鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【五輪代表感想】反町監督に選手造反…のオランダ戦
結果
U-23日本0-1U-23オランダ(18:00/瀋陽/38,790人)
[得点者]
73' シボン(U23オランダ)
[フォーメーション]
FW:豊田
MF:本田圭、谷口、岡崎
MF:細貝、梶山
DF:森重、吉田、水本、長友
GK:西川


感想
まずフォーメーションを見て思ったのは、オランダは早い段階で得点を取りに来ているということです。
グループリーグ突破をするためにはオランダは勝つしかなく、しかもナイジェリアとアメリカが引き分けた場合は得失点差の関係で2点差勝利が必要となるため、先制点を早めに欲しいという想いは当然でしょう。
もっとも攻撃的と言われるフォーメーション、3-4-3(バベルは下がり気味)で臨んで来ました。
試合が始まって思ったことはオランダ選手はぶっつけのフォーメーションに明らかに戸惑っているということと、こーめいが観た1戦目のナイジェリア戦よりもコンディションが落ちているということでした。
オランダの本来の攻めはパスサッカー、ドリブルを含めたサイド攻撃、カウンターで、実際にそういう攻めを見せていたのですが、ピッチ状態の悪さもあってまったく機能しません。
それでもサイドにボールが出たとき、日本からボールを奪ったときのカウンターで明らかなチャンスになるシーンはあったのですが、後ろから上がって来る選手がびっくりするくらいいませんでしたね。
監督の狙いとしては早目にシボンとマカーイに当ててということを考えていたのでしょうが、前半はそういうボール自体が全体の割合としては少なかったですし、なかなかボールがおさまりませんでした。
日本の選手がよく体を当てて厳しく行って守れていたとも言えるでしょう。
日本はボールの展開役である香川、サイドバックの篤人と安田がいないため効果的なサイド攻撃の数は少なかったです。
それでもオランダが3バックだったこともあって、サイドの高い位置でボールが持てヒールパスやスルーなどのアイデアから中央へクロスを入れるシーンがありました。
しかし、アルゼンチン戦、アメリカ戦、ナイジェリア戦同様DFにクリアされたり、クロスが合わなかったり、ミスがあったりでシュートまでは行けないですね。
天津よりも酷いピッチが両チームを苦しめ、相手へのパスが頻発、プレゼントボールをまた相手にプレゼントしてしまうという大味な中盤の攻防となります。
日本はミドルシュートがちらほら、オランダは前半終盤から前線にボールを放り込み出してコーナーキックやファウルをもらってセットプレイから行こうという狙いでした。
前半はアルゼンチン戦、アメリカ戦、ナイジェリア戦同様スコアレスドローで終わります。

後半に入るとオランダはシボンとマカーイにボールを放り込む狙いがより明確になります。
そのため日本はゴール前での守備が多くなり、前半終盤から引き続きフリーキックやコーナーキックを与える場面が多くなります。
それでも相変わらずミスの多い中盤、オランダの攻守の切り替えが遅いこともあって日本もチャンスは作ります。
豊田、森重の惜しいミドル、梶山の大きくはずれたミドルなどとにかくミドルシュートが多かったです。
森重のシュートが決まっていれば…というのもアルゼンチン戦と同じですね。
しかし、悲しいことに決まらないのです。
そんな流れで後半30分にさしかかろうというところで、バベルがドリブルで日本の右サイドを突破してPKを獲得します。
オランダの選手はドリブルでの仕掛けを前半からけっこう見せていたのですが、このシーンとロスタイムのバベルの突破くらいじゃないですかね、いい仕掛けができていたのは。
バベルがピッチに慣れてきたということもあるでしょうし、疲労から日本のDFが付いていけなくなって来たというのもあるでしょう。
何にせよ、オランダとしては得点を取りに行かないといけない終盤の勝負どころ、チームが思うように機能してない中、狙い通りの個の力で日本はやられたという感じです。
シボンがきっちり決めて先制されます。
この時点でベンチにはナイジェリアリードという情報が入っていたのでしょう。
すぐさまザイフェルローンを入れていつもの4バックに戻します。
ここからのオランダの選手は完全に意思統一されていました。
きっちり守ってカウンター、時間稼ぎでいいんだと。
しかもやはり4バックの方がやりやすいのか、カウンター攻撃もサイドのタイミングいいオーバーラップがあって機能し始めていましたね。
日本はアメリカ戦、ナイジェリア戦同様に失点してから攻撃的な選手を立て続けに投入。
オランダが引いて守り出していたため、ゴール前に迫ることはできますが決定機を迎えることなく試合終了。
3連敗で五輪終戦となりました。

改めて3試合を振り返って見ると、反町監督の采配はすべて裏目に出ています。
初戦の1トップは森本でした。
運動量少なく引いて守ってきたアメリカに対して、フィジカルが弱く裏へ抜け出すのを得意とする森本は機能しませんでした。
フィジカルの強い豊田が有効だったのは試合終盤に実証されています。
2戦目の1トップは李でした。
ナイジェリアは中盤やくさびのボールに対してルーズでした。
日本は中盤だけでサイド攻撃をできていましたし、サイドに流れてボールを引き出す李が最適な選択とはなりませんでした。
引いて守ってたわけでもなかったので、裏を狙う動き、ポストのできる選手が中央にいればもっと攻撃のオプションが出ていたはずです。
3戦目にようやく豊田の1トップです。
オランダは3バックで日本はサイド攻撃ができる選手がいなかったので、センタリングに飛び込む役割を担う谷口ではなくサイドに流れてボールを引き出すことができる李が有効でした。
ボールを奪ってすぐそこを狙えば、サイド攻撃、カウンターが生きたでしょう。
これは結果論だと思う人もいると思います。
確かにその通りです。
アメリカがあんな戦い方をして来るとは予想がつかないですし、ナイジェリアが中盤ルーズなのも初戦をきちんと見てないと分からないでしょうし、オランダが3バックで来ることなんて思いもしません。
だから結果論です。
しかし、前半に相手のサッカーを分析してハーフタイムで修正することは十分に可能だったはずです。
それが監督の仕事なのですが、3戦とも動いたのは失点してからです。
この時点ですでに結果論ではなくなります。
天気予報と空模様を見て明らかに雨が降りそうなのに傘を持っていかずにずぶ濡れになったということです。
1トップをころころ替えたのは反町監督に明確なビジョンがなかったということですし、選手交替が有効でなかったのは試合の分析、選手の特徴の把握ができていなかったということです。
それらの仕事ができないというなら、こーめいがアメリカ戦で書いたように、豊田を軸に2トップにするという選択肢もありました。
そうすれば相手の出方に対してもっと柔軟に対応できたはずです。
今さら反町監督の采配や選手起用を非難しても意味ないので、それがこーめいの目的ではありません。
いや、反町監督のチーム作りと采配の稚拙さを多くの人が知れば、経験と能力のない人材を五輪代表監督に任命するというサッカー協会の愚行を防ぐ抑止力となる可能性はあるかもしれませんね…(^^;)
こーめいが本当に言いたいことは、サッカーは何が起こるか分からないと言っても人事を尽くさねば結果はいい方向に向かわないということです。
いくらセンター試験がマークシートと言っても受験勉強をしっかりしてない受験生はやはり合格できないのです。
監督の采配なんて当たるとこもあれば当たらないときもあります。
しかし、これだけやることなすこと裏目に出るということは問題があり、それの解決にあたって人事が尽くされてないということです。
EURO08で優勝したスペインのアラゴネス監督はそれができていたから、采配が当たる形となりました。
大会直前の2つの親善試合を観ましたが、そのときの問題点は選手起用を変更することで本大会のときには改善されていました。
また、選手交替もものすごく早く先手、先手を打っていました。
要するに人事を尽くして天命を待つということができていたわけです。
そして、人事を尽くしているから采配も当たるという結果となりました。
全敗も当然…バラバラだった反町ジャパン(スポニチ)
こんな状態では選手交替どうこうという問題ですらなかったのかもしれませんけどね…。
18名を選考したときに一体感を重視すると言っていたように思うのですが…。
自分の采配に不満、疑問を持つ選手を排除するという事だったのでしょうかね。
それなら最後になって新しい選手を続々入れた理由も分かります。
ずっと反町監督のもとでやってきた選手の方が当然、不満を持っていたでしょうからね。
この大会の結果を糧に、南アフリカW杯もですが、次のロンドン五輪では監督選考やチーム作り、日程、目標設定、マッチメイク、オーバーエイジなど人事を尽くして臨めるようにしなければなりません。

実現しなかったオランダとの極限勝負
すでにグループリーグ敗退が決まって迎えるオランダ戦でしたが、決して消化試合ではなくここでいい試合ができれば最後の自信を得て大会を終えることも可能だったと思います。
スコア、試合内容は均衡していたという意味ではいい試合と言えなくもないのかもしれませんが、オランダがあまりにも悪すぎました。
日本にとっては幸運にもオランダは勝たないとグループ突破がない状態に追い込まれていたわけですから、もっと極限状態での試合を経験できると思ったんですけどね。
悪すぎるオランダにいい試合をした程度な上にこれまで通りの敗戦という結果では、濃厚な経験ができたとは言いがたく、残念ですね。
勝ち点0という結果
史上最悪の結果ということだそうですが、ドイツW杯のように1引き分けで勝ち点1を獲得するよりも、逆に悲壮感が漂い、危機感が募ってよかったのかなと思います。
というより、そう思わないとどうしようもないような気がします(^^;)
結局、昔よく言われていた「オリンピックは参加することに意義がある」という言葉がぴったりな結果となりました。
今回は18名が「オリンピックは参加することに意義がある」という程度の経験を得たということです。
予選突破できずとももっと選手に濃密な経験を絶対させられたはずなのが悔やまれます。
監督はそうは思ってないようですが…( ̄曲 ̄)
しかし、これほどの挫折を経験することも少ないでしょうから、この経験を各選手がこれからどう生かすのか、注目していきたいです。
サッカーの注目度
W杯と違い、五輪だと他の競技との差をまざまざと見せ付けられます。
他の競技の選手たちのパフォーマンスに比べたら、男子サッカーは日本人の目をひきつけられたかと言うと、残念ながら一層注目度が落ちたと言えるでしょう。
視聴率もそれを如実に物語っています。
まあ、放送局の影響も少しはあるかもしれませんけどね。
現にこーめいは2,3戦目はBS1で観戦しましたから。
アメリカ戦(NHK):9.7%(前半)、18.6%(後半)
ナイジェリア戦(テレ朝):9.6%
オランダ戦(テレ朝):5.4%

サッカーの場合は五輪が最大の大会というわけではないのですし、他の競技の選手はこの大会のために4年間、必死に練習しているわけですから、その違いもあるとは思います。
しかし、今回の大会は位置づけ、目標が最後まで曖昧でした。
これは日本サッカー協会の責任が大きいですね。
先日の日韓オールスター戦も同じです。
大会の立ち位置、スタンスが曖昧なまま開催され、選手やサポーターはどっちつかずな気持ちもありました。
その結果、本気のKリーグに敗戦、観客数減少、視聴率も4.7%とこれまでと比べて低かったです。
明確な目標とビジョンを持たずに挑めば、それなりの結果に終わるということです。
目先の利益にばかり囚われて、大事なことを見失い、日本サッカーが衰退していけば、新しいサポーターを引き込む以前に、どんどん離れていきますよ。
本当に今回の五輪の結果で日本サッカーの方向性がまともになればと思いますし、サポーターも賢くなってそうしていかなければいけないですね。

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テーマ:サッカー日本代表 - ジャンル:スポーツ

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