鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ACL第4節】気合いと内容と結果が伴ったACL初勝利…の広州恒大戦
結果
2015年04月07日(火)
鹿島2-1広州恒大(19:00/カシマサッカースタジアム/7,033人)
[得点者]
19分:遠藤康①[PK]
75分:エウケソン
93分:高崎寛之②←柴崎岳①
[フォーメーション]
FW:金崎
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:梅鉢、柴崎
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
77分:土居→高崎
82分:遠藤、梅鉢→中村、青木


試合の感想
相手の変化に対応してリードを奪う
広州恒大はカンナバーロ監督がフォーメーションを変えて来ましたね。
中盤ダイヤモンド型の4-4-2、前線はエウケソンとガオ・リンを2トップにしてトップ下にグラルを置く布陣でした。
前回の対戦で鹿島にサイドをかなりやられていたので、端から守備を期待していないエウケソンはサイドではなく真ん中に置いて、鹿島のサイドハーフには3ボランチにすることで対応しようという戦術ですね。
遠藤、カイオがボールを持った時にはそれぞれ16番のフアン、21番のジャオ・シュリーを当ててサイドで自由を与えないようにしていました。
この辺りはさすがカンナバーロ監督というところです。
相手のやり方が違ったことで少し思惑をはずされた鹿島ですが、序盤から広州恒大に押し込まれるものの集中力と守備意識を高く持って持ちこたえます。
そして、15分頃から鹿島も守備のやり方を修正、あまり前からは追わずにある程度リトリートして相手のアンカーからプレッシャーをかけて行くようにします。
するといきなり鹿島に先制点が生まれます。
18分にセンターサークルで梅鉢がインターセプト、こぼれたボールを拾った金崎が右サイドの遠藤に。
左のアウトサイドで上げたセンタリングはキム・ヨングォンの左手に当たってハンド判定、PKとなります。
露骨なハンドではなかったですが、手は体から離れていたので取るレフェリーは取りますよね。
これを遠藤がきっちり左隅に決めて、バースデイゴールで先制します。
アウェイでは撃ち合いになりましたが、この試合はカンナバーロ監督が鹿島の強みであるサイドに対応策を打って来ており、鹿島も前回の失点の多さを反省して守備意識を高く臨んでいました。
そのため、いかに点をとるかよりいかに守るかという展開になっていたので、早めに先制できたのは大きかったですね。
守備ではダブルボランチに梅鉢を入れた効果が出て来ています。
鳥栖戦でもそうでしたが、必ずゴール前で数的不利にならないようにフォローに入っていますし、CBが跳ね返したボールを拾える位置に戻って来ています。
また、DFはそうそう1対1では綺麗にボールを取りきれるわけではないですから、そういう時の抜かれた所でのカバーリング、こぼれ球への反応というのは小笠原にはないいい所です。
パス回しの所でのミスやファウルがまだ多いのが気になりますが、この試合のイエローカードは抜かれたら危ない場面でしたし、きちんとボールにも行っていたんですけどね。
それでも広州恒大の攻撃力はやはり絶大で28分にはグラル、ガオ・リンと繋いでエウケソンが飛び出しますが、スルーパスがやや大きくなったところを曽ケ端が体を張って防ぎます。
34分にもエウケソンのFKをスーパーセーブ、体を伸ばして何とか触ったボールはポストに当たって失点を免れます。
流れの中からはそれ程チャンスを作れていなかった鹿島ですが、終了間際にいい形を作ります。
遠藤がドリブルで相手をかわすと土居へくさびのボール。
土居はワンタッチで右サイドの金崎にはたいてゴール前でリターンを受けます。
センタリングをトラップしたところでハンドになってしまいますが、やはりチャンスを作るにはドリブルでの仕掛けは大事ですし、0トップシステムで前線の流動性が活かされた攻撃でした。
前半は1点リードのまま折り返します。

仕掛け続けた成果がロスタイムに
後半は広州恒大がより攻撃的になり、そんな中鹿島のチャンスも増えて行きます。
立ち上がりに梅鉢の頭でのパスを金崎がDFを背負いながら上手く遠藤に繋ぐと、中央の土居に落とします。
土居はフリーだったもののシュートまで行けず。
しかし、やはり遠藤以外にトップかトップ下でボールが収まると攻撃の作りやすさも全然違いますよね。
48分にもスローインを金崎がポスト役になって起点になると、パスを受けたカイオが股抜きで左サイドを切り込みます。
切り返して右足で出したマイナスのパスに走り込んだ柴崎。
トラップは少し大きくなったのですが、DFに突っ込まれながら右サイドのいいコースを狙ったんですけどね。
GKの好セーブに防がれてしまいました。
続く51分には遠藤が左サイドをドリブルでかき乱すと、カイオが落としたところを梅鉢が左足でミドルシュート。
ファーサイドに鋭い弾道で飛んで行きますが、ここもGKがファインセーブ。
しかし、こぼれ球を土居が押し込んで追加点と思いきやオフサイド判定でノーゴール。
確かに右足1本分くらい出ておりオフサイドですね。
土居が後ろから飛び出している状態だったら副審も迷ったかもしれませんが、もともとオフサイドポジションにいてポジションを取り直してなかったので確信を持って旗を上げたと思います。
際どい判定になったのはDFが土居のマークのために少しラインを下げたからでしたからね。
ここからは広州恒大が鹿島の左サイドから攻勢を仕掛けて来ます。
何とか守備で踏ん張ってカウンターを狙う鹿島でしが、広州恒大の攻撃の圧力を考えると2点目が必要な事は明らか。
それをどのように取りに行くかが重要になって来ます。
もちろん先に動くのはカンナバーロ監督、65分にメンバーを2人入れ替えて来ました。
鹿島はしっかり守ってカウンター、さらにサイドの遠藤とカイオが積極的に仕掛けて行きます。
広州恒大は3ボランチで守っていますから、後半になって疲労も出て来て横幅をカバーしきれなくなって来ましたね。
鹿島もサイドチェンジを意識してそこを狙って行っていました。
1点差で守備も悪いわけではないとなると動きづらい状況ですが、セレーゾ監督が動けないでいると同点に追いつかれてしまいます。
リードしている時点で交代するならイエローカードをもらっている梅鉢か、体を張って仕掛けることがまったくできていない土居になります。
ただ、梅鉢は守備で効いていたので交代しづらいというのは分かるのですが、2点目を取るために土居はもっと早く代えてよかったです。
セレーゾ監督が迷っていると29分にFKのリスタートから、前線に一気に放り込まれます。
左サイドでガオ・リンがキープするとセンタリング、エウケソンには昌子が付いていたのですが上手く合わせられて決められてしまいます。
ここはこれまでの失点と違って単純に人数が足りないとか、マークに誰も付いてないとかじゃなくて人数も揃っていましたし、ガオ・リンには西が付いて、梅鉢も戻って来ていました。
昌子もエウケソンの事は見ていたのですが、やはりエウケソンの裏の取り方や競り合いながらきっちり合わせて来る技術はすごいですね。
ただ、1つ言えばあそこは素早く簡単にリスタートをさせすぎました。
誰かが警告覚悟でもボールの前に立って遅らせて欲しかったですね。
嫌な流れになった鹿島ですが、この試合はこれまで勝てなかった試合とは別。
失点して追いつかれたものの守備はよく我慢する事が出来ていましたし、やはり2点目を取らないと勝てないっていう試合でしたよね。
そこでセレーゾ監督が打った手は土居に代えて高崎投入、金崎をトップ下に入れます。
珍しく最初の交代カードで土居を下げて来ましたね。
この交代が良かったです。
5分後には遠藤、梅鉢に代えて中村、青木を入れるのですが、高崎と土居が中央で並ぶ事がなかったので攻撃が失速することがなかったですね。
前線の選手は連携が出来ていなくて個で強引に仕掛ける場面が多くなりますが、前半から遠藤、カイオ、後半の選手交代からは1つ下がった金崎、途中から入った中村がガンガン仕掛けていたことが勝負の綾となります。
この試合はドリブルで仕掛けてチャンスも作れていましたし、ファウルも多くもらうことができていました。
カイオも引き続き仕掛け続けて、右サイドで粘ってファウルをもらいます。
ロスタイムももう終わりかというところ、柴崎がいいボールを上げて高崎が起死回生のヘッド。
DFとDFの間に入って上手くファーサイドに流し込みました。
鳥栖も同様にセットプレイをゾーンで守っていましたが、そういう相手への対処をセレーゾ監督はかなり練習していますね。
これがラストプレイとなって劇的なACL初勝利となりました。
結局、鳥栖戦もこの試合も選手交代で失速しなかったことが勝利に繋がりましたね。
Jリーグではパスを回して回して…っていうのでもある程度チャンスを作れますが、ACLではやはり個の力、強引にでも仕掛けて行くことが勝敗を分けます。
仕掛ければ相手を引きつけられますし、そうすることで守備のバランスも崩れます。
相手も仕掛けられるのは嫌ですし、突っ込まれるとなかなかボールを綺麗には取れないのでこぼれ球を拾えればチャンスに繋げられます。
当然ファウルも多くもらえますからね。
守備でもよく我慢して守れていましたし、ACL仕様の戦い方が出来たからこそ広州恒大に勝てたという試合でした。

自力突破の可能性復活
FCソウルとウェスタン・シドニーが2戦連続で引き分けるという鹿島にとってもっともラッキーな結果になったため、自力突破の可能性が復活しました。
鹿島が勝点3、FCソウルとウェスタン・シドニーが共に勝点5ですから、残り2戦の直接対決で勝利すれば上の順位に行けます。
ただ、次の試合はアウェイでウェスタン・シドニー、しかも昌子が出場停止ですからね。
ホームでの対戦を見ると失点さえ気を付ければ十分勝てる力はあると思いますが、鹿島は連戦がずっと続くのもありますし、やはりアウェイの戦いはそう簡単には行かないでしょう。
それでもグループリーグを突破してダヴィの復帰、ジネイの獲得となれば決勝トーナメントでも戦えるんじゃないかと思いますし、3連敗スタートの中かなりの幸運も手伝って自力突破の可能性が浮上したわけですからそのチャンスを活かしたいですね。
新潟、柏戦を挟んでのウェスタン・シドニー戦になるのでそこまでの持って行き方も大事になって来ます。

次もホームで苦手新潟戦
次の試合は日曜日、ホームで新潟戦となります。
鳥栖も苦手な相手でしたが、新潟も08シーズンからの対戦は4勝4分6敗と苦手なクラブの1つ。
ホームの成績に至っては1勝2分4敗という分の悪さとなっています。
そんなに圧倒される試合はないんですけど、何だか勝てないって感じですよね。
やはり鳥栖同様に運動量があって球際を激しく来てファイトするチームなので、鹿島が苦手とするタイプと言えるでしょう。
水曜日にナビスコ杯があったので日程は鹿島が1日有利ですが、新潟はメンバーを入れ替えて戦っています。
対して鹿島はほぼ同じメンバーで戦わざるを得ない状況です。
カイオが出場停止なので高崎を1トップに入れて金崎を左サイドにするか、金崎の0トップを継続して左サイドに中村、豊川を入れるかですね。
中央に高崎と土居が並ぶと攻撃で苦しくなるので、こーめいは後者を希望します。
トップ下を替えるという手もありますが、セレーゾ監督はやらないでしょうからね。
他はサイドバックに鈴木隆、伊東のどちらかを使うくらいしか動かしようがないと思います。
コンディションがどんなものかというのはありますが、0トップシステムは機能して来ているので苦手な鳥栖にも勝ちましたし、新潟もホームで撃破したいですね。

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この記事に対するコメント

こーめいさん、初めまして。いつも興味深く拝見させてもらってます。

梅鉢良かったですね。 基本、守備的なポジショニングで、バイタルをケアして、よくインターセプトをしていました。DFのラインが上がったら梅鉢も、攻撃参加してましたけど、そのスペースを柴崎が、フォローしていたので良い関係になってきているなと思いました。

小笠原の復帰も気になりますが、基本的に柴崎との先発争いだと思ってますので、梅鉢には、さらに頑張ってもらいたいです。
【2015/04/10 13:14】 URL | sato #- [ 編集]


いつも楽しく読ませていただいてます。

スタメン、選手交代ともに大満足の
セレーゾ初となるミス無しの采配でしたね。

中盤に常に起点に慣れる人がいれば、
ACLでも、十分やっていけますね。

このスタメン、交代でしばらく行って欲しいです。
本当はターンオーバーうまくして欲しいですが、
そこまではセレーゾには求めませんので。
【2015/04/10 18:48】 URL | しかくん #- [ 編集]

satoさんへ
コメントありがとうございます。
本当は13シーズンに梅鉢を起用して育てて欲しかったですが、遅ればせながらいいファーストボランチになってくれればと思います。
ただ、セレーゾ監督は1トップとトップ下が攻撃の組み立てに参加できていないなら、ボランチを二人共攻撃的にすればいいじゃんって考えみたいですから、小笠原は復帰したらまた柴崎との併用になるでしょうね。
【2015/04/14 12:35】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

しかくんさんへ
コメントありがとうございます。
鳥栖戦と広州恒大戦は采配ばっちりでしたね。
しかし、新潟戦を観るとやはりまだまだその采配ミスに油断ならないですし、あの運動量の落ちぶりですとローテーションしないわけにも行かないかなって感じで心配です。
【2015/04/14 12:37】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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