鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
08 | 2017/09 | 10
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

【J1第20節】予想通りスペースのなさに苦しみつつも3連勝…の甲府戦
結果
8月16日(土) 2014 J1リーグ戦 第20節
鹿島1-0甲府(18:33/カシマ/16,724人)
[得点者]
01' 柴崎岳⑤(鹿島)
[フォーメーション]
FW:ダヴィ
MF:中村、土居、カイオ
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、青木、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
67分:中村→遠藤
76分:カイオ→ルイス・アルベルト
88分:小笠原→山村


試合の感想
スペースがなければこんなもの
甲府は3-4-2-1の布陣、阿部が前節負傷したのでそのポジションには福田が入り、1トップはクリスティアーノのままでしたね。
鹿島は4-2-3-1、U-21の合宿があって疲労が考慮されたのか昌子の相棒は植田ではなく青木になっていました。
他は変更なしですね。
試合はいきなり動きます。
前回の記事でミドルシュートがスコーンと入ればいいと書いたのですが、予想以上のゴラッソロングシュートがネットに突き刺さります。
開始19秒でした。
昌子が前線に蹴ったボールは佐々木へ。
しかし、このトラップが大きくなって土居がつっかけてこぼれ球になったところを柴崎が拾います。
最初のトラップでシュートを打ちやすい所に置くと思い切って右足を振り抜きました。
ボールの芯をとらえたシュートはブレてGK荻の逆を突きましたね。
幸先良く鹿島が先制に成功します。
しかし、今季の開幕戦こそ雪の影響でコンディション不良だった相手に快勝したものの甲府にはいつも苦戦させられますね。
この試合、最大の見せ場は19秒で終わり。
特に攻撃ではここからほとんど見どころがない試合となります。
早々に得点して甲府が出て来る展開、大雨の影響でピッチに水たまりが出来ていた状況ではあったものの鹿島らしいサッカーはまったく出来ませんでしたね。
やはりこれは前線にボールが収まらないのが原因で、甲府の守備ブロックの前ではボールを持てていたのですが、中に切り込んでいくことはできずにいました。
甲府は守備時には引いて人数を揃えてスペースを削って守るので、こういう相手には起点になれる選手が中村1人では厳しいですし、この日は土居の運動量が少なくサイドに流れる動きが観られませんでしたね。
甲府は福田が負傷交代、盛田をトップに入れてクリスティアーノを1列下げる布陣にします。
甲府の最初の決定機はそのクリスティアーノから。
左サイドを縦にドリブルで切り込むとセンタリング、中央でジウシーニョが頭で合わせます。
これはバーを越えるものの、甲府のサイドからファーにセンタリングを入れて外からWBが入って来る攻撃は要注意です。
相手のプレスにビルドアップもスムーズにできていなかった鹿島ですが、やはり前線でタメを作れないところが攻撃に厚みができなかった理由ですね。
それならばとFKから追加点を狙いますが、25分の小笠原が入れたボールに何と山本が手で触ってしまいます。
レフェリーは観えてなかったようですが、イエローもののプレイでしたね。
どうにもこうにも上手く試合を運べない鹿島ですが、やはりスペースがなければこの前線の選手の組み合わせではこんなもの。
唯一の望みはカウンターとなります。
34分に甲府のスローインからボールを奪うと、広大なスペースをカイオがドリブル。
DFラインの裏に走った土居にスルーパス、土居は反転して左サイドに上がって来ていたダヴィに出します。
ダヴィのシュートはGKに防がれてしまいますが、こういう試合展開ではこういうチャンスをしっかり決めて欲しいですよね。
試合はこの後、城福監督が布陣を5-3-2(攻撃時は3-1-4-2のような形)に変更した以外特に動きもなく前半終了します。

運動量で負けると危うい
ハーフタイムでのメンバー変更もなかったので後半も特に変わることなく、淡々と試合が進んでいます。
後半はどちらもシュートがないまま16分が経過。
甲府が右サイドから繋いで、クリスティアーノが昌子を振りきると中央へ折り返し。
ドフリーの下田がシュートを打ちますが、これは曽ケ端の正面で助かります。
鹿島はシュートを1本も打てずに明らかに流れが悪かったのに選手交代はようやく67分。
しかも、ボールにまったく絡めていないカイオではなく中村に代えて遠藤を投入します。
遠藤は恐らくオフザボールの動き、サイドチェンジの指示を受けて入って来たと思います。
69分にはその遠藤がダイアゴナルに入る動きでゴール前に入ると、土居が放り込みます。
これは跳ね返されますが、遠藤の動きで甲府のDFラインが下がっているのでカイオがこぼれ球を拾うことができ、最後は後半初のシュート、ダヴィのボレーまで繋ぐことが出来ました。
ただ、結局、前線の起点になれる選手を増やしたことにならないですから、大きくは変わらないですよね。
71分にはスローインからまたもや下田にドフリーでシュートを打たれますが、曽ケ端がセーブします。
右から攻撃を組み立てた時は遠藤が上手くキープしてサイドチェンジを入れていましたが、左から作る時はカイオのボールロストが目立ちました。
結局、76分にカイオを諦めてルイス・アルベルトを入れて柴崎をトップ下に上げる処置を行います。
これでバイタルエリアは締まったものの、前線にフレッシュな選手が増えたわけではないので運動量は上がらず。
そんな中、後半2本目のシュートは遠藤。
小笠原のFKが跳ね返されたこぼれ球を拾って、いい感じで蹴ったのですがバーに当たってしまいます。
しかし、このFKのチャンスも右サイドで遠藤が上手くボールを持って左サイドに展開。
オーバーラップした山本がファウルをもらってのものでしたから、本当はこういう攻撃の作りをもっと前半からしていかなければいけませんでした。
それが出来なかったのでこんな苦しい試合になってしまったわけですよ。
しかも、ここ数試合、終盤で鹿島は相手に走り勝っていたのですが、この試合では完全に甲府に運動量とインテンシティーの高さで負けて、押されまくる展開になります。
攻撃の見どころはなかったものの、ここからはルイス・アルベルト、昌子が体を張っての守備は闘志を感じましたね。
最後は小笠原に代えて山村を投入、青木をボランチに上げて守りきる狙い。
何とか逃げ切って名古屋戦に続いてギリギリの勝利ではありましたが、開幕以来今季2度目の3連勝達成となりました。

懸念すべきは…
試合後のセレーゾ監督のコメントは興味深かったですね。
1つは、「鹿島は優勝しなければならないクラブ」という発言。
シーズン前はいたるところで、一貫として「昨年タイトルを取れなかったのでいろんなところからタイトルをと言われますが、今年は若い選手が多く上手くいかないこともあるので長い目で観て欲しい」という趣旨の発言をしていました。
つまり、セレーゾ監督も今いる順位、チーム状態からして優勝を狙えると思って来ているということでしょう。
それは全然いいのですが、ここからさらに上に行くには改善しなければならない大きな問題が2つあります。
1つは、言わずと知れた不安定な守備で、5月からのリーグ戦10試合で完封できたのは徳島戦とこの甲府戦でだけ。
得点力ワースト1位と2位のクラブです。
しかし、セレーゾ監督は守備を改善する気がまったくないので、もう1つの大きな問題点である前線の組み合わせを改善して打ち勝つ道を探って行くことが重要になります。
そこで興味深かったもう1つのコメントは、前線にボールが収まらずサイドチェンジもなかったという指摘。
まったく笑ってしまうのですが、そういう組み合わせで試合に臨んでいるのは監督自身ですし、求める事が出来ていなかった選手というのは監督のお気に入りのカイオです。
前回のブログでも書いたように、スペースを与えてくれない相手には中村1人では前線で起点を作れないのは分かり切っていましたよね。
そのため、こーめいは中村、土居、遠藤の並びでと言っておきました。
1人目の交代も遅すぎですし、最初からカイオを代えておけば左から中村、右から遠藤で組み立ててもっと試合の主導権を握れたと思います。
さらに最初から小笠原とルイス・アルベルトを交代していれば無駄なカードを切らずに済みましたし、3枚目で赤﨑や豊川を入れて前線の運動量やタメ所、パスコースを増やすことができましたからね。
運動量で上回られるとやられてしまうのは中断前の試合でも分かり切っていたことですし、攻撃力のある相手ならこの試合も逆転されていておかしくなかったです。
采配ミスを連発しているのに相手の攻撃力が低くて助かったというだけの試合でしたね。
ここから上を目指すにはこんな采配ミスはそうそう犯せないですし、もっとも懸念すべきは前線の組み合わせがどうなるかでしょう。
この3連勝も遠藤が負傷をして、本来なら豊川、土居、カイオの並びになるところを豊川も体調不良になったので起点となれる中村が先発入りした偶然によるものですから。
豊川が悪いというわけでなく、組み合わせ的に豊川、土居、カイオだと3連勝はできなかったでしょうね。
その証拠に広島戦、名古屋戦も鹿島の最初の得点は中村が起点になっています。
ジョルジ・ワグネルも次節からは出場可能でしょうから、組み合わせ次第ではバランスを崩して勝てなくなる可能性も出てきます。
どの試合でも運動量で勝てればいいですが、この試合のように相手の方が走れると采配、戦術が肝になって来ます。
そういう試合は必ず出て来ますからね。
しかし、セレーゾ監督は戦術や選手の組み合わせなどはまったく分からないので、本当偶然上手くはまってくれることを願うのみです。

天皇杯はなくて清水戦
2回戦に勝利したクラブは水曜日に天皇杯がありますが、鹿島は敗退してしまったのでありません。
清水はホームで札幌との対戦ですね。
鹿島はしっかり1週間空いてのアウェイでの清水戦となります。
その清水はゴドビ監督から大榎監督になってからリーグ戦で1勝2敗(3得点7失点)の結果です。
清水サポーターからは不評だったようですが、他サポからすればあれだけ毎年主力を抜かれながら若い選手を起用して残留を果たしていたゴドビ監督はたいしたもの。
ゴドビ監督でなければとっくに降格していたと思います。
それだけに戦力の整った今季は優勝争いをするとこーめいも思っていたのですが、ゴドビ監督はやたらめったらDFラインを上げたがるというのを忘れていました。
その割に前線からのプレスを徹底させているわけでもないですからね。
あれがなければ優勝争いをできていたと思います。
実際にゴドビ監督最終戦となった柏戦はそこを修正して快勝していますから。
それで大榎監督になってどうなったかというと、DFラインの高さは変わっていないですし、前からのプレスも単独で連動していないですね。
特に両サイドバックはかなり高い位置を取っている事が多いです。
変わった所はサイド一辺倒に近かったゴドビ監督に比べて、中盤で繋いだりノヴァコヴィッチにくさびのボールを入れる回数が増えています。
しかし、ゲームメイカーがいないのに中盤で繋いで攻撃を作って行こうとするので非常にボールロストが多くなっていますね。
DFラインが高いのでそのままカウンターを受けて、特に両サイドバックの裏を狙われています。
得点力最弱の徳島こそ完封しましたが、FC東京に4失点、仙台に3失点したのは偶然ではないです。
恐らくセレーゾ監督は前線のメンバーを入れ替えては来ないのでしょうが、中盤の繋ぎ、トップへの縦パスを狙ってカウンターを仕掛ければ得点は取れると思います。
清水の攻撃で気をつけたいのはやはりノヴァコヴィッチの強さ、上手さです。
ここは主に両CBが観てしっかり潰して行って欲しいですね。
そして何と言ってもサイド攻撃です。
逆サイドからクロスを入れられて西が高木にやられるシーンはもうイヤという程見せられて来たので、西が出場するなら真価が問われる試合となるでしょう。
それと大前や高木が外から切り込んで来る動きもあるので、簡単にマークを外してしまう西、ドリブルに弱い鹿島のボランチが中でしっかり対応できるかが肝となって来ます。
でも、清水は今かなり調子悪いので天皇杯の札幌戦で何かきっかけでも掴まない限り、大丈夫なのではないかと思います。
とは言え、清水ホームでのリーグ戦はいい印象がないというか、何が起こるか分からない嫌な感じも覚えます。
何しろこの6年間アウェイでは勝っていない(2分4敗)ので、久しぶりの勝利をお願いしますよ。

最後まで読んでくれた方はもれなくポチっとお願いします→
スポンサーサイト

この記事に対するコメント

いつも楽しく読ませていただいてます。

やはり甲府に苦戦しましたね。
広島戦の快勝はカウンターサッカーが
はまっただけというのが明らかになりました。

セレーゾの試合後のコメントが非常に気になります。
慢心とかそういうことを苦戦した
理由にしてますので、何もわかってない!
と不安になります。
ポゼッションで攻めるの?
カウンターで攻めるの?
それによりスタメン決めないから、
苦戦したんですが。。。
セレーゾ不安になります。

といってもセレーゾ運だけはあるので、
たまたまスタメンがうまく行くのを
期待したいです。
【2014/08/19 23:14】 URL | しかくん #- [ 編集]


ルイスは小笠原とかにパス貰いに行け‼みたいな感じで言われてましたね。

ルイスのプレースタイルがイマイチ分かりません。バイタルのケアするタイプではなさそうですし

スタメンで出たらボロがでるよーな気がしますね
【2014/08/20 15:25】 URL | みや #- [ 編集]

しかくんさんへ
コメントありがとうございます。
2列目の組み合わせ、未だにベストと思うものは試されてもないですが上手くハマってくれるといいですね。
清水戦は早めに先制して広島戦のようにカウンターから得点を取る展開になればと思います。
お盆過ぎてもまだまだ暑くて大変ですが、選手たちにはがんばってほしいですね。
【2014/08/22 10:31】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

みやさんへ
もう少し鹿島に興味を持てば分かりますよ。
ルイス・アルベルトは先発で出てる試合もありますし、シーズン前のインタビューでも自身のプレイスタイルについて述べてましたから。
途中出場の試合では試合の展開や組む相手も様々ですし、それがインタビューで述べていたことの裏付けにもなっていますね。
サッカー分からない人、鹿島に興味ない人、頭の悪い人には分からないだけです。
スタメンで出たらボロが出るなんて心配するより、まず自分のボロボロな脳みそを心配した方がいいです。
ろくに試合も観てなければ鹿島のことまったく分かってない人にコメント欄でくだらない意見を言われても困ってしまうんですよね。
【2014/08/22 10:38】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿
以下の事項にあてはまると管理人が判断した場合、削除・コメント禁止とさせていただく場合があります。
1.記事・コメントの主旨を踏まえない単なる誹謗中傷。
2.記事、それまでのコメントをきちんと読んでいないと判断される反論・異論コメント。
(※よく読んで、調べて、考えてからお願いします)
3.根拠・一貫性のない主張の過度の押し付け。
4.同じ主旨の質問・議論の繰り返しとなるコメント。
5.意味のないもの、管理人から見て不快なもの。














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://kashimablogetc.blog55.fc2.com/tb.php/1057-7f1fb643
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のコメント

最近のトラックバック

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

プロフィール

こーめい軍師

Author:こーめい軍師
J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

リンクはご自由にどうぞ(≧∇≦)

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア

秋春制反対の方は署名にご協力ください。 ↓携帯の方はこちらからお願いします。 http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=99

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する