鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第24節】快感なき完勝、何もさせない辛勝…の横浜FM戦
結果
9月20日(土) 2014 J1リーグ戦 第24節
鹿島1-0横浜FM(19:04/カシマ/17,834人)
[得点者]
38' 遠藤康⑦(鹿島)←土居聖真⑤
[フォーメーション]
FW:ダヴィ
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、青木、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
75分:土居→本山
78分:遠藤→ジョルジ・ワグネル
83分:ダヴィ→赤﨑


試合の感想
攻められないから崩せない
横浜FMは4-2-3-1の布陣、ラフィーニャは練習に合流したもののまだ完全ではなくベンチから。
1トップは伊藤が先発していましたね。
鹿島も4-2-3-1、CBには山村に代わって青木が入りました。
心配された2列目の並びはカイオ、土居、遠藤といい時のメンバーに戻して来ましたね。
これで勝てる可能性が出て来ました。
とは言ってもこの節終わった時点で失点数がリーグ4位と守備の固い横浜FMは簡単には崩せません。
試合は鹿島ペースで進んでいきますが、横浜FMの高い守備強度の前に手こずります。
遠藤が右サイドで起点になろうとするものの、相手の厳しいチェックの前になかなか自由にプレイさせてもらえず。
ダヴィはくさびのボールを受けたり、サイドに流れてボールを引き出す動きはいいのですが、そこからのパスが後ろの選手とずれる場面がほとんどでした。
ここが繋がると攻撃の形も幅広くなるのですが、1度カイオへの落としが上手くいったくらいでしたね。
右からのサイドチェンジ、カウンター時には左サイドのカイオがフリーで持ち上がってチャンスを作るものの、ゴール前の判断やプレイ精度の粗さがまだ目立ちます。
12分のカウンターからドリブルで切り込んで、ファーサイドを巻いて狙うシュートは良かったんですけどね。
前線の4人が上手く絡めずに攻撃に連動性が出ない鹿島は上手く攻められないから崩せない状態に陥ります。
ただ、横浜FMの守備を考えればこの程度は想定内、前節の先発メンバーだったら主導権を握れずに苦戦していたでしょうね。
やや想定外だったのは横浜FMの攻撃力です。
前回の記事で横浜FMの攻撃は、「大きなサイドチェンジが少なく、横パスは各駅停車なのでそうなって来るとマークははずされにくい」、「マークさえ掴めば流れの中からの攻撃は抑えられると思います」と書いたのですが、まったくその通りの展開になりましたね。
ラフィーニャがいないので攻撃のヴァリエーションが少なく、このボールの動かし方ではなかなか崩れないですよ。
鹿島の選手は1人1人がしっかり自分のマークを掴んで守れていましたし、懸念の斎藤にも自由を与えず。
また、前からも積極的にプレスに行ってボールも奪えていましたし、相手のミスも誘う事が出来ていました。
この守備が横浜FMにセットプレイを与えないという副産物も生んでいましたね。
横浜FMの攻撃力があまりに低かったことが、逆に鹿島が攻撃できない要因にも繋がっていました。
攻撃が上手く行っていないということは、攻撃に人数をかける時間が少ないということですから、それだけ守備のバランスが崩れることが少ないってことですからね。
当然、カウンターを狙うチャンスも少なくなります。
そのため、(横浜FMが)攻められないから(鹿島が横浜FMの守備陣を)崩せない状態も同時に発生していました。
これは疲労が出始める後半勝負かなと思ったら、これまで完全に消えていた土居がいきなり目覚めます。
38分、この試合初めて前を向いてボールを持ったかと思うと果敢にドリブルで仕掛けます。
そのまま土居がシュートを打つかと思ったのですが、ヒールで中央に入った遠藤に落とします。
いい感じでパワーの乗った左足でのシュートは、GK榎本の手を弾き飛ばしてネットに突き刺さりました。
やっぱり野沢と同じでトップ下としては簡単にボールを周りに預け過ぎるので、こういう仕掛けをもっと増やさないといけないですね。
ダヴィ、遠藤、カイオと単発の攻撃が続いていましたが、土居がようやく仕事をすることで連動した攻撃が生まれました。
そして、実はこの得点シーンの前に鹿島は柴崎の横パスをカットされてカウンターを受けた後、カウンターをやり返して遅攻に切り替えた流れだったんですよね。
つまり、ほとんど攻守の動きのなかった展開の中、ようやく横浜FMがカウンターから攻め込んでチャンスらしいチャンスになった場面でした。
膠着状態の試合では特にこういった攻守に動きがあってペースが少し変わった流れで隙が生まれやすくなります。
この先制点によって鹿島がリードして後半に入ります。

不思議でおかしな試合展開
後半に入ると鹿島がさらに攻勢を強めます。
開始早々、CKの2次攻撃から西のクロスを山本が頭で落として真ん中で昌子が潰れて、こぼれたボールをダヴィがシュートしますが慌ててしまって枠をはずしてしまいます。
51分にはカウンターから左サイドで土居がボールをもらって中に折り返すのですが、柴崎を狙ったパスはダヴィがトラップしてしまい、強引にシュートに行くもブロックされます。
この時点で今日のダヴィは持ってないな~って感じましたね。
しかし、鹿島のチャンスは続きます。
55分には右サイドに走った遠藤にパスが出るとセンタリング。
ファーサイドまで流れたボールを奈良輪がハンドしてしまいます。
主審は観ていなかったのですが、よく観ていた副審から無線で連絡があってPK判定となります。
奈良輪は手を広げていましたし、胸でトラップできずに手に当たったのでハンドを取られても仕方ないですね。
こーめいは柴崎、柴崎と連呼していたのですがキッカーはダヴィ。
これまでのチャンスでこの日は持ってなさそうだったので嫌な予感がしたのですが、あまりにも蹴ったコースが悪く簡単に止められてしまいます。
この直後のCKでも決定機。
遠藤のセンタリングをファーサイドで昌子が上手く合わせますが、ライン上で中村にクリアされてしまいます。
ここで横浜FMの樋口監督が動いて来ましたね。
ラフィーニャ、兵働を投入。
しかし、懸念していたラフィーニャはあまりにもコンディションが悪く脅威にはなりませんでした。
また、フォーメーションを4-3-1-2にして来たのも鹿島にとっては好都合でしたね。
FC東京戦でもそうでしたが、この布陣だとサイドバックがフリーでボールを持てるので鹿島はボールを持ちやすく、また後ろからビルドアップしやすくなります。
62分には柴崎から左サイドのカイオに展開。
カイオは中に切り込むと外をオーバーラップした山本に上手く出します。
山本は前がカイオだと攻撃参加しやすそうですよね。
山本のクロスはGKにはじかれるもののこぼれ球をフリーだった遠藤が拾ってループシュートを狙いますがはずしてしまいます。
遠藤は何も考えずただボールをミートすることだけに集中してシュートした方がいいかもしれないですね。
残り20分を切ったところでセレーゾ監督は本山、ジョルジ・ワグネルとベテランを投入。
ここから鹿島は前線でボールが収まらなくなって攻められ始めます。
この試合、驚くほどペースが変わらずに鹿島の時間オンリーで進んで来たのですが、最後は押し込まれることに。
3枚目のカードで赤﨑を入れますが、得意の裏を取る動きを上手く活かせませんでしたね。
横浜FMはパワープレイに望みを託しますが、鹿島の選手も集中して体を張って最後まで守り抜いて完封勝利。
試合展開の割にアディショナルタイムは異様に長かったですけどね。
横浜FMの選手、特に攻撃陣のコンディションが良くなかったですし、得点力はリーグの下から6番目(24節終了時)ですから、それは差し引いて考えないといけないですが、無失点で勝てたことは大きかったです。
90分シュートを許さずに、唯一はアディショナルタイムの中村のFKのみ。
ほとんど横浜FMに攻撃させなかったですし完勝と言えるのですが、PKをはずしてしまったのを始め追加点を奪えなかったことで辛勝とも言える何とも不思議でおかしな試合でしたね。

アウェイ連戦をどう乗り切るか
次節はアウェイ仙台戦です。
今節仙台は鳥栖に負けて4連敗、W杯中断明けからの10試合を1勝4分5敗と結果が出ていません。
しかし、鳥栖戦を観るとそんなものすごく悪いって感じではないんですよね。
恐らく鹿島戦も4-4-2の布陣だと思いますが、問題があるとしたらDFラインから前線が間延びしているところだと思います。
また、守備もプレスが連動しておらずボールホルダーに1度に4人くらいが寄せて行ってバランスを崩すシーンも観られます。
いい時の仙台はもっとコンパクトな布陣で戦っていましたし、前線から連動してプレスをかけたり引いてブロックを作って守ってからのカウンターと組織だったサッカーをしていましたよね。
あと攻守、守攻の切り替えも遅くなっています。
今の仙台は選手間の距離が広いので攻撃も上手く繋げずにサイドから。
しっかりマークしてサイドに追い込んで守備したいですね。
ボールホルダーを自由にさせず、中のマークをしっかりしておけば防げると思います。
あまり真ん中は使って来ないですし、時折ウイルソンにロングボールも放り込んで来ますが、後ろとの距離が開いているためこぼれ球を拾えません。
運動量とインテンシティーで負けなければ守れると思いますが、梁と野沢がいるのでセットプレイとカウンターには要注意です。
鹿島は中2日の連戦、しかもデーゲームな分インターバルが少なくなってしまいますからメンバーは2、3人くらい替えてもいいと思います。
土居→中村、小笠原→ルイス・アルベルト、西→伊東、カイオ→豊川、ダヴィ→赤﨑あたりが考えられますが、気候的には連戦も乗り切れそうなのでジョルジ・ワグネルを突っ込んだりと下手にいじるくらいなら同じメンバーで連携を深めて行くのもいいかもしれません。
この試合でもいい攻撃は出来ていましたからね。
仙台とのリーグ戦の対戦成績は5勝1分3敗なのですが、アウェイでは1勝3敗だったと思うのであまり相性は良くないと言えます。
とは言えアウェイ連戦となりますが、仙台、徳島と下位クラブとの対戦なので勝ちきっていきたいところですね。
お互い外国人FWがPKを失敗した前節、この試合にかける気持ちは強くなりそうです。

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この記事に対するコメント

いつも楽しく読ませていただいております。

2列目戻しましたね。
といっても理想的な布陣ではないので、
厳しい戦いでした。
よくしのいでくれましたね。

土居のヒールから遠藤が決めたが、
守備の固いチームには中村使って
欲しいです。
カイオ、中村、遠藤がいいですが、
セレーゾがやる可能性は低いです。
中村、土居、カイオならあるが、
それなら
カイオ、土居、遠藤と
対して変わらないですからね。

まぁ、ワグネル無理矢理起用みたいに、
下手にいじって自滅するよりいい。
投入してから流れ悪くなったし、
かなり嫌な気はいました。

来年はネルシーニョ獲得できたら
それ以外の補強いらないんですが、
どうでしょうか?
【2014/09/23 09:44】 URL | しかくん #- [ 編集]

しかくんさんへ
コメントありがとうございます。
2列目を戻して2連勝ですね。
それだけにFC東京、大宮戦で勝ち点を落としたのが痛いです。
それがなければまだ首位と勝ち点2差でしたから。
徳島戦は決めるところを決めていってほしいですね。
ネルシーニョ監督の優勝年の采配は神がかってました。
その後はいささか硬直化した印象がありますが、ブラジル人にあまり長く任せるのはいいことないので2年交代くらいでどしどし代えていった方がよさそうですよね。
何しろブラジル人監督で3年同じチームを率いる経験をしているのは珍しいですから。
Jリーグでは長期政権になるものの終盤はぱっとしないですからね。
【2014/09/25 19:17】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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