鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
06 | 2017/07 | 08
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

【グループリーグ2節】お互い狙い通りの攻守の戦いは痛み分け…のギリシャ戦
結果
日本0-0ギリシャ(7:00/エスタジオ ダス ドゥナス/39.485)
[得点者]
なし
[フォーメーション]
FW:大迫
MF:岡崎、本田、大久保
MF:長谷部、山口
DF:長友、吉田、今野、篤人
GK:川島

[選手交代]
HT:長谷部→遠藤
57分:大迫→香川


試合の感想
パサーのいないパスサッカー
ギリシャは第一戦と同じ4-1-2-3の布陣でした。
日本もフォーメーションこそ4-2-3-1とこれまでと同じですが、なんと2列目は左から岡崎、本田、大久保と初並びになっていました。
ボランチには遠藤が起用されるかと思いましたが、第一戦と同じく長谷部と山口の組み合わせ。
守備面では長谷部、大久保>遠藤、香川なのでザッケローニ監督はどうもコスタリカ、ザンビア戦の大量失点から意識が守備に傾いて、これまで4年間やってきたサッカーを見失っているのかなと思います。
1トップも引き続き大迫だったのですが、こんなに大迫を使うのならどうして前田がはずれてからの1トップ争いで柿谷をメインに据えていたのかと疑問ですね。
前田と同じ仕事が出来るのは大迫なのですから、早めに軸に据えて周囲との連携を図るべきできでした。
ただ、この試合ではコートジボアール戦より大迫を使って行こうという意識は高かったですね。
試合展開は予想通り、日本がポゼッションしながら攻めてギリシャは守ってからのカウンター。
ギリシャは守備時に4-1-4-1で守るのですが、アンカーの横のスペースで大迫や本田がボールを受けて起点になっていました。
右サイドの内田の縦パスを大久保が落としてからのシュート、今野の縦パスに体を張ってキープして前を向いて仕掛けてのシュートと大迫が惜しい場面を作ります。
ザッケローニ監督としてはアンカーの横、つまり中央で起点を作って両サイドの岡崎や大久保を飛び込ませて行こうという狙いがあったのだと思います。
ところがやはり初めての布陣だけあって問題点もあります。
まずパサーがいないパスサッカーなので意外性がないんですよね。
両ボランチに2列目の3人と中盤は5人もいてパサータイプの選手が1人もいないですから。
そのためもう1つのサイドチェンジがないという問題点も生じていました。
引いて守る相手にはピッチの横幅をワイドに使って広げる、逆サイドに振ってそこのスペースを素早く突く、守備の横シフト時のズレを突くというのが有効なのですがボランチに展開の上手い遠藤がいないのは大きかったですね。
しかも遠藤、香川のいないこの試合も日本は左からのビルドアップが多かったのですが、右サイドの大久保が相当好き勝手動いていて早い段階から中央にポジション取っていたのでサイドチェンジできなかったです。
ゴール前に入って行くのはいいのですが、最初から中に入って大迫や本田と被るポジションにいては意味ないですよね。
サイドバックもやはり守備が気になるのか、自重気味なところがあったのでまったくピッチをワイドに使えていませんでした。
そのため前半のチャンスはすべて中央へのくさびのボールからでしたからね。
ところがその後ギリシャにアクシデントが続きます。
ミトログルに替わってゲカスが入ったのは特に問題ないのですが、大迫を倒して1枚イエローカードをもらっていたカツラニスが長谷部を倒して2枚目のイエロー、退場となります。
これでギリシャは4-1-4-1から4-4-1で守るようになって日本が唯一チャンスに繋げることができていたアンカーの横のスペースが無くなってしまいました。
中央が使えずサイドチェンジもない日本はむしろ攻めあぐねます。
1度大迫がサイドに流れて山口の縦パスを引き出してチャンスになりかけた場面がありましたが、やっぱりどうもまだ後ろの選手との連動性がよくないんですよね。
もっと長い時間を一緒にプレイさせておけばとつくづく思います。
70%近くボールを保持しながらも決定機はほとんどないままスコアレスドローで折り返します。

得点もできず失点もしない今までにない境地
1人少ない相手に是が非でもゴールを奪いたい日本は後半開始から当然、遠藤を入れて来ます。
それに伴って両サイドバックも高く上げて前半に比べて中央だけでなく、サイドも使って攻めて行きます。
ただギリシャの選手は大きいので普通にサイドから上げるだけでは簡単に跳ね返されてしまいますね。
ドリブルで仕掛けて1人かわしてっていう作業が必要だったのですが、ザッケローニ監督は大迫に替えて香川を投入。
岡崎を1トップに上げるというまた馴染みの無い布陣を試します。
ここからギリシャに押し込まれる時間が続いてCKからゲカスにあわやというヘディングシュートを打たれますが、川島がなんとか掻き出します。
相変わらず決定機らしい決定機を作れない日本ですが、23分にこの試合最大のチャンスが訪れます。
香川から逆サイドへ展開、飛び出した篤人が完全にDFラインの裏を取って折り返しのパスを入れます。
ファーサイドにフリーで走り込んでいた大久保が合わせますが大きくはずしてしまいます。
さらに26分には長友のクロスの処理を中央でギリシャの選手がもたついた間に岡崎がプレス、猛然と詰めた篤人がこぼれ球をシュートしますが少しボールが流れていたので枠をはずしてしまいましたね。
後半から香川が入ってサイドチェンジが多くなって右の篤人からチャンスが作れるようになりましたが、ギリシャの中央は固いです。
ドリブルでの仕掛けが必要で、ギリシャの選手も疲れてスペースも出来ていたので斎藤を入れるべきでしたね。
しかし、やはり試合中に采配で流れを変えるのが下手なザッケローニ監督は3枚目のカードは切らずに再びパワープレイを指示します。
その後も押し込んでいる割にはチャンスは少ない展開、結局最後まで得点は取れずに痛恨のスコアレスドロー。
これまでは得点はするものの失点もするというチームだったのですが、得点できずに失点もしないという第一戦に続いてこの4年間のチーム作りが発揮できなかった試合となってしまいました。

監督は意外と分かっていない
よくクラブのサポーターで監督が批判されると、プロなんだから監督が一番分かっている、近くで観ているんだから監督が選ぶ選手がベストなんていう頭の悪い人がいます。
こういう人に限って代表で自分の応援するクラブの選手が起用されなかったり、変なポジションで使われるとあの監督は分かってないとか文句言うんですよね(笑)
代表監督もプロなわけですからね。
要するにサッカーのことなんてまったく分からずに感情論だけでアホな事を言っているに過ぎません。
人間の長い戦争の歴史を観れば初陣で大きな成果を上げた将は多くいますし、優れた戦術家は最初から結果を出します。
もっと身近な例で言えばコンビニやスーパーでのレジ打ちでもトロい人はいつまで経っても仕事ができないのに対し、新しく入った人でもできる人は最初から早いです。
つまり、プロのサッカー監督と言っても意外と分かってないってことが多いです。
こーめいはザッケローニ監督が大久保の選出をギリギリまで待った理由は本田の保険だと思っていました。
ザッケローニ監督は本田を中心にチームを作って来たわけですが、ベテランの大久保を早くに呼んでしまうと大久保中心のチームになってしまう恐れがあります。
ましてや本田の調子が悪く、大久保が活躍したら間違いなくチームの中心はシフトします。
大久保とチームメイトの中村憲剛を選出しなかったのもあくまでこのチームは本田が中心であるようにしたかったのでしょう。
しかし、本田がいよいよダメなときは大久保をトップ下に起用して大久保中心のチームにするのかと思っていました。
それで実際に本田がまったくチームの中心選手としての仕事をできていない状況に陥っているわけですが先発起用、それなのに大久保を使いたがって中途半端にサイドや1トップで使う事態になっています。
大久保はサイドで使ってもこの試合のように中に入って来ちゃうのは分かりそうなものですけどね。
本番直前で召集されて周りとの連携もへったくれもなく、持ち味を出せる中央で大久保を使わないのなら中途半端に起用しない方がいいですし、起用するなら本田をはずして大久保を中心にするくらいの覚悟を持つべきです。
1トップの序列も柿谷がファーストチョイスで来ていたのにいつの間にか大迫、大久保、岡崎、柿谷の順番になっていますし、2列目の序列も本田、香川、岡崎、大久保、清武、斎藤になっています。
大久保の召集と起用の仕方が非常に中途半端になっていると思いますね。
豊田、ハーフナーを選出せずにパワープレイというのも理解できないです。
直前で呼んだ大久保、無駄に時間を浪費してしまった1トップ争いと時間をかけられなかった部分の起用で分かってないなぁって所が本番で出て、これまでのサッカーをブレさせてしまっていますね。

わずかな可能性を残してコロンビア戦
勝点1を得たことで一応最終戦までグループリーグ突破の可能性が残りました。
日本は勝利が絶対条件、ギリシャがコートジボアールに勝てばギリシャと、引き分ければコートジボアールとの得失点差勝負になります。
可能性は低いですが少しでも突破のチャンスがあるのなら応援のしがいがあるというものです。
試合展開はやはり日本がポゼッションしてコロンビアがカウンターを狙う形になると思います。
ただ、コロンビアの選手は足元が上手くてポゼッションからもチャンスを作れますし、特にカウンターは強烈で少ない人数でもドリブルで仕掛けて完結させてしまいますし、時間を作れれば後ろから一気に多人数が上がって来ますからこのギリシャ戦とは比べ物にならないくらい注意が必要ですね。
ようやく連携も高まって来ているところですし、最後はパワープレイをるつもりならコロンビア戦も1トップは大迫で行ってほしいですね。
トップ下は調子が悪くほとんど仕事できていない本田に替えて大久保、ボランチには青山、ジョーカーにドリブルの斎藤などを起用したら勝てるチャンスはあると思います。
本当ならギリシャにしっかり勝ちきって自信を取り戻してコロンビアに挑めればよかったんですけどね。
結局、ポゼッションはしていたものの得点は奪えなかったですし、思ったより決定機も作れていなかったですから、自分たちの狙い通りのサッカーができたとは言えません。
メンタル面が気になりますね。
それでもコロンビアはメンバーを入れ替えて来るかもしれないですし、グループリーグ突破は他力本願と言えど何とか1勝はして帰って来てほしいです。

最後まで読んでくれた方はもれなくポチっとお願いします→
スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿
以下の事項にあてはまると管理人が判断した場合、削除・コメント禁止とさせていただく場合があります。
1.記事・コメントの主旨を踏まえない単なる誹謗中傷。
2.記事、それまでのコメントをきちんと読んでいないと判断される反論・異論コメント。
(※よく読んで、調べて、考えてからお願いします)
3.根拠・一貫性のない主張の過度の押し付け。
4.同じ主旨の質問・議論の繰り返しとなるコメント。
5.意味のないもの、管理人から見て不快なもの。














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://kashimablogetc.blog55.fc2.com/tb.php/1047-d238cc22
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のコメント

最近のトラックバック

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

プロフィール

こーめい軍師

Author:こーめい軍師
J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

リンクはご自由にどうぞ(≧∇≦)

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア

秋春制反対の方は署名にご協力ください。 ↓携帯の方はこちらからお願いします。 http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=99

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する