鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【五輪壮行試合】反町監督はアラゴネスになれるか…のオーストラリア戦
結果
U‐23日本2-1U‐23オーストラリア(19:00/ホムスタ/17,185人)
[得点者]
34' アーチー・トンプソン(U‐23オーストラリア)
41' 香川真司(U‐23日本)
89' 岡崎慎司(U‐23日本)

[フォーメーション]
FW:森本
MF:香川、李、本田圭
MF:本田拓、細貝
DF:長友、吉田、水本、篤人
GK:山本


試合展開
立ち上がりは日本のペースでした。
サイドを起点に攻めようという形が明確で、篤人のドリブル突破、早いリスタートなどを含めたセットプレイからオーストラリアゴールに迫っていましたね。
しかし、オーストラリアも徐々に日本の攻撃に対応するようになります。
日本はサイドを起点にしないとなかなか前へボールを運べないシーンも多かったですね。
前半20分頃からはオーストラリアもトンプソンを起点にサイドに展開するようになり、日本はドリブルからの仕掛けにやや押し込まれます。
それでも危ないシーンはなくしっかり対応していたのですが、吉田のミスからボールをかっさらわれて先制点を献上しています。
そこから日本は李がミドルシュートを放ったりと得点を取りにいこうという姿勢が見られ、41分には篤人が仕掛けるそぶりを見せながら縦パス、李がスルー、森本がくさびからヒールで流してゴール前に飛び込んだ香川が落ち着いてゴールを決めます。
追いついた勢いで残り時間は日本が攻勢に出ますが、同点のまま前半終了となります。

後半最初から李OUT、谷口INでフォーメーションは4-1-4-1となります。
後半はほとんど日本の時間でした。
オーストラリアは疲労もあって運動量が落ちましたね。
かと言って日本が素晴らしくよかったかと言えばそうでもなく、くさびのボールを受ける選手がいないのでボールを前に出せず後ろで回す時間も多かったです。
前半から見られたのですが、香川が下がってボールをもらったときにようやく、縦パス、右サイドへ展開、そこからはいい攻撃ができていましたね。
ただ、サイドのクロスから中央谷口らが飛び込んでという形はありましたが、ゴールのにおいがしていたかと言えばそこまでではなかったですね。
オーストラリアの方もほとんど何もできてなかったため、失点する気配はこれっぽちもなかったですけど。
後半30分に岡崎が投入されてからようやくゴール前の出入りが多くなりました。
谷口も岡崎もセンタリングに対して飛び込んでいく動き、ゴール前でのポジショニングがいい選手ですからね。
この動きでようやく最後にサイド攻撃が実って岡崎のヘッドでゴール、初の逆転勝利となりました。

感想
まず間違いなくこれまでと比較するともっともシステム的に機能した試合だと思います。
攻撃においてもどう攻めるのかというコンセプトがやっと形に表れて、相手ペナルティエリア近くでタメを作ってサイドバックが追い抜いていくシーンもようやく見られた気がします。
ただ同時にこのチームの場合、もっと早くにここまで辿り着くことができたという想いもありますね。
そうしていればそこからさらに連携や精度を上げる仕上げ、課題の克服が出来ていたはずですが、今はようやく形が出来てきてそこまでは手が回らないのではないかと思います。
それもそのはず、反町監督はEURO08のスペインの試合を見てようやく自分のなかではっきりした形が固まったのでしょう。
選出された18名の名前を見たときに実はもしかして…と思い、まさかそんなことはないだろう…と思って書かなかったのですが、オーストラリア戦を見て確信しました。
確実に影響を受けていますね。
もともと反町監督はスペインへコーチング留学していたこともありますからね。
それまでもやたら日本らしいサッカーということを言っていたので、自分の頭の中にはこういうサッカーがしたいという形はあったのでしょう。
しかし、能力不足からそれをチームとしてはっきりした形にすることはできていませんでした。
だから影響を受けたというより、チーム作りが思うように進まずに追い詰められたところで渡りに船という感じだったのだと思いますが…。
サイドアタッカーの排除、一体感の重視、この試合後半の4-1-4-1、終盤のフィジカルの強いFWの投入、どれをとってもアラゴネスのサッカーですね。
例え溺れる中で掴んだものであっても、結果的に機能してうまくいってくれればいいのですが、このオーストラリア戦だけではまだ評価は保留です。
何しろオーストラリアの選手は冬→夏になって、コンディションがよくありませんでした。
それに守備もゴール前に人数をかけてゾーンで守って、ボールホルダーには必ず1人でしか行ってませんでしたね。
例え人数がいても数的優位を作ってボールを奪おうという意図、もしくはカバーリングの動きは見られませんでした。
マークもずさんでした。
これが日本の選手がアタッキングサード、特にサイドでボールを持って積極的に仕掛けられた原因ですね。
オーストラリアのレベルがどの程度なのかは分かりませんが、あれほど雑な守備のチームはたぶん五輪出場チームの中にはいないと思います。
オーストラリアも本番ではどうなってるか分かりませんしね。
しかし、日本の形は出ていたので、もう1つの壮行試合のアルゼンチン相手にある程度いい試合ができれば、五輪本番での期待も少し上がるかもしれません。
アルゼンチン戦で反町監督が溺れる中で掴んだものが、藁だったのか助け舟だったのかはっきりするでしょう。

収穫/課題
香川と本田圭の役割
この試合は香川が試合をコントロールしていました。
フル代表ではサイドでもらってドリブルで仕掛けるというイメージがあり実際にそれ程機能はしていなかったのですが、この試合では下がってボールをもらってスペースがあればドリブルで持ち上がってそこからサイドに大きく展開するという効果的なプレイをしていました。
さらにそこからゴール前に入っていくという非常に効果的な動きができていましたね。
もともとボランチをやっていたそうで、サイドで勝負させるより中盤で試合を作る役割をさせた方がいいんではないでしょうか。
実際に自身が決めた同点ゴールも、中央から右サイドの篤人に展開(DFにひっかかったですけど)から生まれました。
少なくとも左サイドに張ってのプレイは、長友との連携不足もあってかそれ程でもなかったですし、何よりこのチームには使う側の選手が少ないですからね。
逆に本田圭は下がってボールをもらったときには、サイドに出すタイミングが遅かったり、出せなかったり、精度が悪かったりで機能していませんでしたが、サイドでボールをもらって篤人のオーバーラップを使うプレイはできていました。
ここの役割をはっきりさせるのも手ですし、上のレベルを目指すなら流れの中で2人ともが展開の仕事もサイドでボールとオーバーラップを引き出す仕事もできるようにさせるのもいいと思います。
昨日の試合で1つ言えることは、香川を抑えてしまえば日本の攻撃は機能していませんでしたね。
クロスと中央の動き
両サイドバックの働きはバランスも含めてすごくよかったと思います。
将来が楽しみですね。
特に篤人が攻撃重視で、長友がバランスを取りつつ機を見てというオーバーラップが多かったです。
クロスはだいぶよくなってきましたが、もっと速いボールを入れた方がいいですね。
しかし、それより問題だったのは中央の動きです。
ニアに入る選手がいませんでしたね。
だから、その前でクリアされてしまいます。
逆にほとんどチャンスのなかったオーストラリアの方はFWがニアに入って、そこにセンタリングを合わせて水本がクリアするというシーンがありましたからね。
ああいう動きを増やさないといけないですし、まだまだ中央に入る人数が少ないですし、クロスが合ってもモタモタしてシュートまでいけない、フィジカルで潰されてシュートまでいけないというシーンが多すぎます。
FWの迫力不足を感じました。
やはり日本代表、最終的にはここがネックになるのかもしれません。
クサビのボール
この試合は李と森本の縦関係の2トップで始まったのですが、まったくと言っていいほどくさびのボールが入らなかったですね。
得点シーンくらいのものではないでしょうか。
出し手と受け手の連携不足、アイデア不足もあるのでしょうが、もっと要求してもっと収めてあげないときついですよ。
くさびのボールが収まらないので、日本の攻撃の起点はサイドの低い位置からのワンツーが多かったですからね。
あれではやられる方はあまり怖さはないです。
くさびに関しては豊田が1番何とかできそうですけど、果たして国際試合で通じるかは未知数だと思います。
経験
この懸念に関してはメンバーが発表されたときにも書きましたが、やはり出てしまいましたね。
吉田はもともとボランチが主で、トップ下やFWもやっていた選手で、CBにコンバートしたのはフェルフォーセンです。
CBとしての経験も絶対的に少ないんですよね。
この試合のミスがいい経験になればとポジティブに考えたいところですが、経験が足りないのは吉田だけでなく全体的にですから、依然もっとも心配される要素です。

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テーマ:サッカー日本代表 - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

内田篤人選手は攻撃の際のアイデアが豊富ですね。
この試合で改めて感じさせられました。
【2008/07/25 20:29】 URL | ちくわぶ #- [ 編集]

ちくわぶさんへ
コメントありがとうございます。
鹿島でも起点となることが多く、フィード、ワンツーなどけっこういろいろ楽しませてくれます。
けっこうパンチ力も持ってたりします。
でも、普段鹿島でもあそこまではち切れた攻撃をすることはあまりありませんが(^^;)
1番いいのは攻めるときは攻める、守るときは守るという意識の切り替えかもしれません。
【2008/07/25 21:51】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


篤人イケイケでしたね!ドライブシュートも惜しかったし(笑)鹿島でもたまにはあのくらいガンガンいってほしい気もします。

それにしても本田圭はひどかったように思いましたね。全くボールが足についてないような。右利きのやつより左足の精度もなかったし。アルゼンチン戦では頑張ってほしいですね~
【2008/07/25 22:32】 URL | ゆずマン #- [ 編集]


篤人のスタミナが心配になる、この頃…
浦和戦では誰が右サイドなのかしらん?
中後かイバ(この場合、ナカタコが左?)…
あう、楽しい悩みですなぁ…
すいません、微妙に先走りの内容で…
【2008/07/25 23:23】 URL | レン #mQop/nM. [ 編集]

ゆずマンさんへ
コメントありがとうございます。
篤人もイバももっともっとシュートを狙っていってほしいです\(^-^)/

本田圭は香川に比べて見劣りしましたね。
篤人と香川がチームを引っ張っているという感じでした。
【2008/07/26 18:01】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

レンさんへ
コメントありがとうございます。
浦和戦では中後のサイドバックが濃厚のようですね。
久しぶりにスタメンですし結婚もしたようですから、本当にがんばってほしいです。
中後が結果を出せば、篤人が帰って来たときも無理にハードスケジュールを押して出場させずに、休ませながら使うという事もできますから。
むしろレギュラー奪っちゃうくらいの感じでもかまいません。
【2008/07/26 18:05】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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