17シーズンの鹿島選手構成表 |
2017移籍動向 【IN】 DF:小田逸稀[19](東福岡高・新加入) DF:三竿雄斗[26](湘南・完全移籍) MF:梅鉢貴秀[24](山形・レンタル復帰) MF:レオ・シルバ[32](新潟・完全移籍) MF:レアンドロ[24](パルメイラス・レンタル) FW:安部裕葵[18](瀬戸内高・新加入) FW:金森健志[23](福岡・完全移籍) FW:ペドロ・ジュニオール[30](神戸・完全移籍)
【OUT】 GK:櫛引正敏[24](清水・レンタル終了) DF:ファン・ソッコ[28](契約満了・未定) MF:杉本太郎[21](徳島・レンタル移籍) MF:ファブリシオ[27](ポルティモネンセSC・レンタル期間満了) MF:平戸太貴[20](町田・レンタル移籍) MF:大橋尚志[21](金沢・完全移籍) MF:豊川雄太[23](岡山・レンタル延長) FW:高崎寛之[31](松本・レンタルから完全移籍) FW:垣田裕暉[20](金沢・レンタル移籍)
2017鹿島選手構成表 予想フォーメーション:4-2-2-2 GK:①曽ケ端準[38]、②川俣慎一郎[28]、③小泉勇人[22] CB:①昌子源[25]、③ブエノ[22] CB:①植田直通[23]、④町田浩樹[20]、 SB:①山本脩斗[32]、②三竿雄斗[26]、②小田逸稀[19] SB:①西大伍[30]、②伊東幸敏[24] DH:①永木亮太[29]、③三竿健斗[21]、⑤梅鉢貴秀[24] DH:①レオ・シルバ[32]、③小笠原満男[38]、⑤久保田和音[20] OH:①レアンドロ[24]、①遠藤康[29]、④金森健志[23] OH:①柴崎岳[25]、④中村充孝[27]、⑥田中稔也[20] FW:①金崎夢生[28]、④土居聖真[25]、⑥安部裕葵[18] FW:①ペドロ・ジュニオール[30]、③鈴木優磨[21]、④赤﨑秀平[26]、 ※[新加入、退団の可能性あり、プロ入り3年以内、レンタルバック、長期負傷離脱] ※年齢は17シーズンの表記 ※丸数字は序列番号
すっかり年も明けて、鹿島の今季の選手構成もだいたい固まって来ましたね。 やや枚数が心配な後方中央 GKは4人体制でやっているのでもう1人補強はあるでしょう。 札幌、神戸、川崎など韓国人GKを狙っていたようですが不発、C大阪のキム・ジンヒョンにも断られてしまったのでレギュラークラスの補強はすでに期待できず、今年も曽ケ端が軸になりそうです。 昨季、終盤のチャンピオンシップやクラブW杯のような神がかり的なセーブとまではいかずとも、あれに近い高レベルなパフォーマンスをシーズンを通して見せてくれれば問題はないですけどね。 過密スケジュールなので川俣あたりをカップ戦では積極起用していくこともありえるかもしれません。 CBはファン・ソッコが契約満了となったものの補強はありませんでした。 人数は4人と揃っているものの、代表招集と外国人の出場枠を考えると少し心もとないですが、何かあったときは三竿兄弟でフォローしていくのでしょう。 山本に頼りきりだった左サイドバックにはその三竿雄、超高校級と言われる小田を補強して万全、右サイドは変わらずですね。
ボランチの安定と柴崎の2列目起用が鍵だった昨季 中盤の構成は柴崎の去就、レアンドロのタイプで大きく変わると思いますが、ボランチは選手層がもっとも厚いので柴崎は残ったとしても引き続き2列目での起用が基本となるでしょう。 レオ・シルバが新潟が獲得を決めたとき、シーズン前にプレイ動画を見て素晴らしい選手だということはすぐ分かりました。 こーめいの言った通り、現在のJリーグ最強助っ人にあげる選手、解説者も多く、ずっと獲得して欲しかった選手なのですごくうれしいですね。 ファースト、セカンドどちらのボランチもできるところもいいですし、レオ・シルバと永木のコンビが基本となると思います。 小笠原も永木と組むことで復活、三竿健も終盤に途中出場でいい仕事をしていたので、壁は厚いですが今季は久保田にもがんばってほしいと思います。 昨季、ファーストステージはコンディションの良さで小笠原と柴崎のコンビでも失点は少なく済みましたが、シーズンを通して安定した戦いをするにはファーストボランチの存在が重要です。 永木が入ってそこがようやくクリアされたことで、リーグ優勝やクラブW杯の躍進にもつながりましたからね。 2列目は柴崎が残るならやはりここでの起用でしょう。 こーめいの言った通り、ゴールに絡む率が他の選手より格段に高いですし、レアル・マドリー戦のゴールや横浜M戦のアシストなど結果を出してくれます。 戦術が分からない人はオークランド・シティ戦を見て、やっぱりボランチ起用すべきと言っていましたが、あれは2トップが貧弱でボールが収まらないので2列目の選手がなかなか中に入って行けず、柴崎の持ち味が出せなかっただけです。 全線に金崎がいる試合は中央で絡めますし、いなかった試合では実際にあまりいい攻撃は出来ていません。 ただ、そんな中でも横浜M戦のアシストなどショートカウンターからのクロスと中に入らずとも仕事ができるのが魅力ですね。 ボランチに永木が定着したことで柴崎を2列目で起用できたことも、昨季終盤の結果に大きな影響を及ぼしました。 レアンドロはプレイ動画を見る限り、ストライカーっぽいタイプですけど実際にプレイを見てみないと分からないですね。 ドリブルが上手いのは見て分かりますが、フィジカルの強さや体の使い方の上手さあたりが大事なのでそのへんはどうなのか気になるところです。 フィジカルが強くて守備も献身的にするという記事があったので、その通りなら2列目でのレギュラー起用が有力かと思います。 もちろん遠藤、中村もいますし、金森もどちらかと言えば2列目で考えられてる気がします。 さらに鈴木あたりもまた2列目起用してくるんでしょうね。 金森は世代別の代表の試合などを見て、こーめいが中島とともに注目していた選手です。 どちらかというとドリブルだけでなく、ゲームメイクもできる中島の方が好みなのでずっと獲得してくれればと思っていたのですが、金森もいい選手ですね。 ドリブルだけの選手だけではなく、中島がそうなったように上手くボールをキープして回りも使えるような選手になってほしいです。
トップのタメが攻撃を活性化する FWも選手層が厚くなっています。 金崎とペドロ・ジュニオールの2トップ、スーパーサブ鈴木が理想ですが、今季は日程が密なのでリーグ戦などの先発は①と④の組み合せも十分考えられると思います。 ダヴィを獲得した時は鹿島に合わないと言いいましたが、結果たいした数字を残せずに最後まで鹿島のサッカーにうまく溶け込めなかったですね。 ダヴィはフィジカルは強かったんですけど致命的に身体が使い方が下手で、自分に有利なボールもDFに取られることが多かったです。 自分から仕掛けてDFをはずしてシュートというドリブルもできず、裏に蹴ってよーい!ドン!!っていうワンパターンな抜き方しかできなかったですから、完全に読まれて対応されていましたね。 対してペドロ・ジュニオールはしっかりドリブルもキープもできるので活躍してくれると思います。 昨季はどうしても金崎がいない試合の2トップの弱さが目立ち、天皇杯ではカウンターやセットプレイから得点をして勝てていましたが、いるといないとでは能動的な攻撃回数にかなり違いが出ていましたからね。 今季はペドロ・ジュニオールやトップもできるレアンドロの加入でその点は解消されそうです。
最大の課題はローテーション 今季石井監督にとって重要なのはローテーションですね。 ブラジル人は州選手権に全国選手権、オフシーズンもチャリティマッチしていますし、代表戦がある週もリーグ戦を中断せず行うという年がら年中サッカーをやっている環境で育っているので、このローテーションが致命的に下手な監督が多いです。 3冠をもたらしたオリヴェイラ監督もそうで夏場は5連敗などしてましたし、C大阪のクルピ監督も固定して使いたがるタイプでした。 ほとんどのリーグ戦で先発を変更して柏で優勝したネルシーニョ監督が珍しいタイプと言えるくらいです。 せっかく日本人監督になったことですし、ここの課題に取り組んでほしいですね。 そして、それが念願のACL優勝につながると思います。 リーグ戦を戦いながらACLを狙いに行くのは難しいですから、チーム力を落とさない、なおかつチーム全体の成長を促すような緻密なローテーションを組むことが必要になってくるでしょう。 メンバーを固定するとチームの成長も停滞してしまいますし、コンディションの悪いレギュラーが出ても勝てないのは過去の多くの試合が証明していますから。 簡単なことではないですけど、今季は念願のACL優勝と20冠越えを目標にがんばってほしいですね。
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