鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ニューイヤー杯】成長と課題が見えた充実したプレシーズンマッチ…の大分戦
結果
2015年02月01日(日) Jリーグ・スカパー! ニューイヤーカップ
鹿島5-2大分(12:30/ KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場/3,473人)
[得点者]
04分:為田 大貴
35分:遠藤康←鈴木隆雅
48分 :土居聖真←遠藤康

71分:エヴァンドロ
84分 :山村和也
90分:本山雅志←西大伍
92分 :本山 雅志←田中稔也


[フォーメーション:前半スタート時]
FW:赤﨑
MF:中村、土居、遠藤
MF:小笠原、梅鉢
DF:鈴木、青木、ファン・ソッコ、伊東
GK:佐藤

[選手交代]
HT:赤﨑→高崎
HT:中村→豊川
HT:鈴木→山本
HT:伊東→西
HT:青木→山村


[フォーメーション:後半スタート時]
FW:高崎
MF:豊川、土居、遠藤
MF:梅鉢、小笠原
DF:山本、山村、ファン・ソッコ、西
GK:佐藤

[選手交代]
72分:土居→本山
77分:梅鉢→町田
82分:遠藤→田中


試合の感想
試合勘のなさと3つの起点
大分は3-4-2-1の布陣です。
今季は昇格3クラブのフォーメーションがいずれも3-4-2-1と予想され、昨年に引き続いて甲府も同じ布陣で戦って来ると思われるのでシーズン前に同タイプの大分と対戦できるのはいいですね。
鹿島は昨年に引き続いて4-2-3-1です。
ダヴィは昨年負ったケガ、カイオはコンディション不良、今季加入のルーキー3人は新人研修、加えて代表の3人組が欠場となっています。
試合はキャンプで追い込んでいる最中ということでコンディションはよくないのは当たり前なのですが、大分の方が仕上がりは早い感じ。
4分には土居の何でもないパスミスからボールを奪われてカウンター。
ダブルボランチも相変わらずリスク管理が出来ていないコンビなので一気に3対4の数的不利な状況にされます。
それなのに小笠原は本気で戻らずにジョグしながら見ているだけ、さらにDFラインの連携不足もあって鹿島の右サイドに上がっていた為田へのマークが遅れましたね。
ファン・ソッコが股を通されるシュートで逆サイドに決められてしまいました。
ボールホルダーにも誰にもいけていなかったですし、昨年同様に守備の不安定さを窺わせる立ち上がりとなりました。
同点に追いつくべく攻める鹿島ですが、いわゆる各駅停車のパスばかりで誰も遠くを見れていないんですよね。
紅白戦はやっていますが、やはりフルのコートでプレイしていないので大きな展開をする意識が無く、時折見せるロングボールの精度も低かったです。
試合勘のなさの怖さってこれ程のものかと思いましたね。
そのためビルドアップは遠藤のキープ力に頼った右サイド一辺倒、逆サイドが空いていてもサイドチェンジが出ないので、これでは相手の守備を崩せません。
大分は攻守の切り替えも早かったですし、しっかりプレスをかけて追い込んでボールを奪ってから前線に繋げるというサッカーでしたね。
攻撃のところはまだまだでしたけど、狙いは明確でした。
お互い攻撃が上手く機能せずにシュートも見どころも少ない展開が続きますが、30分辺りからようやく鹿島に長いボールが出て来て、ピッチを広く使え出します。
これで右サイドからでなく左サイドから攻める回数も増えて来ましたね。
34分には中村が3バックのサイドを突く上手いダイレクトパスで鈴木が抜け出し、グラウンダーのセンタリング。
これをニアに流れた赤﨑がスルーして中央に入っていた遠藤が決めて同点に追い付きます。
昨年の序盤は遠藤のいる右で作って左でフィニッシュという形しか作れていませんでしたが、左右両方から攻められると大きいですよね。
前半の終盤には遠藤と中村がサイドを変えてポジショニングしていましたし豊川とカイオ、そして1トップの赤﨑、高崎を含めて前線が流動的に攻められるようになればと思います。
42分にはCKからダニエルに決定的なヘディングシュートを打たれますが、ポストに助けられて前半は同点のまま終了。
ハーフタイムで5人の選手を代えますが、前半だけの出場選手は試合勘のなさ、大分の選手の体力がまだ十分だったことを差し引いて評価しないといけないですね。

昨年に続く悪癖
5人のメンバーが入れ代わりましたが、新戦力は1トップの高崎だけ。
両サイドバックがレギュラーになり、豊川と山村もある程度は出場していたので連携面では問題ありませんでした。
49分にはカウンターから遠藤、土居と繋いで左サイドに流れた高崎へ。
そのままドリブルで仕掛けて中央に切り込んで、豊川に落とします。
シュートは左にはずれてしまいますが、いきなりチャンスを作ると49分にあっさりと逆転。
高い位置でボールを奪って遠藤のスルーパスから土居が決めました。
ここからは鹿島のペースになって行きます。
54分には相手のパスミスを梅鉢が拾って西に繋ぐとそこから対角線の高崎へ鋭いパス。
ゴール前を横切るグラウンダーのパスは合わなかったですが、逆サイドに上がって来ていた遠藤が拾うと右足のクロスを入れます。
高崎は頭で折り返し、中央の土居が合わせますが頭を振り過ぎてミートし切れず。
さらに57分にもカウンターから遠藤がドリブルで持ち上がって右の西へ。
グラウンダーのクロスは梅鉢が合わせ切れなかったですが、同点になって大分が攻めて来た分、後半はカウンターからチャンスを作れて来ていましたね。
62分にもカウンターから豊川がドリブルで切り込んで上がって来た左の梅鉢へ。
中に仕掛けて外を回った豊川に上手く落としますが左足のシュートは逆サイドにはずれます。
豊川は運動量があってポジショニングがいいのでチャンスに絡む回数は多いので、あとはシュートをきっちり決めることですね。
ここで土居に代わって本山がトップ下に。
山村のロングフィードに右サイドを駆け上がった西が追いついて後ろに戻すと遠藤がミドルシュート、しかし、これがバーに当たります。
チャンスはあれどなかなか決め切れないという時間帯が続きます。
すると71分に失点。
バイタルエリアに誰もおらず岡本がドフリー、裏に走った風間にもマークが付いて行けておらず、折り返されて中央でエヴァンドロに決められてしまいました。
同点に追いつかれてからは大分にペースを握られて押し込まれる時間が多くなりますが、セレーゾ監督は思い切ってユースの選手を入れて来ます。
77分に梅鉢に代えて町田浩樹を投入、山村をボランチに上げます。
左利きの大型CBでプレスタイルは中田浩二に似ているということですが、名前も漢字が半分同じですね。
さらに遠藤に代えて同じくユースの田中稔也を入れて来ます。
ちなみにこちらも中田浩二と漢字が半分同じですが、ユースで10番を背負うテクニカルな攻撃的MFです。
左に田中、右の豊川という配置になりますね。
83分に鹿島に逆転ゴールが生まれます。
左から山本が仕掛けて逆サイドにセンタリング、西のヘッドはGK武田がはじいてポストに阻まれますが、詰めていた山村がジャンピングボレーで合わせました。
ここからはさらに大分が攻撃的に出て鹿島はカウンターから2得点。
90分に西のクロスを本山、ロスタイムには田中のスルーパスにペナルティエリアに走り込んだ本山が逆サイドに上手く流して5点目。
4点目は西の速いクロスのスピードを上手く殺していますし、5点目は難しい角度からのパスを左足で合わせましたね。
遠藤、中村、土居、カイオと他で起点を作れれば、本山はシュートは抜群に上手いのでゲームメイクの仕事より途中出場でシャドーの仕事をしてもらうのもありかもしれません。
終了間際には本山のパスから高崎が持ち込んでシュートまで行きますが、左のポストに阻まれます。
コンディションが悪い中で成長も課題も観られたいい試合となりました。

1年前と違う所と同じ所
昨年も福岡とプレシーズンマッチ、水戸、東京Vと練習試合をしたのですが、1年前と比較して違う所は2列目の起点と個のレベルでしょうね。
昨年のこの時期は2列目で遠藤しか起点になれずそこを抑えられたら厳しかったのですが、この試合ではサイドチェンジが出るようになってからは左サイドの中村も起点になれていました。
同点ゴールはその中村と鈴木のコンビネーションで左サイドを崩したものでしたからね。
また、土居も下がってボールをもらってゲームを作るプレイも見られました。
香川の現状を観てもやはりチャンスを作ってもらってゴール前でからむだけのトップ下では厳しいですし、もっとゲームメイクに絡んで起点になれる選手を目指さないといけないですね。
土居は昨季は得点という結果は出していたものの、ボールを持って仕掛けたりするプレイやスルーパスの精度に難があったので今季はそこを磨いて欲しいです。
土居、中村だけでなく他の若い選手も含めて個のレベルは確実に上がっていますが、数少ない中堅選手である遠藤、西も昨年は伸びましたね。
遠藤はダヴィと並んでチーム得点王でしたし、キープ力はもはやJリーグでも屈指となっています。
今季はベストイレブンを目標にしてがんばってほしいですね。
西は昨シーズン開幕前のゴタゴタでレギュラーポジションを失ってから成長。
相変わらず守備でのマーキングはルーズなところがありますが、球際は厳しく行けるようになりましたし、オーバーラップもようやくサイドバックらしくなって来ました。
クロスも速いボールを狙い所のいい所に入れられるようになっています。
今季は一皮剥け切るかどうか、大事なシーズンになるでしょう。
もう1つは新戦力の高崎という高さが入ったのも大きいです。
ボールを回していても明らかにクロスを入れられるタイミングが早くなっていますよね。
しかもペナルティエリア内でいいポジションを取って競り勝ってくれますし、味方に落とす事も出来ますのでシンプルに攻められますし、攻撃のオプションが増えたのは好材料です。
昨年と同じ所、引き続き心配なのは決定力と守備の不安定さですね。
後半逆転してからは鹿島のペースでチャンスも多くあったのに決め切れず、逆にあっさり同点ゴールを奪われてしまいます。
昨年もこういう試合展開は多くて勝ち点を落としていましたよね。
CBのメンバーが違うのもありますが2失点目はあっさりやられ過ぎですし、バイタルエリアスカスカ過ぎます。
めったやたらにボールを奪いにプレスをかけて自ら守備陣形を崩してやられるっていうのは本当に多いです。
勝っている試合でもこういうミスをやってしまうから、簡単に失点して試合展開を難しくしてしまうんですよね。
先制された得点についてもボールの取られ方が悪いのはありますが、小笠原も本気で戻らずにジョグしながら見ているだけ。
小笠原は前への守備は猛烈に行くのですが、数的不利の状況で本気で戻らないなんてボランチとして守備の基本が出来ていない証拠です。
小笠原-柴崎、小笠原-梅鉢のコンビは昨年に続いて危機管理意識に問題があるので、CBの昌子の相方も含めて中央の安定感を改善しないといい試合をしていてもあっさりやられて負けるという試合が出て来ると思います。
昨年は運動量とインテンシティーでごまかしていましたが、そこで上回れない試合ではホームでの新潟、神戸戦では守備の不安定さが出て負けていますし、大一番のG大阪、鳥栖戦でも勝てませんでした。
当然大一番の一戦となると相手も気合いが入っているので運動量とインテンシティーは高いですからね。
今季はACLもあって体力的に負担が大きいので、決めるところはきっちり決めて守備の不安定さも改善しないといけないです。
もちろん上手くローテーションして戦うことも必要ですね。
しかし、確実に昨年よりチーム力は上がっていますし、この試合でも課題が明確に出て来ていますので、福岡、水戸戦で改善してACL初戦にいい準備が出来ればと思います。

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