鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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おもしろくない理由を解説…のU-22香港戦
2月28日(水)19:20キックオフ/国立/11,909人
U-22日本代表 3-0 U-22香港代表
[得点者]
11' 平山相太(F東京)
66' 梶山陽平(F東京)
83' 増田誓志(鹿島)

2点目が入るまで時間がかかりかなり苦戦もしていましたが、やはり予想通り2次予選レベルでは楽勝ですね。
終わってみればシュート数は19(前半:6、後半:13)対1本と圧倒的でした。
しかし、試合内容がよかったわけではありません。
まさか前半あれほどチャンスを作れず、決めれず、守備陣もパスミス(GKのミスも含め)が多いとは思いませんでした。
もう1ランク上の相手なら完全にやられていた試合でしょう。
原因は蓋を開けてびっくりΣ( ̄□ ̄;)の前線の選手がアメリカ戦と同じメンバーだったということでしょう。

1点目は比較的早く入ったのですが、香港のDFラインはオフサイドトラップを仕掛けるわけでもなく、平山のマークについていくわけでもなく、パスコースをカットするわけでもなく、DFラインのスペースをGKがカバーするわけでもなく、ましてやボールを持ったカレンにプレッシャーにいくわけでもなく……
つまり香港は何もしてなかったということです。
これは決まって当然ですね。
前半のチャンスは後方からのロングボールから、DFの裏への飛び出しのみでしたね。
ですが、香港の選手がそれに慣れてきてしまうと途端に手詰まりになってしまいました。

試合がおもしろくない理由
追記:この記事を書いてから読んだのですが、増田選手のコメントにも、「初戦としては、いまひとつというか、見てて楽しくなかったですし、お客さんも楽しくないんだろうなと思いながらベンチに座ってましたけど」と、おもしろくなかった試合であったと言っています。

この理由は単純明快です。
この試合の前半と後半ではっきり違うところがあります。
それはボールを持っている選手を追い越すシーンがあるかどうか。
この違いだけです。
これによって、試合の内容、おもしろさがまったく変わって来ているんです。
トルシエジャパン時代はウェーブと言われて特筆されていましたが、何のことはないサッカーの基本です。
前半のそのシーンは、CKからのカウンターの1つのみでした。
たまたまカレン・ロバートが自陣ゴール前での守備に入っていたから、本田圭佑を追い越したというまったく戦術性のない偶発的な1シーンのみです。
どうしてボールを持つ選手を追い越す動きが少ないかというと、ボールをためる選手がサイドの本田、水野なんですよね。
本来なら中央でボールを溜めて、サイドの選手が上がっていくところに展開するか、サイドでボールを持つなら後方の選手が外から追い抜いていかなければいけません。
でもあの3-4-2-1のフォーメーションでは、サイドで本田、水野がボールを持ったらそれを追い越す選手がいないですよね?
だから、サイドが孤立してタメが作れないからボランチも上がれない、個人技で仕掛けるしかない状態になっていました。
前の3人がサイドに開いてボールを持てば、本田、水野が追い越していけるのですがそれもなし。
ハーフタイムで「個人技に頼りすぎ」と反町監督は指示を出したそうですが、あのフォーメーション、メンバーではサイドは個人技に頼るしかありません。

後半に家長が入ってようやく左サイドで、本田とのからみで追い越すシーンが出てきました。
家長が開いてボールをキープしてくれるから、本田が上がっていく時間ができるのです。
そういうシーンではチャンスになっていましたよね。
しかし、右サイドは相変わらず孤立状態。
それを象徴するのが、2点目のシーンです。
あれは完全に水野の個人技からでした。
サイドの水野がボールをあれだけ持っていたから、ようやくボランチの梶山があそこまで上がって攻撃にからめたのです。
ですが、もっとレベルの上のチームとの対戦になったらいくらなんでも水野もあそこまでの突破はそうそう期待できません。
そもそもサイドのドリブル突破も後ろから追い越す選手がいるからこそ生きるのですから。
あの時の水野のように突破するしか選択肢がないなら、守るのも簡単です。
そして、さらに増田の投入で中央でもボールキープができるようになってきたため、ボランチ、サイドともにボールを持った選手を追い越す動きができてチャンスに繋がっていったのです。
つまり、前半は味方選手を使う役割だった本田、水野が家長、増田の加入によって使われる仕事に回ったのでチャンスが増えたのです。
よく記者なども混同しているのですが、オシム監督を始め海外の監督がよく言うようにフォーメーションとシステムは違うのです。
まさにこの試合がそれを証明しましたね。
フォーメーションは前後半変わっていませんが、2シャドーの部分の選手のタイプが変わることでチームの攻めのシステムが変わってリズムが出たのです。
反町監督の試合後のコメントを見ると、どうもフォーメーションとシステムの違いを理解していないように思えます。
この試合の後半のようなシステムで攻めたいのなら、無理にカレンや李にその役割をさせるのではなく、もっと得意な選手がいるのだから、そういう選手を使うべきだし選出すべきでしょう。
Jリーグで同じフォーメーションをしているのは、浦和レッズですよね。
あのチームも2シャドーのポジションにはパスを出せるポンテと運動量がある山田が入ったシステムが一番機能しているのでしょう。
それと同じことをやればいいと思いますが…(;-_-)

BSを録画して見たのですが、なぜか最後15分がとれてなくて増田選手のゴールを見れませんでした…ガッカリ(;-_-;)

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テーマ:サッカー五輪代表 - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

なるほどなるほど。
勉強になりました。
【2007/03/02 10:44】 URL | #- [ 編集]


「使う選手」と「使われる選手」。参考になりました。
そのバランスが悪いとつまらないゲームになりがちですよね。
選手ごとにどちらかに持ち味があることがほとんどですが、
理想的なのは状況に応じてどちらにも回れる能力も思考も「柔軟」な選手ですね。
もっとそういった約束事を細かく決める必要も感じますが、
全員が「使う」「使われる」をもっと意識してプレーできた時、
面白いことになるかもしれないですね。
【2007/03/02 20:32】 URL | ZZZ #- [ 編集]


名前のない方、コメントありがとうございます。
こんなブログでも参考になれば、うれしいかぎりです。
【2007/03/02 21:12】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


ZZZさん、コメントありがとうございます。
ジーコジャパンでは使う選手が、オシムジャパンでは使われる選手が多い傾向にありますよね。
フル代表はまだ時間があるので心配はしていませんが、オリンピック代表は今年が勝負ですから、ちょっと心配f(^^;)
反町監督解任の声も内部であがっているようですが…。
「柔軟」な選手でいえば、能力がいくらあってもやはりクレバーでスマートな選手でなければ、伸び悩んでしまうことが多いように思います。
昨年新人王になった清水の藤本、新人賞の鹿島の内田両選手は、思考の柔軟性もやはり高いと感じます。
【2007/03/02 21:20】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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