鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第22節】またもや複数失点で勝てる試合を落とし続ける…の浦和戦
結果
2016年07月23日(土)
鹿島1-2浦和(18:34/カシマサッカースタジアム/30,249人)
[得点者]
60分:土居聖真⑧←山本修斗④
62分:李忠成
73分:李忠成
[フォーメーション]
FW:土居、金崎
MF:中村、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
74分:中村→鈴木
76分:西→伊東
90分:小笠原→永木


試合の感想
先発とフォーメーション
浦和は3-4-2-1、高木や那須、ズラタンなどが入って少し先発メンバーが代わっていますね。
この試合は宇賀神が出場停止となっています。
鹿島は4-2-2-2、浦和とは逆に予想通りの先発メンバーで来ました。
なお、どちらも五輪代表で2人ずつ離脱しています。

夏の戦いを分かっていない新米監督と…
試合はまずホームの鹿島が優勢に進めます。
セレーゾ時代とは違って浦和の5トップ気味の前線に対して後ろを余らせる形で守るのではなく、前からプレスに行ってマンマークに近い形で戦って高い位置でボールを奪ってゴールを狙うという戦術ですね。
どちらのやり方でも浦和に勝っているチームはいるのでいいんですが、後者の方がイニシアティブを握れるので理想的ではあります。
問題はあくまで理想であってできるかどうかは幾つかの条件をクリアしないといけません。
大前提としては1対1で負けない事です。
マンマークで行って1対1で遅れをとっていては、相手からしたら数的優位で攻めやすいだけですからね。
もう1つは運動量です。
前線から行く上に球際のところでも負けない激しさが求められるのでかなり体力を消耗します。
もちろん鹿島は両方クリアできるだけのチーム力はあるので、ファーストステージではこの戦い方で見事勝利しましたね。
しかし、あの時と違うのは夏場の戦いということです。
鹿島は主導権を握っていい形で攻めますが、
ペナルティエリアには入って行けるのですが最後のところで自由にさせてもらえませんでしたね。
そのため、フィニッシュまで行けた回数は少なかったです。
逆に25分過ぎからは浦和が押し込んで来る時間が増えて来ます。
これは明らかに立ち上がり程の前からの守備ができずに緩んで来た影響ですね。
27分にはミドルシュートの当たり損ねからズラタンに危ない場面を作られます。
浦和がペナルティエリアに侵入する回数が増えますが、鹿島も最後のところではしっかりと守っていました。
お互いにそんな前半でしたが、体力的に不安を抱えているのは鹿島でした。
後半にもう1度ギアを上げて前からプレスにしっかり行けるのかってとこですね。
監督っていうのは誰もが理想を持っていますが、それができるかどうかはチーム力、コンディション、対戦相手、戦術を落としこめるだけの手腕と必要なものが幾つもあります。
それが出来なければ解任されたFC東京の城福監督や千葉の関塚監督、まだ解任されていないのが不思議な小倉監督のようになってしまいますよね。
前回勝てたからといって、夏場も同じ戦いで勝てるかといったらそういうわけでもなく、上記に上げた要素によって勝つために変化を加える事が重要です。
でないと単なる思考停止になってしまいますからね。

基本的なプレイができないベテランと…
後半開始からペトロヴィッチ監督が仕掛けて来ます。
早くもズラタンをさげて李を入れて来ました。
前半の流れのまま後半の立ち上がりも浦和がいい入り方をします。
鹿島は中村が何度もいい形でボールを奪っていたのですが、そこからトップへのパスが土居におさらまらない、金崎からいいリターンが来ないということでいい攻撃ができていなかったですね。
ペトロヴィッチ監督はさらに2枚目のカードを切り青木投入、柏木を1つ前に上げました。
流れは浦和に傾いていましたが、先制点を奪ったのは鹿島でした。
59分、山本のクロスに土居が飛び込んで右足のアウトで合わせました。
ちょっとびっくりするくらい土居がずっとフリーにされていましたね。
しかし、ゴールが相手に与えるダメージを上手く使えていないのが鹿島です。
こちらにもびっくりするくらい相手をフリーにしてしまうベテランがいますからね。
またもや小笠原のサボりが原因ですぐさま同点ゴールを与えてしまいました。
62分、左サイドをフリーで柏木に抜けられてセンタリングを李に決められます。
最初の問題はDFラインを昌子が押し上げているのに小笠原がチンタラあるいていたことですね。
そのためDFラインを上げきれずに布陣をコンパクトに保てず、中途半端に上げた裏を柏木に取られてしまいました。
さらに小笠原がポジション修正してバイタルのエリアを埋めないため、中央をケアしなくてはいけなかった柴崎の柏木に付く反応が遅れました。
さらにさらに昌子が飛び出してカバーリングに行った際にもDFラインに吸収されていたはずの小笠原はちんたら歩いて守備しません。
ゴール前は2対2の状況になって後手に回って李にやられてしまいました。
小笠原が守備に戻っていれば3対2で先手を取って守れていましたし、最後の所で十分跳ね返せていたんですけどね。
またもや自分達の試合に持ってった流れを小笠原のサボりのせいで失点、相手に勢いを与えてしまいました。
G大阪戦、甲府戦、そしてこの試合と勝ち点を落としているのは全部小笠原のせいと言ってもいいです。
68分にはファン・ソッコ、西といるのに小笠原がバイタルを空けてまで右サイドタッチライン際の武藤にボールを奪いに行き、あっさりはずされます。
そのまま無人のバイタルエリアを関根にドリブルされてミドルシュート。
これは曽ケ端が防ぎますが、はじいたボールはドフリーの李へ。
はずしてくれて助かりましたが、あのコースのミドルなら真横、ゴールラインを割るようにはじくのが基本です。
この時点で嫌な予感はしていましたよね。
そして思った通り曽ケ端の得意技、ポロリが発生してしまいます。
ここも中途半端に前に出た小笠原が青木に盛大に振り切られると、左サイドの武藤へ。
柴崎がスライディングでコースを限定するも武藤のシュートをキャッチに行った曽ケ端があらぬ方向にはじいて、李に詰められて決められてしまいます。
はじいたというか一度止めて勢いを殺したボールを自分で転がしちゃっているんですよね。
どのみち曽ケ端の凡ミスには変わりません。
ここまで試合を壊されてしまうと勝てる可能性も無くなってしまいますよね。
唯一、選手交代で流れを変える事はできますが、夏場なのに石井監督の交代は遅すぎる上に見当違いも甚だしいです。
早くから走れなくなっている小笠原を交代すべきですが、残り15分になってようやく鈴木と伊東を入れます。
年俸をもらう価値のない仕事ぶりですね。
このところは得点を取りに動く頃にはすでに先発メンバーの体力が無くなってミスも多くなり、結局たいした攻撃ができないまま終わっていますから。
結局この試合もその展開、本当に頭が悪いとしかいいようのない采配を繰り返しています。
終了間際の小笠原に代わって永木の投入も今更感が強くて何がしたいんだか分かりません。
前回、小笠原のミスと石井監督の夏場の采配の酷さを書きましたが、それがそのままこの試合でも出てしまいましたね。
勝てる試合を相手に流れを渡してしまってのみじめな敗戦。
走れないベテラン使って負けるなら若い選手使った方がずっとチームのためですね。
前から行く守備をするとか理想を偉そうに言うのは勝手ですが、そういうのは夏場対応の采配がもう少し出来るようになってからでないと恥ずかしいだけですよ。
実際に試合も恥ずかしい限りの内容と結果、お金を取って見せるだけのパフォーマンスはまったく出来てないですね。

次節はアウェイ鳥栖戦
鳥栖は今季からフィッカデンティ監督になってファーストステージは15位と低迷しましたが、徐々に戦術も浸透して来たようです。
セカンドステージは3勝2分と負け無し。
ただ、対戦相手は下位クラブが多いですし6失点と守備はよくなってはいないので十分勝てると思います。
相変わらず4-3-1-2で戦うのが好きですし、鹿島の4-2-2-2とは非常に相性がいいですね。
問題は鹿島の失点が10と鳥栖よりも多く、名古屋戦以外で複数失点している事です。
しかし、これは問題がはっきりしていてチームの癌となっている小笠原をはずせば失点は自ずと減って行くでしょう。
GKも川俣にしてもいいくらいですね。
メンバーを代えずに戦ってこのままくだらない戦いをずるずる続けていくのか、それとも懲罰交代で先発をいじってチームに喝を入れるのか。
また、フィッカデンティ監督は後半にシステムを変更して来ると思われるのでそれに対応できるのか。
勝利を得られるかどうかは石井監督の選手起用と手腕次第といったところでしょう。
と言っても現在の鳥栖の状況とフィッカデンティ監督との相性を考えるとメンバーそのままでも普通に勝てると思うのですが、ここのところはそれで勝ち点を落とし続けていますからね。
ここで変化をつけて何としてでも悪い流れを止めたいところです。

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【J1第21節】守乱に采配ミスでダラっとしたドロー…の甲府戦
結果
2016年07月17日(日)
甲府3-3鹿島(18:04/山梨中銀スタジアム/14,095人)
[得点者]
03分:稲垣祥
06分:杉本太郎①←西大伍①
28分:遠藤康③[FK]

50分:黒木聖仁
69分:ドゥドゥ
71分:中村充孝③←柴崎岳⑦
[フォーメーション]
FW:土居、金崎
MF:杉本、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、植田、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
58分:杉本→中村
72分:植田→ファン・ソッコ
85分:遠藤→鈴木


試合の感想
先発とフォーメーション
甲府は3-4-2-1、登録が終わったドゥドゥが1トップに入りました。
鹿島は4-2-2-2、やはりメンバーを戻して来ましたね。
ただ、連戦先発の中村は休ませて杉本が先発、この試合を最後に五輪に旅立つ植田も起用されました。

嫌な予感がした前半
試合はいきなり動きます。
3分、鹿島は右サイドを田中に突破されてセンタリングを上げられます。
最終ラインは中央2対2になりながらもしっかり付いていたのですが、この試合をぶち壊したのはボランチでした。
後ろからフリーで稲垣が上がって来ていたのに誰も付いていなかったですね。
結局そこを狙われて、山本が自分のマークを捨ててクリアに行くも相手に当たってこぼれたボールを最後は稲垣に押し込まれてしまいます。
ボランチで言えば小笠原の方が低い位置にいたわけで稲垣に付いて行かないなんて有り得ないですね。
誰も入って来ていなくてもフォローのためにボランチは戻ってバイタルのエリアを埋めないといけないですよ。
後ろはしっかりマークに付いていたので小笠原が稲垣を観ていれば全然失点する場面ではないんですけどね。
こんな基本的な事をさぼっていたらいくら得点の少ない甲府相手でも失点して当たり前です。
G大阪に続いて小笠原が原因で失点、調子の悪いチームに元気を与えてしまいましたね。
ただ、今季の甲府はやはり守備が脆いです。
鹿島がすぐに取り返します。
植田のフィードを遠藤がスルーする形になって、パスを受けた抜け出した西が中に切り込みます。
マイナスの折り返しに飛び込んだ金崎は合わせられないものの、その後ろの杉本がフリー、落ち着いて決めて同点に追い付きます。
そこからは一進一退の攻防を挟んで次第に鹿島が押して行きます。
22分にはDFの裏に走った遠藤が柴崎のフィードを胸トラップ、そのままボレーに行きますが枠をとらえきれません。
26分には遠藤が直接FKを決めてあっさり逆転。
37分には土居が右サイドを突破してクロス、金崎がフリーで決めるだけという場面ですがヘディングシュートを浮かせてしまいます。
さらに終了間際には柴崎のCKからここも山本がフリーでヘディングシュートしますが、なんとはずしてしまいます。
小笠原の先制点献上でまず嫌な予感がしましたが、最後2発の決定機ヘッドをはずしたところでも再び嫌な予感が走りましたね。
逆転はしたものの自分達で首を絞める展開の前半でした。

三度、複数失点
後半もいきなりスコアが動きます。
甲府の左からのFKに黒木が頭で合わせて同点ゴール。
山本のマークだったんですが、バックステップで近づいて来た西がスクリーンになる形になってしまって黒木に寄せるのが遅くなってしまいましたね。
最初の交代カードは鹿島、杉本に代えて中村を入れます。
同点ということで58分と早目に1枚目のカードを切りましたね。
しかし、勝ち越しゴールは甲府に生まれます。
69分、植田が1対1の競り合いで負けてドゥドゥにボールを持たれると前を向かれ、さらには中に切り込まれて右足で外から撒くシュートを綺麗に決められます。
ここは植田の対応のまずさのみですよね。
競り合いのところでボールを持たれたのは仕方ないですが、その後のポジショニングがまったく意味が分かりません。
中央に入られないようなポジションを取って外に追い出さないといけないのに、何故か縦を切るような動きをしていますね。
恐らく、勝手に縦にドリブルするだろうと思いこんだのか、まったく何も考えてなかったかのどちらかだと思います。
ここも小笠原のミスと同じでちょっと有り得ないプレイですよね。
ついには逆転された鹿島ですが、決定機をはずそうとも攻撃陣は何とか得点してくれます。
71分に柴崎のアーリークロスにファーサイドからDFの裏に入った中村が頭で決めます。
同点に追いつくもここからは石井監督の采配がチームの足を引っ張ります。
植田に代えてファン・ソッコを投入。
この交代は植田の守備を観ていれば仕方ないのですが、これで得点を取りに行くための攻撃のカードがあと1枚しか切れなくなってしまったのは痛かったです。
そもそも懲罰交代するなら開始5分で小笠原を下げるべきですよね。
ここからは疲労もあってダラっとした試合展開になったので、なおさら早目に攻撃的な選手を入れて前線を活性化するべきでした。
しかし、石井監督が3枚目のカードを切ったのは残り5分。
しかも遠藤に代えて鈴木を2列目に入れます。
この采配でもう勝てる可能性はほぼなくなりましたね。
鈴木は得点力があるのでシンプルに土居か、この試合調子がよくなかった金崎に代えるべきでした。
得点を取るべく当然、鈴木はゴール前に行くのですがこれで鹿島の中盤の人数が少なくなり、甲府の守備陣を崩せなくなります。
ただFWは相手のDFラインに張りつくばかりで動きがなく、後ろの選手は結局最後は放り込むくらいしか手が無くなります。
しかし、パワープレイする程鹿島の前線は高さがあるわけではないですからね。
結局、チャンスどころかシュートすらろくに打てないまま試合終了。
夏場なので後半は運動量、特に攻撃の動き出しの回数が落ちるって事を考慮した采配が出来ていないんですよね。
途中から入った中村と鈴木は動いてボールをもらっていましたが、土居と金崎が動けなくなっていたのでそこからの出しどころに困っていました。
守備でもそうですが、夏場はどうしても普段と同じように戦えないですからそこを踏まえた起用をしないとダメですよ。
甲府は前半と後半でシュートは2本ずつ。
得点シーン以外はドゥドゥが右サイド遠目から放ったものだけですね。
シュート4本で3得点ですから、いかに鹿島守備陣に致命的なミスが多かったかを物語っています。
3得点して勝てないってことは完全に守備に問題があるって事ですよ。
ベテラン選手と監督が足を引っ張っていては勝てる試合も勝てないですね。
最低のドロー試合でしたが、上位陣が軒並み引き分けてくれて助かりました。

次節はホーム浦和戦
浦和は3-4-2-1、広島と違ってシステムや戦い方を変えて来る事はないでしょう。
この試合から鹿島は植田、櫛引、浦和は確か興梠と遠藤が五輪で不在になりますね。
影響が少ないのは鹿島です。
ここからはまた1週間のインターバルが空くのでメンバーはベストで組んでくるでしょう。
ただ、浦和戦まではいいですけど次節からは失点の原因になりまくっている小笠原に代えて永木をレギュラーにした方がいいですね。
このところ小笠原と植田は軽い守備から試合をぶち壊す原因になっていますし、恐らくセカンドステージ唯一無失点の名古屋戦もこの2人が先発していたら失点していたと思います。
しかも小笠原に至っては調子の悪いチームに同点ゴール、先制点を献上して勢いづかせて、勝ち点を落とすという最悪の災厄になっています。
植田が懲罰交代させられるのに小笠原だけはどんなしょーもないプレイをしてもレギュラーで起用されては、鹿島の強さの根源が揺らぎますからね。
甲府戦は本当に情けないドローでしたが、幸いなのは今節は引き分けが多く他クラブとの勝ち点差が付かなかった事です。
浦和戦に勝てれば上位を叩いて自分達が上に行ける事になりますからね。
ホームですし足を引っ張る選手がいなければ十分勝てると思いますよ。
ただ、守乱はどうにかしないといけません。
原因は特定の選手のさぼり、ポジショニングの悪さ、セットプレイ時に集中力と基本的な事なんですけどね。
まだ、夏場で前からプレスを掛ける、危ない場面はしっかり戻るという事を続けられないならある程度引いて跳ね返してカウンターを狙う時間帯も想定した方がいいです。
セカンドステージは名古屋戦以外複数失点している事をもっと重く受け止めて戦って欲しいですね。

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【J1第節】これぞローテーションという一石三鳥な勝利…の名古屋戦
結果
2016年07月13日(水)
鹿島3-0名古屋(19:04/カシマサッカースタジアム/6,696人)
[得点者]
06分:中村充孝②←土居聖真④
26分 :山本脩斗②
87分:鈴木優磨④

[フォーメーション]
FW:土居、垣田
MF:中村、鈴木
MF:永木、柴崎
DF:山本、昌子、ブエノ、伊東
GK:曽ケ端

[選手交代]
61分:垣田→赤﨑
67分:土居→遠藤
90分:中村→杉本


試合の感想
先発とフォーメーション
名古屋は4-2-3-1、途中加入した扇原がボランチ、ハ・デソンがトップ下に入る布陣です。
鹿島は4-2-2-2、思った以上にメンバーを入れ替えて来ましたね。
垣田、鈴木、永木、ブエノ、伊東が先発に名を連ねました。

成長する鹿島と変わってない名古屋
試合は鹿島ペースでスタートします。
そして、6分には先制点を奪います。
伊東の高い位置でのスローイングが名古屋の緩い守備陣を横切り、クリアミスを土居がワンタッチ。
ファーサイドにいた中村が落ち着いてトラップするとGKの動きを観てしっかり決めましたね。
メンバーを半分入れ替えた中、この先制点は大きかったです。
ただ、ここからは少し名古屋の時間帯。
ミドルシュートやセットプレイで攻められますが、決定的なチャンスは作らせません。
こういう時に守備が弱いチームって自分達の試合にできないことが多いんですよね。
なぜなら自分達の時間帯でも得点する前に失点してしまうから。
26分、右からの永木のセンタリングをこれまたDFがクリアしきれずにヘッドで後ろに流してしまうと、ファーサイドに入っていた山本が綺麗なボレーで決めました。
名古屋の守備はどこも緩いですが、ファーサイドがよく空きますね。
前線からの守備はどこからかけるか意識統一されておらず、後ろに引いて人数をかけて守っても人に対して激しく行けず、マークもきちんと付けていないって状態です。
この2点目で名古屋に傾きかけていた流れも完全に鹿島のものになりました。
鹿島は金崎不在でしたが、垣田がよく前線からプレスをかけて攻撃ではボールを引き出して持ち前の身体の使い方の上手さでキープしていましたね。
伊東のクロスからの決定機を空振りするなどゴールに関しては課題です。
30分過ぎにはシモビッチに持ちこまれてシュートまで行かれますが、明らかにブエノがプッシングのファウルを受けているのに流されてしまいましたね。
41分には安田のセンタリングからハ・デソンのヘディングシュートで決定機を作られますが曽ケ端が足でセーブします。
前半で本当に危なかったのはこの場面くらいですかね。
よくこういうシーン作られるとメンバーが替わっているから守備が甘いって思われがちですが、ベストメンバーでも危ないシーンが皆無の試合ってほとんどないですから。
相手の時間帯、相手のチャンスっていうのはある中で最後の所はやらせないようにしっかり守って、自分達の得点機はしっかりものにするってことが大事ですね。
相手のチーム状態の悪さもありますが、前半はそれが出来ていたと思います。

最大の違いは監督の差
名古屋は扇原に代えて松田を入れ、ハ・デソンをボランチに下げます。
2点差なのでこのタイミングから動くのは分かるのですが、今の名古屋はメンバーを少し入れ替えたからってどうなるものでもないですね。
根本的な問題を解決しなければ良くなるはずもありません。
4月のナビスコ杯での対戦の時に書いたのですが、名古屋ってビルドアップの時に2-4-4って特殊な形になるんですよね。
この試合はたまに扇原が下がって3バックでビルドアップする時もありましたが、基本的なやり方は変わっていません。
アナウンサーや解説者が選手の動きがないって言っていましたけど、これじゃあ動けないですよ。
3バックでのビルドアップではそれより前は7対10になりますが、3バックのサイドの選手が持ち上がればそこに守備に行かないといけなくなるのでプレスをかける場所が高くなります。
そうなると後もそれに合わせて前にプレスに行くことになるので、動き次第でもフリーになれる選手、マークがズレる選手って出て来る訳です。
しかし、名古屋のように両CBが開いて2人でビルドアップする場合はそこにプレスを掛ける必要はありません。
なぜならそこより前の8人を10人でしっかり観ていれば相手はパスを出せないですからね。
しかも小倉監督はシモビッチがいる割にロングボールよりはショートで繋いでっていうサッカーを好んでいます。
さらにCBがボールを持ち上がったら後ろ1人になってしまいますし、ボールを取られたらゴールまで一直線、がら空きで一気にピンチになるのでおいそれと持ちあがれない訳です。
つまり、名古屋はマークがしっかり付かれている前の選手にパスを出してボールを奪われる作業をするしかないわけで、小倉監督はなぜかそれをバカの1つ覚えみたいに繰り返しているって事です。
清水の大榎監督はまた別の酷い戦い方をしていてその時も同じ事を書いたのですが、はっきり言って降格目指してサッカーしているとしか思えない戦い方ですね。
ナビスコ杯の対戦の時に「名古屋の守備陣相手ですと、得点・勝点で3を取れても評価にはならない」って書いたのですが、実際にあれからも大量失点が続いていますし、普通に考えたら分かると思うんですけど。
ここに前線からの守備の緩さ、セットプレイの守備の拙さ、ディフェンディングサードでの守備の甘さ、ゴール前でのマークの無責任さが加わっているわけですから勝てるはずありません。
早目に戦い方を変えるか、監督を代えるかしないとどうなるものでもないと思いますし、できるならよくなって他クラブの苦しめてほしいところです。
しかし、試合後の小倉監督の動揺ぶりとビルドアップは出来ていたが決定機を決められなかったみたいなコメントを聞くと監督を代えるしかないんじゃないですかね。
結局、1枚代えただけでは何も変わらず、和泉を入れますがそれでどうにかなるようなサッカーは端からやっていません。
そして3枚目も足を攣ったシモビッチに65分早々に切らざるを得なくなる悪循環です。
鹿島は1枚目に赤﨑、2枚目で遠藤を入れて鈴木をFWに持って行きます。
83分には名古屋のビルドアップを高い位置で奪ってカウンター。
遠藤の折り返しを永木がフリーで打ちますが枠を大きくはずしてしまいます。
87分に追加点をあげます。
柴崎のCKを昌子がヘッド、これはポストに当たり、さらには跳ね返りを頭で詰めた山本のシュートも楢崎のがんばりに掻きだされます。
しかし、そのこぼれ球を鈴木がボレーで最後フィニッシュしましたね。
鈴木はこれで4得点ですが、出場時間は459分。
トップで出ている時間はさらに短いのでかなりの得点率だと思います。
金崎不在の時は垣田の方がバランスいいですが、金崎とトップで組ませればもっと得点しそうですよね。
最後は中村に代えて杉本投入。
後半はシュート数の割に決定機は少なかったですが、アディショナルタイムもしっかり守って勝ちました。
鹿島はメンバーを入れ替えて育成しつつ主力を休ませながら勝ち点3を得るという一石三鳥な試合となりました。
先発に入った5人もそれぞれ持ち味を出せていましたし采配も結果も見事の一言でしたが、名古屋の酷さを考慮に入れておくことは重要ですね。

次はアウェイ甲府戦
名古屋に続いて降格圏に沈んでいるクラブとの対戦です。
もう1つ共通することは失点が多いってことですね。
名古屋が失点36、甲府が35となっています。
ただ、甲府は得点が18と非常に少ないです。
ここ5試合は1分5敗、セカンドステージに入ってからは得点が出来ていません。
例年は得点が少なくても固い守備で残留を手繰り寄せていた甲府ですが、今季はケガ人も多く主力が高齢化しているせいもあって堅守を発揮できていません。
ファーストステージの対戦から特に変わっておらず非常にまずい状態だと思いますね。
鳥栖、湘南あたりはここから勝ち点を拾って行くと思いますが新潟、名古屋、甲府はチームが上向く気配がありません。
最下位の福岡も苦しい状況は変わりませんが、ファーストステージよりはよくなっている印象がありますね。
というわけで次節もしっかり勝ちきらないといけません。
メンバーは恐らく戻して来ると思います。
甲府の守備に苦戦する事も多い鹿島ですが、前期同様に快勝と行きたいところです。

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【J1第18節】失点は気になるものの連敗は避ける…の広島戦
結果
2016年07月09日(土)
広島2-4鹿島(19:04/エディオンスタジアム/16,551人)
[得点者]
33分:遠藤康②
49分:金崎夢生⑨←中村充孝①

54分 :浅野拓磨
56分 :土居聖真⑦
58分 :中村充孝①

82分:浅野拓磨
[フォーメーション]
FW:土居、金崎
MF:中村、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
69分:中村→永木
87分:遠藤→鈴木
93分:金崎→赤﨑


試合の感想
先発とフォーメーション
広島は少し形を変えて3-1-4-2でやっているんですね。
ファーストステージから3連勝中ですが、ケガ人は多めです。
水本、佐々木、青山、森﨑浩が負傷欠場、ミキッチがケガ明けでベンチに入りました。
鹿島は4-2-2-2、金崎が戻りCBにはファン・ソッコ。
このところセットプレイの守備の悪さが目立っていましたし、五輪で不在となるので備えておきたいという狙いもあるのだと思います。

典型的な夏場の戦い
前半はこれぞ夏場の戦いって感じでした。
立ち上がりこそ動きは良かったですが、蒸し暑さからすぐに両クラブとも動きが鈍くなります。
そのため、パスのずれも目立つミスの多い落ち着かない展開になりましたね。
そんな中、ゴールに迫れていたのは鹿島でした。
14分には土居とのワンツーから遠藤が決定機を迎えますが左にはずしてしまいます。
この前から感じていましたが、広島はバイタルエリアからの守備がルーズでけっこう簡単にパス入れさせてくれていましたよね。
これはフォーメーション変更で後ろが手薄になっている影響が大きいでしょう。
前は中央に4人置く事で攻撃力は増すと思いますが、この布陣だと守備に手薄感がありますし後から繋ぐのもちょっと難しくなりますね。
21分にも右サイドからチャンスを作ります。
西のパスを遠藤がスルー、土居がトラップでDFをかわしてシュートしますがGKに防がれます。
広島の攻撃ではピーター・ウタカが自由に動いてボールを受けるのが本当にやっかいでした。
守備では最終ラインまで戻ってボールを奪ったりもしていましたからね。
お互いチャンスは少なかったですが、33分に鹿島が先制ゴールを奪います。
塩谷のトラップミスを金崎が奪ってシュート、GKのはじいたボールを遠藤が右足できっちり決めました。
塩谷の単純なミスからではありますが、3-1-4-2だとどうしても後ろから繋ぎ辛くプレスかけられるとこういうシーンは多くなると思いますよ。
あとは単純に人数が少ないのか、動きが鈍いのか、こぼれ球に対する反応も広島はこの試合遅かったですよね。
シュート数は4本ずつと両クラブとも少なく、相手のミスで鹿島が先制する蒸し暑い展開の前半でした。

勝敗を分けたのはオフ・ザ・ボールの動き
後半は鹿島の方が動きが活性化します。
おそらくハーフタイムに石井監督からオフ・ザ・ボールの動きが乏しい事を指摘されていたんだと思いますね。
動きがないとどうしても近場の選手へのショートパスばかりになってしまいますから、相手からすれば守りやすくなります。
追加点はまさにそのオフ・ザ・ボールの動きからでした。
右サイドで遠藤、小笠原、西で繋いでいる間に柴崎がスプリントして上がります。
そこへ西からパスが長いパスが出ます。
柴崎が反転して上手く落とし、中央に走った中村のおしゃれな落とし。
金崎がフリーでもらってニアに豪快に決めましたね。
やはり柴崎が長い距離走ったのが大きいですし、右サイドで繋いでボランチの丸谷も引きつけたので広島のバイタルエリアがガラガラでした。
広島の新布陣の穴をついた非常に狙いのあるチームプレイでしたね。
ところがここでバタバタしてしまうのがセカンドステージの鹿島です。
54分に1点返されます。
丸谷に中央でフリーで持たれてスルーパスを出されると、最後は浅野にドフリーであっさり決められてしまいます。
CBにプレスに行くよりも丸谷にはトップのどちらかが降りてマークに付いていかないといけないですし、最終ラインもオフサイドを取ろうとして失敗したのか、浅野に誰も付いていませんでした。
G大阪戦同様に嫌な流れになりそうでしたが、鹿島以上に集中力がないのは広島の守備です。
小笠原、中村から左の山本に展開。
グラウンダーのクロスを土居がシュート、クロスバーに当たりますが林の背中に当たってラッキーな形でゴールしました。
ここも広島のDFラインの前の守備がガラガラなんですよね。
57分にはCKの2次攻撃から遠藤がミドルシュート、林のはじいたボールを中村が押し込んで3点差。
これで完全に試合は鹿島の流れになったわけですが、監督の動きでちょっと差が縮んでしまいましたね。
森保監督が宮吉、ミキッチを入れて来るのは当たり前として、点差がついている夏場の戦いなので石井監督はもっと早めに交代カードを切って行って良かったです。
1枚目の永木投入が69分ですからね。
ここからはさすがに前線の運動量も落ちて前から追えず、ボールもキープできない状態になって押し込まれ始めます。
そして、ミキッチのセンタリングにピーター・ウタカに頭で決められそうになりますが、曽ケ端が掻きだします。
この後もピーター・ウタカに切り込まれて打たれますが、昌子のカバーリングからシュートブロック。
選手交代して運動量を活性化しないと失点しそうな雰囲気は漂っていましたね。
案の定、82分に中央で繋がれるとこぼれ球を宮吉に拾われてスルーパス出されると、再び浅野に抜け出されて決められてしまいました。
2枚目の鈴木投入は87分。
1人冷房の効いた部屋で采配ふるっているのかと思うくらい遅すぎです。
遠藤をこのタイミングでさげるなら連戦になるので早めに代えるとか意図を持って交代すべきです。
この後柴崎が退場になるかと思うような場面もあり、楽な試合展開を本当に采配で台無しにしてしまいましたよね。
とはいえ、4得点もあるのでさすがに勝ちは揺るがず鹿島がセカンドステージ初勝利をあげました。
広島はケガ人も多いからなんでしょうけど、3-1-4-2の布陣では守備が安定しなさそうですね。
この試合では途中システムを変更していましたが、今後森保監督がどういう風にしていくのか気になるところではあります。
鹿島は金崎がいればやはりって試合でしたけど、前線の4選手が得点できたのは大きかったですし、連敗を避けられたのは何よりです。
ただ失点は気になりますね。
2試合ですでにファーストステージの半分の失点数ですから。
セットプレイの守備は改善されていましたけど、2失点はどちらも中央でフリーで持たれてDFラインの裏を取られるという同じ形でしたから。
バイタルでの守備のマークの受け渡しや連携、DFラインの意思統一は改善が必要です。

次は名古屋戦
名古屋はリーグ戦10試合勝なしですね。
やはり失点が多いですし、年間順位でもついに降格圏に落ちました。
夏場の連戦できついでしょうが、名古屋は非常にリスクあるビルドアップの仕方をするので前からのプレスは有効です。
金崎も引き続き出場できるでしょうし、ホームですし相性もいい相手なのでしっかり勝たないと行けない試合ですね。

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【J1第17節】早くも心配の種が開花して惨敗…のG大阪戦
結果
2016年07月02日(土)
鹿島1-3G大阪(18:34/カシマサッカースタジアム/21,524人)
[得点者]
23分:赤﨑秀平①←山本修斗③
26分:大森晃太郎
60分:今野泰幸
73分:金正也
[フォーメーション]
FW:土居、赤﨑
MF:中村、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、植田、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
64分:赤﨑→鈴木
74分:中村→永木
85分:遠藤→杉本


試合の感想
先発とフォーメーション
G大阪は4-2-3-1の布陣。
宇佐美がいなくなってパトリックもベンチスタートでアデミウソンが1トップに入っていましたね。
鹿島は4-2-2-2、前回のブログをアップした後でカイオの移籍と金崎の欠場の可能性を知ったのですが、いきなり心配の種がこの開幕戦で来てしまいました。
カイオの移籍は早いうちに来るものと思っていたので問題ないですが、金崎欠場は本当に痛いですね。
ジネイも退団したので2トップは赤﨑と土居、2列目は杉本かと思いきや復帰して試合勘のない中村を先発起用して来ました。

最悪の試合運び
試合は3つの予想通りから始まりました。
1つはやはり2トップにボールが収まらないので鹿島の攻撃に奥行きが生まれません。
トップがタメを作れないと2列目も中に入って行けないので、サイドからセンタリングっていう攻撃が多くなってしまうんですよね。
2つ目はやはり赤﨑に気合いが入っていたことです。
9分に遠藤のスルーパスを受けてターンすると左足を一閃、コースは申し分なかったのですが東口にセーブされます。
その後のCKでもボレーからゴールを狙うなどこの試合でゴールを奪うという熱い気持ちが見えましたね。
3つ目はG大阪はチーム状態が悪く、攻守にしっくり行ってなかったです。
ただ、15分にはショートコーナーからアデミウソンがヘッドで合わせるなどセットプレイからはチャンスを作っていましたね。
そんなわけで前からプレスに行っていた鹿島がいささか試合を押し気味に進めると、23分に先制点をあげます。
アデミウソンの突破を止めるとファウルアピールで集中力を欠いたG大阪の守備へカウンター。
左サイドで山本が阿部を1人かわすと、フリーでグラウンダーのクロスを入れます。
それをニアに入った赤﨑が綺麗に合わせてついに今季初ゴールをあげました。
やはり得点はセンタリングでしたね。
ただ、やはり金崎や鈴木がいないと高いクロスからは得点できないですし、グラウンダーのクロスもドリブルで抜くなど相手の守備を切り崩してでないと合わないので難しいです。
ここまでは良かったのですが、得点を獲った後の試合運びが最悪でしたね。
ボールをもらいに下がった遠藤保について小笠原がかなり高い位置までプレスに行ったのですが、この判断が間違いです。
得点獲ったあとはすぐ失点しない事が一番大事ですし、あそこまで前に行く必要ないですしプレスに行っても前を向かせないようにすれば勝ちなんですよ。
それをボールを奪いに行ってかわされるからフリーで前に出され、DFライン前のボランチ不在のスペースを容易にアデミウソンに使われる事になります。
小笠原に釣られて山本も高い位置にプレスに行ったので最終ラインは3対3の状況。
遠藤保はそのまま右サイドに上がって行っていますが、小笠原は前に行ったきり帰って来ません。
そのため後ろから上がって来た阿部にフリーで前にボールを入れられ、左サイドの大森に決められてしまいました。
ここで失点しなければ調子の悪いG大阪が先制されてやっぱりチーム状態がよくないなって迷いが生じてますますプレイに精彩を欠いたと思います。
そういう展開に持っていかないといけないのにわざわざ小笠原がリスクをかけてボールを奪いに行って、戻りもしないからG大阪にやらないでいいチャンスを与えてしまうことになりました。
ましてや今の鹿島の後ろの選手はある程度押し込まれても跳ね返せますし、金崎不在の状況では1点を本当に大事にしないといけません。
サッカーではよくある事ですが、G大阪はこの1点で生き帰りましたよね。
せっかく意気消沈していたところをすぐ追いつかせてしまったので、まだまだ行けるっていうメンタルにさせてしまいました。
この失点がこの試合の行方を決めましたね。
ここからはG大阪がボールを回す時間も多くなり、鹿島はチャンスらしいチャンスも作れず前半終了となりました。

不可解だらけの采配でいい所なく…
メンバーを替えないのでグダグダ加減は後半も同じです。
疲労が増して行く分、むしろグダグダ加減は増して行きますよね。
この所パファーマンスの悪い西、ミスの多かった小笠原、明らかに試合勘のない中村あたりは替えたいところですが、FWに鈴木も入れないといけないですし伊東はベンチに入ってなかったので西はそのままにするとしても永木、杉本あたりは早い段階で投入しないといけなかったです。
56分にはCKから阿部にフリーでボレーを打たれると、60分にやはりセットプレイから失点してしまいます。
再びG大阪の右からのCKだったのですが、大外の今野がフリーになっていて頭で決められてしまいました。
1失点目もそうでしたが、セットプレイでも西と植田のところのマークがはっきりしてない事が多かったですね。
ここからは得点を奪いにバランスを崩してカウンターを受ける事が多くなります。
63分には大森に決定機を作られますがはずしてくれて助かります。
鹿島は赤﨑に代えて鈴木を入れます。
ただ、トップには引き続き収まらないので攻めのヴァリエーションが生まれません。
縦パスが入るシーンもあるのですが、そのまま後ろに戻したりサイドにはたくだけなんで何の意味もないんですよね。
金崎ならもっと仕掛けて相手の守備を崩すなりしますし、その間に2列目がいいポジションに入って行けるのですが、土居にパスが入っても単にサイドから来たボールをサイドに戻しているだけですから。
こうなるとやっぱりセンタリングしか手がなくなるんですが、結局高さが足りないんですよね。
鈴木を入れても1枚ではきついんで山本がしきりにペナルティエリア内に入って行きます。
それはいいんですが、その分カウンターを受けるリスクも上がるのでセンタリングだけでなく、トップにボールを入れて後ろの選手が絡んで行くっていう厚みのある攻撃がやはり必要です。
73分には再びCKから失点。
ここも植田、昌子、西のところでマークがはっきりしていないんですが、3対3のところで上手くスクリーンかけられてフリーを作られてしまっていますよね。
ニアに入ったキム・ジョンヤに綺麗に合わせられて決められました。
永木、杉本と入れて行きますが後半の鹿島はチャンスらしいチャンスもなく、本当金崎不在の影響が出ていましたね。
ホームで惨敗な上に今後G大阪が蘇えって行きそうな一戦となってしまい、最悪のセカンドステージ開幕となってしまいました。

次はアウェイ広島戦
強豪クラブとの対戦が続きます。
ファーストステージを優勝しているので次戦は思い切ってメンバー入れ替えて戦って欲しいですね。
金崎がいなくて同じメンバーで戦っても同じような試合が繰り返されるだけだと思いますよ。
次戦金崎が復帰してくれるのが一番ですね。
そして、前回外国人FWの補強は来季でもと言いましたが、カイオも退団したとなると1人は補強が急務となります。
これまた前回に書いておいた金崎不在という鹿島の心配の種がいきなり開花して惨敗してしまいましたからね。
いくら土居が得点を獲ろうと守備が緩いクラブ相手ばかりでしたし、神戸戦や福岡戦のゴールは金崎が身体を張ってチャンスを作っているからこそ生まれたもので、金崎がいないから、では土居をFWの軸にしようとはならないわけで…。
これまでを観ても、この試合を観てもそれは明らかです。
今から新外国人FWを獲得してもチャンピオンシップまでに慣れさせる事もできますし、コンディションも良くなっていたジネイと今季終了まで再契約するというのもありだと思います。
金崎はいつも全力プレイの上に代表もあって休みがちになって来ていますから、このまま選手起用や補強で動きがないなら年間優勝を目指すという目標は変えた方がいいかもしれません。
いくら年間順位が低かろうとステージ優勝して最後チャンピオンシップで勝てばいいんでしょって考え方に切り替えるのもありですね。
それもセカンドステージに優勝してそのままチャンピオンシップも勝利して王者になっていた鹿島らしいっちゃ鹿島らしいです。
この試合で不備の目立ったセットプレイについては、石井監督が練習すると言っているので改善してくれるでしょう。
磐田戦は快勝していますし、広島まで勢いづけないようにしたいですね。

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【J1第17節】手堅く勝ってファーストステージ優勝…の福岡戦
結果
2016年06月25日(土)
鹿島2-0福岡(19:04/カシマサッカースタジアム/31,636人)
[得点者]
27分:山本脩斗①←柴崎岳⑥
37分:土居聖真⑥←金崎夢生⑤

[フォーメーション]
FW:土居、金崎
MF:杉本、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、ブエノ、植田、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
77分:杉本→永木
91分:遠藤→ジネイ
94分:ブエノ→青木


試合の感想
先発とフォーメーション
福岡は4-4-2、もしくは4-4-1-1という布陣ですね。
鹿島は4-2-2-2、カイオと昌子が出場停止で杉本、ブエノが先発に名を連ねました。
退団するジネイと青木がベンチに入りましたね。

動きが固かった前半
勝てばファーストステージ優勝という試合、鹿島の選手の動きは全体的に固かったですね。
西と植田の連携ミスからボールを奪われそうになってブエノがフォローというシーンもあって、昌子のいないDFラインも少し落ち着かなかったです。
最初の決定機は福岡、右からの金森のクロスをウェリントンがフリーでボレーしますが、はずしてくれて本当に助かりました。
ここで決められていたら川崎のように足元をすくわれる展開になっていたかもしれませんからね。
鹿島の選手は動きが鈍く、単純なミスが多かったです。
特にこのところ調子の悪い西はいいところがなかったですね。
最初の決定機は16分。
左から山本が切り込んで2人かわすとシュート、GKに防がれますがようやく思い切ったプレイが出たなって感じでした。
20分には遠藤のスルーパスから土居がシュートするもここもGKに阻まれます。
このシーンは全員フリーでプレイできており、福岡の守備の緩さが出ていました。
こういうところをなくさないとなかなかJ1では失点が減らないでしょうし、攻撃でもウェリントン1人では潰されてしまうのでこのままでは攻守に厳しいと思いますよ。
最下位に沈んでいるのも納得です。
さらに26分には西のスルーパスから遠藤が抜け出します。
ここもGKイ・ボムヨンのいい飛び出しに阻まれるものの、それで得たCKから柴崎のクロスに山本が飛び込んで綺麗に合わせて頭で決めました。
福岡はゾーンで守っているので後ろから飛び込まれたら高さで勝てないですよね。
その上植田が先に飛び込んでDFを引きつけていましたから、ぽっかり山本が入るスペースが空いていました。
前半動きが固い中でセットプレイから先制できたのは非常に大きかったですね。
37分にはカウンターから追加点をあげます。
左で金崎、柴崎が絡んでクロス。
これはそれますが右で遠藤が拾うとパスを受けた金崎が切り込んでマイナスのパス。
中央で土居がやすやすと流し込みました。
金崎がダニルソンはかわして突破しっところで決まりましたね。


クローズしにかかった後半
後半には固さはとれていましたが、2点差ついたということで早めに試合をクローズしにかかりましたね。
ボールを回して福岡の選手を走らせて隙があれば攻め込むものの、それ程無理な攻撃はしないという流れでした。
そのため、時間と共にバックパスの回数も増えて行きましたね。
そしてボールを奪ったら早めにDFラインの裏のスペースに放り込みます。
これだとボールを奪われてもリスクは少ないですから。
そんな感じで後半は試合としてはつまらなかったし、内容が良くないように見えたかもしれませんが、これぞ鹿島のタイトルを獲るためのゲーム運びです。
試合がおもしろくなかろうと最優先はタイトルを獲る事ですからね。
むしろこういう試合を観て楽しめる、いい試合だったと思えるようにならないといけません。
福岡の攻撃力も高くはないのも手伝ってお互いエキサイティングなシーンは少なめ、福岡はベンチが動きますが試合は動きません。
鹿島は1枚目の交代カードで永木を投入、柴崎を2列目に上げます。
試合が盛り上がったのは終了間際になってからでした。
89分には柴崎のクロスに金崎が飛び込んでヘッドと決定機を迎えます。
ロスタイムにはジネイが投入されるといきなり魅せます。
小笠原のロングボールに上手く頭で合わせて逆サイドに流しこんたのですがオフサイド…。
しかし、これは明らかに誤審ですね。
むしろ福岡のDFラインの手前、副審寄りの選手が残っていたのになんでこれをオフサイドにしてしまうのか不思議なくらいのミスです。
恐らくパスを出した瞬間にジネイの位置を観ていなくて判定が少し遅れたのでしょう。
この誤審でゴールが取り消されたのにはいささか水を差しましたが、最後は青木を投入してほぼパーフェクトな展開で試合を締めましたね。
手堅く勝ち点3を積み上げて鹿島がファーストステージ優勝を決めました。
チャンピオンシップの出場権を得ましたが、ステージ優勝なんて年間チャンピオンにならなければ何も残らないのは過去が物語っています。
チーム状態はいいと思うんでこの流れを大事に年間1位を目指してセカンドステージも突っ走りたいですね。

セカンドステージ展望
見事ファーストステージを優勝しましたが、もちろん鹿島が狙うのは年間1位でありチャンピオンシップ優勝です。
しかし、チャンピオンシップの出場権を得た事でセカンドステージは若い選手を使いやすくなりましたし、采配はある程度思い切ってやれると思います。
基本メンバーは変わらないでしょうが、連戦や天皇杯などは入れ替えて行くと思いますし、リーグ戦でも対戦相手によってはフレッシュな選手を試してみるのもいいかもしれませんね。
ジネイと青木が退団しますが、CBは昌子と植田を軸にケガからソッコが復帰、ブエノもいいプレイを見せているので問題ないです。
気になるのはFWですよね。
ボールの持てる選手が金崎しかいないので離脱されると大変です。
下位クラブなら何とかなるのですが、上位クラブになるとやはりトップでボールを持ったり切り込むなどしてタメを作ってくれる選手がいないと厳しくなります。
この試合の2点目でも金崎の突破があってこそですから。
新しい外国人FWは獲った方がいいと思いますが、今のところその動きはないみたいですね。
夏のマーケットで獲得すればチャンピオンシップまでに馴染ませる事ができるんでかなり大きいです。
ただ、来年からJリーグに新たに年間100億円の放映権料が入るらしく、それで有力外国人を獲るという計画もあるそうですから、来季代表クラスのブラジル人FWを獲得するのもいいですよね。
まだ、どういうシステムでどのクラブが選手を獲得するとかはまったく分からないですが100億円の半分の金額でも年俸5億円の選手を5年契約で5人獲れる計算になります。
かつて鹿島ではレオナルドやジョルジーニョ、近年ではC大阪がフォルランを獲得したりとやはり世界的なプレイヤーの獲得はリーグに大きな効果がありますし、清水のユングベリも興行的には成功だったという話ですからね。
プレミアリーグも莫大な放映権料を駆使していい選手を多く獲ったからあれだけ発展したという背景がありますし、中国の広州を観ればACLのタイトルを獲るためには必須な手段だと言っていいと思います。
ただ、どこかのクラブが単発に大物を獲るだけではケガ、降格、監督のとのそり合いなどで出場出来ないことも多いですからある程度の人数をまとめて獲得するシステムを作った方がいいと思います。
契約ごとなんでそう簡単ではないでしょうが、ACL出場チームに優先して出資して各クラブが交渉して獲得って流れになるかもですね。
なんにせよチャンピオンシップやACLを考えると戦力増強は必須です。
セカンドステージはとりあえずチーム力の底上げを図るということがテーマになりそうですかね。
杉本やブエノも今度が楽しみですし、三竿やユースの選手もいるんで出場機会を与えれば底上げはできるでしょう。
ファーストステージははっきり言って調子のいいクラブがいなかったので助かった部分も大きいです。
鹿島が完敗した柏も残り7節は1勝3分3敗と福岡にしか勝ってないですし、横浜FMもマルティノス復帰しても結局成績よくなってないです。
浦和も最後は失速しましたし、川崎はいつも通りって感じでした。
後半はどこが調子を上げてくるか注目ですね。
今のところその気配があるクラブはなさそうですし、それ程大胆な補強しているところもないようですけど…。
セカンドステージの開幕戦はファーストステージ同様にG大阪です。
今度はホームで戦う事になりますね。
G大阪はまだチーム状態が上向いておらずここ5試合も1勝2分2敗。
早いタイミングで当たれるのはラッキーかもしれません。
また開幕でG大阪に勝って勢いをつけたいところですね。

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Author:こーめい軍師
J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

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