鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
09 | 2017/10 | 11
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【第27節分析】守り合いの激闘…の広島戦
結果
広島0-1鹿島(広島ビ/13,492人)
[得点者]
65 マルキーニョス(鹿島)

前半
□鹿島は4-4-2の変則型
青木が出場停止から戻って小笠原とボランチを組みました。
しかし、岩政がウェズレイ、青木が佐藤についていたため、実質は小笠原が1人でバイタルエリアをカバーする形となっていました。
出場停止の曽ケ端に代わって小澤がゴールを守りました。
□広島はオーソドックスな3-5-2
普段は青山の1ボランチなのですが、この試合では森崎浩とのドイスボランチでした。
柏木がトップ下に入り、直前でコンディション不良を訴えたストヤノフはベンチスタートとなり、槙野が3バックの左に入っていましたね。
○積極的なプレスと田代の頭
序盤から鹿島は前からプレスに行ってボールを奪っていました。
そして早めに田代の頭に合わせるボールを入れてリズムを作っていましたね。
また、この試合では田代が中央でがんばってくさびのボールを受けるシーンも多かったです。
立ち上がり10分くらいは鹿島ペースで、広島は縦にパスを入れるくらいで攻撃が機能していませんでした。
△試合が落ち着いてくる
鹿島は20分ごろから田代へ当てるボールがだんだんと少なくなっていくにつれ、攻撃が手詰まりになっていきました。
パスで繋いでなんとか数的有利を作ろうとしていたのですが、広島が引いてしっかり守っていたのでなかなかうまくいきませんでしたね。
篤人と野沢のワンツーからのチャンスくらいでした。
かといって広島もウェズレイ、佐藤頼りの早めに鹿島のDFラインの裏にボールを蹴るくらいで、攻撃が組み立てられていませんでしたね。
×バイタルエリアの空洞化
岩政がウェズレイに、青木が佐藤に付いていたためどうしてもバイタルエリアが空いてしまっていましたね。
青木はDFラインに吸収されることが多く、小笠原1人に負担がかかっていました。
そのため、ペナルティエリア内ではチャンスを作らせませんでしたが、少し遠目からの広島はミドルシュート、アーリークロスからやや危ないシーンを作られていました。
そこを突かれて苦しい時間帯でした。
△こう着状態で前半終了
30分くらいからは完全に試合が均衡していました。
前からプレスに出て積極的な守備をする鹿島と、引いてしっかり守る広島のタイプの違った守備合戦でしたね。
お互い攻撃では迫力はなかったですが、逆に言えば狙い通りの守備ができていたと言えるでしょう。

後半
×広島がテンポアップ
後半立ち上がりは広島の攻撃意識が高くなっていましたね。
クサビのボールやサイドへの展開するタイミングが早くなっていて、鹿島は後手に回る時間帯となりました。
やはり前半同様、どうしてもバイタルエリアが空いてしまってそこを使われていましたね。
しかし、ウェズレイのFK以外は危ないシーンはありませんでした。
△再びこう着状態
広島が積極的に前に来ていましたが、地力で勝る鹿島が再びボールを支配して広島を押し込み始めます。
しかし、前半同様しっかり守った広島を崩せませんでしたね。
1番可能性がありそうな攻撃は田代を狙ったボールで、チャンスになりかけたシーンもあったんですけどね。
⇔中後投入
流れが悪かったので早めに投入したのでしょうね。
これで完全に岩政と青木をマンマーク状態にし、中後が余る3バックに近い形となりました。
中後の投入で後ろからのロングフィードという選択肢ができましたね。
☆ストライカーのお仕事
エースストライカーのマルキーニョスが値千金のゴールを生み出してくれました。
広島も後半から勢いづいてましたし、攻め手を欠いていた鹿島としてはすごく大きな得点でした。
⇔増田で中盤の運動性アップ
依然、小笠原の1ボランチ状態でしたから増田を入れることによって、中盤を落ち着けさせる狙いでしょう。
守備だけでなく増田がやや後ろ目から上がっていくことで、攻撃も活性化しましたね。
○狙い通りの逃げ切り
終盤の試合運びは落ち着いてしました。
唯一の大ピンチも小澤の好セーブと中後のカバーリングで防ぎました。
高さでは完全に勝っていましたし、守備意識がチーム全体で高かったですね。
広島はウェズレイ、佐藤が抑えられていてなかなか前にボールが出せず、単調な攻めに終始することとなりました。
鹿島の狙いはまさにそこだったのでしょう。

得点シーン
☆ストライカーのお仕事
中後(FK)→田代(ヘディング落とし)→マルキーニョス(右足)
こういう均衡した試合はセットプレイの一瞬の隙で勝負が決まることが多いですね。
そして決めるのはやはりエースストライカーです。
中後のロングボールと田代の落としの精度、最後はマルキーニョスの華麗な個人技から落ち着いて決めたゴールでした。

感想
両チームともまずは守りからという意識があったように思います。
その守備が前からなのか、引いて守ってからなのかという違いはありましたけどね。
そもそも広島の守備も狙い通りだったかどうかは分かりませんが…。
しかし、きっちり守られてなかなか打開できなかったことは事実です。
それを破るにはこの試合で見せたワンツー、もしくはドリブルでの仕掛けですね。
ミドルシュートという手もありますが、小笠原も狙ってましたしね。
なんとかしようとやることはやっていたのでその頻度を増やすことがこれから大事になっていくのかなと思います。
あれだけ引かれて集中したいい守備をされるとなかなかそれも難しいのですが、やはりポゼッションをして攻めきるという攻撃を見たいです。
こういうアウェイらしい試合もまた別のおもしろさがあるんですけどね。
こういうときこそ存在感を示すストライカーの存在も頼もしいですね。
それと全体的にはいいジャッジだったのですが、小澤へのイエローカードは酷い判定ですね。
鹿島のFK(ゴールキックとほぼ同じ位置)からのリスタートだったのですが、小澤が蹴ろうとしたときに副審がボールの位置が違うと指摘したので下げたら、それが遅延行為でイエローって…Σ( ̄□ ̄;)
あんなのはドライブしていたら、警官が車を停めて降りるよう言ってきたので、指示に従ったら駐車禁止で切符切られるようなものです。
詐欺ですよ。
実際にシーズン終了してからカードの枚数によって罰金をとられるわけですからね。
ノルマがあるのかと勘ぐってしまいます。

選手評
小沢英明
安心して見ていられますし、何も言うことはないですね。
安定しつつも、大活躍です。
内田篤人
相変わらず安定したプレイです。
あのシュートは本当に惜しかったですし、決まって欲しかったです。
イエローカードは必要なファウルで、むしろ好評価です。
岩政大樹・青木剛
2人とも相手の強力な2トップをよく抑えていました。
前半は攻撃時には青木は積極的に上がって行ってましたからね。
難しい仕事を見事にこなしました。
小笠原満男
バイタルエリアで負担がかかってましたけど、ボールキープ力とミドルシュートはやはり魅力です。
コンディションがよくなってるように見えます。
野沢拓也・本山雅志
相手が引いて守って、しかも中盤は数的不利ということもあってなかなか持ち味を生かせませんでしたね。
ボールキープで敵をひきつけるとか、ドリブル突破するとかオフェンシブハーフの選手がそれをやってくれたら攻撃のチャンスが出て来るんですけどね。
野沢は試合後も悔しそうでしたが、終盤のビッグチャンスを決めたかったのでしょうね。
中後からのロングフィードでしたが、あそこはもう思い切りいいシュートを見たかったです。
田代有三
中央に根を張ってプレイしていましたね。
後ろ、サイドからの高いボール、クサビの足元へのボール、体を張って気持ちの入ったプレイをしていたと思います。
ただ、ゴール前ではセンタリングをパスではなく胸トラップからシュート、強引なヘディングシュートでもいいと思いますね。
シュートが少ない時間は特にです。
1回胸トラップからシュートするシーンがあったのですが、落ち着きスキルを手に入れて、ああいうところを決めて行けばゴール量産できそうです。

今日のみどころ
やはり守備が目立った試合だと思います。
守備が目立つ=地味な試合という印象もありますが、岩政とウェズレイ、青木と佐藤のマッチアップでのせめぎ合い、駆け引きはすごくおもしろかったです。
広島2トップは思うようなプレイが出来ないためかなりイライラしていましたね。
特に青木は完全に佐藤を抑えていましたし、ウェズレイを抑えるのはかなり大変でシュートも打たれてましたが岩政もすごく嫌がれるプレイをしていました。
また、後半から入った中後がいいカバーリング、ポジショニングをしていましたね。
そして、ボールを奪ってからの正確なロングフィードも生きていました。
さらに両サイドのポジションの引っ張り合いも見ものでした。
左サイドはイバが意図的にポジションを高めにとって、駒野を上がらせないようにしようとしていたのですが、後半はやられていた印象があります。
逆に右サイドは篤人がかなり上がって対面の服部を押さえ込んでいましたね。

監督
おそらくですが、オリヴェイラ監督は広島の試合を研究して2トップさえ押さえれば広島の攻撃は7~8割抑えられると踏んだのではないでしょうかね。
実際38得点中26点は2トップですし、ウェズレイと佐藤だけで得点するシーンもけっこうあります。
柏木、駒野がゴール前でうまく絡んでくる場面もありますが、それも2トップが機能しての攻撃ですし、そこを潰してしまえば後は森崎や服部のミドルシュートくらいしか警戒すべき武器がないですからね。
鹿島のよさを出すというより、相手のいいところを消すというアウェイならではの戦術でした。
アウェイだけでなく上位チームの対戦でもこういう戦法をとってもおもしろいと思います。
選手交替は今回は早めでしたね。
先制点は最初の交替をしてまもなくでしたし、中後が得点に絡んで守っては相手の得点機を潰してますし、増田、興梠も持ち味を生かしてチャンスを作りましたからね。
結果的には大正解という采配だったと思います。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

コメントありがとうございます(喜)
まだまだ不慣れですが、マイペースでやっていきますので
どうぞよろしくお願いします。
こーめいさんの広島戦の解説読んで、ホッとしました。
スカパーの解説は、冷静な語り口なんですが、アントラーズに対してかなり辛辣なこと言ってたもんで・・・
【2007/10/05 00:24】 URL | けいちゃんママ #- [ 編集]

凄い!
凄いレポートです。鹿島アントラーズ愛が溢れてます!嬉しいです。
【2007/10/05 03:30】 URL | 島 #- [ 編集]

けいちゃんママさんへ
こちらこそ毎度コメントありがとうございます。
>スカパーの解説は、冷静な語り口なんですが、アントラーズに対してかなり辛辣なこと言ってたもんで・・・
こーめいも同じこと気になりましたし、サンフレって略して言うのがまた妙に気に触りました(笑)
まず、あの人誰なのか…。
名前を確認しても分からなかったんですよね。
サンフレッチェの関係の人なのかなと思って、向こうのホームだからまあ、仕方ないかと思って聞いてました。
【2007/10/05 09:56】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

>凄い!
島さん、コメントありがとうございます。
褒められるとこーめいもうれしいですf(^^;)
この試合、ウェズレイと佐藤のイライラっぷりを見て、かつて鹿島に在籍した本田、秋田の2人を思い出しました。
ピクシーやビスマルクを始め、常に相手選手に嫌がられるプレイをしてましたからね。
岩政と青木はあの頃を彷彿とさせるプレイで、なんだか見ていてうれしかったです。
【2007/10/05 10:02】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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