鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【いばらきサッカーフェスティバル】若手主体でしっかり勝ちきる…の水戸戦
結果
2015年02月14日(土) いばらきサッカーフェスティバル
鹿島3-1水戸(14:04/県立カシマサッカースタジアム/7,600人)
[得点者]
38分:OWNGOAL
56分:中村充孝←柴崎岳

87分:三島康平
88分:高崎寛之←柴崎岳
[フォーメーション]
FW:赤﨑
MF:中村、土居、遠藤
MF:久保田、柴崎
DF:鈴木、昌子、ファン・ソッコ、西
GK:佐藤

[選手交代]
HT:赤﨑→高崎
HT:久保田→梅鉢
60分:西→伊東
64分:鈴木→山本
67分:土居→杉本
70分:ファン・ソッコ→山村


試合の感想
ローテーションの布石布陣か
水戸は4-4-2のフォーメーションです。
鹿島は4-2-3-1、小笠原、曽ケ端、青木らベテランはベンチにも入っておらず、若手メンバー主体の先発となりました。
先発フィールドプレイヤーの最年長は選手会長となった西(今季28歳)ですね。
注目はボランチに入った久保田がどんなプレイをするかです。
豊川と植田はU-22代表でダヴィ、カイオは引き続き欠場ですが、カイオはACLの開幕戦には間に合いそうだということですね。
そのACLのため鹿島は準備を早く進めていますし、水戸は沖縄のキャンプから戻ったばかりということでコンディションの差は明らかでした。
そのため、試合展開は一方的なものになります。
しかし、攻撃されることはなかったものの鹿島もシュートまで行く攻撃はなかなか見せられません。
その原因は主に3つ。
まだ鹿島もコンディションがいいわけではないですから、運動量とインテンシティーがそれほど高くないです。
動きにキレを見せている選手もいますが、体が重い選手もいてチーム全体としてはコンディションがまだいいわけではありません。
2つ目の原因はサイドチェンジが少なかったことですね。
右で攻撃を作って左の鈴木が空いていることが多かったのですが、序盤はそこにボールが出なかったです。
最後は空中戦です。
GKとDFラインを除くと175㎝の柴崎が一番身長が高いくらいですから、空中戦のボールは水戸にこぼれることが多くなっていました。
こうなって来るとバルセロナみたいにパスを繋いで攻めないといけないですが、他のポジションとリンクしないといけないトップ下の土居がストッパーになっていましたね。
10分には遠藤の縦パスをペナルティエリア内で受けた中村が落として土居が打ちますが、シュートは当たり損ね。
土居はこの試合、ボールロストも多くてほとんど消えていました。
15分には赤﨑のドリブルから遠藤へのスルーパスでいい形、16分には左サイドで遠藤のコンビから中村がセンタリングを上げますがGKにクリアされてしまいます。
22分には高い位置で西が相手のミスからボールを奪ってグラウンダーでゴール前に入れると、DFがクリアし切れなかったボールを赤﨑が拾ってシュートまで行きます。
角度がなかったのでGKに止められてしまいますが、前半唯一の枠内シュートでした。
30分辺りからようやく鈴木を使い始めるといいクロスが入って来るようになります。
そして33分にはファン・ソッコのサイドチェンジから、中村とのワンツーで鈴木が左サイドを上がってファーサイドにクロス。
西が飛び込んでシュートまで行きますが、惜しくもポストの左に逸れてしまいます。
やはりサイドチェンジで相手の守備を横に振るといい形が作れますよね。
シュートは少ないものの攻撃の流れが出来始めるとラッキーな形ですが得点も生まれます。
38分に右のCK、柴崎の入れたボールは水戸の選手がクリアしようとして昌子に当たること2回、最後はクリアしようとした岩尾がゴールに蹴り込んで鹿島がオウンゴールで先制となりました。
終盤には遠藤のCKからファン・ソッコのヘッドで決定機を作りますが枠には飛ばず。
さらにロスタイムには高い位置で赤﨑がボールを奪うと縦にドリブル、中に切り返してグランダーのパスを送ると、上がって来た久保田がミドルシュートを放ちます。
わずかに左にはずれましたが抑えの効いたいいシュートでしたね。
鹿島が1点リードして折り返します。

中盤の選手の組み合わせに課題
後半の頭に2枚替え、赤﨑と久保田に代わって高崎、梅鉢が入ります。
前線に高さが加わったことでよりシンプルにフィニッシュまでを狙えるようになりましたね。
立ちあがり遠藤のクロスに高崎が飛び込んで決定機を作りますが、GKにセーブされてしまいます。
前半も徐々にエンジンがかかって来ていましたが、後半からは高崎に当てて2列目が拾う形も出て来るとさらに鹿島のペースが強くなります。
56分に右サイドで西、遠藤で回して柴崎に落とすと、そこから絶妙な左足のワンタッチ浮き球スルーパス。
上手くDFラインの裏に呼び込んだ中村がこちらも絶妙なタッチで追加点を決めます。
この後、遠藤のシュートが2本、両サイドバックを交代という流れがあり、メンバーを入れ替えながらも鹿島の時間帯が続きます。
69分にファン・ソッコの縦パスを高崎が胸でトラップしてから落とし、遠藤の浮き球パスをDFの裏に走った中村がヒールで柴崎に落とします。
さらにダイレクトで柴崎が中村にスルーパスを出すと、中村もGKを引き出してダイレクトで中に折り返し。
柴崎が走り込んで合わせますが半歩間に合わず当てるのが精一杯。
左足で合わせていたら決められたんでしょうけど、流れるような素晴らしい攻撃でした。
やはり中村はこういった中央でのプレイは土居よりも上ですし、遠藤、柴崎とはフィーリングが合っていますよね。
しかし、調子が良かったのはここまで。
67分の選手交代の失策から水戸に押し込まれるようになります。
この試合、コンディションも悪く攻撃のストッパーになっていた土居を代えるのは的確だったのですが、セレーゾ監督は2列目の並びを中村、遠藤、杉本にしてしまいましたね。
右サイドの遠藤は今の鹿島の一番の強みですから、そこを変えたことでサイドを起点に攻める攻撃が無くなってしまいました。
杉本、中村、遠藤の並びにしてしまえば機能性はより増したんですけどね。
せっかくのプレシーズンマッチなのに3試合とも土居を先発、途中から本山や遠藤をトップ下に置くなど試すのはそこではない感がハンパなかったです。
土居と本山のトップ下は今さら試すまでもなくどんなプレイをするかは分かりきっていますし、遠藤のトップ下は何試合かこなせば機能するでしょうが、鹿島の強みの右サイドの起点を捨ててまでやる意味はありません。
さらに1トップとの兼ね合いで言えば、2人ともボールの受け手である赤﨑と土居とのコンビはあまり相性がよくなく、土居が消えると赤﨑も消えてしまう現象が起きています。
本山や中村などパスの出し手になる選手とどうして一緒に使ってみないのかと思いますね。
逆にボールの収まる高崎と土居を組ませるべきです。
そういうのを観てみるためのプレシーズンマッチですから。
というわけでこーめいはこのプレシーズンマッチで新たなトップ下を試して欲しかったのですが、わざとやっているのかと思うくらいその辺の選手起用はチグハグ。
効果的な選手起用、新たな発見はありませんでした。
昨年の最終節の鳥栖戦も得点は奪えなかったですが、トップ下が土居から中村に代わって明らかにチャンスが作れるようになっていましたからね。
そういうところをコーチが進言しないのかと思いますが、今まで後ろのポジション出身だったところ今季は柳沢コーチが加わったので期待したいです。
将来指導者を目指すなら遠慮せずどんどん言うべきですし、監督がするのを観ているだけでは成長しないですからね。
流れが悪くなった鹿島は、76分にゴールライン際から折り返されたボールを中央でフリーの選手に合わせられてあわや失点という場面を作られますが、佐藤が右足一本で止めます。
しかし、87分にゴールを割られてしまいます。
鹿島の左サイドから右に振られると守備陣形が整わないうちにクロスを入れられて、中央でドフリーになっていた三島に頭で決められてしまいます。
最終ラインは4対4の同数になっていたのですが、2列目から上がって行った選手には杉本が付いていたのでそっちは任せて山村は中央を3対3で守る形にしないといけなかったですね。
そこは判断ミスですし、昌子もコーチングをしていれば…と悔やんでいました。
ただ、やはり失点した一番の原因は流れを悪くしたセレーゾ監督の采配ミスですよ。
この1分後、柴崎のCKから高崎が頭で決めて突き放して鹿島が勝利しますが、J1レベルなら勢いに乗った相手に同点ゴールを奪われるという流れもありますし、実際に逆転負けした試合は昨年いくつもありましたからね。
今季はリーグ戦とACLを戦っていかなければいけませんから、ローテーションは大事です。
この試合のように相手のチーム力をスカウティングしてメンバーを入れ替え、そしてしっかり勝って行くということが求められるシーズンになりますね。
そこは良かったと思いますが、もう3年目になるのに2列目の選手の選手起用、組み合わせがまったくなところは相変わらずの課題です。

期待高まる新戦力
ファン・ソッコは広範囲に動き回ってカバーしていましたね。
出た後の中央を誰がカバーするのかというのは整備しておかないといけないですが、危ない所に顔を出していてほしい所にいてくれる感じです。
ですので相手の攻撃をディレイして前線の選手が戻って来る時間を稼いでくれますし、ポジショニングや競り合いなどは山村より上。
昌子の相棒の第一候補になるのではないかと思います。
久保田は足元が上手いですし、落ち着いていますね。
ボールの扱い方や切り返してDFをはずしてクロスを上げたシーン、後ろから上がってミドルシュートを放ったプレイなどセンスを感じます。
この試合では相手の守備強度が低かったですが、セレーゾ監督は当たりにも強いとコメントしていましたからフィジカルの強さも割と期待できるのかもしれません。
まだ遠慮があって近くの選手へのショートパスばかりしているのかと思ったら、緊張して遠くが観れていなかったみたいですね。
経験を積めばボランチの名前通り、攻撃をコントロールするプレイも見せてくれるでしょう。
水戸の攻撃が機能していなかったので差し引いて考えないといけないですが、守備への意識やインターセプトでもいいものを見せていましたね。
オールラウンダーなボランチに育って欲しいです。
そして、後半から1トップに入った高崎は福岡戦に続いて結果を出しました。
やはり高さがあるとフィニッシュまでの手数が少なくていいですし、セットプレイや崩さずにクロスを入れてゴールという形も出来ますからね。
くさびのボールに関しては頭は仕方ないですが、これまでは胸や足元へのパスをワンタッチではたきすぎていました。
もっと周りの状況を観てトラップして体を張ってキープ、スペースにドリブルで運ぶ、前にスペースがあれば振り向いて仕掛けるなどのプレイが必要です。
本人ももっとくさびのボールは収められないといけないとコメントしていましたし、この試合ではだいぶ改善されて来ていましたね。
徳島では前線で孤軍奮闘、体を張ってボールをキープしていましたから対戦相手がJ1レベルでもやれると思います。
J2クラブのように鹿島が押し込む展開だと先発に高崎、DFラインを上げて来る相手には赤﨑と使い分けるのもいいかもしれません。
最後にこの試合には出場しなかったですが、金崎の加入には驚きました。
2列目の人員は多いのですが、豊川が五輪代表でカイオがケガで出遅れ。
本山は90分難しそうで、杉本もまだまだこれからですからレンタルでの獲得ですしいい補強だと思います。
ポルトガル2部クラブポルティモネンセSCとの契約は6月いっぱいのはずですから、そこまでレンタル。
半シーズンの活躍で鹿島が完全移籍で獲得するのか、金崎が移籍先をどこに選ぶかという流れになるのでしょう。
前述したように2列目の組み合わせではセレーゾ監督は選手の力を引き出せているとは言えないですから、金崎の加入でたまたま偶然上手くハマるといいなって思いますね。

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この記事に対するコメント

数年前から思っていたのですが、わざわざ小笠原をレギュラーで使う理由はなんですか?

ずっと守れるボランチをって言われていますが、本田拓也やルイス・アルベルトなど十分能力が高いボランチがいたと思います。

小笠原の壁を越えられずサブに甘んじたといえばそうなのですが、チームバランス的に守れない状況になってまで使い続ける必要があったかといえば疑問です。

リーダーシップと言う人がいますが、もしそれが本当ならば頼りすぎだと思いますし、期間が長すぎだと思います。

こーめいさんはいかがお考えですか?
【2015/02/21 19:51】 URL | うざみき #- [ 編集]

うざみきさんへ
コメントありがとうございます。
小笠原をレギュラーで起用するメリットはやはりあの気持ちの強さじゃないですか。
チームが苦しい時でも率先してプレスに行っていますし、攻撃ではパス能力はやはり高いですからね。
ただ、デメリットとして守備バランスが悪くなる、後ろのことを気にせずプレスに行って簡単にはずされてピンチを作る、守備をさぼって失点の原因になっている、しかも周りの選手が誰も注意できないので同じミスを繰り返しているなどあります。
昨年は小笠原が出場していない試合は3勝1分ですし、1分もジョルジ・ワグネルではなくルイス・アルベルトを起用、さらにベテラン青木の不甲斐ない退場がなければ問題なく勝てた試合でした。
小笠原が出場しててもソニー仙台に負けていますし、実際にその試合でも失点に絡んでましたからね。
つまり、明らかにレギュラーで起用する意味は低くなってると思いますし、対戦相手によってはメンバーを代えても全然いいと思います。
今季はルイス・アルベルトがいなくなったので、ファーストチョイスは柴崎と小笠原になるでしょうが、連戦や対戦相手がJクラブの下位や攻撃力が高い場合には梅鉢などを使っていってほしいですね。
【2015/02/23 10:28】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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