鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
09 | 2017/10 | 11
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【J1第4節分析】ノッてる時はポストやバーも味方してくれる…の新潟戦
結果
新潟0-2鹿島(19:00/東北電ス/22,740人)
[得点者]
14' 田代有三①(鹿島)←内田篤人②
50' 小笠原満男①(鹿島)←新井場徹①


前半
□鹿島は4-4-2
中2日ということでメンバー変更もあるかと思いましたが、いつものベストメンバーでしたね。
控え選手も前節の横浜戦とまったく同じでした。
□新潟も4-4-2
フォーメーションは鹿島と同じですね。
前節にケガをした本間のポジションには、噂どおりルーキーの木暮が入りました。
○シンプルなサイドからの攻撃
鹿島は横浜戦と違って序盤から両サイドバックが高い位置を取ろうという意識が高かったですね。
チーム力やフォーメーションも違いますから、攻撃的にいってサイドでの主導権を積極的に取ろうという狙いだったのかもしれません。
中盤でうまくパスを回して早目にシンプルにサイドに展開、センタリングからチャンスを作りました。
ただ、低い位置からのセンタリングが多かったのでもうちょっとえぐってからのクロスを多くしたかったです。
新潟はDFラインがかなり下がっており、プレスが非常に甘くフリーだったため、早目に入れたくなる状況ではあったんですけどね。
△新潟はサイドの裏狙い
中2日のため疲れからか鹿島は何でもないパスミスが少しあったかなと感じました。
鹿島の両サイドバックが高い位置を取っていたということもあって、新潟の攻撃は鹿島のパスミスからサイドバックの裏にボールを出すというものでした。
それでも数は多くなく、ピンチにまでなることはなかったですけどね。
☆田代、リーグ戦今季初ゴール
これは篤人が仕掛けてからのセンタリングでしたね。
やはり得点となったのはえぐってからのクロスでした。
田代のヘディングはバーに当たって入りましたね。
○ノーリスクな試合運び
得点を取った後もいいプレスから守備、攻守の切り替えの早さからボールを奪ったら中盤でサイドに展開していました。
新潟がDFラインを低くしてゴール前を守っており、あまりスペースがなかったため中へ持ち替えての低い位置からのクロスが多かったですね。
つまり、左サイドでは右足でのクロス、右サイドでは左足でのGKへ向かうクロスです。
試合のペースは完全に鹿島が支配していたのですが、1点取ってからリスクを犯さない攻撃に終始しましたね。
中2日でアウェイということを考えると悪いことではないですが、もう少しサイドをドリブルやワンツーでえぐったり、中に切り返すにしてもドリブルで運んでミドルシュートなど狙いたかったです。
新潟は守備にかなり問題があって序盤から浮き足立っていたので、得点を取りに行ったらもっと混乱させることができたと思います。
欲を言えば前半のうちに試合を決めるような展開にしたかったですね。

後半
☆小笠原の初ゴール
1点ビハインドということもあって後半開始から新潟は少し球際を厳しくして攻撃の意識を高くしていたのですが、そんなのもなんのその鹿島がパスを繋いで小笠原がミドルシュート、ポストに当たったもののGK野澤の背中に当たってゴールとなりました。
○前半の得点後のペース再び
後半開始早々に追加点を上げたということで前半同様のペースで鹿島が試合を運んでいきました。
ミドルシュートやサイドをえぐってのセンタリングは後半のこの時間帯の方が多かったような気もします。
ただちょっとまったり感が漂ってきましたね。
△ボールのおさまりどころがなくなる
相変わらずプレスはきちんとしており守備に問題はなかったのですが、15分ごろから新潟にボールを持たれ過ぎました。
最初は鹿島が持たせていたのですが、やっぱりボールを持てると段々リズムが出て来ますからね。
矢野は前線で体を張ってがんばってましたし、新潟は早い段階でクロスを放り込んで徐々に盛り返して来ました。
また、鹿島の前線でのボールの収まりが悪くなってボールを持つ時間も少なくなって来ましたね。
ちょっと受けに回りすぎたように思います。
×本山、退場
そんな中、本山が守備を頑張りすぎて立て続けにイエローカードを受けて退場となってしまいます。
どちらもイエローカードという程ものではないと思いますが、Jリーグなら出てもおかしくはないかもしれませんね。
1枚目のイエローカードに関しては審判への異議と取られたわけですが、この件には2つ言いたいことがあります。
まず1つ目ですが、外国人選手はけっこうレフェリーに文句言ってもカード出ないことあるんですよね。
例えば昨季、やたらイライラしていたワシントンがファウルを取られ、審判を指差して激しい口調でけっこう長い間文句言っててもカードは出ませんでした。
逆に日本人選手にはちょっと何か言っただけですぐ出す印象がありますね。
この原因は言葉が通じないせいか、単純に外国人はそういうものという認識があるのか、怖いから出しづらいのかは知りませんが、基準は統一してほしいものです。
そしてもう1つは審判が最初から選手に対して敵意を持っているということです。
ピッチを叩いて悔しがるというのは当然イエローカードの対象にはなりません。
例えば、一生懸命ボールを追いかけて走って、ギリギリのところで追いつけずにタッチを割ってしまったときに、ピッチを叩いて悔しがってもカードは出ませんからね。
このシーンの本山も前線から一生懸命戻って、わざわざボールを持った選手を追い越して周り込んでファウルにならないようにボールにスライディングしてるんですよね。
それが結果的にファウルになったわけで、一生懸命なプレイが実を結ばなかったからピッチを叩いて悔しがるというのは、前述したタッチを割ってしまったときの例と何ら変わりません。
それを即判定への抗議と取るのは審判が選手の行動を悪意を持って解釈してる証拠です。
こういう意識はレフェリーや関連組織の人間の数少ない公のコメントにも表れていますからね。
こんなことではいつまでたっても選手と審判間に信頼は生まれないでしょう。
いい加減、正義心云々とか審判は裁く者で選手はルールを犯すものという意識を捨ててほしいですね。
△プレスがかからなくなる
10人になったこともあって中盤のプレスが後手後手になるシーンが増えました。
そのためこれまでなかったドリブルで突破されるシーンも作られましたね。
それでも本当に危ないところは全員がきちんと素早くケアしてましたし、センタリングはCBを中心にほとんど跳ね返していました。
そしてそこからカウンターもきっちり狙っていましたね。
○終盤の押し上げ
ダニーロが入ったことで前線でボールを溜めることができるようになりました。
新潟も前がかりになってたこともあって、終盤は10人少ない鹿島が押し上げてボールをキープ、決定機を作っていましたね。
本当は退場者が出る前にこういう展開に持っていきたかったところではあります。
しかし、最後まで集中してよく守り、そして得点を狙いにいってました。

得点シーン
☆田代、リーグ戦今季初ゴール
ロングフィード→DFクリア→篤人(ドリブルからセンタリング)→田代(頭)
体調が心配された代表組がやってくれましたね。
この試合では篤人も積極的に上がって行って、田代の方もコンディションが上がってるのを感じさせてくれました。
一安心というところですね。
そして、田代のゴールした試合はこれで22戦全勝となりました。
☆小笠原の初ゴール
田代(落とし)→イバ→マルキーニョス→小笠原(ドリブル)→イバ→小笠原(ターンして右足ミドルシュート)→ポスト→野澤
田代のゴールもそうですが、調子のいいときはバーやポストが味方してくれますよね。
そう考えると青木のバー直撃弾も入ってほしかったですが…。
ディエゴ、山瀬のシュートなど今季はけっこうポストやバーが勝負の行方を左右する試合が多いように感じます。
東京Vや横浜はあのシュートが入っていればという思いもあるでしょう。
しかし、鹿島も横浜戦では小笠原のPKバー直撃がありながらも勝利しました。
この新潟戦のゴールのことも考えると鹿島はポストやバーにけっこう味方してもらえてますよね。
そういった運も選手のがんばりやチームの一体感があればこそ呼び込めているんだと思います。
そして、例え横浜戦のようにバーに嫌われても、今の鹿島にはそれを乗り越える力があるのかなと感じます。

感想
中2日で苦手としていたアウェイの新潟戦ということを考えると、結果はグッド、試合内容も悪くないですね。
ただ、試合後の岩政のコメントにもあるように、「もう少し楽に試合を進めてもいいのかな」と思います。
新潟は序盤から降格臭がしてたので、もっとアグレッシブに行っていれば逆に体力を温存した楽な戦いができたのではないかと。
ちなみに降格臭というのは、1対1の局面でマークに行くもののぜんぜん距離が詰められておらず自由にプレイさせてしまったり、DFラインがやたら下がってしまってたり、ボールウォッチャーになってたり、外国人がイライラしてたりする現象です。
これらの現象は前線からのプレスとかいう戦術の問題ではなくて、精神的な問題です。
自信がないから1対1の守備のところであと1歩、2歩が詰められないんですよね。
過去に降格したチームは例外なくリーグ中盤から終盤にかけてこういった降格臭が漂っていました。
新潟の場合はリーグ序盤からすでに降格臭が漂っているのですが、それだけに建て直しもなんとかなるのかもしれませんが…。
しかし、開幕前の戦力や強化担当のピンボケしたコメントを聞いてる限りフロントは完全に間違った方向へと進んでいますね。
昨年の失敗も教訓とはされておらず、急激な方針転換には何やらきな臭さを感じるくらいです。

選手評
田代有三・内田篤人
コンディションがよくなればやはりかなりの活躍を期待できそうです。
そんなことを予感させる試合でした。
代表もあってきついでしょうが、うまく体調管理してほしいですね。
本山雅志
中盤ですごくがんばってディフェンスしてましたね。
ちょっとがんばりすぎて退場になってしまいましたけど…。
いい休養と思ってACLに照準を合わせておいてください。
小笠原満男
この試合ではちょっとパスミスやボールを失うシーンが多くて、中2日の疲れが出ているように感じました。
しかし、きっちり仕事を果たすところはさすがです。
青木剛
鹿島のいいリズムのときは小笠原が攻守に目立って効いており、青木は地味に効いてますが、鹿島が逆境になってるときは逆に青木が攻守に目立ちますね。
少し疲れの見えた小笠原の分までよくカバーしてました。
そのスタミナは脅威的です。
マルキーニョス
連続ゴールは途絶えてしまいしましたが、決定的なチャンスはありました。
決めれなかったのは悔やまれますが、相変わらずよく走って守備にも貢献してくれてます。
特に10人になってからはさらに献身的にフィールドを駆け巡ってくれましたね。

今日のみどころ
鹿島の守備です。
鹿島の守備は3段階でできています。
それはプレス、そしてCB、最後に危機察知能力です。
プレスは相手にいい形を作らせない言わば予防策の守備です。
今の鹿島はこのプレスを破るのでさえ一苦労って言うほど全員が献身的に自信を持って守備していますね。
そのプレスが効かない状況というのがどうしてもあるのですが、その場合はCBのガンズを中心にゴール前に入ってくるボールをことごとく跳ね返し、危ないシーンを作らせません。
それでも危ない場面を作られる危機的状況では、全員の危機察知能力が反応して本当に危ないところを必死にケアして守備してますね。
体力的にきつくて前線からのプレスが効かないときでも、ゴール前の危険なエリアをケアする動きはすごく早いです。
控えの選手でも中後、伊野波あたりはレギュラーと遜色ない守備ができますし、今季は失点がかなり少なくすむかもしれませんね。

監督
退場もあって選手交替は明快でしたね。
まず1トップにするために1.5列目ができ、高さとキープ力があるダニーロを入れました。
これでカウンターを狙うこともできましたしし、前線にボールが収まるようになり終盤は鹿島がボールを保持できていました。
増田は運動量に期待したのでしょう。
中盤のプレスが弱まってましたから運動量を武器に守備重視にプレイして、チャンスがあったら長い距離を走って前線に飛び出して攻撃の目を作るという狙いもあったと思います。
1トップになって前線にスペースがあったので増田はうってつけでしたね。
伊野波は守備固めと篤人を休めるためでしょう。
運動量もありますから、終盤に走れる選手が投入されると助かりますね。

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この記事に対するコメント

いやしかし、コーメイさんの分析は凄いですね。私、とてもここまで冷静に観察出来ません、参りました。
それにしても「降格臭」ですか…初めて聞きましたが、言われてみれば成る程…今後の参考にさせていただきます。一つ試合を見る楽しみが出来ました。
これからも宜しくお願いします。
【2008/04/03 23:58】 URL | レン #mQop/nM. [ 編集]


オリベの交代術には唸りました。選手のマインドをうまくコントロールしましたね。安易に一枚目に中後なり伊野波なりを使っていたらベタ引きになるところ、冷静に攻めの意識はしっかり保った上での守備の意識付けをできたかなと。次節のスタメンがどういう化学反応を起こすのか楽しみでもあり怖さもありますね。熟成だから成せる業だったのか真価が問われます。ダニーロは切り札にとっておきたい気もします。前半増田でしっかりプレスをかけ、後半勝負でダニーロの方がプランは立て易いですね。でもこれだけ活躍しててスタメン張れないのも忍びないので難しい判断ですね。
【2008/04/04 00:56】 URL | 初心鹿 #- [ 編集]

レンさんへ
いつもコメントを、そして今回はお褒めの言葉までありがとうございます。
「降格臭」というのはこーめいが勝手に言ってるだけなので、馴染みはないと思いますf(^^;)
新潟は内田、寺田、河原、矢野など戦えてる選手がいたので、まだまだよくなる可能性はありそうですけどね。
ただ、日本人選手に覇気がなくなるとかなりヤバイ状態と見ていいと思います。
【2008/04/04 22:14】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

初心鹿さんへ
コメントありがとうございます。
ずっと同じメンバーでやってきただけに、千葉戦のメンバーはどうなるか気になりますね。
替わりに入った選手が誰であれ、開幕戦同様、きちんと仕事を果たしてくれると思います。
【2008/04/04 22:17】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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