鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
09 | 2017/10 | 11
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【第21節分析】選手・監督の性能の違いが、決定的な戦力の差…の大宮戦
結果
大宮1-2鹿島(熊谷陸/13,889人)
[得点者]
27 デニスマルケス(大宮)
32 マルキーニョス(鹿島)
89 増田誓志(鹿島)

前半
□鹿島は4-4-2
いつも通りの布陣です。
スタメンは現在のベストメンバーですね。
□大宮は4-3-3
前節機能した3トップというか、デニス・マルケスの1トップに藤本と吉原が左右に開いているフォーメーションです。
吉原は200試合のメモリアルだったみたいですね。
○鹿島ペースでスタート
鹿島が一方的に押す展開で試合が始まりました。
珍しく立ち上がりからシュート本数が多かったので、いい時間帯だった前半20分までに1点欲しかったところですね。
ちょっと枠にいかないシュートが多すぎましたかね。
△大宮がフォーメーション変更
開始10分で大宮はいきなり4-4-2にしてきました。
佐伯の1ボランチだったところをドイスボランチにすることで野沢、本山に入るボールへのチェックを厳しくしてきましたね。
これによって20分頃から鹿島はボールをなかなか前に出せない場面が増えてきました。
×PKで先制される
90分終わって見ると終始鹿島が押していた印象もありますが、このPKには伏線がありました。
大宮がフォーメーションを変えたことで試合の流れが変わるとまではいきませんでしたが、微妙にリズムに変化が生まれましたね。
鹿島がボールを前に出せない場面が増えて、大宮がボールを持つ時間も多くなりました。
ここで鹿島は中盤のプレッシャー、特に小笠原と中後のエリアのプレスが弱かったです。
プレスには行くのですが、まったく厳しくなく大宮の選手に簡単にボールを出させていました。
大宮はいきなり逆サイドへのサイドチェンジはなく、一旦中央を介してサイドチェンジをしていたのですが、それで左右に振られて左サイドバックの波戸がフリーになってしまいました。
篤人が慌ててマークにいきましたが、間に合わずにセンタリングを入れられてしまいます。
それで中央で小笠原がPKを取られてしまいましたね。
中盤のプレスを厳しくできていれば防げていた失点です。
○鹿島の攻撃意識が上がる
千葉戦もそうでしたが失点されても鹿島は慌てることもなく、落ち込むこともなく逆に攻撃シフトに移行して全体的に前がかりになりますね。
☆同点ゴール
失点後すぐに追いつくのが今の鹿島のいいところです。
途中相手DFやGKに触られながらもうまく繋いでゴールに結び付けました。
○得点後、大宮が間延び
鹿島の失点前は大宮は引いて守ってDFラインとFWの距離をコンパクトにしていました。
そのため鹿島は前にボールを出せずにいたのですが、得点後は大宮の中盤が間延びしていました。
鹿島は中盤でボールを繋いで大宮ゴールに迫ったのですが得点までには至りませんでした。

後半
○後半も鹿島ペースでスタート
前半の流れのままいい攻撃を展開していました。
大宮は引いて守っていたのですが、前半フォーメーションを変更直後のプレスの厳しさはなかったです。
まったくプレッシャーがかかってないのと同じ状態だったので、鹿島はセカンドボールもほとんど拾って決定機を作っていました。
×中盤のパスミスが多い
ボールは鹿島が支配していたので落ち着いて確実に繋いで欲しかったのですが、何でもないパスミスが目立ちました。
試合の流れが変わる程ではなかったですが、やはり前半同様微妙にリズムが乱れましたね。
×小笠原の退場
パスミスでリズムが崩れたことが小笠原の退場の伏線となってしまいました。
実際、小笠原のパスミスからボールを奪われてそれを取り返そうとファウルをしてしまったわけで、自滅した感じですね。
この日は小笠原の日ではありませんでした。
セットプレイの精度もいまいちでしたし、何より中盤でのパスミスが本当に多かったです。
疲れが溜まっていたのでしょうかね。
×退場後の集中力欠如
小笠原退場後、鹿島はやや集中力を欠いてスローインから決定機を作られました。
テレビでも確認できなかったですが、曽ヶ端が接触していたのならあれは完全にPKでしたからね。
でも、鹿島も本山が大宮のペナルティエリアで倒されたのでおあいこというところでしょう。
本当はこういう帳尻合わせのジャッジはいけないんですけどね。
○適応力の違い
1人退場したものの鹿島は中後をアンカーにする形ですぐに適応します。
大宮は10人になった相手にどう攻めていいか逆に混乱していましたね。
○技術の高さで1人分を補う
1人少なくなった後も鹿島が押し込んでいました。
それを可能にしたのは各選手の技術の高さです。
小笠原の退場前はパスミスが多かったのですが、10人になったことで集中力が高まった感すらありましたね。
しっかりボールをキープして速く正確なパス、両サイドを高く保ってフィールドを広く使い1人少ないことを感じさせない試合運びをしていました。
大宮はGKのフィードキックをはじめ、サイドチェンジなどミスが多かったですね。
選手の技術の違いが出ましたね。
○選手交替の意図
オリヴェイラ監督は増田を投入して中盤の運動量と前への意識を高めました。
そして終盤はダニーロ、田代でパワープレイと意図が明確でしたし、何より勝ちにこだわっていました。
大宮の佐久間監督は前線の数を増やすのではなく、FW同士の交替をしただけでした。
1人多いというアドバンテージを生かそうという意図は感じられず、選手も混乱したまま結局守ってカウンターという奇妙な攻めに終始することになりました。
特にまだ連携が不十分なペドロ・ジュニオールを入れたのは失敗でしたね。
監督の質の違いが出ましたね。
☆ロスタイムの決勝弾
最後の最後まで諦めない気持ちが、最後の最後で増田のゴールに繋がりました。
柏戦同様、大興奮の幕切れとなりましたね。

得点シーン
☆同点ゴール
江角(ゴールキック)→ファボン(ヘディングパス)→マルキ(ドリブル)→DF(スライディングクリア)→野沢(センタリング)→GK(セーブ)→マルキ(右足ボレー)
大宮のGKのキックの精度のなさは目立ってましたけど、それが得点に繋がりました。
流れの中で2度クリアされてるのですが、それがいい感じで鹿島選手のところにこぼれてきましたね。
☆ロスタイムの決勝弾
中後(ロングボール)→田代(ヘッド落とし)→篤人(センタリング)→増田(ヘッド)
このゴールは素晴らしかったです。
ロスタイムの決勝ゴールということもそうですが、ベテランではなく中堅・若手が作ったいい流れでした。
しかも何がいいって全員がそれぞれの得意プレイを出してのゴールなんですよね。
そういう意味では今シーズンのベストゴールと言っていいかもしれません。

感想
1人少ないチームが勝利するということはままありますが、1人少ないチームが押し込んで1人多いチームがカウンターを狙うという試合なんて初めて見ました。
珍しいものを観れた上に劇的な勝利ですから、ハラハラしましたけど大満足の試合でしたね。
終盤の鹿島はかなりリスク犯して上がっていたので、カウンターからかなり危ないシーンもあったのですが、守備陣の奮闘と大宮のミスで助かりました。
何はともあれ、できるなら退場とかなしの試合を観せてもらいたいですf(^^;)

選手評
ファボン
空中戦は完全に制していました。
この試合も相手チームのエースをよく抑えていました。
岩政大樹
最近はこのくらいの働きでは当たり前と思われて、専門誌の評価があまり高くないですね。
でも、相変わらずクオリティは高いですよ。
セットプレイでのマークのはずし方は本人も言ってましたけど、かなり巧くなっています。
得点にも期待したいですね。
中後雅喜
小笠原が抜けたバイタルエリアをよくケアしていました。
そして、ロングボールでの展開もがんばってましたね。
昨季の終盤を見ても中後はアンカーのポジションが1番生きるのかもしれません。
本山雅志
運動量も多くて守備もがんばってますが、最近ちょっと元気ないかなと思うところもあります。
とりあえず負担がかなりかかるので、11人でプレイさせてあげたいですね。
柳沢敦
悪くはないですがもっとシュートや仕掛ける意識が高くていいと思います。
ケガ前のあのアグレッシブさが欲しいですね。
せっかく覚醒しかけていたのに、ケガのせいで中途半端に覚醒終了してしまったのでしょうか。

今日のみどころ
気持ちですね。
よくサッカーでは、「勝ちたい気持ちが強い方が勝つ」って言われますが、まさにそれがそのまま結果となって表れた試合でしたね。
得点シーンを振り返っても、鹿島の1点目は相手が触ってのこぼれ球がいいところに来たおかげでもあります。
そして、2点目は篤人が「田代を狙ったけど、もう1人のイケメンにいった」とコメントしていましたが、明らかにミスキックです。
それでも得点に繋がったのはボールに気持ちが籠もってたからです。
逆にカウンターから決定機を幾つも作れていたはずの大宮は、ラストパスに精度を欠きました。
フリーなのに自信がないプレイというか、気持ちの籠もってないパスでしたよね。
柳沢はよく、「可能性の高い選手がゴールを決めればいい」と言いますが、技術が大事なのはもちろんですが、やっぱりゴールの可能性を高めるのは気持ちですよね。
前に行く気持ち、ゴールを奪おうっていう気持ちがこもっているパスやシュート、ドリブルならゴール前で何かが起こるということです。

監督
監督が最後まで諦めずに選手を信じて、それが選手に伝わってその信頼に応えてくれる。
そういういい雰囲気を作ってくれていますね。
選手交替の意図も明確で、絶対に勝ちにいくという意識統一、そのためのパワープレイという戦術、どちらも選手とサポーターにヒシヒシと伝わりました。

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