鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ACL第1節】ACLが始まったと思ったらもう終わった…のウェスタン・シドニー戦
結果
2015年02月25日(水) ACLグループH
鹿島1-3ウェスタン・シドニー(19:00 /県立カシマサッカースタジアム/7,736人 )
[得点者]
54分:OWN GOAL
68分:土居聖真←カイオ
86分:高萩洋次郎
93分:マーク ブリッジ
[フォーメーション]
FW:高﨑
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、植田、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
65分:遠藤→本山
76分:高崎→赤崎
81分:土居→中村


試合の感想
早くもトップ下問題が足を引っ張る
ウェスタン・シドニーは4-2-3-1の布陣。
Jリーグ経験者のスピラノビッチ、このオフに移籍した高萩、田中が先発に名を連ねます。
1トップのユーリッチは要注意、あとポポヴィッチ監督はベンチ入り禁止でした。
鹿島も4-2-3-1、1トップは予想通り高崎でしたが、注目の左サイドはカイオ、CBには植田が入りましたね。
結局1トップ以外は昨年のメンバーから代えなかったわけですが、このセレーゾ監督の選手起用が試合に大きな影響を与えました。
ニューイヤーカップにいばらきサッカーフェスティバルを戦った鹿島は、前日のG大阪や柏より明らかに状態がよく、試合の入りは良かったですね。
ケガで試合を経験できなかったカイオも試合勘がなくプレイの判断が遅い所が観られましたが、スピードとドリブルはやはり武器になります。
ファーストシュートは鹿島。
ペナルティエリアに入った遠藤を狙ったセンタリングをDFがクリア、こぼれ球を拾った柴崎が落として土居がシュートを狙います。
7分には右に流れてボールを受けた高崎がファウルをもらってFK。
小笠原の低いボールがファーサイドに流れて昌子が合わせて決まるかと思いましたが、GKがライン上ギリギリでキャッチします。
鹿島はサイドの遠藤とカイオを起点にサイドバックのオーバーラップを絡めて攻めます。
23分にコールが負傷で早くも1枚目のカードを切るなど、一見鹿島はいい試合をしていて流れもあるようにも見えるのですが、攻めに厚みは感じられなかったです。
この原因は中央をまったく使えず、サイド攻撃一辺倒になっていたからです。
ウェスタン・シドニーからすれば高さと強さは勝っているのでサイドから攻められてもゴール前を固めてさえしまえば、それ程怖くはなかったんですよね。
土居へパスは入っていたのですが、ウェスタン・シドニーの選手に簡単に潰されてボールロストすることが多く、相手のプレッシャーを気にするあまりフリーでもトラップミスするなど最初のシュートを打ったシーン以外はすべて消えていました。
それでも柴崎のサイドチェンジから西の低いクロス、それに高崎が合わせるなどサイドからの攻撃の形は作れていたのですが、このレベルとなるとプレシーズンマッチだとアバウトで良かったセンタリングもピンポイントで出さないといけません。
しかし、まだ出し手と高崎のタイミング、受けたいポジションが合っていませんでしたね。
ただ、ウェスタン・シドニーはラインを低くして守っていましたから、赤崎ではなく高崎を先発で起用した選択は間違っていなかったと思います。
高崎はやはり頭が得意なので相手の高さを避けて低いボールを出すのは当然なのですが、足元よりもっと飛び込んで頭で合わせられる高さのボールを多用するべきでした。
29分にはカイオのドリブルからスルーパス、高崎が左サイドの角度のないところからゴールを狙いますがGKに防がれてしまいます。
DFが2人ついて来ていましたし、角度的にも難しいシチュエーションでしたね。
しっかりニアを狙ったのですが、あのコースはきちんとしたGKなら通さないですから。
ロスタイムには昌子のフィードを山本が頭で落としてゴール前に走る高崎へ。
ウェスタン・シドニーはレギュラーGKではないということでDFラインとのコンビネーションには難がありましたね。
GKが飛び出すもDFがクリアを試みてミス、拾った山本がシュートしますがゴール左にはずしてしまいます。
前半、鹿島がいい試合をしているように見えても決定機と言えるのは昌子のヘッドとロスタイムの山本のシュートだけ。
やはり、原因はトップ下の土居が消えてしまっていたことです。
土居がやっているプレイはDFラインの裏に走る、他の選手が起点になって攻めている時にペナルティエリア内に入って行く、あとはカウンターでスペースがある時に起点になるくらい。
これならサイドハーフがやればいいだけの話ですから。
トップ下がこの程度しか仕事ができずにボールが収まらないと1トップと両サイドハーフが孤立してしまうのできついんですよね。
サイドで起点を作ってもそこから中央にパスを出せないので、サイド一辺倒の攻撃になりますし、それなら利き足が逆の選手をサイドに置いておく意味がないです。
右サイドに左利き、左サイドに右利きの選手を置くと中央に切り込みやすくそこで真ん中の選手と絡んで攻撃を作るというのが強みですからね。
一旦中央に当てて起点を作れると相手の守備もそっちを警戒するので、そこからサイドに展開して攻めれば、同じサイド攻撃でもマークをはずしやすくなります。
こういうことがまったく出来ていませんでした。
また、この試合はカイオが先発でサイドに張りたがるので選手間の距離が開いてしまっていました。
中村だともっと中央に入ってプレイしてくれるので、真ん中との絡みが生まれていたのでしょうですけどね。
サイド一辺倒になるならいっそのこと遠藤とカイオのポジションを入れ替えて利き足と同じサイドに置いた方がよかったです。
その方が縦に仕掛けやすいですし、そのまま利き足でクロスを入れられますからよりタイミングの早いサイド攻撃ができますから。
守備はシュート1本に抑えたように前半は大きな問題はなかったです。
前からプレスに行った時に相手のダブルボランチを小笠原と柴崎が観ることになるので、その場合トップ下のカルマ―を誰が観るのか、1トップのユーリッチがサイドに流れた時のマークの受け渡しがしっかり出来ているか、気になるのはその部分くらいでしたね。
15分にバイタルエリアでフリーになっていたカルマ―からパスが出て、ユーリッチが仕掛けて植田をかわして左からシュートを打った場面はまさにその問題が出たシーンでした。
ただ、セレーゾ監督もすぐに指示を出して修正していましたからね。
しかし、いい試合をしていても得点が取れずにいると守備が我慢できなくなって失点するというのは、昨年の鹿島の負けパターンです。
昨年から抱えるトップ下問題が露呈し、鹿島はほとんど10人で戦っている状態。
ハーフタイムでセレーゾ監督がトップ下を代えて決定機を増やす采配をしないとまずいという前半でした。

やっぱり中央守備ユニット問題が顔を出す
しかし、前半の内容がいいと思っているセレーゾ監督は当然動きません。
そうすると昨年の負けパターンに嵌って行きます。
立ち上がり、左サイドのCKフラッグ付近で昌子がユーリッチにかわされて危ない場面を作られます。
鋭いグラウンダーのクロスはよく西がマークに付いて行ってシュートさせませんでしたが、あそこでかわされてドリブルで切り込まれたらまずいですね。
54分にはロングスローからブリッジにシュートを打たれて昌子がクリアしようとしたボールがゴールを割ってしまいました。
オウンゴールですが、どのみち昌子が触らなければ入っていた可能性もあったのでそこは仕方ないですね。
ただ、その前のロングスローを昌子がクリア出来たところ、準備不足から相手に先に体を当てられて潰されてしまいました。
競りに行った植田も競り勝てず、ボールがファーサイドに流れてしまったのがまずかったです。
昨年の負けパターン、いい試合をしていても得点が取れずに中央でちょっとやられて簡単に失点するという流れです。
こんなことはこれまで何度も経験して来ているので、本当は監督が学習して失点する前に手を打てないといけないんですけどね。
ようやく65分を過ぎて交代策を打って来ます。
遠藤に代えて本山投入、これでトップ下が代わってカイオも利き足と同サイドに回ることになりましたね。
土居もサイドの方が適正がありますから。
68分に高い位置でボールを奪うとカイオが縦にドリブル、完全にDFを抜いて中に切り込みます。
中央でいいポジションを取っていた土居がボレーでゴール、同点に追い付きます。
攻撃の組み立てに参加できずに、ストライカー然とゴールを獲る仕事しかしないのだから土居はこっちの使い方でいいんですよ。
また、トップ下に本山が入ったことで上手く周りの選手に寄ってボールを引き出して行く事でリズムが生まれて来ましたね。
さらに高崎に代えて赤崎を投入。
急造の2列目なのでぎこちなさがありながらも、本山が上手く絡んでチャンスを作り始めて残り時間で1点を狙いに行くという展開だったのですが、81分にセレーゾ監督がその流れを壊します。
土居に代えて中村を左サイドハーフに投入。
せっかくサイドに回って土居もボールに絡めるようになり、チャンスの時には必ずゴール前に入って行っていたのですが、サイド適正の低い中村に代えてしまいます。
得点を取るために攻撃的なカードを切りたいけど、トップ下に本山を入れてしまったのでもう中村をサイドに入れるしかないってだけの交代です。
こういう展開の場合はむしろカイオや土居のようなサイドで仕掛けられる選手をサイドハーフに入れた方がいいんですけどね。
セットプレイからカイオ、昌子とチャンスがあったもののGKに防がれると、86分にまた中央の守備ユニットの不用意さから失点してしまいます。
植田が飛び込んでかわされたシーンが目立ちますが、全体的に酷いですよ。
鹿島の右サイド、ウェスタン・シドニーの2選手に対して小笠原、西、植田、柴崎と4人で行っているわけですよ。
そのため中央は2対2の状況なのに、人数をかけているサイドで簡単に突破されているのでやられるのも当たり前ですね。
バイタルエリアでもブリッジがフリーになっており、高萩からそこに出されてシュートを打たれます。
それが高萩に当たって入ったわけですが、植田が残っていたのでオンサイド。
植田に関して言えば、テコンドーをやっていて攻撃的な性格のために簡単に飛び込んでかわされたり、マークをはずしてしまっていることが昨年も多かったです。
全体的に守備が雑ですね。
この失点場面も最後は何となく守備に戻っているだけで何も考えてないんですよ。
あそこはオフサイドを取るのか、マークにつくなら高萩とボールの間に入るか、高萩とゴールの間に入るなり、何かしら意図をもってポジションを取らないといけないですね。
危ない場面でそういうことを考えながら守るということがまだ出来ていません。
ただ、それよりも酷いのは小笠原です。
左サイドにボールが出た時点で西が付いていたので、マンマークで守るかバイタルエリアに戻ってゾーンで守るかしたら問題なく対応できていたところでした。
それを早くボールを奪って攻めたいという気持ちから西と2対1の状況を作りに行きます。
それなら確実にボールを奪うか、相手を潰すくらいの勢いで行かないといけないですね。
しかし、ボールホルダーに寄せたもののプレッシャーが甘くて西とお見合いするような形になって、その間に簡単にパスを通されてしまっています。
植田も一発でかわされたので当然、後ろは人数が足りなくなってやられてしまいますよね。
守備の基本的な考えが出来ていないですよ。
この試合展開であの場面なら後ろの選手は自分たちがしっかり我慢強く守って、前の選手には前線に残ってもらうことを考えないといけません。
実際に前線の選手は得点を取るためにそうしているんですよ。
だったら、後ろの選手はあそこでわざわざ自分からリスクを冒して守備のバランスを崩してまで、数的優位を作ってボールを奪いに行く必要はないわけです。
数的不利な状況ではないのですから、ボールホルダーのマークは西に任せて小笠原は後ろから入って来た高萩をマークするか、バイタルエリアに戻ってゾーンを埋めるかしていたらあんな危機的な状況には陥らなかったですね。
それをしないのでフリーの高萩を見るために柴崎と植田の2人が行っているわけで、完全に守備のバランスが崩れています。
しかも、小笠原と西の2人で行ってあんなに簡単にパスを出されるとは思ってなくて対応が遅れていますね。
仮に人数をかけてボールを奪いに行くならもっと寄せないといけません。
1人がかわされても1人がフォローできるわけですから。
だからこーめいは先発予想にファン・ソッコを入れていたのです。
結局、昨年も中央は小笠原、柴崎、昌子、植田でやって、Jリーグでも守備の基本が出来ていなくて不用意な失点を重ねて来ました。
だったら同じメンバーでACLを戦えば同じ失点が生まれても全然おかしくないですよね。
もちろんファン・ソッコを起用したら失点しなかったかというとそれは分かりません。
しかし、ルイス・アルベルトを放出して即戦力のボランチを獲らなかったのでダブルボランチのファーストチョイスは小笠原と柴崎になります。
昨年CBで起用した山村も青木も不安定でしたから、もう今季の鹿島が中央の守備ユニット問題を改善しようと思ったらファン・ソッコを使う以外にないわけです。
後ろが我慢強く守る意識がなく、失点のリスクを冒してでもボールを奪いに行こうという意識で戦っていたら、当然我慢強く守るなんてことはできませんよね。
この失点で動揺したのか、最後には昌子の何を考えていたかよく分からないパスミスからダメ押し点を入れられて終了。
カイオは個の力が通用していましたけど、土居、昌子、植田は散々なパフォーマンス。
まさにこの試合こそ若さが出た試合となりましたが、放置していたトップ下問題、中央守備ユニット問題が出ただけの話で、必然の敗北だったと言えるでしょう。
運動量とインテンシティーで勝てなければ、昨年のJリーグもこんな感じでしたから。
やはりACLはそんなに甘くないですね。

鹿島の1敗は訳が違う
Jクラブ勢は1分3敗というスタートとなりました。
敵地で引き分けた柏は悪いスタートではないですが、監督が代わってチョンブリ戦では守備が崩壊。
2失点で済んだのは相手のレベルが低かっただけです。
どう修正してACLに臨むのかと思っていましたが、ネルシーニョ監督から引き継ぐものはないもないと豪語していたにも関わらず、まさかの3-4-2-1。
しかも終始5バックで守って攻撃はほとんどできず。
ポストや菅野のスーパーセーブ、オフサイドのジャッジに助けられて運が良くて守れたという試合でした。
軒並み苦しいスタートとなりましたが、日本勢はACLで結果を残せていないと言ってもグループリーグ突破率は韓国と並んで60%程度。
それだけ決勝トーナメントで弱いということですが、初戦で負けるとグループリーグ突破の確率はやはり低いもののここから持ち直すこともできるでしょう。
ただ、鹿島の1敗は訳が違います。
死のグループで3,4戦目に広州恒大との試合がありますからね。
そして、昨年は大雪の被害でコンディションの悪かった甲府との開幕戦を勝利したことで波に乗ることができました。
開幕戦は鹿島もあまりいい出来ではなかったですが、セットプレイから4点を取って勝てたことが大きかったですね。
それだけにACL初戦は大事だったのですが、はっきり言ってすでに残り5試合いい経験が積めるといいですねっていうくらい崖っぷち。
崖っぷちと言っても立っているわけではなく、腕一本で何とかぶら下がっている状態です。
それくらい危機意識を持たないといけないですね。
この試合を昨年の東京V戦の惨敗と考えて、危機意識を高めて次のFCソウル戦に挑みたいです。
この試合の苦い経験を若い選手が早い段階で活かせることができれば、グループリーグ突破のチャンスもまだ出て来るかもしれません。
ただ、3年目のセレーゾ監督がトップ下問題、中央守備ユニット問題をまったく改善できていません。
むしろ問題があるとすら思ってないのかもしれませんね。
監督に学習能力がないのだから選手が急に成長するとも思えません。
現に土居と植田は昨年使われ続けていましたが、たいして成長できなかったですからね。
1週間後のFCソウル戦も特に何かを変えて来る事はないと思いますが、とにかく勝つしかないです。
でないと本当に終わってしまいますから。
プレーオフから勝ち上がって来たので、もしかしたらそんなにFCソウルが強くないかもしれないと願うばかりです。
FCソウルと広州恒大はまだチーム作りが進んでない可能性もありますからね。
高崎はもっと自分が欲しいクロスを周りに要求して、サイドハーフは土居が使えないと判断したら選手判断でサイドの選手がもっと中に入って行くか、左右を入れ替えた方がいいです。
ただ、次は初戦負けた同士でアウェイですからFCソウルは勝ちに来るでしょう。
そのため、守備重視からカウンターを狙う戦いをするのが勝ち点3を取るためのもっとも建設的な方法かもしれませんね。

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いよいよACL開幕
ACL開幕が迫って来ましたね。
G大阪とプレーオフでチョンブリに勝った柏が明日24日、そして浦和と我らが鹿島が明後日25日に初戦となります。
鹿島は死のグループに入ってしまいましたが、初戦のウェスタン・シドニー・ワンダラーズは昨年ACL優勝でがんばりすぎたのか、現在Aリーグでは最下位。
高萩や田中を獲得して立て直してはいるもののチーム状態が上手くは行っていないのは確かでしょう。
ホームでの戦いですし、ここで勝ってアジアで戦う自信を得たいところですね。
FCソウルはかつて決勝トーナメントで2度も辛酸を舐めさせられたクラブですし、雪辱を果たさなければいけない相手。
そして、中国の金満クラブ広州恒大は今季も外国人選手が豪華です。
しかし、リッピ監督からカンナバーロ監督に代わってスタイルを引き継ぐとしても何かしら変化もあるでしょうし、何より昨年は優勝したシーズンより守備が悪かったので何かしら隙はあるかもしれません。
プレシーズンマッチも楽しめましたけど、やはり真剣勝負となるとさらに気持ちが高まりますね。

2015選手構成表
予想フォーメーション:4-2-3-1
GK:曽ケ端準[36]、佐藤昭大[29]、川俣慎一郎[26]、小泉勇人[20]
CB:昌子源[23]、山村和也[26]、青木剛[33]
CB:ファン・ソッコ[26]、植田直通[21]
SB:山本脩斗[30]、、鈴木隆雅[21]
SB:西大伍[28]、伊東幸敏[22]
DH:小笠原満男[36]、梅鉢貴秀[23]、大橋尚志[19]
DH:柴崎岳[23]、久保田和音[19]
SH:遠藤康[27]、土居聖真[23]
SH:カイオ[21]、金崎夢生[26]、豊川雄太[21]
OH:中村充孝[25]、本山雅志[36]、杉本太郎[19]
FW:赤﨑秀平[24]、高崎寛之[29]、鈴木優磨[19]、(ダヴィ[31])

※[新加入退団の可能性ありレンタルバック長期負傷離脱]  
※年齢は15シーズンの表記
金崎が新たに加わったことで15シーズンの選手構成はこんな感じとなります。
場合によってはファン・ソッコがサイドバック、山村がボランチなどで使われることもあるでしょうし、2列目に関しては質の高い選手が揃って来ており、ローテーションありきで選手起用していくのではないかと思います。
獲得に動いているブラジル人FWですが、サッカーダイジェスト情報によるとジネイと一緒にリストアップしていた選手。
湘南を退団して移籍先を模索しているウェリントン。
手術を終えて思ったよりケガが酷くなく、早めに復帰できそうなジネイ。
この3つをメインに考えているみたいですね。
ウェリントンは湘南で前線で体を張ってボールもキープしていましたし、守備もよくやっていましたから間違いなくJリーグレベルでは戦力になってくれるでしょう。
本人は欧州でプレイしたい希望があるみたいですけどね。
契約が今季限りのダヴィはセレーゾ監督が来季も続投して残留を強く望まなければ契約更新することはないでしょうし、それだけにここでのブラジル人FW選びは重要になって来ますから今後どう動いていくのか気になるところです。

[ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦予想フォーメーション]
FW:高崎
MF:中村、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、ファン・ソッコ、西
GK:曽ケ端

ACL開幕戦の先発はこんな感じになるのではないかと予想しておきます。
注目は1トップと昌子の相方、あと左サイドハーフが誰になるかだと思います。
ACLを考えて高さのある高崎とファン・ソッコを獲得しましたし、キャンプでもフィットして来ているので起用して来る可能性は十分考えられますね。
左サイドは負傷明けのカイオ、加入して間がない金崎はベンチスタートかなと思いますし、豊川も代表で離れていた時期があるので、調子のいい中村を先発で使って来るのではないかと予想します。
1トップと最終ラインは高さで負けないようにして、中盤の選手は運動量はもちろん連携とアジリティーで勝負したいですね。

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【いばらきサッカーフェスティバル】若手主体でしっかり勝ちきる…の水戸戦
結果
2015年02月14日(土) いばらきサッカーフェスティバル
鹿島3-1水戸(14:04/県立カシマサッカースタジアム/7,600人)
[得点者]
38分:OWNGOAL
56分:中村充孝←柴崎岳

87分:三島康平
88分:高崎寛之←柴崎岳
[フォーメーション]
FW:赤﨑
MF:中村、土居、遠藤
MF:久保田、柴崎
DF:鈴木、昌子、ファン・ソッコ、西
GK:佐藤

[選手交代]
HT:赤﨑→高崎
HT:久保田→梅鉢
60分:西→伊東
64分:鈴木→山本
67分:土居→杉本
70分:ファン・ソッコ→山村


試合の感想
ローテーションの布石布陣か
水戸は4-4-2のフォーメーションです。
鹿島は4-2-3-1、小笠原、曽ケ端、青木らベテランはベンチにも入っておらず、若手メンバー主体の先発となりました。
先発フィールドプレイヤーの最年長は選手会長となった西(今季28歳)ですね。
注目はボランチに入った久保田がどんなプレイをするかです。
豊川と植田はU-22代表でダヴィ、カイオは引き続き欠場ですが、カイオはACLの開幕戦には間に合いそうだということですね。
そのACLのため鹿島は準備を早く進めていますし、水戸は沖縄のキャンプから戻ったばかりということでコンディションの差は明らかでした。
そのため、試合展開は一方的なものになります。
しかし、攻撃されることはなかったものの鹿島もシュートまで行く攻撃はなかなか見せられません。
その原因は主に3つ。
まだ鹿島もコンディションがいいわけではないですから、運動量とインテンシティーがそれほど高くないです。
動きにキレを見せている選手もいますが、体が重い選手もいてチーム全体としてはコンディションがまだいいわけではありません。
2つ目の原因はサイドチェンジが少なかったことですね。
右で攻撃を作って左の鈴木が空いていることが多かったのですが、序盤はそこにボールが出なかったです。
最後は空中戦です。
GKとDFラインを除くと175㎝の柴崎が一番身長が高いくらいですから、空中戦のボールは水戸にこぼれることが多くなっていました。
こうなって来るとバルセロナみたいにパスを繋いで攻めないといけないですが、他のポジションとリンクしないといけないトップ下の土居がストッパーになっていましたね。
10分には遠藤の縦パスをペナルティエリア内で受けた中村が落として土居が打ちますが、シュートは当たり損ね。
土居はこの試合、ボールロストも多くてほとんど消えていました。
15分には赤﨑のドリブルから遠藤へのスルーパスでいい形、16分には左サイドで遠藤のコンビから中村がセンタリングを上げますがGKにクリアされてしまいます。
22分には高い位置で西が相手のミスからボールを奪ってグラウンダーでゴール前に入れると、DFがクリアし切れなかったボールを赤﨑が拾ってシュートまで行きます。
角度がなかったのでGKに止められてしまいますが、前半唯一の枠内シュートでした。
30分辺りからようやく鈴木を使い始めるといいクロスが入って来るようになります。
そして33分にはファン・ソッコのサイドチェンジから、中村とのワンツーで鈴木が左サイドを上がってファーサイドにクロス。
西が飛び込んでシュートまで行きますが、惜しくもポストの左に逸れてしまいます。
やはりサイドチェンジで相手の守備を横に振るといい形が作れますよね。
シュートは少ないものの攻撃の流れが出来始めるとラッキーな形ですが得点も生まれます。
38分に右のCK、柴崎の入れたボールは水戸の選手がクリアしようとして昌子に当たること2回、最後はクリアしようとした岩尾がゴールに蹴り込んで鹿島がオウンゴールで先制となりました。
終盤には遠藤のCKからファン・ソッコのヘッドで決定機を作りますが枠には飛ばず。
さらにロスタイムには高い位置で赤﨑がボールを奪うと縦にドリブル、中に切り返してグランダーのパスを送ると、上がって来た久保田がミドルシュートを放ちます。
わずかに左にはずれましたが抑えの効いたいいシュートでしたね。
鹿島が1点リードして折り返します。

中盤の選手の組み合わせに課題
後半の頭に2枚替え、赤﨑と久保田に代わって高崎、梅鉢が入ります。
前線に高さが加わったことでよりシンプルにフィニッシュまでを狙えるようになりましたね。
立ちあがり遠藤のクロスに高崎が飛び込んで決定機を作りますが、GKにセーブされてしまいます。
前半も徐々にエンジンがかかって来ていましたが、後半からは高崎に当てて2列目が拾う形も出て来るとさらに鹿島のペースが強くなります。
56分に右サイドで西、遠藤で回して柴崎に落とすと、そこから絶妙な左足のワンタッチ浮き球スルーパス。
上手くDFラインの裏に呼び込んだ中村がこちらも絶妙なタッチで追加点を決めます。
この後、遠藤のシュートが2本、両サイドバックを交代という流れがあり、メンバーを入れ替えながらも鹿島の時間帯が続きます。
69分にファン・ソッコの縦パスを高崎が胸でトラップしてから落とし、遠藤の浮き球パスをDFの裏に走った中村がヒールで柴崎に落とします。
さらにダイレクトで柴崎が中村にスルーパスを出すと、中村もGKを引き出してダイレクトで中に折り返し。
柴崎が走り込んで合わせますが半歩間に合わず当てるのが精一杯。
左足で合わせていたら決められたんでしょうけど、流れるような素晴らしい攻撃でした。
やはり中村はこういった中央でのプレイは土居よりも上ですし、遠藤、柴崎とはフィーリングが合っていますよね。
しかし、調子が良かったのはここまで。
67分の選手交代の失策から水戸に押し込まれるようになります。
この試合、コンディションも悪く攻撃のストッパーになっていた土居を代えるのは的確だったのですが、セレーゾ監督は2列目の並びを中村、遠藤、杉本にしてしまいましたね。
右サイドの遠藤は今の鹿島の一番の強みですから、そこを変えたことでサイドを起点に攻める攻撃が無くなってしまいました。
杉本、中村、遠藤の並びにしてしまえば機能性はより増したんですけどね。
せっかくのプレシーズンマッチなのに3試合とも土居を先発、途中から本山や遠藤をトップ下に置くなど試すのはそこではない感がハンパなかったです。
土居と本山のトップ下は今さら試すまでもなくどんなプレイをするかは分かりきっていますし、遠藤のトップ下は何試合かこなせば機能するでしょうが、鹿島の強みの右サイドの起点を捨ててまでやる意味はありません。
さらに1トップとの兼ね合いで言えば、2人ともボールの受け手である赤﨑と土居とのコンビはあまり相性がよくなく、土居が消えると赤﨑も消えてしまう現象が起きています。
本山や中村などパスの出し手になる選手とどうして一緒に使ってみないのかと思いますね。
逆にボールの収まる高崎と土居を組ませるべきです。
そういうのを観てみるためのプレシーズンマッチですから。
というわけでこーめいはこのプレシーズンマッチで新たなトップ下を試して欲しかったのですが、わざとやっているのかと思うくらいその辺の選手起用はチグハグ。
効果的な選手起用、新たな発見はありませんでした。
昨年の最終節の鳥栖戦も得点は奪えなかったですが、トップ下が土居から中村に代わって明らかにチャンスが作れるようになっていましたからね。
そういうところをコーチが進言しないのかと思いますが、今まで後ろのポジション出身だったところ今季は柳沢コーチが加わったので期待したいです。
将来指導者を目指すなら遠慮せずどんどん言うべきですし、監督がするのを観ているだけでは成長しないですからね。
流れが悪くなった鹿島は、76分にゴールライン際から折り返されたボールを中央でフリーの選手に合わせられてあわや失点という場面を作られますが、佐藤が右足一本で止めます。
しかし、87分にゴールを割られてしまいます。
鹿島の左サイドから右に振られると守備陣形が整わないうちにクロスを入れられて、中央でドフリーになっていた三島に頭で決められてしまいます。
最終ラインは4対4の同数になっていたのですが、2列目から上がって行った選手には杉本が付いていたのでそっちは任せて山村は中央を3対3で守る形にしないといけなかったですね。
そこは判断ミスですし、昌子もコーチングをしていれば…と悔やんでいました。
ただ、やはり失点した一番の原因は流れを悪くしたセレーゾ監督の采配ミスですよ。
この1分後、柴崎のCKから高崎が頭で決めて突き放して鹿島が勝利しますが、J1レベルなら勢いに乗った相手に同点ゴールを奪われるという流れもありますし、実際に逆転負けした試合は昨年いくつもありましたからね。
今季はリーグ戦とACLを戦っていかなければいけませんから、ローテーションは大事です。
この試合のように相手のチーム力をスカウティングしてメンバーを入れ替え、そしてしっかり勝って行くということが求められるシーズンになりますね。
そこは良かったと思いますが、もう3年目になるのに2列目の選手の選手起用、組み合わせがまったくなところは相変わらずの課題です。

期待高まる新戦力
ファン・ソッコは広範囲に動き回ってカバーしていましたね。
出た後の中央を誰がカバーするのかというのは整備しておかないといけないですが、危ない所に顔を出していてほしい所にいてくれる感じです。
ですので相手の攻撃をディレイして前線の選手が戻って来る時間を稼いでくれますし、ポジショニングや競り合いなどは山村より上。
昌子の相棒の第一候補になるのではないかと思います。
久保田は足元が上手いですし、落ち着いていますね。
ボールの扱い方や切り返してDFをはずしてクロスを上げたシーン、後ろから上がってミドルシュートを放ったプレイなどセンスを感じます。
この試合では相手の守備強度が低かったですが、セレーゾ監督は当たりにも強いとコメントしていましたからフィジカルの強さも割と期待できるのかもしれません。
まだ遠慮があって近くの選手へのショートパスばかりしているのかと思ったら、緊張して遠くが観れていなかったみたいですね。
経験を積めばボランチの名前通り、攻撃をコントロールするプレイも見せてくれるでしょう。
水戸の攻撃が機能していなかったので差し引いて考えないといけないですが、守備への意識やインターセプトでもいいものを見せていましたね。
オールラウンダーなボランチに育って欲しいです。
そして、後半から1トップに入った高崎は福岡戦に続いて結果を出しました。
やはり高さがあるとフィニッシュまでの手数が少なくていいですし、セットプレイや崩さずにクロスを入れてゴールという形も出来ますからね。
くさびのボールに関しては頭は仕方ないですが、これまでは胸や足元へのパスをワンタッチではたきすぎていました。
もっと周りの状況を観てトラップして体を張ってキープ、スペースにドリブルで運ぶ、前にスペースがあれば振り向いて仕掛けるなどのプレイが必要です。
本人ももっとくさびのボールは収められないといけないとコメントしていましたし、この試合ではだいぶ改善されて来ていましたね。
徳島では前線で孤軍奮闘、体を張ってボールをキープしていましたから対戦相手がJ1レベルでもやれると思います。
J2クラブのように鹿島が押し込む展開だと先発に高崎、DFラインを上げて来る相手には赤﨑と使い分けるのもいいかもしれません。
最後にこの試合には出場しなかったですが、金崎の加入には驚きました。
2列目の人員は多いのですが、豊川が五輪代表でカイオがケガで出遅れ。
本山は90分難しそうで、杉本もまだまだこれからですからレンタルでの獲得ですしいい補強だと思います。
ポルトガル2部クラブポルティモネンセSCとの契約は6月いっぱいのはずですから、そこまでレンタル。
半シーズンの活躍で鹿島が完全移籍で獲得するのか、金崎が移籍先をどこに選ぶかという流れになるのでしょう。
前述したように2列目の組み合わせではセレーゾ監督は選手の力を引き出せているとは言えないですから、金崎の加入でたまたま偶然上手くハマるといいなって思いますね。

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【ニューイヤー杯】また1つJ史上初を達成してしまった…の福岡戦
結果
2015年2月4日(水) Jリーグ・スカパー! ニューイヤーカップ
鹿島2-0福岡(14:00キックオフ / KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場/1,294人)
[得点者]
07分:高崎寛之←土居聖真
38分 :山本脩斗←西大伍


[フォーメーション:前半スタート時]
FW:高崎
MF:豊川、土居、杉本
MF:梅鉢、柴崎
DF:山本、昌子、植田、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
HT:高崎→赤﨑
HT:杉本→遠藤
HT:土居→本山
HT:山本→鈴木
HT:西→伊東


[フォーメーション:後半スタート時]
FW:赤﨑
MF:豊川、本山、遠藤
MF:梅鉢、柴崎
DF:鈴木、昌子、植田、伊東
GK:曽ケ端

[選手交代]
58分:豊川→中村
62分:植田→ファン・ソッコ
62分:梅鉢→小笠原


試合の感想
カウンターとリスタートから得点
福岡は3-4-2-1のフォーメーション。
鹿島は4-2-3-1、代表組の3人が先発に名を連ねました。
その他にもメンバーの入れ替えはあってGKは曽ケ端、杉本が右サイドハーフ、あとは大分戦に出場していたメンバーでしたね。
新人研修組とカイオは大分戦に続いてベンチ外です。
試合勘は戻って来ているもののコンディションは大分戦より重い感じを受けました。
福岡は井原監督に代わってどんなサッカーをするかと楽しみにしていたのですが、まだキャンプに入ったばかりでこのタイミングでの試合はちょっと酷ですよね。
攻撃の形はまだ作れておらず、守備もほとんど5バックで守る形となっていました。
しかし、5バックで守られるとやはり崩すのが難しくなって来ますし、鹿島は後ろはほぼレギュラークラスなのに対して前の選手は入れ代わっているので探り探りなところがありました。
そんな中で先制点はカウンターから。
杉本、柴崎が右サイドで福岡のボールホルダーにプレスをかけに行くと、慌てて入れた縦パスを西がカット。
土居が上手く体を使って前を向くとドリブルで運びます。
3対2、3対3あたりの状況になっており右サイドのスペースに走ってフリーになっていた高崎にスルーパス。
高崎は迷わず打ちに行きました。
ニアのGKの頭上というのはセオリーなのですが、思い切りが良かったですしGKもあのタイミングで打って来るとは予想できていなかったですね。
幸先良く先制した鹿島がボールを支配して攻めて行くようになると状況は膠着します。
福岡は5バックでもラインは高めに設定していたので、1トップの高崎が裏を狙う動きが欲しかったですね。
高崎はそういうタイプでないとしても、それならもっとくさびのボールを受けて前線に起点を作らないとなかなか守る相手を崩せないです。
もっとシンプルに高崎の高さを使って2列目がこぼれ球を拾って行く方法を使ってもいいと思いますけどね。
ここら辺りの連携、出し手とのタイミングはまだこれから高めて行く感じでしょう。
お互いミドルシュートがあったものの、特に決定機もないまま時間は過ぎて行きます。
そんな中で面白い動きをしていたのが杉本です。
苦手なサイドに張るプレイではなく、積極的に中に入ったり下がったりしてボールに絡んでいました。
そうすることで柴崎、梅鉢、土居あたりと三角形を作っていい距離間でプレイ出来ていましたね。
27分の高崎の決定機がまさにその形でした。
梅鉢の縦パスを杉本が柴崎に落としてそこから右サイドのスペースを突いた西へ。
センタリングはちょっと高くなって高崎のヘディングシュートは浮いてしまいましたが、前半でもっとも福岡の守備を崩せたシーンでしたね。
追加点は38分スローインからでした。
高崎が落としたボールを西がクロス、中央に入った豊川がDFを引きつけて潰れて、ファーサイドに上がっていた山本が頭でゴール。
リスタートで福岡の選手は完全に集中力を欠いていましたね。
西へのプレスもなく、イ・グァンソンはボールを見ていなかったですし、GKも中途半端に飛び出してしまいました。
ただ、このシーンの前に西のクロスに高崎がDFの裏に飛び出す動きをしたんですよね。
それでサイドでボールをキープできて、深い位置でのスローインに繋がりました。
続いてCKからのチャンス。
柴崎の入れたボールはDFにクリアされますが、こぼれ球を梅鉢がミドルシュート。
GKに防がれてしまいますが、サイドバックで出場した川崎戦での得点を彷彿させるいいシュートでした。
危なげない試合はそのまま鹿島の2点リードで折り返します。

仕掛けることなく流す感じ
後半のスタートは大分戦に続いて5人の選手を入れ替えて来ます。
本山や遠藤が入って攻撃が活性化するかと思いきや、立ち上がりに伊東の上がりから赤﨑がシュートまでいったものの前半同様にシュートの少ない展開になります。
前半もそうでしたが、全体的に仕掛けるプレイが少なかったですよね。
キャンプの最終日で疲れも溜まっているのもありますし、早々にリードもできたのであまり無理はしない感じでした。
パスだけで崩そうとすると難しいですよね。
57分には前からプレスに行ったところ、豊川が一度ボールを奪ったのですが奪い返されてからカウンターを受けます。
上がっていた鈴木の裏から城後にクロスを出されますが、中央に絞っていた伊東が体を張って守り植田がクリア。
数的不利になりそうだった所を中央で柴崎と梅鉢が戻ってボールホルダーにプレスをかけたことで、福岡にサイドに持って行かせるようにすると同時に状況も5対4にできました。
ここでボランチが守備をせずにジョグで戻っていると大分戦のように数的不利のままDFラインが窮地に立たされて失点しまう確率が上がりますからね。
鹿島が慌てさせられたシーンはここくらいでした。
ここで豊川に代わって中村、続いて梅鉢、植田と交代で小笠原、ファン・ソッコも入ります。
福岡もメンバーを入れ替えて来ているのですが、試合のペースやシュート本数はお互い変わらず。
71分には右サイドで回して遠藤から一気に逆サイドのDF裏へフィード。
そこへ走り込んだ鈴木がGKと1対1になりますがシュートをはずしてしまいます。
ダイアゴナルに走って裏を取る動き、トラップまでは良かったんですけどね。
ただ、鈴木はFWもしていたのでこういう動き、あと左利きなのでシンプルに縦に仕掛けてセンタリングというのは武器になるので磨いてほしいです。
課題の守備も身長はある方なので頑張ればものになると思います。
ロスタイムに大分のCKからカウンター。
曽ケ端からボールを受け取った中村がそのままドリブルをして行ってスルーパス。
本山がDFとの1対1を上手く切り返して左サイドを狙ったのですが、無情にもポストに阻まれてしまいます。
このポストは大分戦でも高崎のシュート、山村が押し込みましたが西のヘッドも止めていますから大活躍ですね。
終始、特に脅威を感じる事なく無難な試合運びで勝利。
今年から新設されたニューイヤーカップ初優勝クラブは鹿島アントラーズとなりました。
こういった大会がありますとチームの状態も分かりますし、シーズンオフにサッカー不足、鹿島不足になっているサポーターからしたらありがたいですね。
ニューイヤーカップを作ってくれたことに感謝です。
来年もぜひ開催、そして鹿島には出場して欲しいですね。

楽しみなJ2
大分、福岡と戦って14日にはいばらきサッカーフェスティバルがあり、水戸と対戦します。
J2との対戦が続いていますが、こーめいとしては今季はJ2も楽しみです。
まず、圧倒的戦力を誇っているC大阪がアウトゥオリ監督を迎えてどんなチーム作りをするのか楽しみですし、この試合で対戦した井原監督の福岡も気になります。
後藤は松本に移籍しましたが岩政の加入した岡山、また、昨年終盤から就任した名波監督の磐田、ついに降格した大宮がJ2でどうなるのか。
そして、選手補強に本気度を感じる京都と札幌。
特に京都は個人的に気になっているダニエル・ロビーニョが活躍できるのかも楽しみです。
プレーオフで昇格を逃し続けている千葉も五輪スタッフが集結となっていますし、今季のJ2の昇格争いは熾烈を極めるのではないかと思います。
時間がないので鹿島で手いっぱいでJ2の試合はほとんど観られないですが、C大阪、岡山、京都あたりは少し観ていければと思います。

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【ニューイヤー杯】成長と課題が見えた充実したプレシーズンマッチ…の大分戦
結果
2015年02月01日(日) Jリーグ・スカパー! ニューイヤーカップ
鹿島5-2大分(12:30/ KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場/3,473人)
[得点者]
04分:為田 大貴
35分:遠藤康←鈴木隆雅
48分 :土居聖真←遠藤康

71分:エヴァンドロ
84分 :山村和也
90分:本山雅志←西大伍
92分 :本山 雅志←田中稔也


[フォーメーション:前半スタート時]
FW:赤﨑
MF:中村、土居、遠藤
MF:小笠原、梅鉢
DF:鈴木、青木、ファン・ソッコ、伊東
GK:佐藤

[選手交代]
HT:赤﨑→高崎
HT:中村→豊川
HT:鈴木→山本
HT:伊東→西
HT:青木→山村


[フォーメーション:後半スタート時]
FW:高崎
MF:豊川、土居、遠藤
MF:梅鉢、小笠原
DF:山本、山村、ファン・ソッコ、西
GK:佐藤

[選手交代]
72分:土居→本山
77分:梅鉢→町田
82分:遠藤→田中


試合の感想
試合勘のなさと3つの起点
大分は3-4-2-1の布陣です。
今季は昇格3クラブのフォーメーションがいずれも3-4-2-1と予想され、昨年に引き続いて甲府も同じ布陣で戦って来ると思われるのでシーズン前に同タイプの大分と対戦できるのはいいですね。
鹿島は昨年に引き続いて4-2-3-1です。
ダヴィは昨年負ったケガ、カイオはコンディション不良、今季加入のルーキー3人は新人研修、加えて代表の3人組が欠場となっています。
試合はキャンプで追い込んでいる最中ということでコンディションはよくないのは当たり前なのですが、大分の方が仕上がりは早い感じ。
4分には土居の何でもないパスミスからボールを奪われてカウンター。
ダブルボランチも相変わらずリスク管理が出来ていないコンビなので一気に3対4の数的不利な状況にされます。
それなのに小笠原は本気で戻らずにジョグしながら見ているだけ、さらにDFラインの連携不足もあって鹿島の右サイドに上がっていた為田へのマークが遅れましたね。
ファン・ソッコが股を通されるシュートで逆サイドに決められてしまいました。
ボールホルダーにも誰にもいけていなかったですし、昨年同様に守備の不安定さを窺わせる立ち上がりとなりました。
同点に追いつくべく攻める鹿島ですが、いわゆる各駅停車のパスばかりで誰も遠くを見れていないんですよね。
紅白戦はやっていますが、やはりフルのコートでプレイしていないので大きな展開をする意識が無く、時折見せるロングボールの精度も低かったです。
試合勘のなさの怖さってこれ程のものかと思いましたね。
そのためビルドアップは遠藤のキープ力に頼った右サイド一辺倒、逆サイドが空いていてもサイドチェンジが出ないので、これでは相手の守備を崩せません。
大分は攻守の切り替えも早かったですし、しっかりプレスをかけて追い込んでボールを奪ってから前線に繋げるというサッカーでしたね。
攻撃のところはまだまだでしたけど、狙いは明確でした。
お互い攻撃が上手く機能せずにシュートも見どころも少ない展開が続きますが、30分辺りからようやく鹿島に長いボールが出て来て、ピッチを広く使え出します。
これで右サイドからでなく左サイドから攻める回数も増えて来ましたね。
34分には中村が3バックのサイドを突く上手いダイレクトパスで鈴木が抜け出し、グラウンダーのセンタリング。
これをニアに流れた赤﨑がスルーして中央に入っていた遠藤が決めて同点に追い付きます。
昨年の序盤は遠藤のいる右で作って左でフィニッシュという形しか作れていませんでしたが、左右両方から攻められると大きいですよね。
前半の終盤には遠藤と中村がサイドを変えてポジショニングしていましたし豊川とカイオ、そして1トップの赤﨑、高崎を含めて前線が流動的に攻められるようになればと思います。
42分にはCKからダニエルに決定的なヘディングシュートを打たれますが、ポストに助けられて前半は同点のまま終了。
ハーフタイムで5人の選手を代えますが、前半だけの出場選手は試合勘のなさ、大分の選手の体力がまだ十分だったことを差し引いて評価しないといけないですね。

昨年に続く悪癖
5人のメンバーが入れ代わりましたが、新戦力は1トップの高崎だけ。
両サイドバックがレギュラーになり、豊川と山村もある程度は出場していたので連携面では問題ありませんでした。
49分にはカウンターから遠藤、土居と繋いで左サイドに流れた高崎へ。
そのままドリブルで仕掛けて中央に切り込んで、豊川に落とします。
シュートは左にはずれてしまいますが、いきなりチャンスを作ると49分にあっさりと逆転。
高い位置でボールを奪って遠藤のスルーパスから土居が決めました。
ここからは鹿島のペースになって行きます。
54分には相手のパスミスを梅鉢が拾って西に繋ぐとそこから対角線の高崎へ鋭いパス。
ゴール前を横切るグラウンダーのパスは合わなかったですが、逆サイドに上がって来ていた遠藤が拾うと右足のクロスを入れます。
高崎は頭で折り返し、中央の土居が合わせますが頭を振り過ぎてミートし切れず。
さらに57分にもカウンターから遠藤がドリブルで持ち上がって右の西へ。
グラウンダーのクロスは梅鉢が合わせ切れなかったですが、同点になって大分が攻めて来た分、後半はカウンターからチャンスを作れて来ていましたね。
62分にもカウンターから豊川がドリブルで切り込んで上がって来た左の梅鉢へ。
中に仕掛けて外を回った豊川に上手く落としますが左足のシュートは逆サイドにはずれます。
豊川は運動量があってポジショニングがいいのでチャンスに絡む回数は多いので、あとはシュートをきっちり決めることですね。
ここで土居に代わって本山がトップ下に。
山村のロングフィードに右サイドを駆け上がった西が追いついて後ろに戻すと遠藤がミドルシュート、しかし、これがバーに当たります。
チャンスはあれどなかなか決め切れないという時間帯が続きます。
すると71分に失点。
バイタルエリアに誰もおらず岡本がドフリー、裏に走った風間にもマークが付いて行けておらず、折り返されて中央でエヴァンドロに決められてしまいました。
同点に追いつかれてからは大分にペースを握られて押し込まれる時間が多くなりますが、セレーゾ監督は思い切ってユースの選手を入れて来ます。
77分に梅鉢に代えて町田浩樹を投入、山村をボランチに上げます。
左利きの大型CBでプレスタイルは中田浩二に似ているということですが、名前も漢字が半分同じですね。
さらに遠藤に代えて同じくユースの田中稔也を入れて来ます。
ちなみにこちらも中田浩二と漢字が半分同じですが、ユースで10番を背負うテクニカルな攻撃的MFです。
左に田中、右の豊川という配置になりますね。
83分に鹿島に逆転ゴールが生まれます。
左から山本が仕掛けて逆サイドにセンタリング、西のヘッドはGK武田がはじいてポストに阻まれますが、詰めていた山村がジャンピングボレーで合わせました。
ここからはさらに大分が攻撃的に出て鹿島はカウンターから2得点。
90分に西のクロスを本山、ロスタイムには田中のスルーパスにペナルティエリアに走り込んだ本山が逆サイドに上手く流して5点目。
4点目は西の速いクロスのスピードを上手く殺していますし、5点目は難しい角度からのパスを左足で合わせましたね。
遠藤、中村、土居、カイオと他で起点を作れれば、本山はシュートは抜群に上手いのでゲームメイクの仕事より途中出場でシャドーの仕事をしてもらうのもありかもしれません。
終了間際には本山のパスから高崎が持ち込んでシュートまで行きますが、左のポストに阻まれます。
コンディションが悪い中で成長も課題も観られたいい試合となりました。

1年前と違う所と同じ所
昨年も福岡とプレシーズンマッチ、水戸、東京Vと練習試合をしたのですが、1年前と比較して違う所は2列目の起点と個のレベルでしょうね。
昨年のこの時期は2列目で遠藤しか起点になれずそこを抑えられたら厳しかったのですが、この試合ではサイドチェンジが出るようになってからは左サイドの中村も起点になれていました。
同点ゴールはその中村と鈴木のコンビネーションで左サイドを崩したものでしたからね。
また、土居も下がってボールをもらってゲームを作るプレイも見られました。
香川の現状を観てもやはりチャンスを作ってもらってゴール前でからむだけのトップ下では厳しいですし、もっとゲームメイクに絡んで起点になれる選手を目指さないといけないですね。
土居は昨季は得点という結果は出していたものの、ボールを持って仕掛けたりするプレイやスルーパスの精度に難があったので今季はそこを磨いて欲しいです。
土居、中村だけでなく他の若い選手も含めて個のレベルは確実に上がっていますが、数少ない中堅選手である遠藤、西も昨年は伸びましたね。
遠藤はダヴィと並んでチーム得点王でしたし、キープ力はもはやJリーグでも屈指となっています。
今季はベストイレブンを目標にしてがんばってほしいですね。
西は昨シーズン開幕前のゴタゴタでレギュラーポジションを失ってから成長。
相変わらず守備でのマーキングはルーズなところがありますが、球際は厳しく行けるようになりましたし、オーバーラップもようやくサイドバックらしくなって来ました。
クロスも速いボールを狙い所のいい所に入れられるようになっています。
今季は一皮剥け切るかどうか、大事なシーズンになるでしょう。
もう1つは新戦力の高崎という高さが入ったのも大きいです。
ボールを回していても明らかにクロスを入れられるタイミングが早くなっていますよね。
しかもペナルティエリア内でいいポジションを取って競り勝ってくれますし、味方に落とす事も出来ますのでシンプルに攻められますし、攻撃のオプションが増えたのは好材料です。
昨年と同じ所、引き続き心配なのは決定力と守備の不安定さですね。
後半逆転してからは鹿島のペースでチャンスも多くあったのに決め切れず、逆にあっさり同点ゴールを奪われてしまいます。
昨年もこういう試合展開は多くて勝ち点を落としていましたよね。
CBのメンバーが違うのもありますが2失点目はあっさりやられ過ぎですし、バイタルエリアスカスカ過ぎます。
めったやたらにボールを奪いにプレスをかけて自ら守備陣形を崩してやられるっていうのは本当に多いです。
勝っている試合でもこういうミスをやってしまうから、簡単に失点して試合展開を難しくしてしまうんですよね。
先制された得点についてもボールの取られ方が悪いのはありますが、小笠原も本気で戻らずにジョグしながら見ているだけ。
小笠原は前への守備は猛烈に行くのですが、数的不利の状況で本気で戻らないなんてボランチとして守備の基本が出来ていない証拠です。
小笠原-柴崎、小笠原-梅鉢のコンビは昨年に続いて危機管理意識に問題があるので、CBの昌子の相方も含めて中央の安定感を改善しないといい試合をしていてもあっさりやられて負けるという試合が出て来ると思います。
昨年は運動量とインテンシティーでごまかしていましたが、そこで上回れない試合ではホームでの新潟、神戸戦では守備の不安定さが出て負けていますし、大一番のG大阪、鳥栖戦でも勝てませんでした。
当然大一番の一戦となると相手も気合いが入っているので運動量とインテンシティーは高いですからね。
今季はACLもあって体力的に負担が大きいので、決めるところはきっちり決めて守備の不安定さも改善しないといけないです。
もちろん上手くローテーションして戦うことも必要ですね。
しかし、確実に昨年よりチーム力は上がっていますし、この試合でも課題が明確に出て来ていますので、福岡、水戸戦で改善してACL初戦にいい準備が出来ればと思います。

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Author:こーめい軍師
J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

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