鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J第22節】我慢強く戦って今季初連勝…の鳥栖戦
結果
2015年07月29日(水)
鳥栖0-3鹿島(19:04/ベストアメニティスタジアム/15,794人)
[得点者]
87分:柴崎岳④←カイオ①
89分:赤崎秀平⑤←遠藤康①
95分:柴崎岳⑤

[フォーメーション]
FW:ダヴィ
MF:中村、本山、金崎
MF:小笠原、柴崎
DF:山本、昌子、ソッコ、伊東
GK:曽ケ端

[選手交代]
59分:ダヴィ→赤﨑
70分:本山→カイオ
82分:中村→遠藤


試合の感想
はじめまして、こんばんは
鳥栖は3-4-2-1の布陣、復帰が囁かれていた豊田はベンチ外、他には池田や林もケガで欠場ですね。
鹿島は4-2-3-1と布陣は変わらないものの、何と前線の4人のうち3人を入れ替えて来ました。
ダヴィの1トップに2列目は中村、本山、金崎の並びでスタートでしたね。
鳥栖はエースの豊田が欠場、6連戦の6戦目。
石井監督がそれを意識して決めたのかはこの時点で分かりませんでしたが、先発メンバーを観てこーめいは後半勝負だと思いました。
開始早々、柴崎がロングシュートを狙いますが、予想通り前半は比較的静かな45分となります。
それもそのはず、1トップがほぼほぼ動かないダヴィとなれば赤﨑が先発した前節のFC東京戦のような前線が流動性は望めません。
そして、何と言ってもこの前線4人のメンバーで試合するのははじめましてなのです。
今季途中で加入した金崎は、名古屋時代の在籍期間も被ってないでですし、長期離脱から復帰したダヴィと共に先発で試合をするのは初めて。
そもそも一緒にプレイする事自体が最近ですからね。
中村と本山はセレーゾ時代に先発起用がほとんどなかったので、金崎とダヴィを含めてこちらも実は一緒にプレイしている時間はほとんどありません。
就任1週間、ましてや前節から中3日のアウェイ戦でやっていきなり機能する布陣ではないですね。
このメンバーで練習もしておらず、それで前節のFC東京戦くらいの機能性をすぐに発揮できるとか思っている人間はサッカーを嘗めているとしか言いようがありません。
そんなに甘くはないです。
実際の試合の中の刹那のタイミングでの動きでお互いにどういうプレイがしたいのか、どういったボールが欲しいのかをまだ理解できてない所が大きいので当然、前半は探り探りの展開となります。
それでも以前にブログで書いたように遠藤、中村、本山の3人のうち2人が出ればそれなりの機能性は発揮できます。
金崎も遠藤、柴崎、中村、本山とフィーリングが合っていますからね。
決定機は柴崎のロングボールにダヴィが抜け出してGKと1対1になったシーンくらいしか作れていませんでしたが、30分を過ぎた辺りに中村が右サイドに回ってからは伊東とのコンビでチャンスを作って行きます。
要するに探り探りプレイする中で中村が右サイドで遠藤の役割を担う形で落ち着いて来た訳ですね。
34分にはその中村と伊東のコンビで右サイドを崩すとセンタリング、ダヴィがトラップし切れなかったですが流れたボールを金崎が狙います。
シュートは当たり切らずにGKに防がれてしまいますが、右で作って左で決めるというまさに遠藤が出場している時の形でした。
さらに37分には中村、伊東、柴崎が絡んで右サイドを崩します。
抜け出した中村のマイナスのクロスはダヴィと合わなかったですが、時間と共に選手間の意志疎通が高まってチャンスを作り始めていましたね。
39分にはカウンターで柴崎が長い距離を持ち上がるとダヴィに繋いで中央の金崎へ。
そこから右サイドでフリーになっていた本山にパスが出ますが、逆サイドのダヴィを狙ったセンタリングは届かず。
自分で狙って行っても良かったですし、ニアにいい形で入ってフリーになっていた中村へ速いパスを送ってもいいところでした。
そこから立て続けにCKで攻め立て山本のヘッドが2本、決まってもおかしくない場面だったのですがいずれもゴールに入って守備をしていたDFにクリアされてしまいます。
守備では昌子のクリアがオウンゴールになりそうな場面と、立ち上がりに右サイドからシュート性のクロスを入れられたシーンや8分のシーンなど相変わらず小笠原の守備が酷過ぎ、突っ込んであっさりかわされて後追いディフェンスする場面が目立ちましたが、鳥栖にエースの豊田がいない事もなってそれ以外は危ないところはなかったです。
決定機を作りながらもスコアレスドローでの折り返しとなりましたが、もともと後半勝負の戦いですし、このメンバーで前半からあれだけチャンス(決定機が4つ、クロスが合えばというシーンが2つ)を作れたのはむしろ内容的に良かったと思いますね。

監督交代で戦力増強効果
後半はメンバー交代なしにスタート、左サイドの金崎を起点にダヴィのバイシクルシュートが飛び出すと、その直後にも金崎のパスからダヴィが抜け出してGKとの1対1を迎えます。
次第に前線の4人も合っては来ていたのですが、ホームの鳥栖も攻勢を強めて来ます。
そこで石井監督は最初のカードとしてダヴィに代えて赤﨑を投入。
まだコンディション的な問題もあるでしょうが、やはり動かないダヴィより赤﨑の方が前線の流動性が増して機能するという狙いがあったのだと思います。
実際に64分には赤﨑がサイドに流れて起点になる事で、中央のスペースに中村が入ってチャンスになります。
中央で中村がボールを奪うと股抜きで1人かわして右サイドに流れた赤﨑へ。
速いクロスに中村がゴール前に入って合わせ切れなかったものの、FC東京戦に観られた流動的な攻撃が出たシーンでしたね。
2枚目の交代カードはベテランの本山に代えてカイオを投入。
ここから左サイドのカイオを起点にして攻める時間が多くなるのですが、タッチラインへのパスと無駄なファウルが2回ずつ、試合に入れずにチームの勢いが衰えます。
石井監督は3枚目のカードに遠藤を準備しますが、その前にアクシデント。
GKの赤星とキム・ミンヒョクが交錯して赤星が負傷交代となります。
第2GKには経験豊富な選手を置いているクラブは多いですし、特に鳥栖の赤星は林が加入するまで正GKで実力は遜色ないです。
しかし、その第2GKがケガして第3GKが出て来るとなるとやはり経験が少ない選手の場合が多いですから影響は大きいですよね。
しかも、この一連のプレイで赤﨑に無実のイエローカードが出されるというアクシデント付きでした。
ほんの少しの接触があったものの、GKとキム・ミンヒョクがぶつかったのは赤﨑のせいではないですからね。
鹿島はこの間に中村に代えて遠藤を投入します。
ミスが多くて試合に入れずにいたカイオも持ち直します。
右サイドでのスローインから金崎が抜け出して速いグラウンダーのクロス。
ゴール前中央に入った赤﨑は惜しくも届かなかったものの、ファーサイドのカイオが拾って冷静にマイナスのパス。
バイタルエリアでドフリーになっていた柴崎が刺すような鋭いシュートでネットを揺らします。
さらにはカイオのドリブルから金崎のクロスでCKを得ると、その2攻撃から遠藤のクロスに赤﨑が合わせて追加点をあげます。
その前の柴崎の遠藤へのスルーパス、山本のスルーが良かったですね。
ここからは上手く時間を使いながら攻めます。
特に途中出場の遠藤、カイオのドリブルは効いていましたね。
あのキープ力でボールを持たれたら取りに行かないといけない鳥栖からしたらきついです。
ボールを取りに行けばバックパスもありますし、かといってバックパスを狙いに行ったら簡単にかわされて縦に突破されてしまいます。
3点目はそんなプレイからでした。
左サイドで遠藤がボールを持って相手のプレスをいなして落ち着かせると、そこから金崎へくさびのパス。
金崎はダイレクトでカイオにはたいて、そこから外をオーバーラップして中に入った柴崎へ。
DFのスライディングに阻まれますが、上手くこぼれ球をコントロールしてニアサイドに決めます。
得点が決まったのは残り5分を切ってからでしたが、そこまでの布石を含めて90分での戦いが功を奏しました。
特に守備で終盤まで我慢できたのが大きかったですね。
セレーゾ監督時代なら確実に後半に先に失点していたところです。
そして、何よりセレーゾ監督が戦力として扱えていなかった中村と本山を先発起用しての2連勝。
土居をトップ下で固定起用し続けていたセレーゾ監督の采配がいかに愚かだったか分かる連勝となりました。
カイオの使い方もいいですよね。
ブログで以前、カイオは途中出場で起用したらあのドリブルと瞬発力は相手にとってきついのでスーパーサブで活かすのが一番と書きましたが、まさにその狙い通りの起用をしています。
補強がない中でこういった選手起用は大きな戦力増強になるでしょう。
特に中村はスプリント回数も申し分なく、実際に試合を観ているといいポジションに入ってフリーでいる場面も多かったですし、このタイミングでそこにパスが出ればというシーンも目立ちました。
はじめましてのメンバーで前半の45分だけであれだけ機能性は上がりましたから、これからもっと試合をこなして行けば前線の意志疎通やタイミングは良くなります。
セレーゾ監督にポジションを与えられて2年間出場し続けたにも関わらず、まったくチームの機能性を高める事ができなかったこれまでのような事態はもう勘弁してほしいです。
ただ、ハーフタイムの指示や試合後のコメントを聞く限り石井監督は前半のメンバーがはじめましてで、機能するのに時間がかかるというのは考慮できていなかったみたいですけどね。
それでも選手の組み合わせ自体は悪くなかったので、勝利を手にする事が出来ました。
重要なのはここから学習する事です。
セレーゾ監督はそれが出来なかったから同じことを繰り返すばかりでマンネリ化、引き出しも上積みもなく結果が出なくなって解任されましたから。
この2試合、確かに相手クラブの調子が良くなく鹿島に流れがあり、全得点にケガから復帰した柴崎が関与しているのは事実ですが、前線が機能しているから柴崎があれだけフリーで前線に入って行けていけるわけです。
最初から前線にいる選手と後ろから入って来る選手では、DFの対処の難しさは雲泥の差がありますからね。
それだけタイミングのいいオーバーラップ出来ているという事ですし、それは無駄に攻撃に人数をかけていないって事にも繋がりますから守備も安定感は増します。
確実にチーム状況は上向いて来ていますから、あと重要なのは優勝争いに加わるだけの力があるか、もしくは監督がその力を引き出せるかですね。

代表中断を挟んで絶好調の広島戦
次節はアウェイ広島戦です。
鹿島は監督交代したばかりですし、広島はセカンドステージ5連勝と絶好調ですからこのタイミングで代表での中断が入るのはラッキーだと思います。
広島はご存じの通り3-4-2-1の布陣、セカンドステージに入ってから5試合ですでに18得点しています。
鳥栖は守備からのチームですし攻撃の要である豊田が欠場ということもあって、後半勝負の先発メンバーでも大丈夫でしたが、広島相手には立ち上がりからエンジン全開のメンバーで挑まないと早い段階で手遅れになる可能性もあります。
中断期間を経て石井監督がどんな先発メンバーをチョイスするか、それによって今後のチームの方向性も見えて来そうです。
夏場で連戦もあるのでしばらくはローテーションを考えてメンバーを入れ替えながら戦う可能性もありますね。
ちなみに08シーズン以降の広島とのリーグ対戦成績は4勝5分4敗(アウェイでは1勝2分3敗)となっています。
鹿島で長い間フィジカルコーチ、ヘッドコーチをしていた石井監督でしたら当然、広島や浦和のペトロヴィッチサッカーへの対処方法は考えてくれているでしょう。
広島戦は今後鹿島が優勝争いに加われるのかを図る重要な一戦となりますね。

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この記事に対するコメント

赤﨑がイエローカード?
僕はそんなシーンがあったなんて知りませんでした。
【2015/08/01 17:13】 URL | 鹿男 #- [ 編集]

鹿男さんへ
コメントありがとうございます。
イエローカードは出てなかったですね。
西村主審が猛烈な勢いで赤﨑のところへ駆け寄って、その後金崎も加わってけっこう抗議していたのでカードが出たのかと思いました。
【2015/08/02 08:03】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


いつも楽しく読ませていただいてます。

中村はダヴィよりも赤崎の方が合いますね。
FWがサイドに流れて起点になれば、
中村がダイアゴナルな動きで中央に入ってこれますからね。
中村サイドで使うならトップは赤崎ですね。

セレーゾは選手層薄いと嘆いていたが、やり方次第では優勝狙えるはず!
選手層は薄くは無いので、うまく組み合わせて力を発揮させて欲しいです。

絶妙なタイミングでの中断ありがたいです。
今度を占う広島戦に向けて、しっかり対策立てて欲しいです。
【2015/08/02 09:25】 URL | しかくん #- [ 編集]


久しぶりのコメントです。

いつもブログ楽しみにしています。

石井監督の選ぶ2列目をみると起点が全くできない最悪の組合せ(セレーゾは大好きな組合せ)は避けているように見えますね。これだけでもとても嬉しいです。

あとはボランチをどうするか。やはり小笠原ははずせないんですかね。
【2015/08/02 11:38】 URL | うざみき #- [ 編集]

しかくんさんへ
コメントありがとうございます。
中村をサイドで使うなら赤﨑の方が合うでしょうね。
いいタイミングでの中断ですし、練習でどうなればチームがより機能するか考えて試してほしいです。
その方が競争意識も生まれますし、今の鹿島でもステージ優勝できるだけの戦力は十分あると思いますから。
【2015/08/02 18:24】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

うざみきさんへ
お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
中村、本山を起用しているあたり起点には気をつけてるのかもしれません。
セレーゾ監督が解任される前に中田浩二も解説で起点の話をして遠藤をキーマンに挙げていましたし、現場の日本人コーチは上手くいかない原因を把握していた可能性がありますね。
【2015/08/02 18:27】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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