鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第28節】リスタートへの完全勝利…の甲府戦
結果
2015年09月19日(土)
甲府0-1鹿島(17:04/山梨中銀スタジアム/12,131人)
[得点者]
61分:金崎夢生⑦←遠藤康④
[フォーメーション]
FW:金崎、ダヴィ
MF:カイオ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、青木、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
73分:ダヴィ→土居
カイオ→鈴木優


試合の感想
ピッチの横幅を上手く使う
甲府の基本フォーメーションは3-4-2-1です。
鹿島は4-2-2-2、赤﨑が違和感ということでダヴィが先発。
2列目にはやはりカイオを戻して来ましたね。
試合は前節の自滅采配での敗北で勢いが死んでしまった感もあり、序盤は甲府に攻められる場面もありますが、次第に調子を取り戻すと20分過ぎからは終始鹿島ペースで進みます。
鹿島がボールを保持して5-4-1で守る甲府に対してどう攻めるかという構図ですね。
甲府は裏を空けないようにDFラインを低く設定して、前からはプレッシャーをかけない戦い方をしていました。
そのため、鹿島のダブルボランチはフリーでボールを持てて、そこからサイドへの展開、FWを走らせる縦へのパスが多くなっていました。
特に大きなサイドチェンジを頻繁にしてサイドからのセンタリングは効いていましたね。
これだけ引いて人数をかけて守られるといきなり中央に起点を作るのは難しいので、サイドで起点を作って左右に揺さぶるのは有効な手段です。
海外のビッグクラブでもこういった守りを固められる試合はありますが、そういうクラブほどピッチの横幅を使うのが上手いです。
25分には山本が左サイドをドリブルで突破してクロス。
GKに触られるもボールはゴール前に入っていた遠藤の所へ。
丁寧に面で合わせたダイレクトボレーだったのですが、少し抑え切れずにバーに当たってしまいます。
さらにはダヴィのクロスを甲府DFがトラップミスすると、こぼれ球を金崎が狙います。
GKに防がれるもこの辺りから決定機を多く作り始めましたね。
34分には柴崎のCKから青木のヘッド、39分にも柴崎の右からクロスをゴール前で山本が頭で合わせるチャンスを作るも河田に防がれます。
それで得たCKで三度柴崎のクロスからチャンスも山本のヘッドはバーの上を越えてしまいます。
終了間際には小笠原の浮き球スルーパスにカイオがGKと1対1になりますが、惜しくポストに阻まれてゴールなりません。
チャンスを決めきれない前半となりましたが、この展開は石井監督の勝ちパターンですよね。

決め切れない展開といつか決まる展開
後半の試合展開も前半と同じです。
サッカーでは試合を優位に進めていても、決定機をはずし続けていると流れが悪くなって失点して負ける事がよくあります。
しかし、そんな中にもこのまま行けば得点が入るのも時間の問題という試合も存在します。
この試合はどちらかというと後者の流れでしたね。
その要因の1つが、攻撃ではしっかり自分たちでボールを動かして決定機を多く作れていたことです。
そして何より甲府の攻撃に脅威を感じなかったです。
バレーはやっかいな存在ではありましたが、パトリックと比較するとまだ対応しやすいですし、後ろの選手と距離があって孤立無援状態でした。
セカンドボールも鹿島が拾えていましたからね。
カウンターから危ない場面を作られているようだと決定機を決められずにやられる可能性が高くなりますが、セットプレイに気を付けていれば問題ないという感じでした。
やはり後ろが安定して守れていると攻撃も腰を据えて出来ますから、焦らずじっくり得点を狙えるのでしょう。
60分には柴崎のフリーキック、こぼれ球を金崎が狙うもそれぞれGKとDFのファインプレイで防がれてしまいます。
どちらも決まっておかしくない場面でしたが、得点シーンはその直後に訪れます。
スローインからのリスタート、遠藤の鋭いクロスを金崎が上手く頭でファーサイドに流し込みました。
バックステップを踏みながらだったので難しかったですが、金崎はポジショニングがいいですし頭でもよくゴールを決めますね。
甲府は得点を取りに行くべき2枚替えを行って右サイドを活性化、リードしたことで鹿島はのらりくらりとパスを回して相手を走らせながら、隙をついて攻める嫌な戦い方をしていきます。
68分には左サイドに流れた金崎が起点になると戻したボールをカイオがスルーパス、ダヴィが決定機を迎えますが、ここも河田の好セーブにあってシュートはわずかに右に逸れて行ってしまいます。
これで得たCKからファン・ソッコが頭で合わせます。
完全にフリーだっただけに決めたかったですね。
ここで石井監督が1枚目の選手交代をします。
ダヴィに替えて土居を投入。
ダヴィはハイボールでの競り合いは頑張っていましたが、やはり今の前線メンバーに入ると足元の技術のなさが目立ちますね。
ボールを失って攻撃のブレーキになる事が多かったですし、コンディションもまだ万全というわけではなさそうです。
カウンターを狙う展開ですと使っていけそうですけどね。
80分にカイオに替えて鈴木優を入れます。
これは途中出場でサイド攻撃を活性化させた堀米と松本対策という狙いもあったと思います。
鈴木優の投入で、前節同様に前線が活性化しましたね。
4-2-2-2の左OHにそのまま入りましたが、フィジカルがあるのでDFを背負いながらキープできますし、体の使い方が上手いのでそこから仕掛けても行けます。
さらに周りがよく観えているので球離れがいいですね。
パスを出した後はしっかり走るので周りの選手も使いやすいです。
前節はトップ下でプレイしましたが、ゴール前に入る動きの良さとヘッドの強さも見せました。
先発からこのパフォーマンスを出来るかは別ですが、勝っている状況でも負けている状況でも使えますし、スーパーサブとして起用して成長させていきたいです。
この後、西と青木のお見合いからボールを奪われてゴールに迫られますが。この試合でもっとも危なかったのはここくらいじゃないですかね。
疲れて来るとつい人任せな判断が多くなってしまいますが、DFはそれが致命的なミスに繋がってしまうのでしっかり主体的でセイフティなプレイを心掛けないとダメですよ。
90分には途中出場の鈴木優が決定機を迎えます。
中盤でボールを奪うと判断よく金崎へ縦パス。
金崎は反転してドリブルで仕掛けると珍しくシュートではなく、100%パスを意識していましたね。
1度目のパスはDFに引っ掛かるものの、冷静に改めて左でドフリーになっていた鈴木優へ。
ファーサイドを狙ったシュートは悪くなかったのですが、最後まで河田が立ちはだかります。
実際のところ、河田のセーブがなかったら3、4点は入っていましたから1点しか取れなかった鹿島の攻撃が決して悪かったわけではありません。
相手のプレイも良かったって事ですね。
試合はこのまま終了。
なかなか先制点を奪えず、追加点も上げられなくて苦しい試合になりましたが、もとより甲府にはいつも苦戦していましたし、こういう展開で逆にやられて負けるパターンもありました。
内容はスコア以上の差があり、完勝に近いものでしたからね。
甲府には勝っても苦戦する相手なのかなと思いますし、前節の敗戦を考えると最小得点でも勝てたという事が大きいです。

次は再び大一番
次はホームで浦和戦となります。
浦和はフォーメーションの並びは3-4-2-1で甲府と同じですが、システムはまったくの別物。
引いて守る甲府と違って、ボールをポゼッションするための布陣ですから4-1-5の形に変化して攻めて来ます。
しかし、近年はタイトル奪取のために守備意識が高まっており、特に今年はその傾向が一層強まっていますね。
それでも基本的にポゼッションは浦和に握られるでしょうし、鹿島が一方的に押し込んで相手が5-4-1で守るような甲府戦のような展開にはならないでしょう。
戦い方としては広島戦をベースにいかに攻撃力を高めていけるかになると思います。
ただ、清水戦は槙野が不在ということもあって4-1-4-1のような布陣で戦っていましたから、もしかしたら鹿島相手にもいつもと違う戦い方をしてくるかもしれません。
4-1-5=4-1-4-1ともとれるので攻撃時に大きな違いはないですが、守備のやり方は変わって来ますよね。
柏、清水戦を観ましたが、高木、ズラタン、李あたりが後半から出て来る攻撃力は脅威です。
前からのプレスと後ろでの踏ん張り、最後まで気を抜けない戦いとなるでしょう。
鹿島は赤﨑、昌子が間に合うといいんですけどね。
08シーズン以降の浦和との対戦成績は3勝6分6敗と悪く、ホームでは2勝3分2敗と何とか健闘している状態です。
特にペトロヴィッチ監督が就任した12年からは2分5敗と完全に苦手としています。
石井監督に替わって初めての対戦となりますし、ここで勝って苦手意識を払しょくするとともにセカンドステージ優勝を目指す上でいいきっかけとしたいですね。

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【J第27節】敗因はセレーゾ臭プンプンの采配…のG大阪戦
結果
2015年09月12日(土)
鹿島1-2G大阪(18:34/カシマサッカースタジアム/22,380人)
[得点者]
29分:宇佐美貴史
39分:宇佐美貴史
90分:鈴木優磨①←金崎夢生②
[フォーメーション]
FW:赤﨑、金崎
MF:土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、青木、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
62分:赤﨑→カイオ
74分:土居→鈴木優


試合の感想
先発メンバーで大失態
G大阪は4-2-3-1の布陣。
鹿島は4-2-2-2ですが、何とあの今季最高の試合と誰もが認めるFC東京との第2戦目から先発メンバーを代えてしまいまいた。
カイオ→土居となったのですが、この時点でこの試合はもう勝てない確率の方が高くなってしまいましたね。
石井監督は守備から入って前半は内容が悪くとも後半勝負で勝って来た試合が多かったのですが、G大阪との大一番とのことで後半にカイオを温存しておきたかったのでしょう。
その考えは分からなくはないですが、J3のFC琉球相手にボールを取られまくっていた土居の起用はあり得ません。
G大阪相手に通用しないのは明白でしたし、ましてや4-2-2-2のOHで起用するとは完全な自滅悪手でしたね。
これまでFWで起用するようになっていたので、セレーゾ監督時代と違ってチームのお荷物にならずに済んでいただけですから。
カイオ先発で行くべきでしたし、離脱していなければ中村を起用していたのでしょうけどね。
試合は思った通り、土居がまったくボールに絡めず、鹿島は試合開始から1人退場状態、10人での戦いを強いられます。
それでも右サイドで遠藤、金崎、西が絡んで攻撃を作りますが、G大阪相手にはなかなかシュートまでいかせてもらえません。
2分に山村がボールを奪って右サイドの西、遠藤、金崎と繋いで最後はクロスを米倉が触ってあわやオウンゴールかというシーンがありましたがバーに阻まれてしまいます。
前半は鹿島が押していたように観えますが、実際に惜しいチャンスはこの場面くらいでした。
そうこうするうちにこの右からの攻撃も完全にG大阪に読まれて対応されてしまいましたね。
左からまったく攻められないのでG大阪からすれば、遠藤にボールが入った瞬間にプレスをかければ守れますし、逆にボールの取りどころとして狙いやすくなってしまいました。
これがバックパスや横パスが多くなった理由ですね。
そもそもこの右からしか攻撃できない状態では福岡に大苦戦、東京Vに完敗した経験がありますから。
昨年は運動量とインテンシティーで結果を出す事ができましたが、この試合ではその両方でG大阪に上回れてしまって万事休す。
攻撃は機能せずとも前線からの守備でG大阪の攻撃も封じていたので、スコアレスで前半を終えられれば石井監督のプラン通りだったのでしょうが、守備同様に時間が経過するとともに攻撃も鹿島に合わせて変化させて来ました。
簡単に言えば、鹿島のプレスを避けてロングボールを入れる事が増えて来たんですよね。
しかし、このくらいは鹿島としても想定内。
FC東京戦を始め、前線の守備でコースを限定しつつアバウトなボールを入れさせて、後ろが跳ね返してマイボールにするという戦いが出来ていました。
想定外だったのはパトリックの強さです。
アバウトなボールでもフィジカルの強さでキープして前線で起点になります。
鹿島の守備陣はこれに大慌て、ただでさえ1度守備陣形を崩されると脆いのに、起点を作られたことで今度は宇佐美も絡んで来ます。
こうなると鹿島の守備陣は耐えられないですから、28分に宇佐美にドリブルでの仕掛けから決められてしまいます。
ここも結局、宇佐美とパトリックの2人にやられているわけですが、鹿島の4-4のブロックの間にG大阪の選手が6人も入っているんですよ。
これがすべてですね。
西が宇佐美に競り負けて、ボランチ2人のポジショニングが悪く、土居はまったく守備に参加していないですから、4対6の状況を作られてしまってパトリックと宇佐美を止められるはずありません。
やはり今の鹿島は守備がハマらないと脆いですね。
この時点で土居に代えてカイオを入れないとどうにもならなかったのですが、石井監督は動かなかったので10分後に2失点目もしてしまいます。
遠藤のバックパスを奪われて宇佐美に突破されると、最後は青木の足に当たってゴール。
宇佐美はパトリックへの折り返しを狙ったように見えたので、オウンゴールだと思いますけどね。
左OHがカイオだったらそちらのサイドからも攻撃できたので、G大阪もあれだけ鹿島の右サイド狙いの守備を敷く事はなかったです。
中村だったとしてもボールは持てますし、もっと中にポジションを取ってプレイしてくれたので、遠藤のパスコースが出来てバックパスはなかったでしょう。
というよりフリーで横にいた小笠原に出していたら問題なかったシーンですけどね。
結局、前半のシュートは金崎の遠目からの1本のみ。
鹿島とG大阪の攻撃の違いは起点の位置です。
G大阪はパトリックや宇佐美が中央で起点を作っていたのに対し、鹿島はサイド。
それも右サイドのみでした。
中央とサイド、同じ起点でも攻撃の怖さは全然違って来ますから。
土居は米倉にイエローカードを与えた以外、本当に何もしてなかったですね。
G大阪相手の大一番に1人少ないハンディキャップ戦は厳しいですし、これでは鹿島には勝つ気がないと勝利の女神に思われても仕方ないです。

選手交代で大失態
当然、ハーフタイムで選手交代があるかと思いきやまさかのメンバー交代なし。
石井監督の勝つ気のない采配が続きます。
後半からカイオを入れて早めに1点とれば、まだ分からなかったのですが、この時点で引き分けの目も厳しい状況になってしまいました。
後半もG大阪の勢いに飲まれて、立ち上がりからゴールに迫られます。
鹿島もシュートを放つようにはなるものの、すべて遠目からで得点の臭いはせず。
ここで石井監督がようやく動きます。
しかし、カイオに代わって下げられたのはなんと赤﨑。
セレーゾ臭が濃くなって来てしまいましたね。
それでもカイオが入ったことで左からも攻められるようになり、G大阪も守備の狙いが絞れず対応しきれなくなって、鹿島が押し込み始めます。
67分には遠藤のCKから山村が頭で決定機を作ります。
鹿島の決定機はこれでようやく2つ目ですが、どちらもバーに防がれてしまいましたね。
そして、28分に土居に代わって鈴木優が入ると前線が活性化。
トップ下に入る感じでしたが、よく動いてパスをもらえるポジションを取っていたので、周りの選手もプレイしやすくなってボールが回るようになりました。
単純に鹿島の選手が10人から11人に増えたわけですから、見違えるように良くなるのも当たり前ですけどね。
最初からこのように11人で戦っていたら、十分勝てた可能性はありました。
反撃機運が高まりますが、この頃には前半から10人で戦っていたツケが出て来ていましたね。
遠藤、金崎がかなり疲れてミスが多くなって来ていました。
また、得点を取りにどうしても前がかりになるのでカウンターを受けるリスクも高まります。
79分にはそのカウンターから完全にやられます。
パトリックのシュートは何とか曽ケ端がはじくものの、こぼれ球には完全フリーの藤春が詰めて来ます。
ヘディングシュートははずしてくれて助かりましたが、こんな苦しい戦いを強いられるのもセレーゾ臭プンプンの采配を続けて来たせいですよね。
鈴木優は動き出しだけでなくゴール前への入りもよく、86分にはカイオのクロスから惜しいヘディングシュートを放つと、90分には金崎のクロスを頭で合わせてゴール。
DFと競り合いながら上手く前に入ってシュートはファーサイドに流しましたね。
しかし、選手交代が遅すぎたため反撃もここまで。
重要な大一番を石井監督の大失態から、チーム本来の実力をほとんど出せずに負けてしまう最悪の結果。
G大阪相手では前線にボールの持てる選手を3人は入れないときついですし、10人で勝とうなんて虫が良すぎます。
戦えない選手を入れて勝つ気のない采配をしていたら、当然勝利はたぐりよせられないですよ。
これで年間順位3位以内はかなり厳しくなりましたし、セカンドステージの優勝も中位、上位との対戦が多く残っているので暗雲が立ち込めて来てしまいました。
石井監督になってから8勝1分1敗ですが、この1敗は大きいですね。

失敗は誰にでもあるが、あり得ない失敗もある
こーめいはいつも言っているようにミスは誰にでもあるので仕方ないですが、そこから学ばずに同じミスをする、成長しないというのはプロ失格です。
失敗は失敗でもあり得ない失敗があるわけですよ。
それが今回の石井監督の采配ミスです。
①FC琉球戦で消えていた土居を先発起用
②ボールの持てない土居を2列目で起用
③完全に消えていた土居をハーフタイムで交代せず
④最初の交代でさげたのはなぜか赤﨑

これってセレーゾ監督が散々やらかしていた失敗とまったく同じなんですよね。
どんなにパフォーマンスが低くても、試合から消えていても土居をトップ下で先発起用。
実際に試合で消えていてもハーフタイムで交代せず、オフザボールの動きで勝負するタイプのストライカー赤﨑をボールに絡んでないという理由で先にさげる。
ユース出身の土居を優遇するようにフロントからプレッシャーをかけられているとしか思えないですね。
試合後のコメントでも、「ミスから失点したのが悪かった」なんてことを言っていますが、自分のせいで負けたという意識がなさすぎです。
サッカー誌のインタビューでも、「FWで起用され始めて自由に動けるようになった」と戯言をほざいていますが、この試合のスプリント回数はなんと74分でたったの6回。
FW起用された山形戦でも66分で6回、川崎戦でも83分で9回ですから、自由に動けるようになった割に、まったく動けてないですね。
この試合でもスプリント回数が鈴木優より少ないですし、終盤に出場したリンス、金を除くとCBの丹羽の5回に次ぐ少なさです。
15分で1.2回しかスプリントしていないってことですからね。
もうこれはプレイがどうこういうより、サッカーを続けるかどうか考えた方がいいレベルです。
中盤の選手で、なおかつボールを持てない選手がこれだけスプリントできないっていうのはもう余程やる気がないか、絶望的なほどにサッカーIQが低いかのどちらかですよ。
こういうメンタルの選手はいくら使い続けても、成長しないです。
実際に西は鹿島に来てから3年間、まったく成長しなかったですね。
それが伊東にレギュラーを奪われ、海外移籍に失敗して干されかけ、選手会長になるなど外的要因が重なってようやくメンタルが変わって、昨年一皮剥けました。
増田誓もそういうタイプでしたが、土居もセレーゾ監督に起用されて来た丸2年間まったく成長していないですから、サッカーに対する意識を根本的に変えていかないといけないでしょう。
起用するならFW、中盤でしたら近くに選手がいてパスも出しやすくキープも比較的しやすい4-2-3-1のサイドしかありません。
しかし、FW起用ですとプレイの質、メンタル面で鈴木優の方が上回っている事がこの試合で明らかになりましたから、もうベンチ外で十分でしょう。
試合後のコメントを観ても、鈴木優の方が起用して行けば今後成長を期待できそうです。
チームの実力を出し切って負けたのなら納得がいきますが、楽しみにしていた一戦で10人の試合を見せられるこっちの気持ちを考えてほしいですね。
大一番でことごとく勝てなかったセレーゾ監督と同じ失敗をして勝てるわけありません。
石井監督がセレーゾ監督と違うのは、試合後のコメントで自らの采配ミスを認めていることです。
先発選手のパフォーマンスが思う通りでなかったというのは、明らかに土居のことを言っていますが、1つ認識違いがあります。
天皇杯に出場したから走れなかったわけではなくて、土居は先発フィールドプレイヤー20人の中でスプリント回数は下位ということはよくありますから。
そこを間違えないようにしないとセレーゾ監督みたいに同じミスを繰り返して大事な試合を落としてしまうでしょう。
また、この試合では石井監督の采配の弱点が出てしまいました。
石井監督のサッカーは、まずは守備に重きを置いての後半勝負。
それはいいのですが、以前から前半を軽視し過ぎです。
これまで一緒にプレイしたことないメンバーで前線を組んだり、4-2-2-2を導入したりと連携不足が目立っていました。
この試合もそうですが、土居が4-2-2-2のOHに入るのは初めてですからね。
ようやく赤﨑、金崎、遠藤、カイオでいい攻撃ができるようになったと思ったところで…。
これまで勝って来られたのは、そもそも下位の調子悪いクラブが多かったですし、相手の拙攻に助けられたり、夏場で後半に足が止まっていたからです。
仙台戦なんてあれだけ相手の足がぱったり止まってくれなかったら逆転できなかったですし、山形戦は相手の攻撃精度の低さで失点せずに済んだだけです。
こーめいは5連戦に入る前にブログで言いましたよね。
連戦に入る前にメンバーを固定して戦っておいて連携を高めて前半からもっとチームを機能するようにしておかないと、攻撃力の高いクラブ相手では前半に守備が耐えられず失点する試合が出て来ますし、秋になって涼しくなると走れる時間が長くなるので後半に巻き返すのも難しくなると…。
それがまさにこのG大阪戦です。
幸い甲府、浦和、神戸戦と1週間おきの試合が続きますから、もう一度誰が機能して、誰が機能しないのかを精査して、次の連戦まではある程度固まったメンバーで戦っていくべきです。
新しい選手を使いたいなら、試合展開をみながら後半に途中出場で出していく感じですね。
この試合途中出場からゴールした鈴木優は、FW不足の現状の中で使っていったらおもしろい存在となりそうです。

立て直しを図りたい甲府戦
次はアウェイで甲府戦です。
監督交代から城福監督の時のサッカーを取戻し、降格圏から脱出。
しかし、このところは1勝1分3敗とまた下降気味となっています。
フォーメーションは3-4-2-1なので5バックで守りを固められるとやっかいですが、柴崎も復帰しますしベストメンバーで戦えば得点は取れるでしょう。
ちなみにこの5年間のリーグ対戦成績は2勝2分3敗、アウェイでは1勝1分1敗となっており、相性は良くないと言えますね。
自滅采配で大事な一戦を落としてしまいましたから、しっかり勝って立て直したいところです。
最低限、試合開始から勝つ気の感じられない采配は辞めて欲しいですね。
先発メンバー、ベンチメンバー、選手交代を間違わなければ勝てるというのは、これまでセレーゾ監督と石井監督が証明しています。
赤﨑が違和感、昌子は練習には戻ったものの全体メニューはまだ別ですから、甲府戦は出場できなさそう。
また前線のメンバーは変わりそうですが、起用する選手、組み合わせを間違って勝点を落としてズルズル後退しないようにしないといけませんね。

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【天皇杯2回戦】メンバーを入れ替えながら鹿島らしく勝利…のFC琉球戦
結果
2015年09月09日(水) 天皇杯2回戦
鹿島3-1FC琉球(19:04/カシマサッカースタジアム/2,069人)
[得点者]
18分:豊川雄太①[FK]
31分:山本脩斗①

38分:田中恵太
81分:杉本太郎①←久保田和音①
[フォーメーション]
FW:土居、赤﨑
MF:豊川、本山
MF:久保田、山村
DF:山本、青木、植田、西
GK:佐藤

[選手交代]
66分:豊川→杉本
87分:本山→鈴木


試合の感想
大胆ながらも要所は抑えた先発メンバー
FC琉球は3-4-2-1の布陣です。
J3のU-22で対戦した豊川によると走力があってパスを繋いでくるチームのようですね。
鹿島は4-2-2-2です。
やはり石井監督は大胆に先発メンバーを入れ替えて来ました。
今の鹿島は守備の安定が肝なので、DFラインこそ植田を入れただけですが、ボランチの久保田、2列目に豊川と今まで出番のなかった選手を入れます。
豊川は腰を痛めているという話もあり、ずっと起用されていなかったので心配していたのですがこれから戦力に組み込んで行けそうですね。
他の前線のメンバーは赤﨑、土居、本山となります。
ダヴィが直前で負傷しなければ恐らく赤﨑も休ませたかったのだと思います。
立ち上がりにFC琉球に勢いよく攻められていきなり危ないシーンを作られます。
中山のシュートはポスト直撃で助かりましたが、だいたいダブルボランチが一緒に同サイドの守備に飛び出すと真ん中を使って攻められてしまうことが多くなりますよね。
直後には鹿島も反撃、土居が抜け出してGKと1対1になるも決め切れません。
さらに豊川のスルーパスからDFラインの裏を取った赤﨑がGKの股を抜いて決めるものの、これはオフサイド判定。
ギリギリでしたけどね。
予想通り次第に鹿島がポゼッションを握ると、いつも通りじっくり試合を運びます。
本山と西のコンビで右サイドを破ると、最後は本山のクロスに豊川が合わせます。
そして18分、豊川がバースデーゴールとなるFKを直接決めます。
何かと難しくなる天皇杯初戦で早々に先制できたのはよかったですね。
30分には本山のクロスを逆サイドに開いた赤﨑がヘッドで折り返して、最後はゴール前に入っていた久保田がトラップからシュートしますがGKに詰められて防がれてしまいます。
しかし、その直後に追加点をあげます。
右サイドからの豊川のマイナスの折り返しをDFが懸命に足を伸ばしてストップ、こぼれ球を赤﨑がシュート、土居はオフサイドではなかったですが、スルーするとGKがはじいたボールを逆サイドにつめていた山本が押し込みます。
首尾よく追加点を奪った鹿島ですが、38分にミスから失点。
佐藤が飛び出してボールに触れず、相手を倒してしまってPKを献上してしまいます。
飛び出すなら絶対にボールに触らないといけないですし、触っていたらファウルは取られてないですからね。
そもそも角度がなかったのでニアをしっかり締めていれば、慌てて飛び出す必要もなかったと思います。
佐藤のミスは想定内ですが、むしろこーめいが気になったのはあっさり2点リードしたことで選手の意識が攻撃に行き過ぎていたことですね。
この失点シーン、山村が上手く体を入れてボールを奪ったところ、後ろから足をひっかけられて倒されているのでファウルなのですが、5対5の状況を作られています。
久保田はどうせ戻らなくても大丈夫だろうと思って守備をさぼっているのですが、ボランチだったら後ろが数的同数、不利の状況を作られてるならまず守備を考えないといけません。
2点リードしているならなおさらですね。
現在の鹿島の好調の要因はまずしっかり守備をするようにしているからですし、むやみやたらに攻撃していては昨年ソニー仙台に負けたような試合になってしまいます。
あの試合はセレーゾ監督の思いつき采配で4-1-4-1だったのですが、アンカーの小笠原がやはり守備について戻らないことが原因で失点してしまいましたからね。
相手が格下だからとか、2点リードしたからとか、控えの選手だからアピールしないといけないとか、そんなことで守備をおろそかにするなど戦い方が変わっては意味ありません。
終了間際にはDFがクリアした後のこぼれ球から土居が決定機を迎えますが、ゴール左にはずして、鹿島が1点リードして後半を迎えます。

ゲーム体力の低さを露呈もダメ押して勝つ
後半は退屈なゲームとなります。
しかし、鹿島のサッカーを忘れて意識が攻撃に傾きすぎたり、個人のアピール合戦になるよりはずっといいです。
石井監督のハーフタイムのコメントもやはり守備のことメインでしたらからね。
そんな中でも攻撃できればよかったのですが、豊川はまだ4-2-2-2の2列目で中でプレイするのに慣れていませんし、このメンバーでの連携はやはり未熟。
前半からパスの出し手と受け手の意思疎通が合わずに、パスミスが多くなっていました。
それはある程度仕方ないことで、もっと2トップがボールを保持できればよかったのですが、土居はJ3クラブ相手にもボールを奪われまくっていましたし、赤﨑はさすがに連戦で攻守に走り回っている疲れもあったでしょう。
本来なら早々に代えたかったでしょうが、金崎も休ませたいですしFW不足ですね。
何よりゲーム体力の面で本山、豊川、久保田あたりの運動量が減りました。
しかし、66分に足をつった豊川に代えて杉本を入れると前線もやや活性化します。
75分にその杉本が倒されて田中に2枚目のイエローカードで退場。
81分には杉本がダメ押しのミドルシュートを決めます。
杉本はやはり中でプレイするのは得意ですし、4-2-2-2の2列目にはフィットしそうですね。
さらにカウンターから本山のパスを受けた土居が狙いますが、GKに止められます。
終了間際にはベテランの本山に代えて鈴木優を投入。
なんだかんだでシュートを6本に抑えましたし、実際に危なかったシーンも佐藤のミスが絡んだところくらいでした。
後半はトーンダウンしたものの、メンバーが代わっても鹿島らしいサッカーと試合運びで無難に2回戦を突破しました。
トーナメント戦なのでまず勝つことが重要、その上でこれまで出場機会がなかった選手を起用して戦力の底上げを図るなどチーム作りを考えながら戦っていますからね。
相手が格下だからと表面的な所しか見ずにもっと攻めろだの、得点を取れだの不満を言うのは代表のミーハーなサポーターと変わりません。
メンバーが代われば試合で実際に機能させるまでに時間は必要ですし、別に格下の相手をケチョンケチョンにして勝つためのサッカーをしているわけではないですからね。
むしろそんなサッカーをしていたら逆に昨年みたいに足元をすくわれてしまいます。
次の相手は水戸になりましたね。
リーグ戦、ナビスコ杯、天皇杯でまたもや5連戦になるようです。
それまでチームの機能性を高めるとともに、この試合で得点した豊川や杉本らも組み込みながら戦力の底上げをしていきたいですね。

リーグ再開はホームでG大阪戦
ホームとは言え中2日での戦いとなります。
連戦もこれでひと段落ですが、G大阪は天皇杯でシードされているので代表組以外は休養十分ですね。
シードの話はなんとなく目にしていて、なんとなくACLを勝ち残っているG大阪と柏がと思っていたのですが、残り2チームはナビスコ杯準々決勝に残っていてファーストステージが好成績だったという理由で浦和、FC東京が選ばれたそうです。
今の鹿島はメンバーを入れ替えながら勝っていますし、チームの機能性と戦力の底上げを考えるとたくさん試合を出来てむしろ良かったかもしれませんね。
とは言え、5連戦の5戦目で日程的に不利があることは確かですし、お互いステージ優勝や年間成績を考えるとものすごく重要な一戦になります。
G大阪はパトリックと宇佐美の2トップが研究されて来たということで、宇佐美を左サイドハーフに置く4-2-3-1で戦っていますね。
ゴールから距離が遠くなってこのところは得点できていませんが、パトリックの強さと宇佐美のドリブル、遠藤保のプレイスキックに要注意なのは変わりません。
それからトップ下に入った倉田がフィットして来ているので、ボランチはしっかりつかまえないといけないですね。
鹿島の先発は石井監督も、「ベースとなる戦いができた」と評価していたナビスコ杯FC東京戦の第2戦のメンバーが基本になると思います。
両サイドバックは出ずっぱりですが、セレーゾ監督の時みたいにむやみに高い位置を取って攻撃参加、相手にやられて守備に戻るって事はなくなって来ていますし、今はまず守備に重きを置いてタイミングよく上がっていく感じですから負担は以前より軽減されていると思いますね。
むしろ赤﨑の方が心配かもしれません。
柴崎が出場停止、昌子もまだ間に合いそうもないものの、ナビスコ杯の2戦目のようにしっかり前から守備を出来れば鹿島らしいサッカーで勝利を掴むことができると思います。
ちなみに08シーズンからのG大阪との対戦成績は5勝4分4敗(ホームは3勝1分2敗)
となりますが、11シーズンは2連敗。
12シーズンは1勝1分なものの、14シーズンは1勝1敗、今季は第一戦目で負けており近年の相性は悪くなっていると言えます。
監督が代わった事もありますし、ここらで潮目を代えておきたいですね。

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【ナビスコ杯準々決勝第2戦】修正力で上回って完全勝利…のFC東京戦
結果
2015年09月06日(日)
鹿島3-0FC東京(18:34/カシマサッカースタジアム/8,568人)
[得点者]
07分:金崎夢生①
60分:金崎夢生②←山村和也①
95分:遠藤康②

[フォーメーション]
FW:赤﨑、金崎
MF:カイオ、遠藤
MF:小笠原、山村
DF:山本、青木、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
73分:赤﨑→土居

試合の感想
両監督動く
FC東京は4-3-2-1のフォーメーションに変えて来ましたね。
いわゆるツリー型で、前線は前田の1トップに東と中島の2シャドーになっていました。
恐らくフィッカデンティ監督は、中盤の人数を増やしてボール支配で有利に立つとともに第1戦で鹿島のボランチが後ろから飛び出して来る選手にまったく付いて行けていなかったのでその形を狙いたかったのだと思います。
ただ、第1戦でゴール前にいいタイミングで入って来ていた河野、橋本をベンチに下げてくれたのはラッキーでしたね。
鹿島は4-2-2-2の布陣ですが、石井監督も動いて来ました。
2トップの組み合わせをこれまでと変更、赤﨑と金崎となりました。
前からの守備を強化するためのチョイスだと思います。
1トップから2トップにして守備のスイッチが曖昧になって、前線からのプレスが緩んでいたのですが、この2人は攻守に運動量、スプリント回数が多いですからね。
また、攻撃でもオフザボールの動き出しが早いので後ろもパスを出しやすいですし、現在のFWの中ではもっとも相性のいい組み合わせと言えるでしょう。
さらに2列目のカイオもこのところ中に入ってのプレイが良くなって来ていますし、遠藤とともにボールを取られないのでこの試合は立ち上がりから鹿島ペースでした。
前から追って自分たちのペースで守れれば、後ろの守備もアラが出ずに済みます。
7分に早くも先制点をあげます。
FC東京の選手に当たったこぼれ球を金崎が拾うとそのままドリブルで持ち上がってミドルシュート。
GKの榎本がファンブルしてネットを揺らします。
芝が濡れてボールが伸びたのだと思いますが、正面でしたしラッキーなゴールでしたね。
でも、立ち上がりですしピッチの状況を考えて積極的に狙いに行ったのが良かったです。
この1点で鹿島はより余裕を持って試合を運ぶ事が出来ました。
焦らずじっくりボールを回して相手を走らせながら、チャンスを作りセットプレイをもらいという感じでしたね。
18分には小笠原のCKにカイオが頭で合わせる決定機、遠藤のFKからも最後は山村の頭で惜しいシーンを作ります。
完全に出足や球際の競り合いで鹿島の選手の方が勝っていましたし、何と言ってもボールを奪われてからのプレスがすさまじかったですね。
すぐに奪い返してFC東京にボールを持たせないので、クロスから後ろの選手が飛び込んで行くという形すら作らせませんでした。
27分には金崎のポストプレイからカイオ、遠藤と繋いで右サイドのスペースに走った赤﨑へ。
クロスは跳ね返されますが、オーバーラップしていた西が放り込むとファーサイドでカイオが頭で合わせます。
ゴール左にはずれてしまいますが、前線の連動性にサイドバックのオーバーラップが絡む鹿島らしい攻撃でした。
35分には遠藤が右から仕掛けて中ではなく、縦に切り込んで右足でシュート。
これはGKに防がれますが、最近はクロスを始め遠藤は右足を使うことが増えていますね。
この縦に行ってシュートなりクロスっていうのがあると、より中に切り込んで左足でシュートという得意のパターンが活きます。
この場面では遠藤のドリブルに対応した太田が完全に中を切るポジショニングをしていましたが、縦への突破もあるとなると次からはそんな極端な対応もできなくなりますからね。
中か縦か、判断できず迷う分、対応も遅れますからより抜きやすくなります。
あまりにも何もできないのでフィッカデンティ監督が前半のうちから動きます。
羽生に替えて平山を入れて前線の枚数を増やして来ました。
フォーメーションも4-4-2になりましたね。
それでも流れは変わらず、終了間際には遠藤がドリブルで2人かわして、パスを受けた西が角度のないところからニアにシュート。
これは惜しくもポスト直撃となります。
チャンスを決め切れないところもありましたが、FC東京に何もさせない完全なる鹿島ペースで折り返します。

追加点、ダメ押し、無失点
後半になっても鹿島が試合をコントロールします。
前田、平山を前線に並べたもののハイボールには曽ケ端もよく判断よく飛び出して対処できていました。
そうすると51分にフィッカデンティ監督は2枚目のカードを切って来ます。
前田に替えて河野を投入。
しかし、後半も先に得点をしたのは鹿島でした。
中盤でこぼれ球を拾った山村が胸トラップからくさびのパス。
金崎が前を向いて仕掛けると赤﨑が外へ逃げるフリーラン、遠藤がダイアゴナルに入って来ます。
この遠藤の動きで決まりましたね。
思った通りそれにつられて金崎への対応が甘くなると再びミドルシュートがネットを揺らします。
恐らくGKからは吉本がブラインドになってインパクトの瞬間が観えずに反応が遅れたのだと思います。
いい時間帯に追加点をあげた鹿島は運動量も衰えず、72分までFC東京のシュートを立ち上がりのミドル1本に抑えます。
逆に鹿島は70分に山村のマイナスのクロスにカイオがシュート、ふかしてしまいますがチャンスを作り続けます。
73分には赤﨑に替えて土居を入れます。
さすがに前半からあれだけ攻守に走っていましたからね。
これまででもっとも連携よく攻撃出来ていましたが、このメンバーだとダヴィと組む時よりは中央にポジションを取れるものの、いいスルーパスはあまり出て来ないので赤﨑としてはちょっと不完全燃焼だったかもしれません。
結局交代カードはこの1枚でしたが、この試合は終始鹿島ペースでサッカーには珍しい一方的な展開でしたし、どの選手も最後まで走れていたので替える必要もなかったですね。
下手にいじって失点して1点差になったらFC東京に勢いが出て来ますし、天皇杯での選手起用を睨んでの事かもしれません。
その後も攻める鹿島は土居のクロスが吉本の手に当たってPKを獲得。
故意ではないですが、必要性がないので手を高く上げていたというジャッジでしょうね。
ハットトリックのチャンスも金崎が豪快にバーに当ててしまいます。
この辺りはシュート、パスに雑なところがある金崎らしいと言えばらしいです。
長い距離を走っている事が多いので流れの中で雑になるのは分かりますが、技術はあるのでPKは落ち着いてコースを狙った方がいいんじゃないでしょうかね。
83分にはロングボールを平山に落とされて、橋本がワントラップからボレー。
この場面が一番危なかったと思いますが、やはり橋本はいいタイミングでゴール前に入って来ますし常に嫌なポジションを取っていますね。
この試合は序盤から鹿島の選手のボールキープとドリブルにFC東京の選手はファウル気味に止めに来ていたのですが、残り10分になっていよいよ付いて行けなくなって露骨にファウルをするようになりました。
それでも鹿島はしっかりキープ、じっくり回して88分には土居のスルーパスから遠藤の右足シュート。
これはGKに阻まれるも、ロスタイムにはDFのクリアボールをワントラップから左足で豪快にファーサイドに決めました。
追加点、ダメ押し、無失点という事なしの完勝で鹿島が準決勝に駒を進めました。
次の対戦相手は神戸、しかもリーグ戦と3連戦となるそうです。
それまで神戸の守乱が改善されていなければいいですね。
詳しい事は試合直前にでも書ければと思います。

天皇杯始まる
いよいよ天皇杯が始まります。
2回戦の相手はFC琉球ですね。
J3はレノファ山口の試合を幾つか観ましたが、FC琉球との対戦ではなかったのでどんなチームかは知りません。
時間もないですし、特に書くこともありません。
メンバーはかなり大胆に替えて来るのではないかと予想しておきますが、遠藤と小笠原は絶対に休ませたいところですね。
フォーメーションは4-2-2-2でしょうから、2列目は本山と中村の組み合わせを観てみたいです。
本山と一緒にプレイするのは勉強になるでしょうからね。
あとは久保田、右の伊東がまだ負傷でしたら左で鈴木隆も観たいです。
トップはダヴィと土居が出場しそうですが、調子が上がらないと言えどJ3のクラブ相手でしたらダヴィは脅威でしょう。
勘を取り戻すような試合になればいいですね。
天皇杯で気を付けないといけないのは、ジャイアントキリングです。
それが起きる時のパターンは主に3つ。
1.運動量で負けて相手のプレスに手こずる
2.決定機を決め切れない
3.メンバーを落とし過ぎて機能しない

こんな感じだと思います。
今の鹿島はローテーションを上手く用いてコンディションを維持するとともに、競争意識を高めていますから運動量で負けるってことはないと思います。
メンバーを落とし過ぎて機能しなくて走れないって事もセレーゾ監督の時にはありましたが、これまでの采配を観ると石井監督は割とチャレンジ的なもののそんなに変な選手起用はして来ないでしょうし、前半機能しなくてもやることは変わらないですからね。
前から守備をして、ボールを持てば焦らず回して相手をいなすような戦い方をすれば90分の勝負でしっかり結果が出るでしょう。

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【ナビスコ杯準々決勝第一戦】ミスマッチとミスジャッジが生んだドロー決着…のFC東京戦
結果
2015年09月02日(水)
FC東京2-2鹿島(19:04/味の素スタジアム/10,443人)
[得点者]
15分:河野広貴
43分:赤崎秀平①←山本脩斗①
61分:遠藤康①←ダヴィ①

88分:中島翔哉
[フォーメーション]
FW:赤﨑、ダヴィ
MF:中村、遠藤
MF:小笠原、山村
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
20分:昌子→青木
59分:赤﨑→土居
78分:ダヴィ→金崎


試合の感想
ミスマッチで相手に塩を送る
FC東京は4-3-1-2、代表で森重、ネイサン・バーンズ、さらに槙野の離脱で追加召集された丸山が不在です。
鹿島はもうこのフォーメーションで行くのでしょうね。
4-2-2-2の布陣、前線は赤﨑、ダヴィ、遠藤、中村の4人です。
柴崎のポジションにはやはり山村が入りましたね。
ダヴィはセットプレイの守備要員の要素が大きいのかもしれません。
石井監督の初戦だったFC東京戦こそ先発で起用しませんでしたが、その後は空中戦に強い鳥栖、梁に野沢といいフリーキッカーがいる仙台戦で先発起用しています。
FC東京にも太田がいますし、特にこの試合では平山が先発起用されるかもという情報もありましたからね。
逆に地上戦を主体とする川崎、ヘディングの強い選手の枚数が多くない山形、広島戦ではスターティングメンバーではありませんでした。
ただ、赤﨑と組ませている意味は守備だけでなく攻撃でも鹿島らしい4-2-2-2のサッカーを復活させようとしているのかもしれません。
それは後述するとして、試合はやはりここの所の定番と言ってもいいですが、序盤は相手のペースで始まります。
そのためしっかり守れるかが前半のテーマとなりますが、この試合は立ち上がりから守備の緩さ、ミスマッチが目立ちましたね。
それはすでに49秒の橋本にファーストミドルシュートを打たれたシーンにも出ていました。
まず守備の緩さですが、ここのところ関東は再び梅雨に突入したのかと思うくらい雨が続いています。
局地的に大雨が降るのは毎年の事なのですが連日小雨で湿度が高く、秋の清々しさどころかかなり蒸し暑くて、それが連戦のコンディションに影響したのかと思います。
そして、この試合で終始守備が不安定だった原因はフォーメーションのミスマッチです。
FC東京のフィッカデンティ監督はこの試合に向けて布陣をいじっては来なかったのですが、鹿島が前回の対戦から変更しています。
その結果がモロに出てしまいました。
FC東京のフォーメーションは4-3-1-2、中盤の中央には4人います。
それに対して4-2-3-1の場合はトップ下とダブルボランチの3人で対応、1人少ないですがサイドハーフが相手のサイドバックを観ることになるので、鹿島の両サイドバックは守備で余る事になります。
つまり、FC東京の2トップ+トップ下の選手をDFライン4枚で観るようにすれば中盤も3対3で対応、最終ラインは1枚余る形を作る事ができます。
しかし、4-2-2-2の場合、守備の時は中盤フラットの4-4-2で守るため中央のマッチアップが2対4という状況になります。
こういう守備のミスマッチが随所に出てしまいました。
そのため、この試合は守備がハマらずに特にボランチの小笠原と山村の守備能力の低さ、判断の悪さが出るハメになりました。
さらに4-2-2-2の2列目はサイドハーフではないため、攻撃の時は中に入って行く必要があります。
そうなるとどうしても守備時にサイドをケアするのが遅れるのですが、その時にFC東京のサイトバックを2列目が観るのか、サイドバックが観るのかはっきりしない場面が多くありました。
その結果、サイドバックが引き出されて鹿島の最終ラインは3枚。
FC東京は2トップに積極的に上がっていたインサイドハーフの橋本らが加わって3枚がゴール前に入る形が多かったですね。
ただ、FC東京はむやみに攻撃に人数をかけて来ないのでトップ下とオーバーラップしたインサイドハーフを鹿島のダブルボランチが観れば問題なかったのですが、2人とも後ろから上がって来る選手に付く気は皆無、トップ下のマークも簡単にDFラインに預けて付いていかないという始末です。
15分には太田のクロスを河野に頭で合わされてあっさり失点していまいます。
これはファン・ソッコのファウルでFKを与えてしまうと、リスタートの時点でチーム全体が集中力を欠いていたのもありますが、鹿島の選手が4-4の2ライン、8人で守っていたのに対して、FC東京の選手はボールホルダーの太田含めて5人。
ところが、最終ラインは3対3になってしまいます。
小笠原が河野のマークをDFラインに預けて、山村は橋本にまったく付いていかなかったのでファーサイドでドフリーになっていました。
ファン・ソッコのポジショニングが悪かったのもありますが、8人で守っていて最終ラインが同数の状況を作っている事自体が異常ですよね。
20分には昌子が負傷交代と悪い事は重なります。
しかし、攻撃面に眼を向けると仙台戦より赤﨑は持ち味を出せていましたし、このメンバーで2戦目ということで遠藤、中村らの絡みも良くなっては来ていました。
CKからこぼれ球を山村、22分には山本とのワンツーで中村が抜け出すとマイナスのクロス、ここに後ろから飛び込んだ西がドフリーで決定機を迎えるもシュートはDFに阻まれてしまいます。
28分には遠藤のFKからファン・ソッコが頭でゴールしましたが、これは完全にオフサイド。
FC東京の守備は全員が恐れて下がらずにしっかりラインを保っていましたね。
30分には逆に鹿島がオフサイドで救われます。
山本がスローインを直接相手に渡してしまうとカウンター。
広大なスペースのある右サイドに展開されると、太田のグラウンダーの速いクロスをゴール前で中島に合わせられてしまいます。
ここも最終ラインが3対3の状況になっていましたが、自分たちのスローインなのに逆サイドの西がずっとセンターサークルに陣取っていたポジションは本当に謎です。
このオフサイド判定はよく観るとほんの少し中島の左足の方が出ているように観えますが、例え並んでいたとしても手前にいるのが中島なので副審からはオンサイドには絶対観えないでしょうね。
この辺りから後半クライマックスに向けてのお家騒動の予兆が観られました。
山村とのワンツーで抜けようとした中村の進路を手で塞いで邪魔した奈良がノーファウル。
中村のパスが左手に当たって止めた奈良がノーファウル。
それでも徐々にボールを支配して来た鹿島は山村のフィードにDFラインの裏を獲った赤﨑。
トラップミスでもたついてシュートはDFのブロックにあったものの、中村がオフザボールの動きでFC東京のDFラインを下げてギャップを作ったところを見逃さず走りましたね。
こういうギャップをついてラインの裏を取る動きは本当に上手いですし抜け目ないです。
それで得たCKの2次攻撃から同点ゴールを奪います。
中村とのワンツーから山本が中に上手く切り込んでクロス。
ニアに走り込んだ赤﨑がここしかないという所で合わせてアウェイゴールを奪います。
さらにロスタイムには赤﨑がもう一度決定機を迎えるもバウンドの難しいボレーだったので枠に飛ばしきれませんでした。
FC東京も最後に河野が決定機を迎えます。
またもやロングボールからファン・ソッコが簡単に裏を取られてしまいましたね。
これはポストに救われて同点のまま後半突入となります。

結末はお家騒動
後半もスローインの判定部分で家本主審のジャッジがゴタゴタするところから始まります。
最終的にファン・ソッコのハンドを取ったのならイエローカードを出さないとおかしいですが、前半の奈良のハンドを見逃したので取れなかったのかもしれないですね。
そもそもファン・ソッコがハンドしたのはタッチラインの外なので、ピッチ内からFC東京のFKで始まる事自体がおかしいです。
ここで鹿島は赤﨑に代えて土居、FC東京は河野に代えて東を投入します。
15分に逆転ゴールが生まれます。
西がドリブルで1人かわしてダヴィを経由して遠藤へ。
中に切り込んで得意の角度からミドルシュートを決めます。
と言っても、ファーサイドではなく今回はニアでしたけどね。
直後には東のクロスをファーサイドで橋本にヘディングシュートを打たれますが、曽ケ端が何とか防ぎます。
ここは山村と山本がファーサイドにいた2人についていたので何とかなりましたが、やはりFC東京はクロスとインサイドハーフの上がりが攻撃の鍵ですよね。
鹿島もすぐさま決定機を作ります。
小笠原がボールを奪って遠藤が拾って土居へ。
土居が中央で仕掛けてDFを引きつけると右サイドの遠藤へパス。
クロスをニアで中村がヒールで合わせたのですが、何と無情にもファーサイドのポストに当たってしまいます。
確か1年目にも書きましたが、中村は鹿嶋が風水的にいい方角じゃないんじゃないでしょうか。
それでもこの試合は多くの決定機に絡みます。
26分には左サイドで1人かわしてダイアゴナルに入って来た土居へ。
土居の折り返しから中央で遠藤が合わせますが、ここもDFのブロックに合います。
FC東京の守備陣はよく体を投げ出してシュートブロックしていましたね。
鹿島の3枚目のカードはダヴィに代えて金崎。
このところ体にキレのあるカイオかと思いましたが、さすがにダヴィを代えたかったのでしょうね。
負傷交代で前半にカードを1枚切る事になったのはちょっと痛手でした。
38分には右サイドで土居がドリブルで相手をかわしてセンタリング。
ゴール前で中村がトラップからシュートに行こうとしますが、奈良に完全に後ろから掴まれて倒されたのにノーファウル。
まったくボールに行かずに中村を止めに行っているだけのプレイですし、シュート体勢に入った中村の左足のかかとに奈良の膝が当たっているんですよね。
シュート体勢に入った選手に後ろからファウルするのは危険なプレイですし、これは誰が観ても得点機会阻止で一発レッド、PKです。
しかも手を使ったファウルを厳しく取ると言っていたにも関わらず…。
相変わらず家本主審はレフェリングが下手、小さなジャッジミスが重なって選手がイラだって来ると自分もテンパってまともな判定ができません。
3回目の研修に行った方がいいんじゃないですかね。
この後の遠藤がGKと1対1を作った場面でオフサイドを取られたシーンは芝の刈り目を観れば一目瞭然、オンサイドでした。
誤審でペースを乱されると42分に失点を許してしまいます。
鹿島の左サイドから徳永に仕掛けられてクロスを入れられたわけですが、誰も後ろから上がっている中島を観てないんですよね。
ゴール前は3対2の状態を作っていますし、中村がこの時間帯でも徳永にしっかり付いて行って足に当ててコースが変わったのですが、逆にそのままクロスを上げさせた方がCBはコースを予測できてクリアしやすかったかもしれません。
守備をしっかりしようとした上での結果なので仕方ないですけどね。
クロスのコースが変わったのでCBは当然、予測していたポジションとは違って対処に遅れて、本来中島につくべき山村はボールウォッチャー。
こーめいがボランチに梅鉢の方を推していたのは、これが理由なんですよね。
山村のCB時の守備を観ていたらボランチでも厳しいです。
高さとロングパスの精度は魅力ですが、今みたいに攻撃的ボランチを2枚並べるならしっかり守備をセットして前からプレスするようにしないと、守備陣形が崩される事が多くなったり、後ろから入って来る選手がいるとこの試合みたいに途端にアラが目立ち始めます。
試合はこのまま引き分けで終了。
お家騒動で後味の悪い試合となりましたがクラブは意見書を出しましたし、ホーム&アウェイのトーナメント戦は180分で1試合。
次はホームで戦えますし、アウェイゴールを奪っての引き分けは悪くないと言えるでしょう。

鹿島の4-2-2-2
最初に書いたように石井監督は布陣を4-2-2-2に戻して、往年の鹿島のスタイルを取り戻そうと考えている模様です。
これまではセレーゾ監督時代も4-2-3-1で一緒に多くプレイしていた金崎、土居、遠藤、カイオの組み合わせ。
もう1つはこの試合の赤﨑、ダヴィ、遠藤、中村の組み合わせで戦っています。
石井監督としては最終的には後者のメンバーで戦いたいのだと思います。
なぜなら元々鹿島の4-2-2-2の2列目のメイン選手にドリブラーがいたことはないからです。
ジーコから始まって増田忠、ビスマルク、レオナルド、本山、小笠原、野沢。
全員スピードはなく、自分から仕掛けるタイプではありません。
ドリブルの上手かった増田忠は後に汗かき屋として活躍し、本山も自分で仕掛けるより周りを活かすプレイが好きだったのでゲームメイカー、パサーというタイプになり、ドリブラーにはなりませんでした。
長谷川、黒崎などのFW、サントス、石井、ジョルジーニョらボランチタイプが入っていた事もあるものの、ドリブラータイプは深井、ファビオ・サントスくらい。
近年にジュニーニョ、ドゥトラ、カイオ、金崎と言った選手が急増してから、4-2-3-1に変更して戦って来た経緯があります。
ドリブラーというかドリブルも武器にして活躍したと言えるのはアルシンドやマルキーニョスら外国人FWですね。
特に3冠を獲った2000年をクローズアップして現メンバーと比較すると、下記の通りになります。
GK:高桑→曽ケ端
CB: ファビアーノ→昌子
CB:秋田→植田(ファン・ソッコ)
SB:相馬→山本
SB:名良端→西
DH:本田→小笠原
DH:中田→柴崎(山村)
OH:ビスマルク→遠藤
OH:小笠原→中村
FW:柳沢→赤﨑
FW:鈴木→ダヴィ

イメージ的にはこの辺りに近付けて行きたいんじゃないですかね。
ダヴィは今季限りで退団してジネイが主力になれば、アレックス・ミネイロに近いタイプと言えるでしょう。
もともと鹿島の4-2-2-2は単純で素人目に分かりやすいスピードや仕掛けを武器にしていたのではなく、技術の高さや連携、連動性で戦うスタイルでしたからね。
ドリブラーと言える金崎はマルキーニョスに近いタイプとしてFWで起用、カイオはまだ若いので十分鹿島の2列目として適応できるということでしょう。
もちろん武器であるドリブルは残したまま、判断を良くすることでドリブルとパスの使い分けを高めて行けばいいわけですから。
こうなって来るとかなり異質になっているのがボランチのタイプです。
もともと鹿島のボランチはサントス、本田、石井、熊谷、ジョルジーニョ、中田、青木などファーストボランチタイプがほとんどです。
ジョルジーニョはレベルが高過ぎて攻撃でもスルーパスやクロス、ミドルシュートなどかなり高精度のプレイをしていましたが、守備もしっかりしていました。
セカンドボランチタイプと言えるのは阿部、フェルナンド、小笠原、中後、柴崎、山村くらい。
中後もロングパスの精度を活かして後ろでプレイしていたので厳密にはセカンドボランチではなかったですし、攻撃的な選手を2枚並べていたのはフェルナンド-小笠原と今の柴崎、小笠原、山村の組み合わせくらいじゃないですかね。
ちなみにフェルナンド-小笠原の時もセレーゾ監督(ノンタイトル時)です。
むしろ本田-石井、本田-サントス、本田-ジョルジーニョ、中田-熊谷、本田-中田などファーストボランチ同士の組み合わせの方が多いですね。
別にこーめいはメンバーに合わせてフォーメーションや組み合わせを変えるのはいいのですが、4-2-2-2に本格的に戻すならある程度我慢して起用して行く必要があります。
土居も13シーズン途中からセレーゾ監督に起用されて15試合(先発は12試合)で2得点1アシストしかしてないですし、14シーズンも12試合連続でゴールなしだった時期もありましたから、短期間ですぐに結果を出せるようになるわけではないですし、結果が出ない時期が出て来る事も普通です。
だから本当は来季にボランチとリーグトップクラスのCBを補強してキャンプから導入して欲しかったですが、この試合を観ると割と早目に攻撃は機能しそうかなと思います。
ただ、4-3-1-2の布陣で戦うFC東京だけは4-2-3-1で戦ってほしいですね。
あくまで4-2-2-2にするならボランチとDFライン、そしてサイドのマークの受け渡しなど守備のやり方を徹底して、さらに2トップは守備時に縦関係で中盤をケアするなど対策を立てないといけないでしょう。
恐らくメンバーを入れ替えて4-2-2-2で戦うと思うのですが、昌子が出場できないとなると青木、ソッコ、植田だと誰も守備をリードできないですから不安ですね。
1戦目も攻撃では決定機を多く作れているのでいいですが、気になるのはやはりFC東京にも決定機を多く作られていた事です。
そこを修正して2戦目に臨みたいですし、逆にFC東京の吉本と奈良のCBコンビもかなり不安定だったので早目に得点できたら大きいです。
先制できると相手は2点以上が必要になって来るので、まずはしっかり守りながらもゴールを狙って行きたいですね。

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J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

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