鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第32節】中断明けのもっさり対決を制す…の川崎戦
結果
11月22日(土) 2014 J1リーグ戦 第32節
鹿島2-1川崎F(14:04/カシマ/20,261人)
[得点者]
45' 遠藤康⑩(鹿島)←柴崎岳⑦
53' 赤崎秀平③(鹿島)←西大伍③
90'+1 レナト(川崎F)
[フォーメーション]
FW:赤﨑
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、青木、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
59分:小笠原→ルイス・アルベルト
74分:赤﨑→中村
87分:カイオ→本山


試合の感想
ミスが多い中で光った個の力
川崎は4-1-2-3ともとれますが、大久保のポジションを考えると4-1-4-1のフォーメーションと表記した方が正確でしょうね。
DFラインは左から22歳、23歳、25歳、28歳とけっこう若いメンバー、中村憲、小林と風間サッカーの核を欠く戦いとなっています。
中村憲が欠場した試合はここまで5戦全敗らしいです。
鹿島は4-2-3-1の布陣、出場停止の植田のポジションには青木が入りました。
中村がトップに入るという情報もありましたが、引き続き赤﨑が1トップで先発。
ベンチにはルイス・アルベルトが戻って来ました。
中断明け、セレーゾ監督になってから良くない鹿島ですが、この試合も全体的に動きにはもっさり感があり試合勘がないのかなと感じました。
特にパスが短かくなったり、近場近場のパス交換が多くてなってミスが増えていたのはミニゲームはやっているけど実際の試合はしていない影響ですよね。
しかし、川崎も同様にもっさり感があって立ち上がりから単純なミスを2つ。
運動量とインテンシティーでは鹿島が上を行っていたので、中断明け特有のコンディションと試合勘の問題も深刻なものにならなかったです。
相手のミスでボールを奪ったカイオがシュート、川崎は森島がシュートまで持っていったのを青木がブロック。
CKからは小笠原がミドルシュートと立ち上がりからお互い積極的に打って行きます。
これまでと変わっていたのは前線からの守備ですね。
土居は若い割に献身的に守備をしてくれる選手ですが、この試合では赤﨑の追い方がよくなっていました。
これまではパスコースを切ってプレスをかけても、ボールを本気で取るという気迫は感じなかったのですが、この試合では追うべきところでしっかり相手にプレッシャーを与える事が出来ていました。
川崎はパスを繋いで来るチームなので前線からプレスをかけるのは有効、練習からセレーゾ監督が準備していたプランだったのでしょう。
中断明けの対戦相手が球際をガチガチと肉弾戦で来るクラブではなく、パスを繋いで来る川崎だったことは良かったですね。
というわけで試合は鹿島がやや優位に進めていき、川崎は早くもフォーメーションを4-4-2に変更して来ます。
それでも大局は変わらず、どちらも攻撃ではミスが目立ち決定機のないもっさりした展開になっていました。
鹿島は遠藤のヘッド、土居のパスから赤﨑の抜け出しなどいい攻撃をしながらオフサイドになった場面ならあったんですけどね。
42分にはカイオと柴崎の意思疎通のないパスからボールを奪われてカウンターを受けます。
グラウンダーのクロスに中央で森島がボールを収めますが、青木が手を使って対応します。
普通、あれだけ露骨に手を出して引っ張っていたらPKを取られますけど、この直前に川崎のペナルティエリア内でカイオが倒されたシーンがあったせいか見逃してもらえて助かりました。
植田、山村もそうですが、青木もやっぱり危なっかしいですし、鈴木強化部長が言っているように来季は主力CBの補強をした方がいいですね。
得点が生まれそうな雰囲気がない中で鹿島にとってラッキーだったのは柴崎がかなり自由にさせてもらっていたことです。
そのため、前を向いてボールを持つ場面が多く、遠藤がいつもより中にポジションを取れていました。
それが45分の先制点に繋がりましたね。
柴崎から中央に入った遠藤に縦パス。
くさびのボールを受けると同時に谷口の後ろからの当たりをブロックして前を向きます。
もう少しドリブルで持ち上がってからシュートかと思ったのですが、そのまま左足を振り抜いて逆サイドを狙います。
GKの西部もあのタイミングで打たれるとは思ってなくて、ポジションを前に取り過ぎていましたしまったく準備していませんでしたね。
ボールは綺麗な弧を描いてファーサイドのネットを揺らしました。
あまりいい攻撃が出来ていたわけではないですが、そういう状況で個の力で得点できたっていうのは非常に大きいですよね。
鹿島が先制して後半を迎えます。

久しぶりの勝ちパターン
川崎は福森から森谷に交代、ハーフタイムで動いて来ました。
前半はどちらももっさりでしたが、リードを奪ったおかげもあるのか後半にギアを上げて来たのは鹿島でした。
再び柴崎から遠藤へのホットライン。
柴崎がサイドに展開すると見せかけて前のスペースにボールを運ぶとスルーパス。
遠藤がDFと競り合いながらシュートしますが、ファーサイドにわずかにはずれます。
さらに51分には土居がDFラインにプレスをかけてボールを奪うとそのまま持ち上がってシュート。
GKがはじいたこぼれ球をDFがクリアしますが、これを詰めていた遠藤が拾います。
決定機だったのですが、西部の思い切った飛び出しにコースを防がれてしまいましたね。
こうなって来るとこの時間帯にしっかり追加点を奪っておきたい鹿島、ストライカーが仕事をしてくれます。
ボールを上手く大きく回して右から左に、そして左から右に。
川崎の守備を左右に動かしてマークをおぼろげにすると、オーバーラップした西からDFラインとGKの間に速いクロス。
これをファーサイドで赤﨑が頭で合わせて今季3得点目をあげます。
大外に武岡が残っていたので完全にオンサイドだったのですが、実はサッカーの審判のシステム上こういう場面は誤審が起きやすいんですね。
副審側にオフェンスの選手がいて、その向こうにDFがいると並んでいてオンサイドでも副審からはオフェンスの選手が出ているように見えてしまうことがあります。
ある意味仕方ない面もあるもののこういう時は本当に誤審が起こりやすいのですが、ここではしっかりジャッジしてもらえて良かったです。
2点のリードを奪ってしまえば、この試合はもうルイス・アルベルト、中村を順次投入して行けば確実に勝てるという展開です。
そして59分、早めにセレーゾ監督が動いて来ます。
えらく小笠原を早く下げると思ったら、胃腸炎だったそうですね。
通りでこの試合、元気がなくていつものように前に突っ込んでチームのバランスを崩す事がないなと思いました。
しかし、これでルイス・アルベルトを投入する黄金の勝ちパターンの復活。
ただ、実はルイス・アルベルトが出てから鹿島はバランスを崩してしまいました。
後ろから前線に入って行く選手についてDFラインに吸収されるのはしっかりマークに付いて行っているということなのでいいですし、実際にDFラインで危ない所をケアする場面も目立ちました。
ところが、ルイス・アルベルトは通常時から青木と昌子の間にポジションを獲ろうとしていたんですよね。
このため、バイタルエリアでのフィルターが機能せずDFラインが下がって押し込まれる状態になっていました。
昌子が前に行くよう指示して、その後ルイス・アルベルトがセレーゾ監督にポジションの確認をしていたので恐らく投入時に森島をケアするように言われていたのではないかと思います。
指示が上手く伝わっていなかったのか、指示はきちんと伝わっていてセレーゾ監督の指示がもともと見当違いでバランスを崩してしまったのかは分からないですが、この時間帯押し込まれてしまいましたよね。
DFラインが下がってしまったのでクリアしたボールも全然前線に繋がらなくなってしまい、このままだと危ないと思っていたのですが、75分頃に修正されてからはバランス良く守れ始めました。
前線に中村が入ったことで起点もできるようになり、83分には柴崎のフィードに中村が決定機を迎えそうになりますが倒されてしまいます。
中村がボールをコントロールした後に倒されていたら一発退場だったでしょうね。
終了間際にはカイオに代わって本山も入ったこともあって、遠藤、中村と3人でやっぱり足元が上手いので短い時間でもチャンスを作れますね。
88分にはダイレクトのパス交換から本山がボレーを放ち、89分には本山がドリブルでDFを外して縦に走り込んだ中村へ。
中村は仕掛けながら味方の上がりを待って中央のルイス・アルベルトへパスします。
しっかり狙って打ったいいシュートだったのですが、右のポストの外をかすめてはずれてしまいましたね。
でも、本山と中村が起点になって周りの選手がそれに応じて攻撃参加するいい形でした。
このままシャットアウトで勝利かと思いましたが、ロスタイムにレナトにFKを決められてしまいます。
お互い引っ張ってはいたのですが、昌子本人も言っているようにいらないファウルでしたね。
リーグ戦ではルイス・アルベルト出場時に初めて失点しましたが、壁に当たったボールがファーサイドの絶妙なコースに飛んで行ってしまう不運もあったので仕方ないです。
そのまま逃げ切って中断明けの試合を勝利、ケガ明けのルイス・アルベルトを長い時間使えたのは良かったですね。
今節優勝が決まる可能性もあったのですが、浦和にG大阪が勝利したので優勝争いも面白い展開になって来ました。
残留争い含めてまだまだJリーグを楽しめそうです。

次節は残留争いのC大阪戦
今季の鹿島はアウェイの成績がいいですが、残留を争うクラブのホームラストマッチというのは独特の戦いづらさがあるでしょうね。
17位に沈んでいるだけあってC大阪は攻守にチーム状態が良くないですが、そんな中で最大の注意を払わないといけないのがカカウです。
チームが上手くいってなくても個の力でゴールを奪えるリアルストライカーですからね。
カカウを先発で使い続けていればC大阪はここまで追い詰められてなかったと思います。
下部組織から昇格した日本人監督が格の違う外国人選手を持て余してしまう典型的なパターンですよね。
果たしてカカウが先発で出場して来るのか、気になるところです。
C大阪は負ければ降格が決まりますが、降格が決まった状態で開き直って戦われるよりはいいんじゃないかと思いますね。
鹿島は相手のことは気にせずに勝ち点3を持ち帰ることだけを考えればいいです。
残り2試合ですし、小笠原も来週には体調が回復するでしょうからメンバーは変にいじらずにこの試合と同じ先発で入れ替えずに戦えばいいと思います。
運動量とインテンシティーで負けなければどのクラブにも遅れを取らないでしょうし、リードされていない状況なら後半にルイス・アルベルトと中村を出場させれば攻守に1段ギアを上げられますからね。
やっぱりJリーグの優勝争いは最終節までもつれ込むのが風物詩でもありますし、勝利して浦和との勝ち点差を3以内に縮めてラストを迎えたいところです。

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15シーズンへ勝手に補強案
昨季成績と今季成績
昨季成績:5位 勝点59 18勝5分11敗 60得点52失点
昨季成績:3位 勝点54 16勝6分9敗  58得点36失点(31節終了時点)

2015選手構成表
予想フォーメーション:4-2-3-1
GK:曽ケ端準[36]、佐藤昭大[29]、川俣慎一郎[26]、小泉勇人[20]
CB:昌子源[23]、山村和也[26]、中田浩二[36]
CB:植田直通[21]、青木剛[33]
SB:山本脩斗[30]、前野貴徳[27]、(鈴木隆雅[21])
SB:西大伍[28]、伊東幸敏[22]
DH:小笠原満男[36]、梅鉢貴秀[23]、宮内龍汰[21]
DH:柴崎岳[23]、久保田和音[19]
SH:遠藤康[27]、土居聖真[23]、大橋尚志[19]
SH:カイオ[21]、ジョルジ・ワグネル[37]、豊川雄太[21]
OH:中村充孝[25]、杉本太郎[19]、本山雅志[36]
FW:新外国人、赤﨑秀平[24]、新日本人、鈴木優磨[19]、(ダヴィ[31])

※[新加入退団の可能性ありレンタルバックの可能性あり長期負傷離脱]  
※年齢は15シーズンの表記

セレーゾ監督が続投濃厚ということで来季の選手構成は上記を基本に移籍加入、あと退団もあれば5人前後の補強があると考えられます。
セレーゾ監督の続投に関しては当然でしょうね。
世代交代を一気に図ってリーグ戦では現在3位につけていますから。
ただ、それはこれまでのフロントの監督交代に消極的な姿勢を考えれば…の話です。
フロントは監督なんてやらせてみないと分からないとはっきり言っていますし、ブラジルで監督や選手の情報収集を熱心にしているわけではないですから、安全策の続投を選ぶのは当然です。
しかし、これまでもその姿勢でセレーゾ監督の1次政権時にはチームがマンネリ化して無冠のシーズンを続け、オリヴェイラ監督時にもベテラン重視のメンバー固定が災いして世代交代に失敗、多くの退団選手を出して中堅層がガラガラの現状に繋がっています。
世代交代が大きく遅れた原因となりましたね。
ここで監督交代をしてまたベテラン重視に戻っては元も子もないですし、そんなリスクを冒すくらいなら…という考えでしょう。
こーめいは続投に決してポジティブではないですが、もう1年くらいならギリギリOKだと思います。
この2年の成果を来季にぶつけてタイトルを狙うシーズンという位置づけになるでしょう。
しかし、忘れてはならないのはちょくちょく訳の分からない采配やコンディション調整を行って勝ち点を落とし、今年もカップ戦はどちらも早々に敗退、リーグ戦も優勝は厳しい状況なので2年連続で無冠になりそうだということです。
鹿島は常にタイトルを取ることを要求されますし、フットボールサミットのインタビューで岩政が言っていたように鹿島は世代交代の年だからタイトルが取れなくてもいいというチームではありません。
今季でもう5年もリーグタイトルから遠ざかることになりますし、これは02年~06年のチーム最長記録と並ぶことなり、これで常勝クラブと言えるのかってことですね。
現在のチーム構成はベテランと若手で中堅層がものすごく少なくなっており、これも岩政の言うようにベテランに若い選手が合わせるのは難しく、またベテランが若手に合わせるのも難しいのでやっぱりタイトルを取るにはもっとも働き盛りの中堅層が軸になることが必要です。
これは明らかにオリヴェイラ監督時に選手を育てることをせずに世代交代に失敗したツケです。
セレーゾ監督続投に加えて来季は2ステージ制になります。
テンションが下がる話ばかりですが、マイナスとマイナスでプラスに転じるではありませんが、セレーゾ監督の場合は2ステージ制の方がタイトルは取りやすいと思いますね。
なぜなら前述したようにちょくちょく訳の分からない采配やコンディション調整を行って勝ち点を落としますから、1シーズン制だと必ずどこかで致命的なミスを犯します。
今季で言えば何を思ったか4-1-4-1の布陣を用いて大失敗、いきなり敗退した天皇杯のソニー仙台戦。
まだルイス・アルベルトがケガをする前だったFC東京戦、大宮戦ではジョルジ・ワグネルを先発起用、外国人枠の都合でこれまで機能していたしてルイス・アルベルトをベンチ外にして勝ち点5を失いました。
この失策がなければまだ首位の浦和とは勝ち点2差でしたからね。
また、試合の間隔が中7日以上になると走り込みをさせ過ぎて中断明けの試合はコンディションが悪く結果が出ないということもこの2年続いています。
トーナメント戦にあっさり敗退している主原因となっていますね。
最大の問題は失敗から学ばずに同じミスを繰り返してしまうところですが…。
しかし、今季9戦負け無しがあったように短期でしたら結果を出せる可能性はあります。
無冠シーズンでもリーグ戦ではコンスタントに上位に入っていますし、来季は各ステージ優勝クラブに加えて年間順位3位までリーグチャンピオンになれる可能性がありますからね。
現時点ではあくまでACLがなければの話ですが、鹿島にとっては1シーズン制よりはタイトルが取りやすくなると思います。
今後のフロントと監督の話し合いで補強やチーム方針などで意見の違いが生じなければ続投となるでしょう。
来季の選手構成に話を戻しますと、まず注目の外国人枠は長期負傷離脱のダヴィを選手登録抹消、カイオとジョルジ・ワグネルに加えて新外国人FWの3人態勢になると思われます。
その上で新外国人FWが活躍すればそのまま起用、期待する結果が出せなければ夏の移籍でレンタルに出してダヴィが戦線に復帰という筋書きになるんじゃないかと思います。
残念ながらルイス・アルベルトは放出路線なのでしょうね。
FWにはさらに日本人を獲得、山村、前野、さらに西の海外移籍などがあれば主力CBと攻撃的SBを補強することになります。
そして、もう1つの世代交代を進めないといけないポジションGKの補強もあるかもしれませんね。
鈴木満強化部長も補強についてはサッカーダイジェストで外国人FW、日本人FW、ゴールキーパー、CBと攻撃的SBの獲得をする可能性があると述べています。
それも踏まえて来季に向けてのこーめいの勝手に補強案を考えて行きます。

補強ポイント
①ファーストボランチ
山口蛍(25歳・C大阪)、米本拓司(25歳・FC東京)、村松大輔(26歳・徳島→清水)
レオ・シルバ(30歳・新潟)、パウリーニョ(26歳・川崎→栃木)
最優先補強ポジションがファーストボランチであることは変わりません。
今季は昨季に比べて失点が10程減りそうですが、これは若い選手に切り替えて運動量とインテンシティーが上がったおかげ。
実際は勝負どころや何でもないところであっさり失点してしまっている印象が多く、これはもちろん若いCBコンビのミスもありますが、最大の原因は後ろのポジションに攻撃している時に守備の事を考えている選手がいないってことですね。
そのため、ここから優勝するための失点数(34失点くらい)に減らすにはファーストボランチの補強は必須となります。
今季はルイス・アルベルトがその役割を担うはずで、実際に出場した試合は攻守に貢献していたのですが、セレーゾ監督にほとんど使われず宝の持ち腐れ。
来季もセレーゾ監督続投でしたら、お気に入りのジョルジ・ワグネルが残留するでしょうからルイス・アルベルトは放出の可能性が高いです。
そうなるとやはりファーストボランチを新たに獲得しないといけませんね。
何度も言うようにレオ・シルバを獲得すれば優勝できると思いますが、現在の鹿島は外国人枠の利用の仕方が戦力として計算できるもののまだまだ育成枠のカイオ、戦力になるか分からない37歳超ベテランのジョルジ・ワグネル、長期離脱が決定しているダヴィとなっていて、すでにいっぱいいっぱい。
新しいブラジル人ボランチを獲るならルイス・アルベルトを残留させた方が節約はできますからね。
そうなると日本人という選択肢になりますが山口、米本、村松といいファーストボランチはけっこういます。
高いお金をかけて杉本健勇を狙うなら、断然山口蛍を獲得しに行った方がいいとこーめいは思いますね。
また、今季途中から徳島にレンタルに出された村松も狙い目です。
レンタル元の清水は監督が替わってどうなるか分からないですが、能力の割に評価されてないですよね。
山村や青木のコンバートもできますが、守備と当たりの強さが計算できるボランチの獲得は超重要です。
ACLに出場することになるならなおさらだと思いますが、何故かフロントの補強ポジションには入ってないですね。
柴崎が海外移籍することになったら獲得する感じでしょうか。

②リアルストライカー
ダニエル・ロビーニョ(26歳・群馬)、パトリック(28歳・G大阪→サルグエイロ)
渡邉千真(29歳・FC東京・0円)、高崎寛之(29歳・徳島)、森本貴幸(27歳・千葉)、船山貴之(28歳・松本)
08シーズン
本山雅志:32試合(2216分)3ゴール2アシスト
ダニーロ:28試合(1572分)4ゴール8アシスト
野沢拓也:27試合(1494分)3ゴール3アシスト

09シーズン
本山雅志:27試合(1840分)2ゴール2アシスト
ダニーロ:22試合(975分)2ゴール3アシスト
野沢拓也:33試合(2856分)7ゴール7アシスト

10シーズン
本山雅志:15試合(385分)2ゴール4アシスト
ガブリエル:31試合(2085分)2ゴール2アシスト
野沢拓也:34試合(2973分)8ゴール10アシスト
遠藤康:19試合(829分)2ゴール1アシスト

11シーズン
本山雅志:13試合(302分)0ゴール2アシスト
ガブリエル:16試合(1099分)2ゴール2アシスト
野沢拓也:34試合(3008分)6ゴール10アシスト
遠藤康:30試合(1810分)3ゴール2アシスト

12シーズン
本山雅志:17試合(414分)3ゴール2アシスト
ドゥトラ:27試合(1980分)8ゴール4アシスト
ジュニーニョ:27試合(1057分)3ゴール3アシスト
遠藤康:32試合(2305分)6ゴール1アシスト
レナト:14試合(907分)2ゴール2アシスト

13シーズン
本山雅志:24試合(663分)0ゴール2アシスト
ジュニーニョ:30試合(2121分)3ゴール4アシスト
遠藤康:28試合(1657分)7ゴール4アシスト
野沢拓也:23試合(1553分)4ゴール2アシスト
土居聖真:15試合(853分)2ゴール1アシスト

14シーズン(31節終了時点)
本山雅志:10試合(174分)0ゴール0アシスト
遠藤康:27試合(1976分)9ゴール7アシスト
土居聖真:31試合(2490分)8ゴール5アシスト
中村充孝:12試合(505分)2ゴール1アシスト
カイオ:28試合(1920分)7ゴール2アシスト
豊川雄太:15試合(594分)2ゴール0アシスト
ジョルジ・ワグネル:8試合(190分)0ゴール0アシスト


さて、今季はリーグ1の得点数を誇っている鹿島ですが、それでもサポーターにとって決定力不足を感じる試合も多いです。
決定機数も最多なのですが、実際にチャンスを決められない場面、あのチャンスを決めていれば勝てていたという試合も目立ちました。
そこでこの7年の2列目の選手の成績を観てみると上の通りなのですが、フォーメーションと役割の違いはあれど今季はよく得点をしてアシストもできていると思います。
では、決定力が足らない原因は何かと答えを求めていくとそれはストライカーの力が足りない、もっと言えばリアルストライカーがいないことだと思います。
まず、リアルストライカーの定義を明確にしておきます。
・決定力
・ポジショニング
・ドリブルでの仕掛け
・裏抜け

決定力があるのはもちろんですが、タイプ的には3つ。
ケネディのようにゴール前のポジショニングがよく単純にセンタリングを入れても得点してくれて、ペナルティエリア内でもトラップしてボールを持ってくれるような選手。
マルキーニョス、大迫のようにボールを持ったら自分で仕掛けてDFがいてもドリブルで少しはずして積極的に打って行くタイプ。
最後は佐藤や柿谷のようにDFラインの裏を獲るタイプです。
簡単に言えば、相手の守備を崩さなくても個の力で1点をもぎ取れる力があるFWのことですね。
このリアルストライカーがいるとチームの状態がよくなくて、攻撃が上手く行ってなくても要所で個人の力で得点を獲ってくれるので勝負強さが生まれますし、この能力がないとなかなか得点王争いをするのも難しくなって来ます。
昨季26試合(1858分)10ゴール3アシスト、今季試合(分)10ゴール8アシストのダヴィは良くはなっていますが、残念ながら上記の4つの能力を持ち合わせていません。
決定機は多いもののはずしている場面が多いですし、ゴール前のポジションや動き直しも良くなくセンタリングに合わせて得点することも少ないです。
ドリブルに関しては武器になっていますが、同じくくさびのボールを収めるのが苦手だったもののドリブルは上手かったマルキーニョスと違って足元全般の技術が低いです。
そのため、DFの裏にアバウトなボールを出してフィジカルとスピードを武器にドリブルで勝負する場面は多いですが、広いスペースがないとチャンスに繋がらないですしミスも多いです。
DFを前にして仕掛けてシュートまで上手く持って行く場面はまず観られないですよね。
つまり、ダヴィはリアルストライカータイプではないってことです。
フロントはマルキーニョスとイメージを被らせて、ダヴィを獲得したと思いますがドリブルの上手さは決定的な違いとなっています。
負傷で長期離脱を余儀なくされていますし、もともと選手層が薄いポジションなので来季に向けてリアルストライカーになり得る新外国人FWと日本人FWの獲得は必須です。
外国人に関してはパトリックや横浜FMのラフィーニャのいいですが、群馬のダニエル・ロビーニョは鹿島に合っていると思います。
フィジカルもあってボールをキープできますし、技術もあってドリブルやパスもできますから2列目の選手と上手く噛み合うこと間違いなし。
群馬では縦パスを体を張ってキープして味方に落としたり、ボールを運んでサイドに展開してゴール前に入ったりしてもそこからボールが戻って来ることなく苦労していましたが、今季中盤以降はゴールを獲れるようになって来ましたね。
鹿島ではその点は問題ないのでもっとゴールを獲る仕事に重点を置けると思います。
日本人は断然渡邉がいいですね。
FC東京で出番が少なく移籍する可能性が高いですし、最近はポストプレイも上手くなって来ていました。
ポポヴィッチ監督時にはミドルレンジからよくゴールを決めており、リアルストライカーの資質もあると思います。
前線に高さとキープ力が欲しいなら徳島の高崎、最近調子を上げて来た千葉の森本も面白いと思います。

③主力CB
塩谷司(27歳・広島・0円)、山下達也(28歳・C大阪)
山村が移籍するとなるとCBの補強も必要になります。
その場合は若い選手ではなく主力となりうる選手を獲得して昌子と組ませ、機を窺いながら植田を出場させて経験を積ませるのがいいでしょう。
狙い目は0円移籍となる広島の塩谷、代表でのプレイを観ても4バックでも問題ないですし、もともと水戸とでもやっていましたからね。
もう1人はC大阪の山下。
C大阪はクルピ監督時代から高さと強さ、カバーリング能力のあるいいCBが育っていました。
藤本もいい選手ですが、高さのある山下の方がセレーゾ監督好みかなと思います。

④攻撃的SB
丸橋祐介(25歳・C大阪)、太田宏介(28歳・FC東京)、松原健(22歳・新潟→大分)、中村太亮(26歳・千葉)
前野の退団、西の海外移籍がある場合はサイドバックの補強も必要になります。
今季加入した左サイドバックの山本は攻撃的な選手ですが、予想外に守備をしっかりしてくれて粘り強い対応もできる選手ですね。
非常にいい補強となってサイドバックの左右のバランスがよくなったことで、失点減にも繋がりました。
フロントは相変わらず守備は後からでもどうにでもなるという考えで攻撃的なサイドバックの獲得を狙っているようですが、丸橋は本当に守備がよくないですね。
センタリングは今の鹿島のサイドバックと比較しても一番いいと思いますけど、結局守備は粘り強く対応できる、簡単に飛び込まないなど性格が影響して来ますからそこを見極めることが重要です。
理想を言えばFC東京の太田を獲れればいいですが、丸橋含めて左サイドバックの控えになりそうなポジションに他クラブの主力が来てくれるかというと疑わしいです。
山本を右に回す選択肢もありますし、ACLに出場するなら主力クラスの補強は確かに必要なんですよね。
そうでなければ今後の成長も考えて大分から新潟にレンタルしている松原、千葉の中村あたりがいいんではないかと思います。

⑤GK
中林洋次(29歳・岡山)
曽ケ端は12シーズンは本当に酷く凡ミス連発でチームの足を引っ張って勝ち点を失う原因となっていましたが、この2年は安定感も高め。
何よりファインセーブでチームを救っている場面も多いので、GKはもう1年曽ケ端で行けそうな気もしますし、タイトルを獲りに行く勝負の年にするなら変更する必要もないと思います。
世代交代するならユース出身の川俣や小泉を育ててほしいですね。
それでも名前を挙げるとするなら岡山の中林を推薦しておきます。
年齢的にあまり世代交代にはならないですけど、それだけに経験も安定感もあると思います。

⑥10番の育成
中村充孝(25歳)、杉本太郎(19歳)、カイオ(21歳)
最後に補強ではないですが、鹿島にとって重要度マックスの10番の育成について述べておきたいと思います。
これまでジーコ、レオナルド、ビスマルクなど錚々たるメンバーが鹿島の10番を背負って来ました。
現代サッカーは全員攻撃、全員守備で昔ほど10番の存在意義が重要視されず、また10番らしい選手が活躍しづらい環境になっています。
しかし、鹿島の攻撃に10番の存在は必要です。
現在の10番である本山は、01年いっぱいでビスマルクが退団して新たにブラジル人MFを獲得する選択肢もありましたが、フロントはスーパーサブとして活躍していた同選手に10番の背番号とポジションを与えました。
02年こそナビスコ杯を優勝しましたが、そこから4年もの無冠時代を迎えます。
その間に本山はこれまでにない鹿島の10番に成長、3連覇時は野沢の分も守備をしてチームのバランスを獲りつつ、さらに前線での起点を果たすという役割を見事にこなしていました。
その結果、数字では目立った結果を残せずに小笠原やマルキーニョスがMVPに選ばれましたが、鹿島サポには本山を推す声も多かったですね。
その後、病気やケガもあってパフォーマンスが落ちて行ったのですが、次の10番を育てる事を怠ったこともチーム弱体化の大きな要因となりました。
ここでも本山の時と同じく新しいブラジル人を獲得せずに遠藤に新たな10番の役割を与えて成長させて行けばよかったのですが、フロントはオリヴィエラ監督の意向のもと、ガブリエルという鹿島史上、試合で使われ続けた割にレベルの低い選手を獲得してしまう愚を犯します。
これによって日本人選手の成長を阻害されて攻撃のタクトを振るう軸がいない状況が続きました。
現在は遠藤がその役割を担っていますが、余計な寄り道をしてチームが弱くなってしまい、起用するスタートが遅れたためにまだまだ攻撃の中心と言えるまでになりきれていません。
同じ失敗を繰り返さないためにも早々に次の10番候補を定めて育てて行く必要があります。
現在のメンバーで10番候補と言えるプレイヤーは中村、杉本でしょうね。
土居のプレイスタイルは野沢に近いですから8番タイプ、カイオは成長次第で可能性はありますが、遠藤もそうであるようにゴール>パスですから厳密に言えば10番タイプではないです。
やはり鹿島の10番にはパスセンスが必要でそれを感じるのは、いずれもセンタープレイヤーである中村と杉本ですね。
しかし、セレーゾ監督はこの2人をサイドプレイヤーとして起用して来た経緯があるので次世代の10番が育つにはまだしばらくかかりそうです。

リーグ優勝、そしてACL優勝を本気で目指すならこのくらいの補強、10番の育成はしっかりしないといけません。
前述したようにどんな状況でもタイトルを獲りに行くのが鹿島、常勝チームであるというならチーム作りでタイトルを獲りに行く本気度を見せて欲しいですね。
フロントから本気度を感じられないとサポーターも世代交代だから仕方ないと思わざるを得ないですし、そういう事が続けばいつしか周りからも優勝を求められなくなり、それがチームの伝統の崩壊、弱体化に繋がって行きますよ。
まずは残りの3試合をきっちり勝利して今シーズンを終え、ストーブリーグでも結果を残して欲しいですね。

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【J1第31節】内容悪くも逆転劇で1カ月ぶりの勝ち点3…の新潟戦
結果
11月2日(日) 2014 J1リーグ戦 第31節
新潟1-2鹿島(16:04/デンカS/27,809人)
[得点者]
43' 鈴木武蔵(新潟)
62' 中村充孝②(鹿島)←小笠原満男⑤
86' 西大伍③(鹿島)

[フォーメーション]
FW:赤﨑
MF:豊川、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:前野、昌子、植田、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
52分:豊川、赤﨑→カイオ、中村
72分:植田→山村


試合の感想
攻撃の中心になれない中央
新潟は4-4-2の布陣、ラファエル・シルバは負傷明けで今節からベンチに復帰したばかりですが、2トップは鈴木と指宿の高さと強さのあるコンビも十分脅威。
鹿島は4-2-3-1、1トップは引き続き赤﨑。
前節負傷交代したカイオは大事をとってか豊川が左サイドハーフに、また、出場停止の山本のポジションには前野が入りました。
試合が始まってすぐにいつもとは違う試合だと感じます。
今季は運動量とインテンシティーで相手に上回ることで勝って来たのですが、この試合は序盤から新潟の球際のボディコンタクトが厳しかったですね。
特に2トップの鈴木と指宿にはボールを収められていましたし、鹿島のCBが歯が立ってなかったです。
前半の出来の悪さはこれがすべてですね。
こうなって来ると攻撃では遠藤以外のところにボールが収まらなくなります。
これは開幕前での福岡、東京V戦、天皇杯でのソニー仙台戦など格下相手にも顕著に出ていた問題です。
6分にトップで遠藤がボールを何とかキープして赤﨑にスルーパスを出したシーンがありましたが、GKに先に追いつかれてしまいます。
赤﨑、豊川は基本的に受け手の役割。
トップ下の土居が本来ならボールを収めて攻撃を操らなければいけないのですが、消えている時間が多く残念ながら起点になれません。
もっと赤﨑にくさびを打つ意識を高めればいいのですが、裏抜けの特徴を活かそうという気持ちが強すぎるのか、ダヴィ感覚でアバウトなボールを入れ過ぎですね。
新潟のプレスによってビルドアップに苦しみ、前に出しても潰されてボールを取られて、何とか遠藤に繋ぐしかなくなるのですが、相手もそれを分かっているのでそこを徹底的に厳しく行くという悪循環です。
新潟はレオ・シルバと山本と右サイドにいる選手が起点になって、そこに松原や2トップの選手が絡んで攻めて来ていました。
13分にはセットプレイの二次攻撃から舞行龍にシュートを放たれますが、昌子がブロック。
ポストに当たる幸運で何とか難を乗り切ります。
非常に嫌な流れでシュートも打てていなかった鹿島は18分に赤﨑が遠目から狙って行きます。
確率は低いシュートでしたが、こういう時は流れを変えるためにもストライカーがとりあえず打っておくというのが定石ですよね。
実際にその後、赤﨑の前線からのプレスでマイボールのスローインにすると、ドリブルで切り込んだ土居のセンタリングから豊川のボレー、さらにこぼれ球を柴崎が狙います。
どちらのシュートも新潟のDFに防がれてしまいますが、ようやくチャンスを作ります。
さらにCKの流れから最後は西がファーサイドを狙う惜しいシュートを放ちます。
24分には柴崎のCKから植田のヘッド。
GKの正面でしたが、赤﨑のシュートからやや流れが変わって盛り返します。
あのまま攻められっぱなしではもっと早い時間に失点していたでしょうからね。
しかし、運動量とインテンシティーで負けているという根本的な部分が改善されない限り苦戦は免れません。
再び新潟が右サイドを起点として攻めて来ると、小林のクロスにファーサイドで山本が決定機を迎えますが曽ケ端が防ぎます。
新潟の前線は流動的で山本も中央に入ったりしていましたし、特に鈴木が右サイドに流れる動きが非常にやっかいでしたね。
鹿島は基本的に豊川が松原、前野が山本のマークになるので、トップが流れるとどうしても昌子がサイドに釣り出されます。
そういう場面はこれまでもあったのですが、1対1で抑えることが出来ていたんですよね。
下がってくさびを受ける指宿にもいいように起点になられていましたし、結局、球際のところで後ろの選手が誰1人勝てていないのでボールの取りところがなく、やられ放題になっていました。
35分にはワンツーからレオ・シルバが抜け出して決定機を作りますが、ここも曽ケ端が防いでくれます。
こんな内容なので選手間でも前半はとりあえず無失点に抑えられればOKという言葉が交わされていたようですが、終了間際にとんでもないことが起きてしまいます。
小笠原の縦パスがカットされてショートカウンター、中央へのくさびのパスを指宿がワンタッチではたくと植田が鈴木にかわされてゴールを決められてしまいます。
本当、この失点は信じられないです。
この試合、新潟のプレスに苦しんで苦し紛れの縦パスをカットされてカウンターを受けるシーンが多かったのに、どうしてこの時間帯であんな無理な縦パスを入れる必要があったんですかね。
ベテランの小笠原がまったく試合を読めてないですから。
簡単にかわされた植田も問題ではありますが、最終ラインが2対2になっている事の方が大問題です。
左からのビルドアップだったので前野が高い位置をとっていたのはまだ分かるのですが、右サイドの西はポジション修正をするのをさぼってライン際のやや高めに位置取っていましたね。
これまで何度も指宿のポストプレイから起点を作られていたのに、中央にいた柴崎も対応が遅く、そのため簡単に2対2の状況を作られてしまいました。
数的同数というのは非常に危ない状況で、仮にしっかり守備してボールにアプローチしても運悪くこぼれ球が相手に渡ってしまうと、あっさり決定機を作られてしまいますからね。
だから、普通DFは1枚余らせて常にカバーできる選手がいるように守るわけです。
この内容なら前半はスコアレスでいいという状況で、多くの選手がまったく逆のリスキーなプレイ、ポジショニングを取っているっていうのは本当信じられないですけど、こういうことがしっかりできないメンバーで後ろが固められているから今季は勝負どころで簡単に失点して負けてしまうことが多くなっています。
ただ、CBはこういった数的同数の不利な場面でもきっちり相手を潰すくらいのことはしないとダメですね。
ロスタイムには柴崎のスルーパスにDFラインの裏をとった西が折り返し。
こぼれたボールを土居がシュートしますが、この試合の新潟の球際の強さはゴール前でも出ていましたね。
この後のFKからの小笠原のミドルシュートも含めてDFのブロックにことごとく防がれてしまいました。

中央で持てればサイドが活きる
後半に入っても新潟の攻勢が続き、開始わずか1分で決定機を作られます。
西のところでボールを奪われると指宿が追いすがる小笠原をものともせずにボールを運んで、右サイドに展開。
フリーで上がった松原のセンタリングにファーサイドで鈴木。
曽ケ端がいいタイミングで飛び出したのでループシュートを狙いましたが、植田が何とか頭に当ててCKに逃れます。
耐えかねたセレーゾ監督が珍しく早い時間帯に2枚替えをして来ます。
52分に赤﨑と豊川に代えて中村、カイオを投入。
1点ビハインドの上にこの内容なので当然ですが、この早い交代はよかったですね。
しかも、中村が入ったことで中央で起点ができるようになったので遠藤が中に絞ってプレイをできるようになりました。
また、途中出場のカイオのスピードは3割増しくらいに感じますよね。
そのカイオが土居とのパス交換から左サイドを抜け出すとセンタリング、中央で中村とクロスしてフリーになった遠藤が合わせますが枠をはずしてしまいます。
こういうところはしっかり決めて欲しいですね。
しかし、選手交代でチームが機能するようになった鹿島は59分にも左サイドをオーバーラップした前野を囮にカイオが中に切り込んでシュート。
GKに抑えられますが、勢いが出て来た鹿島は中村の投入で負担が軽くなった遠藤が右サイドを4人の新潟選手を相手に突破するとファウルをもらいます。
そのFKを小笠原が蹴ってファーサイドで中村がジャストミート。
ダイレクトで打つのは簡単ではなかったと思いますが、技術の高さを見せましたね。
72分には運命の交代カード3枚目。
イエローカードをもらって次節出場停止の植田に代えて山村を入れます。
この交代もよかったですね。
セレーゾ監督のお気に入りのジョルジ・ワグネルではなかったのが大きかったです。
これまではこのまま攻めれば得点を取れるんじゃないかって流れで、ジョルジ・ワグネルを入れて攻守のバランスが崩れて得点は遠くなって失点をしてしまう事も多かったですから。
同点に追いつかれた新潟もギアを上げ直して攻める場面もありましたが、鹿島はバランス良く我慢強く守れていましたし、何より前半のように縦パスを簡単に取られる事がなくなったので安定して守れていました。
その結果、前線からプレスをかける守備も後半は出来ていたのですが、新潟もさるもの。
85分に柴崎、中村、遠藤と前からプレスをかけたところを上手くかわされ、ロングボールでまたもや指宿が起点に。
70メートルくらい走ったレオ・シルバがペナルティアークでボールをもらうとシュートを放ちますが、枠の上にはずれます。
昌子が何とか寄せて行ったのがプレッシャーになってミスを誘いましたね。
これまでジョルジ・ワグネルを投入して全体が攻撃にかかり過ぎてバランスを崩していた試合と違って、同点でもう1点欲しいところでしたが焦らずにチームで我慢強く守れていいたことで逆転ゴールが生まれます。
カイオが相手のプレスをはずして柴崎へ。
柴崎はドリブルで運んでから中央の土居にパスを出します。
ここでDF2人に潰されてしまいますが、中央でボールを持てば相手選手を引きつけられますし、サイドが空いて来ます。
こぼれ球を拾った西が1対1を仕掛けてから思い切り良くシュート。
GKの手もはじいて滑るように逆サイドに決まりました。
新潟はこの後2枚目、3枚目のカードを切るのですが遅すぎますよね。
ロスタイムには攻めに人数をかけにきた新潟の薄い守備をカイオがドリブルで切り裂いてシュート。
惜しくもバーに当たって決まらなかったですが、リードした終盤に少ない人数でシュートまで行けるというのは後ろの選手にとってはすごく楽で助かりますね。
鹿島は最後まで集中してバランス良く守って試合をクローズ。
運動量とインテンシティーで負けて内容はすこぶる悪く、セットプレイとゴラッソで勝った試合でしたが、1か月も勝てていなかったので久しぶりに勝ち点3を取れたことが何よりです。
指宿と鈴木には終始やられていましたが、中村とカイオが入って遠藤とともにインテンシティーで勝てる選手が前線に増え、起点になれていたので逆転できました。

ホームで勝ち越しを目指して
代表による中断が約3週間あって、中断明けは川崎戦となります。
今季の鹿島はアウェイでは10勝3分3敗なのですが、ホームでは6勝3分6敗となっています。
苦手な川崎相手ですが、10月からの成績は1勝4敗と調子が落ちていますし、ホームで勝ち越すためにも勝たなければいけません。
メンバーに大きな変更はないでしょうが山本が復帰して、逆に出場停止の植田のところに誰が入るかですね。
前線は赤﨑を起用するならもっとくさびのボールも使うようにしたいところ、さらにトップ下には起点になってスルーパスを出せる中村を入れた方が機能すると思います。
もしくはこの試合のように中村をトップにするのも手ですよね。
ただ、その場合は裏を狙う選手がいなくなるので、土居のオフザボールの動きの質が問われます。
ただ土居は起点になる出し手より受け手になるプレイの方が明らかに好きですよね。
いずれにせよ遠藤と中村のダブル起点にしてしまえば、相当攻撃力は上がると思います。
中断明けの試合で結果が出ていないのをようやくチームも意識し始めたようで、今回は中断中の練習負荷を下げてトレーニングをするようですね。
鹿島はもう天皇杯もないのでリーグ戦残り3試合だけ、それでしたら追いこんでコンディションを一度落としてまた上げるより、負荷を軽くして選手の状態を高いレベルで保った方が効率的です。
その効果が中断明けの川崎戦で出ることを願っています。

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