鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J第32節】失敗から何も学べずリーグ戦はほぼ終戦…の湘南戦
結果
2015年10月24日(土)
湘南2-1鹿島(14:03/Shonan BMWスタジアム/14,227人)
[得点者]
05分:菊地俊介
32分:古林将太
93分:金崎夢生⑨←小笠原満男②
[フォーメーション]
FW:赤﨑、金崎
MF:中村、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、山村、昌子、伊東
GK:曽ケ端

[選手交代]
58分:遠藤→カイオ
62分:赤﨑→鈴木優


試合の感想
柏戦から何も学べず
湘南は3-4-2-1の布陣です。
鹿島は4-2-2-2、ファン・ソッコと西が出場停止のため山村と伊東がDFラインに入ります。
湘南は前節で残留を確定させましたが、やはり気が緩むようなチームではないですね。
立ち上がりからプレス、球際と激しく来ます。
逆に鹿島はこの1週間、どんな練習をして来たか知らないですが選手に疲労が残っているのは明らか。
運動量、インテンシティーともに上がりません。
そのため、試合内容は前節の柏戦とまったく同じになります。
湘南の前からのプレスと球際の激しさに鹿島はボールを繋げず、前線にロングボールを蹴ってばかり。
空中戦で勝てない上にレスポンスも遅いのでこぼれ球も拾われて圧倒されます。
柏は守備が良くないので何とか逆転できましたが、あの試合の前半の内容から反省してどうしたら改善できるかとか誰も考えないんですかね。
ロングボールを使って裏を取るか、競り合った後のこぼれ球を拾えるかできればいいのですが、それが出来ていない訳ですから同じ事をやり続けても意味がありません。
問題は相手の前プレスにDFラインからボールを前に運べないのに、前線の2人がDFの裏ばかり狙っている事です。
これで布陣が間延びしてしまってこぼれ球がまったく拾えなくなっている訳です。
しかもフォーメーションのかみ合わせ上、遠藤と中村は相手のWBを観ないといけないのでいつもよりどうしてもポジションがサイド寄りになります。
そうなると益々、DFラインの裏を狙うロングボールを入れた後のこぼれ球は拾えなくなりますね。
解決方法はFWがくさびのボールを受けに下がる事です。
前線が今のメンバーになってからはボールが持てるようになっているので、赤﨑がオフザボールの動きで勝負するのはいいのですが、こういうボールの持てない試合展開の場合は受けに下がるってことをしないといけないですね。
そうすることで中盤が厚くなって繋ぎやすくなりますし、2トップが縦関係になれば競り合ってこぼれ球を拾うというのも2人で出来る場面が出て来ます。
柏戦の先制点のようにカウンターの時やボールホルダーが前を向いたいい状態でいられたら別に裏を狙うのも全然いいのですが、そればかりだと状況によっては対応できなくなるっていう事です。
柏戦を観直してどう改善するか監督、コーチで話し合っていない証拠ですし、選手も誰も何も考えず逆転できたから良かった、良かったで済ましているのでしょうね。
失敗から学ばない者に成功はありません。
それでも無失点で耐えられたらいいのですが、今の鹿島にそれは難しく5分に先制点を献上してしまいます。
この失点は山村のポジショニング、マークの悪さが1番の原因ですね。
左サイドで山本が空中戦を展開していたのですが、何ぼ何でも山村のポジショニングがサイドに寄り過ぎでしょう。
そのため、古林を遅らせる事も潰す事もできずに簡単に振り切られて、中央にドリブルで切り込まれてしまっています。
CBが中央にドリブルで入られるポジションなんて絶対にやったらいけないプレイですからね。
山村のポジションが正しかったらというか、素人丸出しの異次元レベルでなかったら中央のコースを塞いで古林にサイドを縦に行かせるか、遅らせる事は出来ていました。
この結果、右サイドの伊東が中央に絞らざるを得ず、逆サイドがガラガラ。
WBの菊池には遠藤が戻ってシュートはさせませんが、湘南はここでCBの選手が上がって来るんですよ。
これはスカウティングで分かっているわけですから、誰がケアするかとか確認してなかったのでしょうかね。
それでも中央は5対4の状況で守れていたのですが、山村がマークをはずされて菊池に決められてしまいます。
やっぱり山村のプレイスタイルは9:1で攻撃、前線の味方選手は見えていてもゴール前で相手選手はまったく見えておらず、ポジショニングも無茶苦茶、はっきり言ってCBでは使い物にならないレベルです。
2度とCBでは使わないでください。
鹿島はろくにチャンスらしいチャンスも作れません。
24分に右サイドで伊東、柴崎と繋いで遠藤がスルーパス。
右サイドに流れていた金崎が切り込んでクロスを上げますが、湘南の真価はこういうところで発揮されますね。
良く守備に戻りますし、最後の所で身体を張れます。
ただ、逆サイドで中村がドフリーだったので金崎がもう1つ早いタイミングでクロスを出しておけば完全に1点ものだったんですけどね。
それで得たCKでショートから遠藤のクロス、山村がバックヘッドで狙いますがセットプレイからのチャンスもこの場面くらいでした。
29分には中村のミドルボレーシュート、1分後には金崎も豪快なミドルを放つなどこの辺りの時間帯は湘南のバイタルエリアに中村、遠藤が入って起点になれていましたね。
そのため、この流れで得点できたらと思っていたのですが、直後に湘南にCKを与えてしまって嫌な予感が……。
1度は跳ね返すのですが、2次攻撃から頭で落とされて最後は古林に入れられてしまいます。
鹿島は遠藤がゴールマウスに入るという守り方をしていましたが、それを考えず山村がラインを上げ過ぎです。
人に付くわけでもなく、昌子より高い位置を取ってラインを合わせる気もなく、何も考えずプレイしているのが見え見えですらね。
遠藤に合わせなくてもいいですが、昌子とは合わせておかないとおかしいでしょう。
当然、オフサイドは取れないですし、自分の背後にいた選手にやられてしまいますよね。
湘南の特徴である人数とリスクをかけた攻撃、得意のセットプレイにまんまとやられてしまいました。
せっかく攻撃でリズムが出始めたところで守備がやらかしてしまうのはここ数年続いている訳で、だから大事な試合で勝てないんですよね。
直後には曽ケ端のパントキックのボールを湘南の選手がクリアミス、これがDFラインの裏を取る絶妙なパスとなって金崎が抜け出しますが、GKをかわしてのループはゴール左隅にはずれてしまいます。
前節は逆転勝ちしたとは言え、2点差のままで折り返しはきつい状況ですね。

浦和戦から何も学べず
選手交代なく後半に入ります。
早めに1点を返したい鹿島は遠藤の落としから小笠原のスルーパス。
中村からのループのパスをペナルティアーク付近でフリーになっていた金崎が胸トラップからボレーするもふかしてしまいます。
54分には湘南のカウンターを受けて危ない場面を昌子がファウルで止めますが、イエローカードすら提示されずに助かりました。
ここも山村の対応が最悪なんですよね。
絶対に間に合わずに相手に先に触られる距離、タイミングなのに突っ込んで中央をドリブルで切り裂かれるハメに。
距離間を考えたら突っ込まずにまず中央のコースを切る守備をしてサイドに追いやるか、仕掛けて来たら付いて行けるように対処する、もしくはプロフェッショナルファウルで止めるかしないといけないですね。
1枚目の交代カードで投入されたカイオがペナルティエリア内で相手を背負いながら反転、逆サイドを狙いますがシュートは左にはずれます。
ここでボールに絡めていない赤﨑に代えて鈴木優を入れます。
69分には柴崎の浮き球パスに抜け出したカイオが再び右足で狙いますが、再び左にはずしてしまいます。
湘南は前からのプレスは緩くなって来ましたが、最後まで身体を張りますしここもスライディングでプレッシャーをかけていますからね。
逆転どころか引き分けに持ち込む目も出ずに、なかなか柏戦のようにはいきません。
金崎の右サイドからのクロスに中央で鈴木優と中村がDFを引きつけてファーサイドの山本へ。
フリーで胸トラップからシュートまで行きますが、ここも湘南のDFのブロックに阻まれます。
鹿島は両サイドバックも高い位置を取ってリスクをかけて攻めに行きますが、ゴールが遠いです。
83分には伊東のクロスから金崎のヘッド。
決定的なチャンスでしたが、秋元に防がれてしまいます。
ちょっと叩きつけ過ぎてしまいましたね。
GKの足元、ゴールライン辺りに叩きつけられたら1点でした。
続く84分のチャンスも伊東から。
中村のスルーパスにタイミング良く上がった伊東がクロス、鈴木優がジャンピングボレーで合わせるもあの打ち方ではシュートが枠に飛ぶ事はまずないでしょう。
日本人はよくいい態勢でシュートを打つのがいいと思っていますけど、身体なんてどうなっていようがしっかり面でボールに合わせる事、そのタイミングが重要です。
86分にも鈴木優の決定機。
カイオのクロスを山本が頭で折り返すと、鈴木優がヘディングシュート。
しかし、頭を振り過ぎてポストに当ててしまいます。
だからこれだけ至近距離でのヘディングシュートはしっかり枠に飛ばしてゴールラインに叩きつけるようにすれば入ります。
ロスタイムにようやく1点を返します。
小笠原のCKに金崎のヘディングシュート。
ここ最近の柴崎、遠藤のプレイスキックはニアのDFに引っ掛かるか、GKの守備範囲が多かったですからね。
ここは練習で改善しておかないといけないでしょう。
2人とも今季はセットプレイからアシストをけっこうしているので狙い所の問題ですね。
ロスタイムにはもう1つビッグチャンス。
カイオのミドルが湘南の選手に当たって柴崎の足元へ。
反転してファーサイドを狙いますが、このシュートも左にはずれます。
カイオの同じようなシュート2本を含めて1本でもファーサイドの枠内に蹴れていれば、GKはセーブできても絶対にキャッチはできないですから、味方も詰めていたのでこぼれ球を決められていたと思います。
鹿島の決定率が低いのは、コンディションが悪く身体のキレが落ちて無理が効かなくなる、プレイが雑になるという原因もありますが、シュートの基本が出来てないせいもありますね。
ここで試合終了のホイッスル、鹿島は痛恨の敗戦を喫してしまいました。
セカンドステージ、複数失点した試合はこれで6試合目。
17試合ですからすでに3分の1以上は確定です。
これはやはり多いですし、その6試合を3勝3敗と5分の成績にできているのは攻撃陣のおかげです。
しかし、その3勝に共通するのは後半に相手の脚がぱったり止まったということですね。
何度も言うように後ろの選手、CBとボランチの補強による守備力増強は必須ですし、今いる選手もこの複数失点の試合の多さという事実をもう少し真剣に考えないといけないです。
広島が勝利したのでこの敗戦で鹿島のセカンドステージ優勝は遠のいてしまいました。
広島が残り2試合で1勝でもすると可能性がないですからね。
2分以下になることを願うしかないです。
それにしても浦和戦もそうでしたが、得失点差を考えたら1点差で負けようが2点差で負けようが負けは負け。
それなのに残り5分で後ろの選手を削って何が何でも得点を取りに行くという姿勢も見せなければ、1枚交代カードを残す愚を繰り返す神経は理解できません。
2ステージ制になってルールが変わって、ステージ2位のクラブもチャンピオンシップに出場できると思っているんじゃないですかね。
誰か石井監督にリーグ戦の基本的なルールを教えてあげてください。
浦和戦か湘南戦で最後まで諦めずに勝ち点1でも取れていたら、広島が1勝1敗でも逆転できたので全然違ったんですけどね。

G大阪戦から学べればタイトルは獲得可能
セカンドステージの優勝が遠のいた事もあって、ナビスコ杯のタイトルは絶対に獲らないといけません。
対戦相手はG大阪、今シーズンはリーグで2連敗しています。
さすがに3戦全敗なんて情けない事態は避けたいでしょうから、選手も奮起してくれるでしょう。
セカンドステージでは2点を奪われ最後に鈴木優がデビュー弾で一矢報いて負けたわけですが、この敗戦から3つ学ばなければいけない事があります。
まず、ボールの持てない土居を2列目で起用してしまった事です。
G大阪のようなレベルの高い相手に土居を2列目で起用したのは致命的なミスでした。
まったくボールをキープできないので鹿島の攻撃は右の遠藤一辺倒、G大阪に守備で狙われる展開となってしまいましたね。
2つ目はコンディションです。
天皇杯で先発してJ3相手にボールを奪われまくっていたコンディションの悪い土居を連戦させたのはびっくりでした。
今の鹿島は守備が不安定なのもあって悪い試合内容で勝つということはなかなか出来ません。
そのため、運動量とインテンシティーで負けていると厳しくコンディションの調整は重要となって来ます。
だから柏戦を観て、湘南戦でのこの内容は本当がっくりです。
こーめいは前回の記事でコンディションをしっかり調整する事を強調していたのですが、ここまで来たら練習したからと格段にチームが良くなる事はないですし、今の力を最大限発揮するために選手がいいコンディションで試合に臨めるようにするのが監督の仕事です。
だからこーめいは2連休にしてリフレッシュさせてもいいくらいだと思っていました。
石井監督になってスライディング解禁となった事がクローズアップされていましたが、いつでもその練習をやっていればいいというわけではありません。
選手のコンディションを観て練習での負荷を調整しないといけないですし、柏戦を観たら明らかに連戦、シーズンの疲れが出ていましたから、まともなフィジカルコーチだったら監督にまず休ませる事を考えたメニューを提言しますよ。
そこのところを何も考えず今週も同じ練習をしていたら、G大阪戦は選手のメンタル面に賭けるしかないですね。
遠藤は明らかにお疲れモードですから、練習での動きを観てカイオ先発も考えた方がいいでしょう。
計算できる控え選手と疲れの見える先発選手がいるなら入れ替えながら戦った方がいいです。
それなのにチームがだいたい固まって来ると途端に同じ先発メンバーで戦いたがるのは、本当に不思議でなりません。
監督が変わった場合や新しいフォーメーションやシステムにした場合、移籍して来た選手や出場の少ない若い選手など新しい選手を使う場合はある程度継続して時間を与える事が必要ですが、チームのやり方が固まって来たら疲れている選手、機能していない選手は替えて行く方が競争意識も高まり、チームの成長に繋がります。
3つ目はパトリックと宇佐美の個の力への対応です。
前回の対戦では前からのプレスは機能しており、G大阪も攻めあぐねていました。
そして、鹿島のプレスを嫌ってロングボールを入れるようになります。
本来ならそれを跳ね返してこぼれ球を拾うのが理想なのですが、フィジカルの強いパトリックにキープされて起点を作られてしまいます。
そして、宇佐美のドリブルに切り裂かれて失点してしまいましたね。
その対処方法をどうするかですが、今の鹿島の後ろの選手の個の守備能力は低いです。
組織で守れれば安定していますが、肝心の前からのプレスをはずされて失点しまったわけですからね。
とにかく後ろの選手が踏ん張るしかないですし、空中戦が多くなれば前線が下がってでも布陣をコンパクトにしてこぼれ球を拾わなければやられてしまうでしょう。
倉田はボランチが観るとして、パトリックを誰が封じるのか、そして宇佐美が中にポジションを取っている時にどう対処するのか、ここの対策はしっかりする必要があります。
あと選手交代についても失敗から学ばなければいけないのですが、さすがに1発勝負の決勝戦でリードされているのに交代カードを余らせるなんてことはないと思います。
プロ集団だったらいつまでも同じミスを繰り返している事を恥と思った方がいいです。
これらの失敗から学んで改善、活かせる事ができたらタイトルを取れるでしょう。
そして、それこそがタイトルを取るための方法です。

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【J第31節】得点の奪い合いを征して劇的大逆転勝利…の柏戦
結果
2015年10月17日(土)
鹿島3-2柏(14:04/カシマサッカースタジアム/13,633人)
[得点者]
04分:赤﨑秀平⑦←中村充孝①
14分:鈴木大輔
39分:クリスティアーノ
69分:金崎夢生⑧
91分:鈴木優磨②←カイオ③

[フォーメーション]
FW:赤﨑、金崎
MF:中村、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
70分:遠藤→カイオ
83分:赤﨑→鈴木優
87分:中村→豊川


試合の感想
コンディションの差が出た前半
柏は4-1-2-3のフォーメーション。
工藤をトップに右のクリスティアーノ、キムチャンスが攻撃的で、左の武富と輪湖がどちらかというとバランスを取る感じですね。
鹿島は4-2-2-2の布陣、現時点でのメインメンバーと言える先発となっています。
カイオもベンチに戻って来ており、連戦はもうないのでこれ以上ケガ人が出なければリーグ戦とナビスコ杯決勝までは何とか乗り切れそうな構成となっています。
ただ、累積警告による出場停止は心配ですね。
お互いセカンドステージ優勝を狙って負けられない一戦は、鹿島が先制パンチを浴びせます。
立ち上がりから柏がショートパスを繋いで攻め込んでいたところ、バイタルエリアで昌子、柴崎、小笠原の3人で囲い込んで奪います。
小笠原からパスを受けた中村がダイレクトで前線へ。
柏の守備陣は赤﨑に対して2人を残していたのですが、中村との呼吸もピッタリでしたし裏を取る上手さはさすがです。
ファーストトラップも上手く行ったので、GKとの1対1も冷静にかわしてゴールに流し込みました。
しかし、試合のペースは柏が握ります。
ここはやはりコンディションの差が出ていましたね。
天皇杯で主力を休ませたと言っても、神戸との3連戦を戦って来た鹿島に対して柏の選手は休養十分。
前線からのプレス、球際の寄せ、当たりで凌駕されるとなかなか思うようにビルドアップできません。
柏もパスミスは多かったのですが、プレスが早く空中戦でも鹿島は不利だったため中盤のボールの奪い合いで後れをとってしまいました。
そんな状況で押し込まれて後ろのパス回しが危なっかしい場面が目立ちます。
10分には小笠原のバックパスのミスから失点しそうになりますが、大谷のシュートはミートせず。
また、後ろの選手のミスからすぐ追いつかれるかと思いましたが助かりました。
と思ったのも束の間、14分にFKから同点にされてしまいます。
秋野のセンタリングをクリスティアーノが頭をひねってゴール方向に流そうとしたのですが、完全にタイミングが遅れてモロにヒット。
ヘディングシュートは真横に飛んで行きますが、なんとその先に飛んでいた鈴木の頭が……。
しかも、その偶然のヘディングシュートが鹿島ゴールに飛んで決まってしまいます。
これは狙ってやれたらすごいですけど当然そんな事は不可能ですから、反応するのも難しいアンラッキーな失点となってしまいました。
23分には昌子がヘディングクリアしなければいけないところを後ろのすらしてしまい、武富にシュートまで持って行かれそうになります。
さらに曽ケ端のキックミスも終始続くなど後ろの選手の不安定さが目立ちましたね。
そして、39分にはその曽ケ端のキックから逆転ゴールを許してしまいます。
まずファン・ソッコからバックパスをしっかり狙って蹴って、柏の選手に直接渡しているんですよね。
それで跳ね返されたボールを拾うために小笠原が右サイドのタッチライン際まで出て、再びファン・ソッコ、曽ケ端へと下げて行きます。
次は遠藤目がけて蹴っているわけですが、当然そこで競り勝てる可能性は低いです。
再び柏の選手に跳ね返されてボールは小笠原がいなくなってスペースのあるバイタルエリアへ。
そこで繋がれて最後はクリスティアーノに決められてしまいます。
キック精度もさることながら、小笠原が出て守備の陣形が崩れている時に繋ごうとする判断がまずいですよね。
ベテランGKがこういう流れの悪い時こそ落ち着いて状況を判断したプレイをしないといけないのに慌て過ぎです。
終了間際に左サイドで柴崎、山本と繋いでペナルティエリア左から中村が切り込んでニアを狙いますが菅野に防がれます。
逆転ゴールを許した鹿島は1点ビハインドで折り返します。

逆転ゴールが間に合った後半
前半のシュートは4本、全体的に動きが重く特にダブルボランチは鈍かったですね。
柴崎はタイミング良く前線に上がってはいましたが、普段を考えるとちょっと信じられないくらいパスミスが多かったです。
それでも柏は守備が良くない上に、攻守に運動量の多い武富が負傷で後半から狩野が出場。
後半のポイントは前半の柏の運動量がどこまで続くか、そしてどうやって同点ゴールを奪うか、その1点をどのタイミングで取れるかでした。
しかし、後半も柏の選手の動きは良く鹿島はシュートにすら行けません。
セットプレイからもチャンスを作れていなかったですし、正直、唯一身体にキレのある中村が何とかしないと得点の臭いが感じない流れでした。
そんな状況を耐え凌ぐと徐々に柏のプレスも弱まって鹿島がボールを持てる時間も出て来ます。
後半の初シュートは64分、山本の右サイドからのクロスをファーサイドで金崎がトラップ、DFにクリアされます。
そのこぼれ球をすぐ後ろでフォローしていた中村が拾ってファーサイドを巻くようにして狙いましたが右にはずれます。
66分には再びセットプレイの流れから右に回っていた山本が2人を引きつけながらギリギリのプレイで遠藤に出します。
右足のいいクロスが入ったのですが、ゴール前中央の赤﨑はとらえ切れず、ファーサイドの柴崎も左足のつま先に当てるのが精一杯でしたね。
もうカイオを投入してもいい頃ですが、吉田監督の方が積極的に動いて来ます。
アンカーの秋野に代えて茨田を入れて来ました。
鹿島は突破力に期待のカイオを準備していたところ、中村がドリブルで魅せます。
昌子の縦パスを遠藤が落とし、小笠原からバイタルエリアでいいポジションを取っていた中村へ。
ドリブルで2人をかわしてペナルティエリアに切り込むと、3人目もはずして左足でシュート。
菅野が左足で防ぎ、続いて赤﨑のダイレクトシュートも両手ではじきます。
しかし、ファーサイドにふわっと浮いたボールを金崎がポストに激突しながら頭で押し込んで追いつきます。
ちょっと危なかったですけど、最終ラインで昌子が柏の選手2人のプレスをかわして小笠原に繋げたのも地味に良かったですね。
あと柏の選手がオフサイドを猛アピールしていましたが、赤﨑がシュートしたタイミングでは3人残っていたので完全にオンサイドです。
鹿島はここで1枚目の交代、疲れの見えた遠藤に代えてカイオを入れて一気に逆転ゴールを狙います。
足の止まって来た柏に対して、俄然鹿島の勢いは増して来ます。
73分には金崎がドリブルで切り込んで最後は赤﨑のシュート。
この2人になってから2トップの絡みは増えて来ていますし、得点シーンを見ても中村もフィットしています。
これまではダヴィや土居はボールを持てないので前線が連動する事が少なく、遠藤が疲れているとどうしようもなかったですが、カイオも十分先発で行けますし、前線の連動は上がって来ていますね。
83分に赤﨑に代えて鈴木優、87分には中村に代えて豊川を入れて逆転ゴールを奪いに行きます。
88分にはカイオの浮き球スルーパスを山本が左足でシュート。
難しいプレイでしたがシュートは吸い込まれるようにゴールに入っていくもオフサイド。
少し出ていましたね。
鈴木優が左から切り込んで見せ場を作りますが、同点のままロスタイムへ。
中盤で豊川がボールを奪って倒されると、柴崎が素早くリスタートして縦にボールを出します。
この時点ですでに4対3の数的有利な状況でした。
右サイドでカイオが仕掛けてシュート気味のクロス、真ん中の豊川は届かなかったものの逆サイドで鈴木優がしっかり詰めていました。
気持ちのこもったシュートは菅野のセーブに合いながらもゴールラインを割ります。
鈴木優はもちろん豊川もオンサイドでしたが、このシーンで柏の選手がアピールしていたのはオフサイドではありません。
輪湖が攻撃に参加していた時にカイオに倒されたのを吉田主審がファウルと判定しなかった事に対してですね。
カイオがブロックした際に肘が当たって輪湖が倒れていたので、柏の左サイドが空いており、豊川がファウルを取られた時にもその抗議を吉田主審にしていたので全体的に戻りが遅くなって鹿島の素早いリスタートが効きました。
ボールのないところでDFの裏に走ろうとした輪湖の進路に入ってブロックしているのでカイオのプレイはファウルを取られてもおかしくなかったですが、接触自体は激しいものではなく肘を振ったとかもなかったので取らなかったんだと思います。
ただ、狩野がダイレクトで輪湖に出していれば、吉田主審もファウルを取っていたでしょうね。
ロスタイムにルーキーの劇的逆転ゴールで鹿島がセカンドステージ優勝に望みを繋げる勝ち点3を手にしました。
何とか逆転ゴールが間に合いましたが、交代カードの2、3枚目はもうちょっと早い時間で良かったですね。
コンディションの差が思いの他大きく60分までは苦戦、前半に案の定後ろが不安定で失点してしまいましたが、前回のブログで書いたように得点の取り合いに持ち込んで競り勝つ事ができました。

侮れない湘南
次はアウェイで湘南戦です。
湘南はFC東京に勝利したことで完全に残留が決まりました。
それでメンタル的に一息ついてくれたらいいのですが、そこはチョウ・キジェ監督が上手くコントロールするのでしょう。
もともとよく走るチームですし、常に全力で戦うカラーですからね。
湘南のここ5試合は松本、仙台、横浜FMに引き分け、ホームで残留を決めるという気持ちで臨んだ山形戦こそ敗れましたが、FC東京に勝ちましたからね。
セカンドステージでは名古屋、柏、川崎にも勝っており、守備の悪いクラブが餌食になっている印象です。
現に鹿島もファーストステージでは敗れています。
その試合で決勝弾を上げたアリソン(←まだ所属していましたね。)はいませんが、キリノが復帰しました。
フォーメーションは3-4-2-1ですが、甲府のように守備的ではなく前から守備に来ますし、チャンスで3CBのサイドも上がるなど攻撃に人数をかけて来ます。
そんなリスクを負う戦い方をしながら中位にいるのは、やはり運動量と攻守の切り替え部分で優れているからでしょう。
あとセットプレイも気を付けないといけないですね。
直接FKもありますから、下手なところでやたらファウルはできません。
鹿島はもうメンバーはほぼ固まって来ていますし、1週間のインターバルがありますからしっかりコンディションを整えて戦う事が大事ですね。
運動量とインテンシティーで負けなければ技術の差で鹿島が優位に立てますから、後ろの選手がミスしなければ大丈夫でしょう。
ファン・ソッコと西が出場停止なのでDFラインは2枚入れ代わりますね。
青木が間に合わなければ植田、右サイドバックは伊東になると思われます。
天皇杯での敗戦を糧に、鈴木優に続いて気持ちの強さを見せてほしいですね。
ちなみに湘南はボランチの菊池が出場停止(ではなかった)です。
あとはリーグ戦3つにナビスコ杯決勝ですから、1つずつ勝っていくだけですね。
そうすればその先にチャンピオンシップが見えてくるはずです。

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【天皇杯3回戦】石井監督の大博打は最悪な結果に着地…の水戸戦
結果
2015年10月14日(水)
鹿島0-0(PK2-3)水戸(19:00/カシマサッカースタジアム/4,492人)
[フォーメーション]
FW:鈴木優、ダヴィ
MF:豊川、杉本
MF:本山、梅鉢
DF:鈴木隆、山村、植田、伊東
GK:佐藤

[選手交代]
65分:杉本→遠藤
79分:豊川→赤﨑


試合の感想
ターンオーバーの前半はまずます
水戸は4-4-2の布陣、J2で残留争いをしているのでやはりメンバーを大幅変更して来ましたね。
磐田戦から8人が入れ代わっています。
鹿島は4-2-2-2、これぞまさにターンオーバーと言える先発10人入れ替えです。
しかも山村もボランチではなく、CBの出場となっています。
そして、試合は前回ブログで書いた天皇杯あるあるの通りとなってしまいました。
メンバーを落とし過ぎてチームが機能していませんでしたね。
ただ、こーめいはそれを批難する気はありません。
週末に中2日でリーグ戦がある上に、柏は天皇杯シードなので鹿島が日程で圧倒的に不利になります。
しかも、ナビスコ杯も戦って来ての連戦ですからね。
ファン・ソッコは恐らくケガがまだよくないのでしょうし、カイオも負傷を抱えているということなので、そうなるとCBが山村と植田なのも仕方ないですし、柏戦を考えて中村も休ませておきたい気持ちも分かります。
それに石井監督が考えていたように、こーめいもこのメンバーでも勝てると思っていました。
ただし、勝つための選手交代を出来ればの話ですが……。
実際にこれだけメンバーを代えた割に前半は悪くはなかったんですよ。
3分には杉本の突破からクロスにダヴィが合わせますが、GKに防がれます。
こぼれ球をボレーしますが、これも防がれて決め切れません。
そこからはたいした見せ場もなく28分にFKから植田がゴール前の混戦からシュートを放ちますがDFにブロックされてしまいます。
確かにメンバーを入れ替え過ぎて連携が取れていなかったため、パスミスなどが多かったです。
ダヴィには相変わらずボールが収まらないですし、シャドータイプの豊川は完全に消えていました。
鈴木優が何とかボールを収めようと頑張っていたり、杉本が中央へ切り込んでミドルシュートを放つなどしますが、単発な攻撃に終始しました。
しかし、これは仕方ないですね。
新規オープンするレストランでもオープニングスタッフを募集して事前に準備した上で開店を迎えますが、実際には最初はいろんなトラブルやミスが起こるものです。
ましてやこの日の鹿島のメンバーでレストランでがっつり働いた事があるのは本山と連携のとれない外国人のダヴィくらい。
あとは山村、伊東、豊川、植田、梅鉢など短期のアルバイト経験がある程度のスタッフです。
そして、何と言ってもサッカーには素人に分からない難しさがあります。
それはレストラン業務には仕事を邪魔してくる相手がいないという事です。
料理を作るのに食材を相手から奪い返す所から始める必要もなければ、お客様にサーブするのに進路を塞いだり料理を奪おうと身体をぶつけて来る者もいません。
例えば、普通厨房で出来た料理は所定の場所に置いてホールの者が受け取ってお客に出しますが、DFがいるとそれをかわす技術やポジショニングが必要になって来ますし、そもそも料理を渡す場所を変えたりもしないといけません。
そうなると味方同士の動きを事前に何パターンか決めておいたり、相手をブロックする役割担当の者が必要だったりと戦術が生まれて来ます。
そして、その戦術を機能させるには各スタッフ同士の高度な連携が要求されて来るわけです。
それだけ普段試合をしていないメンバーで戦うのは難しいわけです。
よくこういう試合を観て、サブメンバーにがむしゃらさが足りないとか実力が低すぎると言う頭の悪いサポーターがいますが、サッカーはそんな頭の悪い人が思っているような単純なものではありませんから。
レストランでしたらどの料理がどのくらいの時間で出来るか、厨房の作業工程を見ていればあとどのくらいで出来るのかは分かります。
しかし、そこに作業を邪魔するDFがいたらもうまったくもってどうなるか分からないのですよ。
DFがどう動くか、それに対処して厨房の人間がどう動くか、そういう常に変化する状況を見ながら自分も動かないといけないのでただがむしゃらにやればいいというわけではありません。
そこで重要となって来るのが相手の妨害に合いながらも自分たちの作業工程をしっかり進められる存在です。
それが遠藤、中村、金崎らになるわけですけど、こういう選手がいたら時間も作ってくれますし、周りもどのタイミングで動けばいいか分かりやすくなります。
主軸となる選手がいればサブの選手が入っていても実力を発揮する事は出来ますが、そういう選手をはずしてしまうとチームは機能しなくなります。
そんな中でも決定機は作れていましたし、前半の内容・スコアレスドローの折り返しは良くはなかったですが悪くもなかったです。
後半の選手交代次第で十分勝てる流れだったのですが、石井監督の大きな考え違いといくつものミスで勝利が遠ざかって行ってしまいます。

勝つ気のない監督に勝利の女神は微笑まない
石井監督の大きな勘違いは試合前のコメントにも出ていた、「誰が出ても鹿島のサッカーを出来るように」という気持ちに表れています。
クラブの監督はいくら崇高な理想があっても、それを実現できる選手がいなければ今いる選手に合った戦い方を選択しなければなりません。
ポゼッションサッカーをしたくても前線にボールを収められる選手がいなければ、守ってカウンターを狙う戦い方をして結果を出さないといけないわけです。
フロントは鹿島らしいサッカーをするための選手を獲得していますから、石井監督がフォーメーションを4-2-2-2にしてそういうサッカーを志向している事は間違っていません。
しかし、それはあくまでレギュラー格の選手だから出来るわけでサブのメンバーだけでいきなりそれをさせようとしたのは失敗です。
レギュラーメンバーに2,3人のサブが加わった状態で普段通りのサッカーを出来るようにならないといけないですが、ごっそりメンバーを入れ替えてとなると海外のビッグクラブでも難しいですよ。
J3の交代枠の議論でもよく言われますが、半分入れ代わったらそれはもう別のチームと思っていいです。
ダヴィにはボールが収まらず、豊川も4-2-2-2の2列目には向いていないので勝つためにこのメンバーに合ったフォーメーション、戦術を取るべきでした。
それを考えたらダヴィの1トップに2列目は左から鈴木優、杉本、豊川という並びもありましたし、4-2-2-2にしてもボールの持てる杉本は効き足とは逆の左サイドに置く方が良かったですね。
鈴木隆は前に起点を作ってオーバーラップするからこそ活きるわけで、そういう意味でも前は杉本の方がよかったですし、動きを合わせるのが難しいダヴィは1トップに置いた方が使い勝手はいいです。
それをセレーゾ監督が豊川を左、杉本を右で使っていたからと何も考えずそのまま使っているのは、本当に勝つために全力を尽くす気があるのかって話になりますね。
ダヴィも在籍していた甲府が昇格を決めたシーズンにJ2でやっていた戦い方、どんな相手にも守備を固めて攻めさせてカウンターを狙う手堅いサッカーの方がこのメンバーには合っていますし、そういう戦いの方が高度な連携も問われず、やる事がはっきりするので選手も実力を発揮しやすくなります。
そもそも鹿島らしいサッカーというのはポゼッションをして相手を崩すものではありません。
勝つために最適な戦い方をするのが鹿島のサッカーです。
①主力温存
②鹿島らしいサッカー
③勝利

石井監督はこの試合、上記の3つのテーマを持って戦っていましたが、最後までプライオリティを勝利より、主力温存と鹿島らしいサッカーに置いてしまったのが最大の敗因ですね。
勝つ事を後回しにした監督に勝利の女神が微笑んでくれるはずありません。
後半もチームは機能しきれず、65分に遠藤を投入します。
ここの選手交代もミスでしたね。
まだボールの持てる杉本より完全に消えていた豊川を先に交代させるべきでした。
このメンバーにレギュラーが1人入っても連携不足なことに変わりありませんし、前線でタメを作ろうにも遠藤だけでは水戸も抑えるのは難しくありません。
それでも60分に右サイドを遠藤、鈴木優、伊東で崩すとダヴィのシュートのこぼれ球を豊川がフリーでボレー。
しかし、ケーズデンキでダイソンでも搭載してもらったのか吸い込まれるようにGKの笠原の正面に飛んで行き防がれてしまいます。
70分には主力温存から頭を切り替えて、中村を入れて前線の起点を増やして90分で試合を決めに行く采配をするべきでした。
この時間帯になると先発は疲労からミスが多くなってよりチームの機能性は落ちますからね。
しかも普段90分の試合を経験していない選手なら尚更です。
しかし、石井監督が選択したのは赤﨑投入。
ダヴィと赤﨑の2トップが機能しないのは経験済みですし、ダヴィを引っ張って失敗した事も、交代枠を1人残して負けて後悔した苦渋も嘗めて来たはずなのに、そこから何も学習しておらず同じミスのオンパレード。
ここからは試合を壊してばかりとなってしまいました。
ダヴィの所に中村を入れるだけでチームの機能性は全然違ったと思いますけどね。
赤﨑が果敢にシュートを放っていましたが、ミドルレンジからばかりでしたし笠原の正面。
終了間際にはあわや失点という場面を作られた上に、PKを取られてもおかしくないシーンもありましたが、レフェリーのジャッジに助けられて延長戦に突入します。

延長戦・PK戦
監督も動かなかったですし、特に取り上げる事もないので延長戦は割愛します。
とにかく勝つ気のないくだらない試合を続けてスコアレスのままズルズルとPK戦にもつれ込んだだけの30分です。
こーめいが言いたいのはPK戦についてです。
昨年はほぼ主力で臨んで2回戦でソニー仙台に負けたのですが、あの試合もPK戦決着でした。
あの悔しさを鹿島の選手、スタッフも覚えてないって事に本当むなしさすら感じます。
昨年は中村、柴崎がバー、山本も上にはずし、GKに止められた以外で3人がはずして負けたわけですが、全員高めを狙って(ちなみにソニー仙台の選手もバーに当てて)はずしています。
そして、この試合でもゴールをはずしたのは高めを狙った本山、山村(ついでに言えば水戸ではずした馬場も上を狙っています)です。
PKなんてキッカーが圧倒的有利なんですから、蹴るタイミングを合わせられないように助走をとってどこに蹴るか決めて思い切り打つか、GKの動きを見て蹴るかで十分なんですよ。
それで止められたなら仕方ないですし、そう考えたら梅鉢はまだマシです。
本山と山村みたいにどうして技術的に難しい高めをわざわざ狙うのか不思議でなりませんし、それでゴールの枠をはずすなんて一番やったら行けない事ですよ。
技術に自信があるから上を狙うのでしょうが、それならその技術を活かしてサイドにビシっといいシュートを蹴るようにした方が決まる確率は高いです。
それならGKの逆を突けば決まりますし、読まれてもサイドネットにしっかりしたシュートを放てば止めようがないですし、高めを狙うよりは難易度も低いですからね。
PKの練習をしておいたのかは知りませんが、誰も去年の事を覚えていない、教訓としていないのはプロ集団として失格ですよ。
これだけ過去の失敗から学ばずに同じミスを繰り返していたら負けてしまうのは当然ですね。
今年も鹿島の天皇杯は早々に終わってしまいました。

ホームで柏戦
天皇杯がこんな形で終わってしまったので、リーグ戦は残り4連勝しかありません。
鹿島は4戦中3試合をホームで戦えますが、カシマスタジアムでむしろ勝率があまり良くないので有利と言えるのかどうか……。
柏の布陣は4-1-4-1と表記されている事が多いですが、両サイドの選手の攻守の比重を考えると4-1-2-3と言った方がいいと思います。
吉田監督になってユース出身を重用、攻撃偏重のサッカーでファーストステージは低迷していました。
セカンドステージは6位となっていますが、エデルソンやクリスティアーノなど個の能力のある選手がおり、工藤を真ん中で使うようになって良くはなっていますね。
ただ、攻撃サッカーを掲げている割にはそれ程いい形は作れていません。
守備ではDFラインを高くする割にプレスがかかっていない、バイタルエリア等での寄せが甘いなど脆さがあります。
そんな中、セカンドステージで上位に来ていますが、勝利している試合はネルシーニョ監督の遺産によるものが大きいです。
攻撃が上手くいかずに相手にポゼッションを握られる試合も実は多いのですが、大谷や栗澤あたりが舵をとって押し込まれる展開を耐えるところから得点を奪っていますから、まさにネルシーニョ監督時代のサッカーですよね。
この天皇杯の敗戦がどう影響するか分かりませんが、レギュラーメンバーで戦えば十分柏の守備を崩せると思います。
柏の前線は個の能力が高い選手がいるので守備陣は集中力を高く保って戦わないといけないですね。
やらかしてしまって失点するかもしれませんが、得点の取り合うゲームに持って行けば競り勝てると思います。
代償は大きかったですが金崎、中村、小笠原、両サイドバックを休ませられたのは好材料です。
遠藤、赤﨑は途中出場して延長まで戦うハメになりましたが、起用するしかないですし大丈夫でしょう。
カイオも先発は無理でも途中出場できる状態でしたらいいですね。
ケガ人が多くなっていますが、鹿島はナビスコ杯のメンバーが基本となるでしょうからG大阪戦のように石井監督が先発メンバーを間違ってしまう事はないと思います。
天皇杯が終わってしまったという悔しさをリーグ戦にぶつけて欲しいですね。

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【ナビスコ杯準決勝2nd】反発力を跳ね返して3タテ達成…の神戸戦
結果
2015年10月11日(日)
鹿島4-1神戸(14:04/カシマサッカースタジアム/10,801人)
[得点者]
16分:中村充孝①←赤﨑秀平①
21分:渡邉千真
53分:金崎夢生③
74分:金崎夢生④
82分:カイオ①

[フォーメーション]
FW:赤﨑、金崎
MF:中村、遠藤
MF:山村、小笠原
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
68分:遠藤→カイオ
81分:中村→豊川
85分:山村→梅鉢


試合の感想
反発力に苦しむ前半
神戸は3-4-2-1、フォーメーションこそ変化はありませんがホームの試合で負傷したブエノに加えて、レアンドロ、ペトロ・ジュニオール、さらに復帰したばかりの小川もケガのようでベンチにも入っていませんでした。
そのため、三原が3バックの真ん中に入って安田、増山、前田、石津らが先発となっていました。
第一戦目からスターティングメンバーは4人入れ替わっています。
鹿島は4-2-2-2の布陣、メンバーを入れ替えて来るかと思いましたが、ケガの青木に替わってファン・ソッコが入っただけでした。
カイオは先発させてくると思いましたけど、それ程中村の調子がいいと判断しているのでしょう。
ただ、やはり同じメンバーで連戦を戦うとどうしても全体的に運動量やこぼれ球への反応、インテンシティーが落ちてしまいます。
序盤からフレッシュな選手を交えた神戸の球際の寄せの速さに守勢に回る時間が多くなります。
ただ、鹿島の選手は守備の意識が高くしっかり対応できており、カウンターからチャンスを窺っていました。
そして、16分に先制点を奪います。
スローインからの赤﨑の落としを遠藤が受けて、DF2人を引きつけながら上手く股を通して赤﨑にリターンしましたね。
遠藤の所に2人が行っていたので赤﨑はドフリー、しっかり中を見てグラウンダーのパスを送ります。
DFは金崎と逆サイドから上がって来た山本に引きつけられ、ゴール前でフリーになった中村が決めます。
1戦目の結果に加えてこの早い先制点で俄然鹿島が有利になりますが、ここから大苦戦が始まります。
まず失点した時間帯、仕方がまずかったですね。
岩波からDFの裏にロングボール一発、飛び出した増山に昌子が付いていたわけですけどここでの対応が非常にまずかったです。
前を向かせなければ全然問題ないのですが、何故か躍起になってボールを取りに行こうとして抜かれます。
昌子が出て中央が2対2だったので、山本はゴール前をケアすべきでしたが、昌子が増山を抑えて自分がボールを奪うというプランだったのだと思います。
しかし、昌子が簡単に抜かれて中に切り込まれると、中央にいたファン・ソッコは増山のマークに行かないといけないですから、当然ゴール前でフリーの選手が出てしまいます。
渡邉に決められてあっさり同点に追いつかれてしまいました。
小笠原も誰もマークする必要なくて守備で浮いていたわけですから、ゴール前を3対2の状況にしておくべきでしたね。
そうすれば守れていましたけど、とにかくここは昌子の対応が本当最悪でした。
せっかく1点リードして絶対有利な状況にしたのに、CBがあそこで無理にボールを奪いに行こうとする判断もどうかと思いますが、それ以上にゴールライン側と逆からボールを奪いに行くというプロとは思えないミスを犯していては失点して当たり前です。
実は神戸のロングボール攻勢が始まったのはここからなんですよね。
23分にも高橋のロングボールから渡邉にシュートまで持って行かれます。
ここは曽ケ端のセーブで失点せずに済みますが、後ろの選手がまったく意味の分からないポジショニングをしていますね。
山村が左サイドをドリブルで高い位置まで運んで奪われたシーンからの神戸のロングボールだったのですが、同サイドの山本がフォローのために少し高めの位置を取っていました。
これはいいのですが、逆サイドの西のポジショニング、山村が上がっているのに小笠原のポジションも高過ぎです。
だから昌子が渡邉と競り合って生まれたこぼれ球を誰も拾えず、逆にフリーになっていた石津にボールをかっさらわれる事になるわけです。
最後はファン・ソッコが簡単に振り切られずに何とか付いて行ったので、シュートコースを限定できて曽ケ端も防げましたが、自分たちで危ない状況を作っているだけですからね。
この2つのミスで完全に神戸に行けるぞという雰囲気を与えてしまいました。
前線からのプレス、インテンシティーの厳しさが増したのは一目見て分かるくらいでしたから。
相手のプレスにボールを繋げなくなって来た鹿島は何とか前線でキープして起点を作りたい所でしたが、連戦の影響が見てとれます。
遠藤は前半から疲れが見え、西は疲労から雑なプレイが多くなり、金崎は出場すれば頑張ってくれるのですが、やはり球際の部分で踏ん張れない場面が目立ちましたね。
中盤はハイボールの応酬が増えてしまったため、立ち上がりから調子の良さを見せていいドリブルの仕掛けをしていた中村もなかなかボールに触れなくなっていました。
34分には増山の頭でのパスにDFラインの裏に抜けた石津が決定機を迎えそうになりますが、西が何とか喰らいついてクリアします。
その2分後にもロングボールから右サイドに流れた石津に裏に走られます。
クロスを曽ケ端が何とかはじいて、ゴール前の混戦から最後は渡邉のシュートをこちらも曽ケ端が身体に当てて防ぎましたが、いずれもマーク、ポジショニングが悪いので簡単に裏を取られているんですよね。
38分には久しぶりの鹿島の攻撃。
神戸のCKのカウンターから中村が右サイドの金崎に繋ぐと、そこから逆サイドへ大きな展開。
赤﨑がトラップから狙いますが徳重に防がれます。
終了間際にも大ピンチ。
今度は鹿島のFKからカウンターを受けます。
ここもポジショニングがおかしいですよね。
石津より鹿島ゴール寄りにいる選手が西しかいませんから、実質1対1で守っている状況です。
DFのクリアを西が触るものの石津に当たって奪われると無人の鹿島陣内を独走状態。
小笠原が追いすがりますが、スピード勝負で勝てるはずもなく置いて行かれます。
完全に失点もののシーンですが、1対1の勝負をドリブルで抜きにかかった石津のプレイに曽ケ端が落ち着いて対処してボールを掴みます。
トータルスコアを逆転されてもおかしくない内容でしたが、何とか同点のまま前半終了。
ちょっとこれだけポジショニングが悪い自滅ディフェンスは、まるでセレーゾ監督時のサッカーを見ているようでしたね。
ただ、GKのファインセーブはもちろん失点シーン以外では最後の所で身体を張って粘り強い守備を出来ていたのもあって、追加点を許さなかったのは大きかったです。
神戸のこのペースが90分続くはずがないですからね。

猛攻を耐えて反撃、決勝の切符を手に入れる
後半のスタートは両クラブともメンバー変更なし。
鹿島は内容が酷かったですが、これは選手を1人、2人替えてどうにかなる問題ではありません。
ジネイやルイス・アルベルトなど空中戦勝負の戦況を一変できる選手がベンチにいれば別ですが、現状ではチームで前半と戦い方自体を変更、意志統一して対応していくのが正解ですね。
前半の危ない場面のほとんどは後ろの人数が神戸より少ない状況でやられていますから、そこを修正すればあそこまで絶望的な決定機をいくつも作られることはありません。
後半も神戸の勢いはそのままにいきなり増山に切り込まれます。
しかし、これは想定内。
後半の最初の15分を耐えれば鹿島に流れが来ると思っていたのですが、攻撃では中村が上手く落ち着かせてDFラインの裏へいいボールを出していましたね。
52分に左サイドのスペースに流れた赤﨑に縦パス、赤﨑は中に切り込んでシュートを放ちます。
これは右サイドにはずれますが、何とラッキーな事にGKが触ったということでCKをもらいます。
遠藤のボールはクリアされるものの、こぼれ球を山村がダイレクトで左サイドの赤﨑へ。
神戸はちょうどラインを押し上げようとしていた所だったのでフリーにしてしまっていましたね。
赤﨑のシュートは徳重に防がれるも、こぼれ球を金崎が押し込んで鹿島が先に2点目を奪います。
前半飛ばしていた神戸は体力的にきつい時間帯に入って行く上に、この1点がメンタル的にも重くのしかかったでしょうね。
57分には山村、金崎、遠藤、中村と繋いで最後はペナルティエリア内で赤﨑が粘って粘ってシュートを打ちます。
神戸はこの辺りから増山が足を攣るなど全体的に運動量が落ちて来ましたね。
こうなって来ると鹿島がパスを繋げ始めて、22分には小笠原のスルーパスからいい抜け出しをした赤﨑がシュート。
角度がない所からでしたけど、ファーサイドには金崎も詰めていて惜しいシーンでした。
ここで疲れの見える遠藤に代えてカイオを投入。
神戸は得点を取るために安田が高い位置を取っていましたし、カイオのスピードを活かせる状況になっていましたね。
70分には山村のダイレクトパスを金崎がDFを背負いながらキープ、落としたボールを中村が受けて上手く1人かわすとスルーパス。
カイオと赤﨑が同じ所を狙ってかぶったのですが、2人ともオンサイドでしたね。
副審からは遠い逆サイドでしたし、視線上に神戸の選手がいてオフサイド判定するタイミングが遅れたのかもしれませんが、中村がボールを出した瞬間には高橋祥が残っていました。
74分にはまたもや中村のタメからのいい縦パスが出ます。
オーバーラップした山本が中に切れ込もうとしたのを岩波に奪われますが、バランスを崩しながら何とかクリアしようと出したボールがゴール前の金崎への絶好のパスとなります。
このプレゼントボールを高橋祥の正面に蹴ってしまいますが、無事に決まってこの試合2得点目。
オウンゴールと表示しているメディアもありましたが、Jリーグ公式では金崎のゴールになっています。
そもそも金崎のシュートは高橋祥がいなければ入っていましたから、あれをオウンゴールかなと思う事自体がおかしいです。
オウンゴールにしたら高橋祥にとっても、金崎にとっても可哀そう過ぎますね。
81分には中村に代えて豊川を投入。
もう3失点しないと負ける事はないですから、もっと早いタイミングでこれまであまり起用していない選手を試してみてもよかったですね。
その直後にはカイオがDF2人をかわしてシュートを決めます。
やはりこの時間帯に途中出場のカイオのキレについて行くのは難しいですよね。
3枚目の交代カードは山村に代えて梅鉢。
石井監督は金崎、小笠原を水戸戦で完全休養させるつもりなのかもしれませんね。
終了間際にも昌子のロングパスからカイオが抜け出して決定機を迎えるなど、流れは完全に鹿島。
スコア程楽な試合ではなく苦しみましたが、神戸の反発力を跳ね返して3タテ達成。
3冠の可能性も残す中でまずはナビスコ杯に王手をかけました。

決勝はG大阪
ナビスコ杯決勝は10月31ですね。
対戦相手はホームでしっかり新潟に勝利したG大阪となります。
詳しい事はまた書くのでここでは1つだけ。
この神戸戦では相手のロングボールに非常に苦しんだのですが、実はセカンドステージ第10節のG大阪戦でも同じ戦法にやられてしまっています。
序盤は前線からのプレスが効いてG大阪の攻撃を抑えていたのですが、プレスをかわすために長いボールを放り込まれ出すとたちまち後ろが混乱。
パトリックの強靭なフィジカルに太刀打ちできずにボールをキープされ、前線に起点を作られると宇佐美のドリブルに切り裂かれるという試合でした。
どうして鹿島の守備陣がロングボールに弱いかというと、やはり正しいポジショニングを取れている選手が少ないわけですよ。
繋いで来る相手に前からプレスをかけて守る場合は、準備する意識もあってボールの位置などによってこまめに動いてインターセプトやこぼれ球を拾えるポジションを取っているのですが、後ろから一気に出されるロングボールでは位置取りのまずさ、マークの拙さが出て来てしまっています。
G大阪戦では石井監督の大きな采配ミスもありましたが、やはり守備に関しては前線からのプレスだけでなく後ろの選手がいかに強力2トップに対抗できるか、ロングボール攻勢に対して正しいポジショニングを取って組織で守れるかも重要となって来ます。
3年ぶりの優勝を勝ち取るためにはそこがキーポイントになるのではと思いますね。

天皇杯水戸戦
無事にナビスコ決勝進出を果たしたものの、気を緩めている暇はありません。
神戸との3連戦は終わったものの、連戦は続きます。
次は中日に天皇杯水戸戦となりますね。
水戸は36節終了時で、勝ち点37の20位。
入れ替え戦枠の大分と勝ち点差3、自動降格圏の最下位栃木と勝ち点差4となっています。
気持ち的には天皇杯どころではないんじゃないですかね。
磐田と引き分けたりと強豪クラブに善戦はしていますが、攻守にいいとは言えません。
先制されて守られるとやっかいですが強固というわけではないですし、攻撃もサイド攻撃くらいなのでそこまで脅威ではないです。
問題は鹿島がどういうメンバーで臨むのかということですよね。
この試合のメンバー交代を見ると豊川、梅鉢あたりを出場させて遠藤、小笠原を休ませるのかと思います。
あと鈴木優を頭から見てみたいですし、連戦になりますが遠藤不在時の仕事を中村がどこまで出来るか試しておきたいですよね。
中村は足さばきや身体のキレを見ても本当に調子が良さそうです。
ゴールという結果を出しましたが、これまでも攻撃の組み立てでの貢献度は高く、決定機も多く作っていましたからね。
両サイドバックも休ませたいですが、DFラインはあまり変更を加えないかもしれません。
メンバーを変更し過ぎるとチームが機能しなくなって苦戦するのは天皇杯あるあるなので気を付けないといけません。
J2あるあるとしては、ボールを奪った後の最初のパスでミスが多いというのがあり、下位に沈む水戸は特に多いです。
そのため、攻から守の切り替えを早くしてボールを奪い返した後早く攻めたいです。
いばらきサッカーフェスティバル以外での水戸との対戦は楽しみですね。


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【ナビスコ杯準決勝1st】自力の差を見せる形でアウェイで先勝…の神戸戦
結果
2015年10月07日(水)
神戸1-2鹿島(19:04/神戸総合運動公園ユニバー記念競技場/6,162人)
[得点者]
21分:山村和也①
39分:赤崎秀平②←小笠原満男①

70分:岩波拓也
[フォーメーション]
FW:赤﨑、金崎
MF:中村、遠藤
MF:小笠原、山村
DF:山本、昌子、青木、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
62分:中村→カイオ
72分:赤﨑→ダヴィ


試合の感想
ネルシーニョ監督の仕掛け
神戸は引き続き基本の3-4-2-1ですが、シャドーの位置に渡邉と小川が復帰。
チョン・ウヨン不在のボランチには三原を入れて来ました。
そして、何と3バックの真ん中にブエノを置いて来たのですが、ここがこの試合のネルシーニョ監督最大の仕掛けになりますね。
鹿島は4-2-2-2、柴崎の代わりに山村、2トップは赤﨑が先発復帰して金崎とコンビを組みます。
2列目はカイオを使って来るかと思いましたが、守備を考えてか中村を起用して来ましたね。
試合展開はリーグでの対戦同様に鹿島が主導権を握りますが、神戸の変化が3つ。
まずはケガ人が復帰、前線に小川と渡邉が戻った事でこれまでよりボールを引き出す動き、収める回数は増えましたね。
これによって前の試合より前線で起点を作られてゴール前に迫られるシーンは増えました。
2つ目の変化はセットプレイ。
ネルシーニョ監督も9割近くを鹿島の選手に先に触られていたとコメントしていたように、守り方をゾーンからマンマークに変え、集中力高く守るようになっていました。
そのため前の戦いよりセットプレイでいい形を作る回数は減ってしまいましたね。
そして、3つ目がネルシーニョ監督の仕掛けです。
ブエノを3バックの真ん中、つまりもっともプレスがかからないポジションに置いて、そこから精度の高いロングボールを前線に送らせます。
実際にこの狙いから鹿島は何度か危ない場面を作られそうになります。
13分にはブエノのロングボールを高橋が落としてレアンドロがシュート。
明らかに前回の対戦ではなかった攻撃の形でしたよね。
これに対して鹿島は2トップが神戸の3センターバックにプレスを掛ける形で対応します。
当初はボランチにボールが入ってからプレスをかける意図だったと思いますし、それで事足りるはずだったのですが、ネルシーニョ監督の仕掛けのせいでもっと前からプレスに行かざるを得なくなりましたね。
ロングボールからCKを取られて岩波にフリーで打たれますが、鹿島も遠藤のミドルシュートで反撃。
そして、20分には遠藤のパスから金崎がミドルシュート。
これはGKに防がれてこぼれ球を拾われますが、素早い守備への切り替えで縦パスを山本がカット。
こぼれたボールを中村が身体を張って繋げると、山本が神戸の右サイドをえぐります。
マイナスのクロスはDFにクリアされるものの、ガラガラのバイタルエリアにこぼれたボールを山村がシュート。
DFにかすめながらもネットを揺らし、鹿島が先制点を奪います。
しかし、得点を奪ったすぐ後に浦和戦が脳裏によぎるような決定機をあっさり作られます。
前からボールを獲りに行ったところ、DFラインが上がっておらず下がったレアンドロに起点を作られます。
昌子の対応が遅かったですね。
そこから森岡にドリブルで運ばれて小川のクロスは山本が何とかクリアするものの、それを拾われて渡邉に決められそうになります。
ここは曽ケ端が飛び出して防いで事なきを得ますが、得点直後に気が緩む悪癖は修正しないといけませんね。
26分にも渡邉のクロスからゴール前に小川が飛び込んで来て危ないシーンを作られます。
鹿島の選手もこの試合はよく体を張って守っていましたが、やはり神戸にとってケガ人が戻って来たのは大きいですね。
鹿島は27分に神戸の左サイドを中村とのコンビネーションで崩した西がシュート。
30分にも中村の仕掛けから赤﨑がペナルティアーク付近から狙います。
ループ気味だったシュートはわずかに上にはずれますが、序盤から可能性の高いミドルシュートが多くなっていました。
やはりこのブログでも指摘しておいたように神戸のボランチの守備にはかなり大きな穴がありますよね。
33分には前半最大のピンチを迎えます。
神戸にボールを繋がれて人数をかけて攻められます。
鹿島も人数が揃っていたのですが、徐々にマークをずらされて最後はプレスバックした金崎の守備をかわされて森岡にミドルを打たれます。
これを曽ケ端が前にこぼすとそこに詰めていたレアンドロがGKをはずすループシュート。
ポストに当たったのですが、その前にレアンドロがオフサイドだったということで助かります。
曽ケ端はキャッチできなかったのは仕方ないにしても、もう少しボールの勢いは殺さないといけないですね。
殺さずに転がし過ぎです。
決定機は作られながらもチャンスをしっかりものにしたのは鹿島。
39分に追加点をあげます。
ボールを奪って中村、赤﨑と繋ぎながら右サイドへ持って行きます。
西の縦パスをDFに付かれた遠藤が上手くワンタッチで落とすと小笠原のスルーパス。
赤﨑の左足のトラップは浮いてしまいますが、下がりながら守備をしていた神戸のDFラインには逆に反応しづらいプレイになりましたね。
赤﨑のボレーはDFに当たってGKも反応出来ずにゴール右へ決まります。
いい時間帯で追加点を上げて後半に入ります。

仕掛け効果で苦しんだ後半
ホームで2点ビハインドですから、後半頭からネルシーニョ監督が動きます。
石津と安田を投入、そして後半はネルシーニョ監督の前半の仕掛けが効いて来ましたね。
ブエノのロングボールからチャンスを作られていたので、鹿島の選手はそこにプレスをかけに行かざるを得ず前線の選手の運動量が増えていました。
特に常に全力プレイ、連戦の金崎が疲れてミスが多くなりましたね。
遠藤も前線のプレスに参加しながら相手のWBに付いて守備をしてかなり上下動が多くなっていましたから徐々にボールをキープできなくなっていました。
ある程度引いてブロックを作って神戸のボランチにボールが入ってからプレスをかけるというやり方で大丈夫だったら、後半の体力事情も違ったと思います。
石井監督は62分に1枚目の交代カードを切るのですが、体力がまだあった中村に替えてカイオを投入しましたね。
金崎を休ませて中村をトップに入れるという選択肢もあったと思います。
実際のこの交代から流れが悪くなってしまいましたから。
その中村は2戦連続で先発起用、攻守にいいプレイは出来るようになって来ているのでこのメンバーに混ざって違和感なくプレイできるのは非常に大きいです。
しかし、本人が一番思っているでしょうけど、やはりそろそろゴールやアシストの結果を出さないといけませんね。
これからタイトルに向けて重要な試合も増えて行きますし、そこで結果を出せるよう精進して欲しいです。
ボールキープが減って神戸に押し込まれるようになると、セットプレイから失点してしまいます。
CKは山村が頭でクリアしたのですが、そのこぼれ球を赤﨑が繋ごうとして奪われてしまいます。
2点差あるので欲を出さずにシンプルにクリアで良かったですね。
赤﨑自身も試合後のコメントで失点時の事を後悔するコメントを述べていましたが、せっかくいいゴールを取ったのにこういうミスから失点すると後味が悪いですから気を付けてほしいです。
この試合、DFが跳ね返したボールは中村が拾ってキープ、もしくはセイフティに前に蹴る場面が多かったんですけどね。
そんなわけで安田のクロスから岩波に決められてしまいます。
昌子は身体を寄せて競り合っていたのですが、岩波のヘッドの飛んだコースが良すぎました。
ここで2枚目の交代、赤﨑に代えてダヴィを入れます。
しかし、この展開でこの交代はきつかったですね。
カイオとダヴィは仕掛けられる分、ボールロストすることも多いですから行ったり来たりが増えてしまいます。
ましてや金崎、遠藤が疲れていましたから鈴木優などもうちょっとボールの持てる選手、ボールをもらう動きをよくする選手を入れた方が良かったかもしれませんね。
カイオは突っ込むだけでなくいい形で攻撃に絡めるようになっているのでいいのですが、ダヴィは運動量が少ないですし、最低でももっと前からプレイはかけて欲しかったです。
ここからは耐える時間になって行きますが、この試合は小笠原がいい守備をしていました。
いつもは前に出る守備は良くても、戻る守備をさぼりがちなのですが、このゲームではほぼパーフェクトに出来ていたと思います。
特に良かったのが今までは戻る守備でも直線的にボールに向かって奪おうとして、相手に身体を入れられて簡単に振り切られる事が多かったのですが、しっかり一度戻ってゴールとボールホルダーの間に身体を入れてから守備していましたね。
これで神戸のバイタルエリアでのプレイを1テンポ遅らせる事が出来ていますし、危ない場面には必ず戻って顔を出していて守備で効いていました。
このくらい守備する意識が高かったら40歳までプレイを続ける事も出来るんじゃないでしょうかね。
後半は85分までにシュート3本しか打てておらず金崎、遠藤もあまり目立たなくなって来ていましたから試合運びはそんなに上手く行ってなかったと言えます。
そんな中、86分にカウンターからカイオ、金崎と繋いで最後はダヴィがDFを1人かわして狙いますがGKに防がれます。
シュートは良かったのですが、やはり角度がないので防がれやすくなってしまいますよね。
金崎が中央でフリーでいたので、ファーサイドを狙う意識で低くて速いシュートを打った方が得点できる可能性は高かったです。
88分にもカウンターからチャンス。
上がって来た山村がミドルレンジからループシュートを狙いますが、ここも徳重のセーブに合ってしまいます。
ロスタイムには疲労が顕著な金崎がボールを奪われてレアンドロにシュートまで持って行かれますが、何とか守りきって試合終了。
鹿島が第一戦目を征しました。
後半は失速感が否めず1点差に追いつかれましたが、アウェイで2得点しての先勝は十分な結果と言えるでしょう。

反発力に注意
もちろん次も神戸戦です。
やっとホームで戦えますね。
ネルシーニョ監督が何か大胆な策略を練って来そうな気もしますが、1-2のスコアでしたら序盤から無理に攻撃的に行く必要もないです。
最低でも2点取らないと勝ち上がりはできないのですが、逆に立ち上がりから攻撃に行きすぎて先に失点するようなことになれば絶望的になりますから、まずは普段通り入って来るのかなと思います。
この試合で最大の狙いだったCBからのロングボールもブエノが負傷で次の試合は実現できないですね。
誰にでもやらせればいいというわけでなく、やはりキックの精度が求められますから。
増川を復帰させるのか、この試合のように三原を下げるのか。
こーめいとしては森岡をトップ下に置く4-2-3-1で来られると一番嫌ですが、いずれにしてもボランチの選手がおらず、神戸の弱点がそこにあるのは変わりないですからね。
次の試合でもそこを突いて確実にゴールを積み重ねて行きたい所です。
2戦目は反発力に気を付けたいですね。
どうしても勝っている方はこのままでいいというメンタルになりがちで、対して負けている方は当然悔しさがありますし、何かを変えないといけないという意識が強くなります。
そうすると球際の激しさや運動量が上がってそこで負けてしまうと劣勢を強いられてしまう事が多々あります。
これがなかなかこういう連戦で3タテできない理由ですよね。
インテンシティーで負けないためには選手の戦う気持ちが大事ですが、連戦なのでやはり体力面を考えたスターティングメンバーを選択する事も重要となります。
石井監督はこれまで意外に大胆なローテーションをする事が多かったですが、この1戦目の結果を受けてどういう決断をして来ますかね。
前線では金崎、遠藤はなかなかはずしづらいですけど、この試合の後半はかなりバテていました。
カイオを先発にして後半に中村を入れて金崎の役割をさせるのもありだと思います。
あとは鈴木優ですね。
ダヴィやカイオは仕掛けられる分、ボールロストも多くなりますから、リードしている展開で2人を途中から入れるより、ボールを持てる選手を入れていった方がいいと思います。
2戦目は前半90分のスコアが効いて来るので、鹿島がリードしている時間帯が多くなる事が予想されますから、そこを考えた采配が必要ですね。
ボランチも柴崎がいないのでちょっと替えづらいですし、先発を変更するとしたらカイオ、伊東あたりを入れる感じかなと思います。
あとは修正されてあまりチャンスを作れなくなっていたセットプレイで上回りたいですね。
リーグ戦でのホーム勝率が低いですから、ナビスコ杯では勝利して3タテして決勝に進みましょう。

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【J1第30節】芝に苦しむも上手くアジャストして追撃体制のピッチは上がる…の神戸戦
結果
2015年10月03日(土)
神戸0-2鹿島(15:03/ノエビアスタジアム神戸/16,871人)
[得点者]
25分:山本脩斗③←柴崎岳⑩
78分:カイオ⑧←遠藤康⑤

[フォーメーション]
FW:土居、金崎
MF:中村、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、青木、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
48分:土居→ダヴィ
61分:中村→カイオ
88分:金崎→赤﨑


試合の感想
肌荒れピッチでスタイル変換
神戸は3-4-2-1の布陣。
森岡がシャドーに入ってボランチには三原、右サイドもブエノでしたしネルシーニョ監督はまずは守備を意識した布陣にして来たようです。
レアンドロがケガから復帰して1トップに入りましたが、名古屋戦でGKの山本が負傷。
徳重がゴールマウスを守ります。
鹿島は4-2-2-2、連戦になりますから前線のメンバーを変更して来ましたね。
FWに土居、2列目に中村が入ります。
2戦目、3戦目の方が難しくなりそうですし、カイオはイエローカードがリーチになっているリーグ戦は休ませてナビスコ杯で猛威を振るってもらおうということでしょう。
また、ノエビアスタジアムの芝の状態も考えての選択だったのかもしれませんが、張り替えられた部分はあるもののデコボコした所が多いですね。
張り替えた両サイドも芝が根付いていないと強く踏み込んだら横滑りして危ないですし、撒いた砂はスパイクの裏に張りついてポイントが機能しない状態に。
酷い状態で両クラブとも芝に苦しめられます。
しかし、鹿島は試合前からピッチコンディションを考えたプレイを心がけます。
いつもは2列目の選手にボールを預けて起点にして攻撃を作って行くのですが、この試合では短く繋がずにまずはFWに長いボールを出す場面が目立ちました。
そこで起点を作って後ろの選手が絡んで行く形ですね。
その分、いつもより2列目の選手がボールに触る機会が少なくなり分厚い攻めができず、FWが孤立する所もありましたが、そこもしっかり割り切ってCKを取るプレイを狙っていました。
セットプレイでしたらピッチの悪さは関係なくなりますからね。
とは言ってもボールはやたらイレギュラーしますし、選手は足を取られて転ぶシーンも多々あり、ピッチの悪さには苦労しまくり。
ようやく16分に中村がドリブル突破からこの試合鹿島の初めてのシュートを放ちます。
それで得たCKで遠藤のクロスを山本が頭で合わせますがGK正面。
しかし、今度は柴崎がドリブルで仕掛けると遠目から思い切って狙います。
ここもGKに防がれるものの、それで得たCKで柴崎の入れたボールを山本が決めます。
ヘッドを叩きつけたのが良かったですね。
山本や金崎は動き出しがいいのでよくヘディングでも競り勝ってシュートまで行くのですが、身長は高くないのでどうしても体が伸びきった状態でヘッドしている事が多いです。
こうなると叩きつけられないのでGKに防がれたり、バーに当たったりする事も出て来るのですが、やっぱりゴールライン辺りに叩きつけるとGKも反応できないですし決まりやすくなりますね。
前回のブログで書いたように神戸は芝の状態を抜きにしてもやはり攻守で上手く行っておらず、ここからは鹿島のペースになって行きます。
30分にはカウンターでチャンスを作ります。
金崎の右からのグラウンダーのクロスを遠藤がペナルティエリア中央に入ったところで合わせますが、左足のシュートは左にはずれます。
ピッチコンディションの悪さで合わせづらいのもありますが、右からのボールを左足でシュートするのは難しいですからね。
このゴールまでの距離だったら右のインサイドでしっかり当てて枠に飛ばせるようにならないといけないです。
その後も裏に抜けた中村のループパスから土居のシュート、遠藤のCKから金崎のヘッド、終了間際には遠藤のクロスを柴崎がボレーとチャンスを作り続けたのは鹿島。
追加点は奪えなかったですが、いい感じで後半に折り返します。

こんなドキドキはいらない
後半の立ち上がりからネルシーニョ監督が交代カードを切って来ます。
警告を受けていた北本に代わって田中を投入、フォーメーションも4-1-2-3に変わりました。
後半開始早々にアクシデント。
前半に足を痛めていた土居がプレイ続行不可能でダヴィと交代となります。
しかし、このピッチコンディションでロングボールを多用している現状を考えるとダヴィの方が使いやすいですね。
ケガでのアクシデントはあったものの後半も鹿島ペース。
54分には遠藤が右で起点になると、ダイアゴナルに入った中村がペナルティエリアで受けて走り込んで来た遠藤へリターン。
狙うかと思いましたが、さらに中に流して柴崎が打ちに行くもののゴール右にはずれます。
柴崎はフリーだったのですが、ちょっと遠藤のパスが短かったのでDFに詰められそうになって力が入ってしまいましたね。
ここで神戸はレアンドロに替えて石津、鹿島は中村に替えてカイオを入れたのですが退がり方と時間帯を観るとどちらも少し足を痛めての交代なのではないかと思います。
これだけ芝が悪かったらケガ人も出て来てしまいますし、神戸に負傷者が多いのも無関係ではないと思います。
やはり足への負担、疲労というのは蓄積されて行きますし、そうなるとケガをしやすくなってしまいますからね。
73分にはカイオが高い位置でインターセプトしてそのままシュート、2次攻撃から遠藤もゴールを狙いますがどちらもGKに阻まれて決め切れません。
神戸の攻撃に脅威を感じなかったもの、さすがに1点差では何が起こるか分からないので追加点が欲しかったところ、78分に2点目が生まれます。
右サイドから西と遠藤が強引に仕掛けると、最後は相手のクリアが遠藤に当たってゴール前でフリーになっていたカイオへの絶妙なセンタリングに。
これを難なく決めて追加点。
2点差になった事でこの試合も決まりましたね。
神戸はこの時間帯には運動量が落ちて間延びしていたので守備も緩くなっていました。
本来ならここで3人目の交代カードを切ってもいいところでしたが、このピッチ状態ではまた足を傷める選手が出る可能性もありますから石井監督も様子を見たのかもしれません。
ですが、ナビスコ杯に向けて赤﨑も使っておきたいでしょうから88分に最後の交代カードを切ります。
その赤﨑はやはり前線からのプレスは勘所が良く効いており、ロスタイムにカイオのパスから決定機も迎えますが打ちきれず。
赤﨑は打てば決定力は高いのですが、けっこう打ちきれないところもありますよね。
ただ、この場面は芝に慣れてなくてあまりにドリブルがバウンドするので打つタイミングを逃してしまったのでしょうけど。
直後に試合終了のホイッスルが鳴り、鹿島が3連戦の初戦を征しました。
芝のせいで思うように攻撃できずにエンターテイメント性はいつもより低かったですし、ケガをしないか観ていていらないドキドキをする試合でした。
ノエビアは化粧品の会社で特にスキンケアに力を入れているのに、ネーミングライツを獲っているスタジアムがこんな肌荒れピッチではイメージが悪いですよ。
スタジアムを管理している神戸市に厳しく文句を言った方がいいんじゃないでしょうかね。
もしくは修繕費用を上乗せして出して、ノエビアにかかればピッチの肌荒れも解消できると逆にアピール材料に持って行くか…。
こういう環境でも鹿島の選手はよく対応してクレバーに戦えていましたし、きっちり勝利できたので何よりですが、肝心なところで選手が足を取られたりパスが繋がらなかったりするとやはり観る方としては試合がつまらなくなるので改善して欲しいです。
鹿島も夏場に芝が酷い状態になっていた事が続いていましたが、茨城県内に5ヘクタールの土地を確保して通年育成、ピックアンドロール工法の導入などで良くなりました。
神戸も芝を育てる場所は持っているはずですが、今回部分的な張り替えだったのは芝が足りていなかったのか、それとも張り替えるための時間的な問題だったのですかね。
この後の試合で広島がFC東京に負けたので再び勝点で並ぶ事が出来ました。
残り4試合で追撃態勢はばっちりですが、ここ数年はこういうシチュエーションを迎えての肝心のゲームを落としているので日程的には不利ですが、柏戦は気合いの入った試合をしないといけないですね。

続・神戸戦
その柏戦の前にナビスコ杯、天皇杯が入ります。
前回のブログでも書いたように神戸との試合が続き、ナビスコ杯の2連戦になりますね。
次もアウェイですが、スタジアムは神戸ユニバーなのでいつもの鹿島の戦いを出来ますし、芝の悪さにエンターテイメント性を奪われる事はないでしょう。
1戦目を観るとナビスコ杯初戦でネルシーニョ監督が何か戦術的に大きく変えて来る事はないのではないのかと思います。
変えて来るとしたらメンバーになると思います。
この試合でレアンドロが復帰しましたが、ベンチに入っていた安田、さらには小川や渡邉あたりが復帰して芝が良ければ戦えると算段しているのではないかと思います。
ただ、チョン・ウヨンは代表で不在ですし、鹿島の方も芝が良ければもっといい攻撃が出来ますからね。
柴崎が日本代表で出られませんがボランチにはこれまで通り山村で埋めて、前線ではカイオや赤﨑が先発するでしょうから鹿島もいつも通りの戦い方でいいのかなと思います。
特に山村と赤﨑の相性はいいです。
練習場が確保できなくて鹿嶋に一度帰るそうですが、今のチームは基本のメンバーも固まってその上である程度メンバーを入れ替えても機能するようになっていますし、行ったり来たりになる分まずはしっかり疲れをとる事に傾注して欲しいです。
アウェイなので勝利できれば御の字ですが、新潟が浦和戦でそうだったようにできれば第1戦目で大差をつけて勝てたら本当楽ですよね。
なかなか休められない金崎、遠藤、小笠原、両サイドバックを2戦目で休ませられる展開になったら理想的ですが、まずはいつも通り守備をしっかりする意識で入って、得点の方はチャンスを確実に決める事が出来たら大量得点もできると思います。

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【J第29節】来季、鹿島に必要なものが改めてはっきりした敗戦…の浦和戦
結果
2015年09月26日(土)
鹿島1-2浦和(15:04/カシマサッカースタジアム/29,030人)
[得点者]
03分:遠藤康⑥←カイオ②
06分:高木俊幸
72分:興梠慎三
[フォーメーション]
FW:ダヴィ、金崎
MF:カイオ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、青木、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
83分:ダヴィ→鈴木優
86分:遠藤→土居


試合の感想
ベテランの大失態・サボリ編
浦和は前節の清水戦に続いて、4-1-4-1のようなフォーメーション。
これは4-4-2の相手に対してマンマーク気味に守る狙いがあるとのこと。
CBが2トップを、サイドバックがサイドハーフを観る形ですね。
ところが鹿島は4-2-2-2、前線の4人(ダヴィは除く)は流動的に動くので、マンマークで守ろうとすると混乱します。
これはしめしめと思っていたら、3分に先制点が入ります。
浦和のスローインが直接カイオに渡り、そこからドリブルで仕掛けて金崎とのパス交換を挟んでクロス。
最後は上手く大外から中に入った遠藤が左足で合わせてゴールを奪います。
この先制点はかなり大きかったのですが、何とそのわずか3分後にベテランキャプテンの大失態から追いつかれてしまいます。
右サイドで遠藤、西が2対2で対応していたところ、小笠原が守備をさぼってバイタルエリアで武藤をドフリーに。
当然、楽にいいスルーパスを出されて宇賀神に裏を取られると、クロスを逆サイドで高木に決められてしまいます。
あまりにもあっさりやられ過ぎてしまいましたね。
西が宇賀神に、山本が高木に裏を取られたのもミスですが、得点直後の大事な時間帯に集中力を欠いて守備をさぼっている小笠原が一番最悪です。
ベテランがこんな安いミスをしていたら勝てないですよ。
日本のサポーターはサッカーのこと分かっていないですから、代表の篤人もそうでしたが、こういうシーンって最後まで一生懸命守備に行っている選手が批判され、小笠原のように守備をさぼっている選手はミスしていないように思われてしまうんですよね。
しかもこれまた日本のスポーツメディアはレべルが低いので、こういうミスを指摘できません。
さらには何でも若い選手のせいにする低次元な記者もいますからね。
昌子がラインを上げようとしたのは、低すぎるとゴール前に放り込まれれば一発で失点してしまうリスクがありますし、何より小笠原が下がり過ぎてバイタルエリアがスカスカだったためで、その判断は悪くありません。
実際に山本がラインを揃えて上げていたら、宇賀神はオフサイドになっていましたからね。
ベテランがいようといまいと守備をできない選手がいたらこういうことは起こります。
小笠原が守備をさぼらずに武藤に対応していたら何の問題もないシーンでした。
バイタルエリアであれだけ自由にさせたら、精度の高いプレイをされてしまいますから、その後の守りは後手に回ってしまうことになります。
早い先制点で鹿島が優位に試合を運べる展開だったのが台無しにしてしまいましたね。
それでも流れはまだ鹿島。
特に20分過ぎてからは多くチャンスを作っていました。
浦和はペトロヴィッチサッカーでは攻撃がシステマティックに機動するため、いつもとフォーメーションが違ってギクシャクしていましたね。
しかし、攻撃面でもベテランが足を引っ張ります。
9分にはセットプレイからゴールを奪いますが、ダヴィのファウルがあったということで認められず。
確かに手を使って阿部を倒していますからね。
さらには遠藤のスルーパスからダヴィが決定機を迎えるも西川に防がれてしまいます。
高い位置で奪ってカイオのマイナスのパスを小笠原がシュートしますが、こちらもDFに阻まれます。
CKの流れからゴール前での混戦になって、金崎のパスを最後、昌子押し込んでゴールを決めたシーンもありましたが、これはオフサイド。
GKが前に出ていたのでこの場面のオフサイドラインは柏木ではなく西川になりますから、完全にオフサイドでしたね。
その後も遠藤のクロスからダヴィのヘッド、34分にも高い位置で金崎が奪ってダヴィがシュートを放ちますが浦和の体を投げ出した守備にゴールを奪えません。
43分には遠藤のスルーパスから金崎が落としてシュート。
ロスタイムにはダヴィのヘッドのそらしから、金崎が1対1の場面となりますがシュートは西川に防がれてしまい、勝ち越しゴールを奪えないまま折り返すことに。
ダヴィはこの試合、ハイボールの競り合いから味方に繋げるシーンは多くなっていましたが、パスミスやドリブルを仕掛けてボールを奪われることも多かったですし、やはり助っ人外国人FWである以上、決定機を決められないというのはあってはならないですね。
浦和の前半のシュート数はたったの3本。
最初のシュートは同点ゴール、2本目は柏木のFKが壁に当たったもの、3本目は高木のシュートをDFがブロックなのですが、小笠原の守備の悪さは失点だけでなく3本目のシーンでも出ていました。
突っ込んで簡単にかわされて後ろの守備がきつくなるという、勢いだけは良くて素人受けするものの何の役にも立っていないお得意のアリバイ守備ですね。
対して鹿島は自らチャンスを作って12本のシュートを放ちましたが、結局ゴール数は同じ。
浦和の失点もスローインのミスですから、いかに致命的なミスをしないかがこういった大一番では重要となって来ます。
ペトロヴィッチ監督が修正してくる前にゴールを取りたかったですし、前半はなんとしてでもリードして終わりたいところでした。

ベテランの大失態・ポロリ編
後半は案の定、ペトロヴィッチ監督が動いて来ます。
高木、梅﨑に替えてズラタンと青木を入れ、普段の3ー4-2-1に戻します。
ここから浦和の攻撃に連動性が出て鹿島は押される時間が多くなりセットプレイ、流れの中からシュートまで持っていかれます。
しかし、鹿島も再び押し返すと柴崎のFKから金崎がヘッドを放つもバーを強打するも前半から決めきれない状態が続きます。
上位クラブ相手にこういう展開ですと60分を目安に動かないと、だいたい後手に回ってしまいますよね。
66分には左サイドを山本が突破してクロスに遠藤が合わせますが、シュートは右にはずれてしまいます。
石井監督が動けずにいると幕切れは実にあっけないものでした。
72分、右からのクロスを曽ケ端がファンブルして興梠にあっさり決められて逆転を許してしまいます。
この大一番で曽ケ端のポロリが出てしまいましたね。
このところ曽ケ端はこういったハイボールはセイフティにパンチングしていたので安心していたらコレです。
前後半の致命的なミスがなかったら普通に鹿島が俄然優位に試合を進められていたのですが、信じられない事に追いかける展開になってしまいます。
金崎のミドルシュートを西川がはじいて、こぼれ球をダヴィがエンドラインぎりぎりから狙いますがニアのポストに当たって無情にもボールはライン上を転がってファーサイドへはずれます。
遠藤のCKからカイオのボレーも西川に防がれて、とことんゴールに嫌われてしまっていましたね。
交代の遅かった石井監督は失点後も動かずに、失点から10分後にようやく鈴木優を入れます。
ダヴィはケガから復帰して結果を残せてないですし、この試合でもはずしまくっていたのでもっと早く交代してよかったですね。
セレーゾ監督も交代が遅かったので経験がないからとは言わないですが、ベンチワークの遅さは完全に失策でした。
さらに土居も投入しますが、仕掛けられる選手ということにとらわれ過ぎて肝心のゴールを奪う仕事をする選手がいなくなります。
鈴木優、土居のどちらかは仕掛けるよりもゴール前にもっと積極的に入らせた方がよかったですね。
それにさすがにもう少し時間を与えないと、交代選手も結果を残せないですよ。
ロスタイムにも柴崎のCKからゴール前で山本がシュート、それを金崎が頭でコースを替えますが、西川が指先ではじき出します。
これだけ至近距離なのに反応されたら堪ったものではありませんね。
そのロスタイムは5分もあったのですから、後ろの選手を削って山村か中村を入れるなど勝利への執念を見せてほしかったです。
広島との得失点差を考えると、1点差で負けるのも2点さで負けるのも大差ありません。
しかし、負けるか引き分けるかの差は非常に大きいです。
ここら辺の判断の甘さは監督経験のなさ故でしょうね。
結局、内容的に絶対にリードして終わりたかった前半、最悪の時間に致命的なミスから失点を招いた小笠原、数ある決定機を決められなかったダヴィ、ポロリで浦和に決勝点を献上した曽ヶ端。
ベテランたちのミスで大一番を落としてしまったという試合でした。
これで広島との勝ち点差は3となりましたが、得失点差を考えると残り5試合で4差をつけないといけません。
逆転ステージ優勝はまだまだ可能ですが、この敗戦で状況は厳しくなってしまいましたね。

来季絶対に必要な5つのこと
これまでも書いて来ましたが、この浦和戦で上に行くには改めて何が必要か浮き彫りになりましたね。
まず、守備に必要なのはボランチ、CB、GKの3つのポジションでの補強です。
近年の鹿島は単純なミスや守備のさぼりなどいわゆる安い失点が多く、特に石井監督になってからは安い失点がなければまだ負けなしの可能性は十分にあったと言っていい内容となっています。
もちろんミスは誰にでもありますが、後ろの選手のミスはもはや恒常的になっており、特に小笠原のサボリや曽ケ端のポロリはもう改善することはなく、成長は見込めないでしょう。
若い選手の多いCBを含めてそれぞれに代表クラスの補強をするくらいタイトルへの本気度を見せないといけないですね。
特にボランチは柴崎、山村、久保田と誰と組んでも小笠原が後ろに控える形となるので、守備のできない選手を置いておく意味はありません。
鹿島…本田・ジョルジーニョ・熊谷・中田
浦和…鈴木
G大阪…明神・今野
名古屋…ダニルソン
横浜M…那須・遠藤彰・上野
磐田…ドゥンガ・田中・福西

特殊なペトロヴィッチサッカーの浦和と広島は除きますが、時代が変わっても強いチームには必ずと言っていいほど優れたファーストボランチがいます。
CBも獲得すれば攻撃力の高い相手には、守備の弱い右サイドにファン・ソッコを置くなどオプションもできますからね。
石井監督になって組織的な守備はよくなっていますが、個の能力が高いクラブ相手には必ずボロを出してしまっています。
ここを改善しないとリーグ戦の長丁場やACLで安定した結果を出して行くのは難しいでしょう。
攻撃面ではリアルストライカーが必須です。
決定力不足な面も確かにありますからね。
チャンスを作れている時の決定力はもちろんですが、苦しい試合でも手数をかけずに個の力でゴールを奪ってくれるようなFWがいれば勝ち点3を取れる可能性は飛躍的にアップします。
ここはジネイの復帰を待つことになるのでしょう。
ここまでちょっと気が早く来季の話をして来たわけですが、今季はまだセカンドステージ、ナビスコ杯、天皇杯とタイトルを取るチャンスは十分あります。
しかし、代わりの選手がいないので今季は小笠原や曽ヶ端を起用していかなくてはならず、選手層が薄いFWもダヴィをうまく使っていく必要があります。
そうなると重要となってくるのが、5つ目の監督力です。
補強は来季でないと出来ないので、今季タイトルを取るためには足らない部分を監督力で補わなければいけません。
ただ、守備に関しては補強しないとどうしようもないと思います。
そのため、いかに攻撃を機能させて、選手交代で流れと得点を引き寄せるかが大事になって来ます。
石井監督は就任当初は動きが早く、選手交代が功を奏していたのですが、最近は遅いうえにカードを余らせることが多くなっていますね。
分かりやすい基準を言えば、60分以降に1枚目のカードを切る前に勝ち越しゴールを奪われたら、それは監督の采配ミスと思っていいです。
特にホームでは勝ちにいかないといけないですからなおさらですね。
ナビスコ杯第2戦FC東京戦のように本当に全員がいいパフォーマンスをしていれば別ですが、あの試合は60分に2点差にしていますし、あれだけ文句なしのパフォーマンスが終盤まで保てる試合は本当に稀です。
前述した補強があれば楽になるでしょうし、途中就任の監督1年目ということで大変でしょうが、鹿島は常にタイトルを狙いに行くクラブですから、G大阪戦や浦和戦のような試合を監督力で勝てるように持っていってほしいですね。
この5つをしっかり揃えれば常勝軍団復活も叶うでしょう。

神戸との3連戦始まる
次節の対戦相手は神戸です。
その後は代表戦でリーグ戦はプチ中断に入りますが、ナビスコ杯、天皇杯があるので鹿島は5連戦となりますね。
そのうちなんと神戸と3連戦。
神戸は3-4-2-1で戦っていることが多いですが、一言で言ってしまえば攻守に機能していません。
ネルシーニョ監督の1年目で戦術の浸透に時間がかかっているのに加えて、ここに来てケガ人が多いのもその理由ですが、前線の選手はオフザボールの動き出しが少なくタメも作れず。
その結果、ボランチのチョン・ウヨンや森岡がボールを持ちすぎて奪われ、ショートカウンターを受けることが多くなっています。
しかも、高い位置でボールを奪われた場合は両ボランチの攻守の切り替えが遅く、たびたびDFラインが無防備にさらされてしまっています。
守備のまずさは失点数に如実に表れていますからね。
普通に戦えば勝てると思いますが、連戦ですからローテーションしながらということになります。
何度も言うように選手を入れ替えながらもチームが機能するようにもっていかないといけません。
しかし、赤﨑、中村、伊東と鹿島も復帰してきている選手がいるので大丈夫でしょう。
問題なのは3連戦となると、戦術の引き出しの多いネルシーニョ監督が何らかの手を打ってくると思われる事です。
結果次第では2、3戦目に大胆な手を打って来る可能性もありますから、それに素早く対応する監督力が問われることになりますね。
もう1つ心配なのは芝です。
ナビスコ杯のアウェイはユニバーなのでいいですが、リーグ戦はノエビアスタジアムになります。
ここの芝の悪さには昨年も苦しめられて、パスが3つ以上繋がらないという事態でお互いまともに攻撃ができずスコアレスドローで終わりました。
そんな状況でもこれまで通り繋いで攻めるのか、それともダヴィを入れてある程度長いボールを放り込んで競らせる、走らせるという戦い方をするのか。
流れ的には赤﨑が先発に復帰しそうです。
アウェイ、アウェイ、ホームの3連戦になりますから、向こうで練習場を確保してそのまま神戸に残るのでしょうかね。
移動を嫌うか、練習環境の変化を嫌うかですが、行ったり来たりするのも大変ですし、中3日ですと戻ってもたいした練習はできないと思います。
浦和戦に負けてしまったので、まずはリーグ戦で神戸に勝利して残り4試合に繋げておきたいですね。
ちなみに08シーズン以降の神戸とのリーグ対戦成績は6勝4分3敗。
アウェイは3勝2分1敗となっています。
ここ3試合勝てていないですが、昨年のアウェイは前述したように芝の影響が大きかったです。
負けたホームの2試合はそれぞれ青木の退場、高崎との連携ミスでファンブルした曽ケ端のミスからの失点と原因ははっきりしています。
また、今季の神戸戦はACLでオーストラリア帰りなのにローテーションしなかった事、案の定疲労から走れず前半の内容が悪かったところ後半から小笠原を入れてさらに守備のバランスを崩して失点してしまったセレーゾ監督のミスも大きかったです。
ベテランと監督の采配が足を引っ張らなければ、相性のいい相手と言えます。

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大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

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