鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第17節】見事なまでにフリダシに逆戻り…の川崎戦
結果
2015年06月27日(土)
鹿島2-3川崎(19:03/カシマサッカースタジアム/13,867人)
[得点者]
08分:エウシーニョ
34分:レナト
44分:金崎夢生④←土居聖真②
47分:大久保嘉人
59分:赤崎秀平④←青木剛①
[フォーメーション]
FW:赤﨑
MF:金崎、土居、カイオ
MF:青木、小笠原
DF:昌子、山村、植田、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
62分:金崎→中村
68分:山村→鈴木隆
72分:土居→本山


試合の感想
そして誰もいなくなった…
川崎は3-4-3の布陣、前節と変わらないスターティングメンバーになります。
鹿島は4-2-3-1、ジネイは前節横浜FM戦の負傷で8カ月の離脱。
さらに柴崎も第5中足骨にストレスがかかっており、このまま出場し続ければ骨折に繋がりかねない状態ということで欠場、遠藤も肉離れによるベンチ外でついに起点になれる選手が誰もいなくなってしまいましたね。
案の定、前節はジネイのおかげで機能した金崎、土居、カイオの並びもこの試合は起点を作れずに序盤から川崎に押し込まれる原因となってしまいます。
守備ではセレーゾ監督のプランは前線からではなく引いてブロックを作ってボランチあたりからプレスをかけて行くプランだったようです。
後ろから繋いで来る川崎に前から積極的にプレスをかけないのは理解できないですね。
これによって川崎のDFラインからのビルドアップでマークをずらされて、バイタルエリアでは中に入って来るWGのレナトとWBのエウシーニョを捕まえ切れずにいました。
サイドの選手とボランチの選手のマークの受け渡しが出来ていなかったですね。
特にレナトには起点になられていました。
そして、7分にあっさり失点してしまいます。
左サイドでレナトに起点を作られるとパスを受けた小宮山が中に入ってクロス。
ゴール前では逆サイドから入って来たエウシーニョが待っていました。
小笠原のマークをものともせずにボールをキープして最後は冷静に飛び出した佐藤もはずす逆サイドへの流しこむようなシュートを決めます。
小笠原はこういうところの1対1の競り合いは本当勝てなくなっていますね。
だから他クラブからも体をぶつければボールを奪える穴としてもう去年から確実に狙われていますから。
この失点シーンは植田のポジショニングもよくないですね。
昌子は逆サイドの選手をケアせざるを得なかったので、中央は大久保とエウシーニョに対して山村、小笠原、植田の3人で見なければいけませんでした。
小笠原が振り切られて昌子が慌てて中央のカバーリングに戻りましたが、すでに後手に回っていたのでやられてしまいましたね。
最初から中央を3対2の数的優位で守れていれば、余っている1人が先手を取ってカバーリングできていました。
そもそもセレーゾ監督の戦術プラン自体が間違っていましたね。
① 後ろから繋いで来る川崎に前線からプレスに行かない愚行
② 山村、植田のCBコンビでは引いて守るには不安大
③ 低い位置でボールを奪ってそこから前線に出しても赤﨑、土居、金崎、カイオでは収まりが悪くボールを奪われる

前節の横浜FMがよかったからジネイと柴崎が出場できなくても、そこだけ入れ替えてあとは同じメンバーで戦えば大丈夫なんて考えがそもそも素人発想です。
それでも、得点を取るチャンスは出来ます。
なぜなら前回の記事でこーめいも書きましたが、川崎の守備は緩いからです。
セレーゾ監督も試合後に川崎はボールを持たせてくれるチームと言っていましたね。
その通りで川崎はボールを取りに行かずに寄せてパスコースを切るだけの守備なので、バイタルエリアでも前を向いてボールを持ちやすいです。
そのため、やはり川崎の守備はバイタルエリアでも緩さがけっこう出るので、10分の金崎のバーを叩いたミドルシュートのような場面は生まれます。
しかし、前線の組み合わせが起点になれない4人組だったとしても、川崎相手にこれだけボールを持てなかったのは予想以上の酷さでした。
中央で起点を作れないのはいつもですが、遠藤もいないのでサイドでも起点を作れていなかったですからね。
15分には右サイドから切り込んで来たレナトのシュートから、ゴール前でこぼれ球に詰められるなど決められてもおかしくない場面を作られます。
攻守にまったく上手くいかない鹿島は小笠原、金崎とイエローカードを受けた上に34分に2失点目を喫してしまいます。
この失点の原因はまず前線4人が前からプレスに行ったところ、ボランチ以下6名がついて行かずに引いて守る選択をしたんですよ。
そのため、前線と後ろに大きなスペースが出来てそこを使われてから、右サイドに展開されてしまいました。
そこからの守備がまたおかしかったですね。
川崎の選手3人に対して鹿島の左サイドに4人かけて守備に行っているのも変なんですけど、そこからレナトにボールを下げさせたところまでは良かったです。
しかし、そこで土居が戻って守備をしておらず川崎の選手がフリーになっているのがおかしいです。
また、サイドの守備に行った4人が誰もレナトに付いて行かずにフリーにさせてしまっていたのも問題です。
青木はサイドの守備に、小笠原は山村が出たスペースを埋めて中央を3対2で守るように対応していましたからバイタルエリアがスカスカ。
こういう時はトップ下が中央を埋めないと行けないですね。
レナトのシュートはゴラッソでしたが、中央でこれだけフリーの選手を作っていたらやられてしまうのも当然です。
2点差付けられた鹿島は前から行くしかなく、攻撃意識を高めます。
小笠原の縦パスに土居が切り込んでシュート、押し込んで行く時間が増えます。
そして、終了間際の44分、西が入れたボールを土居が落として金崎が左足で巻いてミドルシュートを決めます。
レナトとともに見事なゴールですが、お互いバイタルエリアの守備の緩さが出た得点でもありましたね。

守備もフリダシに逆戻り
ジネイがいなくなって起点が作れなくなり、攻撃がフリダシに戻ったのもそうですが、こうなって来ると守備もフリダシに戻ってしまいます。
前半、2点差を付けられてからは鹿島が川崎を押し込んでいいリズムに見えますが、実はこれが落とし穴なんですね。
1トップの赤﨑、トップ下の土居では中央で起点を作れないので結局攻め込んでいても多くチャンスを作れないですし、得点を奪うにはなかなか行きません。
そうなって来ると前に人数をかけていかないといけないのですが、当然失点するリスクも増えて来ます。
この鹿島の守備を顧みない事で生まれる失点パターンが後半始まってすぐに出てしまいます。
この場面は前からの守備だったのですが、鹿島の選手は6,7人が前線に行ってプレスをかけ、すでにハーフウェイラインを越えていた最終ラインは4対5、3対4の状況に陥っていました。
それなのにボールを奪えずに中央でフリーになっていた船山に起点を作られます。
そこから鹿島の左サイドにいたエウシーニョ、前線に走り込んでリターンパスをもらった船山のグラウンダーのクロスを逆サイドに走り込んでいた大久保が決めます。
山村が大久保に付き切れていなかったのもありますが、そもそも数的同数で攻められてしまっているので最終局面が2対2になってしまっていました。
もちろんCBは数的同数でも守れるくらい頼もしい存在になってくれないと困るのですが、せっかく前半終了間際に1点差に追いついたのに、前に人数をかけ過ぎて自らバランスを崩して試合の流れを台無しにしてしまうのが一番の問題ですね。
前からプレスをかけるのは重要ですが、DFラインをハーフウェイラインより前に設定して、しかも数的不利の状況で守るというのは戦術ではなく、バカな指揮官に率いられたバカな集団なだけです。
こんなセオリー無視の無茶苦茶な守備をしていたら、失点してしまうのは当たり前です。
これは今季の鹿島が繰り返している愚行ですよね。
せっかく同点に追いついた試合でも、得点を取り急ぎ過ぎて8人が攻めにかかって逆襲されて失点、反撃の気運を台無しにしてしまうシーンは何度も見られました。
それでも川崎は相手の攻撃を受けて戦うのは苦手ですので、得点を奪えそうな雰囲気はありました。
しかし、中央で起点を作れずサイドで起点を作って攻めてもなかなかゴール前で合わないというシーンが続くのですが、58分に赤﨑がドンピシャで合わせます。
左サイドのスペースに出て行った青木の速いクロスにニアに飛び込んで行った赤﨑が上手く合わせて、難しいシュートを枠に入れました。
赤﨑は前線で起点にはなれていなかったですが、実に赤﨑らしいゴールでしたし、こういう動きが持ち味ですね。
ハーフタイムの交代に加えて、ここで川崎は船山が負傷交代と早くも2枚目のカードを切ります。
鹿島は交代カードの切り方次第で勝ち点を十分狙える雰囲気になります。
セレーゾ監督はまずイエローカードをもらっている金崎に代えて中村を投入、2列目を土居、中村、カイオの並びにしましたね。
ペナルティエリア内で赤﨑、中村がボールを受けて起点になるようになり、左サイド中心に攻めが活性化します。
ところが本来CBである昌子が攻撃参加のところでミスが目立ちブレーキに。
そこでセレーゾ監督は昌子をCBに戻して山村に代えて左サイドバックに鈴木隆を入れます。
直後、小笠原の入れたハイボールを赤﨑が競り合ってこぼれたボールを中村がダイレクトではたき、青木がミドルシュートを打つなどようやく1トップとトップ下の連携が出て来ます。
72分にも中村のドリブル突破から起点を作って逆サイドに展開、カイオのクロスには誰も合わせられなかったもののペナルティエリア内で起点を作れるようになったため、だいぶ川崎ゴールも近づいていたのですが……。
ここまでのセレーゾ監督の交代策は良かったものの、同点に追いつけそうな雰囲気を鈴木隆投入の4分後に台無しにしてしまいます。
土居に代えて本山を入れたのですが、トップ下に置いてしまったためサイドに追いやられた中村が消えてしまいます。
さらに、カイオを左サイドに回してしまったため、鈴木隆を入れた意味もまったくなくなりましたね。
カイオは普段からサイドバックを使うのが上手くない上に、この試合は特に持ち過ぎを通り越して鹿島が勝っていて時間稼ぎをしているのかと見間違える程、ボール離れが悪かったです。
そのため、せっかくの鈴木隆のオーバーラップと仕掛けがほとんど出せなかったです。
右サイドでカイオと西の連携が良くないように、カイオは鈴木隆とも合わないですよね。
この3枚目の交代失敗から攻撃のリズムも崩れてしまいました。
風間監督は守り切るような戦い、選手交代はしないですし、決して守り切るのが得意ではない川崎に守りきられて負けてしまいましたね。
前節、横浜FM戦の完勝を吹き飛ばす見事なまでのフリダシに逆戻り惨敗となってしまいました。
ですが、川崎相手ということもあったので2得点取れましたし、このメンバーにしてはむしろよく戦えたと言えるでしょう。

ファーストステージの結果
これでファーストステージの結果は6勝4分7敗となんと負け越してしまいました。
ホームでは2勝2分4敗とさらに悲惨な状況ですね。
順位も8位、27得点の攻撃力はリーグ4位タイ、25失点の守備はリーグワースト6位タイとなります。
3位の広島とは勝ち点12差、降格圏の16位山形とは8差です。
頼みの綱のジネイがもう今季絶望ですから、監督が代わらない限りセカンドステージもチーム状態がよくなりそうな要素はないですね。
ダヴィも水が溜まって復帰まで時間がかかりそうですし、柴崎もそう簡単に回復できそうな状態ではなさそうです。
最悪手術をする事になれば3カ月の離脱になるということですからね。
遠藤、豊川、山本と相変わらずケガ人も多くなっていますし、完全に今季はコンディション調整に失敗。
セカンドステージになって急にコンディションが良くなって昨年並みの運動量とインテンシティーが復活するようなことも期待できないでしょう。
そのため、優勝よりはとりあえずセカンドステージは残留を目指して戦うのが当面の目標と考えた方がいいかもしれません。
ファーストステージの振り返りとセカンドステージの展望は、改めて中断中に書きたいと思います。

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この記事に対するコメント

いつも楽しく読ませていただいてます。

セレーゾの意図の無くただ選手を入れるだけ交代は
見ていてガッカリしましたね。

柴崎までもがケガ。
これだけ続くと練習メニューやフィジカルコーチが問題あり
って気がしますね。

残留を目標に若手を育てるシーズン
になりますね。
【2015/07/02 22:42】 URL | しかくん #- [ 編集]

しかくんさんへ
コメントありがとうございます。
今シーズンは本当にケガ人が多いですよね。
主要フィールドプレイヤーで怪我をしてないのは伊東、植田、西、高崎、中村、土居、青木くらいだったと思います。
ケガ人を減らしてコンディションが整えばもう少し戦えると思うんですけどね。
【2015/07/03 15:51】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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