鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【プレシーズンマッチ】連携上昇中の攻撃と安定感欠如の守備…の讃岐戦
結果
2016年02月14日(日)
讃岐1-2鹿島(13:04/Pikaraスタジアム/5,469人)
[得点者]
02分:エブソン
36分:赤崎秀平←中村充孝
85分:鈴木優磨←西大伍

[フォーメーション]
FW:赤﨑、ジネイ
MF:中村、杉本
MF:小笠原、久保田
DF:山本、昌子、植田、伊東
GK:曽ケ端

[選手交代]
55分:久保田→三竿
59分:杉本→鈴木
63分:中村、ジネイ→遠藤、カイオ
68分:伊東→西


試合の感想
フォーメーションと先発
讃岐は4-4-2の布陣、昨年はJ2で16位ながらも失点は長崎と並んでもっとも少なかったです。
鹿島は4-2-2-2、右サイドに杉本、久保田、伊東を入れて来ましたね。
先発で使っておきたいメンバーなのでこの起用はよかったと思います。
ケガのソッコ、土居、永木に続いて柴崎が急性虫垂炎で離脱となりました。
カイオは復帰してベンチ入りしています。

待望のFWのゴール
立ち上がりは讃岐の勢いに押し込まれてしまい、2分のCKで早々に失点してしまいます。
ファーサイドでエブソンに頭で簡単に合わせられてしまいましたね。
この原因は単純で相手の両CBのエブソンと藤井に昌子と植田がついていたのですが、マークがはっきりしておらずどちらも藤井に行ってしまいました。
そのため、ファーに逃げたエブソンがドフリーになっていました。
この後もカウンターからシュートまで持って行かれるなど浮足立っていますが、中村のチャンスメイクから決定機を作ります。
左からペナルティエリア深くにドリブルで切り込んでマイナスのパス。
赤﨑がシュートを放ちますが、DFのブロックに防がれます。
22分には2トップのコンビでチャンスを作ります。
ジネイのポストプレイから赤﨑、少しこねてからペナルティエリアに侵入したジネイへスルーパス。
DFに引っかけられるものの態勢を崩しながらシュートまで行きますが、GKに防がれてしまいます。
33分にはFKからのチャンス。
久保田のクロスをファーサイドで昌子がヘディングで合わせますが、ゴール手前でDFに書きだされてしまいます。
徐々に讃岐ゴールに迫る鹿島は36分に同点に追い付きます。
左サイドで中村が讃岐の守備を引きつけてからスルーパス。
裏に抜けた赤﨑がそのままドリブルで切り込んで逆サイドに流し込みました。
この2人のパスの出し手、受け手のタイミングと動き出しはいいですね。
ようやくFWのゴールも生まれてチームとしても一安心です。
この後はカウンターから何度か危ない場面を作られますが、何とかしのいで同点のまま後半を迎えます。

期待のスーパーサブ
後半は試合展開に大きな動きがないまま進んで、55分に石井監督が最初のカードを切ります。
久保田に代えて三竿を入れて来ました。
永木がケガで柴崎も離脱してしまいましたから、序盤のキーマンになるかもしれませんね。
さらには杉本に代えて鈴木、63分にも遠藤、カイオを投入して得点を獲りに行きます。
これで前線は赤﨑、鈴木の2トップにカイオ、遠藤の2列目になりました。
後半は鹿島が押し込む時間帯が増えていたのですが、なかなか決定機まではいきません。
讃岐はやはり守り慣れているのはありますよね。
最後の交代は伊東に代えて西。
カイオのドリブルからチャンスを窺いますが、決定機はないまま時間が過ぎます。
そんな中試合を決めたのは途中出場の2人でした。
85分にCKの2次攻撃から西のクロスを鈴木が右足で合わせて逆転ゴール。
ニューイヤーカップでも触れましたが、西はクロスの精度が抜群に上がっていますね。
もう1つ変わったのはこれまでだとボールをこねたり、強引にスルーパスやシュートを狙いに行っていた場面でも前線をシンプルに使うようになりました。
この精度がシーズン通して保てれば、セットプレイを蹴らない不利はあるもののJリーグを去った太田並みのアシストを期待できると思います。
この後も鹿島が押し込んでカイオのシュートがDFの手に当たってPK判定。
ここまで2回ハンドが見逃されていたのですが、最高の形でようやく取ってもらえましたね。
しかし、このPKをカイオ自らが蹴って大きくはずしてしまいます。
ロスタイムにはFKからエブソンにそらされてファーサイドで福家がフリー。
あわや同点ゴールかと思いましたが、ボールはサイドネットの外に突き刺さって助かります。
そのまま試合は終わって鹿島が逆転という形で勝利をおさめました。

全体の感想
やはり前回も書いたように気になるのは守備ですね。
相変わらず数的同数になっているカウンターに加えてこの試合(次週の水戸戦も)立ち上がりに押し込まれた部分とセットプレイの守備が良くなかったです。
特にセットプレイでは失点まで行かなくても先に触られている事が多いんですよね。
今季からはセットプレイのマークは選手で決めるようにしたそうですが、この試合の失点シーンではまさにそれがミスに繋がりました。
マークがはっきりせずに不安を持ちながら守備をして相手に先手を取られているのなら心配ですね。
逆に攻撃は徐々によくなって来ています。
石井監督になって先発から一緒にプレイする事が多くなった中村と赤﨑は相性の良さを見せていますし、ジネイも周りと合って来ましたね。
2トップだけで崩せるようにと赤﨑が言っていましたが、お互いを使う意識も高くてドリブルのカイオ、金崎とはまた違った軽快なパスワークでのおもしろい攻撃を構築でできそうです。
ジネイに入る縦パスも増えて来たので攻撃にも奥行きが出て来ました。
杉本は相手を背負うプレイは課題ですが、いいオフザボールの動きからボールを引き出していましたし、運び方が上手いのでボールを持てば起点にもなれますね。
ただ、右利きなので4-2-2-2のフォーメーションでしたら左の方がプレイしやすそうです。
先発ではまだまだですが、もっとシュートやスルーパスなど決定的な仕事をする意識を高めればよくなると思います。
あとは遠藤のように重心の低さを活かしたボールキープを出来れば対人プレイでも強さを見せられるようになるでしょう。
そして何と言っても逆転ゴールを決めた鈴木ですね。
昨年からゴール前に入っていく動きの良さやシュートセンスを見せていましたが、やはりDFと競り合うのを厭わないその気構えがいいです。
必ずDFの前に入って行きますし、動き出しが遅れても絶対競り勝つっていう気持ちがあるんで先に触れる事も多いです。
このあたりが高崎との大きな違いですね。
今年はスーパーサブとして起用される事が多くなると思うので、昨年途中出場でゴールとアシストを量産してリーグ優勝に貢献した広島の浅野を越える活躍をしてほしいです。
こーめいはリーグタイトルを奪還するには主力CBを1人獲った方がいいと書きましたが、鹿島OBの鈴木隆行も真ん中の跳ね返す力が弱いんじゃないかと言っていました。
植田やブエノら若い選手が台頭するのか、昨年終盤に自信をつけたソッコが復活するのか。ここがタイトルを獲れるかどうかに大きく関わってきそうですね。

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