鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ナビスコ杯準決勝1st】自力の差を見せる形でアウェイで先勝…の神戸戦
結果
2015年10月07日(水)
神戸1-2鹿島(19:04/神戸総合運動公園ユニバー記念競技場/6,162人)
[得点者]
21分:山村和也①
39分:赤崎秀平②←小笠原満男①

70分:岩波拓也
[フォーメーション]
FW:赤﨑、金崎
MF:中村、遠藤
MF:小笠原、山村
DF:山本、昌子、青木、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
62分:中村→カイオ
72分:赤﨑→ダヴィ


試合の感想
ネルシーニョ監督の仕掛け
神戸は引き続き基本の3-4-2-1ですが、シャドーの位置に渡邉と小川が復帰。
チョン・ウヨン不在のボランチには三原を入れて来ました。
そして、何と3バックの真ん中にブエノを置いて来たのですが、ここがこの試合のネルシーニョ監督最大の仕掛けになりますね。
鹿島は4-2-2-2、柴崎の代わりに山村、2トップは赤﨑が先発復帰して金崎とコンビを組みます。
2列目はカイオを使って来るかと思いましたが、守備を考えてか中村を起用して来ましたね。
試合展開はリーグでの対戦同様に鹿島が主導権を握りますが、神戸の変化が3つ。
まずはケガ人が復帰、前線に小川と渡邉が戻った事でこれまでよりボールを引き出す動き、収める回数は増えましたね。
これによって前の試合より前線で起点を作られてゴール前に迫られるシーンは増えました。
2つ目の変化はセットプレイ。
ネルシーニョ監督も9割近くを鹿島の選手に先に触られていたとコメントしていたように、守り方をゾーンからマンマークに変え、集中力高く守るようになっていました。
そのため前の戦いよりセットプレイでいい形を作る回数は減ってしまいましたね。
そして、3つ目がネルシーニョ監督の仕掛けです。
ブエノを3バックの真ん中、つまりもっともプレスがかからないポジションに置いて、そこから精度の高いロングボールを前線に送らせます。
実際にこの狙いから鹿島は何度か危ない場面を作られそうになります。
13分にはブエノのロングボールを高橋が落としてレアンドロがシュート。
明らかに前回の対戦ではなかった攻撃の形でしたよね。
これに対して鹿島は2トップが神戸の3センターバックにプレスを掛ける形で対応します。
当初はボランチにボールが入ってからプレスをかける意図だったと思いますし、それで事足りるはずだったのですが、ネルシーニョ監督の仕掛けのせいでもっと前からプレスに行かざるを得なくなりましたね。
ロングボールからCKを取られて岩波にフリーで打たれますが、鹿島も遠藤のミドルシュートで反撃。
そして、20分には遠藤のパスから金崎がミドルシュート。
これはGKに防がれてこぼれ球を拾われますが、素早い守備への切り替えで縦パスを山本がカット。
こぼれたボールを中村が身体を張って繋げると、山本が神戸の右サイドをえぐります。
マイナスのクロスはDFにクリアされるものの、ガラガラのバイタルエリアにこぼれたボールを山村がシュート。
DFにかすめながらもネットを揺らし、鹿島が先制点を奪います。
しかし、得点を奪ったすぐ後に浦和戦が脳裏によぎるような決定機をあっさり作られます。
前からボールを獲りに行ったところ、DFラインが上がっておらず下がったレアンドロに起点を作られます。
昌子の対応が遅かったですね。
そこから森岡にドリブルで運ばれて小川のクロスは山本が何とかクリアするものの、それを拾われて渡邉に決められそうになります。
ここは曽ケ端が飛び出して防いで事なきを得ますが、得点直後に気が緩む悪癖は修正しないといけませんね。
26分にも渡邉のクロスからゴール前に小川が飛び込んで来て危ないシーンを作られます。
鹿島の選手もこの試合はよく体を張って守っていましたが、やはり神戸にとってケガ人が戻って来たのは大きいですね。
鹿島は27分に神戸の左サイドを中村とのコンビネーションで崩した西がシュート。
30分にも中村の仕掛けから赤﨑がペナルティアーク付近から狙います。
ループ気味だったシュートはわずかに上にはずれますが、序盤から可能性の高いミドルシュートが多くなっていました。
やはりこのブログでも指摘しておいたように神戸のボランチの守備にはかなり大きな穴がありますよね。
33分には前半最大のピンチを迎えます。
神戸にボールを繋がれて人数をかけて攻められます。
鹿島も人数が揃っていたのですが、徐々にマークをずらされて最後はプレスバックした金崎の守備をかわされて森岡にミドルを打たれます。
これを曽ケ端が前にこぼすとそこに詰めていたレアンドロがGKをはずすループシュート。
ポストに当たったのですが、その前にレアンドロがオフサイドだったということで助かります。
曽ケ端はキャッチできなかったのは仕方ないにしても、もう少しボールの勢いは殺さないといけないですね。
殺さずに転がし過ぎです。
決定機は作られながらもチャンスをしっかりものにしたのは鹿島。
39分に追加点をあげます。
ボールを奪って中村、赤﨑と繋ぎながら右サイドへ持って行きます。
西の縦パスをDFに付かれた遠藤が上手くワンタッチで落とすと小笠原のスルーパス。
赤﨑の左足のトラップは浮いてしまいますが、下がりながら守備をしていた神戸のDFラインには逆に反応しづらいプレイになりましたね。
赤﨑のボレーはDFに当たってGKも反応出来ずにゴール右へ決まります。
いい時間帯で追加点を上げて後半に入ります。

仕掛け効果で苦しんだ後半
ホームで2点ビハインドですから、後半頭からネルシーニョ監督が動きます。
石津と安田を投入、そして後半はネルシーニョ監督の前半の仕掛けが効いて来ましたね。
ブエノのロングボールからチャンスを作られていたので、鹿島の選手はそこにプレスをかけに行かざるを得ず前線の選手の運動量が増えていました。
特に常に全力プレイ、連戦の金崎が疲れてミスが多くなりましたね。
遠藤も前線のプレスに参加しながら相手のWBに付いて守備をしてかなり上下動が多くなっていましたから徐々にボールをキープできなくなっていました。
ある程度引いてブロックを作って神戸のボランチにボールが入ってからプレスをかけるというやり方で大丈夫だったら、後半の体力事情も違ったと思います。
石井監督は62分に1枚目の交代カードを切るのですが、体力がまだあった中村に替えてカイオを投入しましたね。
金崎を休ませて中村をトップに入れるという選択肢もあったと思います。
実際のこの交代から流れが悪くなってしまいましたから。
その中村は2戦連続で先発起用、攻守にいいプレイは出来るようになって来ているのでこのメンバーに混ざって違和感なくプレイできるのは非常に大きいです。
しかし、本人が一番思っているでしょうけど、やはりそろそろゴールやアシストの結果を出さないといけませんね。
これからタイトルに向けて重要な試合も増えて行きますし、そこで結果を出せるよう精進して欲しいです。
ボールキープが減って神戸に押し込まれるようになると、セットプレイから失点してしまいます。
CKは山村が頭でクリアしたのですが、そのこぼれ球を赤﨑が繋ごうとして奪われてしまいます。
2点差あるので欲を出さずにシンプルにクリアで良かったですね。
赤﨑自身も試合後のコメントで失点時の事を後悔するコメントを述べていましたが、せっかくいいゴールを取ったのにこういうミスから失点すると後味が悪いですから気を付けてほしいです。
この試合、DFが跳ね返したボールは中村が拾ってキープ、もしくはセイフティに前に蹴る場面が多かったんですけどね。
そんなわけで安田のクロスから岩波に決められてしまいます。
昌子は身体を寄せて競り合っていたのですが、岩波のヘッドの飛んだコースが良すぎました。
ここで2枚目の交代、赤﨑に代えてダヴィを入れます。
しかし、この展開でこの交代はきつかったですね。
カイオとダヴィは仕掛けられる分、ボールロストすることも多いですから行ったり来たりが増えてしまいます。
ましてや金崎、遠藤が疲れていましたから鈴木優などもうちょっとボールの持てる選手、ボールをもらう動きをよくする選手を入れた方が良かったかもしれませんね。
カイオは突っ込むだけでなくいい形で攻撃に絡めるようになっているのでいいのですが、ダヴィは運動量が少ないですし、最低でももっと前からプレイはかけて欲しかったです。
ここからは耐える時間になって行きますが、この試合は小笠原がいい守備をしていました。
いつもは前に出る守備は良くても、戻る守備をさぼりがちなのですが、このゲームではほぼパーフェクトに出来ていたと思います。
特に良かったのが今までは戻る守備でも直線的にボールに向かって奪おうとして、相手に身体を入れられて簡単に振り切られる事が多かったのですが、しっかり一度戻ってゴールとボールホルダーの間に身体を入れてから守備していましたね。
これで神戸のバイタルエリアでのプレイを1テンポ遅らせる事が出来ていますし、危ない場面には必ず戻って顔を出していて守備で効いていました。
このくらい守備する意識が高かったら40歳までプレイを続ける事も出来るんじゃないでしょうかね。
後半は85分までにシュート3本しか打てておらず金崎、遠藤もあまり目立たなくなって来ていましたから試合運びはそんなに上手く行ってなかったと言えます。
そんな中、86分にカウンターからカイオ、金崎と繋いで最後はダヴィがDFを1人かわして狙いますがGKに防がれます。
シュートは良かったのですが、やはり角度がないので防がれやすくなってしまいますよね。
金崎が中央でフリーでいたので、ファーサイドを狙う意識で低くて速いシュートを打った方が得点できる可能性は高かったです。
88分にもカウンターからチャンス。
上がって来た山村がミドルレンジからループシュートを狙いますが、ここも徳重のセーブに合ってしまいます。
ロスタイムには疲労が顕著な金崎がボールを奪われてレアンドロにシュートまで持って行かれますが、何とか守りきって試合終了。
鹿島が第一戦目を征しました。
後半は失速感が否めず1点差に追いつかれましたが、アウェイで2得点しての先勝は十分な結果と言えるでしょう。

反発力に注意
もちろん次も神戸戦です。
やっとホームで戦えますね。
ネルシーニョ監督が何か大胆な策略を練って来そうな気もしますが、1-2のスコアでしたら序盤から無理に攻撃的に行く必要もないです。
最低でも2点取らないと勝ち上がりはできないのですが、逆に立ち上がりから攻撃に行きすぎて先に失点するようなことになれば絶望的になりますから、まずは普段通り入って来るのかなと思います。
この試合で最大の狙いだったCBからのロングボールもブエノが負傷で次の試合は実現できないですね。
誰にでもやらせればいいというわけでなく、やはりキックの精度が求められますから。
増川を復帰させるのか、この試合のように三原を下げるのか。
こーめいとしては森岡をトップ下に置く4-2-3-1で来られると一番嫌ですが、いずれにしてもボランチの選手がおらず、神戸の弱点がそこにあるのは変わりないですからね。
次の試合でもそこを突いて確実にゴールを積み重ねて行きたい所です。
2戦目は反発力に気を付けたいですね。
どうしても勝っている方はこのままでいいというメンタルになりがちで、対して負けている方は当然悔しさがありますし、何かを変えないといけないという意識が強くなります。
そうすると球際の激しさや運動量が上がってそこで負けてしまうと劣勢を強いられてしまう事が多々あります。
これがなかなかこういう連戦で3タテできない理由ですよね。
インテンシティーで負けないためには選手の戦う気持ちが大事ですが、連戦なのでやはり体力面を考えたスターティングメンバーを選択する事も重要となります。
石井監督はこれまで意外に大胆なローテーションをする事が多かったですが、この1戦目の結果を受けてどういう決断をして来ますかね。
前線では金崎、遠藤はなかなかはずしづらいですけど、この試合の後半はかなりバテていました。
カイオを先発にして後半に中村を入れて金崎の役割をさせるのもありだと思います。
あとは鈴木優ですね。
ダヴィやカイオは仕掛けられる分、ボールロストも多くなりますから、リードしている展開で2人を途中から入れるより、ボールを持てる選手を入れていった方がいいと思います。
2戦目は前半90分のスコアが効いて来るので、鹿島がリードしている時間帯が多くなる事が予想されますから、そこを考えた采配が必要ですね。
ボランチも柴崎がいないのでちょっと替えづらいですし、先発を変更するとしたらカイオ、伊東あたりを入れる感じかなと思います。
あとは修正されてあまりチャンスを作れなくなっていたセットプレイで上回りたいですね。
リーグ戦でのホーム勝率が低いですから、ナビスコ杯では勝利して3タテして決勝に進みましょう。

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この記事に対するコメント
ローテーション
石井監督の選手起用の意図はどうなんでしょうね。
ナビスコ杯FC東京戦からリーグ戦、天皇杯も含めて7戦連続交代枠を使い切らずに戦っています。最初の頃の仙台戦では、前半途中で中村を交代させる大胆な采配を見せてくれましたが、連勝が続いて先発を信じて戦うことにしたのでしょうか。交代する選手が信じられないのでしょうか。これだけ出ずっぱりの選手が増えてくると心配ですね。リーグ戦再開の柏戦でベストな状態になるようにそれまでの2試合をうまく戦ってほしいものです。
【2015/10/10 01:42】 URL | うちゃん #- [ 編集]

>ローテーション
うちゃんさん、コメントありがとうございます。
選手交代を使いきらないのはどうなんでしょうね。
こーめいからすればそういう監督は先発メンバーを信じているというより、決断力がない、試合の流れが読めない、選手の疲労度を把握できていない、控え選手を使いこなせないって認識になるのですが、川崎の風間監督はよく交代枠を残すので有名ですね。
独特の考えやこだわりがあるのでしょうが、試合を観ていても監督の采配で勝ち点を得られる試合を落としている事は多いです。
神戸戦の展開ですと後ろは替えづらかったですけど、そもそも控えに攻撃的な選手が多過ぎた上に鈴木優が入っていなかったのもおかしかったかと。
ボールをキープするために本山を入れてもよかったと思いますが、金崎と遠藤はやはり替えづらいのでしょうね。
1枚目で中村をさげて、2枚目でダヴィを入れてしまったため、ちょっと3枚目のカードをきりにくくしてしまった感があります。
選手たちももっと試合をコントロールできればという反省の弁を述べていましたが、2戦目のことを考えて石井監督に攻撃的に行って3点差はつけて勝ちたい意図があったのかもしれませんね。
【2015/10/10 08:46】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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