鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J第33節】タイトル獲得の勢いそのままに完勝…の横浜FM戦
結果
2015年11月07日(土)
鹿島2-0横浜FM(14:03/カシマサッカースタジアム/22,755人)
[得点者]
10分:カイオ⑨←遠藤康⑥
64分:カイオ⑩←金崎夢生③

[フォーメーション]
FW:赤﨑、金崎
MF:カイオ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
69分:赤﨑→豊川
79分:遠藤→鈴木優
89分:金崎→山村


試合の感想
好調横浜FMを寄せ付けず
横浜FMは4-2-3-1の布陣です。
鹿島はすっかり定着した4-2-2-2ですが、中村がナビスコ杯決勝で負傷したこともあってカイオが久しぶりの先発となりました。
前からのプレス、球際での強さで試合は終始、鹿島がペースを握ります。
最初のチャンスはCKからのこぼれ球。
ファーサイドにいた昌子が押し込もうとしますが、ファビオに頭でクリアされてしまいます。
いつもは多くのチャンスを逃す事が多い鹿島ですが、早い時間に先制点をあげます。
鹿島のスローインから空中戦で一度は横浜FMにボールを取られるも、遠藤が素早く奪い返すとドリブルで2人をかわします。
この時点で4対3の圧倒的有利な状況、金崎が中央に走り込んで小林と中澤を引きつけて左サイドのカイオをフリーに。
遠藤のスルーパスを受けたカイオが左足で逆サイドを狙います。
ちょっとダフったシュートはポストの内側に当たりながらもゴールイン。
この1点で試合展開はさらに鹿島に有利になりました。
横浜FMの攻撃では斎藤のドリブルと中村俊のプレイスキックは怖かったものの、しっかりブロックを引いて守れていたので前半はCKも与えなかったですし、危ない場面はほとんどなかったですね。
横浜FMは前にいいボールが入らないので中村俊が下がって受ける事が多くなりましたが、そこもボランチがしっかり観てケアできていました。
横浜FMにシュート2本しか許さず鹿島のペース、鹿島のリードで折り返します。

来季を見据えた残り20分の停滞
後半は当然、横浜FMが得点を取りに来ますが鹿島ペースは変わりません。
50分には横浜FMのバックパスのミスから赤﨑がシュート。
攻撃ではテンポよくボールを回しながらチャンスを窺い、守備ではしっかりブロックを作って前から追い、ゴール前にクロスを入れられても跳ね返せていました。
変化の欲しい横浜FMはまず熊谷に代えて兵藤を投入して来ます。
しかし、横浜FMのチャンスになりそうなシーンは斎藤がものすごく頑張ってドリブルした時のみ。
64分に鹿島が追加点をあげます。
小笠原が相手のロングボールを跳ね返し、金崎が落とすとカイオがトラップで三門をかわしてそのままドリブルで中央へ切り込みます。
4対4だったのですが、横浜FMの選手は下がるだけで誰もカイオにプレッシャーをかけに行かなかったですね。
ペナルティアーク付近から落ち着いてニアサイドに決めました。
2点差になったこともあって石井監督も動きますが、赤﨑に代えて豊川を入れて来ます。
そして、カイオがトップに移動しました。
ここから鹿島のリズムが途端に悪くなりましたね。
以前にも言ったように豊川は4-2-2-2の2列目には向いていないです。
ボールを持てずに起点になれてないですからね。
また、トップはどうしてもDFを背負ってゴールに背を向けた状態でボールを受ける事が多くなるのでカイオも持ち味が出せなくなりました。
4-2-2-2で戦いたいなら、豊川ではなく杉本を優先的に育てて行くべきですし、豊川を起用したいならFWに置いてカイオは2列目で使うべきです。
守備でのプレスの寄せ方は上手いですから、なおさらトップの方がいいと思います。
もしくは豊川を入れた時点で遠藤、中村、柴崎あたりをトップ下にして4-2-3-1にするかですね。
この先、豊川が4-2-2-2の2列目としてアジャストする可能性もありますが、明らかに鈴木優や杉本の方が向いていますし、それを差し置いて優先的に起用する意味はありません。
恐らく石井監督は来季を見据えて豊川を使って行きたい気持ちがあるのでしょうが、この試合の残り20分の停滞感から誰をどのポジションで起用すべきか、正解を感じとって欲しいですね。
シュートを9本しか打たれていない試合で、残り20分で5本打たれていますし、それは明らかに前線が停滞してリズムが悪くなったのが原因ですから。
79分には遠藤に代えて鈴木優を入れます。
ポジションはそのまま右の2列目でしたね。
石井監督も前線の出来に不満足だったのか、89分には山村を投入して柴崎トップ下の4-2-3-1に変更します。
その直後にアデミウソンのドリブルから天野、中村俊に立て続けに狙われますが曽ケ端のセーブと枠外で失点を免れます。
ここがこの試合で一番危なかったシーンですね。
終了間際にはカイオのハットトリックのチャンス。
カイオ同様に途中出場でも必ず主体的にチャンスに絡む鈴木優が右サイドからドリブルで切り込むと、ドフリーのカイオへマイナスのパス。
しかし、左足でダイレクトで狙いに行ったシュートはわずかにファーサイドにはずれてしまいました。
アディショナルタイムも上手く時計を進めながら戦って鹿島の勝利。
ナビスコ杯決勝を最低限の試合にするのは大変ですが、あちらを最高、こちらを最低限にする事ができれば、それでも来季はぶっちぎりで優勝も可能だと思います。
鹿島の完勝となりましたが、横浜FMはさすが10戦負け無しだけありましたね。
そうでなければもっとチャンスを作れていたと思います。
これで鹿島はセカンドステージでは2位以上が確定。
しかし、年間順位は最終節の結果によっては7位まで落ちる可能性あります。
もう順位を上げることはかなわないですが、しっかり勝って5位キープと行きたいですね。

最終戦、残された可能性は……
広島がG大阪に2対0で勝利したため勝ち点は3差のまま、得失点差も変わらず12と開いています。
そのため、鹿島のセカンドステージ優勝の可能性は限りなく0に近い数字となってしまいました。
01シーズンからの15年で鹿島が5点差以上で勝利した試合は4試合だけ。
05年20節で新潟に7-2、11年24節で福岡に6-0、12年12節で札幌に7-0、14年26節で徳島に5-0です。
同じ期間の13シーズン(J2の03、08シーズンは除く)で広島が5点差以上で負けた試合は3試合。
07年23節FC東京戦が0-5、09年30節川崎戦が0-7、10年11節C大阪戦が0-5となっています。
つまり鹿島は4/493の確率で5点差以上で勝つ事ができ、広島は3/429(1/143)の確率で5点差以上で負ける可能性があるという事です。
しかし、実のところ鹿島の6点差勝ち、広島の6点差負けで得失点が並んでも総得点でも10点差ありますから上回る事はまず出来ないんですね。
5点差を含めた試合でもこの確率ですから6点差、7点差以上となるとさらに厳しいですし、それが両方の会場で同時に起こるとなると確率は天文学的な数字になると思います。
しかも、鹿島が5点差以上で勝利したゲームはすべて昇格したばかり(新潟は昇格2年目)のクラブです。
ここに現在の広島の強さ、好調さを含めると逆転優勝の可能性はないに等しい訳です。
可能性がある限りそれを信じて応援するのは自由ですし、可能性のある限りそこを目指して戦うのがプロと言えるかもしれません。
ただ、こーめいが言いたいのはそのわずかな可能性のためにプロ集団がギャンブルをしてはいけないということです。
つまり、大量得点するために布陣を攻撃的に変更したり、序盤からリスクをかけて攻めに出てに行くなどの戦い方をしてはいけません。
もっと数字的に現実味があれば別ですけど、わざわざ今のいい状態のスタイルを崩してそんな事をする必要はまったくありませんね。
ここは石井監督も新米とは言え、プロなので分かっているでしょうし、いつも通りの戦いをしてくれるでしょう。
それに大量得点するならその方が近道ですからね。
名古屋のDFラインは決して固くはないですし、今の鹿島なら多くの決定機を作れると思います。
脅威的な決定力を見せる事ができればですが、7点くらい取れる可能性もなくはないかと。
ただ、名古屋の攻撃陣は個の力が高いので守備をおろそかにしてしまえば逆に失点しまうでしょう。
名古屋は4-4-2の布陣で戦っていますが、このところはずっと闘莉王が前線に入っていますね。
永井の速さ、ノヴァコヴィッチの上手さ、小川の動き出し、闘莉王の高さには気を付けないといけません。
DF陣にはナビスコ杯決勝でパトリックを抑えた時と同じくらいの気持ちで闘莉王に挑んでほしいですね。
ホーム最終戦ですしまずはしっかりこの試合を勝つ事が最重要事項です。
むしろもう今シーズン最後の試合と思って出し切って戦った方が多くの得点を取る事が出来るかもしれませんね。
ちなみに08シーズンからの名古屋との対戦戦績は7勝2分6敗とほぼ五分。
Jリーグ創設からホームでは名古屋相手に無敵でしたが、近年では2勝1分4敗と負け越しています。
2週間空きますし、石井監督が最低限に設定したナビスコ杯の決勝くらいのパフォーマンスを期待しています。
あの試合はタイトル関係なしに観ていて楽しいですし、1年を通してコンスタントに出来れば観客も増えて行くでしょう。

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【ナビスコ杯決勝】パーフェクトプランで3年ぶりのタイトル、17冠おめでとう…のG大阪戦
結果
2015年10月31日(土)
鹿島3-0G大阪(13:05/埼玉スタジアム2002/50,828人)
[得点者]
60分:ファン・ソッコ①←小笠原満男②
84分:金崎夢生⑤←鈴木優磨①
86分:カイオ②←柴崎岳①

[フォーメーション]
FW:赤﨑、金崎
MF:中村、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
66分:遠藤→カイオ
69分:中村→鈴木優
80分:赤﨑→山村


試合の感想
狙いは90分勝利、FC東京戦の再現
G大阪は4-2-3-1、パトリックの1トップに倉田のトップ下。
宇佐美は左サイドハーフですね。
岩下がケガを抱えて万全ではないということでCBには西野が入っていました。
鹿島は4-2-2-2、湘南戦は出場停止だったファン・ソッコと西が戻って来てこの所はこのメンバーが基本となっています。
柏戦、湘南戦と観て心配だったのはコンディションだったのですが、立ち上がりから鹿島の選手がエンジン全開。
31分にはスローインから遠藤、西と繋ぐと小笠原のスルーを挟んで金崎が反転してからファーストシュートを放ちます。
さらにはショートコーナーから小笠原のミドルシュート、その2次攻撃で遠藤の縦パスをペナルティエリア内で中村が上手く落とすと遠藤が左足で狙います。
これは枠をはずしてしまいますが、いきなりビッグチャンスを作りましたね。
続く4分の攻撃も右サイドから。
遠藤と西の2人でG大阪のDFを3人引きつけると、西がニアへ浮き球のパス。
これを赤﨑がDFを2人背負いながら間を通して中に入れると、飛び込んで来た小笠原が胸トラップからボレーを狙います。
これはGKの東口に防がれてシュートまで行けませんでしたが、いい攻撃の形でしたしトラップせずに頭で合わせていたら角度を変えるだけでも入っていたかもしれませんね。
鹿島の猛攻は止まらず、柴崎のスルーパスからペナルティエリアにダイアゴナルに入った遠藤が潰れて最後は赤﨑がシュート。
DFに阻まれてしまいますが、惜しいシーンでしたし遠藤がダイレクトで打っても良かった場面でしたね。
鹿島はものの5分でチャンスの山を築いて行きます。
金崎のボールを引き出す動き、そこからのキープが復活したのが大きいですし、すべての選手が球際で身体を張り、前から積極的にプレスを掛ける事が出来ていました。
運動量、インテンシティーでG大阪を圧倒、そこで上回れれば今の鹿島の前線は技術のある選手が揃っている上に、連携も良くなって来ているのでどんな相手でも決定機は生み出せます。
11分には柴崎が中央で起点になって中村がファーサイドを狙ったシュート。
その1分後にも柴崎のスルーパスから赤﨑が左サイドを抜け、ドリブルで切り込んでマイナスのパス。
中村のシュートは東口が届かないコースで決まるかと思いましたが、遠藤保に頭ではじき出されてしまいました。
懸念だったパトリックへのロングボールは昌子を中心にしっかり競り合って周りがカバー、こぼれ球を拾うという守りが出来ていましたね。
宇佐美に対しても西がある程度中まで入って付いて行き、その変わり左サイドバックの藤春の上がりには遠藤が必ず付いて戻る、もしくは藤春が上がってなければ宇佐美を2対1で観るようにしていました。
15分頃から少し落ち着いてG大阪にボールを持たれる時間も出て来ますが、シュートまでは行かせません。
G大阪の前半のチャンスらしいチャンスは23分の鹿島のFKからカウンター、宇佐美が長いドリブルからシュートまで持って行った場面くらいでしたね。
柴崎が最後まで良く戻って宇佐美の右足のコースを切って、左足で打たせる事が出来たので助かりました。
30分には長谷川監督が早々に動いて来ます。
西野に替えて岩下を投入。
このままではいずれ失点してしまうと感じたのでしょうが、この展開はCBを1人代えたからと言ってどうにかなる状況ではないですね。
引き続きペースは鹿島、31分には遠藤のスルーパスから赤﨑がシュート。
角度のない所からだったの東口に触られましたが、ファーサイドを狙ったいいシュートでした。
39分にも再び遠藤のスルーパスから決定機が生まれます。
赤﨑も絶妙な飛び出しでそれに反応すると東口をかわしてシュート。
食らいつく東口をはずして打ったシュートは角度だけってところでしたが、無人のG大阪ゴールの前を横切って行ってしまいました。
前半は飛ばし過ぎではないかと思うくらいの動きで完全に鹿島の試合でした。
得点を奪いきれずにスコアレスドローでの折り返しは、普通は後半に運動量が落ちてやられてしまうパターンも多いですが、こーめいはこの時点で勝利を確信していました。
なぜならこの試合、選手たちは90分間走り切ると思ったからです。
それくらいの気持ち、覚悟が立ち上がりから見えましたし、何より選手たちが口を揃えて理想だと評したナビスコ杯準々決勝の第2戦、FC東京戦の再現を狙っているのだと感じたからです。
あの試合は90分、選手全員が本当によく走って3対0で勝利しました。
その走りぶりは選手交代も必要ない程で、石井監督は1枚しかカードを切らなかったんですね。
普通なら大きくリードしていても選手交代はすべて切るべきとこーめいは思っていますが、あの試合は本当に別格でした。
あの戦いが出来ればどの相手でも圧倒して勝てる、それくらいのパフォーマンスでしたからね。
ブログを書きながら録画した試合を観直すと、解説者が「押し込まれているけどG大阪は慌てていない」、「サッカーでは90分ペースを握れるという事はなく後半に運動量が落ちる」と言っていましたが、それはこの試合の鹿島には当てはまらないと思いました。

4-2-3-1の使い道
攻め込まれながら何とか失点せずに耐えたG大阪はハーフタイムに立て直したかったでしょう。
しかし、後半も鹿島が前から前から積極的に行きます。
50分にG大阪の右サイドの攻撃からパトリックにシュートまで行かれますが、後半もほとんどシュートすら打たせませんでしたね。
逆に鹿島はセットプレイからチャンスを作って行きます。
遠藤のFKをファーでフリーになっていた金崎がヘッド、頭を振り過ぎて枠に飛ばせなかったですが、最近はセットプレイから得点の臭いがしなかったもののこの試合では惜しいシーンが観られていましたね。
先制点はそのセットプレイから生まれます。
小笠原のCKにファン・ソッコが頭で完璧に合わせます。
マークが緩くドフリーでしたし、しっかり叩きつける事が出来ていましたね。
鹿島での初ゴールがこの大舞台での先制点となりました。
時間帯も良かったですね。
鹿島の選手のペースはそれ程落ちる気配はなかったですが、さすがに後半60分を過ぎると体力的にきつくなって来ますが、このゴールで精神的にまだまだ行ける雰囲気が出て来ました。
直後にはカウンターから中村が中央で起点となって右サイドへ。
遠藤のスルーパスに中村が抜け出してGKと1対1になりますが、さすがに東口は落ち着いてよく観ていますね。
右足1本で防ぎます。
G大阪はここで阿部に替えて大森を入れます。
鹿島は遠藤に替えてカイオ、中村に替えて鈴木優を投入します。
本来のプランではもう少し後から赤﨑に替えて鈴木優だったと思うのですが、中村が内転筋を傷めたとのことで立て続けの交代となりました。
ただ、ペースを落とさないためにも早目にカードを切って前線のメンバーをフレッシュにするのは、当初の予定通りだったと思います。
得点を奪いにリスクをかけて攻撃に出るG大阪をうまくいなしながら、逆に手薄になった後ろのスペースを狙います。
28分には左サイドの鈴木優のサイドチェンジ。
左足でしたけど精度の高いボールでしたね。
しかも、逆サイドのスペースで待っているのはカイオです。
この時間帯で途中投入のカイオの対応するのは本当に嫌でしょうし、これだけ大きなサイドチェンジをされると逆側には大きなスペースがあるので守る方は大変ですね。
カイオの仕掛けからグラウンダーのクロス、真ん中で金崎が完璧に合わせたのですが、東口の脅威的なセーブで防がれてしまいます。
鹿島の試合を観ていると相手GKのファインセーブを良く目にするのですが、これは日本代表クラスのGKならではのレベルの高いプレイでしたね。
それでもめげずにカイオ、小笠原がミドルを狙うなど追加点を狙う鹿島の勢いは落ちません。
80分には赤﨑に替えて山村を投入。
セレーゾ監督時にルイス・アルベルトを入れて柴崎をトップ下に上げる4-2-3-1の布陣がここで飛び出します。
この交代、フォーメーション変更はセレーゾ監督時でも結果が出ていましたし、この展開での最良の一手だと思います。
以前にコメントで4-2-3-1についての質問を頂いた時に、こーめいはボールが持てない時にトップが降りて縦関係になって中盤を厚くする使い道、リードしている後半に相手の攻撃を跳ね返してボールを繋いでカウンターに繋げる使い道を挙げたのですが、前者は柏戦、湘南戦の前半のような展開、そして後者はまさにこの試合のシチュエーションとなります。
当然、負けている方は終盤に人数とリスクをかけて押し込んで来ます。
そうなると守る方で一番嫌なのは攻撃を跳ね返した後のボールを拾われる、もしくは前に大きく蹴るだけで相手に渡してしまって波状攻撃を受け続ける事です。
その時間帯が続くといつか失点してしまいますし、チームがものすごく苦しくなるんですよね。
特にこの試合ではそういったボールをキープしてカウンターに繋げていた中村がいなくなった上に、押し込まれた場合は2列目の選手がどうしてもサイドの守備に引っ張られる事になるので2トップに繋げるしかなくなります。
しかし、2トップが裏ばかり狙ったり、キープできなかったり、パスが下手な選手だったり、もしくは起点になれる選手でも疲労から運動量が落ちると反応できなくなるので前線で収まりません。
それならいっそ明確に4-2-3-1にしてトップ下に起点になっていいパスを出せる選手を置いた方がいいわけです。
それに最適な選手が柴崎や中村ですね。
特に柴崎はトップ下でのプレイ時間に対する得点機に絡む率は土居を圧倒していましたし、このオプションを使わない手はありません。
山村も守備よりは攻撃が得意でボランチの位置からダイレクトでも前線にいいパスを繋げる選手ですからね。
そして試合運び、采配がパーフェクトでしたら勝利の女神はほほ笑むどころか満面の大爆笑を浮かべてくれます。
39分に小笠原のCKを鈴木優が高さと空中でのバランスの良さを見せて頭で落とすと、金崎が頭で押し込みます。
これで益々攻撃に出ないといけなくなったG大阪に狙い通りのカウンターからトドメを刺します。
西がインターセプトしたボールを小笠原が前へ。
この時点で3対3だったわけですが、トップ下に入った柴崎が絶妙なタイミングでスルーパス。
カイオがDFと競り勝って裏へ抜けると東口の飛び出しとポジションを良く見て、ニアを狙って決めました。
あとは上手く時間を使いながら試合を進めて試合終了。
ナビスコ杯準々決勝第2戦のFC東京戦と同じスコア、相手に何もさせない完勝劇で鹿島が3年ぶりのタイトル、17冠目を獲得しました。
前回のブログで書いたコンディション面とこれまでの失敗など悪かった部分を改善、それがこのパーフェクトな試合に繋がりました。
石井監督に替わって昔の鹿島のスタイルに戻したのもありますが、中村、山村を違ったポジションで起用して選手の能力を引き出してチーム力を引き上げた成果ですね。
3年ぶりのタイトル、これで鹿島は17冠となりました。
これまで12人の監督が就任していますが、代行だった関塚監督を除くと11人中6人が就任1年目でタイトルを獲得しています。
17冠のうち実に半分以上の9冠を監督就任初年度に獲得していることになりますね。
つまり、監督が代って選手の競争意識が高まり、選手起用もフラットな状態で公正な競争がもたらされた効果が非常に大きいということです。
そういう意味では、2年目以降にチームが固まってメンバーが固定化されてしまうマンネリ化は大敵と言えます。
選手たちはこの試合の戦う気持ちをいかに持ち続けるか、監督は常に競争意識を芽生えさせるチーム作り、選手起用ができるかが重要であり、それが今後続けてタイトルが取っていけるかに繋がって来ますね。
もちろん補強も大事ですし、報道で一気にいろんな話が出ていますが、それはまたシーズンが終わってから触れたいと思います。

この勢いで逆転優勝へ
次の試合はホームで横浜FMとの対戦となります。
横浜FMは10戦負け無しでセカンドステージは3位まで順位を上げて来ています。
負けてしまうと得失点差で上に行かれて、年間順位に続いて抜かれてしまいますからね。
本当に調子のいい相手ですが、やはり伝統的に守備の固さがベースです。
そこに攻撃ではアデミウソンがフィットして来て、何と言ってもやはり中村が復帰したことが大きいです。
しかも、今季はボランチで起用される事も多かったですが、トップ下に入ると攻撃力がガラっと変わって来ますね。
斎藤も復帰してそんな中、伊藤翔も息を吹き返している感じです。
そのため、攻守に穴が少なく手ごわい相手となっています。
鹿島としてはやはりこのG大阪戦のような90分走り切るサッカーが理想です。
1週間のインターバルがありますし、最終節までは2週間空くので何とかコンディションを整えて出しきって欲しいですね。
中村は筋肉系のケガみたいなので無理をさせずカイオ先発でいいと思いますし、他のポジションは特に調子悪い選手が出ない限りそのままで行くでしょう。
この試合で使った4-2-3-1は状況に応じて引き続き使って欲しいですね。
前節の敗戦でセカンドステージ優勝は遠のいてしまいましたが、まだ可能性はありますしナビスコ杯優勝の勢いと自信で逆転優勝を狙いたいところです。

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Author:こーめい軍師
J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

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