鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ナビスコ杯準決勝2nd】反発力を跳ね返して3タテ達成…の神戸戦
結果
2015年10月11日(日)
鹿島4-1神戸(14:04/カシマサッカースタジアム/10,801人)
[得点者]
16分:中村充孝①←赤﨑秀平①
21分:渡邉千真
53分:金崎夢生③
74分:金崎夢生④
82分:カイオ①

[フォーメーション]
FW:赤﨑、金崎
MF:中村、遠藤
MF:山村、小笠原
DF:山本、昌子、ソッコ、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
68分:遠藤→カイオ
81分:中村→豊川
85分:山村→梅鉢


試合の感想
反発力に苦しむ前半
神戸は3-4-2-1、フォーメーションこそ変化はありませんがホームの試合で負傷したブエノに加えて、レアンドロ、ペトロ・ジュニオール、さらに復帰したばかりの小川もケガのようでベンチにも入っていませんでした。
そのため、三原が3バックの真ん中に入って安田、増山、前田、石津らが先発となっていました。
第一戦目からスターティングメンバーは4人入れ替わっています。
鹿島は4-2-2-2の布陣、メンバーを入れ替えて来るかと思いましたが、ケガの青木に替わってファン・ソッコが入っただけでした。
カイオは先発させてくると思いましたけど、それ程中村の調子がいいと判断しているのでしょう。
ただ、やはり同じメンバーで連戦を戦うとどうしても全体的に運動量やこぼれ球への反応、インテンシティーが落ちてしまいます。
序盤からフレッシュな選手を交えた神戸の球際の寄せの速さに守勢に回る時間が多くなります。
ただ、鹿島の選手は守備の意識が高くしっかり対応できており、カウンターからチャンスを窺っていました。
そして、16分に先制点を奪います。
スローインからの赤﨑の落としを遠藤が受けて、DF2人を引きつけながら上手く股を通して赤﨑にリターンしましたね。
遠藤の所に2人が行っていたので赤﨑はドフリー、しっかり中を見てグラウンダーのパスを送ります。
DFは金崎と逆サイドから上がって来た山本に引きつけられ、ゴール前でフリーになった中村が決めます。
1戦目の結果に加えてこの早い先制点で俄然鹿島が有利になりますが、ここから大苦戦が始まります。
まず失点した時間帯、仕方がまずかったですね。
岩波からDFの裏にロングボール一発、飛び出した増山に昌子が付いていたわけですけどここでの対応が非常にまずかったです。
前を向かせなければ全然問題ないのですが、何故か躍起になってボールを取りに行こうとして抜かれます。
昌子が出て中央が2対2だったので、山本はゴール前をケアすべきでしたが、昌子が増山を抑えて自分がボールを奪うというプランだったのだと思います。
しかし、昌子が簡単に抜かれて中に切り込まれると、中央にいたファン・ソッコは増山のマークに行かないといけないですから、当然ゴール前でフリーの選手が出てしまいます。
渡邉に決められてあっさり同点に追いつかれてしまいました。
小笠原も誰もマークする必要なくて守備で浮いていたわけですから、ゴール前を3対2の状況にしておくべきでしたね。
そうすれば守れていましたけど、とにかくここは昌子の対応が本当最悪でした。
せっかく1点リードして絶対有利な状況にしたのに、CBがあそこで無理にボールを奪いに行こうとする判断もどうかと思いますが、それ以上にゴールライン側と逆からボールを奪いに行くというプロとは思えないミスを犯していては失点して当たり前です。
実は神戸のロングボール攻勢が始まったのはここからなんですよね。
23分にも高橋のロングボールから渡邉にシュートまで持って行かれます。
ここは曽ケ端のセーブで失点せずに済みますが、後ろの選手がまったく意味の分からないポジショニングをしていますね。
山村が左サイドをドリブルで高い位置まで運んで奪われたシーンからの神戸のロングボールだったのですが、同サイドの山本がフォローのために少し高めの位置を取っていました。
これはいいのですが、逆サイドの西のポジショニング、山村が上がっているのに小笠原のポジションも高過ぎです。
だから昌子が渡邉と競り合って生まれたこぼれ球を誰も拾えず、逆にフリーになっていた石津にボールをかっさらわれる事になるわけです。
最後はファン・ソッコが簡単に振り切られずに何とか付いて行ったので、シュートコースを限定できて曽ケ端も防げましたが、自分たちで危ない状況を作っているだけですからね。
この2つのミスで完全に神戸に行けるぞという雰囲気を与えてしまいました。
前線からのプレス、インテンシティーの厳しさが増したのは一目見て分かるくらいでしたから。
相手のプレスにボールを繋げなくなって来た鹿島は何とか前線でキープして起点を作りたい所でしたが、連戦の影響が見てとれます。
遠藤は前半から疲れが見え、西は疲労から雑なプレイが多くなり、金崎は出場すれば頑張ってくれるのですが、やはり球際の部分で踏ん張れない場面が目立ちましたね。
中盤はハイボールの応酬が増えてしまったため、立ち上がりから調子の良さを見せていいドリブルの仕掛けをしていた中村もなかなかボールに触れなくなっていました。
34分には増山の頭でのパスにDFラインの裏に抜けた石津が決定機を迎えそうになりますが、西が何とか喰らいついてクリアします。
その2分後にもロングボールから右サイドに流れた石津に裏に走られます。
クロスを曽ケ端が何とかはじいて、ゴール前の混戦から最後は渡邉のシュートをこちらも曽ケ端が身体に当てて防ぎましたが、いずれもマーク、ポジショニングが悪いので簡単に裏を取られているんですよね。
38分には久しぶりの鹿島の攻撃。
神戸のCKのカウンターから中村が右サイドの金崎に繋ぐと、そこから逆サイドへ大きな展開。
赤﨑がトラップから狙いますが徳重に防がれます。
終了間際にも大ピンチ。
今度は鹿島のFKからカウンターを受けます。
ここもポジショニングがおかしいですよね。
石津より鹿島ゴール寄りにいる選手が西しかいませんから、実質1対1で守っている状況です。
DFのクリアを西が触るものの石津に当たって奪われると無人の鹿島陣内を独走状態。
小笠原が追いすがりますが、スピード勝負で勝てるはずもなく置いて行かれます。
完全に失点もののシーンですが、1対1の勝負をドリブルで抜きにかかった石津のプレイに曽ケ端が落ち着いて対処してボールを掴みます。
トータルスコアを逆転されてもおかしくない内容でしたが、何とか同点のまま前半終了。
ちょっとこれだけポジショニングが悪い自滅ディフェンスは、まるでセレーゾ監督時のサッカーを見ているようでしたね。
ただ、GKのファインセーブはもちろん失点シーン以外では最後の所で身体を張って粘り強い守備を出来ていたのもあって、追加点を許さなかったのは大きかったです。
神戸のこのペースが90分続くはずがないですからね。

猛攻を耐えて反撃、決勝の切符を手に入れる
後半のスタートは両クラブともメンバー変更なし。
鹿島は内容が酷かったですが、これは選手を1人、2人替えてどうにかなる問題ではありません。
ジネイやルイス・アルベルトなど空中戦勝負の戦況を一変できる選手がベンチにいれば別ですが、現状ではチームで前半と戦い方自体を変更、意志統一して対応していくのが正解ですね。
前半の危ない場面のほとんどは後ろの人数が神戸より少ない状況でやられていますから、そこを修正すればあそこまで絶望的な決定機をいくつも作られることはありません。
後半も神戸の勢いはそのままにいきなり増山に切り込まれます。
しかし、これは想定内。
後半の最初の15分を耐えれば鹿島に流れが来ると思っていたのですが、攻撃では中村が上手く落ち着かせてDFラインの裏へいいボールを出していましたね。
52分に左サイドのスペースに流れた赤﨑に縦パス、赤﨑は中に切り込んでシュートを放ちます。
これは右サイドにはずれますが、何とラッキーな事にGKが触ったということでCKをもらいます。
遠藤のボールはクリアされるものの、こぼれ球を山村がダイレクトで左サイドの赤﨑へ。
神戸はちょうどラインを押し上げようとしていた所だったのでフリーにしてしまっていましたね。
赤﨑のシュートは徳重に防がれるも、こぼれ球を金崎が押し込んで鹿島が先に2点目を奪います。
前半飛ばしていた神戸は体力的にきつい時間帯に入って行く上に、この1点がメンタル的にも重くのしかかったでしょうね。
57分には山村、金崎、遠藤、中村と繋いで最後はペナルティエリア内で赤﨑が粘って粘ってシュートを打ちます。
神戸はこの辺りから増山が足を攣るなど全体的に運動量が落ちて来ましたね。
こうなって来ると鹿島がパスを繋げ始めて、22分には小笠原のスルーパスからいい抜け出しをした赤﨑がシュート。
角度がない所からでしたけど、ファーサイドには金崎も詰めていて惜しいシーンでした。
ここで疲れの見える遠藤に代えてカイオを投入。
神戸は得点を取るために安田が高い位置を取っていましたし、カイオのスピードを活かせる状況になっていましたね。
70分には山村のダイレクトパスを金崎がDFを背負いながらキープ、落としたボールを中村が受けて上手く1人かわすとスルーパス。
カイオと赤﨑が同じ所を狙ってかぶったのですが、2人ともオンサイドでしたね。
副審からは遠い逆サイドでしたし、視線上に神戸の選手がいてオフサイド判定するタイミングが遅れたのかもしれませんが、中村がボールを出した瞬間には高橋祥が残っていました。
74分にはまたもや中村のタメからのいい縦パスが出ます。
オーバーラップした山本が中に切れ込もうとしたのを岩波に奪われますが、バランスを崩しながら何とかクリアしようと出したボールがゴール前の金崎への絶好のパスとなります。
このプレゼントボールを高橋祥の正面に蹴ってしまいますが、無事に決まってこの試合2得点目。
オウンゴールと表示しているメディアもありましたが、Jリーグ公式では金崎のゴールになっています。
そもそも金崎のシュートは高橋祥がいなければ入っていましたから、あれをオウンゴールかなと思う事自体がおかしいです。
オウンゴールにしたら高橋祥にとっても、金崎にとっても可哀そう過ぎますね。
81分には中村に代えて豊川を投入。
もう3失点しないと負ける事はないですから、もっと早いタイミングでこれまであまり起用していない選手を試してみてもよかったですね。
その直後にはカイオがDF2人をかわしてシュートを決めます。
やはりこの時間帯に途中出場のカイオのキレについて行くのは難しいですよね。
3枚目の交代カードは山村に代えて梅鉢。
石井監督は金崎、小笠原を水戸戦で完全休養させるつもりなのかもしれませんね。
終了間際にも昌子のロングパスからカイオが抜け出して決定機を迎えるなど、流れは完全に鹿島。
スコア程楽な試合ではなく苦しみましたが、神戸の反発力を跳ね返して3タテ達成。
3冠の可能性も残す中でまずはナビスコ杯に王手をかけました。

決勝はG大阪
ナビスコ杯決勝は10月31ですね。
対戦相手はホームでしっかり新潟に勝利したG大阪となります。
詳しい事はまた書くのでここでは1つだけ。
この神戸戦では相手のロングボールに非常に苦しんだのですが、実はセカンドステージ第10節のG大阪戦でも同じ戦法にやられてしまっています。
序盤は前線からのプレスが効いてG大阪の攻撃を抑えていたのですが、プレスをかわすために長いボールを放り込まれ出すとたちまち後ろが混乱。
パトリックの強靭なフィジカルに太刀打ちできずにボールをキープされ、前線に起点を作られると宇佐美のドリブルに切り裂かれるという試合でした。
どうして鹿島の守備陣がロングボールに弱いかというと、やはり正しいポジショニングを取れている選手が少ないわけですよ。
繋いで来る相手に前からプレスをかけて守る場合は、準備する意識もあってボールの位置などによってこまめに動いてインターセプトやこぼれ球を拾えるポジションを取っているのですが、後ろから一気に出されるロングボールでは位置取りのまずさ、マークの拙さが出て来てしまっています。
G大阪戦では石井監督の大きな采配ミスもありましたが、やはり守備に関しては前線からのプレスだけでなく後ろの選手がいかに強力2トップに対抗できるか、ロングボール攻勢に対して正しいポジショニングを取って組織で守れるかも重要となって来ます。
3年ぶりの優勝を勝ち取るためにはそこがキーポイントになるのではと思いますね。

天皇杯水戸戦
無事にナビスコ決勝進出を果たしたものの、気を緩めている暇はありません。
神戸との3連戦は終わったものの、連戦は続きます。
次は中日に天皇杯水戸戦となりますね。
水戸は36節終了時で、勝ち点37の20位。
入れ替え戦枠の大分と勝ち点差3、自動降格圏の最下位栃木と勝ち点差4となっています。
気持ち的には天皇杯どころではないんじゃないですかね。
磐田と引き分けたりと強豪クラブに善戦はしていますが、攻守にいいとは言えません。
先制されて守られるとやっかいですが強固というわけではないですし、攻撃もサイド攻撃くらいなのでそこまで脅威ではないです。
問題は鹿島がどういうメンバーで臨むのかということですよね。
この試合のメンバー交代を見ると豊川、梅鉢あたりを出場させて遠藤、小笠原を休ませるのかと思います。
あと鈴木優を頭から見てみたいですし、連戦になりますが遠藤不在時の仕事を中村がどこまで出来るか試しておきたいですよね。
中村は足さばきや身体のキレを見ても本当に調子が良さそうです。
ゴールという結果を出しましたが、これまでも攻撃の組み立てでの貢献度は高く、決定機も多く作っていましたからね。
両サイドバックも休ませたいですが、DFラインはあまり変更を加えないかもしれません。
メンバーを変更し過ぎるとチームが機能しなくなって苦戦するのは天皇杯あるあるなので気を付けないといけません。
J2あるあるとしては、ボールを奪った後の最初のパスでミスが多いというのがあり、下位に沈む水戸は特に多いです。
そのため、攻から守の切り替えを早くしてボールを奪い返した後早く攻めたいです。
いばらきサッカーフェスティバル以外での水戸との対戦は楽しみですね。


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この記事に対するコメント

いつも楽しく読ませていただいてます。
無事に決勝進出できよかったです。
前半の混乱を決勝に生かしてほしい。
修正できれば勝てるでしょう!
石井監督の腕次第ですね!
期待してます。
【2015/10/13 23:44】 URL | しかくん #- [ 編集]

しかくんさんへ
コメントありがとうございます。
ナビスコ杯、決勝進出できて嬉しかったのですが、天皇杯はすでに終わってしまいました。
水戸への敗戦をみると、石井監督に修正できるのか不安になって来てしまいます。
【2015/10/15 13:39】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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