鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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セレーゾ監督~石井監督の3年間を振り返る
年末年始がとても忙しくて前回のブログ記事から1ヶ月以上空いてしまいました。
書いておいたはいいものの、アップしていなかった記事をいまさらですが掲載しておきます。
そのため、時系列的におかしな表現がありますが、そこを踏まえて読んでもらえたらと思います。

結果
13シーズン:5位 18勝5分11敗 勝点59 60得点52失点
14シーズン:3位 18勝6分10敗 勝点60 64得点39失点
15シーズン:5位 18勝5分11敗 勝点59 57得点41失点
今シーズンは2ステージ制ですが、3年間の年間順位を観てみると数字的にはほとんど変わってない事が分かります。
1年目に比べて失点は大きく減っていますが、実は勝敗数や順位はほとんど変化していません。
ナビスコ杯、天皇杯も基本的に不甲斐ない成績でしたからね。
石井監督になってからの成績は11勝3敗、タイトルを獲得したのも監督交代してからですのでいかにチーム状況だけでなく結果も好転したのかが分かります。
今季の年間最多勝点クラブの広島が23勝5分6敗、しかも今のチーム数になってから最多勝点なので、来季はここを目標にしたいですね。
今シーズン終盤の内容でしたら可能だと思いますし、補強をしっかり的確にできれば6年も遠ざかっているリーグ優勝を達成できるでしょう。

キーワードで振り返る3年間
タイトルは獲れないが、若手は起用できる
セレーゾ監督の就任が決定した時に、第一次政権の終盤を知るサポーターからは心配の声が挙がっていました。
Jリーグ史上初の三冠を達成した監督ではあるものの戦術力は低く選手起用、交代にも疑問符が付く事が多いですから。
こーめいも同じ気持ちだったので、就任前のブログでは「タイトルは獲れないが、若手は起用できる」と評しておきました。
残念ながらその通りになってしまいましたね。
1年目はジョルジーニョ監督が進めた世代交代に反してベテラン起用で始まりましたが、ダヴィの負傷と西の2試合出場停止を機に土居や伊東を抜擢。
この頃からフォーメーションも4-2-3-1に変更、また山村をCBで先発起用する回数も増え、徐々に若手の出場機会を増やして行きます。
反面、この年に加入した中村や前野を上手く使う事ができませんでした。
タイトルは獲れなかったもののリーグ戦は5位でフィニッシュ、1年目としては悪くないスタートでした。
2年目はプレシーズンマッチ、練習試合を散々な内容でスタート。
しかし、リーグ戦では前年より順位を上げての3位フィニッシュ。
土居と伊東に加えて豊川、昌子、植田、そしてこの年に加入したカイオを積極起用して、世代交代も順調のように思われました。
ですが、新戦力では山本こそフィットして欠かせない選手になったものの、相変わらず中村と前野を上手く使えない上に、この年加入した実力者で途中出場から結果も出していたルイス・アルベルトを頑なに先発起用する事を避けていました。
あげくの果てにはジョルジ・ワグネルを獲得してベンチの外にはじく始末、ジャイール含めて外国人の補強、起用に関しては本当に何をしたかったのか分からなかったです。
チームの機能性より自分の好みによる采配が目立ち始めました。
3位という好成績も実はプレシーズンの不甲斐なさから選手の間に芽生えた危機感によって生まれた運動量とインテンシティーによるもので、もうこの時点で戦術的にも選手起用的にも限界が見え始めていたんですよね。

2ステージ制なら優勝できる可能性はある
それでもセレーゾ監督の戦術力の低さと選手起用の酷さは最初から織り込み済み。
年間順位では惜しいところまで行っても決して最多勝点獲得クラブにはなれないものの、3年目は2ステージ制。
短期決戦なので頼みの綱である運動量とインテンシティーが1シーズン持たずとも勢いでステージ優勝できる可能性もあったのですが、いかんせんセレーゾ監督の戦術と選手起用の硬直化が予想以上に酷くファーストステージは8位。
セカンドステージで開幕ダッシュを決めて勢いに乗ればというところだったのですが、下位クラブに1勝1分1敗スタートでついに解任されることとなります。
シーズンが始まってから金崎が加入して大きな戦力になったものの、より個での突破にこだわった采配をするようになりチームの機能性はどんどん低下。
遠藤、中村の起用を敬遠する傾向がありましたから、ボールの収まるジネイが長期離脱した時点でセレーゾ監督のチームは伸び代がなくなり、実質終わっていたと言えます。
結局、タイトルは獲れないが、若手は起用できるという監督で終わってしまいましたね。

土居をトップ下で起用している限りタイトルは獲れない
2年目のサッカーを観てこーめいがブログに書いたのがこの項目のタイトルです。
1年目の4-2-3-1はトップに大迫、右に遠藤とボールの収められる選手がいたのでトップ下の土居がリンクマンとして機能しました。
しかし、セレーゾ監督は大迫が去ってトップがボールの持てないダヴィに代わった3年目も周りとの機能性を考えずトップ下に土居を起用し続けました。
2年目は運動量とインテンシティーでごまかせましたが、結局運動量で凌駕されると勝てないチームでしかなく、セレーゾ監督のやたら走らせるだけの練習も合わせてコンディションを維持できずに負ける試合が多くなりました。
そして、石井監督になってから積極的にボールに絡めていないという理由で土居をトップ下からはずしてFWの控えとして起用。
その結果がナビスコ杯の優勝に繋がりました。
4-2-2-2の2列目で起用していいところなく負けたG大阪戦を観ても、あのまま土居をトップ下や2列目で使っていたらナビスコ杯優勝もなかったでしょうね。

中村はセンタープレイヤー
これは中村が加入してセレーゾ監督にサイドで起用されていたので、こーめいが散々言い続けた事です。
下記の構成表は15シーズン初めに戦力が固まってからブログに書いたものですが、こーめいは一貫としてトップ下の位置に中村を配していました。
これは明らかにこの方がチームが機能するからですね。
それはセンタープレイヤーとサイドプレイヤーの違いという基本的な事すら分からないセレーゾ監督ではついに実現しませんでしたが、石井監督になってようやくトップ下問題が改善されました。
センタープレイヤーはボールキープしてタメを作るためにフィジカル、技術、さらには身体の使い方のうまさも求められます。
360度、どこからでも相手がプレッシャーに来る可能性があるので広い視野も重要な要素ですね。
逆にライン際でドリブル突破が求められるサイドプレイヤーはスピードがないと厳しいです。
ジダンやイニエスタだってライン際にプレイエリアを限定されたら並のプレイヤーでしかなくなりますからね。
この違いを理解して起用しないとセレーゾ監督のように選手の特性を殺すばかりでチームが機能しなくなります。
2015選手構成表
予想フォーメーション:4-2-3-1
GK:曽ケ端準[36]、佐藤昭大[29]、川俣慎一郎[26]、小泉勇人[20]
CB:昌子源[23]、山村和也[26]、青木剛[33]
CB:ファン・ソッコ[26]、植田直通[21]
SB:山本脩斗[30]、、鈴木隆雅[21]
SB:西大伍[28]、伊東幸敏[22]
DH:小笠原満男[36]、梅鉢貴秀[23]、大橋尚志[19]
DH:柴崎岳[23]、久保田和音[19]
SH:遠藤康[27]、土居聖真[23]
SH:カイオ[21]、金崎夢生[26]、豊川雄太[21]
OH:中村充孝[25]、本山雅志[36]、杉本太郎[19]
FW:赤﨑秀平[24]、高崎寛之[29]、鈴木優磨[19]、(ダヴィ[31])

※[新加入退団の可能性ありレンタルバック長期負傷離脱]  
※年齢は15シーズンの表記

4-2-2-2への回帰
石井監督は就任して予想以上に早く4-2-2-2への回帰を図ります。
当初はまだ機能していなかったので時期尚早、来季キャンプからでもいいと思いましたが、そんな中でも勝ちながら徐々に機能性を上げて行った手腕は見事としかいいようがないですね。
鹿島の4-2-2-2は中盤フラットの4-4-2とは違って2列目はオフェンシブハーフ、サイドハーフではありません。
これでようやくセンタープレイヤーである中村が持ち味を発揮できるようになり、ボランチ起用した山村も自分のポジションを見出し始めました。
戦力はなんらセレーゾ監督の時と変わる事はないですが、戦術の変更と適材適所でチームを蘇らせましたね。
選手起用では天皇杯水戸戦、リーグのG大阪戦などローテーションやターンオーバーで失敗、浦和戦や湘南戦など選手交代でも経験のなさを露呈はしましたが、そこから学んで来季に活かせれば十分今後に期待を持てます。

スタイルと補強
サッカーシーズンはまだクラブW敗に天皇杯が残っていますが、鹿島はすでにオフに入っています。
ここから来季にむかってチームの構成をして、キャンプとなります。
この間にしなければいけないのは的確な補強とスタイルの再確認、再構築ですね。
この4年間で3度のリーグ優勝を果たした広島は、ペトロヴィッチ監督の戦術をチームカラーとして、森保監督も同じシステムを採用することでスタイルを確立しました。
守備練習をまったくしなかったペトロヴィッチ監督に代わって、森保監督がトップチームに就任すると守備が安定。
それが優勝をもたらした大きな要因の1つですが、毎年主力選手を引き抜かれながらもタイトルを獲得できているのは世間でも言われているようにやはり的確な補強があってこそです。
さらに言えば、森保監督が獲得した選手を上手く活かしている部分も大きいですね。
それを実現可能にしているのはチームのスタイルが確立しており、フロントと監督の意思疎通がうまく行っているからでしょう。
鹿島がこれまでに圧倒的なタイトル数を獲得して来れたのも同じ要因です。
チームのスタイルがはっきりしていて、そのスタイルに合った選手を獲得して上手く育てて来たからです。
ただ、鹿島の場合はルーキー選手の獲得と育成は定評がありますが、他クラブの主力選手と外国人選手の獲得は非常に苦手としています。
いい選手を獲得してもブラジル人監督が殺してしまう事も多々ありましたからね。
近年では育てた選手が早々に海外移籍してしまう事もあって、他クラブからの即戦力の補強と若手をいかに無駄なく迅速にどんどん育てていくかがチームの強さを維持するために重要な事です。
そのためにセレーゾ監督のように機能しない組み合わせ、ポジションで延々同じことをやっている余裕はありません。
こーめいはユースの熊谷監督や手倉森監督を推していましたが、これからはブラジル人選手にこだわる必要もないと思います。
日本人の指導者が育って来ているのもありますが、監督の格が必要なくなって来ましたね。
かつての鹿島はブラジル現役代表や日本代表がウヨウヨいたので、レジェンドや世界一監督など格のあるブラジル人監督を選択するメリットも大きかったです。
しかし、昔みたいに能力が高くネームバリューのあるブラジル人選手や日本代表は少なくなっていますし、日本代表になってもすぐ海外に行ってしまいますからね。
それなら鹿島のスタイルをよく知っており柔軟で選手の持ち味を活かせる日本人監督の方が上手くいく可能性は高くなるでしょう。
石井監督は今のところそれが出来ていますから、ますます人員整理を含めた補強の重要性が増して来ますね。
守備的ボランチ、GK、鈴木隆が退団したので左SB、外国人FWの行方とできれば主力CBの補強もあった方がいいですし、何と言っても金崎の去就がどうなるのか気になるところです。
とりあえずクラブW杯を楽しんでいたら、ナビスコ杯決勝が終わって以降沈黙気味の補強の話もボチボチ出て来ますかね。

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この記事に対するコメント

なにさま?
【2016/01/06 23:44】 URL | #- [ 編集]



お前こそなwww

つまんねぇことコメントしてんじゃねーよ!


※こーめいさん
バカな輩をスルー出来ずすみません。不適切であれば削除お願いします。
【2016/01/07 08:23】 URL | Love鹿島 #- [ 編集]

自分のHNも書けない残念な人へ
なにさまと聞かれれば、まともな家庭で育っておらず礼儀もわきまえていない、さらには友達もおらず頭の悪いあなたのような残念な人にも、可哀想だからとこうしてコメントを返信してあげてるんですから、きっとあなたから見ればこーめいは仏様のような存在なんじゃないですか?(笑)
【2016/01/21 15:02】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

Love鹿島さんへ
コメントありがとうございます。
今年もよろしくお願いしますね(^^♪
【2016/01/21 15:03】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

中村選手と土居選手について
何時も楽しみに拝読させていただいております。
今回の「セレーゾ監督~石井監督の3年間を振り返る」では、中村選手と土居選手の違いの解説が大変勉強になりました。石井監督は、セレーゾの4-2-3-1から4-2-2-2に変更し、トップ下の土居選手を控えに回し、中村選手を2列の左でスタメ起用しました。結果として大成功したのですが、素人的にはこの石井監督の采配(中村選手をスタメンで起用して土居選手を控えにしたこと)が大変不満でした。
解説者の秋田さんも中村選手の能力の高さについて、いろいろコメントしていますが、個人的には、土居選手>中村選手ではないかと思っております。
そこで、大変お忙しいところ恐縮ですが、こうめい様に質問させていただきます。
①今後、土居選手はFWの控えで起用されるのでしょうか。
②また、土居選手は2列目の左でスタメンは不可能なのでしょうか。
ご回答いただければ幸いです。よろしくお願いします。
【2016/02/04 13:23】 URL | sakura03 #CBdr71cg [ 編集]

>中村選手と土居選手について
sakura03さん、コメントありがとうございます。
今のところFWの控えという位置づけでしょうね。
石井監督はボールに積極的に関与してないという理由で先発からはずしましたから遠藤、カイオ、中村くらいボールを持てないと厳しいでしょうね。
2列目で起用されたG大阪戦は散々なプレイでしたし、もともとトップ下で活躍できたのも右に遠藤、トップに大迫と鬼キープができる選手がいたからです。
今後の起用は土居の成長と周りの選手との兼ね合い、対戦相手次第です。
ボールをもらう動き、もらってから前を向く意識、身体を張ることを改善できれば適応できるんじゃないですか。
あとは3冠した時の野沢のように本山、マルキーニョス、興梠くらいボールの持てる選手で周りを固めていれば大丈夫だと思いますよ。
対戦相手にもよりますが現チームだとジネイ、中村、カイオ、遠藤のうち3人が出ていれば。
足元でもらって持ちたがる選手ばかりだと逆にバランス悪くなりますから、あと1人は使われるタイプの選手がいいですね。
ただ使われる選手としても土居はほかの選手よりスプリントの回数が少ないですからそこを改善しないといけないです。
【2016/02/05 17:22】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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