鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第3節】決定率よりセレーゾ監督の采配的中率の方がヤバイ…の名古屋戦
結果
2015年03月22日(日)
名古屋1-1鹿島(17:04/瑞穂陸上競技場/16,053人)
[得点者]
32分:金崎夢生②←西大伍①
69分:矢野貴章
[フォーメーション]
FW:金崎
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:柴崎、梅鉢
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
52分:梅鉢→山村
64分:遠藤→高崎
80分:金崎→中村


試合の感想
探り探り0トップの連動性
名古屋は4-2-3-1でダニルソンが欠場。
ナビスコ杯の川崎戦で2ゴールした川又が1トップ、その下にノヴァコヴィッチが入る布陣です。
鹿島も4-2-3-1、こちらは小笠原が欠場で梅鉢がボランチに入りました。
前線は1トップに金崎、左サイドハーフにカイオを入れる布陣ですね。
試合はとにかく立ち上がりから静かな時間が流れて行きます。
川崎戦で勝利したものの、名古屋はまだ攻守にチーム作りが上手く行っていない印象。
フォーメーションもですが選手のポジションも定まっておらず、マイナーチェンジを繰り返しながらの戦いとなっています。
また、鹿島もこの試合ではこれまでほとんど試していない金崎の1トップという事で探り探りの入りになりました。
しかし、昨年ダヴィが負傷してからは中村を1トップに入れる形を何度も経験しており、基本的にはその時と同じ0トップシステムのようになります。
普段の4-2-3-1と違うところはトップの金崎がかなり動いてボールを受けに来るので、そこに縦パスを狙いやすくなっていました。
その分、右サイドの遠藤を起点にする攻撃の回数が減っていたのでチャンスらしいチャンスを作れていませんでしたが、逆に金崎の空けた前線のスペースに遠藤が頻繁に走り込み、それで空いた右サイドのスペースに土居が流れるなど前線の流動性が生まれます。
お互いしっくり行かない状態で鹿島は前線の流動性、名古屋はセンタリングから川又という形で攻めて行きますが、なかなか決定機までは至りません。
そんな中、先に得点を奪ったのは鹿島でした。
右サイドに流れていた土居がドリブルで突っかけると、それによって出来た中へのスペースに西が走ります。
そこでパスをもらった西がフリーの状態でセンタリング、金崎がヘディングでゴールを決めます。
名古屋のDF陣が何故か棒立ちになっていましたが、ゴール前には金崎、カイオ、遠藤、山本と入っており、前述した鹿島の前線の流動性がチャンスに繋がったシーンでした。
また、土居がサイドで仕掛けたことにより名古屋のDFラインが下がって西の走るスペースが生まれましたし、やはりトップ下よりまだサイドでの方が起点になれるプレイはできますね。
試合は1点リードのまま前半終了。
前半の内容はよくなかったように見えますが、0トップシステムの流動性は連携が上がって行けばもっとよくなる可能性を感じました。
しかし、セレーゾ監督にはそうは観えていなかったようですね。
これまでポストやバーに阻まれること度々、先制点の金崎のヘディングシュートもポストに当たったもののゴールしたので鹿島に運気が向いて来たのかと思いましたが、その運気を手放す采配を後半にしてしまいます。

4-1-4-1と0トップ放棄
ハーフタイムで西野監督が動いて来ます。
竹内に交代して小屋松を投入。
矢野が右サイドバックに入りましたね。
50分にカウンターから柴崎がボールを運ぶと金崎にスルーパス、シュートを打つかと思いきや中に折り返します。
フリーのカイオが待っていて決定機を迎えるも合わせ切らずふかしてしまいます。
しかし、ここも前線の連動性が効いていた場面でしたね。
柴崎がボールを運んでいる時にまずは遠藤が前線に入って、そこから下がったことで闘莉王と本多を引きつけました。
そでに出来たDFラインのギャップを突いて、裏に金崎が走り込みましたからね。
決まらなかったものの、まだまだチャンスを作れそうだったところ、52分にセレーゾ監督にしては珍しく早目の選手交代、梅鉢に代えて山村を入れます。
前半に警告には厳しい判定でイエローカードを受けていた梅鉢が退場しそうな雰囲気もあったので、この交代は良かったと思います。
ただ、山村を入れてフォーメーションを4-1-4-1にしてしまったんですよね。
4-2-3-1と4-1-4-1の攻撃面でもっとも違うのは両サイドハーフのポジションです。
4人並ぶため当然4-1-4-1の方がライン際の狭いエリアでプレイすることになります。
そうすると遠藤やカイオのように中に入って行くプレイを得意とする選手はやりづらくなります。
スペイン代表でも4-1-4-1の右サイドハーフにイニエスタを起用した事があります。
イニエスタはスピードはないですが技術が高いので密集地でもドリブルで切り込んで行けますし、そこからのパスもあります。
つまり、ゴールに近いところで能力を最大限発揮できる選手で、4-1-4-1のようなゴールから遠いサイドハーフで使われるとまったく特徴を出せなくなるんですよね。
世界のトッププレイヤーでもそうなってしまうのですから、選手のプレイスタイルとフォーメーションというのはそれ程重要なものなのです。
ライン際で力を発揮できるのはベイルのような選手で、4-1-4-1でやるならせめて遠藤とカイオのポジションを入れ替えて縦に仕掛けやすくするべきです。
こういうところを考えていないってことは、フォーメーションの特性を理解していない、戦術を分かっていないってことなんですよね。
また、サイドバックも前を塞がれて上がり辛くなりますし、金崎も後ろに4人が並んでいるため、4-2-3-1の時より下がってボールを受けるスペースがなくなって消え始めました。
この布陣変更から名古屋にボールを持たれる事が多くなり、カウンターくらいしかチャンスを作れなくなりましたね。
カウンターから得点を取れればよかったのですが、押し込まれる時間が増えてしまったのでファウルも多くなって、名古屋にセットプレイを与える要因になってしまいました。
そして、64分に遠藤が負傷をして高崎を入れたことでこの試合も負けパターンに陥ります。
4-2-3-1の0トップシステムが機能して来ていたので、昨年にもやっていた中村の1トップ、金崎を1列下げて前半と同じ事を続けていれば追加点を奪える可能性は高かったと思います。
采配ミスで運気が悪くなるとやはり失点してしまいます。
CKから矢野に決められましたが、山本のマークのミス、曽ケ端の判断ミスですよね。
そこからは追加点を奪われなかったのが不思議なくらい。
83分にはFKから牟田に合わせられますが、これはポストに救われます。
85分には小屋松の右サイドからのクロスにノヴァコビッチのヘッド、86分にも左サイド永井のクロスから川又に頭で合わせられますが、シュートはゴールの枠の外。
いずれもアンカーの山村がよく寄せていたのもありますが、名古屋の拙攻にも助けられて失点せずに済みました。
セレーゾ監督は守り切る形として4-1-4-1を定期的に使っていますが、8割方失敗していますよね。
ホームで昨年からほとんど勝てていない運気の悪い名古屋、セレーゾ監督の采配ミスで運気を悪くして勝機を逃し続けている鹿島。
そんな両クラブにふさわしいドロー決着だったのではないかと思います。
勝点1を手にしたことをポジティブに考えたいですが、対戦相手はまだ1勝もしていない仲間(もう1クラブは神戸)である名古屋。
清水も湘南も鹿島以外には勝利していないことを考えると、それ程楽観的な気分にもなれません。
試合後のコメントでは相変わらず決定機を決められなかったこと、審判への文句ですから、自分の采配が悪くて負けているとは思っていないのでしょう。
この試合では疲労を考えて土居を交代するつもりだったところ遠藤のケガでプランが崩れたとも言っていましたが、それならどうしてここまでかたくなに土居を先発(ACLの2試合以外)フル出場で使い続けたのか、この試合でも先発起用したのか疑問ですし、本当かどうか分かりませんよね。
すべての采配が当たる監督はいないですが、ここまで外し続ける監督は観たことないです。
ただ、試合内容は悪くはないですし、相手が選手交代で良くなるところ、鹿島はセレーゾ監督の采配でどんどん悪くなるパターンになっていますから、その問題を解決すれば一気に良くなると思います。

代表中断期間ですべきこと
もちろん真っ先にやるべきことは、選手起用と采配の改善ですから中断期間にチーム力を最大限発揮できる選手の組み合わせ、ベースとなる布陣を模索してほしいところです。
具体的に言えばこれまで何度も述べているようにトップ下問題の改善ですが、セレーゾ監督があくまでトップ下を替えないのであれば、この試合のように1トップを金崎や中村にする選択肢を考えないといけません。
しかし、この試合でも4-2-3-1での0トップシステムを途中で放棄して流れが悪くなったように、采配の改善には大きな期待はできないです。
なおかつ補強ももう間に合わないみたいですから、代表による中断期間ですべきもっとも重要なことはコンディションを上げることでしょうね。
この試合では遠藤が負傷で途中交代しましたが、やはりキャンプで追い込み過ぎた影響でケガ人が増えています。
しかも采配ミスで結果が出ていないため、次第にメンバーも入れ替えづらくなって先発メンバーに負担がかかっていますからね。
セレーゾ監督は追い込めばコンディションが上がると思っているようですが、トレーニングで大事なのは回復です。
有酸素運動にしても筋力トレーニングにしても追い込んだ後の超回復があってこそ効果が出るわけです。
ところがキャンプで走らせ過ぎると、当然その回復までに時間がかかることになります。
セレーゾ監督は「キャンプで1年間戦える体作りができた」と言っていましたが、それはシーズン終盤に息切れしないという意味で、「1年間いいコンディション状態で戦える」という意味ではありません。
単純に秋ごろにコンディションのピークを持って行くというだけです。
しかも、セレーゾ監督の場合はシーズン中でもサーキットやフィジカルトレーニングでけっこうは負荷をかけるので、その度合いによっては回復が遅れることになります。
中断期間では特にそういったトレーニングをする傾向になるので、昨シーズンも中断明けの試合結果は散々でしたね。
運動量、インテンシティーで勝てない試合が多かったです。
特に戦術面や選手起用、補強での上積みが望めない状態では何をしていいか分からないでしょうから、もう走らせるくらいしかないと思っているのではないかと恐怖を覚えます。
前にも言いましたが、セレーゾ監督のフィジカルトレーニングのやり方は陸上選手用のものです。
陸上選手は毎週末に大会があるわけではなく、本命の大会以外は調整のために出場する事もできます。
つまり、本命の大会に向けて最高の状態に持って行くやり方なので当然追い込み方もハンパではなく、追い込み→回復のスパン、コンディションの波もかなり大きなものになります。
しかも、ピークの状態をそれ程長く維持して行けるわけでもなく、それが過ぎればまた落ちて行きます。
毎週末勝たないといけない試合があるサッカーにおいてはもっと短いスパン、1か月程で負荷→超回復のサイクルを作っていくことの方が重要なのですが、今からどうこう出来る問題でもないのでとりあえずキャンプで走り込んだ効果が出る時期を待つしかないです。
それまでは何とかチーム力の差、地力の差で勝ち点を拾って行きたいのですが、選手起用や采配がはずれまくって力を発揮しきれていませんからね。
まずはできるだけコンディションをいい状態にして中断明けのホーム鳥栖戦に臨んでほしいです。

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この記事に対するコメント
セレーゾ八百長疑惑
いつも楽しく読ませていただいてます。

セレーゾ八百長しているんじゃないか?
と思えるほど、外れますよね。

セレーゾが中断期間にやること!
走り込み!
この一択で間違いないと思います。
【2015/03/25 18:40】 URL | しかくん #- [ 編集]

>セレーゾ八百長疑惑
しかくんさん、コメントありがとうございます。
采配ずっとはずし続けていますよね…。
よく言えばブレないということになるのでしょうが、同じことして上手くいってないんだから、そろそろ別のことをやってほしいですね。
この試合で金崎の1トップにしたのはよかったのですが、後半が続かなかったのが残念です。
誰か1人戦術に詳しいコーチを付けた方がいいと思います。
【2015/03/26 20:31】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

稚拙なカウンターとキーパーミス
前半終了間際に得た絶好のカウンター。遠藤からカイオにパスが出て完全に2:1の状態。
やったーと思いましたが、湘南戦と同様何のアイデアもなく右側を走る土居?にパスを出すもたったひとりしかいない
ディフェンダーにぶつけて失敗でした。
基本は味方が走る逆側の左側にドリブルをして中央を空けディフェンダーの身体の向きを左に向かせてから右側に出すというプレイができればチャンスは膨らむはずですよね。草サッカーでも習うことをプロができない?あるいは教えない?練習しない?何回同じ失敗をするんでしょう?あきれました。決定力がどうのこうの言う前にプレゼントされた絶好のチャンスを生かす指導をしてほしいものです。
曽ケ端の判断ミスもいいかげんにしてほしいですね。出て行ったら触る。触れないならステイするという基本的な判断ができていません。昨年から失点にからんだもの以外にも出て行って空振りや途中でやめて中途半端な位置で立ち往生というのを何回見たことでしょう。キーパーの補強失敗の影響は大きいです。
【2015/03/27 17:24】 URL | うちゃん #- [ 編集]

セレーゾ八百長疑惑
金崎とカイオが練習でケガですか?
いったい何の練習をしているだ?
頼むよマジで。セレーゾさん。
残留争いが心配になってきます。
【2015/03/27 21:28】 URL | しかくん #- [ 編集]

>稚拙なカウンターとキーパーミス
うちゃんさん、コメントありがとうございます。
カウンターは判断悪くてチャンスにならないことも多くなってますね。
あの場面はカイオが右のアウトサイドでパスして、ミスしてDFにぶつけましたけどあれだけ余裕のある場面ですから、ジーコも言っていたように確実にインサイドでパスしないといけないです。
やっぱり数的有利のときは確実に決定機まで繋げてほしいですね。
【2015/03/30 20:05】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

>セレーゾ八百長疑惑
しかくんさん、コメントありがとうございます。
別メニューとかいう情報もありますが、ケガが多くなっていますね。
ちょうどいい中断期間になったので、万全の状態で再会を迎えてほしいです。
ケガ人が多いのを考慮して練習の負荷が軽くなるといいですね。
まあ、戦術練習や出場の少ない若い選手はしっかり鍛えてもらいたいですが。
【2015/03/30 20:11】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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