鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【グループリーグ3節】最後まで自分たちのサッカーができず最下位で終わる…のコロンビア戦
結果
日本1-4コロンビア(5:00/アレナ・パンタナウ/40.340)
[得点者]
17分:クアドラード(コロンビア)
46分: 岡崎慎司(日本)←本田圭佑
55分:マルティネス(コロンビア)
82分:マルティネス(コロンビア)
90分:ロドリゲス(コロンビア)
[フォーメーション]
FW:大久保
MF:香川、本田、岡崎
MF:長谷部、青山
DF:長友、今野、吉田、篤人
GK:川島

[選手交代]
62分:青山→山口
69分:岡崎→柿谷
85分:香川→清武


試合の感想
開き直りのメンタル
コロンビアは4-4-2と布陣変更、メンバーも8人入れ替えて来ており完全に控え選手中心の消化試合という様相です。
日本はいつもの4-2-3-1の布陣ですが、1トップに大久保、ボランチには青山が入りました。
勝つしかない日本は開き直りのメンタルでようやく積極的なプレイができるようになっていました。
ただ、控え中心のコロンビア相手にも圧力で押されて序盤はポゼッションされて守勢に回ります。
攻撃も中盤で繋いで行くことを諦めたのか、前線にロングボールを放り込んでそのこぼれ球を拾って行こうという縦ポンサッカーでしたね。
15分くらいから試合展開も落ち着いて来て日本が攻める時間が増えて来ますが、もとよりコロンビアはカウンターが得意なチーム。
選手が多く入れ代わっていても日本がボールを持ち始めるとそれを奪ってからの縦に速い攻撃という狙いは浸透されています。
16分に岡崎がボールを奪われるとそのカウンターから今野がPKを奪われます。
今野のタックルはまったくボールに行けていないですし、タイミング、ポジション的にもあそこでタックルに行く必要はまったくなかったですから、軽率なプレイでしたね。
これをグアドラードに決められて勝たなければいけない日本はいきなり先制されてしまいます。
リードしたコロンビアは守ってカウンターを狙う意識が強くなって、ここからは日本が攻める時間が多くなります。
しかし、チャンスらしいチャンスを作れないままコロンビアのカウンターの脅威にさらされて再び今野がPK相当のファウルをしてしまいますが、審判が流してくれたので日本は助かりました。
26分には長谷部のロングボールを大久保が頭で落として切り込んだ香川がシュートを打ちます。
チャンスはこのくらい、いい位置でのFKはいくつもあったのですがどれもまったく可能性を感じさせないものばかりでした。
42分にはショートカウンターからシンプルな攻撃で決定機を作られますが、マルティネスがはずしてくれます。
積極性はあったものの試合内容はたいしてよくない前半でしたが、ロスタイムにコロンビアの選手が集中力を欠いた隙に本田のクロスを岡崎が得意の頭で合わせてゴール。
何とか同点に追いついて折り返します。

最後までコロンビアの掌
後半になるとコロンビアは2人メンバーを入れ替えて少し本気を出して来ます。
特にこのチームは10番のハメス・ロドリゲスがいるかどうかで大きく変わって来ますからね。
同点に追いつかれたコロンビアは得点を取りに来て、カウンター狙いから打って変って今度はポゼッションしてからの上手さを日本に見せつけます。
FKから危ない場面を作られると我慢して守る文化のないこのチームは10分に早くも失点してしまいます。
本田がボールを奪われてからのカウンターは日本の左サイドの高い位置で今野と香川が守備をして遅らせることには成功させますが、1度ボールを下げられてから後の守備が最悪でした。
ドリブルで中に切り込んで来るアリアスに誰も守備に行かなかったのですが、ずっと放置していた日本の左サイドの守備の問題が出ているんですよね。
サイドに飛び出したグアリンに今野と香川の2人で対応、しかもカバーリングに長友も入っていますから日本はグアリン1人に3人が行っている事になります。
今野がマークに行って長友がカバーに入っているわけですから、香川があんな深いところまで負う必要はなかったですね。
そのため、ボールを下げられて右サイドバックのアリアスが完全にフリー、そこへのプレッシャーが遅れます。
青山は飛び出した今野のスペースを埋め、長谷部は中央でフリーになっていたハメス・ロドリゲスとカルボネロが気になってボールホルダーに寄せられず。
左サイドのマークの受け渡しのミスから人数をかけ過ぎたため、中央では守備の枚数が足りなくなっていたんですよね。
それでも戻って来ていた本田がもう少し真面目に守備をして中央のパスコースを真っ先に封じて長谷部を助ければよかったのですが、危ない場面でもチンタラとジョグしているだけ。
その結果、何とかラインを上げてプレスに来た香川と長谷部で遅れてアリアスに対応しますが、ドリブルで切り込まれて中央でフリーになっていたハメス・ロドリゲスにパスを出されます。
ここでも簡単に前を向かれてしまいます。
ここまで簡単にサイド、中央でやられると逆サイドの篤人も絞って守備するしかないですから、当然サイドのスペースが空きます。
そこにコロンビアはフリーの選手が2人も入って来ており、これだけ崩されたら当然ですがマルティネスにあっさり決められてしまいます。
日本にポゼッションして得点を取るのはこうやるんだよって示してくれたようなコロンビアの逆転ゴールでしたね。
バイタルエリアの守備強化が必須と考えたザッケローニ監督は、失点の後に慌てて青山に替えて山口を入れます。
リードしたコロンビアは再びカウンター狙い、日本が攻める時間が増えます。
20分に岡崎とのワンツーから篤人がセンタリング、中央で合わせた大久保がボレーははずれてしまいます。
ここが一番の決定機でしたかね。
流血した岡崎に替えて柿谷投入、大久保を右サイドに回します。
残り時間は当然、リードされている日本が押し込む展開になりますが、とりたてて大きなチャンスは作れず。
逆に37分には本田の緩慢なプレイからボールを奪われてカウンター、マルティネスにトドメの一撃を奪われます。
直後香川がペナルティエリア内で上手く前を向いてシュートまで行きますが、昔から言われて来た決定力ですよね。
枠をとらえないシュートが多すぎます。
その香川に替えて最後のカードとして清武を投入、2トップにして攻めに行きます。
しかし、3点目を奪われた時点で日本の選手の意識も落ちてしまいましたね。
終了間際には後ろから繋がれて守備を崩されると最後はハメス・ロドリゲスに4点目を奪われます。
日本は最後に柿谷がドリブル突破からチャンスを作りますが、この決定機も決められず試合終了。
状況的に開き直って戦うことができたので最後にようやく日本らしいサッカーが出来たという見方も出来なくはないですが、それはあくまで日本目線だけで見た話。
コロンビア目線からすれば、前半の立ち上がりに攻撃的に行って試合が落ち着いたら本来のスタイルであるカウンター狙い。
追いつかれた後半は選手交代して積極的に攻撃して押し込み、まんまと再びリードした後はカウンターに切り替えて追加点を上げる。
つまり、最初から最後まで主導権を握っていたのはコロンビア。
コロンビアが戦い方を変えたからそれに伴って日本のサッカーも変わっただけで、日本はまったく主体的にサッカーを出来ていなかったということです。
終わってみれば最後までコロンビアの掌で転がされた大敗でした。
これでグループCはコロンビアが3連勝で首位、最終戦でコートジボワールに勝利したギリシャが奇跡の逆転突破となりました。
日本は優勝どころかグループリーグ最下位、32チーム中下からカメルーン、ホンジュラス、オーストラリア、日本となるので29位という結果に終わりましたね。
アジア勢は1勝もできず、4チームとも最下位という悲惨すぎる結果はさすがに今後の出場枠に影響を与えそうです。

ドイツW杯から何も進歩せず
初戦に監督力の違いを見せつけられて逆転負け、2戦目は守備的な相手にポゼッションして攻めるもスコアレスドロー、3戦目は南米のチームに1-4の大敗。
ブラジル代表の黄金のカルテットになぞらえて日本の中盤をそう呼んだり、ドイツW杯でも攻撃的なスタイルで挑んで惨敗を喫してしまいました。
アジアでの戦いでは史上最強と言っていいくらい普通に強かった今回の日本代表ですが、世界の舞台ではやはり攻撃的なサッカーの1スタイルで戦うのは厳しいですね。
もともと鹿島の選手がそれ程関わってない4年間でしたからこーめいはそれほど思い入れがあるわけではなかったので、撃ち合い上等、得点を取り合う派手な試合を見せてもらえればグループリーグで敗退してもドイツW杯からの進化も見られて悪くないと思っていたのですが、結果は8年前から何の進化もなしという悲惨なものに終わってしまいました。
4年間の長いスパンでの間延びしたチーム作りと雰囲気、メンバー固定化の弊害、チーム内の軋轢とドイツW杯を知る者からしたら何も得られなかった大会と言っても過言ではないです。
攻撃的に行けば惨敗するというのはすでに8年前に見せてもらいましたから、今さら4年間かけて同じことをされたらさすがにがっかりですね。
日本サッカー協会はいつもW杯の統括をおざなりにして次に進むので敗因を次回の記事でまとめておこうと思いますが、スタイルではなく勝負にこだわったチームを作ってほしいです。
今回は本田の増長にザッケローニ監督が流されてチーム作りの根本的な部分が間違ったまま来てしまい、自分たちのサッカーができない時にどうするかという問題を見て見ぬふりしていたため、当然ですがその弱点が本大会で出てしまいました。
それでも強い気持ちで撃ち合いの戦いを挑めれば良かったのですが、スタイルの展示会気分で乗り込んだ日本代表は戦いに来た他チームの気迫に負けて自分たちのサッカーどころではなかったです。
アギーレやペケルマンなどすでに次期監督候補の名前が上がっていますが、誰が監督になるにせよまたポゼッション、ポゼッションと耳に心地よい言葉で飾ってスタイルにこだわったチーム作りをしていては同じ結果になるでしょうね。
スタイルではなく勝負にこだわったチームを作ってほしいですが、そういう意味では(すでに断ったようですが)鹿島の鈴木満強化部長を原技術委員長の後任にっていう考えはいいと思います。
ただ、何故か次期監督を決めるのは前任者のようですから、それだとチームの目指すべきところを決めるのは誰か、責任の所在はどこにあるのかというのが曖昧になってしまいそうですけどね。
いずれにせよあくまで攻撃的なスタイルにこだわるのなら勝敗は気にしないと明言してほしいですし、それができないならあくまで勝負にこだわったチームをきちんと作るべき、この根本的な問題をクリアにしないと日本に進歩はないでしょう。

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この記事に対するコメント

予想はしてましたがやっぱり酷い結果になってしまいましたね。
前から世界を相手にスペイン等のようなポゼッションを重視したサッカーは日本には無理っぽいと思ってました。
それにコンディションが悪い選手を使い続けるのも微妙ですよね。
結果に拘るなら前回のようにある程度引いてカウンター狙いに絞った方がいい気がしましたね。
見ていて、つまらなくてもいいから結果を重視した戦術をとってほしかったです。
【2014/06/28 00:53】 URL | うどんや #- [ 編集]


スタイルの展示会というのは言い得て妙ですね。

私も失点上等の攻撃的サッカーで華々しく散ってくれるなら、まあそれはそれで良いかなと思っていたクチですが、この結果にはがっかりしました。
本田、香川、長友の三馬鹿トリオを増長させてチームを崩壊させた監督の責任は本当に重大ですね。
守備の決壊も、ほとんどにこの三馬鹿トリオが絡んでるような気がします。

弱者のメンタリティーに染まった原博実にはFC東京がお似合いなのですが、なんでこいつが代表監督を決めるのか不思議ですよね。

本番前の親善試合ではイケイケのサッカーをしていたのに、本番ではあっさり敗退する。
まさにFC東京みたいな日本代表でした。
【2014/06/28 04:14】 URL | アブ #- [ 編集]

うどんやさんへ
コメントありがとうございます。
ポゼッションサッカーを目指しても、実際に試合で相手に押し込まれてなすすべがないっていうのはカウンター狙いのチームよりつまらない試合になってしまいますからね。
将来的にポゼッションサッカーを目指すのはいいですが、せめてW杯でもっとポゼッションして戦えて、勝つ経験を積んでからでないと無理ですよね。
それまではカウンターサッカーも見据えて、ポゼッションできる相手にはボールを持って戦うっていう両方をやっていかないといけないです。
そんなに簡単にどこの国にもポゼッションして戦えるようになるなら、すでにコロンビアやウルグアイなど南米のチームがブラジルやアルゼンチン相手にポゼッションサッカーできるようになっていますから。
【2014/06/28 17:38】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

アブさんへ
コメントありがとうございます。
W杯まで打ち合いサッカーで来たのですから、本番もそれで言ってほしかったですね。
それで決定力と運があれば何とか勝てるっていう可能性を期待していたのどえすが…。
次の技術委員長は宮本氏に決まりましたね。
どういう方針を打ち出すかは分からないですが、選手としてW杯経験もありますし若いので楽しみです。
【2014/06/28 17:42】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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