鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第17節】首位相手に引き分けは悪くない…の浦和戦
結果
7月27日(日) 2014 J1リーグ戦 第17節
浦和1-1鹿島(18:04/埼玉/39,205人)
[得点者]
20' 興梠慎三(浦和)
30' 柴崎岳③(鹿島)←ダヴィ⑤
[フォーメーション]
FW:ダヴィ
MF:豊川、土居、カイオ
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、植田、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
68分:豊田、植田→杉本、山村
79分:カイオ→本山


試合の感想
相手に合わせる事でやるべきことがはっきりと
浦和はお馴染みの3-4-2-1の布陣。
ボランチに鈴木、そして右のウィングバックには若い関根が入りました。
鹿島は4-2-3-1の布陣、ケガの遠藤に替わって豊川が入り、2列目は豊川、土居、カイオの並びとなりました。
あとのメンバーは同じでしたね。
浦和がやって来るサッカーは変わらないので、試合展開がどうなるかは鹿島がどういう戦い方をするかだったのですが、快勝した広島戦と同じ戦い方を選択して来ました。
鹿島のダブルボランチが2シャドーを観る形にして、攻撃時は5トップ気味になる浦和の前線に対して主に小笠原がDFラインに入って5バックになって対応。
中央を最優先に固めて、サイドに出されたらサイドバックが出てマークに付きます。
5バックですとDFラインのスライドも少なくて済みますし、やはり今のところこの戦い方が一番安定しますね。
今の鹿島はボランチが守備意識高く戦えれば勝てていた試合は多いですし、上位相手にもいい試合はできますから。
この戦い方だとどうしてもボールポゼッションを取られて押し込まれてしまいますが、カウンターは狙いやすくなります。
なぜなら4-1-5で攻める浦和は中盤がスカスカ状態なので、縦パスを奪われるとDFラインの前に大きなスペースが出来ているんですよね。
そうなると鹿島の前線の選手はスピードを活かしやすくなりますし、足元の下手なダヴィは明らかにカウンター戦術向きの選手。
大きなスペースがあればまだボールもキープしやすいですからね。
鹿島は浦和のシステムに合わせることでやるべきサッカー、狙いがはっきりして試合に入れましたし、いつもより全体的に守備意識が高く集中したプレイが出来ていました。
12分には早いリスタートから柴崎がミドルシュート。
16分にはロングフィードから長い距離を走った梅崎がシュートと浦和がチャンスを作ります。
広島戦に比べて足りなかったのは前線からのプレスですね。
あの試合では相手がDFラインで回している時、行けるところはタイミングよく前からプレスに行っていい形でボールを奪えていました。
とは言え概ね狙い通りの戦い方をしていた鹿島ですが、20分にCKから失点してしまいます。
那須がフリックしたボールを森脇が足で触って興梠へ、ピンボールのように行って帰って森脇がシュート。
DFに当たったボールを最後は興梠が押し込みました。
小笠原はオフサイドをアピールしていましたが、最初に森脇から興梠にボールが渡った時点では柴崎と小笠原が残っているのでオンサイド。
森脇がシュートした瞬間も引き続きしっかり興梠のマークについていた柴崎とゴールカバーに戻ろうとしていた植田が残っているのでオンサイドでした。
まだまだ相手選手との駆け引きでミスが多い植田が那須に振り切られてしまってフリックされたのがまずかったですが、西もお得意のボールウォッチャーになってマーク対象だった森脇を放し過ぎです。
きちんと観ていたら森脇が2回ボールに触ったどちらかのプレイで守備に入れていたと思います。
先制された鹿島でしたが、これによって前からボールを取りに行こう、積極的にインターセプトを狙おうという意識が出て来ます。
26分には柴崎がセンターサークルでボールを奪うと左サイドのスペースに展開、ダヴィのシュートは西川にセーブされるもののこういうボールの奪い方が出来ればチャンスになりますよね。
失点から10分後、鹿島が同点に追い付きます。
柏木の縦パスを植田がいい出だしでインターセプト、土居がワンタッチで前を向くと中央のダヴィへ。
これを何とダヴィがダイレクトで前線に飛び出した柴崎にパスします。
ドフリーでペナルティエリア内でボールを持てた柴崎は落ち着いていました。
しっかり周りを観た上で自らシュートを選択。
西川の頭の上、GKの反応しづらいコースに豪快に決めましたね。
ここからもお互い狙いのはっきりした展開が続きますが、決定機を作れず時間が過ぎて行きます。
終了間際には柏木が決定機を迎えますが、植田がシュートブロック。
ここも森脇に簡単にボールを運ばせ過ぎですね。
何とかしのいでドローのまま後半に入ります。

集中力高い攻防戦
後半も先にチャンスを作ったのは浦和。
縦パスに興梠が抜け出して曽ケ端がかわされてしまいますが、昌子がすんでのところで守ってシュートを打たせません。
そこからカイオに繋いでカウンター。
右サイドの土居に展開すると折り返しのグラウンダーのパスをダヴィが中央で合わせる決定機を迎えますが、シュートを大きくはずしてしまいます。
試合は膠着状態となって両チーム動いて来ます。
浦和は関根、梅崎に替えて関口、李の投入。
5分後に鹿島は豊川、植田に替えて杉本、山村を入れて来ます。
この選手交代には驚きました。
デビュー戦の杉本、今季ほとんど試合に出ていない山村をここで起用するかって感じですね。
こーめいは杉本には期待しているので出してくれてうれしいのですが、首位相手の緊迫した状況で使うなら2人とももっと別のタイミングでこれまで使って来れたでしょって思います。
そういう経験を積んでこの状況で出さないとなかなか活躍できないですし、案の定、2人とも試合勘のなさが見えました。
特に杉本はJ1レベルでの試合は初めてでしたし、ファーストプレイが西からの難しいパスでミスしてしまったので、その後のプレイも上手くいかなったです。
何気にファーストプレイって大事なので、周りの選手は気を浸かって簡単なプレイをさせてあげるべきです。
トラップしてバックパスという簡単なプレイでもミスするより、気持ち的に全然違いますから。
もし杉本のファーストプレイが上手く行っていれば、その後のシュートチャンスでも落ち着いてトラップ、シュート出来ていた可能性もあります。
ただ、杉本はボールをもらうポジショニングが上手いですし周りを活かす技術も持っているのでこれから楽しみですね。
73分には浦和の決定機、右サイドからのセンタリングを最後は関口がシュートしますが、大きく上にはずしてくれます。
78分にはカイオのスルーパスにダヴィがDFラインの裏を取ってそのままシュートまで行きますが、西川に防がれてしまいます。
ここでカイオに代えて本山を投入。
86分には柴崎から右サイドの土居に大きく展開。
そして、今度は土居のセンタリングで左サイドの柴崎に大きく展開。
サイドにこれだけ振られると必ず中央のマークは疎かになりますからね。
柴崎が上手く落として本山が決定機を迎えますが、ここも西川に防がれてしまいます。
ここは決めておいて欲しかったですね。
試合はこのまま終了、3試合連続引き分けとなってしまいました。
というかソニー仙台戦を入れても再開後は引き分けしかないってことになりますね。
勝ち点差を縮めるためには鹿島からすれば絶対に勝っておきたい試合でしたが、首位の浦和相手のドローは上々。
守備意識高く戦えていましたし、暑い中でしたが両クラブの選手とも最後まで高く集中力を保てていたおもしろい試合でした。

ダヴィの使い方
この試合を観るとダヴィはつくづくカウンター戦術向きの選手だと思いますね。
得点シーンはスペースがあったからこそフリーでボールを受けられましたし、ボールの受け手である柴崎の走っていたエリアにも大きなスペースがあったので珍しくダイレクトでパスを出せました。
ダヴィがこういったくさびのボールを受けて落とす、もしくはスルーパスを出すなど味方を生かせればチャンスの数は飛躍的にアップするという証拠とも言えるシーンでした。
そして、スペースが何故出来ているかというとこの試合は鹿島がDFラインを低く置いて浦和の選手を引き込む形になっているからなんですけど、甲府の戦い方もそうでしたよね。
やはりダヴィを活かすならこういった戦い方が向いているということです。
ビルドアップして相手を押し込んだ状態でもポストプレイなど精度高くできればいいんですけど、土居もそうですがまだまだスペースがないところではボールを持てないです。
これを改善する方法は2つ。
1つは運動量を増やすことです。
もっとサイドに流れてボールを引き出す動きをすべきですね。
当然、中央よりサイドの方がスペースはありますし、ダヴィは両サイドから精度の高いクロスを入れることはできていますから。
ダヴィが空けたスペースに2列目の選手が入って行く連携も使えます。
もう1つはスペースにボールを運ぶことです。
ダヴィのポストプレイが上手くいかないのは単純にトラップなど技術が足りないのもありますが、ボールを受けたその場から一歩も動かずにフィジカルだけでキープしようとするからです。
これではDFからしたらいい的ですよね。
普通はくさびのボールを受けた後、スペースにドリブルしつつ味方に落としたり、サイドに展開、DFと距離を取れたら前を向くなどします。
こういう指導を練習でまったくしないのかなと不思議に思いますけどね。
もちろんこの場合もダヴィがCBを引き連れて下がれば、その空いたスペースに2列目の選手が飛び出して、ダヴィの落としたボールをボランチの小笠原や柴崎が裏に出すという連携が可能となります。
結局、オフザボールの動きはタメを作れる選手がいてこそ活きますからね。
普段は遠藤がその役割を担っているので遠藤自身のオフザボールの動きは少なくなりますし、この試合のように前線にタメを作れる選手がいないと豊川のような選手は活きなくなります。
豊川の強みはゴール前に入って行く動きですが、この試合ではビルドアップ時もカウンター時も前線で前を向いてボールを持てる選手がいなかったのであまり目立たなかったですよね。
なのに何故かセレーゾ監督はFC東京戦、大宮戦と遠藤と豊川を併用せず、本山と一緒にプレイさせる時間も短かったです。
話を戻すと、ダヴィはチーム得点王・アシスト王で一見活躍しているように思えますが、その理由は多くの攻撃がダヴィのところでボールを奪われて終わっているからです。
ダヴィが上手くポストプレイで周りを活かすプレイができれば、他の選手も得点、アシストはもっと増えているはずなのに、それが出来ていないので結果的にダヴィが一番数字を残しているということになっているだけです。
ストライカーに特化している選手と言うこともできますが、それならもう少し決定機は決めてもらわないと困りますね。
16節終了時のデータではシュート決定率は首位の浦和と同じですが、もうちょっと上げていかないといけないです。
しかし、残念ながらダヴィが劇的に上手くなるということはないでしょう。
となると攻撃を改善させるための残された要素は新戦力。
ジョルジ・ワグネルが加入するという話ですが、少し求めているタイプ、旬がずれているなと感じます。
プレイスキック、ミドルシュート、センタリングと左足の精度はワールドクロスですからそこには期待大ですが、現在所属している選手でも適材適所で上手く活かせばもっとやれそうな気がしますけどね。
結局、どんなに選手がいようと監督がその能力を引き出せるような戦い方、選手起用を出来ないと宝の持ち腐れになってしまいます。
赤﨑の復帰にまだ時間がかかる以上、とりあえずダヴィを活かす方法をまずは講じて欲しいですね。

折り返し初戦はホームで広島戦
次節はホームで広島戦となります。
遠藤のケガの具合が分からないですが、基本的には同じメンバーで同じ戦い方をすると思います。
大丈夫そうなら遠藤、もしくは本山あたりを先発で使いたいですね。
カウンター主体の攻撃になるとは言っても1人はタメを作れる選手がいた方がいいですし、この試合は奪った後のファーストパスで相手に渡してしまうことが多かったです。
そこは次の試合に向けて一番解決しないといけないところです。
遠藤がいれば預けておけばキープしてくれますし、あれだけスペースがあればドリブルで運んでくれますからね。
カウンターがもっと上手くできれば複数得点できる可能性も高くなります。
守備ではやはり前のプレスをもっとしっかりしないと、フリーでボールを運ばれたり、精度の高いフィードを入れられたりしてしまいますから危ない場面を作られやすくなりますね。
広島の5月以降の成績は1勝4分2敗と決してよくないですし、上記の2点を改善して戦えば十分勝てると思います。
広島戦の後は名古屋、甲府、清水とこちらも決して調子がいいとは言えないクラブとの対戦が続きますから、広島に勝って勢いをつけたいですね。

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この記事に対するコメント

1失点目那須?最初のタッチの時ビデオをコマ送りで見ると小笠原の上がりが間に合ってオフサイドとも取れるタイミングでしたがオンサイドとされてもしょうがないでしょう。それより中途半端に前に出てボールに触れなかった曽ヶ端のミスだと思います。興梠の跳ね返ったボールも手中に収められませんでしたし。
しかしセレーゾは大胆な選手交代をしましたね。昨年から徐々に慣らしていくという考えは無くどうしようもなくなってからいきなり先発させるということから少しは進歩したと見れば良いのでしょうか?このところ意味深なコメントを残していますが野沢の移籍話だけではなく、中村と前野のベンチ外にも何かあるのか?使いこなせない選手達の処遇が心配です。ローテーションの一部にも引っかからない選手達に気持ちを出せと言ってもつらいですよね。
【2014/08/01 00:49】 URL | うちゃん #- [ 編集]

うちゃんさんへ
コメントありがとうございます。
失点場面は確かに曽ケ端の飛び出しも中途半端でしたね。
那須にブロックされる形になってしまってますが、GKは出たら絶対触らないといけないですから。
杉本は途中出場で継続起用されるならいいのですが、中村を始めたまに使ってるってだけの明らかに考えなしの起用が多いのが困りものですよね。
【2014/08/01 09:55】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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