鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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前期の振り返りと後期の展望
前期結果
8位 勝点22 6勝4分7敗 27得点25失点
ファーストステージの結果は上記の通り。
この週末から早くもセカンドステージが始まります。
その前に前期がこの成績に終わってしまった原因の分析と、後期に向けてどういう戦いをすべきかをまとめていきたいと思います。

前期低迷の流れ
補強方針の失敗
今季の低迷において補強の失敗はよく挙げられていますが、そもそもその前提である補強方針に誤りがあった事が大きいです。
鈴木満強化部長はオフシーズンにFW×2(外国人と日本人)、CB、左SB、GKを補強ポイントに挙げていました。
しかし、ルイス・アルベルトを放出して補強なし。
もっとも重要な補強ポジションはボランチだったんですね。
これはこーめいがずっと言っていましたが、セレーゾ監督は昨年若い選手を起用して3位という成績を出せた事に味を占め、梅鉢を育てる事を選択しました。
ただ、これは就任したシーズンにすべきことであり、今さら感が大きかったですね。
13シーズンに本田がいながら起用しないのなら梅鉢を育てるべきでしたし、14シーズンにルイス・アルベルトがいながら起用しないのなら梅鉢を使って行くべきでした。
3年目の集大成、タイトルを獲りに行くシーズンでボランチの層を薄くしてしまったのは失敗でしたね。

補強の失敗
そして、補強自体の失敗ですね。
FWはジネイと高崎、左SBは丸橋、GKは林、CBはファン・ソッコなどの獲得に動いたわけですが、ご存じの通りジネイは負傷もあって見送り。
高崎とソッコは獲得したものの降格した徳島のレギュラーと広島の控え選手ですからね。
前線のオプションの増加、DFラインにユーティリティ選手が加わったものの、それ程大きな戦力増強ではありませんでした。
そもそもFWはブラジル人を軸にして新たに獲得した日本人FWは赤﨑らとの競争相手、FWの2,3番手という位置づけの補強でしたから。
降格したC大阪のレギュラーの丸橋、鳥栖の正GKの林の獲得には失敗。
レギュラーを確約しないで競争してポジションを奪い取るというのは理想ですが、山本や曽ケ端がいて控えの可能性も低くない中で、他クラブのレギュラー選手が鹿島に来る選択肢というのはなかなか選ばないでしょう。
本気で獲得したいならレギュラーポジションを空けるか、浦和のように高い年俸で引っ張って来るか、リーグタイトルを獲れるような強いクラブになるしかないですよね。
また、十分レギュラーとして迎える事ができたCBやボランチこそ、昨年で契約が切れると言われていた塩谷など他クラブの主力選手を獲りに行くべきでした。

セレーゾ監督の引き出しの限界
戦術力の低いブラジル人監督は3年で引き出しの限界を迎え、それ以降は相手に研究されて対策を打たれるため、早目に代えた方がいいと以前に書きましたが、まさか2年で限界を迎えるとは予想外でした。
特に今季はダヴィが負傷、ジネイの獲得も見送られ、赤﨑も序盤にケガをしたので1トップに入る選手がものすごく限られた状態で始まってしまったんですよね。
そんな中で高崎、途中で獲得した金崎などを起用していたわけですが、それだけに2列目の組み合わせというものがものすごく重要でした。
それなのに戦術の引き出しのないセレーゾ監督は、何も考えずに2列目の選手を起用してしまいます。
特にせっかく今季から開設されたニューイヤー杯、いばらきサッカーフェスティバルを単に選手を出場させるだけの試合にしてしまったのはもったいなかったです。
3試合とも土居をトップ下に先発起用、大分戦、福岡戦では途中から本山を出すなど1トップが代わっているのに2列目で新しい組み合わせを試す事はしなかったんですよね。
本来でしたら、選手の特徴を考えてより良い組み合わせを模索してチーム力を高めて行く作業を監督がしなければいけないのですが、それが出来ない監督なので仕方ないです。
そして、引き出しの限界を迎えたセレーゾ監督がタイトルを獲るためにキャンプでしたことが、これまでに経験ないくらい選手を走らせることでした。

キャンプの失敗・ケガ人の続出
ここがこーめいにとって一番計算違いでした。
どの選手もキャンプでは今までこんなに走った経験がないと口を揃えて言っていましたが、その追い込み過ぎたトレーニングが前期の選手のコンディションに出ていましたよね。
負傷中のダヴィくらいしか昨年と戦力が違わなかったので、運動量とインテンシティーを高く保って戦えればこんなに苦しむ前期ではなかったと思います。
しかし、選手たちの動きは明らかに昨年の今頃と比べて走れていなかったですし、極めつけはケガ人の多さですね。
ブラジル人3人のケガを除けば、やはり走らせ過ぎて負荷がかかってコンディションが悪く、それがケガに繋がってしまった部分は大きいと思います。
特に山本と柴崎の負傷は連戦もローテーションを上手く出来ずに使い続けたツケが出たものですよね。
もちろんクリスティアーノや全盛期のランパードなど連戦でも試合に出続けながら、ハイパフォーマンスを出来る選手もいますし、そういう選手がいれば起用して行けばいいのですが、日本人はやはり外国人に比べて体が頑丈ではないんですよね。
よく海外に行っても大事な時期にケガをしてしまって結果を残せないっていう選手もいるように、激しい当たりや勤続疲労には弱い傾向がありますから。
今季の成績の低迷はこのコンディション調整の失敗とケガ人の続出がもっとも要因が大きいと思います。

後期に向けての状況
さて、前期を振り返って後期はどのように戦えば優勝争いできるかですが、まずはコンディションを上げて運動量を多くして球際ももっと戦えるようになるのは大前提ですね。
その上で補強、さらに監督が選手を上手く起用してチームを機能させることができれば14シーズンと比較しても上積みが生まれますし、セカンドステージは優勝争いにも絡めて来ると思います。

コンディションとケガ人の復帰
コンディションに関してはキャンプであれだけ追い込んだのなら、むしろこれから上がって来ると思います。
しかし、ケガ人の多さから決して後期に合わせて調整したという意図ではなかったことが分かります。
しっかり計算してトレーニングをしていればこんなにケガ人が続出しないですし、単純にキャンプで戦術の上積みをするだけの引き出しがなかったから走らせたというのが現状でしょう。
ただ、ダヴィや山本らも復帰して来ていますし、前期より後期の方がコンディションが悪いってことはないと思います。
それでも夏場の戦いは厳しいですし、そこをどう乗り切って行くか、そしてもっとも気になるのは柴崎の状態ですよね。
新潟戦は欠場濃厚なようですが、そんなに長引かないようならいいですが。
ケガ人のいない状態でフレッシュにリスタートしたいですね。

補強はなさそうな雰囲気
ジネイが入ってチームが見違えるようになった事で一目瞭然ですが、補強というのはもっとも手っとり早く劇的にチーム力を向上できます。
問題のあるポジションに必要な能力を備えたいい選手が入ってくれると一気にチームが機能するようになりますからね。
FW、ボランチ、CBに今いる選手を越える選手が入ればチームの背骨ができますし、セカンドステージ優勝を本当に狙うためにはむしろ必要不可欠だと思います。
ただ、清水がチョン・テセを獲得しましたが、鹿島に補強の話はないです。
移籍マーケットはまだ開いていますが、今後も期待はできそうにありませんね。

監督の采配
というわけで鹿島は後期も現状の戦力で戦う事になるでしょう。
そうなると何度も言っているように監督の采配、戦術力が重要となって来ます。
結局、いくら選手を補強しようと監督がその力を殺してしまっては意味がないですからね。
しかし、恐らくセレーゾ監督の選手起用に変化はなく、下記の予想フォーメーションをベースに戦う事になると思います。
[後期予想フォーメーション]
FW:赤﨑(ダヴィ)
MF:金崎、土居、カイオ
MF:小笠原、柴崎(青木)
DF:山本、昌子、植田(ソッコ)、西
GK:佐藤

昨年から言い続けて来た1トップ問題、トップ下問題、ボランチ問題に加えて、今季はGK問題も深刻になり、優勝を目指すならCB問題も考えないといけないですね。
1トップに関してはトップ下問題も含めてという事になりますが、赤﨑や高崎をトップに入れるならトップ下の選手は変えなければいけません。
ダヴィが復帰すれば力強いドリブルがあるのでまだマシになりますが、結局はボールが収まらない事に変わりはなく昨年もトップ下との関係が良かったわけでもないですからね。
ここはセレーゾ監督お気に入りの土居が覚醒しない限りタイトルはないでしょう。
2列目はいい選手が豊富なので組み合わせ次第では十分、攻撃を活性化できる可能性は十分あるのですが、セレーゾ監督にその実現は無理だともいます。
ボランチについてはファーストボランチをどうするかですが、梅鉢育成というセレーゾ監督の目論見は崩れましたし、山村はほとんどCBで起用されていますし、補強もなかったですし、青木くらいしか選択肢がありません。
梅鉢を育てる気だったのなら、ファーストステージは捨てるつもりで起用し続けるべきでしたね。
特に期待できるような上積みはないでしょう。
GKについては現時点ではまだ曽ケ端の方が上だと思います。
後期も佐藤の起用が続くと思いますけど、結局どちらにせよ凡ミスをしない事を祈るばかりです。
佐藤も起用され続ければ安定感が出て来るかもしれませんからね。
CBは優勝を狙うならやはり他クラブのレギュラークラスが1人欲しいところです。
昌子、植田、青木はミスが多いですし、山村のプレイはちょっと厳しいものがありますよね。
ファン・ソッコはファウルしてでも必ず潰してくれるところは他選手と違って魅力ですが、やはり守備自体はそれ程上手くはないですし、ケガが多いのがネックです。
ボランチが守備のテトラポッドになれていない今の鹿島は、防波堤であるDFラインがモロに相手の攻撃を浴びて簡単に決壊する事が多いです。
それだけに数的不利、数的同数でも慌てず対処できる経験豊富なCBが欲しいところです。
気持ちのこもった体を張ったプレイでとりあえずは何とかするしかないですね。

合同引退試合と後期開幕戦
こうして見るとあまり後期に向けても好材料、期待感が観られないですが、とりあえずコンディションが上がって何とか優勝争いに加わってくれればと思います。
いいデータかどうかは分からないですが、セレーゾ監督の第一政権だった00、01シーズンはそれぞれファーストステージの順位が8位、11位(いずれも16チーム)でセカンドステージを優勝、リーグ連覇を果たしました。
それから柳沢、中田、新井場の合同引退試合はすごく良かったですね。
チームの根本的な問題を解決しなければどうしようもないですが、あの試合をきっかけに現在いる選手のメンタルが少しでも引き締まればと思います。
後期の開幕戦は新潟です。
新潟もファーストステージは上手く行かなかったクラブの1つですよね。
3-4-2-1のフォーメーションを最近では使っていますが、この布陣の特性を活かせていないです。
浦和や広島のように4トップ、5トップなど攻撃に人数をかけるわけでなく、甲府のように5バックで守ってカウンターを狙うわけでもなく。
かといって、中盤の人数が多いのを活かしてパスを繋いで来るということも出来ていません。
山崎がものすごく調子が良くて個の力で得点を取っていた印象ですし、守備もレオ・シルバがいなくなって後ろのバランスは攻撃的な選手が多くなっています。
こーめいが観た試合ではパスは3つ以上なかなか繋がっていなかったですし、守備も固さは感じなかったです。
ただ、鹿島は新潟が苦手、08シーズンからの対戦では4勝5分6敗となっています。
しかし、アウェイでは3勝2分2敗。
13シーズンにセレーゾ監督が就任してからは3勝1分1敗です。
この中断中で新潟のチーム状況がどうなっているか分かりませんが、選手起用で下手を打たなければコンディション次第では十分勝てると思います。
柴崎が出場できないのは痛いですけどね。
2ステージ制ではスタートダッシュはものすごく重要ですし、最初の3試合で勝ち続けられれば選手も自信がついて勢いもつくでしょう。
そして、勢いに乗れればどうにかできなくもないのがステージ制です。
いいスタートを切りたいですね。

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この記事に対するコメント

今頃、川崎戦のコメントをしようと考えていたら、1stステージの振り返りを書いて頂きありがとうございます。
明日から2rdステージですが、何もワクワクさせる要素がないのが残念です。
ですが、きっと持っているセレーゾなので、2000年の2rdステージの様に、本田体調不良で欠場をきっかけに熊谷覚醒で優勝したという過去があります。だったら、柴崎欠場の川崎戦でその効果が。。。なかったですね。過去を振り帰れば、レギュラークラス(阿部、奥野など)を放出して若手(小笠原、中田)の出場機会を設けた事もあります。競争も大事ですが、意図的にチームを作る事も必要だと思います。
小笠原信者には怒られますが、すでに老害だと思います。特に守備面での貢献度はみておれないです。ただ、攻撃面での存在価値はまだまだあるので、攻撃の切り札で使ったあげるなど特徴を生かした采配をしてあげて欲しいです。
まずは、下位チームに取りこぼしなくスタートして欲しいです。正直采配に期待できないので起用された選手が持てる力を発揮して未来への石礎にして欲しいです。
【2015/07/10 12:33】 URL | hide #- [ 編集]

hideさんへ
コメントありがとうございます。
セカンドステージ開幕ですね。
補強もなく上積み感はないですが、ケガ人がどのくらい復帰しているかでしょうね。
山本はもう大丈夫そうですが、ダヴィ、遠藤あたりがどうなのか気になります。
セカンドステージは新潟、清水、松本と下位に沈むクラブとの対戦から始まりますから、ここでギリギリの試合でも勝って行ければ勢いに乗れると思います。
浦和も昨年終盤から今季のACLも勝てていなかったですが、湘南、山形など昇格クラブとの戦いを勝利してファーストステージで勢いに乗った部分も大きいですから。
【2015/07/11 09:57】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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