鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第4節】ケガの功名!!采配失敗なしの布陣で今季初勝利…の鳥栖戦
結果
2015年04月03日(金)
鹿島3-1鳥栖(19:04/カシマサッカースタジアム/8,539人)
[得点者]
07分:谷口博之
64分:金崎夢生③←柴崎岳②
76分:柴崎岳①[PK]
78分:遠藤康②←柴崎岳③

[フォーメーション]
FW:高崎
MF:金崎、土居、カイオ
MF:梅鉢、柴崎
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
66分:カイオ→遠藤
73分:高崎→中村
90分:土居→青木


試合の感想
セットプレイからの失点多すぎ
鳥栖は4-2-3-1といつものフォーメーションです。
左サイドバックのチェ・ソングンが出場停止で清水から移籍して来た吉田がそのポジションに入っていました。
鹿島もいつも通り4-2-3-1ですが、ケガ人続出で先発とベンチメンバーが変わっています。
ダヴィと小笠原はもちろん、別メニューだった山村、赤﨑がベンチ外、名古屋戦で負傷交代した遠藤もベンチスタートになりました。
U-22代表に参加していた豊川、植田もベンチに入っていませんでした。
鹿島は特に中断中に変わったところはありませんでしたね。
高崎もまだフィットしておらず、遠藤がいないと前線に起点ができないですし、両サイドバックも西はプレイが雑、山本もどこか調子が良くなさそうです。
いきなり昌子が遠目から狙って林がはじいてバーを叩く惜しいシーンはあったものの、鳥栖持ち前の運動量とインテンシティーの前に苦戦します。
しかも心配されていた守備でも早々にやらかしてしまいます。
6分右からのFKをファーサイドで谷口に合わせられてあっさり失点。
鹿島は壁に4枚、ペナルティエリア内には鳥栖の選手5人に対して6人で守っていました。
高崎は人に付かずゾーンで守っていたので5対5の状況だったんですよね、最初は…。
しかし、中の競り合いでレフェリーが一度注意をしたのですが、その間に鳥栖が1人ペナルティエリア内に人数を増やしていました。
曽ケ端と昌子が必死にマークに付くように言っていたのですが、そのままファーサイドが3対4の数的不利の状態でリスタート。
それは誰だってあそこを狙って放り込みますし、数的不利なんだから当然ドフリーでシュートされてしまいますね。
ただ、曽ケ端のプレイも酷いです。
ポジショニングが悪過ぎですね。
あそこでGKがまず考えないといけないことは、ニアを抜かれないことです。
これはGKの守備の基本ですからね。
ファーサイドで合わせられる事は分かっていたわけですし、もっとニア寄りにポジションを取れる余裕はあったので、まずもっとも危険な選択肢、そして谷口にとってはもっともイージーな選択肢を潰さないといけなかったです。
谷口がドフリーだったので、ファーサイドに決められたり、中に折り返されて決められたのなら仕方ないと言えますが、あのプレイは有り得ません。
マークミスがあったのでもう最初から決められても仕方がないというような中途半端な気持ちでやっている感じでしたね。
守備の不安定さも相変わらずで苦手の鳥栖に苦しい展開が予想されますが、この試合でいつもと決定的に違うのは後半のセレーゾ監督の采配です。
この試合はメンバーが発表された時点ですでにそれは確定していました。
なぜなら別メニューでベンチスタートになった遠藤が交代のファーストチョイスになるのは確実でしたし、退く選手の順序もこれまでのセレーゾ監督の采配を観ていたら高崎、カイオ辺りになります。
そして、FWの控えが入っていないということは高確率で中村が投入され、名古屋戦で機能していた金崎の0トップになるわけですね。
さらに山村不在なので4-1-4-1にして攻守のバランスを欠いて混乱する可能性も低いと予想されます。
要するに采配に失敗のしようがない布陣になっていたわけですよ。
そのため、この試合は後半に選手交代のカードを切る前に同点であれば十分勝てる可能性のある試合だったのです。
早々に失点してしまったものの、1点差のまま持ちこたえればまだ後半に同点にすることは難しくないという状況でした。
幸いなことに鳥栖はハードに守ってはいましたが、1点を取って安心したのか攻撃にあまり圧力をかけて来ませんでした。
危ない場面は右サイドでカイオがボールを取られてからのカウンターくらいでしたね。
最後は豊田との1対1の所で昌子が勝ってボールを奪い、追加点を阻止しました。
とは言っても押し込まれていたのは鹿島ですし、攻撃に関してはやはり上手くいっていません。
立ち上がりの昌子に加えて、カイオ、梅鉢と遠目からシュートを打ったのですが、GKやDFに阻まれました。
どれもいいシュートだったので決まってゴラッソが生まれてくれれば楽になるんですけど、鳥栖のようにゴール前を固める相手にはなかなか遠目からだと決まらないです。
それでも打っていくしかないんですけどね。
前線で起点を作って攻められたのは、ペナルティエリア内でカイオが起点になって柴崎がシュートした場面くらい。
前半終盤にはCKから昌子のヘッドで決定機を作りますが、叩きつけ過ぎてゴールの枠の上に飛んでしまいます。
ただ、ゾーンで守る鳥栖のセットプレイの守備はDFの間に入ってそこにボールが来ればフリーで合わせられるのでチャンスになりますよね。
前半は1点ビハインドのまま折り返します。

前線のタメ、0トップ、柴崎トップ下
ハーフタイムで選手交代はなかったので基本的に前半と試合の流れは変わりません。
立ち上がりに柴崎がロングシュートを放ちますが、前線で起点が作れないのでどうしても遠目から狙うことが多くなります。
攻撃もチグハグ感が漂いますが、62分にようやくチャンスを作ります。
西のボールに前線に飛び出した土居がトラップから切り返し、DFを1人かわしてファーサイドの金崎にクロスを送りますが少し精度を欠いて、金崎のヘッドは枠に持っていけませんでしたね。
この時間辺りから徐々に鳥栖の選手の運動量も落ちて守備の対応が遅れて来ます。
金崎が左サイドでファウルをもらうと、柴崎のFKを自身が頭で合わせて同点とします。
ゾーンで守る鳥栖の選手の間に上手く入りましたし、その前で昌子が競っていて見えづらかったと思いますが、抜けて来たボールをしっかりとらえましたね。
この1点は大きかったです。
同点としたところでカイオに交代して遠藤投入。
ちなみにカイオはこの時、ペットボトルを蹴ってしまい警告、次節出場停止となってしまいました。
ここからの鹿島は今季初めて選手交代でチームが良くなって行きます。
さらに73分には高崎に代えて中村を投入、金崎を上げて0トップにします。
前線も流動的になりますし、今の鹿島ではこのシステムがもっとも機能していると言えるでしょうね。
その交代直後、昌子のフィードから土居が左サイドに走って切り返しで丹羽をかわすと中に切り込みます。
ペナルティエリア内で菊地のファウルを誘ってPK獲得。
これまで何度も言っているように土居はサイド向き。
前節の金崎のゴールの起点、この試合後半の右からの金崎へのセンタリングなどサイドで仕掛けて中に切り込む、もしくは切り返しというのは相当精度高いので真ん中で使っているのは宝の持ち腐れですよ。
もちろんトップ下でも体を張ってキープして前を向いて自分でドリブルで切り込めれば一番なんですけどね。
このPKを柴崎が落ち着いて決めて逆転。
さらに鹿島の攻勢は続きます。
鳥栖のスローインを中村がカット、頭で土居に落とすと、ボールをもらった柴崎がそのままドリブルで中に切り込んで右サイドへ。
逆サイドでパスを受けた遠藤が1対1を仕掛けて、得意の角度から左足のシュートでファーサイドのゴールネットに。
このゴールで鹿島としては楽になりましたね。
この後、キム・ミンヒョクに金崎が顔面を踏まれてイエローカードで済ませるという誤審がありましたが、鹿島は今季初勝利を目指して追加点を狙うよりセイフティにボールを回していく感じでした。
最後は土居に代えて青木を投入、柴崎をトップ下に上げます。
問題ない采配で攻守のバランスも崩れることなく、試合をクローズできましたね。
鳥栖はこれまで前半から運動量とインテンシティーが高くても、何だかんだでバテずに試合終了まで行くイメージがあったと思います。
実際にそんな鳥栖を鹿島は苦手にしており、ホームで今まで勝ててなかったわけですからね。
そんな鳥栖の変わったところと言えば、監督です。
今季から就任した森下監督はセレーゾ監督以上に練習が長くハードです。
紅白戦でもゴールが決まるまで延々とやらせて、3時間以上になるそうで磐田時代は選手が練習より試合の方が楽と口を揃えて言っていたものです。
その結果何が起こったかと言うと13シーズンはアウェイの戦績が5勝2分10敗、14シーズンも解任されるまでのアウェイ戦は0勝1分4敗とアウェイで非常に弱かったんですね。
その上、ハードすぎる練習が祟ってシーズン中盤以降にケガ人が続出してしまって降格の原因となってしまいました。
後半に失速した鳥栖と選手交代で活性化した鹿島、これまでの試合展開と逆になったことでようやく初勝利を手にする事が出来ました。

これまでのセレーゾ監督の采配ミスが浮き彫りに
ようやく今季公式戦初勝利となりましたね。
今季はここまでACLを含めて1分5敗、すべての試合で後半にセレーゾ監督が采配を振るって失速。
遠藤の交代、4-1-4-1への布陣変更、名古屋戦では前半機能していた0トップを放棄などこれまでは学習能力なく…、いやブレずに同じことを繰り返してすべて失敗していましたからね。
ようやくこの試合では後半の選手交代でチームが良くなるという采配を揮うことができました。
ただ、それは完全にケガの功名、セレーゾ監督お得意の『出場停止やケガ人で今までと違うことをせざるを得なくなったらそれがたまたま上手く行った』という戦術です。
ダヴィ、小笠原、赤﨑、山村のケガ人に加えて、U-22の豊川と植田という選択肢がなくなって、本山もベンチに入ってなかったのでもう攻撃では遠藤、中村を入れていくしかなかったですからね。
さすがに采配の失敗しようがないという状況でした。
逆に言えば、これまでの試合もセレーゾ監督の采配が失敗し続けていなければ勝てていたんですけどね。
ただ、この試合で上手く行ったからといって同じことを今後続けていけばいいというわけではありません。
まず、遠藤がいない時間帯の攻撃をどうするのかという問題があります。
この試合ではセットプレイから同点に追いつけたので良かったですが、遠目からのいいシュートは何本もあったものの攻撃の形、決定機はあまり作れていなかったですからね。
さらに後半に交代カードを切るまで失点をせずにいられるかという問題もあります。
この試合は鳥栖も高い位置で起点を作れていなかったですし、攻撃している時間も長いクラブではないので1失点で済みましたけど、後半勝負を仕掛ける前に2点差をつけられていたらきついですから。
そのため、やるべきことなんですがもっとも最良な選択は遠藤以上の外国人選手を獲得することです。
前線で起点になれる選手、過去で言えばジーコはもちろんビスマルクやレオナルドらですが、そこまでいかなくてもレナトクラスの選手がいればだいぶ違って来ます。
メディカルチェックでケガが判明したものの思ったより重い症状ではなくて復帰まで早いと予想されていたジネイがクラブハウスやスタジアムに来ており、契約する流れみたいですからね。
ジネイが前線で起点になれれば攻撃力はかなりアップすることでしょう。
2つ目の策は遠藤と同等、代わりになる選手を育てることですね。
そういう選手を後半途中から投入できれば、第二エンジンとして攻撃を活性化する事が出来ます。
もう1つの策は遠藤程でなくても起点になれる選手を入れて遠藤の負担を軽くすることです。
これは中村をトップ下に入れてしまえばすぐ解決する問題だと思います。
広州恒大戦を挟んで新潟戦でどういう選手起用、采配をするのか注目ですね。

本当の本当の崖っぷち広州恒大戦
次は火曜日にホームで広州恒大戦です。
鹿島はACL3連敗となっていますが、前節でFCソウルとウェスタン・シドニーが引き分けてくれたのでまだグループリーグ突破の可能性は残っています。
ホームですしベストメンバーで挑んで勝点3を狙いたいところ。
広州恒大に勝てれば、セレーゾ監督が内容では勝っていたと言っていたウェスタン・シドニーとFCソウル相手にも勝点3を奪ってくれることでしょう。
ただ、ケガを抱えている選手は無理に先発させないでほしいですね。
前節の対戦で明らかだったように広州恒大の守備には問題があります。
2列目に並ぶ外国人選手の守備意識が低いですし、プレスバックすることも少ないですからね。
特にエウケソンの裏は狙い目です。
相手の守備の隙を突き、ディフェンスでは何とか気合いで踏ん張って撃ち合いを制したいところです。
広州恒大が外国人を温存して守備的な戦術を取って来たら、じっくりボールを回して何とかこじ開けるしかないですが、選手起用を間違わなければ得点は取れるでしょう。
それにしてもこの鳥栖戦からGW終了後の5月10日FC東京戦までは、10試合連続で中3日、中4日の日程になるんですね。
これは相当きついですしケガ人が多く選手起用の選択肢が狭ければ連戦を戦っていけないですから、ケガの功名とか言ってられないです。
しかし、選手起用の選択肢が増えればセレーゾ監督の采配が負の方向に向かってしまいますから、どっちに進んでも困ったことになりそうです。
ますます監督の選手起用が重要になって来ますし、この試合のように不可抗力でも偶然でも上手くハマればと思いますね。

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この記事に対するコメント

いつも楽しく読ませていただいてます。

あのスタメンって采配ミスじゃないですか?
遠藤のケガで中盤はやっぱり起点が無いメンバーでした。
鳥栖がガンガン来なかったから
よかったけど。。。
試合が決まらなくて運が良かったです。

遠藤が入ってようやく試合開始だな!
今日は何分間、ベストメンバーで試合ができるか?
毎回、祈る気持ちで見ています。

運よく同点で遠藤が入り、
鳥栖の足が止まるという運もあり、
逆転勝利できましたね。

次節はカイオ出れないから、
中盤に遠藤か中村がスタメンに
なりますよね?
両方使って、金崎がFWだと1番いいんですが、
交代で余計な事をしそうだから、
交代枠は中村でもいいです。

セレーゾのコメントからすると、
相変わらず前半がうまくいかなかった理由を
把握していないようですので、
まだまだ不安な毎日です。
ジネイがどうなるかわかりませんが
大迫と同じぐらい起点になれる
トップだといいですね。
【2015/04/05 21:40】 URL | しかくん #- [ 編集]

しかくんさんへ
コメントありがとうございます。
鳥栖戦の先発はあれで仕方なかったと思います。
先発は土居をトップ下で使う以上、中村を先発してもサイドで起用されることになりますから、起点になる効果は薄くなってしまいますから。
ただ、同点で後半の勝負どころの時間帯を迎えられたのは運もありましたね。
試合後のコメントは矛盾だらけですね。
金崎のフィジカルコンタクトを褒めていて、逆にフィジカルの部分で戦えていない土居のプレイがいいというのもおかしな話です。
でも、ここ2試合は土居も仕掛ける意識が高くなっては来ているので、もっとPKを取ったようなプレイが増えるといいですね。
連戦になるので選手起用がどうなるか分からないですが、ベストメンバー固定で戦っていくんじゃないかと思います。
CBも固定されて落ち着いて来た頃なので、Jリーグでは一度山本に代えて鈴木隆を使ってほしいところです。
【2015/04/07 09:45】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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