9月の鹿島:ギリギリの戦いの末路 |
 9月の試合の感想 9月の成績はルヴァン杯と天皇杯を含めて5勝1敗でした。 数字だけを見ると悪くないように思えますが、ルヴァン杯の2戦目は勝利したと言っても敗退が決まった試合でした。 リーグ戦も下位クラブにとことん苦戦、勝利した試合もギリギリ感がハンパなかったですね。
大宮戦では先発出場した金森が金崎といい距離感での連携を見せ、そこに遠藤も絡んでいい攻撃が出来ていました。 そして、金森の仕掛けからの折返しを金崎が決めて先制します。 怪我の遠藤と交代で入った安部もいいプレイを見せていました。 もう1枚前線にいい選手が入っていればもっと得点できていたでしょうが、もはやトップでも存在感のない土居の2列目起用はさらに悲惨でしたね。 守備陣が耐えてくれたから良かったものの、最後の方は押し込まれる時間も増えました。 1点を守りきって勝ちはしましたが、とても内容の良かった試合とは言えませんでした。
ここから修正してくるかと思いきや、さらに試合内容は低迷します。 新潟戦は前半にあっさり2失点、後半に入ってレアンドロのハットトリックで逆転。 終了間際に金崎がPKを決めますが、この試合もギリギリの勝利でしたね。
天皇杯の浦和戦のスコアは新潟戦と同じでした。 逆転勝ちの新潟戦と違って、1度は追いつかれたものの鹿島が終始先手を取る展開だった上に、浦和の守備がゆるかったので安心して見ていられました。 しかし、それだけにこの試合は勝った事以外、何の評価にも値しなかったですね。 浦和の布陣は4-1-4-1だったので、バイタルエリアにスペースがあった上に、マークもゆるかったので鹿島の選手は余裕で前を向いてプレイできていました。 前線でもっとも出場時間が多いのにろくに活躍できていない選手でも、あれだけフリーにすれば結果を残して当たり前というくらい浦和の守備は酷かったです。 相手の守備が悪かっただけで、鹿島の試合内容が良かったわけではありませんでした。
こんな状態にも関わらず、大岩監督の采配は修正されるどころか悪くなる一方です。 運動量のある選手や金崎との連携がいい選手、得点という結果を出せるFWを使わずに、走らない選手、消えているだけの選手を使います。 そのため、G大阪戦はいよいよ文字通りのギリギリの勝利でしたね。 曽ケ端の凡ミス失点はあったものの、中村がPKを獲得します。 金崎のシュートは止められてしまいますが、詰めていたレアンドロが冷静に決めて前半のうちに同点に追いつきます。 以前なら後半の早い時間帯で鈴木、続いて安部という交代で早めに決勝点を入れていたのですが、大岩監督も徐々に石井監督と似て選手交代をする時間が鈍って来ましたね。 その上、交代させる選手も間違っており、それが完全に9月の苦戦に繋がっています。 G大阪戦は永木のCKに植田が頭で合わせて、ロスタイムに決勝ゴールが生まれましたが、さすがにいつもこんな上手く行くわけないですからね。 そして浦和のようにバイタルの守備がゆるいクラブもそうそういません。 大宮戦はウノゼロでしたし、新潟戦は大逆転、G大阪戦は終了間際のゴールと下位クラブや調子の悪いクラブに何とか勝っていたという状態でした。 ましてや、新潟戦とG大阪戦は2、3人目の交代カードと決勝ゴールはどちらも80分を過ぎてからでしたからね。 毎試合、2枚目の交代カードを残り10分で切って、そこから得点してくれるような選手がベンチにいるなら誰が監督をやっても勝てますよ。 こんな愚かな采配を続けていたら勝てなくなるのは当たり前という流れが出来上がっていましたね。
その予想通り、鳥栖戦は完敗を喫してしまいます。 インテンシティの高い相手に金崎、レアンドロ、中村もボールキープに手こずっていました。 土居にいたっては消えているだけで何もできていなかったですから、鹿島は常に10人で戦っている状態です。 大宮、新潟、G大阪戦はそれでも何とかなりましたが、石井監督のときもそうだったようにチームの問題点をいつまでも改善できずにいると必ず低迷して行きますね。 最初の交代させる選手を土居にしておけば充分勝てる可能性はありましたが、そうしなかった時点で負ける可能性がぐんと高まってしまいました。 この試合も2枚目の交代は78分と遅く、後手に回った展開のままだったので先制されるのも致し方ないです。 当然、都合よくそう何度も終盤に得点を取れるわけもないですからね。 石井監督同様に土居を引っ張ってしまったので、それが負けに繋がりました。 この敗戦でせっかく8まで開いていた勝ち点差も5まで縮まってしまい、残り6試合予断を許さなくなって来ましたね。 それ以上に、大岩監督が采配を修正できなければ優勝争いももう少しもつれる展開になる恐れもあります。
選手の正しい評価の仕方 今回は選手のプレイの見方と正しい評価の仕方について書きます。 なぜ、このタイミングでかというと、今季のJ1ではこれまでに7クラブで監督が交代しているからです。 監督が代われば起用する選手も違って来ます。 しかし、カンフル剤的な効果はあっても、チームや選手が劇的に変わることは多くありません。 そんな中で、鹿島は大岩監督になってチームも選手も劇的に変わったクラブであると言えます。 特に石井監督のときに活躍できていなかったPJ、レアンドロがフィットして、中村も持ち味を発揮できるようになって来ました。 監督が代わることでもともと持っていた選手の能力が引き出されるという典型例ですよね。 逆に言えば、選手が活躍できないのは監督がその能力を殺している場合もあるということです。 ただ、大岩監督の采配にも翳りが見え始めているので、このタイミングで正しい選手の評価の仕方をしっかり認識しておいてほしいですね。 ・ボールの取られ方 サポーター視点はもちろんのこと、メディアの各媒体でも選手評価で得点を付けていますが、基本ボールのあるところしか見れてないですね。 具体的には得点シーン、ボールを奪われたところ、あとは見ていて決定機くらいです。 特にボールを奪われる=ダメな選手っていうイメージが横行していますが、これはまったくの逆ですね。 相手のプレッシャーが厳しいところでボールをキープするプレイ、前を向いてドリブルで仕掛けるプレイ回数が多い選手は、当然ボールを奪われるシーンは出て来ます。 メッシだろうと、ジダンだろうとボールを取られない選手はいないですからね。 しかし、守る方からすればこういう選手の方が怖いわけです。 もちろん、プレイの成功率は大事で取られていてばかりいてはマズイですが、極端な話9回ボールを奪っても、1回やられて失点したら守る方としては負けです。 バックパスや横パスのように誰でもできる無難で楽なプレイばかりをしている選手はミスは少なくなりますが、チームに何ももたらなさいですし、守る方からすればすごくありがたい選手なんですよね。 なぜなら、身体を張ってボールをキープしようとする選手やドリブルで仕掛けて来る選手相手に守るのはいつだって気が抜けないですし、ここでボールをキープされたらやられる、ドリブルで仕掛けられたら苦しいという気持ちでやっていますから。 それに対してミスの少ない無難なプレイしかできない選手は、ちょっとプレスに行く素振りを見せさえすれば、勝手にボールを下げてくれるので楽です。 これは前線だけでなくボランチの選手も同じで、レオ・シルバのようにあの位置で相手をかわして守備を一枚はがしてくれると、すごく助かるわけです。 守備側は後ろの選手がマークをずれて、守りにいかないといけないですからね。 ボールは取られないけどかわせない選手より、ボールを取られることはあるけどかわせる選手の方がずっと価値が高いですし、レベルの高いリーグではそういう選手も多くて評価されます。 もちろん、後ろの選手の場合、ボールを奪われたら即失点に繋がるので時間帯や試合展開を考えて、セイフティファーストのプレイをすべきだとこーめいは思いますけどね。 前後半の終了間際や、得点してリードを奪った後の時間帯などは気をつけた方がいいでしょう。 ただ、大岩監督は攻撃指向なので、レオ・シルバには自由にさせている感じです。 選手を評価する上で大事なのは、まずどういうボールの取られ方をしたのかを見ることですね。 タメを作るための身体を張ったプレイ、チャンスを作るためのドリブルでの仕掛けなど前向きなプレイであるのか、単純なミスなのか、ボールの持ちすぎなのか、パスの出しどころがなくて球離れが悪かったのかなど、細かいところまで見ていないとまともな評価はできません。 それにともなってゴールシーンや決定機だけでなく、攻撃の起点を見なければならないですね。 例えチャンスを作るまでには行かなくても、今のプレイが上手く行っていたら攻撃が始まっていたというプレイをしっかり見ることが重要ですね。
・消えている時間 試合から消えている時間が多い選手は、評価得点が高くなる傾向にあります。 なぜなら、ボールに絡む回数が少ないということはミスも少ないということですから、ミスだけを数える減点方式でしか選手を評価できない人にとっては平均点になりやすいからです。 しかし、実のところ評価しようにもどんなプレイをしていたか記憶に残っておらず、がんばって思い出してみるとボールに絡んでいる時はミスなくバックパスや横パスを繋いでいたから、攻撃にアクセントを付けていたという訳の分からない評価をする人が多くなります。 サッカーをきちんと分かっている人は決して減点方式で選手を評価しないので、試合から消えている時点で点数はマイナスですけどね。 ワンタッチゴーラーにこういう選手が多いですが、そういう選手はやはりゴールを奪う仕事をしないと厳しい点数をつけられてしかるべきなのですよ。
・監督の采配に依存 メディアの点数で特によく見られるのが、この監督采配依存の評価ですね。 早い時間に替えられた選手=プレイが良くなかったという認識で悪い点数を付け、どんなに消えていてチームの役に立っていなくても監督が交代を引っ張ったら何かしらいいところがあったのだろうということで高めの点数をつけている人が目立ちます。 実際にプレイが悪かった選手が真っ先に替えられることも多いので間違っていはいないですが、監督の判断が常に正しいわけではないですからね。 監督が常に正しい采配ができるなら、どこのリーグも順位は資金や戦力で決まって行きます。 実際にそうなっていないのは、資金力や戦力がある監督が選手を上手く活かせていなかったり、采配ミスをしているからです。 そもそもメディアの付ける得点は自分の目で見て評価するものであって、監督の判断に依存して選手を評価すること自体がおかしいです。 それにその監督の評価もしているわけですから。 「近くで観ている監督が選んだ先発選手なんだから」というコメントをする人は、サッカーをまったく理解できていない人だと思って間違いないです。 そういう人たちは、算数の先生が「1+1=3」と書いても知識がないから気づかないだけですからね。
・ベテラン、実績重視 これもよく見られますが、若い選手ほど点数を低く付けられ、実績のあるベテランほど甘い評価になることが多いです。 現にG大阪戦の失点でも、昌子の寄せや対応も悪かったように書いているメディアやサポーターがいました。 あんな失点は100%GKの責任ですよ。 DFがある程度シュートコースを切っていて、あの角度まで追い込んでるならニアに入れられるなんてことは、GKとしてあってはならないわけです。 仮に入れられるパターンとしてはGKの頭上に強烈なシュートを打たれた場合ですが、ファン・ウィジョは昌子の守備で強いシュートを打てる態勢ではなかったですからね。 磐田戦も小笠原の守備怠慢で失点しているのに、初先発していた安部のせいにする声が多かったです。 失点すれば若い選手のせい、無難なプレイをしていればベテランの評価が高くなるという傾向は改めないといけないでしょう。
・メディア メディアにとって顔面偏差値が高く、女性に人気のある選手のインタビューはできるだけ取りたいものです。 しかし、心の狭い選手だったら悪い点数を付けると、インタビューに応じてくれなくなる可能性もあります。 そのため、先発で起用され続けてもろくに結果を出せていない選手でも、悪い点数を付け続けることはできないという心理が働きます。 こういった客寄せ的な選手は、実際より1点差し引いた点数が正しい評価と思った方がいいですね。
・そもそも試合観戦数が少ない そもそもの問題として、試合観戦数の少ない人の評価は当てになりません。 比較する対象が足りなすぎますし、代表や海外サッカーを見ない人は、より上のレベルを知らないので、評価は当然甘くなります。 鹿島のサッカーしか見ない人は、その中でしかプレイや選手を評価できないですからね。 よく応援する選手を代表に推す声がありますが、今の鹿島で代表に入れそうなレベルの選手は実際のところ金崎、昌子、若さも買われて植田くらいです。 代表候補レベルで永木や遠藤、将来性を考えれば鈴木や安部がおもしろい存在という感じですね。 デュエルという言葉がありますが、練習時間の短い代表は特に個の力を重要視するので、球際で戦えない選手は厳しいです。 クラブと違って連携で個の弱さをごまかせないですから。 よほど運動量がある、決定力のずば抜けたワンタッチゴーラーなら別ですけど、そういう選手はいないですからね。 選手を評価するということは比較するということですから、より多くの比較材料を持っていなければいい加減な評価しかできないというわけです。
・逃げ癖がある 逃げ癖は聞きなれない言葉だと思います。 鹿島の選手で言えば青木の横トラップ、ガブリエルのコロコロ劇場、野沢のヒールパス、土居のダイレクトプレイがこれに当たります。 一つ一つ説明していくと、青木の場合はトラップを必ず自分の横に置いてしまうんですよね。 その理由は、トラップミスや相手選手のプレッシャーでボールを奪われないためです。 その反面、チャンスがあっても前へのパスがすぐさま出せません。 横にトラップしている分、必ず持ち直してからでないとパスを出せないので攻撃には大変不利になってしまいます。 ただ、青木は後ろの選手なのでセイフティファーストと考えれば、決して悪いことばかりではないですけどね。 この逃げ癖が、致命的と言えるくらい影響のあるのは前線の選手です。 ガブリエルの場合は、相手に詰められて接触するとすぐに倒れてピッチをコロコロ転がるというものでした。 その度に試合が止まるので非常に見苦しかったですし、ファウルを取ってもらえればいいですがあまりに頻繁にコロコロしてるので次第にスルーされて味方をピンチにするばかりでしたね。 野沢もフィジカルコンタクトやドリブルで状況を打開するのが苦手なので、相手から詰められたときはヒールパスをよく使っていましたね。 これは相手の意表を付けるのでまだいいですが、味方も反応できないことも多いのでボールロストの原因となっていました。 それに、これもあまりにやりすぎていたので相手からすれば、いいボールの奪いどころになっていましたね。 もっとも最悪なのが土居のダイレクトプレイです。 土居はパスを受けたときにほとんどダイレクトではたきます。 当然、プレイ精度が低くなりますし、短いパスしか出せないので他の選手が近くにいないと通りません。 ボールをキープしてタメを作れもしないのに、短距離のダイレクトパスしか出せないというのは周りの選手からしたら相当やりづらいんですよね。 鈴木や金森と比べて、土居と金崎の連携プレイが圧倒的に少ないのはこのためです。 土居の逃げ癖が特にタチが悪いのは、パスを出せる選手がいなかったら誰もいないスペースに出す、角度的に通らないって分かっているのにズレたパスを出す、あげくの果てには自分よりマークが厳しい選手に平気でパスします。 なおかつ、フリーで前を向ける状態でもバックパスしますからね。 サッカー素人はボールキープやドリブルしようとして取られた場合はボールロストと判断しますが、土居のようなプレイはパスが通らなかったと認識するので、減点方式の採点では反映されません。 しかし、実際はボールロスト数はかなりのもので鹿島の攻撃が土居で潰れていることは多いです。 土居は今季前線の選手でもっとも出場時間が多いですが、リーグ戦ではたったの2得点2アシスト。 プレイが良かったと言われた試合は、石井監督時代の鳥栖戦。 もう1つは先日の天皇杯浦和戦です。 これには、フォーメーションの噛み合わせというれっきとした理由があります。 鳥栖戦は2列目の起用でしたが、相手が4-3-1-2の布陣だったのでサイドの選手はフリーになりやすいんですよね。 しかも、山本からパスを受けてもダイレクトで戻すので、山本がボールを持って相手のマークを引き付ける時間が多くフリーでプレイできていました。 浦和戦は相手が4-1-4-1だったので、バイタルにスペースがあり、守備もゆるかったのでフリーでプレイできていました。 しかし、フリーでプレイできれば誰だっていいプレイはできるわけですよ。 むしろ、他の選手だったらもっと結果を出せていたでしょうね。 土居は起用されている時間を考えると、どのシーズンもふた桁得点はできず物足りないですが、昨年のファーストステージまではそれなりにゴールはしていました。 セカンドステージからぱったりとゴールできなくなりました。 土居のこれまでのゴールパターンは、相手からも味方からも消えておいてチャンスを作ってもらって、ゴール前で決めるいわゆるワンタッチゴーラー、ごっつぁんゴールというスタイルでした。 ゴールできていたのは信じられないくらい試合から消えているので、相手がマークを疎かにしていたからです。 ところが、さすがに消えているからと言ってノーマークにしているとやられるという認識に変わりました。 そして、今は普通にマークさえしていれば、勝手にボールロストやバックパスをしてくれる楽に守れる選手と思われているわけです。 ゴール前でも普通に見ていれば守備をするのは難しくないので、相手からすればマークに付いていてもやられる鈴木の方がよっぽど怖い存在です。 ゴールを取れなくなっているのは理由があるわけで、雑魚専として弱いチームや守備のゆるいチーム、簡単に言えばフリーでプレイさせてくれるチーム相手なら得点できることもありますが、コンスタントに稼ぐことはできないでしょうね。 はっきり言って、土居を評価している人はサッカーのこと何も分かっていないと思っていいです。
これらの逃げ癖は、癖というだけあってもう身体に染み付いているので払拭するのは相当難しいです。 根本的な意識改革を行わなければいけないですから。 逃げ癖がある選手でも、若い頃は代表入りを期待される場合も多いですが、大成はしないですね。 大成しないというのは、具体的に代表候補にも引っかからないレベルということです。 チームでの主軸にもなれず、連携力に依存した枝葉の部分でがんばるしかないです。 それも何かしらの武器がないと厳しいですけどね。
選手を評価するなら技術だけでなく、ボディバランスや体の使い方など細かいところ、欲を言えば逃げ癖まで見るようにしないといけないです。 そうでないと、プレシーズンの段階でどの選手が優れている、鹿島にフィットするということは分からないです。 特に監督にこの能力がないと新戦力をフィットさせるのに時間がかかりますし、チームを作るのに無駄が多くなってしまいますね。 PJやレアンドロなんて、石井監督のときはすでに不要論が多く出ていましたけど、プレシーズンからこの2人を評価していたこーめいからすれば、これだけ能力のある選手を活かせないのは監督に問題があるわけです。 そして、大岩監督がそれを証明してくれました。 選手や監督と違って、実際に試合でその実力を見ることができないコーチの能力は分からないので、大岩監督があそこまで能力を引き出せるとはさすがに予想はできなかったですけどね。 結果を残してから評価することは、数字を数えられる幼稚園児でもできることです。 選手を評価するなら結果を残す前にしておいてこそ説得力がありますし、逆に数字でしか判断できない人は過去の実績によるしかないですからね。 サッカー選手の評価は現在結果を残していることと、これから結果を残せるかどうかこそが重要です。
10月の展望 10月は日本代表の親善試合があるため、リーグ戦3試合と天皇杯1試合だけになっています。 4試合と言っても、またもや鹿島はアウェイ3連戦になるんですよね。 正直、今の大岩監督の采配が続くようなら、このアウェイ3連戦はかなり厳しい戦いになるのではないかと思います。 横浜FMはACL出場圏内、広島と札幌は降格ラインの瀬戸際にいますからね。 ただ、PJが戻って来たことをきっかけに采配が正常化すれば、再び2位との勝ち点差を引き離すこともできます。 そうすれば、10月が終わった時点でリーグ戦も天皇杯も優勝までもう少しというところに立っていることができるでしょう。
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