鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第16節】これがまぎれもない今の鹿島の実力…の大宮戦
結果
7月23日(水) 2014 J1リーグ戦 第16節
鹿島2-2大宮(19:03/カシマ/8,840人)
[得点者]
34' ダヴィ⑥(鹿島)←遠藤康③
57' 家長昭博(大宮)
58' カイオ③(鹿島)
68' ズラタン(大宮)
[フォーメーション]
FW:ダヴィ
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、植田、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
77分:小笠原、カイオ→梅鉢、本山
86分:遠藤→豊川


試合の感想
機能性の低さが目立つ両クラブ
大宮はズラタン、ムルジャ、家長が3トップを形成する3-4-3の布陣。
鹿島はいつもの4-2-3-1、先発メンバーも前節のFC東京からまったく変わりありませんでしたね。
試合は降格圏のクラブと右肩下がりのクラブらしい戦いとなります。
鹿島はボールを持つものの中央のダヴィと土居にボールが収まらないので、これまた前節同様にサイド攻撃主体となります。
両サイドバックがオーバーラップしてクロスまではいいのですが、中での動きが乏しいのでなかなかチャンスまでは行かないですね。
最初の決定機は16分、遠藤のCKから山本のヘディングシュートでした。
左に逸れてしまいましたが、この試合最初のシュートがようやく出ましたね。
その後も遠藤のミドル、28分にはスローインのリスタートから柴崎のシュート性のボールを西がヘッドで折り返して最後はダヴィが詰めるシーンがありますが、シュートまで持って行く攻撃はほとんど出来ていませんでした。
しかし、大宮は鹿島以上に機能していません。
もっとシンプルにサイドを突いて来るかと思いましたが、フリーの選手がいても使わずに横パス、バックパスすることが多かったです。
これはカウンター時も同じでしたね。
ムルジャが初先発で何か攻撃を躊躇するところがあるように観られました。
中央で昌子、植田がよく跳ね返していましたが、サイドからクロスを多く入れられていたら鹿島としては嫌でしたね。
それに大宮はボールを奪った後のファーストパスでミスすることが多く、鹿島としてはだいぶ助かっていました。
また、前半は昌子がよくラインコントロールして大宮の前線の選手の飛び出しを曽ケ端と一緒にケア出来ていたので高い位置で起点を作らせなかった守備は良かったです。
一方、大宮の守備は5-4-1だったのですが、5-4の2ラインの間に大きなスペースがあって狙い目でした。
しかも、中断前からそうでしたが大宮の守備は人数はいるもののディフェンディングサードでの寄せやマークが甘いので、けっこう簡単にボールを受けて前を向かせてくれるんですよね。
しかし、鹿島は土居がボールを収められなかったり、フリーの選手がいてもダブルボランチが縦につけられずにサイドに展開したりと、ここを上手く利用できない時間帯が続きました。
残り15分辺りになってようやく相手のバイタルエリアで土居がボールを受けるようになり、試合は動き始めます。
柴崎が立て続けに2本、土居に縦パスを入れたんですよね。
それで攻撃にスイッチが入って攻勢に出た鹿島は、31分に遠藤の落としをペナルティエリアに入った西が折り返して土居がフィニッシュ。
これは浮かせてしまいますが、ようやくバイタルエリアでフリーになっている土居を使っったことでいい攻撃の形が生まれましたね。
ここから鹿島は人数をかけて分厚い攻め、柴崎のミドルシュートがDFに当たってCKになります。
そのCKを今季良く見せるサインプレイで、小笠原からグラウンダーのボールを遠藤へ。
遠藤のシュート性のボールをダヴィが上手くトラップすると反転して決めます。
ここのところ複数得点できている試合がない中で、セットプレイから得点できたのは大きかったですね。
1点リードで折り返します。

楽しめた内容も勝ち点は1
前半は大宮をシュート0本に抑えたと言っても、今の鹿島が失点しない可能性はかなり低いです。
後半になると大宮も当然、攻撃の意識を上げて来て48分にはムルジャ、ズラタンに危ない場面を作られてしまいます。
大宮は増田を投入して得点を取りに行きます。
すると57分にCKから失点してしまいます。
植田が頭に当てたボールを曽ケ端が処理しきれず、こぼれ球を家長に詰められてしまうのですが、植田に覆いかぶさった高橋は完全にファウルなんですよね。
よく空中の競り合いで前の選手に後ろから覆いかぶさるというシーンはありますが、これがファウルになるか、ならないかはボールにきちんとアプローチできているかによって判断されます。
この場面では植田が頭に当てているわけですから、高橋はまったくボールに正当なアプローチが出来ておらず、単に後ろから覆いかぶさって植田のプレイを邪魔してるに過ぎないので100%ファウルですよ。
これをファウルにしないというのはやはり『お家騒動』で数々の誤審を繰り返して2度の研修送りになった家本クォリティというところでしょう。
失点した鹿島ですが、この試合はジーコが観戦に来ているということもあって気落ちすることなく攻めて行きます。
土居が右に流れてボールを受けるとセンタリング、DFが触ったボールがカイオのところにこぼれて頭で真上にトラップ。
落ちて来るボールに合わせてやや下がりながらの難しいボレーを右サイドに叩き込みます。
62分には柴崎がドリブルで仕掛けてそのままミドルシュート。
さらに1分後には遠藤のクロスに中央でダヴィが潰れるシーン、遠藤のヒールにカイオのミドルシュートと立て続けにチャンスを作ります。
ただ、カイオのチャンスはスペースがあったのでドリブルで切り込んで右足シュートの方がよかったですね。
もっとパス、ドリブル、シュートの判断力を上げていかないといけません。
すでに残り25分、せっかく再びリードしてチャンスも作っている時間帯だったので、ここで豊川など交代カードを切ってもう1点を取りに行きたかったところですね。
何しろ1点差では今の鹿島では守りきれる可能性は高くないですから。
しかし、この状況でセレーゾ監督が動けるはずもなく、67分に再びCKから追いつかれてしまいます。
高橋に折り返されてムルジャのポストプレイは昌子がファウルしないよう、前を向かせないようにいい守備をしていましたし、下げたボールのところには柴崎もいち早くアプローチに行っていました。
しかし、柴崎がブロックして跳ね返ったボールが増田に当たって、ピンボール状態でこぼれた結果ズラタンへの絶好のスルーパスとなってしまいました。
ここもやや不運な失点でしたね。
オフサイドをアピールしていましたが、植田とその後ろにさらに西が残っていましたからオンサイドでした。
フリーになっていたズラタンを誰が観るのかってところですが、これはセットプレイ時は山本がつくことになっていたので植田はそのまま山本が観るだろうと思っていたのですが、マークをはずしてしまいましたね。
最初のところの西の競り合いも簡単にやらせ過ぎです。
流れの中からもそうですが、競り勝てないまでも相手に体を当てて精度の高いボールを落とさせないってことが全然できていないんですよね。
同点に追いつかれてから慌てての選手交代はセレーゾ監督のお家芸ですが、この試合では腰が重かったです。
72分にはムルジャに裏に抜けられてあわや逆転というシーンでしたが、曽ケ端が防ぎます。
植田はムルジャをオフサイドポジションに置いていると思っていたのですが、山本がラインを下げ過ぎていて昌子がそれに合わせて引いてしまったのでギャップが出来てそこを突かれましたね。
ここは昌子が山本にラインを上げさせるのか、植田に下げさせるのかきちんと指示しないといけないですよ。
73分には再びムルジャに抜けられますが、植田の懸命なシュートブロック。
この時間帯はすでに前線のプレスがかかってなかったので、DFラインが無防備になっている場面が多かったですね。
失点しなかったから良かったですが、明らかに選手交代の遅さがチームを窮地に陥らせていました。
大宮の時間帯が続いていたので、ようやくですが77分に本山と梅鉢を投入。
2列目は土居、本山、遠藤の並びになります。
しかし、得点の臭いが一番プンプンしている豊川を入れてボールの受け手を増やす方が先決でしたよね。
本山がボールを奪われてカウンター、最後は昌子が気合いの入ったシュートブロック。
実は失点してから大宮の時間帯が続いており、それは本山が入ってからもたいした変化がありませんでした。
動きがあったのは前節同様に質の高い受け手の動きをする豊川が入ってから。
西のクロスを山本が落として豊川がシュート、右サイドからニアを狙ったシュート、ロスタイムにはダイビングヘッドと短い時間で3度の決定機を作ります。
残念ながらDF、ポスト、GKに阻まれてしまいました。
最後の決定機は詰めていた山本が決めて劇的な勝利かと思いましたが、オフサイド判定。
豊川のヘッドをGKがはじいて、そのボールが豊川に当たってオフサイドポジションにいた山本にこぼれていますから残念ながら判定は正しかったです。
試合は同点のまま終了。
ジーコの御前試合ということでFC東京戦より気持ちの入ったプレイが多く、お互いバイタルエリアの守備が緩いのでおもしろい試合でしたが、17位のクラブに引き分け。
これが今の鹿島のこのメンバーでのまぎれもない実力ということでしょう。
この試合の2失点はいずれもセットプレイで不運な面もありましたが、毎試合失点しているようではやっぱり勝ち続けて行くというのは難しいですね。

前節からの変化
まずFC東京戦に比べて前半30分からは中央でボールの収まる時間もありました。
しかし、これは大宮のバイタルの守備が緩いからでプレッシャーのきつい相手にはこれまで通り中央を使えないという事態は生じて来るでしょうね。
それより特筆すべきは土居がサイドに流れてボールを受ける回数が多かったことです。
前から言っているように土居はトップ下よりサイドの方が適正がありますよね。
サイドでは仕掛けていいセンタリング上げていますけど、中央では仕掛けとボールキープが少なく、スルーパスのタイミング、パスコース、精度などミスが多いですから。
土居がサイドに流れるのに伴って遠藤が中央に入ることが多くなっていたので、この試合では多くのチャンスを作れていました。
こういうポジションチェンジはもっと頻繁にやった方がいいですね。
あと変わったところと言えば、これも大宮のバイタルが緩かったおかげでもありますが、柴崎がドリブルでギュンギュン切り込んでいく様は観ていておもしろかったですし、こういうプレイももっと増やしてほしいです。
豊川が入ってサイド攻撃に威力が出て来たのは前節と同じですし、他に変化があったのはジーコが来ていたのでブラジル人コンビのやる気が違ったというくらいでしょうかね。

再び中3日、アウェイ浦和戦
次の試合は日曜日、17節ということでちょうどリーグ戦の半分が終わることになりますね。
実は折り返し最初の試合は広島なので、鹿島は浦和、広島と同じスタイルのクラブと続けて当たります。
これは鹿島としてはラッキーではありますが4-1-5で攻めて、5-4-1で守る特殊な相手なので難しい試合になります。
特に浦和は今季かなり守備意識を高く戦って現在は7試合連続で無失点(16節終了して22得点9失点)。
得点力は落ちています(昨季16節終了時点は32得点20失点)が、1点取れば勝てるのでこの7試合も6勝1分、2位の鳥栖とも勝点差4と広げて来ています。
このままでは独走態勢に入られてもおかしくないですから、何としても勝っておかなければいけない試合です。
特殊な戦い方をする強敵相手ですから、いつもとは逆で先発メンバーは広島戦を含めて変えずに戦ってほしいです。
厳しい戦いになると思いますが、今シーズンは広島にアウェイで勝っていますからね。
あの時はACLのグループリーグもあって広島が体力的に不利だったのもありますが、昌子を中心に全体的に守備意識高く、特に小笠原が下がって状況によっては5バックや6バックも厭わずに、守備的に戦ったので勝つことが出来ました。
しかし、引いて守るだけではなく行ける時は前からプレスもしていましたから、夏場で同じ守備ができるかというのが焦点になるでしょう。
同じメンバー、同じサッカーで結果が出ていないわけですから、特殊な戦い方で来る相手に特殊な対応で戦った方が逆に結果が出る可能性もありますからね。
カウンターやセットプレイから得点できれば首位相手にも勝てるチャンスは出て来るでしょう。
ただ、最近はカウンターがあまりスムーズに行っていないのが気になるので、広島戦も見据えてしっかり練習しておいてもらいたいです。

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この記事に対するコメント
副審の質
こうめいさんレポートありがとうございます。
1失点目になぜ植田が大きくクリアできなかったのか疑問に思っていましたがビデオで確認したところ後ろから抑えられて身動き取れなくなっているところにボールが来て中途半端に当たったボールが家長にこぼれたことがわかりました。
完全にファールでしたね。主審の位置から見えにくかったかもしれませんが副審からは、はっきり見えたはずです。インカムを付けて良くなるはずが全く改善されていませんね。2~3年前にプレミアリーグのドキュメントでレフリーを取り上げたのを見たのですが、あのハワード・ウエッブが副審とどなりあって確認していたのが印象的でした。『今の俺には見えなかったが、お前見えたか?ファールか?』とか『今のPKだと思うが見えたか?OK?よしPKだ』とか、ともかく副審とのチームワークが見事でした。彼が超一流なのは彼だけの力ではなくチーム力ですね。若い頃大きなミスをして落ち込んだ話もありましたけどね。
Jリーグで副審が旗をあげるのはゴールに直接関係ない自分の間近のファールだけでペナルティ・エリア内のファールを指摘した副審を見たことがありません。主審にも死角があるのですから副審ももっとしっかり見てしっかり判定してもらいたいものです。今日は2年連続誤審があった因縁の対決です。まともなチームに出てきてもらいたいですね。
【2014/07/27 05:12】 URL | うちゃん #- [ 編集]

>副審の質
うちゃんさん、コメントありがとうございます。
インカムは今のところあまり役立ってる感じがしないですね。
外国人と違って日本人はコミュニケーション下手で、あまり気軽に意見し合えてないのかもしれません。
外国人はおっしゃるように、自分はこう見えたとか見えなかったとかきちんと言うんですけど、日本人は間違ったことを言ってはいけないって意識がもしかしたら強いかも。
副審なんてしっかり見えてても主審を差し置いて自分の意見をいいそうにないですから。
装置を付けただけでなく、VTRでもいいので観ながら言い合うっていう練習をした方がいいでしょうね。
【2014/07/31 20:59】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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