鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
03 | 2017/04 | 05
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【ACL第3節】問題の本質は決定力不足ではないのでゴールを取っても勝てない…の広州恒大戦
結果
2015年03月18日(水)
広州恒大4-3鹿島(20:00/広州天河体育中心/48,651人)
[得点者]
10分:リカルド・グラル
36分:高崎寛之
51分:土居聖真

57分:エウケソン
62分:リカルド・グラル
92分:チャオ・シュリー
93分:柴崎岳←本山雅志

[フォーメーション]
FW:高崎
MF:金崎、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
17分:小笠原→梅鉢
69分:高崎→カイオ
73分:遠藤→本山


試合の感想
広州恒大の守備に助けられる
広州恒大は4-2-3-1、負傷でGKは控え選手が先発。
前線の2列目に入るグラルとエウケソンがやはり脅威です。
鹿島も4-2-3-1、豊川と植田はもうU-22代表の方に行っていますね。
やはり公式戦4戦惨敗を受けて引き出しのないセレーゾ監督はメンバーを動かすことができませんでした。
昌子を先発に復帰させて現時点でセレーゾ監督が考えるガチメンバーでの戦いとなります。
しかし、5万人近い観客の入るアウェイでピッチも悪く広州恒大に立ち上がりから押し込まれます。
ガオ・リンのフィジカルに翻弄されて昌子が手で引っ張ってファウルをとられると、10分にはそのFKからニアでグラルに頭で合わせられていきなり失点してしまいます。
グラルのマークは金崎だったのですが、あっさりはずされていましたね。
さらに小笠原が負傷で続行不可能、17分に梅鉢が入ります。
ドタバタした鹿島ですが、20分頃から右サイドを起点にチャンスを作り始めます。
遠藤がサイドに張ってCBを引き付けて中の西にパス。
そこからのスルーパスに高崎が反応して折り返し、ニアで土居が合わせますが決め切れません。
その後もシュートまでは行きませんでしたが、いい形で右からクロスを何度も入れて行きます。
そして36分にその右サイドから同点ゴールが生まれます。
昌子のロングボールをフリーで上がっていた西が頭で落として、遠藤が高い位置でタメを作ります。
ここで広州恒大の左サイドバックとCBの2人を引きつけられたのが大きかったですね。
フリーだった西に落としてセンタリング。
ゴール前には土居、高崎、金崎の3人に対して広州恒大の選手はCBと右サイドバックしかいませんでした。
ニアに入った土居のシュートは当たり損ねますが、GKがはじいたところに高崎が詰めて押し込んで同点とします。
これは広州恒大の守備のルーズさによって生まれた得点ですね。
前線の選手がプレスバックしませんし、特に左サイドハーフのエウケソンは守備をしないので西が上がればフリーになれます。
そうすると遠藤と西のマークに相手の左サイドバックとCBが付いて来る上に、ボランチもDFラインのフォローに入らないのでゴール前で数的優位を作れるというわけです。
鹿島としては少ない人数でチャンスを作って、ゴール前に枚数を掛けられる理想的な守備をしてくれる相手ですね。
ただ、J1クラブはこんな杜撰な守備はしないですし、遠藤を自由にさせるとヤバイというのは分かっていますからそこは厳しく来ます。
そうすると中央にもう1人起点になれる選手がいないとなかなかいい形が作れないんですよね。
それでも強引に決定機は作っているのですが、どうしてもゴール前に至るまでに無理をしているので肝心のシュートを決められないという問題に繋がってしまいます。
大迫が1トップを張っていた時は遠藤と2人でけっこうチャンスを作れていたので良かったんですけどね。
広州恒大は昨年同様に守備がかなり酷く付け入る隙は十分あるので、グラルやエウケソンを抑えられれば勝機も出て来るという流れの前半でした。

何も変えないのだから同じ事の繰り返し
後半は鹿島ペースでスタートします。
まずはCKから惜しい場面を作ると、49分には梅鉢のインターセプトからカウンター。
土居が中央のスペースをドリブルすると左サイドの遠藤へ。
ファーサイドのコースを狙ったシュートはわずかに左にはずれて、しかも誰も合わせることもできませんでした。
このシーンは土居の悪い所が出ましたね。
5対3の圧倒的優位な局面にも関わらず、左の遠藤にパスを出すという最悪の選択をしました。
ドリブルでキム・ヨングァンに仕掛けて引き寄せてから高崎に出せば簡単にフリーに出来たんですけどね。
遠藤に出すならなおさらメイ・ファンをドリブルで引き寄せてから出さないと行けません。
普段から自分がフリーなのにマークが付いている選手にダイレクトでボールをはたいたりっていう事が多いですからね。
これは高崎を信頼していないとかではなく土居のパスセンスが酷いだけ、柴崎だったら絶対にこんな受け手に対して優しくないパスは出さないですよ。
しかし、鹿島の攻勢は続き、50分に遠藤が切り込んでのシュート。
これはGKにはじかれますが、前半同様に広州恒大の守備の欠点を付いて行きます。
さらにはオフサイドになりましたが、梅鉢のインターセプトから今度は柴崎がドリブルで運んでスルーパス、遠藤が抜け出す惜しい場面を作ります。
このシーンを観て分かると思うのですが、柴崎はドリブルでCB2枚を引きつけて遠藤が走り込むスペースを作ってからパスを出しているんですよね。
トップ下のすべき仕事というのはこういうことです。
この勢いのまま鹿島は逆転ゴールを奪います。
梅鉢と金崎の守備でボールを奪うと、梅鉢が右サイドに展開。
遠藤が西とのワンツーで抜けると3対3の状況。
そのままドリブルで切り込んで得意の形からミドルシュートを放ちます。
いいところでバウンドさせて難しいシュートとなってGKがはじくと詰めていた土居が頭で押し込みました。
ここも結局、広州恒大の選手が足りてないですし、遠藤1人でチャンスを作れているので土居がゴール出来ているわけですが、1人2人でチャンスメイクなんてJ1クラブ相手だとそんなにできないです。
攻撃の問題の本質は遠藤+2人程でいかにチャンスを作るかで、そういう意味ではこの得点場面の後のシーンはいい形でした。
例の如く右サイドで遠藤が1人かわして突破口を作ると土居に縦パス、ヒールで落としたボールを柴崎が拾ってドリブルから高崎にスルーパスを出します。
ここはオフサイドになってしまい、自分で狙いに行った方が良かったですが、3~4人絡んだいい攻撃でした。
ただ、逆転されたら広州恒大の攻撃陣が本気を出して来ます。
FKからエウケソンが頭でそらして同点弾。
西のマークでしたがここも簡単にはずされていますよね。
CBコンビは身長のある広州恒大のCBコンビとガオ・リンに付けるのはセオリーですが、得点力の高いグラルやエウケソンには金崎や西ではなくてせめて山本や高崎を付けるべきです。
グラルもエウケソンも動き出しに関しては抜群ですし、身長も180越えていますからセットプレイでも警戒度最優先の選手ですから。
リプレイで観るとエウケソンはオフサイドと言えなくもないですが、真横から観たアングルだと出ていても数センチほどだと思うので判定は難しいでしょうね。
オフサイドではないとジャッジされてもしようがないレベルです。
そして62分には逆転ゴールも決められてしまいます。
金崎のパスと梅鉢が合わなくてボールを奪われるとショートカウンター。
グラルがドリブルで仕掛けながら左足でシュート。
これが右ポストに当たりながらも決まります。
これぞストライカーっていうプレイですよね。
さすがに精度まではマネできなくても、攻撃の組み立てに加わらない前線の選手はこのくらいの仕掛けからシュートっていうプレイをしてくれないと困ります。
逆転されたセレーゾ監督は高崎に代えてカイオを入れてトップに。
4分後には遠藤に代えて本山を入れて、2列目の並びを土居、本山、カイオにします。
最近はよくカイオを右サイドで使っていますが、まだ機能していないですね。
利き足と同サイドだと縦には仕掛けやすいですが、逆に中には切り込みづらくなります。
そのため、縦のドリブルを警戒されたら詰まってしまう事態になっています。
むしろ左サイドでの縦、中と2つの選択肢があるドリブルの仕掛けの方が相手からするとイヤですからね。
しかも、カイオはドリブルで抜き切ろうとするので守りやすいです。
仕掛けて抜き切らずにセンタリングを入れることが出来たら、プレイの選択肢も広がって守る方はやっかいなんですけどね。
サイドは逆でしたが、ジュニーニョがそういう形でセンタリングを入れてニアで大迫が合わせるというゴールがありましたけど、ああいうプレイをできるようにならないと右サイドで使っている効果が薄いです。
この選手交代の采配ミスで鹿島の勝機はなくなりました。
あとはいつものパターンです。
前線でボールを持てなくなると攻撃する時間が減って逆に押し込まれます。
そうする守備が耐えきれなくて失点、ロスタイムにジャオ・シュリーに決められてしまいます。
その後すぐに得点直後で明らかに集中力を欠いていた広州恒大の隙をついて、本山のセンタリングから柴崎がゴールを決めますが、得点を取っても勝てませんでしたね。
いくら太鼓持ちのスポーツライターがセレーゾ監督が変えないことを肯定的に書こうとも、それは単に引き出しがなくて何をどうしたらいいか分からない事実が変わらないっていうだけです。
手をこまねいているだけなんですよ。
これだけ失点しても相変わらず、試合後のコメントは「チャンスを作った時にそれを決めていれば状況は変わった」ですからね。
この試合のシュート決定率は21.4%ですよ。
これはJリーグ年間のシュート決定率で言えばズバ抜けている数字になりますし、セレーゾ監督はシュート決定率50%くらいを目指しているのでしょうか。
守備に関してコメントしないのはどうしていいかもう分からないからでしょう。
そして、攻撃に関しては相変わらず見当はずれの選手起用と采配、2年以上かかっても最適解を見出せないという状況です。
ただ、ウェイスタン・シドニーとFCソウルは引き分けましたし、広州恒大の守備にはかなり付け入る隙はあるので、ホームでは最適解のガチメンバーで臨んで勝てばまだグループリーグ突破の可能性は出て来るかもしれません。
アウェイだからとガチガチに守って来られたら苦しくなりますけどね。

守備をどう改善するか
4連敗の敗因は決定力不足だと各所で叫ばれていましたが昨年の8節神戸戦、16節大宮戦、22節FC東京戦、27節G大阪戦、28節柏戦のようにダヴィがいようと2得点しようと勝てなかった試合は多々ありました。
逆に1-0で勝利したのはたったの4試合、しかも徳島、甲府、横浜FM、仙台と見事に得点力下位6クラブ(37得点以下)のうち4クラブでした。
確かに能力の高いブラジル人FW、さらに起点となって周りを活かしつつ自らもゴールを狙えるようなトップ下を獲得して決定力を上げる事は必要です。
しかし、どう考えても今の鹿島の最大の問題は守備をどうするかってことです。
その方法はとりあえず現時点では3つ。
①運動量とインテンシティー
何度も言うように昨年は運動量とインテンシティーで勝って来たようなものです。
そのため、そこで上回れればある程度守れるようになります。
ただ、昨年のように個のミスから失点するのは仕方ないですけどね。
運動量とインテンシティーを高く保つにはコンディションをいい状態にすること、ローテーションをして選手を休ませながら起用することです。
それだけにセレーゾ監督の選手起用が重要だったのですが、ローテーションに関しては絶望的。
コンディションについてもキャンプで走らせ過ぎてケガ人が多く出てしまっている状態です。
このままACLを早々に敗退することになれば負担は減りますし、キャンプで追い込んだ身体が回復して行けばこれから良くなっていくでしょう。
②人を替える
運動量とインテンシティーで相手を上回っても、守れない選手が多くいれば軽いプレイやミスが頻繁に起きて失点してしまいます。
それを改善するには守れる選手を入れるのが手っとり早いのですが、もうこのタイミングでは補強は難しいですし、新戦力のファン・ソッコも起用していますからね。
ここから劇的に良くするってことは不可能でしょう。
だからあれほどこーめいが最優先補強ポジションはボランチだと言っていたのに、フロントはルイス・アルベルトを放出したにも関わらずまったく選手獲得を考えていなかったですからね。
しかし、選手を替えて守備がよくなる可能性があるとすればボランチです。
小笠原がこの試合でケガをしたので梅鉢を使うことになると思いますが、プレスバックに関しては小笠原よりいいですし、展開やクロスのロングボールの精度も高いです。
ただ、パス回しの時にショートのパスミス、判断ミスが多いのでそこを改善しないと失点の原因になってしまいますね。
本当は13シーズンにやって欲しかったことですが、梅鉢を使い続けて成長を待つしかないでしょう。
③まともな采配
もっとも即効性があって有効なのが采配を改善することです。
改善というかもう少しまともな選手起用、選手交代をしてくれればいいだけなんですけどね。
と言っても必要なのは後ろの選手を替えることではなく、前線の機能性を増す采配です。
後ろに関しては前述したように人を替えることはもう難しいですから、CBコンビを昌子とソッコで固定してなるべく動かさない事。
それより重要なのは前線の選手起用です。
5試合中4試合でロスタイムに失点しているのは、もはや得点を取りに行った結果だからという言い訳にはなりません。
遠藤を下げて攻撃が減退、前線にボールが収まらなくなって攻められる時間が多くなっているのに強引に得点を取りに行くのでバランスを崩して失点に繋がっています。
攻撃が機能していれば後ろの選手も焦る事はないですし、まずは失点しないよう意思統一してしっかり守って前線にボールを繋ぐ事を考えればいいわけです。
昨年も多々観られましたが、今季のセレーゾ監督はここまで全部の試合で采配を失敗していますからね。
前線に起点を増やす采配をすれば得点も望めますし、押し込まれる時間帯を減らす事ができればそれだけ失点に直結するミスも生じにくくなります。
それが出来ていないから5試合で13失点、ロスタイムに4失点なんてことになるわけです。

アウェイ名古屋戦
名古屋も大きな補強はなく決してチーム作りが上手くは行っていないですが、ナビスコ杯の川崎戦に勝利して勢いが出て来るかもしれませんね。
一番怖いのは昌子も完敗だったと言っていたノヴァコヴィッチにロングボールを放り込まれることです。
しかし、西野監督はポゼッションサッカーを目指しているので繋いで来るかもしれませんね。
ただ、永井はもちろん小屋松も相当スピードがあるので気をつけないといけません。
川又の得点力も要警戒ですが、西野監督は川崎戦はそれ程メンバーを入れ替えてなかったのでどんな先発で来るのか、また、フォーメーションもリーグ戦で使用していた4-2-3-1にするのか、川崎戦の4-1-4-1か興味深いです。
松本戦で見せた闘莉王を上げて川又を入れてのパワープレイが脅威ですね。
守備に関しては、闘莉王は健在ですがDFラインには若い選手や本職でない選手が入る場合も多いので、鹿島同様に脆さやミスがあります。
鹿島は5連敗を受けて恐らくガチメンバーで来ると思います。
というよりセレーゾ監督はいじれないんじゃないでしょうかね。
ケガの小笠原に代えて梅鉢は間違いないでしょうが、あとは代える可能性があってもこの試合で気合いは入っていたものの立ち上がりから疲労の見えた金崎、雑なプレイが多くなっている西くらいだと思います。
鹿島はアウェイの広州恒大戦もガチメンバーで戦ってしまったので、蓋を開けてみないとどうなるか分かりませんね
先発メンバー、もしくはコンディション次第だと思います。
名古屋は昨年、ホーム試合は3勝6分8敗。
残念ながら豊田スタジアム(1勝2分6敗)ではなく(4月からパロマ)瑞穂ですが、ホームで成績の悪い名古屋相手に、セレーゾ監督のいう今はゴールが決まらない時期という鹿島にまとわりつく邪気が祓われたらと思います。
何しろ監督が運気が悪いだけなので何かを変える必要はない(本当は変えるだけの引き出しがない)って言っていますからね。
とにかく『人事は尽くさないけど天命は待つ』の神頼み精神で悪い流れがいい方向に向かうのを待つしかありません。

最後まで読んでくれた方はもれなくポチっとお願いします→
スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿
以下の事項にあてはまると管理人が判断した場合、削除・コメント禁止とさせていただく場合があります。
1.記事・コメントの主旨を踏まえない単なる誹謗中傷。
2.記事、それまでのコメントをきちんと読んでいないと判断される反論・異論コメント。
(※よく読んで、調べて、考えてからお願いします)
3.根拠・一貫性のない主張の過度の押し付け。
4.同じ主旨の質問・議論の繰り返しとなるコメント。
5.意味のないもの、管理人から見て不快なもの。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://kashimablogetc.blog55.fc2.com/tb.php/1090-dea9ec0f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のコメント

最近のトラックバック

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

プロフィール

こーめい軍師

Author:こーめい軍師
J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

リンクはご自由にどうぞ(≧∇≦)

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア

秋春制反対の方は署名にご協力ください。 ↓携帯の方はこちらからお願いします。 http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=99

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。