鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【天皇杯4回戦】天皇杯もあっさり敗退…の広島戦
結果
11月16日(土) 第93回天皇杯 4回戦
鹿島1-3広島(15:05/カシマ/5,710人)
[得点者]
28' 高萩 洋次郎(広島)
41' 塩谷 司(広島)
45'+1 高萩 洋次郎(広島)
79' 伊東 幸敏①(鹿島)←本山雅志①
[フォーメーション]
FW:ダヴィ
MF:中村、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:中田、山村、青木、伊東
GK:曽ケ端

[選手交代]
HT:遠藤→ジュニーニョ
55分:中村→野沢
69分:土居→本山


試合の感想
策も運もなかったセレーゾ監督
広島はいつもの3-4-2-1の布陣、代表で西川とファン・ソッコが不在も戦い方はまったく変わりません。
一方の鹿島は大迫が代表でいないため4-2-3-1のトップには今週発熱で練習を休んでいた日もあったダヴィが入りました。
同じく風邪で休んでいたジュニーニョはベンチスタート、左サイドには中村が久しぶりの先発起用。
代表召集による影響は明らかに鹿島の方に大きく、戦い方を変えるどころか模索しながらの状態です。
前回の記事で書いたように持っているセレーゾ監督の運が苦境をいい方向に変えてくれるかもしれないと思っていましたが、やはりどう考えてもダヴィの1トップが攻守両面において機能する絵が描けませんでした。
ボールが収まらない、前線からの連動したプレスをかけられないと連携面に難がありますから。
そんなところにダヴィ、ジュニーニョの両ブラジル人が風邪を引いたというニュースがあり、中村をトップ気味に、本山を中盤に入れて日本人だけで0トップというか、4-2-4のような奇抜なシステムで戦って前線からの守備をすればおもしろいことになるかなと思ったのですが、セレーゾ監督はダヴィを使って来ましたね。
しかもジュニーニョがベンチスタートということで、相変わらず工夫もなく左サイドに中村を起用します。
これも本当にどうかと思いますね。
また大迫不在でチームの機能性が著しく落ちる状況、しかも相手は広島ですから、どうしてこんな試合で先発起用して来るのか分からないですね。
こういう緊急事態で起用するならベテランの本山でしょうし、中村に結果を出して欲しいなら普段からもっと試合に使っておくべきです。
しかも、ダヴィが1トップの場合はトップ下はスルーパスの出せる選手の方が適任なので、本山もしくは中村を本来得意なポジションである真ん中で使ってみる方がよかったでしょう。
土居はリンクマンとして動きまわるタイプで、ゲームを作ったりスルーパスを出したりするタイプではないですから。
非公開練習をしていたので何か秘策があるのかとも期待したのですが、そういうこともなくこのシステムと戦う時は毎度の如く、主導権を握られて押し込まれる展開です。
最初のビッグチャンスも当然広島。
鹿島は前からプレスをかけたのですがはずされてしまい、後ろから繋がれて左サイドをミキッチに破られるとセンタリング、ファーサイドで石原にヘディングシュートを打たれます。
伊東が石原の前にポジショニングしていて、ボールに対してクリアには行っていたので完全に自由にはシュートさせませんでしたね。
鹿島のチャンスは青木のフィードに抜け出したダヴィがヘッドをするも増田と接触。
どのみちダヴィのシュートは入ってなかったでしょうが、ここはカードが妥当、しかしファウルすら取りませんでしたね。
28分に先制されてしまいます。
塩谷のフィードに石原が抜け出して、ついて行った山村が振り切られます。
一度は曽ケ端が防ぐもののこぼれ球を高萩に押し込まれます。
鹿島はDFラインを高く保って戦うやり方をしているのですが、これからの課題は2つです。
1つは最近練習でも取り組んでいる前からのプレスですね。
このシーンでは中村がもっと寄せるべきでした。
ただ、常に前線から完璧なプレスができるわけではありません。
そこでもう1つ課題となるのがDFラインの統率です。
これだけデコボコのラインになっていたら簡単に裏を取られるのは当たり前、DFリーダーを決めてロングボールを蹴られそうな時はそこにラインを合わせてオフサイドを取れるようにしなければいけません。
ちょっとこの場面でのラインのポジショニングはお粗末でしたね。
その直後には鹿島もチャンスを作ります。
中央で中村とパス交換してダヴィが粘ってスルーパス、土居が決定機を迎えるも増田に阻まれてしまいます。
38分には広島のロングボールにかぶってしまうという基本的なミスを中田がやらかしてしまい、ミキッチに突破されそうになりますが、山村がカード覚悟で止めます。
レッドカードが出てもおかしくない状況でしたね。
このFKは壁が一度跳ね返すのですが、森崎のパスに反応した塩谷が上手いトラップから反転、追加点をあげます。
終了間際にはカウンターから失点。
ミキッチのクロスは小笠原がよく戻って一度跳ね返しますが、クリアが不十分。
ボールは再びミキッチの元に戻るとセンタリングをニアで佐藤がすらして、ファーの高萩に決められてしまいます。
高萩には伊東がついていたのですが、先に中に入られてしまいましたね。
先制したら強い広島に対して3点ものビハインドを負って後半に突入します。

一矢報いるも敢無く敗退
後半からは捻挫してから少し調子が悪い遠藤に代わってジュニーニョが入ります。
これで2列目の並びはジュニーニョ、土居、中村になりましたね。
後半もカウンターからいきなりピンチになりますが、佐藤のシュートミスに助けられます。
まずは反撃の狼煙を上げたい鹿島ですが、その後もなかなか攻撃の形を作れずに中村に代えて野沢を投入します。
広島はリードすれば守ってカウンターというスタイルですからね。
鹿島がポゼッションをする時間が増えていましたが試合の主導権は握られたまま、得点の匂いがしたのはむしろ広島のカウンターだったかもしれません。
69分には土居に代えて本山投入。
79分にその本山のパスから伊東が決めて1点を返します。
伊東が野沢に預けてオーバーラップ、リターンをもらってドリブルで駆け上がると中央の本山に預けてさらにペナルティエリアの中へ進出。
パスを受けてからも冷静にDFをかわすと左足で決めました。
伊東で始まった攻撃を2度のワンツーを絡めて伊東がフィニッシュした形になりましたね。
やっぱりサイドバックの攻撃は前の選手を追い抜いてナンボってことでしょう。
結局、反撃はこの1点のみ。
ナビスコ杯に続いてあまりにもあっけない天皇杯の幕切れとなってしまいました。

大迫は代表の1トップで機能
鹿島の試合とは裏腹に日本代表は大迫の1トップで機能性を取り戻してオランダと引き分けましたね。
もともと日本代表の攻撃が機能しなくなったのは海外組にコンディションが落ちていた選手が多かったこともありますが、1トップが前田から柿谷に代わったのが原因でした。
実際に選手変更があったのはそのポジションだけですから。
ポストプレイのできる大迫が入れば機能性を取り戻すのは分かっていましたけど、相手がオランダということでどうかなと思ったのですが、1得点1アシストと最高の結果を残してくれましたね。
柿谷ももちろんいい選手ですが1トップが攻撃の組み立てに参加できないと奥行きが出ないので厳しいです。
しかも日本代表の2列目は香川、本田、岡崎でほぼ固定ですからね。
香川は簡単にはたいてゴール前に入るセカンドストライカータイプですし、岡崎も右からダイアゴナルに動いて得点を狙うゴールゲッターです。
本田はボールも持てますが純粋なゲームメイカーではないですし、やはりゴールを狙いに行く選手なんですね。
そうすると余計に1トップには攻撃を組み立てられる選手が求められるわけです。
柿谷を活かしたいなら2列目は香川、中村俊輔or憲剛、清武のようにゲームを作れてスルーパスを出せるような選手を多く配置すべきで、やはり今の代表の1トップには大迫が合っています。
大迫はすでにポストプレイでは日本人で一番ですし、前任者である前田以上、パス能力は完全に上を行っています。
ポストプレイ、周りを使う能力はかつての代表選手である柳沢並みであり、ドリブルとシュート、ゴール意識はすでに越えています。
動き出しの早さと守備はまだ全盛期の柳沢の方が上ですかね。
それでも鹿島で鍛えられているので守備は柿谷以上、ゴール前のストライカーらしさも大迫の方が出せています。
よくプロの選手や監督なら分かっていると思われがちなのですが、こういったチームを機能させる組み合わせ、選手の個々の良さを引き出すための組み合わせを理解できていないことが往々にしてあります。
本田は柿谷を絶賛して1トップに薦めていましたし、ザッケローニ監督も前田の後釜にファーストチョイスとして起用していましたからね。
それでこの試合では大迫不在で鹿島も日本代表と同じ問題を抱えての戦いとなったわけです。
ダヴィやケンペスのような攻撃の組み立てに参加しないストライカータイプの選手を活かすにはやはりサイド攻撃が有効です。
昨季の甲府がカウンターから柏とフェルナンジーニョにサイドを走らせて、最後は中央でダヴィが仕留める形でJ2を優勝した感じですね。
しかし、J1ではドリブルでサイドを突破するのは難しいですし、1対1の仕掛けで計算できる選手も少ないです。
左にレナト、右にミキッチでしたらダヴィの1トップでも十分機能するのでしょうが…。
鹿島の場合、ダヴィの1トップですとトップ下は本山、サイドハーフは利き足と同サイドに選手を置いて縦に仕掛けさせてセンタリングという形にすべきですね。
左に右利きの中村、右に左利きの遠藤の配置は1トップを攻撃の組み立てに活かしてこそですから。
でなければサイドバックのオーバーラップをもっと積極的に使えないといけません。
リーグ最終戦は大迫がいるものの、この試合では前線からのプレスをいなされる場面が多かったので守備は修正しないといけません。
前からプレスに行っても結局ボールを取りきれる選手がいないんですよね。
実は日本代表の遠藤、長谷部のボランチコンビと鹿島の小笠原、柴崎のコンビと同じ問題を抱えています。
やはり攻撃的な選手を2枚並べてしまうとリスクマネージメント、ボール奪取力で見劣りしてしまいます。
オランダ戦は山口を入れることで役割分担がはっきりしてお互い持ち味を出しやすくなっていました。
鹿島も本田がいればもっと戦術にバリエーションを持てていたでしょうし、中盤の底のボール奪取力が上がることで前線からのプレスも活きていたんですけどね。
広島とはリーグ最終戦でも対戦するので対策は必須ですが、引いて守って守れるチームではないので浦和戦では敗戦。
前から行ってもボール奪取力が弱ければこの試合のようにいなされてやられてしまいます。
どちらにせよ守れる選手が必要で、来季はレオ・シルバを獲るしかないでしょう。
大迫がいれば攻撃力、守備力ともに上がるのでもうその上積みに期待するしかありませんね。

泣いても笑ってもあと3試合
ナビスコ杯に続いて天皇杯もあっさり敗退してしまったので、もう今季はリーグ戦が終わればシーズン終了となります。
6年連続日本3大タイトル獲得の記録を継続するためにもリーグ優勝をしたいところですが、難しいミッションとなります。
1つずつ勝って行くだけですが、残り3戦の初戦はホームでの鳥栖戦となります。
とにかく球際で負けない事ですね。
そして、練習している前からのプレスとサイドチェンジを上手く発揮でれきば今季は決して守備がいいと言えない鳥栖のゴールを脅かせるでしょう。
あとはケガや風邪、シーズンの疲れでコンディションが落ちている選手が多いですからしっかり回復して準備してほしいです。

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この記事に対するコメント
最終節は見ものですね。
あまりにも無策で選手が可哀想。

ジョルジはリーグで清水に負けて
ナビスコで策を売ってきた。

セレーゾは今回の惨敗を受けて
何か監督らしいことできるか?
最終節はセレーゾの監督力が
問われます。

大迫が帰ってきた!
後は大迫におんぶにだっこで
お任せ!
ってな気がしますね。
【2013/11/23 08:09】 URL | しかくん #- [ 編集]

>最終節は見ものですね。
しかくんさん、コメントありがとうございます。
鳥栖戦のあまりの守備の悪さに怒りがまだ続いてる状態です。
セレーゾ監督の采配も酷く、やはり名将にはなれなかったですね。
最終節、広島戦も同じ戦いをするのではないかと思います。
【2013/11/26 10:52】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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