鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第11節】25試合ぶりの完封勝利…のFC東京戦
結果
2015年05月10日(日)
FC東京0-1鹿島(16:04/味の素スタジアム/42,070人)
[得点者]
34分:土居聖真②
[フォーメーション]
FW:赤﨑
MF:カイオ、土居、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
59分:赤﨑→高崎
64分:ファン・ソッコ→青木
70分:土居→植田


試合の感想
予想通り・理想通りの前半
FC東京はいつもの4-3-1-2でスタートです。
2トップは武藤と東のコンビ、吉本が出場停止でケガから復帰のカニーニがCBに入っていましたね。
鹿島は4-2-3-1、1トップはFCソウル戦に続いて赤﨑。
後ろのメンバーもいつも通り、まったく代わりがありませんでしたね。
FC東京は中3日、鹿島は中4日での対戦となります。
試合は予想した通り鹿島がサイドで起点を作れるのでボールを保持して主導権を握ります。
もともとFC東京は相手にボールを持たせてカウンターというスタイルですからね。
赤﨑のオープニングミドルシュートで始まると、カウンターから遠藤のシュート。
それで得たCKの2次攻撃から、柴崎のクロスを山本が頭で合わせます。
ここは権田に防がれてしまいますが、鹿島が優位に試合を運びます。
12分にはFC東京の攻撃を跳ね返したこぼれ球を遠藤がキープして低い位置でファウルをもらいます。
それを柴崎が素早くリスタートして前線にフィード。
赤﨑が得意の裏を取る動きでチャンスを作りますが、左足のボレーは浮いてしまいます。
しかし、フィッカデテンティ監督も伊達にこの4-3-2-1を継続しているわけではなく、3ボランチの横のシフトを早くしてサイドバックが鹿島のサイドハーフを、インサイドハーフで鹿島のサイドバックを観るようにして対応します。
鹿島はこのFC東京の守備でサイドハーフが相手のサイドバックにしっかりケアされているのに強引にロングボールを入れたり、同サイドで縦にパスを入れて自ら苦しくなっていました。
こういう時は低い位置でもいいのでサイドチェンジを入れて、FC東京の守備を横にシフトさせれば必ず3ボランチの距離に隙が出来ます。
そこにトップ下の選手が入って起点になるか、逆サイドの空いたスペースを使うようにすればいいんですけど、あまり出来ていませんでしたね。
FC東京は攻撃に人数をかけて来ないので鹿島としては守りやすかったです。
前半はペナルティエリア内に入って来る選手はせいぜい3人だったので、DFラインの4人でマークをはずすことなく、しっかり守る事が出来ていました。
しかも、FC東京はボールを奪った後のパス、前線へのロングボールのところであまりにもミスが多かったですね。
やはりこの辺り、連戦の疲れがあるのかなと感じました。
そんなわけで試合は膠着状態に入るのですが、34分に遠藤が真ん中で受けて起点になるとフリーで上がって来た左の山本へ。
そこから右足で巻くようなセンタリングを入れます。
そこのスペースを赤﨑が狙っていたのですが、DFと競り合いながら潰れるとこぼれたボールを土居がシュート。
思い切り腰は振り切れていたのですが、当たり損ねてしまいます。
しかし、これが逆にGK権田のタイミングを狂わすとともに左サイドの絶妙なコースに飛んで先制ゴールとなります。
その後もFC東京の攻撃を米本のミドルシュート1本に抑えて予想通りの内容、そして先制点を奪う理想的な展開で折り返します。

運と相性の良さで完封勝利
しかし、フィッカデンティ監督率いるFC東京との本当の勝負はここからです。
やはり動いて来ましたね。
前田と高橋の2枚替え、フォーメーションも4-4-2に変更します。
昨年の対戦でも後半から同じ戦術をとって2点差を追いつきましたからね。
その時同様に鹿島が押し込まれる展開になりますが、ここに来てサプライズ。
なんとあまりにセットプレイからの失点が多いという事でセレーゾ監督はCKの守備をゾーンに変更して来ていました。
身長の高い選手が少ない今の鹿島ではマンマークの守備よりもゾーンという考えもありなのですが、あまりにも付け焼刃の応急処置でしたね。
いきなり前田にフリーで合わせられるもGK正面で助かります。
鹿島は前線でボールが収まらず苦しい展開、予想通り監督力が問われる後半になったのですが、セレーゾ監督は何と1枚目の交代に高崎を入れて来ます。
昨年のように中村の投入で良かったと思いますけどね。
高崎は競り合いや守備などで頑張ってはいますが、結局前線でボールが収まらない展開は変わらず…。
次のカードを切って修正したいところですが、2枚目のカードを傷めたファン・ソッコから青木への交代で使ってしまいます。
67分には遠藤がドリブルで強引に何とか運んで小笠原に繋ぎ、土居のスルーパスから高崎がチャンスを迎えますが左足のシュートは当たり損ねてしまいます。
最後のカードは土居に代えて植田。
この交代で青木と柴崎を1つずつ上げます。
小笠原がかなり疲れていたのでボランチにフレッシュな選手を入れないと厳しいっていう展開でしたからね。
ただ、鹿島は高崎の投入にファン・ソッコのアクシデントもあって選手交代で失敗、チャンスをほとんど作れずに、守るだけの後半になってしまいました。
それでも選手は守備意識高く守っていたものの守りに入る時間帯が早過ぎ、守る時間が長すぎました。
FC東京はそれ程リスクをかけて攻撃して来ないので助かっていましたが、さすがに終盤になると人数を掛けて来ます。
そして、主にセットプレイから危ない場面を作られまくります。
75分には太田のCKをニアでそらせて、ファーサイドの森重がヘッド。
これはクロスバーに助けられます
78分には左サイドの米本の右足クロスにファーサイドで三田が合わせようとしますが、バウンドが合わずに折り返そうとしたところを何とかクリア。
そのCKでは再びニアでそらされてファーサイドの東にゴールを決められてしまいますが、これは完全にハンド。
西村主審もしっかり観ていて助かりました。
鹿島の数少ない反撃は81分。
FC東京が人数をかけて攻めて来たところをカウンター、カイオのパスに柴崎がGKと1対1を迎えますが権田に触られてクロスバーに防がれてしまいます。
CKの守備は相変わらず危うく、前田にニアで合わせられるも枠をはずしてくれて助かります。
鹿島は再びカウンターから反撃、遠藤と高崎で右サイドで起点を作ると空いた真ん中のスペースに柴崎が走り込みます。
そこからドリブルで運んで左のカイオへ。
カイオは切り込んで右足で狙いますが、惜しくも右にはずれてしまいます。
柴崎はやはりポジショニングがいいですしよく走っていますから、カウンターでチャンスに上手く絡んでいましたね。
このままではちょっと守りきれそうにないCKでの守備には最後、前田にマークを付けて微修正。
そのまま何とか守りきって昨年の26節徳島戦以来、ACLも含めると実に25試合ぶりの完封勝利となりました。
ただ、監督力では後れを取っていましたし、運の良さにも助けられた感もありましたね。
相性の良さで勝ちきったという内容でした。
それでもACLを敗退した直後の試合だったので勝てたのは何よりです。

次節はホーム広島戦
連戦も終わって久しぶりに一週間のインターバルが空いての試合になります。
広島は3-4-2-1の布陣ですが、5トップ気味になる特殊な攻撃をして来るクラブなので事前にしっかり準備できるのはありがたいことです。
広島が再昇格した09シーズンから13シーズンまでの成績は、2勝4分4敗とかなり分が悪かったですが、昨シーズンは2連勝。
広島は攻撃時に4-1-5の布陣になるのでダブルボランチが2シャドーをしっかり観て、DFラインと合わせて6対5の状況で守るようにして対応しています。
この守り方の時は鹿島全体、特に小笠原の守備意識が高まってポジションが低くなるので、逆に手堅い戦い方になります。
昨季は浦和にも2分と負けていませんからね。
広島の攻撃でもっとも気を付けたいのは柏、ミキッチの両ウィングバックの仕掛けからのセンタリング。
DFラインの裏に速いボールを入れて佐藤が狙うパターンもありますし、後ろから柴崎晃が入って来る場合もあります。
センタリングを跳ね返した後のミドルシュートもしっかりケアしたいです。
逆に広島の攻撃を跳ね返してこぼれ球を拾えればカウンターのチャンスになります。
広島は自陣で守備をセットする時は5-4-1のフォーメーションで守りますが、意外にプレスが甘くてDFラインの前でボールを持てる事もあるので、いかにトップ下が前を向けるか、サイドから中にくさびを当てて2列目の選手を活かせるかも大事ですね。
上位陣との対戦が多く残っていますが、連戦も終わってこれから運動量とインテンシティーも復活して来るでしょうから十分戦えると思います。
それにFC東京戦で完封勝利をしたものの、何よりホームで勝ってくれないと盛り上がらないですよね。
昨年はホームで7勝3分7敗、アウェイが11勝3分3敗。
今季もここまでホームが1勝1分3敗、アウェイで3勝1分1敗とホームでの成績の悪さが目立っています。
この理由は明白で、セレーゾ監督がパスを繋いで攻撃に人数をかけて攻めるサッカーをしているからです。
それだけなら別に問題ないのですが、何と攻撃に8人も人数を掛けてリスク管理というものはまったくしていないですから、どうしても攻撃的になるホームではいい内容の試合をしていてもあっさり失点してリズムを崩してしまうという展開が多くなっていますよね。
よく勝てない時期に1つ勝てば変わるとか、今の鹿島でもこのFC東京戦で完封勝利できたから変わるとかいう事がありますが、そんなたった1試合の結果で大きく変わることはありません。
確かに選手のメンタル面が変わることはありますが、8人が攻め上がる戦い方をするチームの守備力が1つ勝ったくらいで上がるわけではありません。
そんな事が本当に実現できるなら、どこのクラブだって得点するために攻撃に人数をかけますよね。
攻守のバランスやリスク管理を考えない、リスクを冒す戦い方を続けていたら失点は当然続いて行きます。
結局は根本的な問題を解決しないと何も変わらないってことです。
この試合のように守備意識を高く持って戦ってほしいですね。
もっとも昨季の広島、浦和戦の支配率は広島(H:45%、A:38%)、浦和(H:45%。A:39%)なので守備意識の高い試合になると思います。
さて、この試合でお披露目したCKの守備ですが、ニアに走り込む、DFの間に飛び込む、そして、身長の低い選手のところに2,3人突っ込んで行くというのはゾーン攻略の基本です。
ゾーンでの守備を続けて行くなら、ここは絶対に修正しておかないといけないです。
あとは1度跳ね返したボールを拾われての2次攻撃、その時にゾーンだとマークが曖昧になっていることが多いので気を付けたいですね。
ゾーンっていうのは完全に待ちの守備で、攻撃の選手に先手を取られる事が多いです。
しかし、本来は自分の守るゾーンに来たボールをクリアするのではなくて、ボールの落下地点を素早く見極めて、自分がクリアできるなら積極的に突っ込んで行くべきものですから。
日本人はこの部分で人任せ、お見合い、躊躇を見せる事が多いので、誰も行かずにやられるならクリアに行った味方が被ってやられた方がいいというくらいの気持ちで守って欲しいですね。
広島戦のメンバーは基本的に代わらないでしょう。
ケガの金崎、ファン・ソッコがどうなるか、そしてジネイがいつどんな形でお目見えするのか楽しみですね。

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この記事に対するコメント
運頼みでは。。。
いつも楽しく読ませて頂いてます。
初完封ですが、運が良かった感が半端無いですね。

40番も見ていて危なっかしいです。
前半40分あたりの左サイドで置き去りにされて、
クロスを挙げられたシーンは、もはや
哀れみを感じてしまいました。

降格圏まで勝ち点4差なので、負けないサッカーで、
勝ち点1ずつでも取らないと。。。
マジ危ないです。

ファーストボランチ。。。
本田。。。
ルイスアルベルト。。。
【2015/05/13 08:48】 URL | しかくん #- [ 編集]

>運頼みでは。。。
しかくんさん、コメントありがとうございます。
FC東京戦は小笠原が奪われてカウンターを受けたり、攻撃を跳ね返した後のこぼれ球のところでもミスが多かったですね。
付け焼刃のセットプレイの守備を含めて運がよかったですよね。
とりあえずセレーゾ監督はメンバーを替えてくるとは思わないので、セットプレイの守備はゾーンを継続するにしても修正してほしいところです。
【2015/05/14 20:02】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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