鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ACL第2節】敗因は学習能力がないから…のFCソウル戦
結果
2015年3月4日 ACLグループH
FCソウル1-0鹿島(19:30/ソウルワールドカップスタジアム/5,790人 )
[得点者]
66分 :キムジンギュ
[フォーメーション]
FW:高崎
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、ファン・ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
67分:遠藤→金崎
69分:土居→中村
76分:高崎→赤﨑


試合の感想
決定機を決められず
FCソウルは4-2-3-1の布陣。
鹿島もいつも通り4-2-3-1ですが、メンバーは植田からファン・ソッコに代えて来ましたね。
初戦に負けたクラブ同士なのでFCソウルがもっと積極的に来るかと思いましたが、前から守備をせずプレッシャーも緩かったです。
そのため、立ち上がりは鹿島が決定機を作ります。
11分には遠藤のCKに山本がニアで合わせます。
さらに直後には中央で土居が粘ってから遠藤に繋ぐとそこからスルーパス、柴崎がGKと1対1の決定機を迎えますがこれもGKに防がれてしまいます。
ここは決めて欲しかったですが、土居が中央で起点になれるとサイドの選手もフリーのポジションを取れるのでこういうチャンスがいくらでも生まれて来るんですよね。
それが出来ずに消えている時間が多いのでノッキングを起こしますし、サイドからチャンスを作れても攻撃が単発で終わってしまうことになる事が多くなっています。
14分には小笠原のサイドチェンジから山本が中に切り込んでの右足クロス、これがファーサイドまで抜けてそこに詰めていた遠藤が合わせますがポストに当たってしまいます。
ちょうどショートバウンドになって難しかったですけど、この序盤の決定機で1つは決めておきたかったです。
鹿島がいい内容で試合を進めるもののウェスタン・シドニー戦でもそうでしたが、15分を過ぎるとだいたい相手が守り慣れて来ますよね。
そのため、ここからチャンスを作れなくなります。
28分のカウンターからくらいでしたね、チャンスになりそうだったのは。
カイオから中央の土居、そこから右の遠藤に展開してスルーパスが中央でフリーの高崎に通ったのですがダイレクトで中の土居の落とそうとしてパスミス。
トラップする余裕もありましたし、ここは自分で打ちに行って欲しかったですね。
中央にボールが入らない、誰も強引にドリブルで仕掛けないでは相手の守備陣形はくずれるはずもありません。
30分くらい静かな時間が続いてスコアレスドローのまま折り返します。

試合を動かせず守りきれない
後半になると明らかにFCソウルのテンションが変わります。
高い位置からプレスをかけて来るとともに鹿島を押し込む時間が増えて来ます。
これはこれで悪くはなく、鹿島はカウンターから先制点を狙います。
15分には相手が高い位置からプレスに来たところをかいくぐって、曽ケ端からのボールを受けた遠藤が上手く中央でフリーの土居に出します。
そこから左サイドのカイオへ。
カウンターで3対3の状況になるとカイオが1対1を仕掛けてチャ・ドゥリをかわしてファーサイドへシュート。
狙いはばっちりだったのですが、この決定機もGKに防がれてしまいました。
ここからやはりセレーゾ監督の学習能力のないところが出て来てしまいます。
遠藤が試合後にコメントしていたように、決定機を決められずにいて、守備が我慢しきれずに失点するというのは昨年のJリーグでも何度も経験しました。
FCソウルの戦い方が変わって明らかに試合が動いているのに、同点の状態だと動かない、動けないというのは致命的ですね。
今の鹿島がこういう展開で守りきれるチームならもちろん動かなくてもいいですよ。
でも、そうではないんですから勝つために決定機を増やすための采配をするべきでした。
カウンターでスペースがあると土居はボールを触れるようになるのでいいとして、明らかに良くなかった高崎を赤﨑に代えて裏を狙わせるのは有効でした。
そもそも失点してから赤﨑を投入しても、相手は引いて守っている状態なので持ち味は活かしづらいわけですから、前から来ている時に起用するべきですよね。
こういう試合の流れが読めずに手をこまねいていると、案の定失点してしまいます。
66分に左のあまり高くない位置からのFKだったのですが、明らかにマークが曖昧だったんですよね。
ペナルティアークに相手は4人、鹿島の選手は8人いたものの誰が誰をマークするのかはっきりせず、ボールにクリアに行くわけでもないのでファーサイドに流れてフリーになっていたキム・ジンギュに豪快にニアに決められてしまいました。
昨シーズン鹿島を除くリーグ上位5クラブとの対戦成績は3勝2分5敗だったのですが、やはりこのレベルになるとミスを見逃してくれる確率が低いので命取りになってしまいますよね。
そして、ここからのセレーゾ監督の采配がさらに酷かったです。
失点して慌てて選手交代するのはいつもの事ですが、最初のカードが鹿島でまだプレイしたことがない金崎。
前日練習でトップ下に起用していた中村が2分後に送り込まれます。
これで2列目の並びは金崎、中村、カイオになったわけですが、少し考えてみてください。
金崎(キャンプ不参加・鹿島初試合)
中村(トップ下で起用された事がほとんどない)
カイオ(キャンプ不参加・右サイドで起用された事がほとんどない)

この上、ポジションが被って起用されていたので中村とカイオは2列目で同時にプレイしたこともほとんどありません。
これだけ初物尽くしで、いきなり上手く機能すると思う方がおかしいです。
サッカーを舐めているとしか思えないですね。
そんな簡単なものじゃないですから。
中村をトップ下で起用したのはいいですが、だったらどうして3試合あったプレシーズンマッチで1試合でも主力に組み込んで先発させなかったのかと思います。
何の意図もなくただ昨年と同じことをする、出来るだけ多くの選手を起用する、せっかくのプレシーズンマッチをそれだけに費やしていかにチーム力をアップするか、昨年課題だった決定力を上げるか、我慢しきれない守備をどうするのかという観点が抜けているんですよね。
この試合でもまずカイオと遠藤の間に入れてどうなるかをまず観ないといけないわけで、トップ下で起用しても周りとの連携ができてなかったら意味ないですから。
そして、相手が守りを固めている状態の76分に赤﨑投入。
もう何も考えずにとりあえず攻撃的な選手を入れているだけの素人でも出来る采配ですよね。
案の定、前線の選手に連携がないので個別にドリブルでつっかけるだけ。
中村も金崎も積極的に仕掛けていましたが、ACLを見ると強引なくらいにドリブルで突っ込むのは確かに有効です。
もちろん簡単に突破はできないですが、向こうもドリブルされることで守備陣形が崩れますし綺麗にボールを奪えずにこぼれ球になってそれを拾えばチャンスになりますからね。
しかし、初物尽くしのメンバーではそういう狙いを持って攻撃することは出来ていませんでした。
36分にはカウンターからモリーナに決定機を作られますが、ファン・ソッコが何とか喰らいついて追加点を与える事は防ぎます。
こういうところですよね。
切り返されても簡単にかわされない、スライディングで滑っても次の相手のプレイに粘り強く対応する。
前半にマークを見失ってオーバーヘッドを打たれたシーンはありましたが、全体的にはファン・ソッコは安定した守備を見せていました。
昌子も失点シーンのミスはありましたが、1対1での対応はやられてはいなかったんですけどね。
CBは簡単に入れ替えないというのはプロではなく素人でも分かりきっていること。
昨年、昌子と植田のコンビでやって安定しなかった結果があり、今年のキャンプでは植田が代表に行っていたことから、ファン・ソッコの方が多くプレイしていました。
だからウェスタン・シドニー戦では戻って来た植田が先発だったので、こーめいは逆にこんなに簡単にCBを代えてしまうんだなって思いましたね。
やはり初戦からファン・ソッコを起用していれば、まだいいスタートを切れる可能性は高かったです。
前線が機能していない中で、ロスタイムにDFラインからのフィードを上がっていた柴崎が受けてダイレクトでカイオへ。
上手く右足で合わせたのですが、GKの右足で防がれて戻って来たこぼれ球もふかせてしまいました。
この敗戦で早くもグループリーグ突破は絶望的。
試合後にはお決まりの内容は良かった、決定機を決めていれば…というコメントがありましたが、昨年もこういう試合では同じことを言っていましたね。
内容が良かったと思うのなら残っているアウェイのウェスタン・シドニー戦、ホームでのFCソウル戦は修正してきっちり勝ってもらいたいです。

良くも悪くも変わらず
ACLで2連敗してしまいましたが、昨年の同時期よりは確実にチーム力は上がっています。
しかし、良くも悪くも昨年の後半のチームとは変わらずってところですね。
なのでJリーグでは運動量とインテンシティーで勝てれば昨年と同様程度の結果は残せると思います。
決定力がなくても守備が不安定でもJリーグ中位、下位クラブなら得点は取れますし、守備のミスも見逃してもらえますから。
ただ、これまた昨年そうだったようにリーグ終盤の大一番の27節G大阪、28節柏、34節鳥栖戦、そしてACLのような力のあるチーム相手だと厳しいでしょうね。
また、ナビスコ杯で過密日程になった4節C大阪戦、8節神戸戦などやはり運動量とインテンシティーで負けるとやられてしまう可能性が高くなるでしょう。
今季はACLがある分、コンディションで遅れをとる試合が増えるかもしれません。
そのため、セレーゾ監督の選手起用が重要になって来ますが、そこがまったく成長しないので困ったものですね。
選手起用でどれだけ変わって来るのか、それがよく分かる試合が昨年の31節の新潟戦でした。
この試合は新潟に先制されるのですが、先発の前線メンバーは赤﨑、豊川、土居、遠藤でした。
これだと赤﨑、土居、豊川がパスの受け手、遠藤が起点という役割になるので、新潟からすれば遠藤を抑えればいいので楽なんですよね。
後半52分に赤﨑と豊川に代えて中村とカイオを入れます。
これで中村(起点・パスの受け手)、カイオ(起点・パスの受け手)、土居(パスの受け手)、そして中村とカイオが起点にもなれることで遠藤も起点だけでなくパスの受け手の役割ができるようになりました。
前線のバランスが改善されたことによって鹿島は試合内容が良くなり逆転できたわけです。
今季は高崎とファン・ソッコ分の戦力補強はできましたが、大幅アップとはならなかったのでチーム力を上げる(決定力を上げて決定機も増やす)には前線の選手の組み合わせのバランスを考えていかないといけません。
[清水戦:理想フォーメーション]
FW:赤﨑
MF:カイオ、中村、遠藤
MF:梅鉢、柴崎
DF:山本、昌子、ファン・ソッコ、西
GK:曽ケ端

そのためにもリーグ戦はこのメンバーで戦って欲しいですね。
勝っている状況では後半途中で土居を投入、得点を取りに行く状況なら高崎、金崎、小笠原を入れます。
昨年と同じメンバーで戦っていても望みはないですから攻守においてバランスを改善する先発で試合を重ねていかないと成績は良くならないと思います。
清水はDFラインはある程度高くすると思うので1トップは赤﨑を起用、高崎の場合はとにかく早めにクロスの欲しいスポットとタイミングの意思疎通を合わせる必要があります。
対戦相手の清水は4-2-3-1、後ろは恐らく4CBで来るでしょうが前線のメンバーがどうなるかが注目ですね。
もっとも警戒しないといけないのは村田のスピード。
単独の突破だけでなく中央とのワンツーでもサイドを破っていいクロスを入れて来ます。
中央では長沢の高さと動き出しに要注意。
大前のドリブルに若い北川もいい選手なので気をつけないといけません。
ウタカとデュークは未知数なので出場して来るならプレイしながら特徴を掴んで行くしかないです。
守備に関しては6秒ルールで攻守の切り替えは早くなっていますが、逆にそこで取られなければ緩くなりますし、ブロックを作って守っていても意外とバイタルエリアのプレスは甘いのでボールは持てると思います。
パスだけでなくドリブルで強引に切り込んで相手の守備陣形を崩して、こぼれ球を拾って行くという意識も大事ですね。
また、4CBにして改善されつつあるもののセンタリングやセットプレイ時はボールウォッチャーになる傾向があるのでガンガンにサイドチェンジをしてマークをずらしたいところです。
中3日なのでコンディション次第、選手起用はセレーゾ監督が間違えても大丈夫なのではないかと思います。
あとはやはり清水の外国人FWが不気味ですね。
リーグ戦の方はいいスタートを切ってほしいものです。

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