点でもう大丈夫っていう気の抜けた守備をしてしまいました。
もちろん小笠原みたいにむやみに突っ込んで簡単にかわされるなんてことは絶対にしたらいけないのですが、もう少し厳しく当たらないといけないですね。
数的優位の場合、相手がトラップミスなどした場合、前を向いてない場合は縦に突破さえされなければボールを奪いに行ってもいいわけですから。
中央には植田が付いて行っていたのですがレアンドロに上手くニアで合わせられてしまいました。
植田も体は付けていたのですが、もっとレアンドロがバランスを崩すくらいに強く当たらないとダメですね。
全然崩されてはいないのですが、ピンポイントでやられてしまった失点でした。
ほぼ鹿島の試合と言える前半でしたが、同点で後半を迎えることになります。

信じられない失点
後半はいきなりアクシデントから始まります。
前線からボールを追って行ったダヴィが負傷、まったく接触はなかったので肉離れかと思ったのですが膝を痛めたということです。
ピッチに足をついた瞬間に負傷、左膝の前十字じん帯と外側半月板の損傷でなんと復帰まで約8カ月を要するそうです。
ダヴィに替わって中村が投入されます。
ダヴィの負傷にも動揺せずに前半同様に押し気味に試合を進めていく鹿島。
56分には中村がとったFKのこぼれ球から遠藤のクロス、ファーサイドの山本のヘディングでの折り返しを中央のカイオが合わせられず、さらにファーサイドの西が拾ってシュートしますがキックミスとなってしまいます。
61分には柴崎から土居に縦パス、落としたボールを柴崎がスルーパス。
遠藤と上手くクロスしてDFラインの裏を取った中村が決定機を迎えますが、シュートはニアのサイドネット。
さらにコーナーキックの集中砲火から中村のボレー、最後はカイオのシュートと柏ゴールに迫ります。
68分に攻撃の成果が実ります。
柴崎のCKを中央で昌子が何とか頭に当てると、浮いたボールを中村が頭で流しこんで勝ち越しに成功します。
ところが再び鹿島にアクシデントが襲います。
わずか1分後、レアンドロが鹿島のDFの裏に出した浮き球パスを曽ケ端が飛び出してクリアしたはいいのですが、それがドゥドゥに当たって何とゴールに入ってしまいます。
それにしても跳ね返ったボールがこんなに綺麗にゴールに入るものかね…っていうゴールでした。
不運もありますが、ここは植田が曽ケ端に任せると判断したならスピードを落としてドゥドゥを抑えるようにしないといけないですね。
きちんとボールとドゥドゥの間に体を入れておけばファウルは取られないのですから。
スピードを落とさないから曽ケ端は向かって来る植田を避けてクリアしなければいけなくなって、そこにドゥドゥがプレスをかけて来て当たってしまったわけです。
2失点も崩された場面は皆無という鹿島は三度勝ち越しを狙って攻めます。
柴崎が鋭いインターセプトからミドルシュート、76分には中村へのアフタータックルで鈴木が2枚目のイエローカード、退場となります。
数的優位になった鹿島は78分に遠藤のクロスにカイオが飛び込みますが、惜しくも届かず。
アクシデントはあっても鹿島優位は揺るがない試合でしたが、ここからのセレーゾ監督の采配が最悪でしたね。
赤﨑を投入するのはいいですが、どう観ても交代するのはボールにほとんど絡めていないカイオでしょう。
1トップに赤﨑、2列目は土居、中村、カイオの並びになります。
と言っても中村はFWに近い位置でしたけどね。
高い位置でのパスの出し手に遠藤、柴崎、受け手に中村、土居、カイオというバランスでやっていたのですが、この交代によってパスの出し手が柴崎のみ、受け手が中村、土居、カイオ、赤﨑とバランスが崩れます。
そのため、実はこの時間から柏に押し込まれる時間が増えているんですよね。
鹿島は小笠原が逆サイドの西に大きく展開、ダイレクトでの折り返しに赤﨑がいいポジションを取っていますがシュートまで行けず。
この後、土居に代えてジョルジ・ワグネルを投入。
セレーゾ監督はカイオとジョルジ・ワグネルが好きですね。
こんな好きだからとかいうくだらない理由で采配していたら、勝利の女神に見放されるのも当たり前です。
押し込まれる時間が増えると、植田のクリアが工藤に当たって危ない場面を作られますが柴崎が何とかシュートブロック。
88分にはCKから増嶋にヘディングシュートを打たれたり、数的優位を感じさせない試合展開でしたね。
鹿島はカウンターから中村が持ち上がってカイオ、柴崎、最後は赤﨑のシュートに繋ぎますがGK正面となってしまいます。
あれだけパスを繋いで押し込んで攻めることができていたのに、選手交代からロングボールや相手のミス、カウンターでしかシュート場面が作れなくなっていました。
するとその返す刀で終了間際に逆転ゴールを入れられてしまいます。
6対4でやられてしまっているわけですよ。
まず西が自分のポジションにさっさと戻らないから、数的優位の局面にも関わらず右サイドに出たレアンドロが完全にフリーになっています。
そこに出されてしまったため植田が西のフォローにサイドのカバーリングに出ます。
すると中央が薄くなるのは当然なのですが、そこに誰も入ってないですよね。
くさびを受けた工藤のマークに出ていた昌子も戻るのが遅いですし、西とジョルジ・ワグネルはどこを守らないといけないのか考えずに何となく戻って来ているだけ。
ゴールを決めた太田に一番近くにいた小笠原に至ってはまったく守備する気がなく観ているだけ。
あげくの果てには曽ケ端も弱々しい正面のシュートを痛恨のミスでゴールに入れてしまう信じられない失点。
G大阪戦の時もそうでしたが、攻めている時に守備の事を考えているっていう選手が今の鹿島には本当に少ないんですよね。
だから失点が減らないですし、押しているのに簡単に失点してしまって勝ち点を落とす試合が多くなっています。
完全に選手交代からリズムを崩した鹿島は残されたロスタイムもろくな攻撃は出来ず、逆に小笠原のパスをカットされてレアンドロに決定機を作られます。
これはGK正面で助かりますが、鹿島は1人少ない柏の前からのプレッシャーにボールを前に運ぶこともままならず。
ジョルジ・ワグネルの苦し紛れのミドルシュートが精一杯、そのまま試合終了。
首位の浦和とは勝ち点差は変わらなかったですが、G大阪に引き離され、鳥栖に抜かれて4位後退となってしまいました。

今季最後の連戦
次節は中3日でアウェイ神戸戦となります。
神戸の9月からの成績は1勝3分2敗と調子が落ちているのは確かですが、マルキーニョスやペドロ・ジュニオール、シンプリシオ、チョン・ウヨンと能力が高い外国人選手がいます。
実は前回のG大阪戦の記事で決定力と守備力が足りないと書いたのですが、鹿島には外国人力も足りないんですよね。
ダヴィは決定機数の割に得点が少なく、この試合で膝を負傷して長期離脱を余儀なくされます。
カイオはルーキーイヤーにこれだけやれているのは大したものですが、相手のインテンシティーが高い試合、もしくは高くなるゴール前ではいいプレイが出来ずボールロストが多くなります。
今季もっとも頼りになりそうで実際に途中出場で攻守に存在感と結果を出していたルイス・アルベルトはセレーゾ監督にろくに使われない状態、ジョルジ・ワグネルが入ってからは外国人枠の制限でベンチ外に追いやられてそのまま負傷中です。
そして、問題のジョルジ・ワグネルは先発で使った2試合で勝ち点5を失い、途中出場で起用しては攻守にパワーダウン、2試合連続で終了間際の失点に絡む事態となっています。
ケガなのは仕方ないですし、1トップは赤﨑を起用して育てて行けばいいと思います。
神戸の試合は観ていないので何とも言えませんが、今の鹿島ならチャンスは間違いなく作れるでしょう。
そこで決定力を見せられるか、あとは何と言っても後半に守備を引き締められる交代ができるかです。
そして、運動量とインテンシティーで上回れない場合、遠藤の他に前線に起点を作る采配ができるかですね。
例えば土居に代えて中村をトップ下に入れる交代を早めにするか、カイオに代えて土居を左サイドに持って行くかでしょうね。
とにかく重要なのは誰が起点になっていて、誰がボールの受け手になっているか、そのバランスです。
起点になれる選手が1人しかいなければそこを狙われてボールロストが多くなるのは当然、それでもボールに触る回数が少なく起点になれない選手より重要な存在です。
問題なのはボールロストの回数ではなく、どれだけボールに関与していてそれを攻撃に繋げているか、ボールロストになっているかの割合。
ボールロストの回数が多くても、それ以上の割合で攻撃に繋げる事ができていたら問題ないわけで、ボールロストの回数が多いから交代させるのではなく、起点になれていない選手を交代して起点を増やして相手の守備を分散、ボールロストの回数を減らすように持って行くのが正解です。
前線でボールを持てる選手がいればそれだけ攻められる時間も少なくなりますし、そこが無くなると押し込まれる事態になるのは当然ですね。
それが分かっていないとこの試合のように代える選手を間違えて1人少ない相手に押し込まれ始めて、ついには逆転ゴールを決められるという恥をかくことになりますよ。

最後まで読んでくれた方はもれなくポチっとお願いします→

【J1第27節】星は黒いがおもしろい上位決戦…のG大阪戦
結果
10月5日(日) 2014 J1リーグ戦 第27節
鹿島2-3G大阪(12:34/カシマ/17,939人)
[得点者]
05' 赤崎秀平②(鹿島)←遠藤康⑥
29' オウンゴール(G大阪)
65' 土居聖真⑧(鹿島)←柴崎岳⑥
71' パトリック(G大阪)
90'+3 リンス(G大阪)

[フォーメーション]
FW:赤﨑
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、青木、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
73分:赤﨑→中村
78分:カイオ→ジョルジ・ワグネル
83分:遠藤→本山


試合の感想
決定力が足りない
G大阪は4-4-2のフォーメーション。
鹿島は4-2-3-1、前節と同じメンバーになりましたね。
植田が代表から戻って来たもののCBは引き続き青木、出場停止のダヴィに代わって1トップには徳島戦同様に赤﨑が入りました。
その赤﨑がいきなりやってくれます。
キックオフからG大阪がボールを回す事が多かったものの、鹿島はカウンターから5分に先制します。
曽ケ端がパンチングで大きくはじいたボールをカイオがヘッドで土居へ。
土居がドリブルで上手く左から中央へ入ってボールを運ぶと右サイドへ展開。
パスを受けた遠藤の外を西がいいタイミングでオーバーラップしていましたが、今回はそこを使わずにゴール前の赤﨑へスルーパスを出します。
ニアに斜めに走ってDFラインの裏を取った赤﨑は冷静にトラップしてDFを1人振り切ると反転して左足で決めます。
徳島戦でチャンスを決め切れなかった名誉挽回のゴールで鹿島が先制しました。
この一連の流れは非常にいいカウンターで西がオーバーラップしていたので、オ・ジェソクはそのマークのためにサイドの守備に出ており、CBとの間にスペースが出来ていたんですよね。
そして、赤﨑と遠藤のそのスペースを狙う意図がシンクロしました。
右斜め後ろから来るパスを左斜め前のゴールにダイレクトでシュートするのは難しい上に、角度的にもGKのポジショニング的にも難易度が高いシチュエーションでしたが、横浜FM戦での経験を活かして赤﨑は冷静にトラップして切り返しましたね。
あそこはダイレクトで狙いたくもなりますが、スペースがあるならトラップしてからシュートやパスを狙った方が確率は高くなります。
赤﨑はよく周りの状況を把握してベストな選択をしましたね。
この先制点によって前半は鹿島が優位に試合を進めて行きます。
14分には東口のパスミスをカイオが拾ってショートカウンター。
赤﨑とのワンツーで完全に抜け出してGKと1対1の状況になりますが、カイオがこれを決め切れません。
G大阪は5連勝中でさすが調子がいいということで、ボールホルダーへの当たりは厳しく攻撃ではパトリックが本当に嫌な所に顔を出してボールを引き出します。
それに手を焼きつつもケガを抱える昌子を中心に何とか対応して、前半はほとんど決定機を作らせませんでした。
危なかった場面は27分にパトリックに抜けられそうになったところを昌子が倒してしまったところくらい。
これはノーホイッスルというジャッジでしたが、完全に昌子の右手がパトリックの肩を掴んでおりイエローカードを出されてもおかしくないプレイでした。
ただ、昌子はきちんとポジションを把握しておりペナルティエリア内に入るタイミングで手は放しているので、ファウルを取られてもPKでなくFKでしたけどね。
ボールは持たれながらも守ってカウンター狙いという鹿島のペースだったのですが、29分になんとオウンゴールから失点してしまいます。
遠藤保が左サイドから入れたクロスボールをファーサイドの山本がヘディングで何とかクリアしようと頭に当てたもののそれが鹿島ゴールへ。
曽ケ端が掻き出したもののゴールを割ったという判定で同点に追いつかれてしまいます。
ここから鹿島は再び攻めの意識を高めますが、お互いに決定機は作れず。
終了間際に西が決定機を迎えますが、角度のなかった所からのシュートになったので東口にセーブされてしまいます。
鹿島は決定機3回と確実にG大阪より多かったですが、スコアは同点のまま前半終了。
決定機数、相手ペナルティエリア侵入回数はトップの鹿島ですが、決定力は中位と決して高くありません。
逆にG大阪は決定力がリーグトップですから、もうちょっと上げていかないといけないですよね。
鹿島としてはもう1点は決めておきたい前半でした。

守備力が足りない
後半に入ってからも互角の勝負が続きますが、最初に決定機を作ったのはG大阪。
左サイドから切り込んで最後はパトリックがシュートを打ちますが、大きくはずれます。
鹿島はこの直後、柴崎と遠藤が挟んでボールを奪って、柴崎がくさびのボールをつけます。
赤﨑がこれをしっかり収めて右サイドの西に落とすと、そこから左サイドへ大きな展開。
そこへは土居が待っていたのですが、その前で米倉が明らかなハンドでボールをカットします。
ここもイエローカードが妥当ですが、吉田主審は前半に続いて何とこのプレイも観れておらず、逆に異議を唱えたということで小笠原に警告が出されます。
ペナルティエリアの外でしたが、ハンドがなければ土居に通っていたので決定的な場面になっていたところなんですけどね。
Jリーグでは好勝負にいつも水を差すのがレベルの低いジャッジなのですが、この日は不安定な審判にめげずに両クラブともチャンスを作って行きます。
鹿島は遠藤、西らがからんで右サイドから崩してG大阪ゴールに迫ると、60分には今度はG大阪の決定機。
中央で遠藤保に起点になられるとワンツーからパトリックに抜け出されます。
シュートは曽ケ端が止めますが、こぼれ球を阿部がシュート。
しかし、これは当たり損ねて左に逸れて行ってくれて助かりました。
さらに大森にドリブルで切り込まれてミドルシュートを打たれますが、これもゴール左にはずれます。
攻め込まれていた鹿島ですが、65分にカウンターから勝ち越しゴールを生みます。
西がドリブルで運んで中央の遠藤へくさびのパス。
遠藤がダイレクトで柴崎に落とすとそこからDFの裏へ走り込んだ土居へスルーパス。
飛び出して来る東口を尻目に冷静に逆サイドへ流しこむ繊細なシュートでしたね。
再びリードを奪って勢いに乗りたいところですが、G大阪の攻撃力にはやはり手こずります。
71分に右サイドで宇佐美に縦に切り込まれてセンタリングを入れられると、中央でパトリックに合わされて同点にされてしまいます。
ここでセレーゾ監督は赤﨑に代えて中村を投入、前線に入れます。
その中村がいいプレイを見せていきなりシュートまで行きますが東口に防がれてしまいます。
さらにこの試合良くなかったカイオに代えてジョルジ・ワグネル、遠藤に代えて本山を投入してゴールを狙いに行きます。
攻撃は作れてもゴール前に入っていく選手がおらず、なかなか決定機を作れませんが87分には中村がドリブルで1人かわしてニアに強烈なシュートを放ちます。
しかし、ここも東口の壁に阻まれてゴールならず。
それで得たCKから小笠原がボールを奪われるとカウンターの大ピンチ。
2対4の危機的状況を迎えますが、丹羽のシュートを曽ケ端がビッグセーブ、チームを救います。
鹿島は中村が前線で起点になり左サイドの山本を使って攻めますが、ジョルジ・ワグネルのミドルシュートは決まらず。
中村の右からのクロスを山本がダイビングヘッドで合わせますが、ちょっと頭に当て過ぎてゴール右に逸れてしまいました。
ここで決まっていたら劇的勝利となっていたのでしょうが、劇的逆転ゴールはG大阪に生まれます。
遠藤保のクロスをペナルティエリア内に走り込んだリンスが胸トラップ、西があっさり振り切られてしまい、シュートを打たれるとニアをぶち破られてしまいました。
上位対決らしいおもしろい試合でしたが、首位浦和とは勝ち点差が7になり、G大阪とは得失点差で順位が入れ替わる痛いホームでの黒星となってしまいました。
2得点しても3失点しているようでは勝てないですね。

日本には守備の文化がない
決定機数の割に決定力がいささか低いのが勝ちきれない試合が出て来る要因の1つである事は間違いないですが、それ以上に守備で基本的な事が出来ておらず失点を重ねてしまっている問題の方が大きいです。
今シーズンの鹿島はリーグ戦27試合中完封試合が10試合。
運動量とインテンシティー、そしてここ3試合完封できていたように得点力が低いクラブ相手にクリーンシートは割と多く作れています。
しかし、失点した17試合のうち複数失点は10試合と過半数以上。
これだけ複数失点をしているのは明らかに守備に問題を抱えているからであり、それは以前から言っている穴が塞がっていないからです。
確かにこの所、チーム全体の守備意識が高く、穴であった西の守備意識、小笠原の柴崎とのバランスも改善されては来ていましたが、G大阪のように攻撃力の高いクラブ相手ではやはり穴を露呈してしまいます。
この試合、1失点は単純なコーチングミス。
オウンゴールした山本はパトリックがDFの裏を狙う嫌な動きを警戒して自分の後ろに入っていると思っていますから、フリーもしくはスルーなど周りがいち早く声をかけてあげないといけないですね。
2失点目と3失点目は守備の基本が出来ていないこと、そして9戦負けなしを続けていた時の黄金パターンであった選手交代が出来なかったことが原因でした。
まず守備の大前提として重要なことはペナルティエリアではシュートを打たせないことを最優先に考えなければいけません。
その大前提を守って、2失点目は宇佐美についていた柴崎がしっかり縦に行かせているんですよね。
しかも宇佐美にコースを与えないように最後まで付いて行っています。
こうなると宇佐美は当然、シュートではなくセンタリングを狙うしかなくなります。
ここまではセオリー通りなのですが、何故失点したのかというと小笠原の守備のまずさにあります。
もちろん中央でパトリックに中に入られてやられてしまった山本のミスもありますが、小笠原は柴崎と一緒になって宇佐美に突っ込んでスライディングしているんですよ。
素人目には頑張って守備をしているように見えますが、それは柴崎がやっている守備ですから、同じ事をやってもまったく意味がないです。
つまり、この場面での小笠原のプレイは守備で何の役にも立ってないんですよね。
柴崎が縦に追い込んでセンタリングという選択肢に絞り込んでいるわけですから、小笠原がそのコースに入ってクリアする守備をしていれば失点は防げました。
ペナルティエリア内ではシュートさせないことを最優先に考える守備の基本が出来ていれば、この場面でやることはセンタリングを入れる宇佐美にむやみに突っ込んで行くことではなく、中で合わせられるのを防ぐ守備を考えないといけないですね。
3失点目の西の守備も同じでペナルティエリア内でボールを取りに行く守備をしているから簡単にはずされてバランスを崩してやられてしまうわけです。
我慢強くまずはシュートを打たせないこと、前を向かせない対応をしていたら防げていたでしょうね。
でも、これまでならボールが鹿島の左サイドにある時、西は自分の後ろに相手選手がいるかどうかなんてまったく気にしてなくて簡単にやられまくっていましたから、リンスがいることを意識して守備していただけでも成長したと言えるかもしれません。
そして、この失点場面では最後小笠原もスライディングでリンスのシュートブロックに入っているのですが、このプレイを素人目で観ればやはり守備を頑張っているように見えるのでしょう。
しかし、この危ない場面は小笠原が作っているんですよね。
この失点シーンに至る前に鹿島のDFライン4人に対して佐藤とパトリックが張り付いています。
バイタルエリアには鹿島が柴崎がいるだけなのに対して、G大阪は左からリンス、倉田、遠藤といます。
つまり、後ろが5対5の数的同数になっているわけです。
後ろは1枚余らせて守るのが守備のセオリーですから、ボランチの小笠原はすぐさまバイタルエリアのカバーに入らないといけないんですね。
それをまだ危ない場面じゃないからとチンタラ歩いて観ており、遠藤保にボールが渡ったタイミングでもジョグしながら見ているだけ。
小笠原がまったく守備しようとしないので困惑気味の柴崎が自分のマークである倉田を離して慌てて遠藤保にプレスに行きますが間に合わず。
徳島戦の5点目、この試合の2点目の柴崎もそうですが、この位置で遠藤保にフリーで前を向いてボールを持たせたら高い確率で決定機を作られてしまいますよ。
小笠原に加えてジョルジ・ワグネルもまったく守備しておらず、後ろの5人だけがひたすらG大阪の攻撃に慌てているという奇っ怪な状況でしたね。
ルイス・アルベルトがいればこんな危ない場面は作られなかったですし、カイオもしくは豊川だったら確実に遠藤保のマークには付いていたと思います。
ルイス・アルベルトに加えて豊川もベンチに入れてなかったのは完全な失策ですね。
小笠原は60分のパトリック、阿部に立て続けに決定機を作られた場面でも遠藤保に飛び込んで行って簡単にかわされてしまっています。
ボールを持って前を向いている選手にはボールを奪いに飛び込んではいけないというのは守備の基本なんですが、そういう基本が出来てなさすぎ。
これではイタリアで通用せずにレギュラーを取れなかったのも仕方がないですね。
イタリアから戻ってボールを奪う守備意識は高くなりましたが、守備の基本が出来ておらずやたら突っ込むだけのディフェンスなので、ファーストボランチと組ませないと本当に穴になってしまいます。
前半のオウンゴールも遠藤保がフリーでクロスを入れていますし、小笠原が遠藤保を自由にやらせすぎたのが一番の敗因です。
G大阪のような攻撃力があるクラブ相手ではこれだけ失点してしまうのも当然です。
この試合の小笠原に6.5の採点をメディアが付けているようでは、いつまで経っても海外の監督から日本人には守備の文化がないと言われてしまいますよね。

再開戦はホームで柏レイソル
代表戦があってプチ中断明けはホームで柏戦となります。
今シーズンの柏は強いのか弱いのかよく分からない印象なのですが、それもそのはずホームでは8勝5分1敗(21得点8失点)、アウェイでは2勝4分7敗(12得点27失点)と両極端な戦績となっています。
ナビスコ杯の準決勝でも広島に敗退しましたが、ホームでは勝利していますから。
ホームでは上位陣にも結果を出すのに、アウェイでは下位に不覚をとってしまうという感じですね。
ナビスコ杯の2試合を観たのですが、柏はフォーメーションは3-4-2-1で戦っており、広島や浦和のように5トップになる時間帯もあります。
しかし、攻守の切り替えが遅いのでその状況でボールを奪われてからの守備がよくないですね。
広大なスペースが広がっていますし、カウンターからは得点が取りやすいと思います。
また、守備をセットしてブロックして守る場合も最終ラインの5バックと中盤の選手の間にかなりスペースが空いていることが多いので、前を向いて自由に何でもできるって場面は確実に出て来ますね。
徳島戦で柴崎のパスから遠藤が5得点目を奪ったシーンがありますが、あれと同じくらい守備がルーズでボールホルダーを自由にしてくれるでしょう。
そのため、DFラインの裏はどんどん狙って行きたいですね。
また、守備では横のシフトも遅く、3バックの間など横の距離も開きがちになっているので、サイドを起点にして中央や逆サイドを使えばスペースは作れると思います。
攻撃はレアンドロがあまり調子が上がらないまま、サイドからのクロスには注意が必要ですが、今シーズンの3-4-2-1クラブとの対戦のようにサイドハーフがしっかり相手のWBを観れば大丈夫でしょう。
守備で問題なのはこの試合でケガを悪化させた昌子が恐らく出場できず、CBをどうするかです。
先発で起用され続けてどんどん安定感が増して来た昌子に対して、青木、植田、山村は不安定な状態が続いています。
しかも、昌子がいないとDFラインのコントロールや指示をできる選手がいないんですよね。
上記の3人から2人を並べるのはどうにも不安なので、中田を起用するという手もあります。
その方が安定感は出るのではないかと思います。
もう1つ気になるのは毎度のことですが中断明けのコンディションです。
少しインターバルがあるとセレーゾ監督はフィジカルトレーニングやサーキットトレーニングをやり過ぎて、コンディションが落ちた状態で中断明けの試合に入るので選手が動けずに負けることが多くなっています。
実はこのG大阪戦も日曜日開催ということでいつもと練習サイクルを変更していました。
オフを2日間とったのは別にいいのですが、木曜日にハードなサーキットトレーニングをやって中2日で試合を迎えているんですよね。
その結果、後半はG大阪に運動量やインテンシティーで負けていましたし、小笠原はかなり疲れて明らかに走れなくなっていました。
何度も言っていますが、プチ中断に入る前に追い込む意味が分からないですね。
むしろG大阪戦前は負荷の軽い練習メニューで選手のコンディションを上げさせるべきでしょう。
ここでやった負荷の高いフィジカルやサーキットトレーニングの効果はG大阪戦で出ないのですから、12時半とキックオフの時間もいつもより早かったですし、そんな練習はプチ中断に入ってからやればいいだけですからね。
攻撃は出来ていますし、決定力がやや物足りないと言っても得点は出来ていますから、やはり失点をいかに抑えるかが引き続き重要になって来ます。
ルイス・アルベルトが現在どういう状況か分からないですが守備を引き締める選手交代、昌子不在のCBの組み合わせ、そして運動量が終盤まで落ちないようコンディション調整を上手くできるかが鍵となりそうです。

最後まで読んでくれた方はもれなくポチっとお願いします→



最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のコメント

最近のトラックバック

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

プロフィール

こーめい軍師

Author:こーめい軍師
J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

リンクはご自由にどうぞ(≧∇≦)

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア

秋春制反対の方は署名にご協力ください。 ↓携帯の方はこちらからお願いします。 http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=99

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する